声優さんと映画とアニメと
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2005年06月30日(木) ぎゃー私のジョン・コンスタンティンが・・・(追記)

ワーナーさん、ある意味では予想どおりでした
ジョン・コンスタンティン・・・キアヌ・リーブス(小山力也)
アンジェラ・ドッドソン・・・レイチェル・ワイズ(甲斐田裕子)
チャズ・クレイマー・・・シア・ラブーフ(川田紳司)
ミッドナイト・・・ジャイモン・フンスー(落合弘治)
ビーマン・・・マックス・ベイカー(飛田展男)
ヘネシー神父・・・プルイット・テイラー・ビンス(塩屋浩三)

うーん、うーん、あまりに予想どおりなんで、悲劇です。
やっぱり森川さんは夏に大きな仕事たくさんとりすぎましたよね・・・
もしもこれが仮にコンスタンティン劇場公開時に日本語吹き替え版作ってたら、すこしだけ希望があったのですが、やっぱりマトリクス3部作で小山さんだったのが効いてますね、TV版の評判が耳に届いて状況が少しでも変わったら良かったのですが、追い討ちはトムのほぼFIX扱い(しかも同じ配給元)なのが一番ネックですね、看板俳優全部を同じ声優というわけには確かに行きませんものね、そう、そうかもしれませんが・・・ぶすぶす(今、私の周囲には黒いオーラが漂ってます。笑)DVDは買いますが・・・えい、買うともさ。一応ね。でも、廉価版を待つぞ。
それにしても、レイチェル・ワイズが甲斐田裕子さんというのも地声優先かな、気になるのは、あの堕天使ガブリルに誰が・・・中性声の人がいいんだけど・・・アニメ系のお芝居じゃない中性声というと、朴さんかな・・・

うーん、これぞまさしく、天国と地獄、スカイキャプテンに次ぐ失意のどん底。

「香港貴族に愛されて」 遠野 春日原作インター作品(BLCD)
野島健児 (高辻真己)
森川智之 (アレックス・ロー)
飛田展男 (執事)
他 女の子役が誰だったかちょっと忘れた

昨日CDが来たのですが、早くないですか?

主人公の美青年が野島健治さん、思い切りガンバってます。
原作を先に読みましたが、その前にスレイヴァーズラヴァのときに落ちまで完璧に読んでしまたっためドラマの楽しみが減少、内心ちょっと失敗したかなと思った。そこでこっちは3分の2まで読んでとめていました。
ドラマCDが出ることが判っているので、結末を知ってしまうとドラマCDを聴く面白さが減ります。
もともと、このお話は、そうだな・・・無理があるというか、香港が舞台なだけで、あまり必然性のないお話だし、主人公が綺麗なのはわかるけど、アレックスがどしてそこまで真巳にぞっこんなのかが良くわからない。
アレックスは男でも女でもいいといいながら、どうしても高辻真己がいいわけで、いろいろ策をめぐらして自分の手元に置こうとする。でも幼馴染で許婚の腹黒女がいろいろ意地悪をして彼を追い出そうと工作をして、まんまとわなに嵌ってしまう。を繰り返すんだけど、最後には結局お互いの真意を確かめて・・・

ま、いいんですけど、お話的には、あまり魅力は感じませんでした。役者さんが上手くなければ聞けない話だったかもしれません。野島さんは、とってもはかない揺れ動く感情をモノローグで一生懸命表現していましたが、掛け合いのお芝居のほうは、モノローグほどには上手くなかったかな?もしかしてモノローグがお得意?アレックスの森川さんの方は、特別に作り込んだ役じゃなくて、彼の持つ定番のいい男、ちょっとナルシスト、育ちはいいぞ、すこし意地悪だし、傲慢でもあるけど、それでも惚れた相手には一途でやさしいぞ、一族を支えることにも苦労しているぞ。という感じで、いつもの2枚目でした。
焦れてるところ、駆け引きに戸惑ってるところ、うざったい女なのに丁寧に真摯に接していたりと、まあ、中途半端な性格描写なのに、よくがんばっていたと思います。でもって、ラブシーンが後半に立て続けにあるんですが、これがか語り攻めで、吐息も色っぽいし、息遣いがリアル。全体に濃さはないけど、
安食堂ではなくそこそこのランクのホテルでコースを食べた程度の満足感は得られる。スレイヴァーズシリーズのような、シェフのこだわりコースでないところが物足りなさ。

以下批判なので、買ってしまって未視聴の方は読まない方がいいかも。
私の最大のがっかり点はBGM、香港の雰囲気を出そうとしたあまり、なんだかやたらに陽気で明るく楽しい音がバックに流れているのに、結構どろどろ会話だったりして、うーんとなった。音響演出的には問題ないのだが、選曲はいまいちか・・・あと森川さんと野島さんのセリフがかぶってしまって1語ほどつぶれる、どうしてあのシーン取り直ししなかったのかな?時間が押してたのか?

飛田さん、出番すくなかったけど、さすがの演技力、一方の腹黒いとこ女役の方は演技的には不満がある。全部で4人しか出てこないのだから、もうすこし力のある人にお願いしてほしかった。
それと、正直、この脚本だと、今の森川さんにスーパーパフォーマンスを誘発するのは難しいと思う。特にいまの凄い過密スケジュール状況じゃ、彼をエキサイトさせて興奮させる質の高い脚本が必要だと思う。スレイヴァーズで魅せたよな唸る演技は、やはりそういうシチュエーションに彼を追い込まないと難しいんだなって実感した。実際どのセリフも普通なんだもの・・・
でも、誤解なきように、すんごい素敵で魅力的で文句なく演技はかっこいいです。ただ、あまりに他でもっと高いレベルの出来の作品があることを知っているだけに、せっかく1枚まるまるほとんど二人で出ずっぱりなんだから、この程度のセリフのやり取りで終わらせて欲しくなかった。暗い暗いスレイヴァーズまでは行かずとも・・・


コラムを設置してる楽天のサイトで年下君占いというのがありまして、
いたずら心を起こして、森川さんの生年月日でやってみました
そしたらですね、ナイスな結果がでました
これ、なんか妙に当たってませんか?


2005年06月29日(水) トーマさんのお話、今日もつづきあり(追記)

ガラスの仮面
1回さらりとしか見ていないが、森川さんの声色を何回か聞いた。真澄以外にもおじさんとアシスタントの男性?
まあ、メインがマヤと亜弓とアイドル(うまへた?わざと下手?ほんもの?)の演技力の妙をコントラストして見せる回なので、男性キャラは真澄も櫻小路君(ついに使いっぱ)も脇で目立たぬ存在で居ないとね。でも森川さんのおじさん声、判りやすいな・・・大丈夫かな?一般の声オタじゃない人にはばれちゃいけないカメオなのですが・・・ひやひや。最後のほうの役はばれにくい感じがしたけど・・・
一人何役もで有名といえば、バスケアニメ桜木花道君が出てくるスラムダンクでは4役やってたんでしたっけ?先日レンタルでちょっと1〜2本DVDを借りて観た感じでも、モブシーンでの野次を飛ばす観客、応援団、本役、お友達の役と、30分で何通りもの声を聞けた(何通りもといいながら、ちょっと微妙だったけど・・・笑)森川の使いまわしが面白い・・・

と、ここまで使いまわしを引っ張ってきたのには理由がある。石塚さんを使いまわすのが意図的なのかを知りたい、アクエリオン。
神話獣ケルビム兵士を作る堕天翅のナントカ師、GEN司令、そしてアポロニアス、(アポロとシルビアが羽の力で過去世を思い出すシーン、トーマとやりとりする声はあきらかに石塚さんだった・・・)
仮説1)GEN司令は設定上もまったく謎の人。その出自が堕天翅と深くかかわる存在であることの暗喩であり、なにか今後に視聴者をびっくりさせるどんでん返し的な正体を持ている。
仮説2)アポロの声の人が新人君なので、さすがに声が若くて、アポロニアスの声をださせてみたら違和感があったので、急遽一番おじさんな声の人に出てきてもらった。(単に深い意味はない説)

実は、アポロの声を担当する寺島君の公式サイトのBBSでFanからの質問に答えていた、一部自分の声じゃないと、でも言っていいのかな?みたいなニュアンスだったので、ネタバレにつながる危険のある雰囲気。ここを読んでははぁ。。ときた、仮説1はまんざらじゃないと思う。

昨日2回ほど見直して、気がついた(私も遅いですが、実はめがねをなくして、コンタクトをはずす深夜と早朝はものの見事になにもかもがよく見えないままで今週暮らしておりますゆえ、今日はコンタクトでしっかりと番組を観賞しなおした。笑)
1)トーマは、オトハが避けたアクエリオンソルナの攻撃が内部に接近してきたとき、とっさに障壁を張ったけど、自分だけでなく、アポロもシルビアもシリウスもまとめて保護、そして羽が焼けるに任せた、かに見えた。これは演出上に筋と関係する意図を持つのか?単に身をかばったとき近くに全員いたからか?とっさに全員を守ったトーマの真意の表れなのか。少なくとも、絞め殺そうとしていたアポロを守ったのは間違いなさそう、そうするとただ単に自分を思い出してもらえない悔しさ切なさから殺してしまえと意地悪していたのだが、それでも本当は死んで欲しくないという意思の表れなのか。うーん、どういう設定を企んでいるのか・・・この作品の場合、スピグラなどの作品とは違い細部にまできめ細かく設定がいきわたっているので、誤解を招くミスではないだろうし、どのシーンにも意味がありそうなので、声優さんの使いまわしの件とおなじく、深読みしすぎとも思えない。面白いな・・・
やっぱり額面どおりに、トーマは本当は優しい性格の人であまり殺戮は好まないと解釈するべきか。ただし、翅なしは虫けらみたいな存在なので意に介さないが、天翅にかかわるものには慈悲と敬愛があるのか?だから天翅の末裔の兄弟もアポロニアスの転生もまとめてとっさに保護したのか?そう考えると今後の展開はもっとも悲劇的パターンになる、血も涙もない他の天翅に対して楯になってしまう可能性もあるわけだ、トーマよ・・・悲しい存在なのかもね。

2)トーマの台詞「ただ一言、捧げると・・・」
どうして鳥肌がたったか、それはかつての名作で、盟友を悪魔に捧げてしまった男、グリフィスその人の口から出た言葉だったから・・・
あのときの「捧げる」ほど、衝撃的で悲劇的なセリフはアニメ史上でも数少ないにちがいない、仲間を自分の目的で売った瞬間のおぞましさを、これほどまでに丁寧かつ恐ろしく描いたアニメはなかった、それがベルセルク、森川さんが常にキャリアで代表作に上げるほど彼にとっても印象深い役立ったグリフィスが悪魔のフェムトに転生する瞬間のあのシーンを、実は思い出していた。
しかし、同じ思いの人がほかにもたくさん居たことに、驚いてはいけなかったのか・・・・メールでオマージュでは?と教えて頂くまで、自分の心の中では、単なる偶然の一致かなにかもしくは思い過ごしとしていたのだが・・・そうか、製作側が知っていての意図的なセリフだった可能性があるのか・・・
もし、それなら、すごすぎない?その意図を知った上で演じてるとしたら、張本人の森川さんも鳥肌たったかもしれない。そう、それほどまでにぞくぞく来る絶妙なセリフまわしだった、確かに。何回か聞きなおすと、さらに鳥肌。すごいな・・・

ひとつのアニメでこんなに遊べるなんて、久しぶりだ。

おっと、3時の休憩にしては長すぎた、仕事仕事。

さて、会社の食堂で夕ご飯を食べてきた(残業する気まんまん)
で仕事の前に、ちょっと気晴らし

声優さん相性占いをやってみました
第 1 位 : 間島淳司 [ まじま じゅんじ ] 93.2%
第 2 位 : 富田晃介 [ とみた こうすけ ] 90.6%
第 3 位 : 下崎紘史 [ しもざき ひろし ] 90.4%
第 4 位 : 寺島拓篤 [ てらしま たくま ] 88% 
第 5 位 : 宇垣秀成 [ うがき ひでなり ] 87% 
第 6 位 : 松岡文雄 [ まつおか ふみお ] 86.9% 
第 7 位 : 藤本譲 [ ふじもと ゆずる ] 86.2% 
第 8 位 : 亀井三郎 [ かめい さぶろう ] 85.5% 
第 9 位 : 家弓家正 [ かゆみ いえまさ ] 85.5% 
第 10 位 : 速水奨 [ はやみ しょう ] 85.4% 

うーん、10位までで、好きな声の人は下崎さん、寺島君(キャーアポロだわ!)、家弓さん、速水さんかな・・・演技では間島さんも藤本さんも好きだけど、しかし、綺麗に寺島君を除いて外画ドラマ系ね、面白い。なんだかおじさんがおおいんだけど、気のせい?笑

第 11 位 : 大竹宏 [ おおたけ ひろし ] 85% 
第 12 位 : 猪野学 [ いの まなぶ ] 84.5% 
第 13 位 : 玄田哲章 [ げんだ てっしょう ] 84.1% 
第 14 位 : 近藤隆 [ こんどう たかし ] 83.6% 
第 15 位 : 堀内賢雄 [ ほりうち けんゆう ] 83.3% 
第 16 位 : 徳丸完 [ とくまる かん ] 82.7% 
第 17 位 : 大山尚雄 [ おおやま ひさお ] 81.6% 
第 18 位 : 中多和宏 [ なかた かずひろ ] 81.6% 
第 19 位 : かわのをとや [ かわの をとや ] 81.1% 
第 20 位 : 藤井啓輔 [ ふじい けいすけ ] 80.9% 

うーん、またおじさんが並んでます(笑)
でも、やっと堀内さんがでてきた、わーい。中多さんとか、玄田さんとか、渋いわ。徳丸さん、なつかしくて涙です。
さてと、ご指名した方の結果ですが(笑)

個別指定 [ 186 位 ] : 総合相性 58.1 %
名前  森川智之 [ もりかわ としゆき ]
生年月日  1967 年 01 月 26 日
星座  水瓶座

相談相手として  74.4 %
仕事仲間として  84.1 %
遊び相手として  51.4 %
恋人として  52.9 %
夫婦として  49.5 %

なるほどね・・・だから私はこの方のお仕事から目が離せないのですね
理解しました、そうなんだ、いやはや、ある意味この結果はうれしいな。
専属マネージャーにでもなんでもなってあげたいぐらいだわ。
でもって、毎日めぼしの音響監督さんを巡回して、森川さんに吹き替えのお仕事取りを・・・。笑

さて、最後に恐怖の不相性結果

ワースト 1 位 : 平田広明 [ ひらた ひろあき ] 6.8%
ワースト 2 位 : 壇臣幸 [ だん ともゆき ] 7.2%
ワースト 3 位 : 岡田貴之 [ おかだ たかゆき ] 7.7%

へえ、えええ、え、平田さん、だめ?ほんと?檀さんも、だめ?ほんと?
うーん、まじっすか。でもアルジャーン見に行きましたよ。

ということで、悪い結果は気にしないことに・・・


2005年06月28日(火) トーマの羽、策士かな?

創聖のアクエリオン#13(先週のつづき、ネタバレあり危険です)

トーマが大活躍
オトハの口封じに愛してるよと囁いて口付けするなんて、策士だ。
トーマの真の愛はアポロニアスにあり、自分の元へ戻らないのであれば、関係者一同ごと滅ぼしてしまおうというのが彼の真意か?でも、実際は結構じらしてるというか、正々堂々ととことん戦って共倒れしたい願望なのかな?

耳で聞こえる音で伝えようって、アポロの耳元に口を近づけて、初生声でしゃべるトーマ。森川さんのこの系統の声、痺れる・・・いやはや、まいった。絶品。ちょっとどきどきものでやばい。

アポロの性格描写にいやみがなく、魅力のあるキャラに仕上がっている。全体に人物に魅力があってキャラが立っている作品、さりげない台詞や動きにうまさが光る、メカのCGが限りなく美しい滑らかな動きで、しかも溜めと吐き出しの動きの緩急がすばらしいので、ちょっとぞくぞくする、メカフェチと声オタといろいろアピール力のある不思議なアニメだ。

そして・・・無限パンチ力の次回予告。おなかの皮がよじれた。やられた。
「次回予告は信じてはいけない」っていったって、普通ありえない・・・このばかばかしさはなに?この作品の製作者たちに付き合っていると、大人で居ることがばかばかしくなってくる。いいセンス。手放しで面白くなってきた。

寺島拓篤(タクマ)君の日記とBBSを見ると、前回のアポロニアスの声は一部違う人がアテている、そこがなにか設定にからむようで、違う人とは言及しているが誰とは開示していない。言ってはいけない雰囲気をにおわすコメントの描き方、声は明らかにGEN司令の石塚運昇さんなのだと認識できるけど、謎のGEN司令の設定にかかわる部分なんだろうな・・・ますます面白い。

今回はトーマがオープニングの詩をモノローグするシーンが回想シーンにかぶさっていて、結構綺麗だった。あれって、デート?
なんかトーマ、いいキャラだ・・強いし、腹黒そうだし、悲恋だし。
第1シーズン最終の12話から13話での展開、非常に面白かった。


追加はあとで・・・


2005年06月27日(月) オビワンケノービは・・・(追記あり)

オビワンケノービ
常に沈着冷静、時折ユーモアを交えるが、基本はまじめ。
自由奔放な師匠に翻弄され、跳ねっ返りで人の言うことを訊かない弟子に常に悩まされつづける、永遠に板挟みの中間管理職。エピソード1では師匠にぼやき、エピソード2では弟子の行動に一人ぼやく。ジュダイの中でもトップクラスの知性と判断力と剣とフォースの力を持ち、行動力と若さを買われ、常にもっとも重要かつ危険な任務をこなす。そんな彼が苦手なのは、実は戦闘機で飛ぶこと、エピソード2ではヘッド親子との空中戦でぼやくことしきり、エピソード3でも似たようなぼやきがでる。苦労人である。
スターウォーズ1から3のエピソードを通じて、一番その人となりの描写が詳細であり、ルーカスにとっても思い入れの強いキャラなんだと思う。

ユアンマクレガーがものすごくハンサムに見える(そんなにハンサムな人じゃないと思うんだけど・・・)ライトセーバーでの立ち回りが、特に格好良い。
森川さんの声が実にしっくりと嵌っている。

今日は出張した関係で、早めに家に帰れたのでエピソード2を先にDVDで観ている。実は吹き替え版でまともに観るのはこれが2回目。劇場でも観たが、本音を言うと、このエピソード2はあまり物語として集中できない、なんとも話が散漫なので、何回も観たいと思わなかった。でもマクレガー森川の演技が堪能できるので、もうすぐ見に行くエピソード3のために、じっくり観てオビワンを研究。良いキャラだ。
それにしても、どうしてエピソード1も2も話の作り方が散漫で、伏線もなにも無いのだろか・・・ドゥークー伯爵がめっちゃ格好いい(声の羽佐間さんがナイス)メイスウィドウの格好良さはクローン大戦を観ないと駄目かも知れないが、おそらくジュダイナイト最強の剣士である、またジュダイ全体を導くのはマスター・ヨーダ、精神感応力も知性も(剣の腕も)最強である。

