今日のおたけび または つぶやき

2011年11月28日(月)  縁起がよさそうなもの



白鵬の全勝優勝がかかった千秋楽の最後の取り組みを前に、思いましたことよ。


横綱ともなると、全勝優勝と一敗した優勝では、全然印象が違うよなー、と。

たとえば初日に一敗だけしてあと全部勝つのも、千秋楽にだけ一敗するのも、

どちらも同じ一敗なのに、千秋楽に負ける方が圧倒的にがっかりするよなー、って。


なんかね、一年納めの九州場所、しかもこの2011年という凄まじい年の最後には、

いつにもまして横綱には全勝優勝していただきたかった気がします。



一敗くらいしても、白鵬が圧倒的に強いことに変わりはないし、

白鵬が全勝したからってわたしの生活の何が変わるというわけでもないのだけど、

なんか嬉しいじゃございませんか。

強くあるべき人が、ちゃんと強くいてくれる安心感というか。



いろんな安心感が崩れ去った2011年ですから。



おそらく横綱ご自身も、そんな期待をちゃんと感じ取っておられたのか、

優勝インタビューで、勝てなかったことを謝っていらしたのが印象的でした。


大相撲存亡の危機もあり、大震災もあり、その中でひとり横綱としての重責を

一身に背負い続けてきた人が、この千秋楽の一敗は本当に悔しかっただろうと思うのですが、

潔く謝り、力をつけてきた後進のさらなる躍進を願い、相撲界全体の前進を誓う、

本当に力強く清々しい優勝インタビューでした。



おすもうさんに限らず、どんなジャンルの方々でもよいのです。

おすもうさんなら力強い技を、ミュージシャンなら美しい音楽を、役者さんならステキなお芝居を、

料理人ならおいしいお料理を、オトコマエさんなら最高のおとこっぷりを、

わんこにゃんこはいつでもそのまんま可愛く!



ましゃが震災直後から言い続けている、

「今元気な人は、今までやってきたことを、今まで以上に元気でがんばる」、

これに尽きますな。



あるべき姿、あるべきお仕事っぷりでいてくれるのが、何よりも頼もしく、

何よりも縁起がいいように感じる2011年の年末です。






2011年11月26日(土)  通りすがりのオトコマエさんたち



おひとり目

・「深夜食堂2」の「クリームシチュー」の回にほんの一瞬登場したオダギリジョー氏。

 片隅で呑みながらひと言しゃべっただけなのに、なんだあのプレミア感。あのカッコよさ。



おふたり目

・「徹子の部屋」にご出演の滝沢秀明氏。

 まあほぼ徹子嬢がひとりで喋り倒しておられましたけど。

 滝沢さんの物静かな佇まいと話し方はやっぱりいいですね。

 徹子嬢の「あの六割れの写真もう一度見せて」というリクエストで、

 滝沢さんの見事な腹筋の写真(「滝沢革命」の舞台上でのお姿)が、途中、何度も何度も映されて

 いて可笑しかったです。徹子嬢そんなに好きか! 滝沢さんのsix packが!



お三人目

・「アナザースカイ」で韓国の南大門市場めぐりをしていた岡田将生氏。

 だいぶ以前に何かのトーク番組で拝見したときは、この子は素でしゃべらせない

 方がいいかも、と、ちょっと心配になる天然っぷりでしたが、なんかすごく成長なさっていた。

 ステキな22歳だった。「アントキノイノチ」がとても観たくなりました。



しんがりの大物

・年末の『ホットスポット 最後の楽園』特番の進行役に、有働由美子アナウンサーを指名した

 福山雅治氏。やはりデキる男はデキる女をよくご存知だ。というか、適材適所を見抜く目を

 しっかりお持ちだ。

 「あさイチ」での体当たりのがんばりで、なんやかんや言われたりしている有働アナですが、

 わたしはこの方が下品だと思ったことはまったくございません。

 福山×有働という素晴らしい組み合わせによる大人なトークが、今からすごーく楽しみです。




そうそう! 夏に腹回りについてしまったお肉が、ようやく落ちました。(嬉々としてご報告)

