これがボスとアキコが住んでいる家である。 ボクの庭は、この家の前にある。
ボスとアキコの家は小さな家である。ボスが生まれた頃に建てられた 古い家なのだとアキコが言っていた。ボクの小屋よりかなり大きいが、 他の家と比べるとかなりボロである。
ボスとアキコの家の優れている点は、ボスやアキコが廊下を歩くと、 ギシギシという音がする点である。この音がするので、ボクは誰が 歩いているのか、こちらに歩いてくるのかなど、たくさんのことを知 ることができるのである。
ちなみにボスとアキコの家に玄関はない。ボクの庭に面したガラス戸 から出たり入ったりしているのである。玄関がないから、呼び鈴もない。 そこでボクがものすごく役に立っているというわけである。
ボスはボクには厳しいが、イソウロウのアイツには優しくする。 えこひいきだと思う。
でも、実はイソウロウのアイツには片方の翼がないのである。 山にいる時に、どこかの動物に引っ張られて、翼だけ食われて しまったようなのである。
アイツが最初にボクの庭に来た時、ボスもアキコもボクのことを ほったらかしにして、アイツに水をかけたり臭い液体をかけたり していた。アイツの翼が食いちぎられて、アイツの命がピンチだ ったようである。
今でも、アキコがボクのエサよりも先にアイツにエサをやったり することがあるので、ボクはとても不愉快なのだが、アイツの片 方の翼がないのだと知ってからはボクはえこひいきも我慢するよ うにしている、オリコウの犬なのである。
ボクの散歩道に、とっても小さい花が咲いている。 ハキダメギクというのだとアキコが教えてくれた。
ハキダメというのは、ゴミ溜まりのことだそうだ。最初にゴミ溜まりで 発見された菊だからハキダメギクというのだそうだが、そんな名前をつ けられるとは、かわいそうな花である。
ハキダメギクは、ゴミっぽい名前をしているが、よく見るとけっこう かわいい花である。 でも、とっても小さいので、ボクのように近くに寄って見ないとこの花 の良さはなかなかわからないのである。
今日もハキダメギクはかわいい花を咲かせていた。
ボクが毎日飲んでいる水は、山の水なのである。 ボクの庭には、ジャグチというのがついていて、そこから出る水が山の 水なのだそうである。
ボスは年に2回、この辺りに住んでいる男たちと一緒に、山の水の源を 掃除しに行く。源の掃除の他に、源からボクの庭までつながっているパ イプというヤツも掃除するのだそうである。 ボクのために何人もの男が掃除をしてくれるというのはありがたいこと である。 ボスたちのおかげでボクは毎日、おいしい山の水を飲んでいるのだ。
ボクの散歩道には、ビワという木が生えている。 この辺りはミナミボウソウというらしいが、ビワはそこのメイサンなの だそうである。 漢字で書くと「南房総の名産」なのだそうだが、ボクにはまったく意味 がわからない。
とにかく、ビワという木が生えていて、今その木に花が咲いているのだ。 ビワの花はどちらかというと地味で、言葉を選ばずに言わせてもらえば、 みすぼらしい花である。 でも、よく見ないと花が咲いていることにも気づかないような茶色い かたまりに花が咲いているのを見つけるのはとても楽しいことである。
ボクの庭に、今イソウロウがいる。 「アイツ」という名前の鶏である。 こいつは山に住んでいたのに、ケガをしてジタクにやって来たのだ。
ボクが困っていることは、こいつが昼間でも夜中でもかまわずに、 ものすごく大きな声で鳴くことである。 こいつはボクの小屋の後ろ側に置いてある小さな小屋に住んでいる のだが、夜中に急に大声を出すので、ボクはびっくりして飛び起き てしまうのだ。 ボクの縄張りを狙っているのではないだろうか。