弟子と師匠の減らず口合戦はエピソード2でも3でも話の導入に使われているが、この演出は大好きだ。

「鬼絆(きずな) この陰りある哭(こえ)のままに」
インターとムービックのコラボレーション企画のムービック側のストーリィ
主役は鬼崎凱(きざきがい)を福山潤、酒呑童子役が森川智之、その他森久保祥太郎、神谷浩史、緑川光、堀内賢雄、平川大輔、三木真一郎、岸雄大輔、檜山修之、小西克幸、鳥海浩輔
もの凄いメンツで、話もドラマ性があって演出もスピード感がある。
とにかく、森川さんがいつも以上に気合いが入って楽しんで演じている。
最近アニメでは近い雰囲気の役もがあるが(スピグラ)、ドラマCDでこういう役は珍しい。森川さんという役者を知ってる演出家なら、歯の浮くセリフの2枚目だけでなく、こういう役もも森川さんは似合ってるし得意なんだという事を知っているのかと納得。ちょっと嬉しい。それぐらい面白い演技。役者としての旨味や演技力が存分に現れて絶品。声がやたらに清々しいコンラッド系も絶品の美声だが、この作品のように、声をわざと低くしてすこし濁らせて、しかもちょっと腹筋に力を入れてるのにあまり張ってない、絶妙な酒呑童子用のつくり声は、カオスレギオンで一瞬闇に落ちた時の雰囲気に近い、こんな演技もできるんだよね・・・めちゃくちゃ魅力的。
周りの声優さん達もみなさん気合いが入って良い演技。
こんなドラマだとはぜんぜん想像してなかったので、良い意味でちょっと驚いた1枚。福山君、エターナルガーディアンでの役より良くやれてます。
発売が遅れてるインター側の作品とどうつながってゆくのか、聴くのが楽しみだ。

「裏マ王 本家スペシャルVer」
グリエ・ヨザックが弾けてます。竹田さんはTVでは聴けない絶品の名調子。歌もセリフも最高だ。コンラッドな森川さんとヨザな竹田さんとの掛け合いは絶品。井上ギュンギュンと大塚グエンも別次元の別格演技。絵がないと、実力勝負になってしまいます。やっぱりベテラン達は凄い。
なんか、セリフもきめ細かくて、声優さんの演技も細部に至るまで気配りとが行き届いていて、とっても面白い。若手も精一杯がんばってるのだけど・・・ドラマCDならではの間合いと抑揚と息づかいでは年長者に一日の長があるなと実感。外画系の場数踏んでる人たちが別格。櫻井君のモルギフ通訳は面白かったです。わがままプーのヴォルフラムを演じる斎賀みつきさん、フリートークの素のしゃべりの方が少年なんですけど・・・男前だ。


2005年06月26日(日) マスター・・・

スタ−ウォーズ1ファントムメナス
金曜の録画を観た。オビワンの森川さんがかなり若い青年声で、かわいいの表現がぴったり。
津嘉山さんと森川さんのコンビは、クワイガンとオビワンの師弟コンビの雰囲気が、まんま当てはまるような、声の雰囲気で、二人とも音域は違うが響きが似ていて、すばらしくしっくり来るので、聞き惚れた。森川さんは年輪を重ねていく内に、どんどん近づいていくんだろうな・・・
それにしても、アニメでは兄貴な声や敵役、ラスボス、クールな2枚目が多いので、なかなかこういう青年声は聴くチャンスが少ない(最近ではギャラリーフェイクで藤田の若い時のシーンが2話ほどあって、そのときの声はまさにEP1のオビワンの声だ)が、中学生や高校生はちょっと無理してしゃべってる感じがするが、20台前半から後半までの若者は、いまでも全然違和感なくすっきりと声がでるので、もっともっと若い柔らかい声の役も増えてほしい。低く張った声は、いつでも、この先ずっとできると思うが、こういう若い柔らかい声は、やはりそこそこの年齢まででだんだんニュアンスが失われて行くと思うので、貴重だ。

マ王
ルッテンベルグの獅子のお話で、ジュリアとユーリが出会ってしまうというタイムトリップものなんだけど・・・想像以上に動かない絵と戦闘シーンの回避に少々げんなり。なんだかな・・・コンラッドはほんのちょっと喋っているだけ、良い声だが、セリフ少ない。ジュリアの目が見えない件、気がつかなかった。そんな設定だったのか・・・でもって、やっぱりなんだか説得力のないお話。重要なエピソードではなかったの?

GF
ギャラリーフェイクのサラちゃんエピソード後編
藤田の行動が裏目にでて、サラを怒らせてしまう。サラがプロポーズされた事にショックを受けた藤田が、はじめて自分の中のサラの存在価値に気がつく。たんなる保護の対象ではない、失いたくない大切な存在としての彼女への思い。「俺を・・・一人に・するな」のセリフに陥落。
いやー、携帯の着メロに入れて毎日聴きたいぞ・・・森川さんの心のこもったセリフはサラにもそしてファンの胸にも直撃しました。

エウレカセブンも面白くなって来た。ゲストで森川さんって無いよな・・・今レギュラーおおすぎだもんね・・・


2005年06月25日(土) おいしすぎる・・・

今、スターウォーズ3シスの復讐のパンフを見ている。


ネタバレになるので、あまり詳しく書くのはやめましょう。
アナキンがいかにしてダーズ・ベイダーになって行くかを詳細に語るお話であり、アナキンに関わる総ての人たちが、帝国の誕生とともにどうなってゆくのか、暗黒卿シスのダース・シディアスがいかにしてアナキンを我が弟子におとしめてゆくかの、悲劇のお話である。
以前、ユアン・マクレガーが自分の活躍シーンが随分削られたとぼやいていたとのコメントをネットで読んだと書いたが、あればイギリス人特有のユーモアだったのだと思う。シリーズを通して、これほどまでにオビワンが活躍している話はないし、こんなに喋ってるのも驚きだった。ほとんど出ずっぱりに近い。ユアン・マクレガーはうまうまである、最初にこの役を獲得したときには、こんなに最後に美味しい役所になるなんて、きっと想像だにしていなかったと思う。なによりキャストのテロップみれば、1番最初に名前が出ているし、2番目アミダラ、で3番目がアナキンである。
アナキンは確かに主人公であるし、良く喋ってるし、出番も多いが、それでも、なんだろう、これはオビワン・ケノービの目からみたスカイウォーカー家の悲劇のお話と言っても過言ではないと思う。
それれぐらい、物語りの中心はオビワンだ。
とにかくジュダイ騎士は強い。格好良い。戦闘は激しいし師匠も弟子も良く戦う。アニメのクローン大戦の世界がそのまま実写になった感じの作りだ。

やはり過去の25年以上このシリーズにつきあってきた自分の世界観を大切にするために、まずは原語で観た。字幕の出来はまあまあ良かった、特に違和感があった場所は3カ所ほどで、さほど問題ではない。
話が単純なので変な小細工はいらない、見たまんまの世界、総てを受け止めれば十分に楽しめる、シリーズで一番面白いの一般評は正しい。もちろん、最初のスターウォーズ(エピソード4)こじつけるための無理矢理感漂う部分もあるが、でも良くここまで発散した話をこのエピソード4につなげるという所へだけ完全にフォーカスしながら、物語としてこれだけ綺麗にまとめあげたと思う。

さて、吹き替え版は正式公開がなされらたら、すぐにでも見に行く約束を、森川さんファンの友人としているが、これはもう、楽しみの領域を超えている。はっきり言って待ちきれないかも知れない。こんなに活躍するなんて・・・こんなにいっぱい美味しいセリフがあるなんて・・・しかも、最後の方のユアンの表情は、後のオビワン役である名優アレック・ギネスの演じた表情を彷彿させるいい顔してるし・・・ここでちょっとキャストをパンフから転記

>>日本語版声の出演
アナキン・スカイウォーカー:浪川大輔
オビワン・ケノービ:森川智之
パドメ・アミダラ:坂本真綾
パルパティーン/ダース・シディアス:稲垣隆史
ヨーダ:永井一郎
メイス・ウィンドゥ:玄田哲章
ドゥークー伯爵:羽佐間道夫
ベイル・オーガナ:寺杣昌紀
C−3PO:岩崎ひろし
ダーズ・ベイダー:大平透
他まだ沢山いらっしゃいます

森川さんファンならば、今回劇場でこれを見逃すわけには行かないと思う。
是非にでも、これは見に行っていただきたい。絶対観るべきだと思う。
もちろん私はまだ吹き替え版は未見だが、森川さんの役は過去のシリーズとおしても最高の役どころ、おそらく劇場で森川さんの演技と美声と叫びを堪能するのに過去最高の作品なはずだ。
一つだけ、過去の吹き替えバージョンから変わったのが、4月に他界されたパルパティーン役の佐々木さん。非常に残念だ。セリフ量も多いし、もっとも暗躍しラスボスとして頂上対決もあるし、ご存命なならと思うとなんとも言えない辛さがあるが、新しく配役された方もきっと雰囲気は出ていると思うので、ここはその方に期待。
実際原語版を観て、演技では余裕のあるユアンの、いろいろな表情とメリハリ緩急甘さも激しさも怒りも叫びもあるセリフの山を森川さんがどう演じているかに注目したい。設定上の時間の経過から、おそらくユアンも森川さんも役年齢が実年齢を追い越しているので、彼らが自分達の若い未熟な部分をどう抑えこんで成長したオビワンを演じているかに注目したい。
また、ベイダーへ堕ちてゆくアナキンは、全身全霊でいっぱいいっぱい(笑)で演じているヘイデン・クリステンセンの健気で若さ溢れる演技が初々しく、まぶしい、それを浪川さんがヘイデンより綺麗に上手く吹き替えしてしまうんじゃないかという楽しい予感がある。吹き替え版は大注目だ。

ナタリーポートマンがとにかく美しいし、可憐だ。そしてアナキン役のヘンデンがまたいい男、美形だ、ひげ面なのにユアンがやたらハンサムに見えてしまう(中年の風格を出すために胴体をかさ上げしていた)、そしてヨーダの格好良さたるや、凄まじいの一語だ。

それにしても、これ1本でもきっと観ればファンとしてはご馳走様な映画なのに、宇宙戦争ではトムも吹き替えてしまうのか・・・信じられない、美味しすぎる、想像するだけで目眩。

スタートレックボイジャーオーディオコメンタリー
BOX7おまけの出演声優10名によるフリートーク
ボイジャークルーの10人の声優さんが収録時の思い出や役作りで苦労したことなどを、当時を思い出しながら、わいわいがやがやぐだぐだと楽しそうに語っている。森川さんが先輩陣に囲まれながらも、途中から仕切らされたりと、他の声優イベントと似た展開(笑)真殿さんはコメントにいちいち先輩女性陣からつっこみが入ったりと、上下関係がよく判る(笑)。石塚さんが思った以上におちゃめな感じで賢雄さんとポジションが似てるかな?みんな楽しそうで、和気藹々としてて、やはりシリーズを長い年月続けると、実際のクルーのようにこうした関係が築かれていくんだなと思うと、吹き替えを聴いて尚さら楽しくなった。本当に楽しそうだったけど、当時は2本録りや3本録りもあったとの松岡さん艦長のコメントもあったりして、海外ドラマの録りは相当に大変そう。みなさんプロだなぁと再び感心してしまった。


2005年06月24日(金) 世界で1番早く2大作を見た男(追記あり)

考えてみれば、スターウォーズ3と宇宙戦争の2本とも、
公開前には、もの凄い秘密主義をとっている作品だ。
プレスのワールドプレミアを中止した宇宙戦争、プレミヤ画像の一部にモザイクを入れたスターウォーズ3、すべて激しい海賊版対策。
製作段階からお互いはライバル関係で、アイデアの漏洩阻止も映画のおもしろさを保持する重要な要素。
関係者は厳罰制裁付きの契約書で縛られている。
ここまで内容詳細を世間に知らせまいと徹底した機密保持対策を実施しているにもかかわらず、これら歴史的ライバルの監督のガチンコ対決作品の2本のストーリィの全てを、劇場公開よりも情報解禁よりもずっと先に、合法的に全部知ってしまった男が居る。吹き替え主演の森川智之だ。
もちろんリハーサル用や吹き替え用の映像は要所がモザイクだったり、わざと白黒だったりするらしい。
とはいえ、それでも、彼が機密の核心、ストーリィの詳細を知っていることには変わりない。トムクルーズだってルーカスだって5月のスターウォーズ3の公開前には両方は観ていなかったはずなのだ。
宇宙戦争日本版の吹き替えは5月最後の土曜か日曜に秘密裏に行われていたらしいという話である。一方のスターウォーズ3の本編の吹き替えやゲームやプロモーションや予告の画像などの吹き替え作業は、4月より前にはすでに秘密裏に実施されていた。
すなわち、世界同時公開の宇宙戦争の情報が解禁になる6月29日より前の現段階で、この2作品の完成版をこれだけ早くきちんとした形で観た人というのは、世界が広しといえども、共通して出演している森川さん他ごく少数の映画関係者のみ。いわば、森川さんは、世界で一番はやく、2大作を全部見知ってしまった男なのである。特権階級だ。
でもきっと、きちんと画像に音をかぶせた完成形は観ていないはずなので、やっぱり自分で劇場まで足を運ぶのだとか、見に行く時間があると良いのだけど・・・

スピードグラファー
ちょっと何なのよこのお話、あ・・・あ。脚本があまりに陳腐。
水天宮さん・・・そうじゃないよな・・・雑賀さん今日もお休み。
主人公じゃなかったの?

とりあえず朝から日記書く変な奴です。

以下追記
宇宙戦争の主役吹き替えを祝いながらも、友人がコンスタンティンの森川起用が危ないとコメントしていたが、私も同感だ。コンスタンティンの配給元はワーナー、マトリクスと同じ(?)、過去ワーナーのトム・クルーズは1番手が鈴置さん、森川さんは2番手だった、そしてキアヌはマトリクスで小山さんが採用されたので3本連続で担当、それまでの森川さんのソニー系での作品の実績に並んでしまった。おなじ配給元でのメインアクターの声の担当はあまりダブらせないものだ。だから、トムがあくまでも2番手であれば、キアヌに配役される可能性は十分にあったのだが(TVも含めると森川さん小山さんのキアヌ担当実績は5本づつで現在互角)もしワーナーさんの中で森川さんがトム1番手に変わっていれば、キアヌは同じ役者で行くという可能性が低くなる。そうなると小山さんが自動的にキアヌに決まってしまうのだが、それは私が困る。(笑)
今回のトムの吹き替え決定は痛し痒しなのだ。ちょっと困ったことになった。
ワーナーさん、トムの場合はあくまでも鈴置さんがお仕事の都合で受けていただけなくて、2番手の森川さんに決まったのですよね、トムのお気に入りだからじゃないですよね。そうであれば、キアヌには一番雰囲気が合っている森川さんを配役してくださいますよね。ああ、どうかお願いします、コンスタンティンはどうしても森川さんの演技で見てみたいのです、お願いします、お願いします。と、こんな日記でわめいても仕方がないのか、どこへ訴えたらいいんだろう・・・ワーナーさんへ投書しなくちゃだめかしら・・・同意できるかたがたはみなさんご強力ください、どうもそろそろ吹き替え版ができちゃいそうな時期なんで・・・機内版とか考えると、もう遅いかもしれない。

さらに追記

数日前書いた森川さんのお仕事予想スケジュールを修正
()内は、まったく適当に入れている

曜日10ー14(15)時  16ー20時(もしくは21時)    
月  (SHUFFLE?)    アクエリオン
火 (ドラマCD他)    パスコレ
水   BLEACH        初恋(赤坂NHK)
木  (ガラスの仮面?)  (エンジェル(FOX-TV)?)        
金   マ王        (スピグラ?)
土          ギャラリーフェイク
日  外画(終日)or イベント

現在進行形のお仕事追加してみた
FOXドラマ「エンジェル(第5シーズン)」
WOWOWの新作アニメ「shuffle」
エンジェルを今収録しているのかどうか疑っているんだが、一応新シリーズのようなので、現在進行形として入れてみた。
(1回しかエンジェルは見ていないが、リンゼイという役はすごく面白い。声音も素敵だ。最近の森川さんの外画吹き替えに聞ける、肩の力がするりとぬけた感じで、ちょっと悪の入った2枚目の声は、その発生音域の自然さと音の素敵さが鳥肌もの、時折ぞくりとする極上の台詞まわしを伴っている。エンジェル観たい・・・)
両方とも準レギュラーなのだともうが携帯サイトの出演告知欄に出ているので
(ここはマネージャさんが更新していると思われる)いま進行形のお仕事と予想、この扱いだと、アクエリオンは相当扱いが低い。(笑)もしくはもう出番が終わったのかもしれない(えええ、トーマは途中で消えるのか?)とにかく、出番回数が少ないものと思われる。(確かに月1〜2回しか出てこない)

5月28日前後に宇宙戦争の収録をしているらしいのだが(共演の方の日記ブログに、この日に大作映画の収録があったと記述されているとお教えいただいた)ハリウッド形式だと、ひとりづつの収録になる場合も多いらしいので、森川さんの収録日は不明だが、5月28日は土曜で森川さんはレギュラーありのはずなので翌29日にメインで収録したのではないかと思うのだが、はたしてどうかな?ずいぶんぎりぎりだよね。

あと、ギタリストで2Heartsの作曲家でもあられる飯塚さんの日記によれば、
6月12日(日)は2Heartsの歌入れ(立木さん作詞の曲らしい、楽しみだ)だったらしい。ふーん。
過去の日記から、4月は2回とも火曜(4/12と4/19)昼間から深夜にかけて収録やってるが5月は無かったみたいなので森川さん完全に平日も日曜もつぶれていた模様(それと「おまえら(この蛸ガ)」の編集で夜もつぶれていた?)。この4月はパスコレは別の曜日に収録していたのか?いつから火曜になったのだろうか?