サイズを測ったりせずとも、わき腹にはみ出していた部分がなくなったのが

見た目ではっきりわかりますもの。


で、効果があったのは結局、毎日の腹筋&横腹筋などのエクササイズ。

もともとそんな大食というわけでもないので、食事の量や質に気をつけたところで

さほど変化がなく、やっぱり毎日ちゃんと意識的に動かすのが一番なのだな、と悟った次第です。

地道に続ける以外にないのだな。







2011年11月25日(金)  長時間歌番組の季節



年末ですねー。

むかーしむかしは、律儀に長時間付き合っていたりしましたが、

今ではもうさっくり録画して、過去ビデオも興味のない出演者も全部早送りで、

好きなアーティストのところだけ観て残してあとはざっくり消去、という。



まあ、無粋っちゃあ無粋な視聴ですが、びったり張り付いて観たいほどのスペシャル感は、

全くなくなってしまいましたものね。



昨日の「ベストヒット歌謡祭 2011」は2時間と短めだったので、ながら観で

リアルタイムで鑑賞。可愛らしく美脚なお嬢さんたちが団体さんで登場すると、

単純にテンション上がって楽しいですな。(やっぱりオヤジだ)



NMBもAKBもKARAもFairiesも、とても眼福。

AKBのスカートがちょっと長めじゃございませんこと? なんて言ってたら、

早替えでバッと脱ぎ捨てた下からまた可愛らしいお衣装が。



むかしむかーし(昔話ばかりで申し訳ない)だったら、リカちゃん人形かバービー人形でしか

ありえなかったお顔とスタイルとお衣装の存在が、生身で歌って踊っている時代になりました。

しかも集団で。

長生きはしてみるものですね。(だってもうすぐ半世紀生きたことに。)



女性アイドルがキラキラな時間は本当に短いから、めいっぱい精一杯キラキラしていただきたいです。

(いや、キラキラな人は歳を重ねてもそれなりにステキにキラキラだと思うのだが、

女の子集団のキラキラが商品価値を持つのは若いうちだけみたいなので。)




次は30日の「ベストアーティスト2011」。

桜井翔くんとバード羽鳥が司会というのが、去年に続きなんとも頼もしい。

(でも西尾アナはいないのだな。寂しいな。)

こちらは、ましゃも滝翼も出るのでとても楽しみですよん。






2011年11月22日(火)  単純すぎる



ましゃツアー・ファイナルの様子をWSで観て、終わっちゃったなー、ととても寂しくて

しゅんとしておりましたが、(そしてこんな風にしゅんとしていると免疫力が落ちて体調を崩す!)

予約を入れてあった歯医者さんに行って、ピンク白衣の感じのいい歯科衛生士さんに

丁寧に歯のお掃除してもらったら、なんかいきなり元気になった。どんだけオヤジなんだ自分!



オトコマエさんはもちろん大好きですが、有能で感じのいい女の子たちも大好きです。

そんな彼ら彼女らのがんばる姿は、まわりの人たちを幸せにしてくれるものね。



そうだ。 しゅんとしてたらイイ事なんてない!

(そういえばいつぞやの祝日、息子の彼女が久々に家に遊びにくる予定だったのだが、

当日の朝、お腹に来る風邪で急に来れなくなってしまいましたの。そしたらまー、

これ以上ないってくらいわかりやすく「しゅん」としてしまった息子、「しゅん」としたまま

ふとんかぶってちょっとフテ寝して起きたらもう盛大に風邪をひいていたという、

あまりにわかりやすすぎる免疫力のしくみを見たのだった。)



この単純な母にしてこの単純な息子でございます。

しゅんとしたら風邪をひく親子なのだからしゅんとしてはいけないのだわ!



年末の感謝祭(ノーシングルライブ@パシフィコ横浜)のチケットがはずれて、

これも「しゅん」の原因のひとつだったのですが、WOWOWで年明けに放送してくれることになったしね。

リアルタイムじゃなくても、貴重なノーシングルライブをちゃんと観れて映像で残せる。

何というシアワセ!



そして相変わらずベムさんベラさんベロくんに癒してもらっているし、

加えて第四話から観始めた「深夜食堂」のマスターにもかなり癒されてるし、

これでわたしの年内の免疫力は大丈夫だ!(でもインフルエンザの予防接種はするよ!!)