それからボクが困るのは、こいつがボクのクローバーを食べてしま うことである。こいつが来てから、ボクの庭のクローバーはだいぶ 数が減ってしまった。 こいつはいつまでイソウロウするつもりなのだろう。
ボクの散歩道で、今一番派手に咲いている花はこの花である。 コスモスという花だとアキコが教えてくれた。
散歩道に咲いているコスモスは、野生ではないそうである。 誰かがタネを播いたのでそこに生えているのだそうだ。 人間がタネを播く草はたいてい派手な花が咲く。
ボクは派手な花は嫌いではないが、草むらをガサガサ歩いた時に、 急に目の前に現れるような、小さくて誰も見つけないような花の 方が好きである。
ボクの好きな食べ物は、キャベツ、ビスケット、白いごはん、そして牛乳である。 どれが一番好きか、優劣はつけられない。 でも、一番ヨダレが出ちゃうのは、なんといってもこの牛乳である。
牛乳は滅多にもらえないが、ボクはこのパックを見ただけで、これに牛乳が入っているのだとすぐにわかる。 牛乳はたいていアキコが持ってきて、さんざんボクをじらした後に飲ませてくれる。
牛乳をくれる時は、「オテ」「オカワリ」「フセ」をしてから飲むことになっているので、この頃ボクは、このパックを見たとたんに「オテ」をすることにしている。
この道はボクのいつもの散歩道である。 田んぼの向こうにボスとアキコの家が見える。
今日の田んぼは、カエルのヤツもいなかった。 散歩の時にいつも遊んでやっていたのに、涼しくなったらカエルのヤツをとんと見かけなくなった。 夏にはミドリ色の「稲」という草がいっぱい生えていたのだが、今はその残党みたいなものしか生えていない。
この中を走り回ったら気持よさそうだが、走ろうとするとボスにひどくしかられるので、走ることはできない。 いつか走ってやろうと企んではいるのだが。
今日、久しぶりに山のガサガサルートを散歩した。 ボスが鶏に草をやっている間に、ボクとアキコで山の散歩に出かけたので、ガサガサルートを歩くことにしたのだ。
ガサガサルートは山のなだらかな崖を下る険しいルートだ。ボクは小さい時からここで足腰を鍛えたものだ。 木の幹をくぐり、枝をかき分け、ヤブの中も気にせずにぐんぐん歩く。 アキコはボクが行きたい方向へ行こうとすると「そっちはダメ!」と言って止めることがある。アキコには険しすぎて進めないのであろう。
ガサガサルートの終点は、見晴らしのいい棚田である。 今日はボクもアキコも体中にチクチクがついてしまったので、そこでチクチクを取るのに大変時間がかかってしまった。 アキコは「イヤだ。もう来ない」と言っていたが、ボクはまた来たい。
ボクの庭の向こう側に家があって、犬がたくさん住んでいる。 そこに住んでいる人が「ブリーダー」という仕事をしているのだとアキコが言っていた。「ブリーダー」というのはどんな仕事なのかボクは知らない。とにかくたくさん犬が住んでいる家だ。
アキコは何かお手伝いをしに、そこの家に行くことがある。 帰って来た時に、すごく犬のニオイがするのだ。それもボクがクラッとするくらいの女犬のニオイだ。
今日はアキコがそこの家に住んでいる犬の写真を見せてくれた。長い毛がクルクル巻いていて、なかなかかわいい女犬だ。 ぜひ一度紹介してほしい。
ボスとアキコは「セッケン」というものを作っている。 「セッケン」というのはいいニオイがしてブクブク泡の出るものらしい。
ボスとアキコが「セッケン」を作って帰って来ると、ボクにはすぐわかる。いつも違うニオイがするからだ。 昨日は木のようなニオイがしたし、今日はユズのニオイがした。
