胡桃の感想記
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2000年08月03日(木) |
◇マルタ・シャート著「皇妃エリザベート ハプスブルクの涙」 |
「皇妃エリザベート ハプスブルクの涙」 マルタ・シャート著 西川賢一訳 (集英社文庫) 297P
「皇妃エリザベート」の続編。 息子ルードルフも、当然多く出てくると思っていたが、さすがさすらいの皇妃、 子どもたちは、思ったより出番が少なかった・・・。
3人の子供のうち、一番シシーに似ていたのは皇太子ルードルフ。その事に、母親であるシシーはもっと気づくべきだったのよね。まぁ、この物語のシシーは、割と理解している方ではあるけどね。本当はもっと冷めた関係だったのでは〜と思っているんだけど。まぁ、訳者も「ホームドラマ」って言っているしねぇ。 悲劇の中にも、ほのぼの(?)母子の会話があったりしているし。
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