櫻の!日常カルテドグマ塾!!

2005年03月31日(木) 生活すると言う事

ちょうど一年前…
 

衣装タンスを手にいれた。


衣装…と言っても白衣と…


パンツのみなのだが、とにかく衣装タンスだ。


仮にも同居している冬モノのコート類はあくまで間借りさせてもらっているのだ。


そして今、何気にタンスを開けると、片隅に置いてある「一年防虫ムシューダ」が目に付いた。


「あぁ、そろそろ変え時だな…」


そう思って手に取ってみる。


プラッチックの箱に、「錠剤がなくなれば換え時です。」と書いてある。


んで、肝心の錠剤は…


無傷で残っている。


早い話が減っていない。


よくみると、防虫剤の周りにテープが貼ってある。


そして、


「テープを引っ張ってください。」


の注意書きが。


!!


もしかして…


ウチの「一年防虫ムシューダ」、一年間起動してなかった????


て事は、もう一年使える?


て事だ。




お得だ!!




…アクマでボーントゥビーポジティブ院長、櫻です、コンバンワ。


今日、一年仕込みでネタを披露しました。


ッテカ、自分に一本取られました。


正直少し悔しい。


で、例のタンスなんだが、住宅事情の関係で玄関に置いている。


そして、櫻邸の玄関入り口なんだが、ドアが内開きなのだ。


この玄関の作りの悪さは入居して暫くして気づいた。


出入りのしにくさにメンバーも非難轟々だ。


出入りの悪さに加えて、タンス。


靴が三足以上並ぶとドア開かねぇ。


しかも帰宅しドアを開けると愛犬“ななスケ”がトコロ狭しと走りまわって
出入りが更に困難になる事山の如し。


プリ〜〜〜〜〜ズ、広い家…



2005年03月26日(土) 雲の切れ目に差す太陽の“光”の様な場所へ…

オ〜〜〜〜〜レ〜〜〜〜〜〜〜〜は院長ぉ〜〜〜〜〜〜

櫻です♪、コンバンワ。


「ドグマ散ル」初の2デイズが無事、完了しました。


ドグマの治療に参加してくれたみなさん、ホントにありがとう!


楽しいライブになった事に感謝です。


え〜〜、ライブでは通常、オープニングSEがかかる直前に、幕の下ろされたステージで、照明さんと最後の打ち合わせをします。


幕開けのタイミングとかね。


んで、スタートするんだけど、今回2デイズ二日目、西九条ブランニューの打ち合わせん時すでに…


院長、鎖で縛られてたんだよね。


しかも包帯で目隠しまでされてて…


メンバー速攻で袖に撤収してるし…


舞台中央で真剣に話し合うおかしな二人。


そんなライブの始まりでした。



…今回、重大発表がありましたね。


そう、



『CDリリース』





『先行無料配布イベント』


です。


配布イベントでは豪華セッションも企画してます。


ゼッタイ来るようにっ!!
 


…日常…


って、ほぼ絶対的に連鎖していくモノで、昨日と今日の差ってなかなか見つけるのが難しいと思います。


同じ日は二度と無いと言うかも知れないけど、やっぱり同じ昨日に酷似した今日はたくさんあります。


例えば一度ココロに雨が降れば、梅雨の長雨のように、明日も曇りソラの様な気がしてしまう。


でもそんな日常とは接点のない、全く非日常的な時間が流れる場所が…


『ライブ』


であり、


『ステージ』


であると考えています。


「ドグマ散ル」を見に来てくれたヒト達にも同じ事が言えると思っています。


違う昨日、


違う今。


そんな空間を作ろうと思って、


そんな時間をみんなと共有したいと想って舞台に立っています。


そんな場所を、


そんなトキを貴方と過ごしたいと思って歌を歌っています。


だから櫻の歌う“詩”は、結構アドリブ多いです。


演奏と同じ様に、詩もまた、


「生き物」だと思っています。


ライブの毎に、詩の描写が変わります。


メンバーも時々困惑しています。




決して…


歌詞を覚えられない訳では…







無い。

よ?