昨日の夜、家の入り口で物音がして木のニオイがしたから、てっきりアキコが出てくるのだと思って小屋から飛び出したら、ボスが出てきてびっくりした。「セッケン」を作った後は、二人とも同じニオイだから気をつけなければならない。 アキコが出てくる時はいいことが多いが、ボスが出てくる時はいいことはほとんどない。
ボクはアキコが出てくる時しか小屋から飛び出さないことにしているのだ。
アキコのポケットからはボクの好きなおいしいものがいつも出てくる。
アキコがクルマに乗って出かける時、「ちゃんとオルスバンしてるんだよ」と言って、ポケットからビスケットを出してくれる。 「オルスバン」というのは何なのかわからないが、ビスケットはうまい。 そして、帰って来た時も「オリコウだったね」と言ってポケットからビスケットを出してくれる。ボクはオリコウだから「オリコウ」はわかる。
ボクが考えるに、アキコのポケットはボクの好きなおいしいものが出てくるようになっているのだ。
ボクはアキコが庭に出てくると、まずポケットのニオイをかぐ。 おいしいものがポケットに出てきている時は、すぐにわかる。おいしいニオイがした時は、オリコウなボクはすぐにオスワリをする。
今日はおいしいニオイはしなかったのだが、すこし待ったらニオイがしてくるかもしれないと思って待ってみた。 でも、残念ながらビスケットは出てこなかった。
ボクの庭のまわりには、ときどき大きな鳥が現れる。 トンビという名前の鳥らしい。 ものすごく大きくて、野良猫みたいな目つきをしている。 今日も近くのデンチュウという棒の上にとまって、変な声を出していた。
ボクは知っているのだが、このトンビというヤツ、実は顔に似合わず、 すごく高い声を出すのだ。 凶悪な顔をしているくせに「ピーヒョロヒョロヒョロ」と、祭りの笛の ような声を出す。
ボクのことが怖くて恐ろしい目つきでボクを脅すけど、本当は弱いヤツ なのではないかとボクは思っている。
今日、ボクは散歩の時にカラスウリを見つけた。 前にアキコがザルにいっぱい採ってきたやつだ。
ボクは地面にニョキニョキ生えているのかと思っていたが、 実は木に絡まったツルにぶら下がっていたのだ。 よく見てみると、このカラスウリはあちこちにたくさんある。 ボクはいつも下ばかり見て散歩していたから、まったく気が つかなかった。
カラスウリを見つけたら、一つ持って帰ってアキコと遊ぼう と思っていたのだが、ツルにぶら下がっているから、ボクに は届かなかった。
今日、ボクはアキコに眉をつけられた。 ペンで書かれたのではなく、眉の形のシールを貼られたのだ。
アキコがカメラを持って来たので、今日こそはいい男に撮って もらおうと思っていたのに、突然シールを貼りつけられた。 もっと凛々しい眉をつけてくれればいいのに、ミミズみたいな 形の眉だから、マヌケ顔だ。
毎日ガンバって日記を書いているのに、この仕打ち。 今日はビスケットを2枚もらわないといけないな。
ボクの庭のうしろ側はすぐ田んぼになっている。 田んぼのあぜ道はボクの散歩道だ。 庭と田んぼの間に、大きな溝があって、いつも水がたまっている。 この溝に白い花がいっぱい咲いている。 ミゾソバという草だとアキコが教えてくれた。
今日はミゾソバの写真を撮るとアキコが言うので、一緒に行って 花のニオイをかごうとしたら、鼻が小さいトゲに当たってチクっと した。 次からは花の名前だけじゃなく、トゲがあるかどうかもボクにちゃ んと教えてほしい。
ボクの庭にも散歩道にもタンポポがたくさん生えている。 春は一面に黄色い花を咲かせて、暖かくなると白いフワフワをたくさん 飛ばす。ボクは白いフワフワをちぎって遊ぶのは好きだが、あんまり たくさんタンポポが生えているのは好きではない。 散歩道を走った時、黄色いタンポポで目がまわるからだ。
