Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 バトンくんへの風当たり
2004年12月23日(木)

 ヒデボーさんの運営するサイト「F1小学校」を読んだのですが、BAR・ホンダのジェンソン・バトンに対する風当たりが、特に琢磨ファンの間でかなりきつくなってきているようですね。
 その大きな要因となっているのが今シーズン中盤から勃発したバトンのウィリアムズ移籍騒動。しかしBARが裁判で勝訴し、来シーズンのドライバー契約はBARが有効と認められ、バトンは来季ウィリアムズへの移籍を断念せざるを得なくなり、仕方なく来季もBARに残留することになったというものです。

 確かに、散々お世話になったBARを蹴ってウィリアムズへ移籍しようとした行為は、BAR・ホンダのファンとしては裏切り行為に値すると思います。しかし、まあドライバーというものは常によりよい環境に写りたいと考えるものですから。僕的には、今シーズンを見る限り、明らかにウィリアムズよりもBARの方が強かったし、BARに留まった方が賢明であると思うのですが、バトンにはBARよりもウィリアムズの方が魅力的に写ったと言うことでしょうね。

 いや、それにしてもちょっと意外でしたね。バトンがここまでBARファン、琢磨ファンに嫌われてしまうとは……。確かに騒動のさなかはかなりいただけない態度で、ホンダがBARの株を増やしたときには一転して自分の非を認めたりと、あまりにも節操がないとは思いましたが、ドライバーとしての実力はもはやトップレベルですからねえ。来シーズンもその安定感は損なわれないでしょうから、BAR・ホンダで初勝利をものにするのは、おそらくバトンでしょうね。そして引き続き琢磨はバトンに苦しめられることになるでしょう。
 しかし、本当に琢磨がチャンピオンを狙うのであれば、バトンに勝てないようではお話になりませんからねえ。琢磨には実力でバトンを乗り越えて、その先へと進んで欲しいものです。僕の予想を良い意味で裏切るような、飛躍的な進化を、琢磨には期待したいものです。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 孤立するフェラーリ
2004年12月21日(火)

 今シーズンで99年から6年連続でコンストラクターズタイトルを獲得し、ミハエル・シューマッハも2000年から5年連続でチャンピオンに輝き、もはや向かうところ敵なしのフェラーリですが、そのアドバンテージはF1を総括するFIA(国際自動車連盟)との癒着にあるということは、僕が常々言っていることですね。
 このフェラーリとFIAの癒着によって、フェラーリは今後も大きなアドバンテージを得ることになりました。

 今年夏、FIAは2006年シーズンからのエンジン規制をV8・2.4リッターに変更することを決め、フェラーリは早くからこのレギュレーションに同調していました。フェラーリはV8化の情報を早くから把握していたものと思われますが、BMW、ホンダ、メルセデスが最後までこれに反発してきました。
 しかしBMWとホンダが提訴断念の方向となったことを受け、2006年シーズンからの変更が決定的な状況となってしまいました。両社と同じ歩調とみられていたメルセデスも、これを容認する構えをみせたからです。
 すでにフェラーリは早くからFIAと考えを共にしており、事実上V8エンジン開発でも再びフェラーリ優位の図式が継続してしまうことになってしまったのです。
 2005年シーズンはこれまでのV10・3.0リッター・エンジンで争われますが、1基のエンジンで2レースを戦うことになっており、その具体的な施策が注目されています。

 また、年間のテスト日数削減案でも、フェラーリと他のチームがもめています。F1参加10チームの中で、唯一合同案に強調する姿勢を見せていないフェラーリでは、ルカ・モンテツェモロ社長があらためて9チームのテスト削減案に反対しています。依然として歩み寄りを見せていないフェラーリ以外の9チームとフェラーリ双方のテスト削減案ですが、9チーム側の代表者の中には危険な発言をする向きも出ています。
 それによれば、テスト削減日数が合意されないままシーズンに突入した場合、9チームは自分たちの削減案に則って自主規制する。一方、フェラーリがこれに同調せず大幅テストを行ったうえでチャンピオンを獲得しても、これは他の全チームがボイコットして獲得を認めないというものです。事実上、F1分裂にもなりかねない大きな火種が心配されています。