2005年03月23日(水) 「闇」と「病み」

みなさんコンバンワ、「ドグマ散ル」院長“櫻”です。


今日、「ドグマ散ル」2デイズライブ初日、終了しました。


見に来てくれた皆様、ありがとう。


そして明日3月24日、西九条ブランニューにて千秋楽ライブ敢行します。


今回のコンセプトは


「闇」



「病み」。


初日はココロの闇を投射するべく内面を描写した曲を、


そして、今日はココロの病みを吐き出すが如く、激しい曲を、セレクトしました。


セットリストはライブが始まってからのお楽しみです。



…話は変わりますが、櫻は日常、欠かさず香水を嗜みます。


「オトコ」にしてはたくさん種類を持っているほうだと思います。


ココんトコロのお気に入りは


『ココマドモアゼル』。


逢う人々に


「それ、メンズだったっけ?」と聞かれますが、メンズ向けの調香ではないです。


櫻の匂いをチョイスする時の基準、それは


「闇」の「開放」。


ココロがリラックスする匂いをチョイスします。


アロマテラピーに近いモノだと考えています。


匂いで過去の記憶がフラッシュバックすると言う経験は皆さんあると思います。


例えば雨の日の湿った匂い、


花が息吹く春の匂い、


夏の簾から放つ、乾いたかすかな匂い…


そして、思い出が作られた時に無意識に記憶している、その時の匂い。


愛しい思い出、


楽しかった思い出、


哀しい思い出…

そんな記憶の断片が再生された時、現実の世界へ還る為の目印に、香水を用いています。


記憶の中ですぐ迷子になる自分の為に、過去を捨てるのではなく、過去に決別する為に。


未来を創ると言う事、


それは過去に縛られないと言う事。


そう考えています。


決別した過去は魂葬します。


そして魂葬した過去が一年で言う「盆」と「正月」、霊が還ってくる日みたいに「病み」になって還ってくる月があります。


その時、櫻の魂の入れ物から溢れ出たモノ、それが「詩」に変わります。


「詩」





「歌」


になり、また過去に還っていきます。


常に廻り巡る世界、輪廻する世界。


その世界が一周した時、


「輪」に繫がるのではなく、


「ミシン糸」


の様に、ホンの何mmかだけでも先に、未来にいけます様に。




2005年03月15日(火) 眠れる森の…

めっきり春らしくなってこない今日この頃、櫻ですョーソロー。


…。


殺人的に過酷な一日が終わった。


これはそんな一日の記録だ。




朝、十時半、たつを。からモーニングコールが入る。この日は五本目の電話で目が覚めた。

言っとくが5コールではない。


「起きた?さっちーで最後やね。」


この日のたつを。はドグマメン全員を起こして回る事が一番目の仕事だった。



そして…



当たり前のように二度寝をかます。


部屋でがなりたてる四機の目覚まし時計とステレオをあざ笑うかのように。


櫻の寝入りの悪さと目覚めの悪さは代々親子三代に渡って受け継がれている伝統だ。


誰にも止められやしない。


そして正午。


スタジオ集合。


とにかく眠い。


眠いが今日はレコーディングのプリプロ録りの日だ。これからコッテリ六時間スタジオに監禁される。


次々と演奏が終わったものをチェックしていく。


なかなか…


みんなの自己中っぷりが演奏に反映されていく。


「ココ一番っ!!」てキメトコロで…


ココロを一つに合わせてってトコで…


まさに…




「オレがオレがっ!!」




今日のプレイをマンマステージに持ってくると…


:上手ギター 華秀
:上手ギター ゆキ
:上手ベース 日向
:センター  院長
:ドラム   たつを。←だんだんドラムセット背が高くなってってますもん。


こんな構成になっちゃう。

まぁところどころ轟音にしかならない場所もあったが歌入れも無事完了した。


そしてやんごと無く終了、その後櫻邸にて写真撮りロケだ。


櫻の予定では夜の12時頃に終わるハズだった。


ハズだった…のが…


早朝五時、終了。


あまりに疲労困憊過ぎて顔がオッサンと化している。



撮りに撮ったり400枚。


バッテリー二本分。


ゆキイカ墨の原液吐いて風呂中真っ黒やし。


たつを。血まみれで白衣が返り血あびまくりやし。


い…イカン、睡眠プリ〜ズ。




2005年03月11日(金) 血を別けるという事

PM13:30…

大阪は曽根崎。

そこに櫻は立ち尽くしていた。

駐輪していた櫻のチャリが倒されている。

しかも将棋倒し気味にどこぞのチャリが馬乗りに。

逆鱗に触れたワタシが上に乗っているチャリにヤクザキックをしようとしたその刹那っ!!


通りすがりのサラリーマン…

*リーマンデータ*
身長:150程度
年齢:25前後
両手にアタッシュケース、ネクタイ裏返し、メガネ


がダッシュで櫻のチャリを起こすのを手伝ってくれたっ!