さて、メールでお教えいただいた。ありがとうございます。
テレビ東京の7月28日(木)オンエアーでビロウの主役が決まったそうです。

前回のスパイゲームの時間経過を復習してみる
3/3(木)深夜 テレ東HPでの発表
3/20(日)収録(共演の麦人さんの日記から判明)
4/7(木)オンエアー

そこで、今回のビロウの予定を推測
6/23(木)深夜テレ東HPでの発表
7/10(日)収録?
7/28(木)オンエアー

7/17(日)はマ王のイベントなので7/10の可能性もっとも高い


2005年06月23日(木) アイランドも森川さんで吹き替えしてほしいな(本文と関係ない、笑)

バッドマンビギンズの日本語吹き替え版を昨夜見てきました。
檀臣幸さん、すごく雰囲気がでていて、あってました。
モーガンフリーマンの声は悪くはないが、ちょっと軽かった。
ゲイリーオールドマンの声、私は大塚芳忠さんにしてほしかった、納屋六朗さんは、ちょっとばかしふけ過ぎだった、リーアムの声はベストフィット。
執事のケインの声はグレッグパパの小川さんで、最高にフィット、もちろん羽佐間さんとか、考える人は何人か居ますが、小川さんの、ややもすると執事ではなく当主でしょという声は、実はアルフレッドのイメージそのものでした。
そして遊佐さん、キリアンの声は、嵌ってました。劇場で聞く彼の声は初めてでしたが、良い声でしたよ。惜しむらくは、キリアンの邪悪さが不足していたたかな・・・本人はもうすこし邪悪さがある声です。
全体に良かったでしが、脚本がおとなしかったのが残念かな、もうすこし口語調でもよかったかと・・・あと、今回2回目みて思ったけど、カメラワークが・・・監督さんテレビ世代で、寄りのシーンが多すぎ、立ち位置の構図設計が甘いというか、そういう揺れ動く演出なのかもしれないが、画面みていて酔うよ。

スレイヴァーズ・ラヴァ後編
やっと聞きました。全体にお話がおとなしかったかな?
英語のシーン、面白かったです。発音とか抑揚はすばらしく良かったですね。
さすが耳の良い声優さんたちです、みなさんネイティブに見本を示してもらってきっちりとそれをトレースなさった感じです。でもそれだけに、ちょっと綺麗すぎた、日本人なんだから、もうすこしブロークンな英語でいいはずだ。ひとつも言いよどみなく、流麗に、しかもネイティブまんまに皆さんしゃべられると、ちょっと(ありえねぇ〜と)引いてしまった(笑)
森川さんの冴木、すばらしかった、あんなに甘くて切なくて、りりしくて、一途にやられたら、堕ちます。シュウイチさん(漢字が出てこない)、後編で泣き笑いシーン、研究してきましたね、すばらしかったです。
そうそう、最後のほうの彼、別人のように素敵な感じに成長。櫻井さん、演技力がアップしましたね、すばらしい。
堀内さんの若宮との会話シーン、ジーンとしました、ベテランのうまみ、若手の実力発揮、すばらしいシーンでした。それにしても、なんと切なく濃厚な濡れ場よ、うまいね〜この二人は。森川さんの攻めはやっぱり心地よい。

今日はファンレターを仕上げて送るぞ!!


2005年06月22日(水) 今日の話題はこれに尽きます 「宇宙戦争」

宇宙戦争 日本語吹き替え版 主演トム・クルーズ役森川智之

21日の深夜に情報が解禁になったようだ。
昨深夜から今朝にかけて、メールを何通か頂いた。
みなさん、ありがとうございます。
私はぜんぜん知らないで寝てました。(笑)
こんな日が来ることを、ずっと想像してはいましたが、それがいざ現実になると、いわく素直には信じがたいものがあります。
だって、世紀のヒット作の2本、30年以上前に一度だけあったETとSWのガチンコ対決の再現といわれるハリウッドスーパー監督の作品2本の正面ガチンコ対決、夏の大決戦映画である。
劇場公開日本語吹き替え版の両方主演なんて、これ、吹き替えだからできることで、
映画そのもの出演の俳優だったら実現できなかったと思う。

去年の流れから、トムの新作の吹き替えのお仕事が来るのは、十中八九ありえると思っていた。
SWは1が決まったときに2と3はエスカレータ式の学校に合格したように、中等部に合格したら大学までいけるのと同じで、決定事項だったはずだから、誰も疑わないし、そのとおりだった。
SWシリーズで予想外だったことは、オビワンは決して最初はメインの主役ではなく、脇役の一人だったことだ。(もちろん過去のSWシリーズを全部知っていれば、それでもかなり重要な役であることはわかっていたが・・・)気がつけばSW2とSW3は主役であった。
もちろん一番の主役はアナキンであるが、オビワンがのちのちここまでアナキンにかかわって重要な役になるとは、SW1を見終わらないと予想ができなかった。しかも、一応作品紹介をみるとSW2からSW3もユアンの名前が1番最初に出てきている。この役の出世はオビワン演じる張本人の役者ユアン自身も驚いていると、メイキングのコメントにある。

まさか、主演の吹き替えまでガチンコでくるとは・・・この事実を知ったとき、正直鳥肌が立った。
ここ数日のえもいわれぬ興奮と良い意味での胸騒ぎは、まさに良い方向で当たった。
吹き替え版なので、上映館数も少ないし、TV放送とは違ってファンが両方見に来るというプラス効果のほうが大きく、役者のかち合いで興行成績にマイナスになる要因はなにもない、ビジネス的マイナス要因が無い以上、トムがラストサムライで指名した実績のある森川を起用しない理由は何も存在しない。
ただひとつあった懸念は、映画会社のリクエストで一定期間(上映期間中とか)他の作品に主役で出るなというような種類の拘束契約を心配したのだが、とにかくふたを開ければ、なんてことは無かった、出演していることを情報解禁日まで伏せる守秘契約だけだったみたいだ。安堵。

ここでちょっと思ったこと、以下はある意味ファンのたわごと。

森川さんの言動には、ファンへの思いやりというか、
むしろ長年ついてきてくれているファンへの彼の一種の忠誠心みたいなものを感じる。
役者としての誇りや自信もさることながら、絶対の信頼で繋がっているファンとの絆、彼には確信めいたものがあるのだと思う。
彼のファンへの思い、それは、いわば家族に近いレベルの自分にとっての大切なものなのだろう。
これ、双方向の愛じゃないかしら。
彼は、仕事の成功を彼と一緒に、純粋に手放しで心から祝福し喜んでくれる存在を知っている。
だからこそ、ラジオやイベントのトークを通して、言えないことでもヒントやサインを出し、熱心なファンを誘導する。
7月のイベントのこともそう、告知がでる寸前にラジオで「7月にも、なにかあるのかな1本」とほのめかす。
そうすると、熱心なファンが必然的にあちこち調べ始めるわけだ、そして1両日ぐらいでイベントの告知が主催側からなされ、ファンの間で口コミやネットで情報が広がる。彼はこの状況を十分に認識している。そういうレベルの熱心なファンへの彼の忠誠心が示せれば、ほとんどの場合の義務は果たせたことになる。後は仕事の成果をみんなに見てもらえばいいわけだし、メッセージなどはファンクラブの活動を通して形に残して伝える、それが彼のやり方だ。
振り返ってみるに、彼のほのめかし方というのが実に絶妙なタイミングなのは、彼のまめで気配り上手の部分の本領発揮なのであろう。
(堀内さん、檜山さんのイベントなどでの証言によると、普段自分のことにはおおざっぱだが、おまえらの演出など仕事のこととなると、相当に気配り上手でまめだという、似た証言はパスコレの阿部ディレクターも、森川さんはまめだよねの発言あり)。
これが彼の優しさであり気配りだ。実際、告知やヒントだしがあまり早すぎては、調べても何も出てこないわけでファンは疲れはててしまう、また告知があまり遅すぎても、熱心なファンが抽選応募などに出遅れてしまい不興を買うはめになる。ファンに負担をかけず、落胆もさせずの絶妙なタイミング、そこのところを十分に心得ている人だ。
そして吹き替え劇場公開版の件だって、そうだ。守秘義務があって言えないけど、何本かあると言ったのは1ヶ月ぐらい前だったか。6月末にファンクラブ関係の印刷物を発送するという告知があることから、過去のパターンからすると出演情報リストであるロケットクィーンも同時に送られてくるはずだ。すなわち情報解禁日を待っての発送だということなのだろう。すべて段取りができて居る。
森川智之という役者、彼の仕事の成果を待つことはたやすい。期待を裏切らない結果を必ず出す奴だから、ファンにいろいろ期待させても、まったく問題ないわけだ。とても凄い奴だ。

ガラスの仮面
出番は少なかったが、なんだかいい声だった、体調めちゃめちゃ良さそうな声、好調万歳。


2005年06月21日(火) めがね君の正体 燃え萌えアニメ その他

ショックだな・・・大川透さんって、私と同い年なんだ・・・
しかも数日誕生日が若いよ、ほんの3週間弱だけど(私の生まれる予定日だった日だわ、予定通りの生まれ方してたら、おんなじ誕生日だったわ、笑)
そういえば、森川さんの歌の相方の立木さんも、私とほとんど同い年なんだよな・・・げげげっ(スミマセン)
ああああ、まあ、そう、みんながんばってます(笑)
若いものに突き上げられて、追い詰められないために、
みなさんきっと必死に走ってるのではないかと思います。
特に花の87年組の追撃は半端じゃない
この年代組み才能ある奴の宝庫。
負けてられないね、おじさまたち。


Web拍手からお教えいただきました、ありがとうございます。
昨日の日記に書いた、バットマンギビンズの中のハンサムな青年お医者さんの役者さんのお名前、キリアン・マーフィーというそうです。お教えいただき、感謝です。最近だと「28日後」「真珠の耳飾りの少女」などに出演とのこと。結構興味深いいい映画にでてますね。なんだかアイドルではなくいきなり性格系の役どころなんで、今後もめちゃくちゃ楽しみです。この名前覚えておこう・・・それにしてもキリアンって、めちゃくちゃ顔の雰囲気に合ってますね、ご両親グッドジョブです。

さて、昨晩のネットは騒然としてました、なにがって、アクエリオンの展開が突然シリアスになって、しかも萌え系BL展開だったからです。
トーマ様のBL台詞がメガトン級の萌えの演技を伴って炸裂。いやぁー私も興奮して眠れなかったです。だって、あの切ない顔、あの乙女な反応、いやはや、トーマ君はすべての条件を備えてしまいました。来週にもつづく萌え燃え展開なので、そっち系のブログや掲示板は当分大騒ぎ。
それにしても、森川さん、やっぱりあなたの演技でないとトーマはこんなにも切なくて男前でそして素敵にはならなかったと思います。なんともいえない、えもいわれぬ悲しみの美男子(BL入ってます)で、帝王の本領発揮のお話でした。いやーアニメでこの展開、しかもロボットもの、しかも悲劇のヒロイン(え?)、なんともかんとも、私が中学生だったらもっと大変なことになってましたね、たぶん、小説書きまくってますよ今頃、そっちのお話大転回で・・・笑

さて、とりあえず仕事せねば(爆)



2005年06月20日(月) 前進あるのみです(追記)

声帯通信(携帯サイト)から再び。
森川さんのおかあさん携帯電話で息子とメール、楽しいだろうな・・・
「それにしても、うちの息子はいい歳になのに、まだ週1回のNHKBSのドラマのレギュラーとアニメ1〜2本しか、お仕事してなくて、いったいぜんたいどうやって食べてるのかしら、ここ1〜2ヶ月はTV映画の吹き替えのお仕事もしてないみたいだし、
きちんとした映画のお仕事もらってこないと、これから先もホント心配だわぁ・・・」
(森川さんのコメントから勝手に台詞風にしてみました)
というわけで、智之さんには頻繁にお母様からもっと働けのお電話がかっかって来るみたいです。(笑)
森川さん、お母さんに、仕事が忙しくて寝る暇も無い、たとえばBLとかBLとかBLとか・・・・
のたとえばが言えない(当たり前だけど・・・)様子、めっちゃかわいい。
そんな、あまり働いているようには見えない息子を心配するお母さんに、
一生懸命ベゴニアを送る森川さん、本当に優しい孝行息子だ。
しかし・・・森川さんのお仕事をする上での最大のプレッシャーは、実はファンの声援でもライバルの出現でもなくて、実の母(普通の日本のおかあさんで、かなり育ちが良さそう)なのかもしれない。
(携帯を買って嬉しそうにしょっちゅう電話をかけてくるというコメントから)
彼女の、無言有言のプレッシャーは、きっと森川さんの働くモチベーションになっていることでしょう。
なにしろ、TV欄のトップに名前が出る外画吹き替え以外、まともにお仕事してると認めてくれないのですから(爆)
これは職業声優さんとしては、とてつもなく大きなプレッシャーですね。
相方の檜山さん曰く「君なんかは外画で大きい役とかやるからトップに載ることもあるけどささ。」
確かに、ほとんど普通の声優さんは、日曜ロードショーの映画のキャスト欄にお名前でるチャンスはめったに無いです。
そうなんですよね、このトップに名前が出るお仕事をやってる声優さん、一体全体何人いるかなんですよ。
その中の一人が森川さんなのは、とっても凄いことであるばかりか、いまだにそのTV欄に名前がでる声優さんの中では、一番若い部類だということも凄いのに・・・(思いつく限りでは、浪川さん、最近の高橋さんぐらいが年下)
そうそう、お母さん、もっともっと言ってあげてください、あなたのプレッシャーは息子さんにはとても良い起爆剤です。きっと、どんどんいいお仕事を取って(オーデションに合格して)きてくれるに違いありません。



ワーナー配給映画で気になってるもの

以下ワーナーさんのHPから拝借

★作品名:アイランド THE ISLAND
監督 :マイケル・ベイ 
(代表作「アルマゲドン」、「パール・ハーバー」)
キャスト:スカーレット・ヨハンソン、ユアン・マクレガー 、ジャイモン・フンスー、ショーン・ビーン、
スティーブ・ブシェミ、マイケル・クラーク・ダンカン
ストーリー:閉ざされた生物圏の居住者が、自分が人間に肉体のパーツを提供するために作られたクローンであることを知り、
恋人と共に外の世界へ脱出。政府の非情なエージェントたちとの死闘が始まる。
7月23日(土)より全国拡大ロードショー

今映画館へ行くと、この予告編が見れますが、あんまり大したものすごい映画ではないかもしれないな・・・と予感。感覚的にはクローンの自分と追いかけっこするシュワちゃんの映画とか、記憶を消されるペイチェックみたいな推理部分と、脱出もの系映画の定石パターンを踏襲している気がします。
ユアン・マクレガーはもともと、猟人日記やトレインスポッティングのようなインディーズ系作品での敗退的自虐的なロックミュージシャン系、ムーランルージュで披露した美声に代表される美男子2枚目系、ビックフィッシュで見せたさりげない演技の中で光る確実性と安定性と個性の演技派系、ロボッツの主役吹き替えでのコミカル系、スターウォーズで見せる主役看板俳優としての迫力と威厳の正統派アクション2枚目系と、いくつも顔を持つ俳優であるが、アクが少なく実際のところ輝く個性に圧倒されるカリスマ性というものは欠けている分、庶民的な空気がある売れっ子。
で、実は彼、スカイキャプテン、クローサー、アビエイター、レモニースニケット(声のみ)、アルフィーと、立て続けに話題作に出演する2枚目売れっ子のジュード・ロウとは同じイギリス出身(ジュードはロンドン子でユアンはスコットランド出身)で同郷であり、歳も近いし、実はハリウッド進出前夜20歳代に二人は同居していた。(えっ?まさか?この二人ストレートだよね、ただの親友だよね、え、そうだよね・・・笑)二人で映画制作の会社もやっていたらしい。そんなわけで、イギリス出身の2枚目イケメン男優で親友のお二人さんが、最近のハリウッドを席捲しているのは間違いがない。この二人のどっちもに配役される確率が高い森川さん、いい役者さんの吹き替えを担当したものだ、もっともっと映画がくるので、まだまだお仕事とるチャンスありだ。
ユアンはかなり高い確率でくるだろうし(FIXに近い勢いでキャスティングされてますんで、なにしろSWシリーズでハリウッドご指名になりました)ジュードロウもコールドマウンテンでの演技さえみていただければ、文句も間違いもなんの迷いも無く森川さんがジュードに一番嵌ることがわかっていただけると思う(咲野さんごめんなさい)。

★作品名:PROMISE 無極 The Promise
監督:チェン・カイコー 
(代表作「さらば、わが愛/覇王別姫」、「北京ヴァイオリン」)
キャスト:チャン・ドンゴン、真田広之、セシリア・チャン、
ニコラス・ツェー、チェン・ホン
2006年春

--->これ、今週遊びに来た彼女から聞いたのですが、韓国ではかなり話題になっているのだそうです。チャンドンゴンが相当入れこんでいて、かなり期待が持てる作品だとか・・・いいですねぇ、これ、吹き替え森川さんチャンドンゴンでぜひぜひぜひぜひぜひx1000回。吹き替え関係しなくても楽しみだ。
チャンドンゴンが楽しみだ・・・笑、あっ真田さんが出てるじゃないですか。

★作品名:ディパーテッド(原題) THE DEPARTED
監督:マーティン・スコセッシ
(代表作「ギャングオブニューヨーク」「アヴィエイター」他)
キャスト:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン
ストーリー:2人の潜入工作員――1人は警察に潜入したギャング、
もう1人はギャングに潜入した刑事――が、
それぞれのボスから組織内のスパイを探し出すよう命じられる。
2006年夏

−−−−>うひひ、これそうですよね、例のインファナルアフェアのハリウッドリメイク版ですよね。マーク・ウォルバーグもでてくるはず。そうなると、やっぱり吹き替え版では森川さんに出ていただかなくてはなりません。


以下追記

バットマンビギンズの感想をコラムのサイトにアップした。
ここでは裏話の追記をすこし。
実は、悪役のお医者さん役で出てくる青年がめちゃくちゃ気になる。(笑)
この役者さんの名前がわからない(エンディングのテロップが目悪くて見えなかったのと、パンフを買ってないので・・・)たぶん、なんとかウィルキンソンっていう人だと思う。(偶然だけど、土日に遊びにきていた私の友人の旦那の姓がウィルキンソン、で、彼の実の妹はシドニーオリンピックの飛び込みゴールドメダリストのローラ・ウィルキンソン、閑話休題)
この悪役の青年、精神関係の医者役なんだけど、重要なキーマンである。
めがねキャラなんだけど、超ハンサム。ふふふ


2005年06月19日(日) 理性理性・・・(ねぼけた内容を一部修正)

ギャラリーフェイク(レディーサラ前編)
第1クールのあまりの不出来さ加減に2クール目から監督が交代し持ち直したが、もはや2クール目で打ちきりの危機の瀬戸際だったことは間違いが無い。
この状況を乗り越えて、やっとのことで第3クールにGOがっかったとのこと、嬉しくて万歳三唱。せっかく良くなってきたし、話も手放しで素直に面白いと言えるものになったのだ、これからが本番って時だった。第3クールでの有終の美を期待したいし、出来るなら第4クールの大願成就を果たしたい、応援しています。
さて、今週と来週は前後編の大作か?あと、TVガイド誌を信じるなら、その次に前回放送が飛んだ「館長三昧」のエピソードになるようだ。
ドラマCDのみならず、アニメでも小山さんと森川さんの共演が実現していた。偶然なんだけど、二人のガチンコ対決が面白い。
小山さんは体の大きなイギリス人を外画よりすこし大仰に演じてみせてくれるので、ジャックバウアーの臭いは感じず、それなりになかなか雰囲気がでていた。サラのことを気遣い、白人男性お得意の、女性への巧みな接し方は好感度が増した。サラの藤田の連れない態度に寂しいと思う女心に、彼の存在はかなり食い込んできた。一方の藤田は、アル意味典型的な日本人男性で、あまり感情を言葉にしない。サラへの思いを自重しているのは、保護者的立場の死守を自他に強要しているのかもしれない。しかし愛は確実に存在していた、なぜなら他の男がサラへ思いを寄せる状況にやきもきはらはらと動揺が激しくなる。
いつもは大好きと言って追いかけてくるサラに対して、あっさりとした態度を取ってきた藤田の心の思いは、サラへはまった伝えていないし伝えるつもりの無かったのだと思う。一つ屋根で二人きりの夜。外で激しく鳴る雷におびえたサラに対しての藤田の思いは、理性理性とつぶやく独り言に集約していた。美しいサラの変身に、内心では素直に動揺したり驚く様、一方でしたたかにいつもの画商としての仕事をする藤田。コンラストが面白かった。メリハリを効かせた中にも、さりげないシーンで外画ちっくな様相をしめす、居並ぶゲストキャラまた素晴らしい。お芝居も脚本も上出来、絵がついてくればもっと良かったのだが、それでもサラをそれなりの説得力で美しくかわいく描いてくれいたので、良かった。

