2015年12月31日(木) |
よいお年をお迎えください |
2015年大晦日。
NHK−BSで「のだめカンタービレ」やってましたね!
洗い物しながら懐かしく観てました。
カワイイのだめとカッコいい千秋先輩と、心地よいクラシック。
今年は紅白よりクラシックの気分かもしれないので、
ひょっとしたらEテレでずっとN響聞いてる大晦日かもしれんぞ。
秋から部屋の壁のペンキ塗りをしていたので
大掃除に準ずる掃除も自動的にすることとなり、
この年末は特別なことをせずともわりとお部屋の見えない部分まできれい。
もうね、来年もそうします。
大掃除は夏が終わったら始める。
そうすれば年末なんて楽勝だい!
NACSの戸次シゲさんの凄まじいお掃除好きは有名ですが、
お掃除後の完璧なキレイさを表現するのにいつも
「サミットを開いてもらってもいいくらい」というのが好きです。
シゲさんのお宅は、お部屋はもちろん、お風呂でもベランダでも
サミット開催可という自信がすばらしいですわ。
うちはいくらキレイにしてもサミットは無理だなー、と
意味のない敗北感を覚えつつ、
次は戸次宅のどこがサミット開催地に立候補するのだろうと楽しみだったり。
さてさて、
今年も駄文におつきあいくださりありがとうございました。
秋以降は特に、なかなか書けずに
気まぐれにもほどがある状態になってしまいましたが、
来年もどうぞ、たまーに思い出した時にでも覗いてやってくださいませ。
どちらさまもよいお年をお迎えください。
2015年12月28日(月) |
今年楽しかったドラマ |
クリスマス飾りを片付けて、お正月仕様にしました。
クリスマス飾りは個人的趣味で2か月くらいは飾ってしまうのですが、
お正月飾りはせいぜい1週間くらいなので、今ひとつ味わいきれない感が。
せっかく飾ったのだからもうちょっと出しておけないかしらー、
などと貧乏性が出そうになるところをぐっとこらえて
時がきたらキレイに片づけるのが粋ってものですね。
というか、お正月飾りひとつに粋とか言ってる時点で全然粋じゃないけど。
今年の年末はライブに全然行きませんでしたわ。
この15年くらい、年末には何かしらのライブ納めをしてきたのに。
ま、今年は仕方ないと自分に言い聞かせております。
行く気まんまんで、というか、さすがに年末までには行きたくなってるに違いない!
と思って感謝祭のチケット取っておいたのに、
結局「やっぱり聴く気になれないわー」のままで、完全に目測を誤りました。
チケット代9500円無駄遣いしちゃったことにちょっと罪悪感。
寄付できるところはいくらでもあったのに!
3000円あれば基礎医療セット120人分って国境なき医師団も言ってるのに!
空席をひとつ作ってしまったことに罪悪感はまったくないけれども。
むしろ、空席の両サイドの方には余裕をもって楽しんでいただけたのではないかと。
トリ頭のわたしなので、ましゃの歌をまた聞きたくなる日が来るかもしれません。
もしそうなれなくても、
観たい聴きたいと思える他の何かには必ず巡り会えるでしょうから、
その時は存分に楽しもうと思います。
今年はドラマにはすごく楽しませてもらったし!