 この問題を解決する方法は2つ。エンジン規制に関してはもはやBMW、ホンダ、メルセデスが提訴を断念してしまったのでどうしようもありません。フェラーリが9チームのテスト削減案に同調し、9チームと同じ日数以内でのテストにとどめるか、それができないのであれば、F1から消えてもらうかです。

 元々フェラーリは名門チームとしてFIAから手厚い養護を受け、フェラーリ専用のテストコースの使用すら認められています。またタイヤメーカーのブリヂストンもフェラーリに合わせたタイヤ開発を行っているため、他のブリヂストンユーザーはフェラーリ仕様のタイヤにマシンを合わせていかなければならないというとんでもない状況を強いられています。

 すでにフェラーリは散々甘い蜜を吸い尽くしてきたわけですから、チョロチョロとうるさいルカ・モンテツェモロ社長と共に、フェラーリにはF1からいなくなってくれることを切に願います。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 クルサード、レッドブルへ
2004年12月20日(月)

 「それマコ」でもお馴染みのデビッド・クルサードが事実上マクラーレンから放出されてしまい、就職活動を続けてきましたが、ようやく無事に來シーズンのレッドブルのシートを得たようです。
 ジャガーを買収して来シーズンから新たにF1挑戦を開始するレッドブルは,オフから続けてきたドライバー・オーディションの結果を受けて,クルサードを正ドライバーに起用することを内定しました。クルサードとは1年契約を結び,経験豊富なドライバーとして期待されることになります。

 クルサードは94年に事故死したアイルトン・セナの後任としてウィリアムズ・ルノー(当時)からF1デビューを果たし、96年からマクラーレンに移籍してミカ・ハッキネンとコンビを組みました。2001年でハッキネンが引退してようやくエースドライバーの座に就いたものの、新人のキミ・ライコネンに勝てず、結局今シーズンを持ってマクラーレンを去ることになってしまいました。
 しかしながらクルサードはレースで通算13勝を挙げており、個性的なドライバーであることは言うまでもありません。レッドブルとしては、チームのマーケティング面では若手ドライバーが2人という方がベストであると言えるかもしれませんが、新興チームでマシンに経験の少ないドライバーが2人も乗るというのは、マシン開発においてはかなり不利であるといえます。そう言う意味ではクルサードはレッドブルにおいて、格好の人材であることは間違いないでしょう。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 絶えないハッキネンF1復帰説
2004年12月19日(日)

 先日、來シーズンからのドイツツーリングカー選手権(DTM)への参戦を発表したミカ・ハッキネンですが、ここへ来てまたもF1復帰説が再浮上しているようです。しかも今回はレギュラードライバーではなくテストドライバーとして……。

 現在マクラーレンのテスト・ドライバーを務めるアレキサンダー・ブルツは,身長が187cmもあり最も高身長なF1ドライバーの一人ですが、この高身長のせいで「来シーズン用のマシンに収まりきらない」ということがチームの調査で発覚したそうです。デザイナーのエイドリアン・ニューウェイはキミ・ライコネンとファン・パブロ・モントーヤを基準にマシン・デザインをしており、ブルツのことまで十分に検討されていなかったようです。
このため、このままではブルツは旧型車でのテストを強いられるため、一部の関係者の間では「ハッキネンがテスト・ドライバーとして急遽起用されるのではないか!?」と噂されているというわけです。

 ハッキネンは2001年に突然1年間の休養宣言をしてF1を離れ、そのままF1に帰ってくることなく引退してしまいましたが、98、99年に2年連続でタイトルを獲得し、2000年もマシンの信頼性さえあれば3連覇も夢ではなかったほどの活躍を見せました。2001年はマシンの信頼性不足が深刻なこともありいい成績が残せませんでしたが、現時点に置いてハッキネンは、ミハエル・シューマッハを倒した最後の男ですし、シューマッハ自身もハッキネンを最大のライバルであると認めているだけあって、ファンの間でハッキネンが再びF1に戻ってくることを熱望する気持ちはよくわかります。

 レギュラードライバーとしての復帰は無理でしょうけど、テストドライバーとしてならF1復帰の可能性もゼロとは言い切れませんね。現に先日カルロス・ロイテマンがフェラーリをドライブしていますからねえ。
 ハッキネンファンとしては、もう一度彼がシルバーのマシンに乗り込む姿を見たいですね。ハッキネンのヘルメットの青とマシンのシルバーがよく似合うんだこれが。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 Mako、世界最薄最軽量へ
2004年12月18日(土)