寒い時もタンポポが咲いているが、春ほどではない。 このくらいの時期にちょぼちょぼ生えているタンポポがボクは好きだ。 背も低くてとっても奥ゆかしい感じがする。
2004年10月13日(水) |
ススキとセイタカアワダチソウ |
今日、ボクはいつもと違う道を散歩した。 ボスとアキコが昔飼っていた鶏が、近所のおばあちゃんの家にいる から、それを見に行くのだとアキコが言った。
小さな橋を渡って歩くとすぐに鶏小屋があった。 鶏が何羽か草を食べていた。オスの鶏はボクをにらんだ。 ボクは鶏には興味がないが、アキコはしばらく鶏を見ていた。
鶏を見た後は、ボクの散歩タイムだ。 いつもと違う道はいろんなニオイがして楽しい。 田んぼの横に背の高い草がたくさん生えていた。 「ススキとセイタカアワダチソウだよ」とアキコが教えてくれた。
今日、アキコがザルに入っている赤やミドリの丸いものをボクに見せた。 「カラスウリ」というものらしい。 「ウリだけど、おいしくないから食べられない」と言っていた。 山にいる鶏にやるために取って来たらしい。
アキコが見ていない隙に、ザルの中から1個取ったら、ボスに見つかって ひどくしかられてしまった。
一番赤いカラスウリでアキコと「取って来て」をして遊ぼうと思ったのに。
ボクの住んでいるところの近くに「オオヤマフドウソン」というものが ある。「オオヤマフドウソン」というのは、漢字では「大山不動尊」と 書くらしい。
今日、ボスの親が山の畑に遊びに来た。山の畑からサツマイモをたくさ ん掘り出して帰って行った。
ボスの親が帰った後、ボスとアキコと一緒にボクはこの「オオヤマフド ウソン」に行った。赤くてヘンテコな屋根のついた建物だ。
ボスとアキコは、ここで「鐘」という怖ろしく大きな音の出るものを 大きな木の棒で叩いてボクをびっくりさせたり、木の箱に小さな丸いも のをジャラジャラと投げ込んだりした。 何をしていたのかよくわからないが、ボクは楽しかった。
ボクが昔、山に住んでいたことは前にも書いた。 山にいた時、ボクは山の中を散歩していた。 特にボクが好きだった散歩ルートは、ヤブの中をガサガサ歩くルート だった。ボクがアキコをリードして、木の幹の下をくぐったり、タケ ノコをジャンプしたりしたものだ。
今日、久しぶりに山で散歩をしたので、ヤブのガサガサルートを歩い てみようと思ったが、ボスと一緒だったのでヤブに入ることはできな かった。アキコと散歩する時はボクがリードするが、ボスと散歩する 時はボクがリードされてしまう。いつかボクもボスをリードしてやろ うと思っている。
ボスにリードされてしまったけれど、久しぶりの山の散歩はとても気 持ちが良かった。
ボクの庭には、野良猫がうろうろしている。 似たような顔の猫がたくさんいて、夜中にギャーギャー騒いだりする。 ボクは野良猫が大嫌いだが、ボスとアキコは野良猫が好きみたいである。 ボクはかなりショックだった。 なぜかと言うと、アキコが野良猫においしそうなものをあげていたから だ。ボクがこの庭に来る前、この庭は野良猫天国だったらしい。 「コバヤシ」という名がついた野良猫までいたと言う。 野良猫のくせに名前があるなんて、生意気である。
ボスとアキコは昔、ヨウケイという仕事をしていた。 ボクはそこの番犬としてもらわれて来たのだ。
ヨウケイをしている時、ボクの周りにはたくさん鶏がいた。 ときどき、鶏の中にヒヨコというヤツらがいた。 いつの間にかいなくなって、鶏ばっかりになっていたけど、ボスが軽トラ という乗り物でピーピーうるさいヒヨコをときどき連れて来るのだ。
ヒヨコがいる時、アキコはボクとあまり遊んでくれなかった。 「ボクというものがありながら、ヒヨコなんかにうつつを抜かしやがって」 とよく腹を立てたものだ。