1月期 ウロボロス デート
4月期 天皇の料理番 闇の伴走者 アイムホーム
7月期 花咲舞が黙ってない リスクの神様 民王
10月期 掟上今日子の備忘録 サイレーン最終回
サイレーンだけ最終回強調して失礼すぎですが。でも終わり良ければだから。
どれも面白かったですねー。
せつなさではやはりウロボロスと掟上今日子の備忘録がわたし的に二強。
重厚さでは天皇の料理番が飛びぬけていたし、
コミカルな面白さではデートと民王が最高だった。
この他にも、4月期では「不便な便利屋」や10月期の「おかしの家」も
いくつかすごく好きな回があったし、
もちろん「下町ロケット」も見ごたえがありました。
ヤスケンも本当にひっぱりだこの役者さんになってしまわれましたなぁ。
ちょっと前までは番宣も兼ねてよくドラマの再放送がありましたが、
今やオンデマンドばかり。
後から「あの回もう一度観たい」なんて思っても、録画してなきゃ全部有料ですものね。
「とりあえず全部録画」が増える一方ですわ。
クリスマスが行ってしまうーーー
一年のうちで一番街中がキラキラして
赤と緑のデコレーションが綺麗なクリスマスが行ってしまうーーー
というか、デコレーションもイルミネーションもほとんど観ないうちに
お正月に変わってしまう
こりゃイカンと思い、わたしが一番観たいクリスマスの風景は?と
考えたところ、ホグワーツの大広間一択でしたので、
ハリポタのブルーレイ引っ張り出してしばし見入っていました。
古色蒼然とした石造りの大広間、
壁際に温かく燃える松明の火、大きな暖炉の火、
見上げれば天井付近だけいい感じに雪が降り、
キラキラにかざりつけられた何本もの大きなツリー、
長テーブルの上には屋敷しもべ妖精が作ってくれたごちそう。
要するにコレ!
画像デカすぎ!
でもこれ観てるだけで幸せ気分になってしまうのだから
今年もかぎりなく安上がりなわたくしです。
どちらさまもステキなクリスマスを。
2015年12月17日(木) |
ドラマもよかったけど主題歌も |
PC立ち上げたらグーグルにベートーベンの楽譜合わせなんて楽しいものがあって、
気をとられて遊んでいたら何を調べようとしていたのかすっかり忘れてしまい、
結局思い出せないまま。
しかし、一日中思い出せないということは、
ほんっとーにどうでもいいことだったのだろうな、と。
わたしの毎日は、ほんっとーにどうでもいいことに、
ほんっとーに馬鹿馬鹿しいくらい時間を取られているに違いない。
さてさて。
今期楽しんだドラマが続々と最終回。
「掟上今日子の備忘録」の最終回のステキさはやはり忘れがたい。
ガッキーは「リーガル・ハイ」の黛が一番好きでしたが、今日子さんもいいわー。
岡田将生くんの他のドラマでは、
最近では「リーガル・ハイ」シーズン2と「不便な便利屋」が思い出されますが、
「不便な便利屋」での純くんの不運続きもかなりなものでしたっけ。
バニーガールのコスプレとか着ぐるみとかハダカとかはほぼ日常、
ゲイに襲われそうになったり(と本人だけ思い込んでいる)とか、
えらく遊ばれていた記憶が。
WOWOWでも最近、「想いのこし」という映画の岡田くんを観たのですが、
すさまじくチャラい男で、迷いのない徹底したチャラさで、それがまたピッタリ。
自分にも少なからず責任がある交通事故で亡くなってしまった人たちの
「想い残したこと」を、めっちゃしぶしぶ、ただ金ほしさに叶えてあげるのだけど、
ほっこりしたいい作品でした。まんまと泣かされたし。
こちらも女装もハダカもあって、ほんと、よく遊ばれる人だなと。
美形でどんなコスプレも似合っちゃうからでしょうね。
ネットのニュースでも話題になった「サイレーン」最終回も面白かった。
最終回以外の録画は残してないですけどね。橘カラ怖すぎて。
常にカラに先を越されて窮地に陥っていくだけの猪熊と里見を観てるのがもうしんどくて。
