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■ 祐ちゃん
祐ちゃん。 みんなの前では「ゆうにい」とか「祐介さん」と 呼んでいるけれど、 今日は「祐ちゃん」と呼ばせてください。 祐ちゃん、 あなたに内緒で、この手紙を書いています。
祐ちゃんに出会った日のことを、 昨日のことのように思い出します。 スーツが似合って、めがねが似合って、 茨城の高校を卒業したばかりの私の目に、 あなたの姿はとてもまぶしく映りました。 祐ちゃんに恋をして、思いが叶って、 そして今日という日を迎えられるなんて、 その時の私にどうして想像できたでしょう。 人生は本当にドラマですね。 祐ちゃんに出会ったことで、 私は運命というものを信じてしまいました。
大学時代の祐ちゃんは、野球が上手で日本酒の好きな、 カラオケ屋さんでアルバイトをしている 優しい先輩でした。 私の彼氏になった祐ちゃんは、 毎日忙しくて、クラスの子供を心から大事にする、 小学校の先生になりました。 そして私も小学校の先生になって、 祐ちゃんは仕事の先輩になり、 一番の相談相手になり、 人生のパートナーになりました。
祐ちゃん、 いつも支えてくれてありがとう。 守ってくれてありがとう。 背中を押してくれてありがとう。 信じてくれてありがとう。 毎晩手をつないで眠るとき、 あなたへの感謝の気持ちでいっぱいになります。 出会ってくれてありがとう。 私を選んでくれてありがとう。 そして誰よりも、あなたを産み、 育ててくれたご両親に、感謝してやみません。
出会って5年、彼女になって3年、 妻になって1年が経ちました。 そしてもうすぐ子供が生まれ、私達は親になります。 子供が大好きで、小学校の先生になった祐ちゃん。 毎日、私のお腹に手をあてて、 嬉しそうに話しかけている祐ちゃん。 きっとこれから私達には、 大変なことや、 楽しいことや、 嬉しいことが、 今までの何百倍も待っているのでしょう。 あなたと一緒に人生を歩んでいけることを、 本当に幸せに思っています。 パパとママになっても、 おじいちゃんとおばあちゃんになっても、 今と変わらず、手をつないで眠る夫婦でいようね。 どうぞこれからも、ずっとずっとよろしくお願いします。
大好きな祐ちゃんへ。
華
2007年03月06日(火)
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