単純バンザイ!




2011年11月17日(木)  THE LIVE BANG!!@たまアリ



昨日16日に行ってまいりました。

今年のましゃツアー終着地のさいたまスーパーアリーナ。



と言っても、チケットの日付は3月17日(木)。

本来だったらこの公演がわたしには今年のライブ初めになるはずだったのに、

8ヵ月後の振り替え公演となり、なんと今年のライブ納めになってしまいました。



3月17日と印字されたチケットは、手にするだけで感慨深いものがあります。

自分はほとんど生活環境も変わらず、8ヶ月後だってちゃんと来れたけれど、

何もかもが激変してしまった人もいっぱいいらしたはず。



今は2万人が天井まで(たまアリって上の方がほんと急勾配よね)びっしりで、

ワクワクしながらましゃの登場を待っているけど、

避難所として福島の人たちが寝泊りしていたこともあったこの場所。



キレイで設備もちゃんとしているだろうけど、こんな高ーーーーい天井を見上げながら

こんなだだっぴろーーーい場所に寝泊りするなんて、落ち着かないどころじゃないよな、なんて思ったり。



エンターテインメントに用いる場所を本来の目的で使用でき、

それを楽しめる環境にいられるというのは本当に幸せなことです。




さてさて。

ライブ本編はいつも通り、カッコいいご本人とカッコいい演奏と

ステキな歌声とざっくばらんで楽しいトーク。

震災後からずっと続けている黙祷の時間もちゃんとありました。



いつも通り3時間15分ほどをどっぷり堪能したはずなのに、あっという間に終わってしまった気が

したのはなぜかしらん。3時間てあんなあっという間でしたっけ?

たぶん、今年のナマましゃはこれが最後、と思って寂しい気持ちでいたからかもしれませぬ。



「RED×BLUE」や「化身」など音が重厚に重なってゆく激しい曲で、

音が割れてちょっと聴きずらかったのが残念でしたわ。ギターとかちょーカッコいい曲なのに。

横アリや代々木ではちゃんと聴こえてたと思うのですが。




今回のツアーのセットリストの最初と最後は、

「vs.〜知覚と快楽の螺旋〜」(ガリレオのテーマ曲ね)のインストで始まり、

アンコールはギター1本の弾き語りのバラードで終わるのです。

練りに練られたカッコいいインストと、シンプルな弾き語りは、まるで両極端なジャンルなのに

両方ともましゃの一番の得意分野、という気がいたします。

というか、とにかくわたしは大好きなのです、ましゃのインストと弾き語りが。



ガリレオ関係のインスト3曲(「vs.〜知覚と快楽の螺旋〜」「覚醒モーメント」「99」)は、

あんまりこういう言い方はしたくないのだけど、なんかもうこの人天才なんじゃないかと!

(単にわたしがこの3曲が好き過ぎるだけ。好き過ぎる曲を作ってくれる人のことは天才呼ばわりする! ←無意味に断言)



昨日のラストの弾き語りは「you」。

この曲名がましゃの口から出たときは、嬉しくて思わず息を呑みましたよ。

CDとラジオの弾き語りでは聴いたことあるのだけど、いつか生で聞きたいとずっと思っていたので。



曲名を言う前、抱えたギターを覗き込むように、後頭部しか見えないくらい前かがみになって、

こっそりいくつかコードを弾いてて。

何やってるのかしらんこの人? と思ったら、

ようやく顔をあげてうっすら照れ笑いで「ちょっと練習してました」って。



なにそれ! なんで「ちょっと練習してました」のひと言で心臓鷲づかまれ!? ←自分に怒っている

いやあれはわたしだけではない。

こっそり隠れて練習している風で全然隠れていない、顔の正面だけ隠して後頭部隠さず、

全身も正面向いたままだし、ギター弾いてるのまる見えだし、

でも本人の中ではこっそり練習、な姿に不覚にもヤられた人いっぱいいるに違いない!