もうボスはヒヨコを連れて来ないから、アキコは毎日ボクと遊んでくれる。 ちなみにボスはヒヨコがいなくても、ボクとあんまり遊んでくれない。
ボクのチャームポイントは前にも書いた。 「ウケクチ」と「足のツメ」である。
今日は「ウケクチ」の写真を見せようとアキコが言っていた。 「ウケクチ」の犬は、正面から見るとニカっと笑っているように 見えるのだそうだ。 ボクは笑っていないのに、笑って見えていたのだ。
ボクの庭をうろうろしている野良猫たちが、どうしてボクを怖が らないのかと不思議に思っていたのだが、原因はこの「ウケクチ」 にあったのだ。
ボクが住んでいるところは、チバケンのカモガワシというところらしい。 近くの山の上から、カモガワシを見下ろすことができる。
カモガワシは、木と田んぼがいっぱいあって、その向こうに海が見える。 ボクはまだ近くで海を見たことがないけど、海は青くてとてもきれいだ。
いつかボクを海に連れていってくれるとアキコが言っていたが、ボスは 「イヤだ」と言っていた。ケチな男である。 ボクが海に行くことになっても、ボスは連れていってやらないことにし よう。
ボクは以前、山に住んでいた。 もちろん、ボスもアキコも一緒に住んでいた。
今ボクたちが住んでいるところはジタクというところらしい。 どうして山に住まなくなったのかわからないが、ボスとアキコは 今、ジタクに住んでいる。そして毎日山に出かける。 山に出かけて玉子を持って帰ってくる。
今日はボクも一緒に山に出かけた。久しぶりの山はすっかりボク のニオイがなくなってしまっていて、ニオイをつけるのに苦労し た。
アキコと一緒に山の上から下を見たら、下に白いモヤモヤがあった。 「朝もや」というのだとアキコが教えてくれた。
ボクは今、2才である。 今日、アキコがボクの小さい時の写真を出してきた。 ボクは3ヶ月の時に、動物病院からボスとアキコのところに番犬と してやって来た。その時の写真らしい。 とても小さくて弱そうである。
ボクのチャームポイントは口と足のツメだ、とアキコが言っていた。 口は「ウケクチ」という特殊な口らしい。
ボクの他に「ウケクチ」の犬は、日本名で「ケンケン」という有名な 犬だそうだ。その犬は「シシシシシ」と笑うらしいが、ボクはそんな 風には笑わない。
ボクの足のツメは、どこがチャームなのかというと、前足と後ろ足の ツメの色が違うところなのだそうだ。 今日はアキコがボクの足の写真を撮った。 ツメの色を見てもらうと言っていた。誰に見てもらうのだろう。
ボクは庭に住んでいる。 家の中に入ったことは一度もない。 番犬だから、家の中に入ったら活躍できないのだ。
毎日ボクは外にいるので、昼寝をする時は空を見ながら寝ることに なる。だから、空には詳しい。雲の名前だって、アキコからたくさ ん教えてもらったのだ。
今日の雲は「ウロコグモ」と言うのだ。 ああ、空が青くて、くしゃみが出そうだ。
ボクは雑種という犬で、ボスとアキコが住んでいる家で番犬をしている。 突然、アキコが「ゲンゾー、日記を書いてちょうだい」と言うので、日記 というものを書くことになった。
ボクは日記を書くよりも昼寝をしたり、草の匂いをかいだりしている方が 好きなのだが、アキコが「おいしいビスケットあげるから」と言うので、 書くことにしたのだ。
日記を書いている犬は全国にどのくらいいるんだろう。 日記というのは毎日書くものらしいから、毎日ビスケットがもらえるとい うことだ。今日もこの日記を書き終わったら、ビスケットをもらうのだ。 早く書き終わってビスケットをもらおう。
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