 別に僕が世界で一番軽薄な男になったという意味ではありません。実は僕が今まで使っていた携帯(TK−21)のバッテリーが寿命を迎えてしまい、しかもその機種のバッテリーの在庫がなく、注文してもいつ届くかわからないということだったので、思い切って携帯の機種変更をしたのです。
 今まで使っていたTK−21でポイントが約1万円分ぐらい貯まっていたので、5000円追加して、ツーカーでは現在最新のTK−41という機種を買いました。

 「スッキリ・スマート・スタイリッシュケータイ」というキャッチコピーの通り、カメラ・サブディスプレイ付きで世界最薄18.8mm&最軽量89gのスマート&スタイリッシュボディで、31万画素フラッシュライト付きカメラを搭載しています。
 TK−21にもカメラは付いていたのですが、フラッシュがなく、また画素数も少なかったので、ちょっとHPなどに載せるには無理がある解像度と画質でした。しかし今度のTK−41はPC用のサイズで写真を撮ることもでき、HPに載せても十分耐えうる画質だったので、ゆくゆくはTK−41で撮影した写真もVoiceなどで掲載していくことになるでしょう。

 ただ、今まで使っていたTK−21、デザインがかっこよくて選んだので携帯の厚さ自体は結構ゴツかったのですが、それに比べるとTK−41はもうペラペラで、薄さと軽さにまだ慣れず、メールを打つときに思わず落としてしまいそうで怖いです。

 ちなみに「TK」というのは別に小室哲哉のことではなく、「京セラ製のツーカー」という意味です。デザインで選ぶといつもTKシリーズなんですよねえ。京セラはデザインセンスがいいんですね。ひとつ前のTK−31はグッドデザイン賞を受賞していますからね。
 折り畳むと前面が鏡になっていて自分の顔を見ながら写真が撮れるのですが、この部分があまりにきれいすぎて、すぐに指紋を拭いてしまいます。





↑エンピツ投票ボタン
My追加




 お気に入りクリスマス曲
2004年12月17日(金)

 以前クリスマスシーズンに流れる定番クリスマスソングについてのお話をしましたが、そのときに僕が好きなクリスマスソングとして、ジョン・レノンの「ハッピークリスマス」を挙げましたよね。
 実はこのジョン・レノンの「ハッピークリスマス」の他に、もう一曲僕の好きなクリスマスソングがあったのですが、その曲の題名がわからず、メロディを口ずさめばきっと「ああ、あの曲ね!」と皆さんにもわかってただけると思うのですが、さすがに文章では表現できないのでその曲に関しては触れませんでした。
 しかし、やはり定番クリスマスソングだけあって、ラジオを聴いていたらたまたまその曲が流れていたので、初めてこの曲の題名を知ることができました。

 僕が好きなもう一つのクリスマスソングは「楽しいソリ滑り」という曲です。ラジオではカーペンターズが歌っていましたが、僕が好きなのは歌が入っていない、おそらくクラシック音楽の方のバージョンです。小学校の頃にこの曲を聴いて以来ずっと気に入っていて、この曲が聞こえてくると、何だかわくわくした楽しい気分になってきます。

 但し、作曲者や製作年代、それに原題などの詳しいことは全くわかりません。どなたかこの曲の詳しい情報を知っていらっしゃる方、ご一報お願いいたします。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 勝手に「ゴルゴ13」(その7)
2004年12月16日(木)

宿 命

日本・東京都世田谷区───

夕暮れ時、JR桜新町駅前のビルの窓から、駅の改札口を見下ろすゴルゴ13。しばらくして腕時計に目をやり、窓際に立てかけていた狙撃用のライフルを構え、銃口を窓の外に向ける。

改札口から会社帰りの磯野波平が出てくる。ゴルゴ13はライフルのスコープで波平を追い、てっぺんに髪の毛が1本しか生えていない波平の頭に照準を合わせ、ゆっくりとライフルの引き金を引いた。


……カチッ!