練習の甲斐あって(?)最高にステキな「you」でした。

いつも思うけど、3時間歌いきった最後の最後に、楽器の音で誤魔化すこともせず、

酷使した自分の喉だけが頼りの静かなバラードで締めるってすごいなー、と。

「you」が聴けて本当に幸せでした。

今年のライブ納め、思い残すことは何もございません。



残り3days、ステキなファイナルとなりますように。



(ちなみに、インスト「vs」のギター講座をラジオでやってくれたことがあるのですが、とても面白かった。

興味のある方はこちらへどうぞ。)






2011年11月14日(月)  ベラ姐さんが大好き



結局「妖怪人間ベム」が一番楽しみなドラマになってしまいました。


ベラ姐さん美しくてカッコいいし、ツンデレさんでらぶりーだし。

ベムには多くの悲しみを優しさに変えてきた圧倒的な品格があるし。

ベロは無邪気でまっすぐで、とにかく可愛らしい。

絶妙の組み合わせっすよね、この3人。



人の弱さとか醜さに立ち向かおうとする彼らが、本当は一番弱い立場に置かれ

自分たちの醜さも自覚しているというのが、なんともせつなくもあり、力強くもあり。



人間から多くの心無い仕打ちを受けてきても、彼らを全否定することはないのよね。

納得できることだったらちゃんと聞き入れて、そんな人間からでもちゃんと学んでいる。

ベラのぎょうざ作りや白線歩きしかり、ベムのハグしかり。



ベロなんてもう、仏様のようではありませんか。

助けて癒してあげることしか考えてない。

キズが痛いといえば絆創膏を貼ってやり、いい匂いの花を差し出してやり、


バケモノ呼ばわりされ蹴り飛ばされたりしてるのに

「しょうがないよ、おいらこんなだもん」と、それでもおばちゃんは優しいと庇い、

もみじの葉を拾って「こっちはベラの手」「こっちはベムの手」とふたりのことを想う。




3人の願いとは真逆で申しわけないが、

このままそんな優しくてカッコいい妖怪のままでいていただきたい。

見慣れちゃったらあの妖怪の姿も全然怖くなくなったし、

中身があんなにオトコマエってわかっちゃったからには、妖怪で何が悪い!ってなもんです。


ああ。人間って単純。





2011年11月11日(金)  ストーブ出した



一昨日、やっとストーブを出す気になり(同時に扇風機をしまった)

昨日、灯油を入れて「これでいつでも使える♪」ようにして、

今日、この秋初めてストーブをつけてみました。

冷たい雨にちょっとわびしい気分になっていましたが、温かい火はいいねー。

そう思える季節もいいねー。



ハーマイオニーの得意の魔法に「持ち運びできる火」というのがあって、

美しいブルーの炎をジャムの空きビンに入れて、明かりにしたり手を温めたりしていましたが

雨がしとしと降ってうすら寒い夜には、そんな小さな炎をそばに置きたくなります。

魔法を使えないマグルはキャンドルを灯せばいいだけの話ですが。



なんだか今年は春と秋がすごく短い気がします。

夏と冬しかない日本なんてー。





2011年11月08日(火)  本当は「自分好き」なわけではないましゃ



先週のましゃラジオでもなかなか興味深いお話が。



大泉洋ちゃんに「福山さんは自分自身のことが大好き」と言われたように、

ご本人は本当に自分のことが大好きかと思いきや。



全然好きじゃないんですって。(とは言え、嫌いというわけでもないが、決して好きなわけではないと。)