毎回、展開がわかったら「もう観なおすのムリ」って、即削除してました。
最終回では、猪熊の顔がちゃんとカラの表情になっていて木村文乃ちゃんすごいなと。
(↑ 書いてても混乱してくる)
表情といえば里見も、猪熊の死を告げられたあとの慟哭と、
それ以降の無表情がすごかった。
もはやすべての感情を押し殺し、
ただカラを仕留めることだけしか頭にないあの無表情。
無表情がここまで似合う人もいないのでは、ってくらいカッコいい無表情でした。
そういえば松坂桃李くんは「視覚探偵日暮旅人」も面白く観たのだけど、
サイレーンの衝撃が大きすぎて、旅人くんの印象がすっかり薄れてしまいましたわ。
「劇場版MOZU」では殺し屋でしたっけ。
MOZUでは新谷がカラ以上に突き刺しまくりなので、恐ろしくて観に行けませんが。
WOWOWでオンエアしてくれる時がきたら薄目で拝見します。
「無痛〜診える眼」は、ひたすらイバラくんが哀れでした。
痛みも恐怖も感じない人の名前が、苦痛や苦難の象徴である「イバラ」というのがね、
でも、イバラくんの人生は本当に「茨の道」以外のなにものでもなかったし。
あまり終わった感じのしない最終回だったので、
為頼先生と早瀬の後日談とか、いつか観たいです。
犯因症の見える医者と犯因症を持つ刑事の組み合わせ、悪くないものね。
「偽装の夫婦」は「いいのかよそれで!」とふたりに問いたくなるラストでしたが、
「いいんだよこれで!」って言われたら何も言えないという、そんなラスト。
沢村一樹さんとあまみんのインタビューシーン、
ホントに結婚してるんじゃないか、くらい自然に見えました。
タイトルにしておきながら忘れるところでしたが、お気に入りの主題歌がいくつも。
「偽装の夫婦」の「What You Want」、
「サイレーン」の「Girl A」
「無痛」の「黒い雫」、
この3曲はもう本当に大好き。
「エンジェル・ハート」の「Save me」もよかったし。
「掟上今日子の備忘録」は、厄介のナレーションが主題歌以上に耳に心地よかった。
終わってみればもろもろ大豊作な今期のドラマでしたね。
今日子さん&厄介ロスにはなってますが、
サンドグラスでみんながわちゃわちゃしてる様子を想像すると全然寂しくない。
今日もきっと厄介は「これからは口説き放題です」の言葉どおり、
不運にみまわれたりワトソンになったりしながら、口説き続けているにちがいない。
「Kの備忘録」もさらに素晴らしいものになっているに違いない。
はー。ドラマの最終回ってほんと大事よねー。
これからも、大好きな5話と7話と最終回をリピートしては幸せ気分になることでしょう。
今日子さんにまつわる謎はまだそのまま残っているし、
原作も終わってないそうなので、
いつかまたスピンオフやスペシャルででも観れたらいいなと。
さて一方、
ましゃロスの方は、かなりあきらめがついてきて、
ぼちぼち身辺整理などもしてみたり。
歌が聴けなくなっちゃったのですよ。
言い方がひどくて本当に申しわけないが、
どのラブソングにも強さ全開の奥様がちらついて曲のイメージぶち壊し。
奥様のこともましゃと同じくらいにファンだったら、
今まで以上にステキに聞こえたかもだけど、そこまで奥様のファンじゃないし。
女優さんとしては特にマイナスなイメージを持ったことはないのですが、
ましゃ絡みではなんたって4年前からのすったもんだがありますからね。
福山ファンの中で奥様ファンでもある人というのは、
正直なかなかいないと思いますわ。
俳優業だったらそんなにイヤじゃなく観れるかなー、とも思いますが、
ましゃの本業はやはりソングライターでありミュージシャンなので、
その人の作った歌を聴くのが辛くなってしまったら、
もうファンとは言えないのだろうなと。
というわけで、わたしのましゃロスは、
これまで大好きだった曲も無くすという、ロスのコンプリートとあいなりました。
キツイっすよ。