今日ビ砂漠と化した都会の片隅で頂いた小さな親切…


オトコ櫻、御歳2×歳、自分頂いたご恩は忘れませんっ!!


そんな「JC」チックなオープニングでお届けいたします、櫻ですラヴアンドピースっ!


BGMはもちろんジョンレノンの「イマジン」。


…て知らねっツーのな、みんな。


櫻の父親は若かりし頃、バンドマンでした。

そんなオトンが子守唄がわりに弾き語ってくれた歌…

それがビートルズであった訳なんです。

知らないコの為に例えるならば、いわゆる今で言うトコロのスリップノットみたいなもんだ。


そんな親から早朝10:30…


深夜生活者のワタクシの感覚で言う牛三ツ刻に電話があった。


んで、開口一番…


「オマエ、ピアス空けてるだろ?」

「?」

「刺青いれとるだろ?」

「?」












「血液検査を受けにいきなさい。」



藪から棒にナニを言うんだ?と思った瞬間


「じゃあな。」と電話が切れた。




数分後…ぷるるっ!ぷるるるっ…カチャっ☆



「言い忘れたがC型肝炎は怖いんやぞ。」


…ガチャッ。




…。


おそらくワイドショーの家庭の医学特集見て電話して来たのだろうが、まったくいかんともしがたい挙動に若干ぽかんとしてしまった。


そう言えば高校を卒業して以来ウチを飛び出して以来ほぼ音信不通状態だ。


親と仲が悪かった櫻は学校を出てすぐに独立した。


真剣に音信不通だった櫻の居場所を突き止めたのは、金融の債権回収を専門としているおじだった。




「いやいや、居場所突き止めるのに三日も掛かっちまったよ。」


と玄関先に、親と追跡者のおじが立っていた。


「十回以上も引っ越してるのになんで?」

と言う問いに



「プロをなめんな。」


と言い残して帰っていった。


あれから数年…まだ、櫻と親とはいがみ合ったままだ。


だがしかし、お互いが何故いがみ合っているのかさえ今は忘れてしまった。


意地とめんどくさがりな血がただなんとなく会うのを拒んでいるみたいだ。


今、櫻のステレオから流れる「スタンド・バイ・ミー」を聞きながら、


「そろそろ会ってやるか…」


みたいな気分になった。


それは何時?



…。血は争えねーんだよな〜とハルシオンがりがりカジリながらぼんやり考えた…



2005年03月04日(金) ドラッグ・トリートメント

先日…

隔離病棟と化したスタジオリハの翌日、喉の激痛で目がさめた。

妙にイガイガする。

愛犬の“ナナすけ”が

『メシくれ』アピールをしている。

お椀にエサを入れ、いつものように


「ヴぉ゛でッ」


…「お手」が言えねぇ…


「ドグマ散ル」、ついに風邪で…






全滅っ!!!!!!!!!!




熱でフラフラです。ちなみにテンションは高めだ。


そんな病床からお届け印の“櫻”でゴザル。


イカン、調子がでねぇ。



日替わり日記で“ゆキ”流風邪の治し方が一挙公開されていた。



ビタミンCか…



最近、ドグマのリハ後のオヤツタイムを席巻しているアイテムがある。


その名も



「かむかむレモン」



レモン味のグミだ。


プラッチックの容器に収められた“ソレ”はなんと一粒でビタミンCが200mgも入っている。


ちなみに一般成人の所用量が100mgなのでヒト粒噛めばなんと倍っ!


スタジオのど真ん中において置くと…


一曲終わるたびに…





エヴァ量産型が弐号機をガッつくが如く




スタジオの中心に群がってくる。


リハ後もメンバー全員がコーヒーとタバコ片手にガンガン食らう。


「ビタミンCって風邪に効くんだぜ〜」とか言いながら。


そんな俺たちは…





とんだバカヤローです。




ついでに櫻流の風邪の治し方を公開する。


まずはとにかく病院だ。


次にクスリ。


売薬ではイカン。


抗生物質サイコー。


ビバ医者。


ついでに看護婦さんチラ見…てかガン見。


そんな感じで身も心もベホマズンです。


ちなみにタバコは止めない。


日に日に美味しくなってくるタバコが完治へのバロメーターだからだ。


こないだ主治医に、




「アンタ、治す気ある?」



て聞かれましタ。

…ちぇんちぇ、ゴメンチゃぃ…


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