そ「でもアーティストって多少自分のことが好きじゃないとやってられないんじゃないですか?」

ふ「あー。また勘ちがいしてるねー。全然好きじゃないですよ。

  好きになるために20年くらいがんばってますけど。」

そ「じゃあ昔に比べて少しは好きになってきました?」

ふ「あー。・・・たまに。」 ←すごくアンニュイな響きで

そ「それはどういう時?」

ふ「狙っていたことがうまくいった時とか、思いもかけずいいテイクが取れた時とか。音でも映像でも。」

  そうちゃんは自分のこと好き?」

そ「わたしはやっぱり、自分のイヤなとこばっかり目につきますよね。」



ふ「詞とか書く人は自分のこと好きにならないですよ。自分のイヤなとこばっかり見ることになっちゃうから。

  うそっぽいこと書いたら、『あ、これウソだな』って自分でわかるわけじゃないですか。

  『この一行って嘘偽りのない自分の気持ちが現われてるな』っていう部分は、決して明るいことだったり

  前向きだったりするわけじゃないもの。詞を書いていると、そういう自分のネガティブな部分を観る事になるから、

  自分のことは好きにならないと思う。



ふ「洋ちゃんは自分のこと好きだと思う。メイクの時に、鏡に映る自分を超オトコマエな顔で見てるの。

 『ねえ洋ちゃんどうしたの? なんでそんな顔してんの?』って訊いたら、

 『僕はね、福山さんみたいにいつもかっこいいわけじゃないんですよ。

 だからぼくは、自分のかっこいいところを鏡を見ながら探して探して、

 これカッコイイな、と思ったトコで止まってるんです』って。←洋ちゃん面白すぎ! そして説明が正直すぎ!

 だから洋ちゃんも、ひょっとして自分のことがあまり好きじゃないから、

 好きなところをそうやって探してるのかもしれないけど。」




ふ「自分のことを好きにならないとダメ、みたいな風潮があるじゃないですか。でも俺はそうじゃない。
  
  今の自分は絶対ダメだ!って思ってしまって、自己肯定があまりできない。

  ダメだから向上しなくてはいけない、とは思うけど、ダメな自分を認めよう、ってことにはならない。

  ダメな自分は徹底的に改善して、それでも治らない場合はそれは保留、みたいな感じ。

  だから今の風潮とはちょっと違うかもしれない。古い人間なのかな。」 




もし、わたしも誰かから「自分のことを好きになれ」なんて説経されても(そんな説経される機会はないとは思うのだが)

「はいわかりました」とはまいりませぬ。

天から二物も三物もそれ以上も与えられているように見える人でもこうなのに、

凡人の極みの自分が「あたしって最高」とかなるわけないものね。



それに、自己肯定が強い傾向にある人が、他人のことも同じように肯定するとも限らない。

むしろ「ありのままの自分を認めろ」とか、ぐーたらな自分を棚に上げてまわりからの優しさばかり

求めたり、それが叶えられないと世界で自分が一番の被害者みたいに嘆いてみたり。


自分を肯定して自分を好きなら、それだけで満足してればいいのに、

その上まわりからの賞賛も分不相応にも得ようとするから、大変に迷惑なことになったり。

というか、これはもう「自己を肯定する」ということではなくて、ただ単に「自分にだけ甘い」

ってことなのではないかと。




だからやっぱり「自分はまだダメだ」と自覚しつつ、そんな自分をどうにかもうちょっと成長させようと

がんばる人の方がステキだし、単純にそういう姿はカッコいいと思うし、そういう人に憧れます。

それに、向上心のある人の方が感謝の気持ちを表したり「ありがとう」を言う回数が多いというのも事実。

自分に甘い人は他人にも甘いかというと全然そうではなくて、感謝の言葉よりも不平不満の方が多いというのも事実。



自分はダメだ、と思ってる人の方が不平不満が多そうに思えるけど、全然逆なのよね。おもしろいね。





2011年11月04日(金)  「PLAYZONE '11 SONG&DANC'N.」DVD



夏の青山劇場で1回しか観ていなかったので、とても新鮮に拝見。

例によって例のごとく、本編よりも特典映像(お稽古風景、トラヴィス・ペイン氏インタビューなどなど)の方が面白いです。



もちろん本編もね、翼はきっちり品のある踊りだし、屋良さんはとにかくテクニシャンだし。

ABC-Zとふぉーゆーをはじめバックの子たちも素晴らしいチームワークで、

高いスキルの踊りとアクロバットを見せてくれます。



大人数でステージいっぱいに広がって踊っている場面では、ほぼ引きの映像ばかりなので、

全体はちゃんと観られるけれど、お顔まではわからない、ということが多いです。

出演者のお顔目当てだと、あまり楽しくないかも。

もちろん、小芝居や少人数の場面ではグッと寄ってくれるし、そもそもこのDVDを買おうなんて人は、

あのくらい離れてても誰が誰だかちゃんと見分けがつく人ばかりでしょうけど。

(わたしもメイン三人と2グループまでは判別できる。)




