灼熱の太陽の光 青と蒼と白 湿気を帯びた風 雨上がりの空 ヘッドフォンから漏れる音楽と奏でる騒音 足音
君の吐息
夏の暑さ 祭りの後の夜 静けさ 蝉と蛍と うちわ タバコとりんご飴
花火 の音 川に映る 君と 落ち葉 飛行機 雲 蜘蛛
飛行場と雪 駆け出した 新しい靴で 溢れ出る 泉に 冷たい 手足
今はいつも 強く 高く 響くのに
振り返ると どうしてこんなに…
後悔することも 悔やむことも 悔しいことも 反省することも悪くないけど 自分を責めることも 攻めることも したきゃしてればいいと思うけど 気が済むまでね でもあなたが大切なあの人は きっと悲しい顔してる そんなこと 望んでなんていないのだろうね
あなたの笑顔が見たいから
カラ元気じゃなく 作り笑いでもなく あの時見せてくれた やさしい笑顔
自分を許してあげられるのは あなただけなんだよ
全て明かしてしまわないでいて
複雑すぎてやきもきするけれど
長い人生 そのくらいが
ちょうどいいのかも
あげるとは言わない まだ持っていてと言うだけ
まだ 繋がっていてもいいの? また 逢ってもいいの?
まだ 許してもらえるの
…傍に居ることを
偶然か必然か 君の歌が聞こえてくる 君の言葉が 聞こえてくる 聞きたかった言葉 懐かしい声
全てが偶然だとは思えないほどに 僕達には奇跡が度々訪れた 運命だと信じてしまうほど 必然的に 導かれた
離れたって離れられないさ 忘れることなんて出来ないほどに
魂に 深く深く
君が刻み込まれているのだから 憎んでも 羨んでも 愛する気持ちは 消えはしない
どんなに好きでも何も出来ないこともある どんなに好きでも何もして欲しくないときもある
なんだかそれは 似てるかもしれないけれど 君が苦しんでいるのは見てて辛いよ
だからせめて君が僕の手を求めたときに すぐに差し出せられるように そういられるようにするから
だから 好きなときに僕を呼んで
僕の名前を呼んで
世界はいつも光で満ちている
闇を生み出すのは 他でもない自分自身の心だ
その瞬間をいつまでも残していたくてシャッターを押すけれど 一番残しておきたいのは心の中のアルバムなんだ
ファインダー覗いて その瞬間を いつまでも残していたくて また 形にしたくて 側に置いておきたくて 君は真剣に 何度も何度もシャッターを押すけれど
一番大切なファインダーに 形には残せないけれど 大切なアルバムに 残しておくこと 忘れないでいて
忘れてしまうことなんてないよ 形に残さなくても 思い出せなくても
きっと
忘れてなんて いないから
2006年06月15日(木) |
destination |
衝動的に歩きだした 行きたい場所へのバスが来た 真っ先に飛び乗る 料金がいくらかわからないから とりあえず小銭を用意して
行きたい場所に向かっているけど 心はどこに向かうかわからないみたいだ なんだか切なさが増すよ
あぁ 人は痛みから目を逸らすよね そんなの少ないほうがいいに決まってるし 痛いのはやだし辛いのもやだよ でもね きっと感じていたいんだ 感じられる全ての感情を 自分が知ることの出来る全てを知っていたいんだ
日々の幸せを忘れないために
僕は
この切なさを感じていたい
この儚さを 忘れたくない
たくさんのモノの中で 何が大切か考えていた たくさんたくさん目が合って 色とりどりで 選べなかった
声が大きくなって 目の前に溢れていた 真っ白になりたくて すべてを捨ててみた
大切なものだけ そこに残った
誰かが何を想っていて 考えていて 何を背負って生きているのか そんなことは分からないけれど
僕はたくさんの小さな疑問をこの胸に抱えている
溜め込んだ疑問は たくさんの小さな答えを生み出したけれど 僕には何一つ正解だと思えなかった
正解なんて無いのだと 誰かが言った それもきっと 答えなのだろう
けれども僕は それでも答えを探している
『ありのままの自分を受け入れて』 『そのままの君でいいじゃない?』
そんな言葉に癒されもするけど それでも僕は 問い続けるんだ
問い続けたいんだ
僕は一体 何者なのか
何のために 何が出来るのか
きっと もっと 何かがあるはずなんだ
僕が 手にしたい何かが
形式を変えて 見方を変えて 選んでいるのは 私自身なのだと
選ぶ権利は 君にあるのだと
迷っているのも 悩んでいるのも 私も 同じことなんだね
知らないこと わからないこと これからのこと 大きな不安と
小さいけれど たくさんの希望
穏やかに 優しく静かに
胸の 中に
手を伸ばしても 手にすることが出来ないのは 恐れと罪悪感 僕が手にする権利が無いと 勝手に決め付けている
求めてくれるから 求めてくれたから 僕は手を伸ばしたんだ
初めてだったから こんな気持ち初めてだったから 自分に嘘はつきたくなかったんだ
君の言葉が鮮明に思い出されて 痛いほど胸に突き刺さる
いつか いつか その言葉だけを反芻して 手にすることが出来ないでいる
失いたくなくて 手にする前にあれこれ悩んで 疲れきって諦めてしまう前に
このままでいいから 今のままでいいから
だきしめて おねがい
罪悪感
誰に 何に わからないけれど 言われた言葉を 思い出す
望んだ世界 心の奥底で 願った世界
誰にも言えない 誰にも言わない
あぁ そうだった
まだ こんなもんか
僕はまだ 子どもなんだ
葉の裏に記した 葉の中に隠した 隠したのに 僕は みつけてくれることを望んでいる
本当の姿を君にも
見てもらいたいんだ
無邪気な君を見せてくれたように
僕は
もっと僕を見てもらいたい
そしてそれ以上に 君を
不安になるのは 当たり前 見えない恐怖 知らない世界
そう 本当はわかっていたのにね 君はそんなこと望んでなんかいないって
たくさんの人の中で それでも僕を必要としてくれた君に 僕は不安と欲望で 信じることが出来なかった
今からでも遅くはないから 想うことも 信じることも自由なら
君の中の僕 僕の中の君を
信じて 今からでも
2006年06月01日(木) |
expression |
言われなくても そんなことは知ってるよ 違うことも 同じことも
そうゆう所が好きだったのに そうゆう所が何だか悔しい
月日と 世界が 遠かった
幻なんかじゃないのに 嘘だったんじゃないかって思えてきて
でも そう感じていること 無意識に否定して 何故悲しいのかさえ わからなくなる
口に出してみれば 少しだけど 不安は消える
口に出してみれば 認めてしまうようで 辛かったけど 少し楽になる
あたしはどうしたいのだろう
過去とか 人とか 周りとか もう そんなのに振り回されるのはごめんだよ
恐いけど 信じれる。 前に信じようとしたときみたいに。
感じたことを 信じればいい。 素直な気持ちを 信じればいい。
生まれた形は違っても。
生まれた想いに 嘘は無いから。
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