櫻の!日常カルテドグマ塾!!

2005年11月29日(火) 冒険の書

中国語で“フランチャイズチェーン店”の事を、


『連鎖加盟店』


といいます、コンバンワ。


ちなみにこの事を今日、餃子の眠眠で知りました。


今日はあまりにたくさんオカシイ物を見てしまったので、ここに記す事にします。


今日の徒然日記です。



…PM 14:00


今日は病院へ通う日なので、オフではあるがウチを出る事にする。


ワタシの住んでいるマンションの三軒隣りの様子が少しおかしい。


玄関の、鍵を挿す部分にティッシュペーパーが貼り付けてあるのだ。


これは、もう院長が引っ越して来た時からそうなんであるが、主が外出する時に、鍵を掛けた後に、チリ紙で封印しているみたいなんである。


「みたいなんである」と言うが、実際に何度かその作業を目撃している。


つまり、


“ピッキング強盗”対策だと思うのだが、如何せん脆弱なセキュリティに期待薄だと院長は考えていたのである。


しかし、今日のソレは少し意味が違っていた。


いや、よく観察してみると、今までもただの防犯対策とは思えない形跡が残されていたのだ!!


ピタッ!!


とセロハンテープで貼り付けられたチリ紙に赤いマジックで、




「11/29 今日は晴天に恵まれる」





と書かれていたのである!!



あぁ〜〜〜!!





日記帳だ(^O^)〜☆





…いや、こんなトコに書かんでもとは思うが、長年の謎が今日、明かされた事に若干満足ぎみだ。



…PM16:30


院長のウチの近所で、「ドグマ散ル」ドラマーの“たつを。”発見。


なんでこんなトコにたつをが居てるんやろ?と回り込んでみると…



偽たつを。だった。


ブーツからカバン、服装から髪型まで





パーマンのコピーロボットを使ったかのような




クリソツぶりだったが、顔が“コケシ”みたいだったので偽者と断定。



…PM18:20


急ぎ足で京阪電車に乗り込む。


つーか、通勤ラッシュで人多すぎ。


と思っていたら、人ごみの中に物凄いオーラを放つ人物を発見。


上下、紺色のピタッとしたスーツに、白いネクタイ、頭髪はオールバックに撫で付けられてテカテカ光っている。


やや丈の足りない裾が気になるが、もっと気になるのはその手にはめられた黒い皮のグローブだ!!


まるで鳥肌実氏のようないでたちの彼は、見たまんま




殺し屋



だった。



っ〜か、たぶん本当に殺し屋だ。


だって、オーラの出し方が“ハンパなかった”もん。



…PM21:50


諸所の用事を片付け、家路につく。


寒い。


夜はかなりの冷え込みだ。


自転車を飛ばしていると、交差点から飛び出してきたカップルを轢きそうになった。


「オイッ!!」


と怒鳴ろうと顔をあげると、そいつは









昼間の「偽たつを。」だった。




なぜかふたりして、



「…あ。」


と言ったきりだった。




2005年11月27日(日) 破壊衝動の記録:

俺は今、モーレツに怒っている。


…ドグマを結成してから、テレビゲームと言うものを封印した。


決して、バンドと言うものに対して極限的なストイックさを目論んでの事ではない。


ただ、ひたすらに、


「やり込む」


タイプの人間だからだ。



FF7はマスターマテリアを完璧にそろえた。


ドラクエは全職業制覇など朝メシ前だ。


トルネコの冒険は、とにかく錬度+99で合成できうる特殊能力を全て継承した


“アルテマウエポン”


みたいなヤツが倉庫にゴロゴロ転がっていた。


プレイタイムなど、カウンターが動かなくなるくらいは必須だ。




そんな「ボク」だからッ!!




ゲームは封印したのである。


そんな院長が最近、電車移動や休憩時間を使って始めた事がある。





ケータイ版「風来のシレン」だ。



なんの事はない、ぶっちゃけまたロープレをしているんだが如何せん、空き時間にコツコツプレイするに留めているので遅遅として進まない。


そんなささやかな幸せが…


崩壊しました。



上手く、下層に進んでいたの。


武器も、防具も、レベルさえも問題なし。


モンスターハウスも難なくクリアした。


サクサク…とはいかんが、とにかく順調に進んでいたのである。


そんな地下25F…


おっと、眠らされたぞ、イカンイカン、目が覚めた、おいおい、またラリホーか?