「ミスファイア(不発)!!……」


波平は何事もなかったかのように、夕日が沈む桜新町の商店街へと消えていった。ゴルゴ13はビルの一室で、ものすごい顔をしたまま呆然とその場に立ちつくした……。


(完)



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 勝手に「ゴルゴ13」(その6)
2004年12月15日(水)

最大の屈辱

「諸君もすでに知っての通り、先日2人のFBI捜査官が高層ビルの42階で狙撃された。」
「やはり狙撃犯は……」
「着弾地点と窓ガラスの弾痕から、狙撃犯は1km以上も離れたビルの屋上から銃を発射したことがわかった。こんな神業ができるのは世界中探してもゴルゴ13しかありえないだろう。」

「彼らはなぜ殺されなければならなかったのですか?」
「2人の捜査官は、ゴルゴ13の出生に関する情報を掴んでいたのだ。」
「何しろゴルゴ13は、生年月日、国籍、血液型など、全てが謎の包まれていますからね……。」
「そうだ、星座占いや血液型占いはおろか、動物占いもできない。」
「……動物占い……短いブームでしたね……」
「ああ、100円ショップで類似品も売られていたものだ。」

「しかし、なぜゴルゴ13は、そこまでかたくなに出生の秘密を知られたくないのでしょうか。今更ゴルゴの年齢や国籍、血液型を知られたところで、ゴルゴの仕事に何ら支障はないと思うのですが。」
「そうだな、例えゴルゴ13の身内が判明したとしても、これまでイデオロギーに関係なく仕事をこなしてきた、冷酷非情にしてプロ中のプロであるゴルゴのことだ、何のためらいもなく肉親に向けて引き金を引くだろう。」
「……では、なぜ……」


「ゴルゴ13の出生は、彼にとって最大の屈辱だからだろう。」


「……最大の……屈辱……ですか?」
「そうだ、今や世界中の国家が恐れ、そしてその政治的利用価値を認めて野放しにしている世界最高のスナイパー・ゴルゴ13が、実はあのほのぼの一家の人間であることが世に知られたら、それこそ彼のプライドはボロボロに崩れ去ることだろう。」
「……そうですね、その説が事実なら、世界中に衝撃が走りますね。」
「その情報を掴んだ2人の捜査官が狙撃されたことで、この説はいよいよ現実味を帯びてきたな。あの冷静沈着なゴルゴがこんな墓穴を掘るとは……彼も相当動揺しているに違いない。」
「……ええ、まさかゴルゴが磯野家の人間だったとは……」


ズキューン!


「ゴ……ゴルゴ!一体どこから!やはりお前は磯野波平の……」


ズキューン!


(完)



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 来季フェラーリに赤信号か?
2004年12月14日(火)

 フェラーリ&ミハエル・シューマッハの2000からの4年連続ダブルタイトル獲得でF1への興味がどんどん薄れていきつつある今日この頃ですが、そのフェラーリにちょっと気になる話題が登っています。
 ヘレスで2005年仕様のマシンをテスト走行させたルーベンス・バリチェロが、非常に危険な車だと警告を発したのです。

 「ちょっとショックを受けたね」と2005年仕様のローダウンフォースでありながらタイヤのグリップが少ないマシンを走行させた後でバリチェロは語りました。「それはものすごくナーバスで、ドライブする事が大変なんだ。グリップはものすごく少ないし、これでどうやったらオーバーテイクできるのか、本当にわからないよ。ほんと、ダーティなトラックに行ったら笑うしかないよ。車はどこでも滑りっぱなしさ」

 このバリチェロのコメントが事実だとすれば、フェラーリの2005年仕様のマシンは失敗作である可能性が高そうです。何せ噂ではこれまでチャンピオンマシンを手がけてきたデザイナー、ロリー・バーン氏がほとんど開発に関わっていないようですからねえ。しかもフェラーリは来シーズンの序盤まで旧型となる2004年仕様のマシンで戦うと発表していますから、その序盤で出鼻をくじかれると、フェラーリの常勝ムードにも暗雲が立ちこめてきそうですね。

 しかし、よく考えると一つのチームと1人のドライバーが4年間以上も最強であり続けることなど、本来あり得ないことなんですよね。FIAが贔屓して世界中で最も多くのファンを持つフェラーリとシューマッハの有利なように働きかけない限り……。そう言う意味では、そろそろフェラーリの強さに陰りが見え始めても何ら不思議ではありませんね。
 まあ、バリチェロの言うようにマシンがナーバスでグリップが少ないとなると、危険な事故が起こりかねないと言う点でちょっと心配ではありますが、その辺はさすがにシーズン開幕までに改善してくるでしょうから、そろそろフェラーリの黄金時代は、終わって頂きたいものです。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 ロイテマン、現代F1を体験!
2004年12月13日(月)