どうにかならんかね。
ならんか。(自問自答)
それに比べたら今日子さんと厄介ロスなんて、
傑作回を何度でも観なおして思い出を楽しめるし、
ひょっとしたら未来にも何か新しい謎解きがあるかもよ、な、
ワクワク感あふれるロスなのです。
いやそれはもはやロスとは言いませんね。
大好きな作品にまたひとつ、巡り会えたということですね。
面白かったー
最高の最終回でした。
まさかこんなにせつなくステキなラブストーリーに結実するとは。
実は一話目含む序盤を観ているときはそれほど期待してなくて、
録画をサックリ消してしまったのが悔やまれること悔やまれること。
最終回前に今日子と厄介の出会いから全話観なおしたくて、
huluの無料お試しにお世話になってしまいました。
最終回もリピート三昧な予定ですが、
第七話(ふたりで今日子の部屋にカンヅメの回)がとにかく最高だったのと
第五話(須永フェスタの回)も大好きで、何度リピートしたかわからないくらい。
サンドグラスや須永邸や今日子さんの部屋も本当におしゃれでステキで
あんな場所にいつもいたいなー、と思ったし、
最後に今日子が逃げ込んだ物置小屋のような場所ですら、
窓の外の蔦の葉のフォルムがとても美しく、とにかく隅々までそのセンスが好きでした。
法郎さんや、「相棒」の伊丹さんそっくりな刑事さんとかも味があって大好きだったし、
厄介のナレーションもいつもすごく耳に心地よかった。
このナレーションがわたしにはすごく大事だったようで、
それがほとんどなかった第9話は、
ストーリー上はとても重要だったにもかかわらず、かなり物足りない印象に。
毎回の事件の謎ときも、予想がつきそうで実はいつも意表を突かれておりました。
そしてなにより!
今日子と厄介のキャラクターの魅力的だったこと!
美形ツーショットは観てるだけでも楽しかったですが、
不思議なやりとりがさらに楽しくて、
わたし的には今年の1位2位を争うほどの最高のドラマになりました。
最終回は最初から最後までドキドキしっぱなしで観てましたが、
「幸せになってください。今日一日を大切に」と
涙をこらえて別れを告げた厄介の言葉から、
今日子が行動を起こし始めていたことがまず衝撃。
厄介にそう言われたその日から3日間眠らず、偽夫の行動を観察していたとは。
そして、「明日ね」とすべてをはぐらかし続ける偽夫への不信感が決定的となり
「今日でなきゃダメ」な「のたくりの日」の口実を考えて
偽夫から逃げ出すあたりからの緊張感たるや!
今日子さんから厄介への決死の電話に泣きそうになり、
「Kの備忘録」の、愛にあふれた厄介の想いにまた泣く。
厄介が見つけてくれてよかったよぉぉぉぉぉぉぉ!で、さらに泣く。
でも忘れちゃうんだよね。
どんなに楽しい思い出もすべて、忘れてしまうことを受け入れている今日子さんなのに、
その今日子さんをして「忘れたくない」と言わせた厄介おそるべし。
今日子が眠りに落ちる前、ほんの一瞬だけの恋の成就がせつなすぎてまた泣く。
「次に会うとき、また一から口説いてくれますか」って、今日子さん可愛すぎ。
厄介幸せすぎるけどせつなすぎ。
美しいシーンでしたな。もうどんだけ泣かせるのだ!!
で、翌朝にはやっぱりキレイさっぱり忘れてるわけだけれども。
本人は気づいてないけど、実はものすごく有能で誠実な厄介なら、
今日子さんのそばにいつもいてあげられるかもしれませんね。
あんなステキな「Kの備忘録」を書けるのも厄介しかいなさそうだし。
最後の最後に、今日子さんの方から厄介と腕を組んでる微笑ましい後ろ姿が、
近い未来の現実でありますように。
しかし、誰も彼もハマリ役だったけど、
岡田将生くんの厄介のハマリ具合は素晴らしかった。
今まで観た岡田くんの役の中で一番好きかもです。
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