と、なんだかやたらとHPが削られているが、状況はどうにもならん。


ん?


敵が集まってきたぞ?


これはひょっとして…




俺、嬲られてるッ!?



まてまてまてまて!!


…ケータイを握りしめ、暫しボーゼン。



涙で滲むボクが見つめていた先には明日が描かれている画面は見当たりませんでした。


…。


「おおきなおにぎりを持ってやり直しますか?」






















大きなお世話だッ!!!



と、一しきり憤慨してみました、櫻です、こんばんわ。


毛すぐ12ゲツですね、寒くナリマシタ。


12ゲツと言えば師走、師走と言えば…クリスマス。


クリスマス爆笑トークをしたかったのだが、文章に気合が入らないので寝る事にします。


オヤスミナサイ。



ちなみにもう、ロープレなんて、みたくアリマセン。





2005年11月22日(火) 使命、願望、侵食と雪月花

…所詮、人間は一人であります。



桜の花は、一時繚乱に咲き乱れ、春の訪れを皆に告げます。


その使命を全うするように、一瞬で見事に散って行く。


古来より、日本ではその潔さ故、皆に愛されて来ました。


2005.12.17。


「ドグマ散ル」は、一つの重要な日を迎えます。


2nd音源の限定リリースライブ。


この日は、満開に咲き誇る“桜”のようなライブを、メンバー、そして患者の皆で作りたい。


そう思っています。


総員、戦闘配備で。


西陣織りに代表される、着物を染め上げる“さくら色”は、桜から抽出されます。


しかしソレは、花弁ではなく、桜の幹の皮の成分を抽出して染め上げられるといいます。


桜の幹はこげ茶色で、ゴツゴツとした無骨なモノですが、もっとも繊細で優雅なピンク色を発色するのです。


院長の“櫻”の根底にあるのは、この哲学です。


乱れ咲いて散る…ではなく。


いつまでも、何百年も、親子何代にも渡って袖を通す、あせる事のない


『色』。


人間は所詮、一人であります。


ですが、目を開いたその瞬間から、他者との干渉が始まります。


その時には、決して色褪せる事無く。


その為に戦い、そして手を取り合う事。


そう在り続けたい、と願い続けながら。


2005.12.17。


この日が「ドグマ散ル」の、一つの始まりであるライブをします。


願わくば、ライブに参加してくれた人、この日リリースされる音源を聞いてくれた人、全ての患者の目の前が、バラ色ではなくとも、サクラ色になれば、と思います。


なんてな!




2005年11月17日(木) レコーディング!

祝ッ!!!!
 


「ドグマ散ル」は寝屋川ビンテージ専属レコーディングスタジオにて、



『2nd音源』のレコーディングが完パケしました!!!



今回は、つーか今回も、なかなかハードな強行スケジュールだったけど、前作


『疫病ミ』


を凌ぐ、ドグマらしい作品が出来上がったと思います。


前回はレコーディングの前後にライブがガッチリ2daysとか入ってて大変だったけど、今回はなんとレコーディングの日程の間に


サーカス公演が挟まってたりして、楽しかったな。


今回の音源は完全ライブ会場限定、数量限定で12/17にリリースします!


お店にも通販にも出しません!!




超、超、超! レアアイテム!!!




なんで、絶対ライブ会場に来てゲットしてくっださ〜いねッ!!



んで、前作『疫病ミ』をまだ聞いていないヒトは、コチラも購入するように!


しかもしかも、12/17に2nd音源を発表したらまた「ドグマ散ル」は、楽曲制作、そして、レコーディングワークに突入します!


なんで、今回買いそびれたら手に入らないかもよ〜〜!


こりゃぁ、ライブ来るしかないよね!


詳細はまたHP上で発表します!!




2005年11月15日(火) 修羅の獄

“MOTHER3”の開発が再開したそうだ。


発売は来年春。


ゲームボーイアドバンスで。


あぁ、売らなくてよかった、アドバンス。


つ〜〜かさぁ…


長かったよ。


院長は部類のMOTHERシリーズファンなのである。


土星さんがとても癒しなのである。


“2”が発表されてから、うんともすんとも情報がなくなった。


いや、その頃、かの糸井重里氏は徳川の金山を掘る事に情念の全てをつぎ込んでいた。


マザーは!?マザーはどうなってんの??