 先週の水曜日、フェラーリの専用コースであるフィオラノ・サーキットで、ビッグイベントが行われました。もう長い間F1で顔を見なかったドライバー、カルロス・ロイテマンが、フェラーリの最新マシンF2004でテスト走行を行ったのです。

 アルゼンチン出身のロイテマンは先週の火曜日にムジェロに到着し、自身がトップ・ドライバーとして70年代後半に所属していたフェラーリ・チームと久しぶりに顔を合わせました。ロイテマンは76年から78年までフェラーリに在籍し、3年間で5勝を上げ、77年にはチームにコンストラクターズ・タイトルをもたらしました。

 ロイテマンはマネージング・ディレクターのジャン・トッドと会い、一緒にフェラーリのファクトリーなどを訪れ、さらに現在中国へ出張中の社長、ルカ・モンテゼモロと電話で会談したそうです。
 今年、ドライバーズ・タイトルとコンストラクターズ・タイトルを獲得したマシンでテストをさせようというアイディアは、当時のスポーティング・ディレクターとの雑談の中で出たものらしいです。そして水曜日の午前、ロイテマンがメカニックとエンジニアが特別テスト走行の準備をして待つフィオラノを訪れました。ロイテマンは現役時代と同じ靴、同じ黄色と青のヘルメットもかぶっていたそうです。

 ロイテマンは合計7周を走行し、その後「忘れられない経験だった。休みの日にもかかわらず、このテストを準備してくれたフェラーリに感謝したい。本当に興奮したし、とっても楽しかった!このクルマは素晴らしい。特に、エンジンからのパワーがね。昔、私が運転していたクルマとは全く違う。テレビで見ていると、最近のF1は簡単そうに見える。だが自分で走らせてみると、そうではないと言いきれるよ!」と意気揚々とコメントしたそうです。

 いや〜、僕もロイテマンの名前と顔は知っていましたが、彼が走っていた頃の映像はほとんど記憶に残っていませんからねえ。見たかったですこのプレミアムテスト。こういうイベントをどこかで放送してくれると嬉しいんですけどねえ。もしかしたらBBCワールドのスポーツコーナーとかで紹介されるのでしょうかねえ。クリケットの結果と一緒に……。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 テニス三昧
2004年12月12日(日)

 今日は午前11時から夕方まで、テニス三昧でした。テニスに顔を出すのは久しぶりで、全然打ち方や動きを忘れていました。他のメンバーは毎週毎週やっているのでどんどん上達していくのですが、僕はなかなか日曜日も休めず、たま〜に顔を出して終わり頃になってやっと勘を取り戻したと思ったらまたしばらく行かなくなって忘れてしまうという悪循環が続いています。
 日頃モニターとにらめっこしながら一日中部屋にこもりっきりで仕事しているわけですから、たまには体を動かしてリフレッシュしなくてはいけないのですが、なかなかコンスタンスに行けないんですよねえ。おかげでもうメンバーの中では僕が一番下手になってしまいました。(いえ、元々それほど上手いわけではないのですが)

 来週は、ちゃんと行くようにしないとなあ。せっかく今日の終わり頃に、やっと勘を取り戻したことですし。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 今年初の忘年会
2004年12月11日(土)

 いよいよ忘年会の季節がやってきましたねえ。今夜は今年1つめの忘年会に行ってきました。今回は仕事兼テニス関係の忘年会だったのですが、今年はいくつ忘年会に呼び出されることやら。まあ飲んだり騒いだりするの好きなので、いいんですけどね。飲み過ぎないように注意したいと思います。

 今夜はちゃんこ鍋屋でした。でも、確かちゃんこ鍋って、お相撲さんが作る鍋だからちゃんこ鍋なんですよね。だからキムチ鍋だろうがモツ鍋だろうが切りたんぽ鍋だろうがヤミ鍋だろうが、お相撲さんが作れば全部ちゃんこ鍋。
 逆を言えば、お相撲さんが作っていなければちゃんこ鍋じゃないんですよね。はて?厨房にお相撲さんらしき人はいなかったように思えたが?しかもこのお店、チェーン店の「ちゃんこ江戸沢」だし……。