マ王、ダマグレ、初恋12
ダマグレ以外は出番が少な目だった。初恋では、ついに主人公の二人が・・・それにしても、キス1個であんなにステキな表情をされると、たまらない。

携帯サイトでのおまえら時事放談。母の日と父の日というお題で、森川さんからめずらしくお父さんについての話がでた。森川さんはフリートークなどでたまにお母さんの事を話題にするが、お父さんの事を語る機会は少ないと思う。それにしても、飲み屋で息子の自慢話をするお父上に是非お会いしたいものだ。

眠いです・・・


2005年06月18日(土) 昨日のつづきから

もうしわけありませんです。
なんだか変に嵌ってしまって、ぐだぐだ書いていたら、
有り難いことに、web拍手で情報を1件いただきました。
本当にありがとうございます。
ということで、マ王は金曜の午前の収録なのだそうです。

以下修正版(2)予想スケジュール(笑)

曜日10ー14(15)時  16ー20時(もしくは21時)    
月             アクエリオン
火 (ドラマCD他)    パスコレ(その後ホルメン集会月1回)
水   BLEACH        初恋(終了22〜23時そのあと飲み会)
木            (ガラスの仮面?)
金   マ王        (スピグラ?)
土          ギャラリーフェイク
日  外画(終日)or イベント

以上あくまでも推理だが、いろいろな情報から、だんだん欠けたピースが集まってきてパズルが埋まってきた、あとはガラかめとスピグラの収録日時が判明するとほぼ完成。(レギュラーのお仕事だけね)
埋まってない時間帯がリハーサルや原稿執筆などの作業になるんだろうけど、おそらく表に出ない仕事や短発のお仕事で片端から埋めてる可能性あり。森川さんが週の中で丸々1日お休みできるのは、役休みの可能性がある月曜と木曜ぐらいか?下手すると週に1日もお休みがないままで何週間も続く可能性がある。ちょっと働き過ぎだ。

今日はテキサスから友人(アメリカ人と結婚してるけど実は韓国出身の女性)が泊まりに来ていて、ちょっとばたばたしてます。
彼女と一緒に、彼女のリクエストでブラザーフットを原語字幕で観た
(私が観るのは映画としては3回目)
もう、いきなり冒頭の靴が出てきただけで涙がこみあげてきて、困った。
彼女には始めてなんでなんの反応も無かったが、私はもう内容をかなり覚えていたので、どんどん観ていて悲しいシーンがつずくので、かなり辛かったが、2回とも森川さんの演技をメインに注目して観てたので、今回初めてまともにチャンドンゴン本人のお芝居を観た。
そう、そしてチャンドンゴンにもちろん惚れ直した。
やっぱり、すごくステキ。
もちろんウォンビンもすごくステキなのだが、どうもチャンドンゴンのつぶらな瞳とストレートなお芝居に惹かれるものがある。

愛する人をつぎつぎと奪われ、悲壮な思いで遂げようとしていた彼の願いも踏みにじられ、総ての事が信じられなくなって鬼になった彼、本当に何かに憑かれているかのような迫真の演技に感動。
うーん、あのつぶらな瞳にノックアウト、これが吹き替え版はモリモリ声で日本語しゃべってくれるんだもの・・・このシチュエーションは素晴らしすぎる。
そのあとに、この友人のリクエストでラストサムライを上映中。
彼女はどうして次から次から森川主役映画を選ぶのだ、我が家にはもっといろいろDVDがあるのに(まあ確率論から言えば森川主役映画が半分以上なので当たる確率が高い、笑)・・・そんなわけで、こちらもヴォイスオーバーなしの原語で只今観賞中。ぁあーーーもりもりの声出して観たいぞ(笑)
渡辺兼の英語が素晴らしい。

パスコレ
思い通りにできなくても落ち込まない方法は、冷静にその時の自分の出来を受け止めて(もちろん前提としてベストを尽くしたあと)もし不足を自覚したら、その足りなかったと思える部分を次回に加える努力をするのだそうだ、そうして落ち込まないで前進するとの事。坂本龍馬のような人だと思った。
私は高1の時に坂本龍馬に惚れて研究発表した事がある。いつか龍馬のお芝居を書いて森川さんに演じてもらいたいな・・・

カウンタートーク聴いて爆笑、森川さんラーメンの好みが極端でわがまま、豚骨も味噌も嫌いってどうして(笑)結構食べ物がうるさそうな人ですよ(笑)
奥さんになる人は大変だ(麻婆豆腐他辛い系は大歓迎らしい、私も韓国出張30回以上の経験があるので、もちろん激辛大歓迎。


2005年06月17日(金) マイブームとBLCDとお仕事スケジュール(これ追記)さらに追記

たべものマイブーム
仕事で月に何回かお茶の水へ行くのだが、聖橋口の目の前にSoupStockTokyoがあって、そこでオマールエビと蟹のスープを食べるのが病みつき。このお店、新橋にもあって、この間ゆりかもめからJRへの乗り換えの時に、探した探した、でなんとか見つけた。このスープ、えもいわれぬおいしさでエビ蟹好きの人間には堪らない。スープ2種とごまご飯のセットが750円、ちと高いがお薦め。最近スープ1個をLサイズにするセット(900円)が食べ応えあって尚満足(もちろん大サイズのスープはオマールエビ)。

もう1店、神田南口側の構内階段横のおそば屋さん。だし汁が関東にしては思いの外甘い、天ぷら蕎麦の天ぷらが野菜のかき揚げで、タマネギとサツマイモが入っていて350円、必ず、神田を通過するときに行きたくなる、もちろん乗り換えでいつも時間がないので、行けるのは数回に1回だが、時間があれば、立ち食い蕎麦なんだけど必ず寄る。

もう1店
COCO一番屋のカレー私の好みはほうれん草カレー4辛、ハワイのお店もチェックしてしまったが、ハワイ店は辛さが選べなかった。ほうれん草はハワイ店の方がさくさくしておいしかった。

スピードグラファー
うーん、なんとも言えない展開。やっぱり行き当たりばったりに近い脚本な気がする、なんだかな・・・でも、先週につづいて水天宮が面白い役どころ。野心で満々なんだな・・・なんか先を急いでる、やっぱり時間がないのかな?神楽の母親の天王洲神泉をついに陥落させるか・・・一途な恋にひたむきさを見せる若者的な部分を見せたが、これも彼の計算かすこし本音があるのか・・・2週連続で森川さんの、クールで妙に悟っていて野心がある男が楽しめた。でも、全体を通すとなんだかな・・・脚本も作画も・・・

「恋の胸さわぎ」「恋のからさわぎ(途中)」(BLCD)
今日は中央線が途中で止まってしばらく電車に閉じこめられるアクシデントのおかげで、思いの外沢山のCDを聴けた。
山口勝平さんが可愛い受けの主人公で森川さんが職業アイドルで役者の言葉攻め。
「恋のからさわぎ」の方は中学生カップル?「恋の胸さわぎ」の方は高校生?山口さんは難なく若い声だしてるし、森川さんもジャケットのコメントを観ると大汗かいて(彼は若い役をやるときはいっつも大汗かくってコメントがあるけど、全身で若さを出してやってるのかな?)の若者演技、どうして涙がでるのかな、の早川みたいな感じ、違和感なし、とってもいい感じで、この声も結構スキだ。言葉攻めという世界の面白さも満喫できる。かなりラブシーンが多くて、お話は付け足しに近い、というかエッチに持ち込むための段取りでしかないのだが、それでもそれぞれの登場人物が精神的に葛藤したり成長したりしている部分がなぜか上手に描かれていて、こういうのもアリなんだなって実感。実は大川透さん(スタトレのガラック役が最高)の高校野球部キャプテン役の先輩役、山口さんと絡みアリ、が凄く新鮮、若い声もだせるんだ・・・張りを抑えて高めの柔らかい声は普通の少年のようでもあり優しい先輩でもあった、さすがに上手い。
これ、エッチシーンが結構濃厚、ノイズキャンセルつきヘッドフォンで聴きながら電車に乗っていて、山口さんのめちゃくちゃ可愛くて色っぽいあえぎと森川さんのこれまた色っぽいささやき声と吐息が、車両中に鳴り響いてる感じがして(錯覚なんだけど)ちょっと恥ずかしかった。
どうも、BLCDは感想が書きにくい・・・

夏の映画戦争
宇宙戦争の日本語吹き替え版上映館が少ない、バットマンビギンズの方の吹き替え版上映館が多い気がする。スターウォーズ3も思いの外吹き替え版上映館少ない。森川さんのめちゃくちゃステキな美声をドルビーデジタルで堪能したいのだが・・・宇宙戦争のトムの声の件でいっぱい憶測が飛んでるけど、映画の中身同様で秘密主義が徹底している。誰かな・・・個人的には50〜70%ぐらい森川さんな気がするんだけど、ぜんぜん理由はない。懸念はルーカス映画とスピルバーグ映画のガチンコ対決の状況で、声の主役をかち合うことがあり得るだろうか・・・政治的には無い気がするが・・・吹き替え版の上映館が少ないから気にしないとすると、森川さん大三昧な7月になる(TVのスターウォーズ一挙放送でのEP1,EP2,クローン大戦の1と2で4本も。劇場でEP3)7月末のハービーもあるので、アニメもドラマCDもDVDもと数えると大変なことになる。待ってました。

>>追記<<

最近いろいろな経緯で判明したこと
森川さんのレギュラー収録曜日(ほぼ確定情報)
1)アクエリオン(スタジオどこ?) 月曜
2)パスコレ(スタジオインスパイアー) 火曜夕方
3)初恋(赤坂のNHKスタジオ?) 水曜16時〜

ソース
アクエリオンは番組公式ブログのかかずさんの書き込みから、初恋は共演者咲野さんのブログから、パスコレは森川さんの「明日の初恋の収録で・・・」発言から。尚、パスコレの日の昼間はドラマCDの収録を入れているようなので(先週のアクセサリー救出作戦顛末記より)、ドラマCDの収録日?携帯の声帯通信の収録は月1回だが、話の流れと天気などの発言から火曜の昼間もしくは水曜昼間の可能性大、内容編集後に水曜深夜〜木曜にサイトが更新されている。
初恋の収録日にはスタジオをはハシゴしている(どこからか赤坂への移動発言あり)ので午前に収録が入っている。あと櫻井君が土曜か日曜にレギュラーの収録ありとの発言があったので、もしかするとマ王(NHK)が土曜の夕方の可能性あり(森川さんのイベントの出演傾向からも推理)
金曜は夕方までレギュラー収録あり(某ドラマCDの収録を櫻井君と二人で夜の9時からやってる事、櫻井君とは別の仕事だったこと、別のドラマCDの別録りも金曜の夜から深夜に行われた事から判断して、4時から8時ぐらでアニメ系、櫻井さんと共演ではないアニメ)なので、ガラスの仮面かギヤラリーフェイクかスピグラ?後ろに仕事を入れるからには、あまり疲れてない風なので、出番の少ないスピグラじゃないかな?すると木曜にギャラリーフェイク(そういえば制作発表も木曜だった気がする)・・・

以下はあくまでも推理で他のスケジュールを補完

曜日10ー14(15)時  16ー20時(もしくは21時)    
月             アクエリオン
火 (ドラマCD他)    パスコレ(その後ホルメン集会月1回)
水 (BLEACH?)       初恋(終了22〜23時そのあと飲み会)
木            (ギャラリーフェイク?)
金 (ガラスの仮面?)   (スピグラ?)
土         マ王
日  外画(終日)or イベント

Shuffleは何時?

これをみると役休みの一番多いアクエリオンの日(月)はかろうじての休日。
この日が役休みの場合、かろうじて1日すこしゆっくりできる。
レギュラー収録の無い日はない発言あり。
半年で20数本のドラマCDが出るので、週に1〜2本のドラマCD収録が入っている。2本はいる週は深夜残業になるので別録り。ガラかめは10時から収録している可能性が高い。(出演に女性が多いので)平日の午前中で空いている日が必ずある(犬の予防注射とかに昼間行っていたりしているので)
パスコレの日かその前の日に鍼治療に通っている。月曜は床屋や美容院は休みなので、髪の毛を切りに行く日がなかなかない発言との関連。月曜は逆に歌のレコーディングなど個人活動を入れている日がある。2Heartsの1曲目収録が月曜だった。(飯塚さんの日記などから推理)
水曜の初恋の日の夜に賢雄さんと飲んでる日があるので、
木曜の朝イチにレギュラー仕事なしと予想。金曜の遅くに残業仕事入れてるので原則として月、土の午前もレギュラー仕事なしか?
日曜に外画を入れてる週はリハーサル何時してるのか?
スターウォーズ収録3日かかったそうで、どうやって日程調整したのか、3週間毎日曜か3日間連続なのか不明。

>>以下追記の追記<<

ちょっと寝ながら考えたので(いま土曜朝です)
昨年のセイントビーストのイベントで土曜に森川さんが別の仕事が入っていた件、同じ時間に櫻井君がステージに居たので、土曜はマ王ではないという事だ。おまえら24は土曜でその後土曜はイベントダメになったことから判断してこの上期のレギュラーがどこかの時点で土曜に入った、しかも少なくとも8月のイベントの時でも録りが続いている作品である点と考えると、ギャラリーフェイクもしくはガラスの仮面の可能性がある。

以下修正版予想スケジュール表(笑)

曜日10ー14(15)時  16ー20時(もしくは21時)    
月             アクエリオン
火 (ドラマCD他)    パスコレ(その後ホルメン集会月1回)
水   BLEACH        初恋(終了22〜23時そのあと飲み会)
木            (マ王?)
金 (ガラスの仮面?)   (スピグラ?)
土         ギャラリーフェイク
日  外画(終日)or イベント

以上あくまでも推理
しんかたさんの日記の記述よりBLEACHは水曜(たぶん)


2005年06月16日(木) 両極の吹き替え外画

アイズ・ワイド・シャット(R−18指定)
最近廉価版が出ていて、すごく手に入りやすいし、吹き替え入りはセルオンリーらしいので、この機会に森川吹き替えの最高峰の1本を是非あなたのコレクションにお加え下さい(誰に向かってセールスしてるんだぁ)。
そう、セールスマンでもなんでもしたくなるぐらい、絶品のトム・クルーズ森川が聴ける作品。とにかく絶妙な声の高さ(たぶん、森川さんにとっては一番自然な音域だと思うし、この作品のトムにはもの凄く合っている)絶品で絶妙のセリフ回し、一言一言にうっとり出来る。後半は焦ったり苦悩したり、いろいろなお芝居が聴ける。共演者もしかりだ。私の知る限り、これほど声優さんたちの絶品のお芝居が聴ける吹き替え作品は他にはないと思う。
この作品は2001年吹き替え、森川さんは丁度この頃以降から、トムやキアヌやブラピなどの一級ハリウッド二枚目スターの配役が頻繁に回ってくるようになった。彼のキャリアでもきわめて重要な時期である。第1期黄金期だと私は思っている。

ストーリィだが、地位も学歴もある若きセレブな医者のトムは絶品の美人妻ニコールと娘との幸せな家庭を持っている。ところがあるパーティがきっかけでニコールから自分の女性に対する考え方が間違っている事を指摘され、そのとき聞かされた妻の精神的な浮気の妄想世界に初めて激しい嫉妬と混乱の気分を味わう。それがきっかけとなって、彼はすこし精神の安定を欠き危険な世界への好奇な刺激に魅せられてゆく。偶然から秘密クラブ(ここがスピグラの元ネタ)の存在を知り、怖い物見たさの好奇心からとんでもない世界に首をつっこんでしまう。そしてやがて追いつめられてゆく。
とにかく、この作品の前半のハイライトは夫婦でマリファナをやりながラリッテいちゃいちゃ始め、やがてけんかになる長いシーン。
ニコールの妖しい美しさと色気が画面一杯に充満しているし、当時リアル夫のトムの自然なリアクションもすばらしい。何より吹き替えの二人だ、吹き替えを観ているのを忘れるぐらいに嵌り込んでいる。森川トムが耳元で囁く声の色っぽさは、数あるBLCDの囁きシーンよりもさらに数段色っぽい。というか、全シーン通して、こんなに色っぽい森川声は他ではちょっと聴けない。

この作品、18禁シーンをカットしてTVでオンエアーすれば、森川さんの実力をもっともっと広くいろいろな人に評価してもらえるのになと思う、セルDVDオンリーで18禁の現状がちょっと残念。

ところで、なぜコレを今観てるかというと、昨日のアニメディアの直筆アンケートにお気に入りの映画欄に森川さんがこの作品を挙げていたこと、過去のアンケートでも絶対に挙げていること、自己紹介などで必ず代表作に入れていること、すなわち森川さんにとっても、よほど自信があって記憶に残り記念になる作品なのだと思う。ニコール役の佐々木優子さんの色っぽさには、女の私でもめろめろになりそうなほどの色っぽさだし、よこからちょっかいを出すダンディなおじさまを小川真司さん(グレッグのパパ)が、これまた超格好いいダンディで色っぽいおじさま。これ18禁なのがちょっともったいない。若いファンは大人になったらすぐ観てください(笑)昨年購入して、数回観たが、今回数ヶ月ぶりに観て、最初に観た印象が変わっていないことを確認。

しかし、どうして吹き替えキャストを箱に書かないのでしょうか?