しかしやっぱり、観てて楽しいのはお稽古風景。

楽しいというか、トラヴィスの指導に真剣に取り組む全員の姿がとにかくカッコいい。

まじめな頑張りやさんたちばっかりだよ、まったく。



がんばりやの優等生だからといって生き残れるというわけでもない、

過酷な世界でしょうが、でも中居くんが言ってたみたいに「成功は保証されてないけど

成長は保証されている」ステキな若者たちだと思いました。




トラヴィス氏は演者の誰に対してもとても好意的な意見を言ってくれる方ですが、

翼に対しても「彼は紳士的で思いやりがあるので、彼と一緒の仕事はとても居心地がいいし、

いつも楽しい。作品に対して常に真剣なプロフェッショナルだ」なんて嬉しいこと言ってくれてます。

全員についても「アーティスト達が力強く成長する姿を誇りに思うし、その過程に携われることを

とても幸せに感じる」とも。




観劇に来た先輩後輩たちもちょこちょこ登場。徹子さまのエスコート担当のまっち御大。

ヒガシ、アツヒロくん、光一さん、長野くん、カメちゃん、中丸くん、その他もろもろ。

滝沢さんにいたっては初日に来て、千秋楽にも「来ちゃった♪」と嬉しそうに来て、

それを観たふぉーゆーの誰かに「好きっすね! 二回目ですか!」と言われ、

ヤラさんには「また? また?」、滝「ファンだから」、ヤラ「ファンかぁ」と言われ、

翼には「おーっ!(滝沢さんを見つけてビックリ&歓迎の拍手) 好きだもんねー。

よしっ みんな! (滝沢に)絡んでこうぜっ!」と言われ。

もうどんだけいいようにイジられてんだ滝沢さん。



でも滝沢さんは漫然と観てるような人じゃないから。

観る限りは、誰がどういう力を持っているか、どう頑張っているか、

きっちり見極めて、たとえば次の自分の舞台に出てもらうとしたら、

どのような活躍の場を与えたらいいか、まで考えちゃう人ですから。

あなどれないよー、滝沢さんの眼は。



翼はインタビューで「今年は震災をきっかけに、団結力の重要性というものを強く感じた

だから今年のプレゾンは去年以上にチームワークを大切に考えた」と言い、

開演直前の円陣でも「今日も気持ちをひとつに、ステージ上はもちろん、ソデにいる時も集中して

いきましょう。(怪我で途中降板した河合)郁人の分までがんばろう。いくぞっ!」と、

士気を上げていたのもよかった。



その河合くんは本編の収録には登場できなかったわけですが、

特典映像の最後に、ABC-Zのオリジナル曲の解説と、そのナンバーのリハ映像で登場してます。

河合くんは、ビジュアルもキャラもとても好きな人のひとりなので、今回の途中降板は

かなり残念でしたわ。でもこれからも多くのステージで活躍してくれると期待してます。



そうそう、いのっちのかんぽのCMに河合くんも出てるのね! 