 それはさておき、僕は普段お酒は1滴も飲まないのですが、飲むときは結構飲み、しかもほとんど酔いません。しかもビールをあまり飲まないので、皆が「とりあえず生」と言っている中で、独り熱燗を注文してぐびぐびやっています。いやいや、やっぱり冬は熱燗ですな。しかも鍋と来れば日本酒がピッタリですよ。

 2次会はカラオケでした。2次会には13人ほど参加したとはいえ、夜中の2時過ぎまで4時間も歌っていました。僕は6曲ほど歌ったかな。

 このところずっと仕事漬けだったので、今日の忘年会はとても楽しかったですね。来週からはまた鬼のように忙しい日々が続くので、いい息抜きになりました。明日もう一日ゆっくり休んで、来週も頑張って仕事します。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 トップページ公開
2004年12月10日(金)

 皆様、大変長らくお待たせいたしました。かねてから予告していた新しいトップページを、今夜ようやくアップすることができました。我ながら完成したものを自分で一通り見てみて、「長ッ!」と思いました。自分でも初めてのFlashでこんなに長いものになってしまうとは思ってもいませんでした。予想以上の長さです。
 はっきり言って新しいトップページは、Flashで各コンテンツを簡単に紹介しているというものなので、常連さんは別に見る必要がないものなんですよね。基本的には初めてこのサイトに来られた方への案内なので、常連さんの方は、お時間のあるときにでも、お茶でも飲みながら一通り見て頂けると嬉しいです。たぶん一度見たらもう見たくなくなるぐらい長いです。

 とかいいつつ、ずっとトップページを開いたままにして、何度も繰り返して眺めたりと、自分では結構気に入ってたりします。

 感想などを頂けるとなお嬉しいです。よろしくね。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 トップページ、まもなく公開
2004年12月09日(木)

 着々と準備を進めているトップページのリニューアルですが、約80%まで完成しました。新しいトップページはFlashムービーで作られていますが、本当は音楽や効果音もつけたいのですが、やはり仕事場からうちにお越し頂いている方もいらっしゃると思いますので、初めのうちは音なしのものを公開して、ゆくゆくは音楽を聴きたい人だけ音楽入りのバージョンを閲覧できるようにしたいと思っています。(やり方は現在研究中)

 音楽は、もちろんオリジナルです。あまりうるさくなく、それこそBBCワールドニュースのようなシンプルな音楽をつけたいと思っています。だいたいこんな感じの音楽というイメージは頭の中でできているのですが、それを実際に形にしていくには、今はちょっと時間的な余裕がないので、音楽は年が明けてから着手する予定です。
 とりあえず音楽なしのバージョンは今週中にアップできると思いますので、もうしばらくお待ちくださいね。あと、レスももうしばらくお待ちください。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 連日大忙し
2004年12月08日(水)

 いやいや、12月に入って仕事がわんさか入ってもうてんてこ舞いですよ。毎晩夜遅くまで仕事して、家に帰ったらMacを立ち上げる気力もなくバタンキュー。あ〜またレスやVoiceが溜まりまくってるよ……。トップページの更新もいつになることやら……。


↑エンピツ投票ボタン
My追加




 「グランツーリスモ4」発売延期
2004年12月07日(火)

 僕が最も待ちに待っていたプレイステーション2用レースゲーム「グランツーリスモ4」、本来は12月8日に発売の予定だったのに、いつの間にか12月28日に延期になっていました……。
 「グランツーリスモ4」とはレースゲームの最高峰で、おそらくこのゲームを超えるレースゲームはできないだろうと言われているもので、僕が最も熱中しているシリーズです。レースゲームと言うよりは、もはやドライビングシミュレーターといった方がいいかもしれませんね。

 ただ、この「グランツシリーズ」は毎作発売日直前になって大幅に延期になることが多いのですが、今回は延期といってもたったの20日間。すでにゲーム自体はほぼ完成しているのは間違いないですし、20日遅らせただけで何か新しい要素を反映させたりすることはできないと思いますので、やっぱり同じ時期に発売される人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト8」を避けたんだろうなあ……。やっぱり初動セールスは大事だもんなあ。「ドラクエ8」も「グランツ」に負けず劣らずメガヒットを記録してきたシリーズですからねえ。発売日が重なると大きく影響を受けるんでしょうね。
 僕としては、早く「グランツ4」をやりかったのですが……。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 コバライネン、帝王を下す
2004年12月06日(月)