原始のマン
バックにかかる音楽は、デフレパードにクィーン(しかもヘビーな初期ばっかり)にサウンドガーデンに・・・メタルばっかり。主演はショーン・アスティン(広中雅志)、ポーリィ・ショア(塩谷翼)の馬鹿高校生コンビ、氷河から復活した原始人のブレンダン・フレーザーが森川智之(太めの野蛮声)美人のあこがれマドンナ役に玉川紗巳子、恋敵役に平田広明と結構豪華。
ブレンダンのめちゃくちゃキュートなお尻ににやけちゃう(うぉーおばさん丸出しや)出だし、めちゃくちゃ若くてハンサムで、しかも原始人なのでボディアクションの嵐、表情豊かで、美しい目がくるくる。声の森川さんは、おかげであんまりセリフないです、「ぉわっ」とか「どぉお」とか「ぎゃー」は沢山聴けますが、基本的に言葉は片言、もう、途中から、まぁいいやって感じになって見てました(笑)。塩谷さん塩屋さんじゃなかったっけ、でも同じ人だと思う、主役デビューは海のトリトンでガッチャマンの甚平でイデオンのコスモだ、甚平は役の途中で声変わりするというたぐいまれなキャストで鮮明に記憶にある。一時期声ががらがらででんぐり返っても、役を降ろさず使い続けた監督さんも凄いが、演じ続けた塩谷さんもさすがだ、甚平の役年齢とも一致していて、まあこれも有りだったに違いない。昔の塩谷さんのポジションは現在山口勝平さんが頂いてしまったという感じかな・・・音響監督さんではお名前拝見しますね。そうだな・・・うる星で一世を風靡した千葉繁さんも、そして塩谷さんも、水島裕さんも、鈴置さんや井上さんまで、最近は音響監督さんになっていらして、声優さんのお仕事はめったにやらなくなっている方が多いですね。私の子供時代のヒーロー達です(これで、どんなに隠しても年が大バレですね、爆笑)
おっと横道にそれた、塩谷さんの吹き替えって初体験、上手いね、おばか高校生を自然に無理なくやってます。広中さん(って外画でたまにお名前みるけど、今はおじさんが多くなかったですか?)がアテているショーン・アスティン(指輪のサム役でついにブレーク、そう彼だ、今日観てびっくりした)は若き日のジョー・ブラックにも似ているかわいらしい感じ。こんな声出していた時代もあったんですね・・・笑
森川さんは、はっきり言って、これじゃ演技力もさっぱり判りません。
それより、意地悪ハンサムボーイ役の平田さん、これまた高校生役で声も若い、いや・・・この間アルジャーノン見てきたばかりですから、高校生声に、ついにやけてしまった。そんなわけで、時間つぶし見たいな映画ですがそれなりに楽しめます。1993年の吹きかえみたいなので、森川さんにとって初ブレンダンだったのかな?その後沢山ブレンダン吹き替えているけど、どれもブレンダンの森川さんは低めの張りのある声が基本、そんなわけで、トムの吹き替とは対極の漢な男の張りのある声と男前なセリフ回しが聴けるし、ギャグ作品ではへにゃへにゃ声も聴ける。(この原始のマンではなくて、ハムナプトラとか他のブレンダンの作品ですが・・・)

あと、アダムサンドラー吹き替える時は、また別の面白い声の出し方の森川さんに会える。


2005年06月15日(水) 真澄の心理描写(追記有)

ガラスの仮面
作画がだんだん微妙になってきて悶絶した回
話がすこし走り(はしょりとも言うべきか)出したのは仕方がないと思う、演劇コンクール全国大会を1話で一気にクライマックス直前まで持ってきてしまった。北海道の劇団一角獣がでてきた。オンディーヌの亜弓が渾身の演技なんだけど、ちょっと見せ・・・マヤの周囲は障害だらけ、大道具を壊されたりトラブルは妨害工作。雨の中、帰らない劇団メンバーを待つシーン。真澄がマヤにどさりと自分の上着をかぶせて「濡れるから中にはいりなさい」「いやです・・・いい気味だと思っているんでしょう・・・」「んぁああそうさライバルは1つでも少ない方がいい・・・」この一連のやり取り、マヤが走り去ったあとの真澄のモノローグが絶品だった。マヤに優しくしてあげたい素直な気持ちを表せない大都芸能の社長としての速水真澄な自分、劇団月影に厳しく当たらねばならない立場でから、マヤへわざと見せる悪ぶった態度、その跡にズシーンと落ち込む真澄の本音。声優さんの演技はすばらしかった。
ところが作画だ、あまりにむごいのでギャップに悶絶。違和感の嵐。
これほど声優さんの演技と、キャラの表情づけ表現のへたくそさに、見ていてギャップに苦しんだ回は初めて。
森川さんの演技解釈は間違ってないと思う、そう、これこそ真澄だ。
しかし、作画の表情は自虐の笑い顔には絶対見えない、いいシーンだったのに・・・怒。監督さんこのシーンこそ動画NG出してほしかった。
今後の仕事の鬼としての速水真澄と、役者北島マヤの心からのファンである紫のバラの人の、表裏のギャップが激しくなる、真澄がマヤに対して演じる自分の役割を表と裏で完全に分離し位置づける決定的なシーン、ある意味で彼のおぼっちゃんで意気地なしな部分が露呈するシーンである。はぁぁ・・・これから見る方々には、あまり作画の真澄には注目せず、森川さんの絶妙な声音での真澄の心理の描写を堪能してほしいと思う。

以下追記(思いのほか長いです)

アニメディア
買ったの10数年ぶりじゃないかな・・・笑
声優さんの直筆アンケート目当てなんで、人に言えないなぁ、すっかり声オタになってしまったし、楽しく見れるオタクな自分に驚く。
ところで、これをしげしげと見て気がついたことを少し。
男性声優さんは、やはり型にはまらない大物が多いな・・・(いかにも本当はこんなの書きたくないなぁ・・・仕方ない書くか風で)櫻井、鈴村、関智、森川が太めのマジックでがしがしと形容詞か動詞型の回答。三木眞はあまりご機嫌のいいタイミングじゃなかったみたい、うえだゆうじは問題外だ(笑)。
森川さん「自分の好きなところ・嫌いなところ」の回答が「ボケ ボケ」って書いてあるんですが、確かに檜山さんとのコンビ結成初期には自分がつっこむつもりで居たわけで、その頃まで自分がボケ体質であることに正直気がついて居なかったのかも知れない。そうこうしているうちにおまえらも10年やり続けて、いまではボケが完璧に身に付いてて個性の一部になってしまった(笑)。これには証拠がある、なにしろ「無意識にやっていること」の欄の回答も「ボケ」なので自覚している。そんなわけで、檜山さんが居ないイベントで森川さんのボケを誰も拾いきれずにいると、そこはどんどん焼け野原になってしまう(笑)。ボケが決まると楽しい嬉しい森川さんが居る反面、予定外のボケに落ち込む森川さんも心のかなでは同居しているわけだ。

そんな森川さんが「声優としての目標」に一言「てっぺん」と書いた。
これには唸った。さすがわ私の見込んだ役者だけのことはある(勝手なこと書いてますね)、一時期、役者森川智之は一通りのいい仕事をやり尽くして満足したらどうなるのか、ちょっと不安になって考えた。が、今日、このコレを見て、この人がこの「てっぺん」を目指す気持ちを変えないで居てくれる限りは当分大丈夫だと思った。
かれが目標をここまで高くに置いている以上、役者から早々に足を洗う事はまずなさそうだし、役者以外の事に気を向けることもなさそうだ。何より今以上にどん欲に役をとり続けるに違いない。きっと彼の目指している「てっぺん」とは、1930年代に生まれて今なお現役に君臨している、あの妖怪声優のお歴々のことであろう、彼らの君臨する座を奪おうというのだから、大した根性だ。こういう大それた野心を抱く奴なわけで、そういうことなら、あと30年は裕に役者をやってくれそうである。まあ私の命が先に尽きるに違いない、先は長そうだ。そうさ、頂点を極めて、てっぺんの椅子にどっかりと腰を降ろすまで、がんばれ森川智之。私は最後までお付きあいする覚悟はできている、見守るよ。

それから「好きな場所」を「スタジオ」と書いた人が、森川さん、井上喜久子さん、甲斐田ゆきさん、横山智左さん(マイク前)である。森川さん以外は、数カ所のうちの1箇所が「スタジオ」なのだが、明快に「スタジオ」と回答したのは森川さん一人。普通の人は「家」とか「ふとんの中」とかリラックスする場所を一番に挙げるのだが・・・いかに意識が常に戦闘態勢であるかが伺い知れる、どれだけ仕事が好きなんだろう。普通の人はリラックスする場を好きだと考えるが、この人たちは逆の発想で、緊張と充実感を味わえる場所、自己をもっとも表現できる快感を味わえる場所を好きだと考えている。天職だね。

浪川君、きみががそんなにお酒好きとは知らなっかった。好きな場所が「居酒屋」なんだもん。飲め飲め、もっとどんどんやってちょうだい(笑)お姉さんが好きなだけ飲ましてあげるわ。

エターナルガーディアンー聖戦士伝説ー第一部第二章
聖剣士として小山力也さんと石田彰さんが格好良く登場。
なんだか筆頭に名前がある主人公のはずの森川さんより、今回の石田さん小山さんの方が出番多い・・・脚本家の方、どうにかしてキリー(森川さん)の出番を増やしてください。お願いします。
というわけで、今回は相方の檜山さんとの遠征、二人の心地よい正当派な掛け合があって、まずは良かった。最近、ドラマCDでコンビ役が続いてる気がする、思い出せるのは斉姫(役にひねりがあって、出番が少なくても面白い)。
森川さん、檜山さん、そうそう闇魔将の子安さん、個性を出すのが結構難しいような正攻法の役、きちんと期待されたとおりの、型にはまった演技を要求されている。とはいえ、序章の時とは違って、第一章のときには、あれっそうかなって思っていた事が、この第二章では明確になった。それは森川さんのキリーの役作り。初期の印象は聖十二剣士のリーダとしての骨太キャラだったが、いまやそのイメージをすっかり放棄、柔らかい口調と静かに内面では燃えているストイックな男風になっている、指揮官としての重みや威圧感よりも知性派のイメージを優先させた役作りだろうか。
子安さんも聖十二剣士と対峙するときは憎々しげだが、普段は苦悩するヒーロー。
さてさて、新キャラで小山力也さん登場、その相方役が石田彰さん(このコンビは珍しい?)小山さんの役は年齢不詳の永遠に聖剣を護る剣士、ってつまりこの作品のタイトル名のその人たちなんではないかしら・・・相当重要なキャラとみた。それにしても、小山さんと森川さんが会話しているシーンをこうして聞くと、どうしても映画を思い出されてしまう。Planet of the Apes新猿の惑星では敵味方だった。彼らは、吹き替えでは同じ役を取り合ったりするライバル関係にもあるので、共演する映画は少ないと思うが、この二人の掛け合いはことのほか面白い、もっともっと聞いてみたい。
最近のアニメではスピグラでの水天宮vsお医者さんの可能性がゼロではない、両方とも雑賀を挟んで対峙すれば可能性ありだ。おまけCDのフリートークでも、森川さんは(前回も前々回も出番が少ないとぼやくことしきりだったが)今回は小山さんとの掛け合いがあって良かったとコメントしてる。それにしても、フリートークを聞くと、どうも小山さんはいじられ系かもしれない、年長なんであまり直接的ではなかったが、そんな雰囲気があった。
どうも、このドラマのメンバーだと、檜山さん全体の仕切り、森川さん後ろから糸を引く黒幕という雰囲気が漂っている(笑)。


2005年06月14日(火) ねむいです

アクエリオン
次回予告でトーマがでてきます、アポロニアスも、過去生の話もあるのだろうか。今週は不幸を一身に背負う麗華のお話、チャイナなんですね彼女。声が小林さんでガラスの仮面のマヤちゃんなんだけど、今期は小林さんすごい人気だ。それにしても、合体の時の叫び声が素晴らしかった。低めで迫力満点、女の人でこういう格好いい叫びができるのは、本当うらやましい。
アポロ君も、かわいかった。

スパイダーボーイ
DVDが届きましたが、見ながら寝てしまったので、途中観れてません。アジアパワー全開のドタバタでアニメのような乗りの作品。主人公の男の子がものすごいへにゃへにゃなんだけど、この子キュートでハンサム。かわいい・・・そして声の森川さんも凄いかわいい、おちゃめでとぼけて楽しさ爆発の声。楽しそうだな・・・ライバルのゴキブリ男が山路さんなんだけど、映画でも共演多いですね、コラテラルでは追いかけてくる刑事さんだったし・・・もう1本あったような・・・忘れました。今回も山路さん結構若めの2枚目から3枚目声。

Web拍手有り難うございます
私の感想を参考にしていただいたみたいで、どうでしょうか、エイリアンVS プレデタープラス2本ですか、森川さんの吹き替えとしては楽しめると思います。人によって受け止め方はすこしづつ違うとは思いますが、森川さんの演技はきっと楽しめると思います。メッセージ有り難うございました。

パスコレ聞いていて、森川さんの英語・・・発音綺麗ですね・・・で思い出しました、TOIEC受けなくちゃ、すこし対策の集勉強しなくちゃならない。やっつけです。

スレイヴァーズラヴァ後編、早く来ないかな・・・待ちきれない。


2005年06月13日(月) 千客万来御礼

毎日たくさんの方々にご訪問いただいてまして恐縮してます。
だって、こんなにも誤字脱字あいまい情報満載の雑文を、
寛大なお心で読んで下さっているのかと思うと、本当に感謝します。
日記なので、なんにも考えず、頭から尻尾まで推敲せずにかいてます。
読みにくくて本当にすみません。
というのも、本日久しぶりにアクセスログを見に行って、
1日のアクセス数がいつのまにか増えておりますことに気がつきました。
どうりで、カウンターの回りが速いはずです。
ネット検索でのルートで、毎日かなりの方が新規でいらしてくださってます。
中には、森川さん関連情報を検索中に来られた方で、リピーターになってくださってるらしき方もちらほら、本当に感謝です。
その他、何気に本文に使用している単語で、不幸にもここがヒットしてしまい
ご訪問くださったりと、お手間を取らせます(笑)
やはり一番は声優さんのお名前やイベント出演作品などをキーワードにしての検索でのご訪問が多いです。お役に立てなくてすみません、本当に貧弱な知識しかなくて・・・あと、BL関係ですね(爆)

最近、コラムのサイトの両方で、暖かい励ましメッセージを相次いでいただきました、感激しました。
やっぱり森川さんつながりでの出会いです、森川さんのファン様にはやさしい方が多いみたいです。森川さん、素敵なファンの出会いを導いてくださって感謝します。あなたのファンになって本当に幸せです、過去にファンになって後悔したのは、アマゾンとフロンティアワークスから引き落とされるクレジットの請求書の金額と預金の目減りに気がついたときだけです(爆笑)


そして素敵なファンのみなさんにも、感謝です。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
おっと、そうです、web拍手も投票いただいておりましたが、さっきまで気がつきませんで、レスせずどうもすみませんでした。
特にコメントはありませんでしたが、ボタンを押してくださった方、本当にありがとうございます。
今後は、もう少しまめにチェックに参ります、陳謝。

さて、アクセスログの解析から、
多くの方が、宇宙戦争の日本語版のキャストを探していらっしゃるみたいで
私も是非知りたいです。機密保持が完璧ですね・・・そろそろ漏れてもいいのに・・・と思ったり。でも、やっぱり今回のトムは違う方だと思うのですが、どうでしょうか?

メールでお教えいただきました。
森川さんの7月のイベントはマ王の公開収録みたいです。
某所からリンクを拝借しましたのでこちら参照
櫻井さんと森川さんと宮田さんの仲良しトリオかしらと思ったら、なんか入れ替えがあるみたいで、どういう組み合わせになるのでしょうか?コンとユーリ、ムラケンとユーリかな。どっちに応募したらいいのだ(怒)
BLEACHのサインお渡し会と同じパターンなら、森川さん午前中ではないだろうか、午後から別のお仕事が入ってる可能性もあるし・・・
この日、3連休の中日なんで、単身赴任の身としては東京に居残りはつらいですね・・・8月の2連荘もあるし、TV放送もあるということで、忍の1字かな・・・でもだめもとで応募してみよう(そんなことして、この間のサインお渡し会みたいに、当たったら行ってしまいそう。かわいそうなのは旦那だ)


2005年06月12日(日) がんばって・・・

ギャラリーフェイク
今回も、いきなり若い藤田君(キュレータになりたてぐらいのころ?)が出てきて、森川さんが違和感まったくない若い声でしゃべったので、にやにやしてばかり。しかも、女帝にむんずと抱え込まれたり、たじろいだり、思いきり女師匠にたじたじになってる可愛い藤田には、おそらく全国の若い藤田ファンの心をわしづかみにしたに違いない。(爆)
絵は・・・でしたが、ストーリィは最近安定していて、大人が観ても楽しめるきちんとした起承転結のものに仕上がっている、しかも藤田の性格付けも一環して安定した来た。三田村館長も以前のような嫌みなだけの馬鹿発言を強要された男のエゴイスティックな脚本ではなくなっているし、サラもかわいらしさが増して、魅力的になってきた。いよいよ来週から前後編でサラちゃんが主役みたいだし、藤田はちょっと悩むみたいで、面白そうだ。
でも一つだけ、心配事。お芝居はすばらしかった森川さんだが、滑舌に疲労を感じた。働き過ぎか睡眠不足の例のDVD追い込みの週の収録だろうか?

それにしても、先週のテニスで飛んだ回はどうなるのかしら・・・
噂では第三シーズン突入らしいとのこと、それが本当なら、嬉しい限りだ。今の監督さんがフルに最初から関われるエピソードまで行けば、いまよりももっともっと良くなるに違いない、だからこそしばらく続いてもらいたい(1年は絶対やってください)

クローン大戦2EP22録画失敗(はぁぁ・・・)




2005年06月11日(土) ガッツとグリフィスが下水口で格闘したのね(改)

良く読むと、題名変だ・・・まあいいか

昨日から今日が急がしくて、やっとさっき帰宅、急いでネットに繋いだ。
で、パスコレを聴きましたか?
森川さん、冒頭で7月にイベントがあるって・・ええええっ?何?何?
ぜんぜん知りません、某アニメのイベントにも某横浜のイベントにも出演リストのお名前ないんですが、なにかのシークレットゲストですか?そうなると、7月10日にものすごい沢山の声優関係のイベントがあるらしいので、その日にどこかでステージに立たれるのでしょうか?(謎)

いやぁパスコレ、裏も表もなんか異様に良かった。
森川さん、随分とテンション高かった。なんでも、ペンダント(ファンからのプレゼント、たぶん)がタクシー降りたところで下水に墜ちてしまったのを悔しがったら、収録後に仲良しの神奈さんと二人で苦労して回収できて嬉しかったと、冒頭に延々と格闘の顛末を詳細報告。本当に嬉しそうなんで、聴いてるこっちまで嬉しくなりました。この人、ファンからのもらい物を本当に大切にしてくれますね、タレントの鏡です。それにしても、新宿のスタジオってあそこ?近所のコンビニってあそこ?イヤー昼間にあそこらへんで森川さんと神奈さんが下水に向かってはいつくばっていたのかと思うと、想像できないな・・・結構交通量おおいよあそこ、でも新宿にはスタジオが沢山あるんだよね、私が知ってるあそことは限らないか・・・
そうそう、森川さん朝6時半のランニングを再開したとのこと、いよいよ歌のステージに向けてトレーニングに入りましたね、ミュージシャンもツアー前には体力つけるためにいろいろやるんですが、一緒ですね、こういう気合いの入れ具合もさすが。ファンとしては全部良い方向へ考えてしまうけど、欲目か?
裏パスコレ(賢雄さん)
スレイヴァーズラヴァ後編の賢雄さんと櫻井さんの掛け合いのシーンをオンエアー、これ、随分たっぷりと1カット分聴かせてくれたし、しかも話題の主が冴木(森川さんのキャラ)なんで、なんかどきどき。原作読んでいるので、知ってましたが、結構重要な良いシーンなんだけど、惜しげもなく公開したところを見ると、もっと凄いシーンが沢山本編にあるのか?いや、原作どおりなら絶対あるし、アル意味見せ場だらけかもしれない、そのぐらい演出さえ良ければ絶対に面白くなる作品。すごくステキなシーンで、賢雄さんの演技も櫻井さんの演技も堪能できた。前回の表パスコレのダイジェストの櫻井さんと森川さんのシーンも、櫻井さんの素晴らしい泣き笑いがあって、聴かせてくれた。
裏の時間で阿部さんと賢雄さんの仲良しぶり、この人達は素でも仲良しなんだろうなって思えてしまう、賢雄さんホラ大爆発、パスコレが面白い・・・

今日からマ王(BS2)
コンラッドとアーダルベルトがジュリアをめぐるわだかまりを一気に爆発させてガチンコ。森川さんコンラッドの出番が多くて、しかも緩急のあるセリフが良かった。オリジナルストーリィが完全に原作からかけ離れて勝手に一人歩きし始めた。
実は、前半の火山が噴火して全員が逃げるシーン、引きの絵がギャグになってる、真剣なシーンなのに何で?って思ったけど、(マ)ニメは何でもありなのか?あま、アクションシーンがぼちぼちで良かった。

追記
グエンダルなりに、子供たちをかわいがるシーンがでてくる
とってもキュート

ダーマ&グレッグ37話
どうしよう、もうあまりに可笑しくて、可笑しくて、息が苦しくて、もう、悶絶。グレックがダーマにそそのかされてゴルフ用品ショップでテキサスの田舎っぺ夫婦ごっこを始める。「・・・だっぺ」みたいな、得たいの知れない、変な田舎アクセント、東北なまりに近いかんじだけど、めちゃくちゃ変、で、その店で出会った判事が南部出身で、ネイティブ南部なまり、次の日の裁判で対面しなくてはならない人だと判明、その後のグレッグ(小心者)反応がかわいい、嘘が嘘を呼ぶ雪だるま式嘘の転落パターン。もう、へにゃへにゃのふにゃふにゃシーン、そして全編とおしてずっと似非南部弁(東北弁?ズーズー弁まぜこぜ?)森川さんの似非東北弁で悶絶。何をさておいても、録画での今週の超格好いいコンラッド見た直後で聴いた為、不覚だった、ギャップのすごさに倒れて笑い死ぬかと思った(笑)

ぜんぜん森川さんと関係ないのですが、最近、福山潤クンの声と斉賀みつきさんの声がまぜこぜに聞こえる(ごめんなさい)、似てませんか?