一昨日くらいに初めて見てびっくりでしたよ。





2011年11月02日(水)  滝翼@代々木第一体育館



「OUR FUTURE タッキー&翼 TOUR2011


1日に行ってまいりました。ナマ滝翼ひさびさ〜。 楽しかったー。


最近ほとんど彼らをTVで観ていないので、ひょっとしてファン激減して代々木なんて会場は

埋められないのでは、などと勝手にちょっと心配してたりしたのですが、

いやいやスマンかった! 代々木満員で埋まってたしみんなアツかった! ヨカッタヨカッタ。



前回、滝翼を観たのがちょうど1年前の11月5日、横アリでの「滝翼祭」でした。

そうか、ふたり揃っているのを観るのは1年ぶりだったのか。そりゃー久々な感じがするわけだ。



滝翼祭の時も、祭りだけあって入り口で全員が旗をもらって、みんなで振り回していた覚えがありますが、

今回も入場時の支給品がございましてよ。

映像鑑賞用の3Dメガネ、そしてキラキラのラメテープで作られた(ピンクとブルーの2本)ぽんぽん。

これは滝沢さんのかわいらしいソロで振り回すらしい。



さらにコンサート中に天井から降ってくるキラキラやら風船やらで、

お帰りのバッグの中は「早すぎるクリスマスーパーティの帰りですか?」状態に。

おみやげも満載の滝翼ライブです。



オープニング映像が早速3Dで、ふたりがチンピラみたいのをやっつけている、

ちょっとカッコいいアクションフィルム。

映像といえば滝沢さんだから、きっとこれも滝沢さん監修に違いない。



新曲もあるしお馴染みのシングルも盛りだくさんで、

ふぉーゆーも一緒にバリバリ踊るカッコいい曲もいっぱいで大満足の3時間半です。

(おそらく3時間くらいの予定だったと思うのだが、客が粘ってアンコールがとても長くなった)



30歳なりたての翼と、もうすぐ30歳のたっきーですが、

踊りはキレッキレだし、小芝居やおふざけ映像は踊り以上に真剣だし、歌声も絶好調で、

特に翼はボイトレをしているせいかとても聞きやすく、低音の魅力にさらに磨きがかかったよう。

そして間近で拝見できたたっきーは、やっぱり色白で筋肉質で本当に美しくて、

この人はいつ観ても本当に変わらない美ビジュアルでいらっしゃる。



どんな衣装も似合うのだけど、やはり美形のオトコマエさんたちにはスーツ姿が最強です。

トラヴィス・ペイン氏振り付けの「ダイアモンド」は特に、赤裏地マント付きのドラキュラ的黒スーツで、

まーこれが衣装も踊りもカッコいいったら!



「友よ」の歌では、ふたりで被災地を訪問して地元の方々と触れ合っている映像も見られ、

友情を歌った歌詞の内容ともあいまってちょっとグっときたり。

明るくてのびやかな曲が多かったのもよかったです。



MCも楽しかった。

ほぼ、翼による滝沢さん自慢でしたが。



もうどれだけ続いているのだか、お互いがお互いのお誕生日を祝うという恒例のイベントですが、

去年の翼のお誕生日には東京ドームを借り切って野球大会をやってしまった滝沢さん、

今年は趣をかえて、1次会はふたりだけで都会的(翼談)な中華料理、2次会はふぉーゆーやファイブも

交えて楽しくパーティ、(2次会会場まではでっかいリムジンをチャーター)、そしてプレゼントは

40インチの3Dテレビだったと。



と、いうようなことを、もちろん滝沢さん自らは語らないわけですが、

翼が実に懇切丁寧にお話してくれますの。

滝沢さんが口を挟んだトコと言えば、「ふたりだけで密室で中華」(翼談)を、「密室じゃなくて個室ね」

と訂正したくらいでしょうか。



普通さ、自分のためにあんまり凄いことやられちゃうと、負担に感じたり、かえって卑屈になったり

とかしそうだけど、そういうのが全くなくて、本当に自然に喜んでくれるのが翼の育ちの良いところなのでしょうか。

いやしかし、相方相手でもこの手間ひまの掛け方と金に糸目をつけぬ太っ腹さを発揮するオトコ。

これが彼女とかだったらいったいどうなるのか、と。

でも、その豪快さと、とにかく人を楽しませることに関しては公私を問わず全力投球なとこは、

本当にステキです滝沢さん。



収録のカメラが会場中に入っていたので、DVD化を楽しみに待ちたいと思います。




そうそう、MCで翼がステージの上にいる人たちすべての宣伝を一手に引き受けて告知していました。

23日発売の滝翼の新曲「Heartful Voice」をはじめとして、

「ふぉーゆーは来年1月からSHOCKをいっぱい頑張ります!」

「ファイブは11月13日に単独ライブやります!」

「滝沢は年明けからまた『革命』起こします!」

「僕はプレゾンのDVDが明日(2日)発売で、ソロライブのDance&RockのDVDも

 来年の早いうちに出します! Dance&Rockのオープニング映像も滝沢が撮ってくれたんだよね。」

滝沢「そうだった! 俺もそのDVD出るの楽しみだな。」



おお。全員にエールを送っている様子になんかほっこり。みんながんばれー。




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