 フランス、パリのスタッド・ド・フランスで行われた『レース・オブ・チャンピオンズ』で、7度のワールド・チャンピオン、ミハエル・シューマッハはフィンランド出身の若いドライバー、ヘイッキ・コバライネンによって、見劣りさせられてしまいました。
 2004年ニッサン・ワールド・シリーズでチャンピオンに輝いた23歳のコバライネンは、世界中のトップドライバーたちが様々なクルマで争ったこのイベントの最年少優勝を果たしました。

 6万人の観客が見つめる中、コバライネンは一回戦でデビッド・クルサードを破り、次にジャン・アレジもやっつけました。
 準決勝に出場したコバライネンは、わずか1秒差でシューマッハに勝利しました。シューマッハは負けることを心配するより、脳と脊髄(せきずい)のチャリティーのための募金活動に集中していたといいます。
 そして決勝ではディフェンディング・チャンピオンでもあるワールド・ラリー・チャンピオン(WRC)の王者、セバスチャン・ローブをも決勝で破ったのです。

 ローブはトニー・カナーン、アルミン・シュバルツ、そして2003年のチャンピオン、マーカス・グロンホルムを破り決勝に進みました。決勝はワールド・ラリー・プジョー307とフェラーリ360モデナの2台によって決着がつけられました。

 決勝で勝ったコバライネンは、「信じられないよ」と語りました。「特にラリーのワールド・チャンピオンにWRCのクルマで勝ったことがね。すごいよ!それにミハエル・シューマッハを破るなんてあまりあることじゃないからね。すごい瞬間だった。ただちょっとハードにアタックして、ブレーキを遅らせようとしただけだったんだ」とコメントしました。

 かつてのミカ・ハッキネンといいキミ・ライコネンといい、最近の若いフィンランド人は末恐ろしいですなあ……。



↑エンピツ投票ボタン
My追加





 勝手に「ゴルゴ13」(その5)
2004年12月05日(日)

出生の秘密

「この男が、超一流の国際テロリスト、ゴルゴ13だ。」
「……いったい何者なんだ?」
「本名、国籍、生年月日、血液型などは一切不明だ。」
「FBIの資料にも記載されていなかったな。」
「FBIはおろか、CIAもKGBもMI6も、血眼になってゴルゴの出生の秘密を探っているが、誰一人としてその秘密を知るものはいない。」
「……何とも、ミステリアスな男だ……。」

「……だが、我々FBIはゴルゴの出生について、ある有力な仮説にたどり着いたのだよ。」
「何だって?」
「ゴルゴ13の連載が始まったのは1968年、そして彼が関係する事件が初めて確認されたのは、1963年だと言われている。」
「1963年!そんなに昔からか!」
「そう、1963年、あのJFK暗殺にも何らかの形で関わっていると言われているのだ。」
「ちょっとまてよ!そうすると、その当時仮にゴルゴが20歳だったとしても、現在ゴルゴ13は、すでに還暦をとっくに過ぎているという計算になるじゃないか!」
「その通りだ!我々が目をつけたのは、まさにその点なのだ!」

「ゴルゴ13を取り巻く歴史は常に流れ、アメリカ大統領はケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カーター、レーガン、大ブッシュ、クリントン、小ブッシュと実に10人も代わっている。実際コミックスの最新刊では、早くも小ブッシュが劇中に登場している。しかし、ゴルゴ13はこの写真を見てもわかるように、まったく年を取っていないのだ!確かに連載開始当初はまだ若く、今の寡黙なイメージとはずいぶん違い、独り言も多かった。しかし、この写真を見る限り、どう見ても還暦を過ぎているようにはとても思えない。」
「……確かに。」
「そこで、我々FBIは、ゴルゴ13がある一族の人間ではないかという結論に至ったのだ。」
「……ある一族……?」


「……磯野家だ。」


「い……磯野家!」
「そう、あの不老不死の一族だ。」
「するとゴルゴ13の父親は、磯野波平か!」
「ああ、世界最高峰のコンピューターも、そうはじき出している。」
「……確かに、ゴルゴ13が磯野家の人間だったとしたら、彼が全く年を取らないのも頷ける。」
「我々はこれから日本に渡り、磯野家を探ってみるつもりだ。」


ズキューン!


「ゴ、ゴルゴ!一体どこから……やはりお前は、磯野波平の……」


ズキューン!