2005年06月10日(金) 水天宮さん・・・

スピードグラファー
水天宮さんが主役の回でした(私に脚本を書かせて欲しかった)
水天宮な森川さんが、雑賀な高田さんとめいっぱい対決会話、
聞き所のある絶妙なニュアンスのセリフが並びました。やりぃ。
モリモリファンとしてはおいしい回でしたが、話としてはなんだかな・・・
最後の最後の水天宮が独り言を言うシーン、そのセリフのニュアンスの微妙さに心臓がぎゅっとなった。間違いなく今週のセリフで一番凄かったで賞をあげます、森川さん。
そういえば、今週の高島さんのセリフもすんごく良かった。
このアニメ、主役の神楽意外は全員が外画仕込みのなかなか上手いセリフ回し、むしろよけいに絵のへたくそさが浮き出てしまう。生身の役者さんなら映えるリアリティがのっぺりへたくそな絵ではドラマCDを聞いている方がましだと思わせる中途半端なフラストレーションを与える。音響監督さんはそんな燃え切れなさなんかお構いなしみたいで、どんどん吹き替えファン好みの役者さんにそれっぽい演技をさせる、聞く分には面白いアニメかもしれないが、あまりにも脚本が不出来だ。せめて、もっとどきどきするセリフを沢山並べてほしい。いっそのこと、私に書かせてくれ(爆)

それにしても、謎だった水天宮さんの必殺技を、いきなりオープニングで明かす、このアニメの演出のセンスというか意図がぜんぜん理解できない。
どうして、なんで、予告でも見せてないハイライトシーンをその回が始まる日にオープニング映像で見せちゃうわけ、もっと凄いシーンが有るかと思って期待したのに・・・まるで、予告編がその映画の見せ場のすべてだったシュワちゃんのトータルリコールというSF映画みたいだ。あれには騙された。(笑)

たぶん、この回は水天宮の必殺技が炸裂する第1クールの一つの見せ場だったんだろうな・・・しかも彼はただのユーフォリアじゃないらしい、強烈な能力。まあでもとりあえずはものすごく格好良かったのでほっとした、小物扱いじゃなかった。でも、あのステキな登場をしたゴムゴムの子安さんキャラが、あんなにあっさりとみごとに何の前触れもなく消し去られてしまい、見る者を唖然とさせた前科があるスタッフなので、この後に何をやってくれるか有る意味期待が全然もてない。できれば今日明らかになった設定を生かして、とことん悲劇の悪役としてあがいてあがいて、ぼろぞうきんになって最後は共倒れか周を道連れ総破壊状態で果ててもらいたいものだ、さもないと物足りなくて暴れてしまいそうだ。

出先で雑誌をゲット
スピグラ話のつづき、声優グランプリの最新号に森川さんと高田さんのツーショット。ストーリィに関するコメントが微妙なのは、察しがいい人なら気がついてしまうかも、初期の予想よりも出来が微妙になってきたスピグラに苦い残念な思いをしているのは、直接演じている声優さんなんだなぁと実感。それにしても森川さんは正直な人だ、嘘をつけない性格が良くわかる、応えたくない質問のときには、答えははぐらかすの戦法が一番、それが彼の長い年月で身につけた処世術なんだと実感。大人だよね。
野郎のツーショットは、結構渋い写真になってる。
この号にはいくつか小さい写真も含めて、ベリーショートな髪型の森川さんを散見できる。夏の新作アニメでのレギュラーはSHUFFLEだけみたいだ。だって今のレギュラーで終わる気配があるのは、アレとアレぐらいだから、当分忙しそうだね。





2005年06月09日(木) アルジャーノンに花束を

実は初日と千秋楽の2回分のチケットをもっている。
なにがって、きかっけはセイントライブイベントでの、平田さんのビデオレター、動く平田さんをじっくり拝見して、この人のナマのお芝居を是非味わってみたいと、思った。
それで、劇団昴のアルジャーノン公演の情報を、平田さんご本人公認サイト様で確認し、サイトのリンクをお借りして、平田さん割引でチケットを確保することが出来た。感謝です。
ところが、昨日の発熱のせいで仕事を1日さぼったしわ寄せが出社した私の仕事メールで待っていた。そのお願いを読んだ瞬間、あらら、これは今日はやばいぞ5時サッサは望めない・・・と予感。普通に考えても、なんの予定が無くても、このせっぱ詰まったお願いは、期日を訊いてちょっと切れそうになるたぐいのお願いごとだったが、ここは冷静に考えて、(出来る、やれるぞ自分)と自分に言い聞かせ、ちょっと集中してがんばりました。おかげ様で、予定より1時間強遅れたが、なんとか職場を後にできた。正直、時計が午後4時を回ったときには、一瞬今日はだめだ、と思ってあきらめかけたが・・・やっぱり初日のどきどき感だけはかけがえのないものがあるし、それは音楽でもお芝居も一緒だろうと思うと、なにが何でも行きたくてがんばりました。
なんという集中力(笑)毎日こんなふうに働いてみろ(と自分に言ってみる・・・苦笑)社長になれるぞ(やだ忙しすぎる)

そんなわけで、開演予定時刻の20分すぎに運良く劇場へ到着。飛び込んだ三百人劇場(昴さんの根城?)はとっても駅に近くて行きやすくて助かりました。でも、やっぱりお芝居は始まっておりました。

それにしても、凄いですねやっぱり、平田さんは掛け値なしに最高の役者平田広明さんでした。この人の魅力を満喫できます、外画以上に素晴らしいお芝居を全身全霊で魅せてくれます。とてもステキでした。

そうそう、実は私は大きな勘違いしてた「アルジャーノンに花束を」(ダニエル・キイス作の有名なSF小説)、この話って、人格が24ぐらい有る人の話かと思ってましたが、違いました。(スミマセン)
アルジャーノンというのは天才になったネズミの名前、主人公のチャーリー・ゴードン役が平田広明さんなんですが、IQ68の知恵遅れでパン屋さんの使いっぱしり、それが(最初を見てないので、ちとわからないが)ネズミのアルジャーノンで成功した治療法を試そうとする医療チームの人体実験に協力して手術を受る、その結果急速に知能が発達し、いつしか誰もが追いつけない超天才になってしまう、しかし天才が得たものは少なく失ったものははかり知れず・・・やがて彼の兄弟とも言えるネズミの様子がおかしくなってゆく・・・

私最近、目があんまり良く見えない状況(コンタクトの度が合わない昨今)でして、一瞬舞台で喋ってる平田さんが、この間TVでオンエアーされた映画の「アイアムサム」(主演の知恵遅れの父役ショーン・ペンを平田さんが演じた)が抜け出てきたみたいで、ショーンペンが居るのかと勘違いしそうなほどのフラッシュバック。そして知性が高まるとどんどんサンジさんに近くなっていった気が(爆)。一番印象に残った脇の方としては、お父さん役水野龍司さん(外画でおなじみのベテラン)そしてお母さんの林佳代子さん(最高のベテラン)、そうそう チャーリーが勤めるパン屋さんのお兄ちゃんの一人のジョー・カープ役が、最近森川さんとの吹き替え共演がやたらに目に付く鉄野正豊さん、ちょっと軽くて乗りのいい若者役で出てました。みなさん良い声なんで、鉄野さんだけが特別目立つという感じではなかったですが、ご本人をみるのは初めてなので、とっても気になって見てしまいました。
あと印象に残ったのは、医療研究チームの方々、いい人なのか、私利私欲の人なのか・・・さまよってましたね。
そうだな・・・初日なので、この人固いってぞという印象の方もいたけど、さすがにリハーサルを積んでこられただけあって、ミスはほとんど気がつきませんでした。

それから、演出や脚本にはスピード感があって、ステージセットも万能なヤグラ足場構成のシンプルイズペスト(おまえらよりはしっかりしてます)、場面展開や切り替えに長い暗転がなく(長い暗転は都合3回ぐらいだった)、演出も台本も相当に練り込まれ、着替えも含めて役者さん達の鍛え込んだ動きには、さすがプロの神業をみている気がしたし、とくに、あの真っ暗闇で、どうしてあんなに素早く(ずっこけたり、ぶつかったりしないで)小道具を隠して、位置を移動して、早変わりしてできるのか、すごいと思った。
なんだか、私が鳥目になったのだろうか・・・それぐらい暗転は暗かった。バックは音楽をほとんど使わず、良くここまで全部セリフで場をつないで行けるのかと唸らせるほどに脚本が良かった。そんなわけで、全体の70%ぐらいをセリフもモノローグシーンも含めた平田さんの独演場状態。
お疲れさまでした、といいたい。

以下横道。昴でのアルジャーノンは初めてじゃなくて、パンフをみると以前には牛山茂さん(わお、外画では2本に1本ぐらいでてるよこの人)が十八番でチャーリーをやられていたらしい(面白そうだ)が、今回、平田さんがチャーリーを演じるのは2回目(たぶん)、演出や台本も一新とのことなので、演じる皆さんも見る側も新しいお芝居を初体験する感覚だったように思う。

マジのお芝居を見るのは20年ぶりぐらいだったが、やっぱり音楽もお芝居もナマのダイナミックな魅力は一緒だ。演じる方々の息づかい、気力、気持ちがすべて手にとるように伝わってくる小さい会場だったので、身じろぎするのも忘れて見つめ続けた。
正直、初日で平田さん的にはまだ手探りの部分もあったのかもしれない、その部分は千秋楽で完成版をみせてもらう、ライブとはそんなものだ、だからこそ、同じ演目だとわかっていても、おなじアーティストのステージを繰り返し見てしまうのだ、ナマの演技だからこそ、毎回ミラクルな瞬間がいつ訪れるかは保証できない、客席との一体感、役者のリズム、共演者たちとのシンクロ、すべての歯車ががっちりかみ合ったとき、奇跡の瞬間がおとづれる。それは一瞬かもしれないし、延々と続くかもしれない、千秋楽でミラクルが頻繁に観れるといいのだが・・・今日見たミラクルは、やっぱりお母さんとの再会かな、もう、涙が一気に溢れて前が曇った。それから最後は雪崩のように心をゆさぶるシーンの目白押しだったが、なんとか冷静に見つづけた。(そこかしこから鼻をすする音が聞こえた)

以上、長々と書きましたが、感想みたいなものです。

さて、次はミュージカルを見たい。ラスベガスで見た「WE WILL ROCK YOU」をもう1回みたい。

やばいな、お芝居にはまりそうな予感、やぱっぱり事務所は都心がいいなと思ってぼやいてしまう。出張も身軽に飛び回れなくなる・・・やばいやばい


PS.ガラスの仮面の始まる直前にスパイダーボーイのDVDの宣伝やってました、残念ながら森川さんの声は聴けないけど、それにしても、このC級映画でTVCMとは、驚きました。


2005年06月08日(水) GIGOLO香水はいまいちな・・・

昨日の予感が悪い方にあたってしまって、朝は熱でぶっつぶれまして、
しかたなく午前中は寝るしかなくて・・・もう復活しましたが。
(日本ちゃちゃちゃに元気回復)最近は弱っちい体になってしまって、困った・・明日はしっかり働かねば・・・

そんなわけで、宅配屋さんで人質になってたGIGOLOセットを電話で救出すべくお願いして、配達して貰った。
早速、昼に視聴(こういうものを昼ご飯を食べながら観るのはいいのか?笑)
引きの絵がへたっちぃですね、アップはぼちぼちポーズも決まってますが、絵コンテはまあまあだけど、動画に起こすのに、ちょっと技量不足が目立つかな・・・でも、もう、このさい絵なんてどうでもいい、それぐらい、声優さんの演技に惹き込まれました。
もう、ちょっと、岩城さん、なんですか、あの色っぽさ、ステキさは・・・三木あわわじゃなかった香籐のかわいさ一途さも、とってもいいじゃないですか・・・
冬の蝉の息芝居、あんたたち最高よ。先に特典DVDを観る私は邪道でしょうか?そんなわけで、神妙な阿部さんもステキでしたが、まじめで真摯に返答してる森川さんと三木さんがとっても男前に見えました、アテレコシーンもすごい真剣な顔してて、良いですね・・・もう、セットの値段の事は忘れましょう、香水の・・・な香りも忘れましょう、この特典DVDですべて許します。すみません、色眼鏡かも?
さて、本編DVDは、最初に、いきなり台本をみながら画面をちらちら程度に観て、とにかくこの台本を役者さんたちがどう料理してるのか。どう演じているのか確かめながら再生。
いやぁ、こうして台本を観ながら演技を聴くと、彼らの上手さ、呼吸とかタイミングとかのすごさを実感できます。自分が岩城ならどうするとか、自分が香籐だったらどういうとか、ちょっと一緒にアフレコやってる気分で聴いてみて、ことごとく自分の貧困な想像力に打ちのめされました。とくに香籐と岩城、菊池と岩城、もう、この方々の掛け合いのタイミングとセリフ回しの上手さには、ぶっとび。こうやってアニメを鑑賞したこと無かったので、特にぶっ倒れたのが、泣いてる岩城さん、直後にかかってきた電話に出たときの声音、いや・・・森川さん、岩城さんになりきりすぎ。どうやって、どんな顔して、あんな声がでるの?あんまりに自然というか、絶妙なニュアンスを、ただ電話に出るというシーンだけで、表現するのに驚きました。
そういえば、アニメでの電話シーンでのセリフ回しではっと驚いたのは今回が初めてじゃなくて、ギャラリーフェイクのラモス(堀内賢雄さん)が出てきた地図の話での朝のホテルシーン、あの「ハロー」の絶妙な上手さは脳裡に焼き付いている。
森川さんって、こういう何気ない日常シーン、喫茶店のレジでのお金を払う時のウェイトレスとのやりとりとか、電話の場面とか、親兄弟の会話シーンとか(すみません、ここらへんで、今頭に浮かんでるのは、BLCD「しあわせにできる」の本田な森川さんの演技だったりする)での声音(トーン)抑揚、息づかい、口調、すべてがありきたりな発想を遙かに凌駕している。
キャラの個性(森川の個性)をうまく出してくるので、それはそれは臨場感が増す。
そうそう、もう一人極上のキャラが2巻にも登場(1巻は沢さんな井上和彦さん)、今回は岩城あこがれの菊池さんな成田さんの登場。成田さんって、私にはアニメ役での印象はまったくなくて(どんな役があったか思い出せない)けど、外画での絶品のいい男の演技には覚えがあったので、今回の役はすこぶる格好良かった。やっぱりこの人は、森川さんたち中堅の方々にも敬愛されているだけの事はあるなと実感、ただ者でないし(もちろんプライベートでの言動も愛すべき人)、賢雄さんたちと同じ臭いのする外画育ちのリアリズムを身につけてる方で、しかも、なんだろう、主役を微妙なところで食い過ぎないゲスト脇キャラならではの絶妙なバランス感覚、上手さと円熟味をもっている。いやぁ上手いよ、この人たちみんな。最強のキャスティングだ。
森川さんの演技のおかげで岩城さんというキャラにもう1回惚れ直した。だって、CDとはまた違うんだもの・・・絵に合わせた森川演技の岩城は、なんとも男臭くて、それなのに色っぽくて、ものすごくステキ。

「少年陰陽師」ー風音編ー第3巻〜黄泉に誘う風を追え〜
うーん、小西さんのキャラが大変なことになってきました。(これってネタばれ?)森川さんの青龍の出番は微妙に増えたか?でも、あいかわらずちょっとだけど、相変わらずステキ。活躍はあいかわらず同じメンバーなんだけど、話はクライマックスなのか?(原作未読)かなり盛り上がってきた。やっぱり麦人さんは上手いよ、と実感する1枚でもある。
内容はちょっと割愛して、今回も面白かったフリートーク。前回は森川さん遅刻懺悔で終始していたが、今回はとっても意味深発言。毎回お題トークになっていて、今回は「人格が豹変するとき」というものなんだけど、みなさん車に乗ったときとかペットの猫や犬を前にしたときとかいろいろで、森川さんだけ、どうも次元が違う話をしてる。お風呂に入るのに浴室で自分を鏡で見たらこれ誰って・・・それって、やっぱり筋肉マッチョな自分を意味してるのかしら、深読みだったかみしれないけど・・・だって、このコメントに落ちも解説もないんだもの・・・わかりません(爆)