と言う市制の声は遠く風に消え、そして、マザー3の企画さえ消滅してしまった。


切ない…


あれから早幾年…


ンもう、感動の嵐ですよ!


はやく遊びたいなァ!!


後、問題は、院長は「ドグマ散ル」によって、RPGのプレイを禁止されていると言う事実だ。


提唱したのはドグマ、影の総帥“たつを。”である。


なにもかも、ホントにフロに入る時間を削ってまで遊び込む姿を目の当たりにしたたつを女史がワタシに科した制約だ。


な訳で、ココ二年ほどロープレをしていない。


ドラクエすらしていない。


つーか、俺の人生の節目節目にいた、ゲームだったが、最近どうでも良くなってきた。


やっぱ、ドグマ命だからね。


ちなみにウチの42型テレビは少し前、FF8が出た時に併せて購入した。


小さい画面でCGはねぇだろみたいな。


最近では、ちょっとの時間を突いて、アニメ見てます。


アキバ系です。


ぽえ〜〜〜〜ん。






2005年11月10日(木) ジオニック・マインド

機動戦士ガンダム〜MS IGLOOをまとめてガチンコで見てしまった。


目覚めは今日も最悪、深夜アニメを見すぎたせいで。


コンバンワ、櫻です。


MS IGLOO?なんじゃ、そら。と言う方の為に簡単に説明しておく。


舞台は宇宙世紀0079、地球連邦軍とジオン公国との間に起こった戦争、


通称“一年戦争”である。ガンダム、知ってるか?


その、サブストーリーなんである。



開発途上の兵器の実戦試験を行う為の部隊、



「ジオン軍第603技術試験隊」の儚くも悲しい、歴史に刻まれる事のないサイドストーリーなんである。


つまりだ。


華々しく、赤いザクだのガンダムだの何だの、最新式の正式採用されたMSの影で、ものすごぉ〜〜く地味に戦う、いわば



ボクシングの4回戦ボーイの試合


を見ているような虚脱感の漂う物語なんである。



ちなみに第一話はこうだ。

…603に実験配備された対艦隊用射撃遊撃砲“QCX-76A”は全長200メートルに及ぶ巨大砲である。

その破壊力たるや、マゼラン級の大型艦船をも一撃でブチぬくニクイやつなのである。


ルウム戦役において配備された。


たった一機だけ。


しかも前身する味方艦船からの、砲撃ナビがなければ命中する事ができない。


しかも、いざ鎌倉となれど、砲撃のナビデータは入ってこず、ウルトラ級の空砲を放ったうえ、撃沈されるのである。


その時の戦時の主役はザク。


どでかい大砲はお呼びでない。


なんてこったい…嗚呼。で物語は終わる。


…山がねぇな。



第二話はこうだ。


地球侵攻を始めたジオン軍の兵器支援のため投入された自走戦車“YMT-05”


はアリゾナの連邦の敵集落に落下してしまう。


連邦に捕獲され、連邦軍に操縦されてしまったモビルスーツ“ザク”6機との交戦が始まってしまうのである。


もちろん今回も戦車は一台のみ。


後日談YMT-05は今後の戦局に登場する事はなかった…と。


…無駄にタバコの本数が増える。


第三話は、一年前に機体テスト時に、最高速度で飛行していると手足がバラバラにもげてしまう、テストMS“ズザ”。


はっきり言って欠陥品です。


それに乗って、乗って?戦うのかと思いきや…


連邦の量産型MS“ジム”とスピードレースをした挙句哀れバラバラに…


もう、ため息しかでるものありません。


この外伝三作に共通するのは「哀愁」。


軍の正規配備の選考からもれた、落ち零れの哀れにも蔑まれた処遇。


どっちかてと、オトナのアニメですな。


山もなく、オチもない。


ただ、政治に敗れた2軍の、奮戦記なのである。


そんなアニメを、食い入るように一気に見てしまった。


面白かったんです。


テーマは政治。


強いものが勝ち、悪が敗れるみたいな三流アメリカンムービーみたいなオチはない。


アカンコ達が出撃し、葛藤し、やっぱりやられる。


しかも、味方の最新装備との格差たるや、ある意味差別。


うん、久々にいいアニメを見てしまった。


だがな。


次はない。


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sakura [MAIL] [HOMEPAGE]

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