WORKS クリエイティブは何処から
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2007年01月31日(水) 風の宮の由来と仕事と猫絵


<おはなしの外側を描く>
今年ふたつめのワークは、猫の絵になりました。ときどきラーメンを食べに行く、富士市にある「とん忠」さんが主催している猫絵展に出品するためです。昨年は鉛筆デッサンに水彩絵の具で淡い色をつけた、かなり真面目路線でしたが、今年はもっと自由に愉しく描こうと考え、『ながぐつをはいた猫が長靴を選んでいるところ』をテーマに、昔飼っていた白猫をモデルに描きました。白猫なので、黒い紙に描こうと最初は思っていましたが、バックに黒い地塗をすれば良いのだと思い付き、最初に紫色、その上に黒を重ねて背景を作り、その紙に白いサインペン、購入したばかりのダ−ウェントのアーティスト色鉛筆(これを使ってみたかった)、ダマートと、素材もメディアミックスになりました。描きたい絵を好きに描くっていうのは、とても愉しく、そのためにも、デッサンの練習は続けたいなと考えた先週の日曜でした。




<JOB>
今年もおかげさまでひびのこづえさんとお仕事をさせていただくチャンスをいただきました。こうしてキャリアを重ねると、毎日の仕事の殆どが「クリエイティブという名のルーティンワーク」の中で、思い掛けない発想や展開が(ときどき、冷や汗も出ますが、その分何倍も面白く愉しい)期待できる『ワーク』と個人的には呼んでいる数少ない仕事のひとつです。とくにひびのさんのコンセプトの詰めや決断と実行の早さには学ぶべきところが多く、今年で4作目になりますが、いろんな意味でおおきく刺激をいただいているところです。





<風の宮さんの立て札>
もう10日程前になりますが、晴つづきの日曜の朝、約束の立て札の写真を撮りに出掛けて来ました。
++立て札の内容++
南松野村の郷祭りとして五穀豊穣を祈願し、風害から農作物を守るための風祭り、南松野村全体の祭りとして、毎年7月25日祭典が決められている。風神宮から対面する狐石まで約400m余りの大注連縄を張って、風害のみならず悪鬼・悪病が村中に入らないよう、村境であるここの場所で防ぐ塞神信仰とも集合した奇祭である。
++++++++++
*注連縄 *塞神信仰 

私の暮らす富士川町の松野地区には、そこかしこに神仏や石塔が祭られ、また伐採してはいけないと言い伝えのある『境木』と呼ばれる大木も残っています。富士川を挟んで隣になる富士宮市の沼久保地区は風致地区指定ですが、こちらも独特の景観が残っています。昨年はウォーキングもさぼりがちな一年でしたが、今年はまた、あちこち探検してみたいものだと思います。


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2007年01月19日(金) 仕事(JOB & WORK)初め 風の宮さんと手首ウォーマー


<初詣は風の宮神社>
JOBの始まりは例年通り今月5日でしたが、そのすぐ後の3連休の中日にも人寄せがあり、お正月の忙しさがだらだらと10日間に及んだような年の初めでした。忙しいのも、人が出入りするのも好きですが、結局、初詣も8日の月曜になり、家から歩いて30分くらいの峠にある、「風の宮神社」というところに行ってきました。その昔、他村からの疫病や天災(風や嵐)を封じる目的で祭られ、ちょっと信じがたいような奇祭が営まれてきたという言い伝えが書かれた木の看板が(現在は行われていない)。この場所からは、世界一の技術を誇る第二東名富士川橋が見下ろせますが、この神社についてはまた後ほど記述したいと考えています。名前がいいでしょ。「風の宮さん」と呼ばれていますが、土地の人も知らない人が多い神社です。



<仕事WORKはじめ>
今年は郵便も遅延していて、年もあけて10日も経った頃、海外からクリスマスプレゼントが届きました。(ありがとうございます。)中にかわいらしい手首ウォーマーが入っていて、早速会社へつけていくと、制作の女の子が『編んでちょうだい!』。時々、とてもお世話になっている後輩なので、糸さえ手に入ればなんとかなるかと、インターネットで輸入糸(同じ色はなかったのですが、似たようなノルウェイの毛糸)をやっとさがしてゲット!25年ぶりくらいの編み物となりました。(出来上がりは写真の通り)
なんでもスイスで今年かなり流行しているということでしたが、心ひかれるものって、世界共通ですね。会社の先輩も編んでくれということでしたが、なかなかそこまで時間がないので、道具と毛糸を渡して、自分で編んでくれるようにお願いしました。実際、ひとつ作ったら達成感がいっぱいでした。来年は日本で流行るかな。

陶芸は、窯詰めも窯焚きも行けなかったのですが、ちゃっかり作品は入れてあったので、窯出しだけ14日に参加してきました。ん〜だいたい狙いどおり。またのちほど記録しよう。

風の宮さんの鳥居は木製でした。明後日また、行ってきます。


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