「ガラスの仮面」
たけくらべの演技対決をよもや1回でやってしまうとは、思いませんでした。(3、4週あるのかと思ってた)、はっきり言って、マヤと亜弓の演技力の優劣がわからない、微妙に対決シーンをずらした演出で、どうも煮え切らないものを感じたが、声優さんの演技対決的な様相を呈するのを避けたのか?なんか難しい微妙な演出のアニメだ。でもちょっと端折りすぎだな・・・速水は相変わらずクールビューティで、今回も予定調和を裏切らない演技。森川さんは完全に真澄の役をつかんでくれているので、安心して観れるし、むしろ絵で見ていた時の生きている感じがあまりしないのっぺりとした真澄の印象が、綺麗な作画とシンクロして、本当に存在する速水真澄という男のようで、ちょっとどきどきする。いや、ますます真澄の登場シーンが待ちどおしくなる。嫌みを言うのも、冷血なセリフを言うのも、そしてモノローグでの心情の吐露も、全部にどきどきするなんて、ちょっと待てよこんな感覚は何年ぶりだろうって思う。10代の小娘に戻ったような感覚でガラスの仮面を観ている自分に気がついた。いやはや。


2005年06月07日(火) 翅なしども・・・です私たち。

今日は出張していたので、日記は結局以前のとおり夜中になった。
喉が痛い・・・やばいな・・・

今、ヴォイジャーのDVD2枚目でながら族、「アリス」というトムが主人公のエピソードがあって、恋人のベラナ(五十嵐麗さん、速水さんの奥様らしい、縁がありますねぇ・・・笑)と甘い語り合いと言い合いがある。アリスはトムが名付けた異星人シャトルの名前、古くて壊れていたのだが、その外観に惚れたトムがブツブツ交換で手に入れ、リニューアルすべく一心不乱に手を入れる。このシャトルは神経交換ユニットが装備されていて、トムはやがて船のメインシステムであるアリスに指図されるようになる・・・
すんごい美声のアリスちゃん、声は日野由利加さん、さっすがの魔性の女っぷり。トムという人物はレトロカーに惚れて自分で再生したり、根っからのエンジニア気質で、シャトルを設計したりと、只のパイロットではないし、同時に医療室の助手として簡単な治療もこなすなど、マルチな才能を発揮するが、何より誰からも絶大な信頼を勝ち得てるのは操縦の腕であり、シャトルでの危険な任務になると必ず引っ張り出される傾向があり、そんなわけで結構遭難エピソードも多い。
そんなトムを演じる森川さんのベラナへの口調は、とても優しいし、ときに甘えん坊のやんちゃな感じを出す、親友のキムへのちょっと兄貴ぶったしゃべりとはまたぜんぜん違って、こっちがホントのトム。ちょっと気取って話すときは、たまにBLでのクールなキャラを思い出す。とても森川さんの原点のようなキャラなんだなって実感した。パリスというキャラを森川さんなりに作り上げている。私が惚れたのは、この森川さんの演技だと、実感した。

ドラゴンマガジン7月号
初めて買った雑誌、アニメの裏エピソードみたいなライトノベル的小説が掲載されている、すこしマンガもあって、一昔まえの同人誌みたいなのだが、これが商業誌とは・・・時代が変わったものだ。アクエリオンの小説。トーマが主人公で、天翅族の世界が描かれている。丁度2話に相当する目覚めのシーンからケルビム兵での出撃、そしてヨハネスとの謁見。あの爆弾発言こそなかったが、オトハとのエロッチックなやりとり、今週出てきた一つ目玉の天翅との確執など、トーマの本性が描かれていて、面白い。やはり魅力的なキャラだ。是非ドラマCDをこの原作で作成してほしいものだ。完全に森川さん他声優さん声で変換して読めるし、BGMや効果音まで聞こえて来る気がする、アニメの影響というのは恐ろしいものだ。アクエリオンは結構本編のお話にも奇想天外さがあって、単に奇をてらう「きもち良い」合体シーンの勘違いアニメではなく、原案に気合いがこもっていて、面白い。今期のアニメの中ではダントツだ。エウレカも面白いけど、おもしろさの質が違うところが、ミソ。

Cool-B
も買ったのだけど、森川さんのコーナーで、先週のパスコレラジオでオンエアーされた「スレイバーズラヴァ後編」のダイジェストでも聴ける英語の会話シーンが話題になっていた。ドラマダイジェストでは、そのシーンはボイスオーバー風に仕上げてあって、英語メインなのはさわりだけ、あとは後ろに引っ込んだ感じで日本語の会話がメインで流れるという演出になっているのだけど、実はものすごく気になっていた。だって、森川さんの発声がすごく流暢に聞こえたから、映画AVPのイタリア語事件もあるので、この方の外国語の発音の良さは、ある程度予知していたが・・・過去にこれほどまともに英語のセリフを聴いたことがなかった。
インタビューによれば、元の原稿をネイティブに読み上げて貰ったものを聴いて(練習して)から望んできたのでたいしたことは無かった、との発言なんだけど、なかなかどうして、普通の人はそうは行かない。普段英語に接する機会のない普通の人は、たとえ英語の論文を辞書無しで読むエンジニアでも、国際学会の発表では苦労している。ネイティブに原稿を読み上げてもらったテープを繰り返し聴いて練習した人でも、いざ自分が発表するときは、おっそろしくナマッタ英語になる事が大半だ。やはり、日頃から英会話教室にでも通って、あちらの人との会話に慣れ親しんでおかないと、おいそれと簡単にそれっぽく流暢に発音できるものではない・・・・読むのは易し言うのは難し、それが外国語というものだ。でもそうか、森川さんは外画吹き替えを、すでに10数年以上やってきてるから、なるほど、ネイティブの発音はいやというほど耳に残っているわけだ。歌での音の取り方からみて、絶対音感は無い様子だけど、音に対するセンスが相当に高いのだと思う、聴いた音を再現する力に優れているし、頭に思い描いた音を自分で再現できる才能がある、これも声優やるには有利な天賦の才能と、ご自身の集中力と努力の積み重ねと気力の賜物。ドラマCDでの本編を聴くのが、すごく楽しみだ。

うぉ、ガラスの仮面が始まる・・・



2005年06月06日(月) けだもの大好き(爆)追記

炎のメモリアル(日本語吹き替え版)
ってかいてあるんだけど、関東のどの映画館でも吹き替え版の上映情報は出ていない
なんで・・・5月21日から公開されているんだから、上映されてれば、どこかにキャストでてると思う。
主演ホアキン・フェニックスだけど、グラディエーターでは宮本充さん、サインとヴィレッジでは森川さんなんだけど・・・
すこし推理を働かす。すでにスターウォーズ3とハービーの劇場版吹き替え情報が告知された、どっちも7月公開だ。
という事実から察して、5月の炎のメモリアル(ホアキン)と6月の宇宙戦争(トム・クルーズ)ないと思う。
やっていれば、いくらなんでも7月公開の作品より前に情報解禁になっているはず、少なくとも、上映中の作品で告知なしなんてことはありえない。
アダムサンドラーも100%FIXではなかったので、やはり配給元やご本人のスケジュールや音響監督さんキャスティングさんのご意向などあるので、全部森川さんというわけには行かない。とくに、今期はTVアニメとドラマのレギュラーが多すぎる。

六堂葉月先生のけだものシリーズ最新ドラマCD「蜜月のけだもの」の収録レポートが公式サイトの日記に順次アップされていて、
昨日の日記に、櫻井さんと森川さんが他のキャストとは別録りで夜の8時半から集合って、それって何時に終わるの?この間の森川さんの別録りも夜の9時すぎか10時からだったはず、通常のアニメの収録終わってから集合している様子。こんな調子で残業スケジュールを入れながらも、おまえらのDVDも編集して明け方まで作業しているのかしら(もう終わった?パスコレで阿部プロデューサーに寝てる?眠いの?とか森川さんがなじってたのが2週間ぐらいまえで、おそらく阿部さんはパスコレライブの編集でお疲れだったのだと思うけど)パスコレラジオの収録は、オンエアの1〜2週間前ぐらいのタイムラグなはずで(ただし最近のクイズと回答のタイミングからあまり時間差が無い気がする、もしかするとほとんどオンエアが追いついてきている?)
DVDの編集が終わったかどうかわからない時期の夜のBL収録かな?。レポートにある森川さんの行動観察が実に興味深かった、続きがまた掲載されるようなので、しばらくあそこの公式サイトの日記は目が話せない。けだものシリーズ、大好きなので、CDを早速予約せねば・・・・

さて、昨日の夜のレイトショーでみたキングダムオブヘブン評をコラムのサイトにアップした。オーリィはすこしだけ逞しくなったし、なりふりかまわない全開の演技といっぱいいっぱいのセリフがもう、お姐さんは嬉しいかぎり、はっきり言ってこんなに良い役やっていいの?という感じもしないではないが、将来にわたって誇れる作品だと思う。赤字の大こけではコリンファレルのアレキサンダーと良い勝負だが、どっちかというと、映画の扱うゥテーマとしてはこっちの方が魅力的(アレキサンダー未見なのでごめんなさい)歴史が判定をくだすんでしょう(ラジー賞やラズベリー賞とは無縁であってほしい)、良い映画だった。個人的にはエドワードノートンに惚れた。

スタートレックヴォイジャーの第6シーズンBOX到着、来月が最終シーズンだ。なんだか、すぐに観てしまうのが勿体ない、でもとりあえず再生して、パリスな森川さんとご対面。しかし、レギュラーの声優さん、みなさんこの長い年月を充実して過ごしているなと思わせる、声の質も演技も磨きがかっかかっている、そして、シリーズの5と6をつなぐエピソードのゲストキャラを重鎮(昔クールで熱い2枚目青年、今はクールな2枚目青年からおやじまで担当)の鈴置さん、やっぱりものすごく格好いい役者さんだ。根強いファンが居るのも頷ける。

「初恋」第10話
チャニョクと再会したヒョギョン、だが二人の関係はこじれた。弟のチャヌは勉強と家族のことで手一杯。いつも自分を捨てて家族のためにだけ行動する姉だが、すこし急展開、あこがれの音楽家と運命の出会いをする。
この、ちょいと変なしゃべり方の音楽家(インテリだからか?まったりとしていて、気取ってる?)を大塚芳忠さん、出ました、この方の存在感は別格だし、良い声度では森川さんと双璧、本当に響きのある美声。こらこらアラゴルン様じゃないか・・・やたらに良すぎないか?このおじさんに勿体ないぞ(爆)。
ところでお姉さんのチャノクは自分の感情が恋だと気がついているのだろか?堀内賢雄さん演じるソクジンとヒョギョンの関係が周囲から逆に包囲網となる雲行き。まだまだ10話、話の展開は始まったばかりだ・・・高木さんのトンパルは本当に良い人。それにしても、酔っぱらいのチャニョク兄を演じる森川さんに、こんな感じで酔っぱらうのかとちらりと想像してみたり・・・きっとこういう演技をみせちゃうと生物萌え小説作家があちこちで頂きと考えて大喜びしていることと思う。なんだかすごく自然なんだけどどこか可愛いよっぱらい演技だからこそ、ちょっと面白かった。
すみません、このドラマは画面を見ているよりも、声優さん方の美声聴いてるだけで、幸せ。賢雄さんもやたらにソフトで甘くて若くてもぜんぜん無理な違和感がない、凄くいい感じ。森川さんの演技声がとても誠実で一途に響いてくる美声で、声好きには痺れるキャストのドラマ。


2005年06月05日(日) ディズニーお抱え声優さん?

たぶん夕べはギャラリーフェイクをやらなかった。
ずっと2時まで起きてたけど、いっこうにやる気配が無いのであきらめて寝ました。

スターウォーズクローン大戦2
一端5月で全5話が終了して、今日からまた最初のエピソード21に戻っていた。そうか・・・全5話か。過去に見たのは、この21話と25話、始めと終わりか・・・来週再来週なんとか録画できるかな?(ケーブルTVとHDレコーダーのチューナーが連動していないので、CATVのチャンネルを狙って合わせねばならず、長時間の外出や出張のとき、来客の時にチャンネル変更ができないので、留守録は1局しかできない、夫婦で出張外出が多い家なので、まったく不便である。初恋を録画するのでほとんど全精力を使ってると言っても過言でない。なんとかならないものか・・・

今日は、母親の15回目命日(6月10日)法要のため、菩提寺さんへ行ってきた。お参りをしたあと、住職さまと、がんこものの父、夫と私の4人で昼にお寺の近所でお蕎麦を食べた。私たちの世代に年が近い住職は、経済動向の話や仕事の話に興味があるらしく、しきりにいろいろと質問してくる、おそらく寺を継ぐのに会社を辞めたことに、すこしだけ未練があるのかもしれない(出張業務がうらやましいとこぼしていた)。
お寺さんも、総本山では代表があつまっての経営会議があるのだそうだ。利益を追求しようとする一派と、宗教者としての本筋を問おうとする正統派との対立は、いつの時代にもあるのだとか、興味深いお話をこちらも聞くことができた。宗教者の本筋を追求してしまうと、やはり食べていくことすら苦しくなってしまうのだとか、どこまでビジネスライクにするかというのも、彼ら宗教者の良心の呵責の忍耐度の度合いによるみたいである。
水飲んで暮らすわけにもいかないけど、門徒に金の無心ばかりでも若い世代はついてこない、こういうお話をまじめ顔で話す住職さんは、とても誠実でいい人だという事は確か。この方、元エンジニアであり、独身を保ているが、お酒は飲む(笑)。

役者もそうかもしれない、仕事を選ぶような大物と自分を扱うかどうか、悩むのではないだろうか。役者として基本的に仕事を選ばない、BLでもエロゲーでもポルノの吹き替えでもハリウッド大作の劇場版吹き替えでもなんでもござれの役者さんを応援しているので、その役を選ばない潔さっぷりには男気というか役者魂を感じる。そして、どの役(BLでもエロでも大作でも)演技に手抜きがない事をこの耳で確かめた時の感激を今でも忘れない。っていうか、BLの演技のすばらしさは、他のジャンルでは出会えない種類のものである。この人の奥の深さと幅の広さの根元には、こういった役者としてのどん欲さと、なんでも吸収してしまう柔軟性と、どんな役も真剣に取り組む生真面目さに秘訣があるのだと思う。こういう事実の積み重ねが、長い年月を経ることで、ファンや業界関係者から揺るぎない人気と信頼を得ている所以であると思う。そうでなければ、こんなにどうしようも無くなるぐらいの仕事量をこんなに長い年月継続して得られる筈がない。
それにしても、外画吹き替えも、人気とお金のかけぐあいでは最高レベルのスターウォーズから、どうみてもC級のスパイダーボーイまで、同じく平等に出演する彼が大好きだ。
そして「ハービー機械仕掛けのキューピット」劇場公開版(7月30日から)でマット・デュロンを吹き替えたとのこと、これ、実写だけどCG全開で、車のハービーが持ち主の女の子とどたばたするコメディだった気がする(アメリカで予告を見た)主人公の恋人役かな?スターウォーズにつづいてディズニー実写版とは、大物の仕事がつづいている。ディズニーお抱え声優のローテーションリストの上位に完全に載っかっているようだ。

さて、最終回のキングダムオブヘブンをいまから旦那と見に行って来ます。


2005年06月04日(土) 散財とジェダイと森川声と

今日はスターウォーズ3シスの復讐のサントラを聴いてゆったりとした午後を旦那と過ごした。このサントラCDのおまけが凄い、1時間以上の全エピソードからの特別編集画像とサントラのコラボレーションDVD。新作のみならず、旧作4,5,6,そして1,2のハイライトシーンが満載。
それほどスターウォーズに深い思い入れがあるわけではないが、こうして見せられると、数十年前の映像も最新の映像もさほど違和感なく嵌っていることに気がついた。最先端のCGと技術の粋を駆使したSFX、時代の流れとともに、SFXチームの技術力の高さに感服。今でこそグラフィックコンピュータを駆使すればいかなる画像もあたかも実在するかのように表現できる、あと必要なのはアイデアだけである、しかし30年前はそうではなかった。思い出したのは子供の頃、映画館で胸躍らせたSFX映像(2001年宇宙の旅もそうだ)はぜんぜん色あせない、これがハリウッドの底力なんだと思う。
さて、画像観賞後は、まだ観ぬ第3エピソードを想像しながらのサントラ視聴。なかなか、シリーズ全部のテーマを上手くコラボしながらも、ダークサイドへどんどんと墜ちてゆく悲劇の世界を美しくもの悲しくオーケストラが奏でている。ステキなサントラだ。
ながら族しながら、MACでネットを徘徊。
思わず密林でPS2ソフトのスターウォーズ3シスの復讐(音声日本語吹き替え版)と「スパイダー・ボーイ ゴキブリンの逆襲」を予約。
この「スパイダー・ボーイ ゴキブリンの逆襲」は森川さんファン仲間の某S嬢からの情報なんだけど、もう明らかにB級というかC級だよね、でもいいや、森川さんの吹き替えは全部集めると決意したのから、初志貫徹、いまさら後戻りも躊躇も出来ない。
ちなみに、まだ持ってないぞリストのタイトル数を数えたら約30本、ここまで来ましたよ。どうりで財形貯蓄が1本消えてるはずだ。(爆)それにドラマCD(BL含む)を数えると200枚超えていた(恐怖)BLだけでも100本近く有りそう。(詳細に数えるのやめた)
そんなに聴いたっけ?自覚がないので恐い。とはいえ、まだ聴けてないCDの山50本ぐらいあるので、まだまだこれから。

「ストレンジプラス」
来ました。いやぁ申し込んだかどうかが記憶曖昧だったので、ちと焦った。今日、宅配で来るという意外な展開にあせりながらも無事ゲット。
旦那が昼寝している隙を狙って一気に聴きました。
ハイテンション、ハイスピードセリフのコント満載なドラマCD、BLをネタにしているあたりでお腹を抱えて笑うのがお約束に違いない、そんなわけで、BLがネタにされているというか森川智之がネタにされてる悲劇(喜劇)作品、でご本人がまことに神妙に、お恥ずかしながらで堂々とネタになりながら参加しているので、破天荒なリアリズムを実現した、伝説になること請け合いの1枚、きっと今持ってる方々は、将来森川ファンにうらやましがられるに違いないし、オークションでの高騰を予見。
主演は関智一と福山潤、共演に置鮎龍太郎、雪野五月(ギャラリーフェイクの三田村館長だわ)ゆかな、斉賀みつき、川田妙子、そして極めつけはナレータにしてスーパーゲストの千葉繁。この千葉氏の出現がドラマの奇想天外さと面白さを100万倍にしている、でも一番に腹を抱えて笑わせてくれる千葉さん真骨頂のギャグは最後の・・・やめよう、ネタバレになりすぎる。後半に出てくるゲストっぽい扱いの森川さんの役は、森川智之声のめがねキャラの尾社(オズ)先生(怪しい地下診療所のお医者さんで川田さんのドロシーちゃんがナース?)。尾社を演じて居る部分では、いつもの(ちょっと魔王様みたいな)クール系変人キャラだったけど、原作にもあるらしい人格が崩壊時の幼児化を、SSDSでおなじみハイテンションのおこちゃまモード全開で披露、これだけでもオタクファンとしては十二分にごちそうさまぐらいの面白さなんだけど、最後の方に待ってます、森川x千葉という恐ろしくもおぞましいシーンが・・・この世紀の超度級信じられないカップルが、どういうテンションでどういう風にそうなるかを楽しむのがこのCDの正しい聴き方だと思った。
ここまで声優として森川智之という名前をドラマ本編とボーナストラック含めて連呼されると、ファンとしては快感超えて恥ずかしい(爆)(フリートークでの本人の反応も興味深かったけど、意外にまともでさすがと思った、きっとこれを聴いて親しい声優さんや慕ってる後輩は大爆笑だろうが、ライバル心を持つ方はちょっと内心面白くないかもしれない・・・)
なんか異様な面白さだけど、加えるに福山潤の滑舌にジェットコースターのようなスリルを味わった。置鮎くんのふとーい声とオタク全開なキャラも面白い。


2005年06月03日(金) 台本迷子

スピグラ(ネタばれあります)
ちょっとましな回だったかな・・・って、おい、終わっちゃうんじゃないよね。と次回予告を見て思った。
今回、水天宮さんがちょっと小芝居したり色事師だったりと、まあ、あれな役を演じながらなにか企んでいるんだけど、神楽の不在がこれ以上は容認できないユーフォリアさんたちのなんらかの事情があって、ご本人の出撃を決意するというところまでのお話。逃亡中の神楽チャンにちょっとヨコシマな気持ちの雑賀と、雑賀の不在で荒れる銀座おねえ様、神楽ちゃんのお父上と水天宮さん他ユーフォリアの能力になんらかの遺伝子研究でつながりがありそう、ついでながら、神楽の父らしき人の死因と水天宮に直接的な関係がありそう、という部分を匂わせて、次回へつなぎ、次回はいよいよ水天宮さんが本気モードで襲ってくるようだ。
って、ちょっとまってよ、水天宮はラスボスじゃなかったの?もう早出てくるってことは、クライマックスなわけ、それとも新展開なモードに入るの・・・
なんとも、複線として張られるのは背景に関するものばかりで、ストーリィ展開は行き当たりばったりな感じで、ちょっと行き詰まりな印象をぬぐえないまま、痺れが切れたように出てくる水天宮って、なんかもっとアッと言わせる展開は考えられないのでしょうか・・・まさか一人の人間のアイデアに頼り切ってないよな、こういうのは練りに練ったものでないと、底が浅いのはすぐに見透かせる・・・まるで松本零士原作藤川圭介脚本みたいなアニメだ。

ところで、このお話、やたらに外画吹き替え系の声優さんを連れてくる。今回は過去2回から引き続き小山力也さん(雑賀のお友達のお医者さん)や、山野井仁さんまで出てきた、このあたりのみなさんって、水天宮な森川さんも含め、チーム「キアヌ・リーブス」なわけで、揃い踏みにちょっと驚いた。なんだかな・・・山野井さんなんかぜんぜんチョイ役に近いし(まあ、めだってたけど)銀座さんな本田貴子おねえ様も天王洲神泉な高島雅羅おねえさまも含めて、男優陣はきっと、現場たじたじだろうな・・・森川さんなんか下っ端の年齢だから小さくなってる気がする(笑)

まほデミー週番日誌『魔法学園 迷宮ロマンス』
原作:南原兼
出演:櫻井孝宏、子安武人、森川智之、高橋広樹、緑川光、千葉進歩
すみません、このお話はいったいぜんたい、何なんでしょうか?
とにかくですね、魔法が出てきます、箒さんとかが居るみたいです。
先生と生徒が居たので、ハリポタの世界に近いのかもしれません、
そんでもって、子安さんがとってもダンディでいじわるな感じ。森川さんが回想シーン(?)での子供から大人でかっちょいい部分までを演じる役まわり、子安さんと二人で魔法の呪文を唱える声が、とっても様になってて格好よかったです。それにしても、櫻井君だし、緑川さんだし、すんごいキャストで、皆さんお上手なんですが、とにかく、話が100%わかりませんでした。前の6枚を聞かないとだめなんでしょうか?TT
フリートークが、勝手知る仲よし声優さんたちなので、まったくもって和やかマ。話にちなんで道に迷いやすいかどうかを一人づつ答えて居ました。
それで、子安さんは迷うらしい(うんうんそんな感じ)森川さんは迷わないそうだ(タクシーのおじさんに指図するらしい、それはついこの前の声帯通信でもひーちゃんとの会話であったネタ、横丁の道も詳しいという話)でも、本番中に迷子になるのだそうだ、役作りではなく、台本のどこをやっているかわからなくなるらしい。(爆笑)
で、コレ聞いてとっさに思い出したことがある。
それは、この間のパスコレライブだったと思う(たぶん)。
出演のみなさんが椅子に座って並んで順番にドラマのハイライトシーンを朗読しているとき、森川さんが、なにやらごそごそと台本のページをあちこちいとひっくり返していたのである。それも、いかにも探してます風で、しかも、結構長い時間探していたので、次の出番は大丈夫かしらと、はらはらした記憶がある、直前にぴたりとページを開いて、無事に本番はやりぬけていたけど・・・観察してて冷や汗かいた記憶が蘇った(爆)。
この方、キャリア18年ぐらいあるはずなのに、未だに本番中に台本迷子になるのね。そういえば、賢雄さんが、本番中に台本迷子になって森川さんに現在ページを教えてもらっていたのって、何のイベントだったかしら?前々回のSSDSだっけ?そうそう、成田さんもネオロマでそんな状態になってたことがあった気がする・・・(爆、爆、爆)
この方々、キャリアがあっても本番中に台本迷子になるってこと?一瞬、客観視する自分が居なくなるぐらい役にのめって入ってしまうような出番がおわった直後に、記憶の混乱状態が発生して、ほんの一瞬、記憶喪失で時間感覚が失われてしまって、私はだれ、ここはどこ、いま話のどこら辺?となってしまうのか?それとも、次の出番の台詞を確かめるときに、そっちに精神集中の矛先全部行ってしまい、やはり時間感覚がロストして、台本迷子になるのか・・・

本番中の彼らの心理状態を想像すると、結構楽しい。微妙な間のある待ち時間は、結構危険な時間なのかもしれない。
それにしても、そんなこと、すらっと白状する声優さんて、あまり居ないのではないかと・・・笑




2005年06月02日(木) ドラマCDの勝ち、こっちの方が断然面白い。(夕方追記しました)

テイルズオブファンタジア(OVA)第3巻ユグドラシルエディション
2巻で目から鱗のドラマCD目当てで手に入れた(1はゲットできてない)
アニメの方は、とっても絵が綺麗だが、話が端折りすぎじゃないかな、場面の切り替えで話がつながってないぞって思ったら、案の定CDのドラマ編聴いてやっと補完できた、これ、コレクターズエディションやノーマル版じゃ筋がわかりにくて私程度の理解力の人間じゃどうしようもない。
ところで、今回のダオス、CDとDVDではところどころセリフ量も違うし、シーンの演出も違うし、なにより森川さんの演技の切り口が違う。
CDドラマ編の脚本からアニメ版が修正省略されているので、先にドラマがあって、次にアニメのアフレコ収録の順かもしれない。
ドラマCDでのダオスは憂いと気品があって、悲しみと静かな怒りがある。
アニメの方は、画面に合わせてだと思うが、気迫と威圧感を追加している。いづれにしても、ダオスは今までの森川さんの役声の中ではもっとも低音系だと思う、ドラマCDの最後のセリフの低さが、ちょっと驚きだ。出番少ないけど、ものすごく良い。
そうそう、3巻から登場のキャラに平川大輔さんと辻谷耕司さん、川田妙子さん、みんな結構印象深い登場。なんだかな・・・メインのクレスとミントがもっとも大人しくて印象にのこらないのが、やはりこの手の話の定石か、チェスターがいろいろおいしい話だったが、井上和彦さんのクラースが大活躍、召還呪文を唱える和彦さんの声もセリフも脳天が痺れるぐらい格好いい。さっすがぁ・・・私は和彦さんキャラではレイガ(シュラト)が1番だが、初認識はサイボーグ009。このお方、年齢を重ねるごとに声に艶と色気が増してる気がする、別格。

韓国「初恋」(今日は10話、でも週末まで見れない)
先週NHKのBSファンクラブに入った。韓国ドラマ「初恋」の主要吹き替えキャスト4人のサイン入りポスタープレゼントが目当てで。
それで、さっきはじめて専用サイトをうろちょろ。
この「初恋」は著作権の関係でBGMも含めた音声を日本で独自に作成している。そのためオンエアーも吹き替え版のみとなっている(字幕版のビデオはすでにレンタルで見ることができる)、それと全60話を40話に編集しなおしているとのこと。もともとは主役がチャニョク(チェ・スジョン)であったのを、弟役のヨン様人気にあやかって視聴率を稼ぐために、エピソードのメインがヨン様中心になるように編集されてしまっているらしい。(ちぇっ、笑)
そんなわけで、本来の主人公のチャニョクお兄ちゃんがどうなってしまうのか、毎回はらはらして見ている・・・
で、さっきのBSファンクラブのサイトで「初恋」を紹介するコラムを発見、しかもページの半分近くを割いて、吹き替え版の魅力について書かれている。文章はドラマ担当の黒岩美香さんという方。
以下この中の森川さん紹介のくだりを引用

>(主人公のチェ・スジョン(チャニョク役)は、アニメから映画、テレビドラマまで幅広く活躍されている森川智之さん。『ダーマ&グレッグ』のグレッグや映画『スターウォーズ』シリーズ(エピソードI、II)のオビ・ワン・ケノービの声などでおなじみの方です。

これだけなんだけど、NHKのドラマの主人公として、こういう風に紹介していただけるのって、結構いいねぇ〜
ちなみに、イ・ヨンスン(ヒョギョン役)の声の須藤理彩さんは吹き替え初挑戦とのこと、な・る・へ・そ・・・・どうりで、あざとい演技だけど、もう慣れました(笑)いえ、ぜんぜん慣れません、毎回悶絶しております。むしろ最近では萩原聖人のヨンさま演技には慣れました、というか、まあこういう朴念仁みたいなキャラなので許容範囲かな・・・トンパルとソクジンがチーム森川で、この出現頻度の高いキャストが上手いこと、ヒョギョンの父役の池田勝さんが実にいい味でていて(ビックフィッシュで森川さん役の老人役だった縁あり)萩尾みどりさんも結構上手い。そんなわけで、最近では毎週楽しみだ。
今度、ここでトンパル役の方ペ・ドファンのサインポスターをプレゼントなんだけど、なんで今回は声の高木渉さんが一緒にサインじゃないのかしら・・・ペさん何かのプロモで日本へ来たのかな?

>>個人メモ
ストレンジ・プラスのCDが聞きたいぞ、申し込みした記憶が、あるようなないような・・・
花町物語?これゲーム?どうやって買うのか調べねば・・・


2005年06月01日(水) プロのみ技を見よ、聞けよ、これがプロの中のプロ(あまり本文と関係ない)

声優さんと仕事したことがある
もう10年ぐらい昔になるが、前に務めていた大手電機会社の組合行事で、家族で行くミステリー列車旅行を企画した人たちに、社内で雇われて(笑)、列車の発車から途中までを銀河鉄道999みたいな宇宙ミステリー列車にする演出のプロモVTRを作成した。そんなわけで企画演出と台本を担当したのが私で、映像や音声はプロに依頼。VTR画像の作成は製作会社へ、音声はプロの声優さんにアテレコをしてもらった、アテレコをしてくれたのはなんと今では売れっ子(当時は駆け出しの、おそらく研修生かジュニア)の前○愛さんだった(当時からものすごく上手かったです)。私が台本の内容や演出したい中身を映像スタッフの方々と音響さんや声優さんに説明し、彼等が実際に作製、私が立会いという感じの流れだった。なにもかもはじめての経験だったので、あおれよあれよとやっているうちに、数日がたって、無事VTRは完成し、それなりの仕上がりだった記憶がある。そのとき特に強い印象だったのは、声優さんの地声とマイク前の声の天地の差である(歌手の人もそうですよね、普段の声とマイクを通す歌声の違いは1万光年ぐらいある)。前田さんも普段は普通の人とそれほど大きな差のある声じゃない(まあ、よく通るよどみのない綺麗な声・・・ぐらいの感じ)だが、マイクで構えたとたん、信じられない声量と声質に驚いた、すらすらとリハーサルで画面に台詞をあわせるタイミングの上手さや息も含めたお芝居の乗りに、プロの凄さを意識した。(学生時代、アマチュアでアニメを作っていたので、アフレコの雰囲気や、やることは十二分に知っていたが・・・)
そんなわけで、駆け出しの声優さん(でもやっぱり実力があったのですね、今じゃ売れっ子)お一人でも周囲を圧倒するこの迫力なのだから、ドラマCDや外画を収録するのに、集まってきた声優さんたちが、わらわらと仕事を始めたら、どんな雰囲気なのか、想像するだけで、ぞくぞくする。緊張感とプロ魂に心が躍るし、あの声やこの声が響く様を想像するだけで、わくわくする。
よく、作家さんがドラマCDの収録レポートを書いていらっしゃるが、あの気持ち、すこしだけ想像できる。

普通の会社での日常だと、彼等声優さんの本番に匹敵するほどの緊張感が必要なシーンはめったにない。(お客様対応の時、大人数の前でプレゼンするとき、社長などお偉いさんとの会議など)
でも声優さんって、毎日、しかも日に何回も、この本番収録の緊張と弛緩を繰り返している仕事なんだなぁと思うと、その強靭な精神力と体力に敬意と大いなる尊敬の念を禁じえない。
あんな生活を何年(それこそ何10年)も続けられるのは、緊張のなかでの演技を気持ちよく楽しめる、ごく一部の本当の精鋭だけなんじゃないかと思う。おのれの才能を信じ、己の演技にある意味酔える精神構造でないと、出来ない仕事だ。脚本でも監督でも演出でも録音技術でも、きっと努力してやればそれなりに出来そうな気がする職業だが、役者、とくに声優だけは普通の精神構造の人にはやれないと思う、そんな体力と精神力と根性は並の人には備わっていないし、普通はそんなに自分の才能を信じられない(笑)
懇話休題が暴走気味だな・・・以下はいつもの感想
(えらそうに感想を書く自分がちょっとおこがましくなってしまったが)

ガラスの仮面
だんだん、劇中劇を演じる場面が増えて、声優さんは難しい演技を強いられますね。すこしづつマヤや亜弓が上手くなってゆく様を表現するのも大変だし、アフレコで絵が間に合っていればやりようがあるだろうけど、想像力だけで場面の雰囲気をも表現しなくてはならない。しかも、舞台での演技は声の張りも台詞の繰り出し方も舞台専用のものがあって、それはそれでまた大変なことなのに、アニメという媒体でのアフレコという演技をしながら、さらに舞台という場面なので、いったいどんな演技が最適なのか・・・演じる小林さんや矢島さんや演出家の技の見せ所なので、興味深い、悩みも深そうだ・・・
一方、速水の森川さんは、どちらかというとモノローグというか心理吐露の台詞が多い役どころみたいで、これまた大変だと思う。問答掛け合いの相手がいないわけで、自分で自問自答になる、シーンの状況や真澄の心理を十分に理解して自分の中に真澄という人物を作りこまないと、ぼろが出やすい。毎日スタジオを伝書鳩のように飛び回って、さまざまな役をこなしている声優さんたち。たかが30分のアニメ、されど奥が深い作品であるガラスの仮面の役は、結構役者さんへの負担が重い気がする。リハーサルもさることながら、現場でのメインの役者さん同士のテンションや解釈も役作りの重要ファクターとなっているのではと想像する。しっかりがんばってほしい。
そんなわけで、なかなか見ているほうを唸らせる回だった。
特に月影先生の激情と演技指導、そしてそれに答えようと必死のマヤ、自分の心の変化に気がつき驚き戸惑う真澄。だんだんキャラの心理がめまぐるしく動き出している。面白い。

森川さん、復調。ギャラリーフェイクの藤田は2話前から復調してると思うが・・・。

刑事ナッシュ・ブリッジス
マイアミヴァイスで有名になった元祖イケメン俳優のドン・ジョンソンがプロデューサーと主演を勤めるサンフランシスコが舞台の刑事ドラマ。
ドン=ナッシュが気さくで情に厚いダンディな主任刑事で、相棒とスポーツカーで市中を走り回って事件を解決してゆく。彼の部下たちスタッフは、一癖もふた癖もある個性派ぞろいで、それぞれのエピソードもあり、キャラも立っている。どうもサンフランシスコが舞台のドラマが多いね(スタハチもそうだし、ダマグレもそうだし・・・)
本シリーズは過去に数話見たが、ドラマ仕立ては現代風で個人の取り扱いも感情の取り扱いもあまり深くまで踏み込まず、エピソードを繋ぐ感じで示唆する都会的な刑事物。暑苦しいエピソードは少ない。
で、このドラマの見所は、超ベテラン声優の野沢那智さんと青野武さんが、親友の主役刑事チームを組んでいて、それこそスタハチのスマートでキュートなおじさん版。友情とアクションがメインなのだが、どうにもこうにも、このおじ様二人の80年代風大げさ芝居に私は耐えられない。ドラマの現代風にさらりと演出した画面から、おじさまの暑苦しい昔りゅうりゅうのオウギョウな演技が浮きまくっている。ナッシュを演じる野沢さんの演技、上手さは文句なしの天下一品なのだが、どうにもこうにもやりすぎで、見ていて疲れるし、どうにもこうにもドンジョンソンの風貌に似合わない。
(実はドンの地声がかすれて甲高いので、那智さんの音域でもいいのだけど・・・)というわけで、録画しても出演声優を確認するだけで、めったに中身は見ていないが、今回久々に出演声優名に森川さんを確認し視聴。
前の出演回の役は、犯罪に巻き込まれた小悪党のハッカーで、結構振り回されてふにゃふにゃなへたれた声が柔らかくていい感じだった。今回はどんなキャラかしら・・・と期待、なかなか出てこない・・・びっくり大爆笑そして感心、オカマビューティコンテスト主催者の黒人美女(おかま)であった。それはもう、すんばらしいおねぇ言葉を弾丸のようにまくし立てる。それがみごとに決まる。いつものトシ子の訓練が生きているのか、もともとこういうおねぇが得意なのか、想像力が豊かな証拠だと思う。とにかく水を得た魚で、あまりに堂に入った演技に300点あげたい。
堀内賢雄さん(映画DVD版「ホット・チック」参照)もこういう役が上手いのだけど、森川さんも上手いのを証明してしまった・・・たぶん、実際にはトシ子以外ではあんまり作品ではなくて、思い出すのは「ワイルド・ワイルド・ウエスト(DVD版)」での女装ダンスシーン、あのシーンではかなり怖い雰囲気のウィル・スミスのおかまベリーダンサー。
おねぇことばといえば、井上和彦さんがシュラトで、中原茂さんがテッカマンブレードで相当に上手いおねぇの技を披露している。
そうか、森川さんはきっと共演したブレードでの中原さんのレビンの演技から流暢なおねぇことばを学んだに違いない。きっとそうだ(笑)でなきゃ、売れない時代に新宿歌舞伎町でアルバイトやってたといわれても、納得してまいそうになるすばらしさだった。(爆笑)




まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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