(完)



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 ビルヌーヴ、本領発揮!
2004年12月04日(土)

 F1のオフシーズンテストはスペイン・バルセロナサーキットから同じくスペインのヘレスサーキットに場所を移して今日で4日目を迎えましたが、今シーズンの残り3戦でルノーからF1に復帰し、来シーズンはザウバーからフル参戦するジャック・ビルヌーヴが、昨日今日と2日連続でトップタイムをマークしました!

 ビルヌーヴは昨年の最終戦直前にBAR・ホンダからの放出が決まり、代わってシートを得ることとなった佐藤琢磨に最終戦で交代しましたが、ルノーから約1年ぶりに復帰した今シーズンの第16戦中国グランプリでは、慣れないマシンと初めてのサーキットに苦しみ、思うような走りができませんでした。その後第17戦日本、最終戦ブラジルでも振るわず、ビルヌーヴも1年間のブランクが響き、もはや復活は不可能かともささやかれました。
 しかし、そもそも中国グランプリでの復帰戦は、いきなりレースウィークの木曜日にシート合わせをして、ろくにテスト走行もできないままでの参戦でしたからねえ。1年間F1マシンに全く乗っていなかったわけですから、インターバルのテストもない残り3戦で新しいマシンに慣れろと言うのも酷な話です。

 で、シーズンも終了し、スポット参戦したルノーから来シーズンのレギュラーシートを得たザウバーに乗り換え、本格的なオフシーズンのテストに突入したわけですが、しっかりとシート合わせも済ませ、現在のマシンにも慣れ勘を取り戻したのか、さっそく2日続けてのトップタイムですよ。路面はウェットコンディションで、ドライでマークされたミハエル・シューマッハのコースレコードからは6秒以上遅いタイムではありますが、ウェットという条件は他のドライバーも同じですからね。やはりビルヌーヴのやる気は本物と言って良いでしょう。

 ビルヌーヴはシューマッハ以外では唯一の現役のチャンピオン経験者、96年にデビューし、そのデビュー戦でいきなりポールポジションを獲得し2位フィニッシュ、そしてデビュー2年目でチャンピオンとなったビルヌーヴが暴れ回ってくれると、F1はもっともっと面白くなるでしょうね。やはりチャンピオン経験者同士の戦いを見てみたいものです。
 まあ、フェラーリと同じエンジンを積んでいるとはいえ、所詮はザウバーですから、ビルヌーヴが来シーズンタイトル争いに絡むのは難しいと思いますが、せめてもう一度、ビルヌーヴが表彰台の中央に立つシーンが見たいですね。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 Flashの制作を急ぐ
2004年12月03日(金)

 かねてからトップページで予告していますように、現在Flashムービーによる新しいトップページの制作を急ピッチで進めています。スカパーで放送しているイギリスのBBCワールドニュースのような感じで各コンテンツを紹介していきたいなあと思っています。
 Flashはだいぶ慣れました。ソフトのショートカットなども覚えてきて、作業もだんだんと能率よくこなしていけるようになったので、かなり感覚的にイメージを構築していくことができます。
 もはやFlashはいろいろなサイトで使われていますが、他では見られないようなものを作りたいと思っておりますので、もう少しお待ちくださいね。今月中には何とかアップしたいと考えているのですが……。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 「めだか」をまとめて観る
2004年12月02日(木)

 現在放送中のミムラ主演のドラマ「めだか」をビデオで途中までまとめて観ました。このドラマは、特に何の取り柄もなく会社をリストラされたミムラが、たまたま教員の免許を持っていたために定時制高校の教師になり、生徒と様々な問題に直面していくという内容。

 連続ドラマである以上、毎回何かしらの事件なりエピソードなりがないと物語は続かないわけですが、例えば高嶋政伸主演の「ホテル」だったりすると、あんなに毎回毎回トラブルばかり起きてしまい、「姉さん、また事件です」などといつも頭を抱えてしまっているようなホテル、しかも天下のヒルトンホテルなどあり得ないですよね。しかし、定時制高校といえば、何らかの理由で高校を卒業できなかった者たちがもう一度通って「高卒」の資格を取得するための場所で、その年齢も様々、それぞれの家庭環境や抱えている事情も複雑。だから毎回何かしらの問題が持ち上がっても不思議ではないし、違和感もなかったです。

 第1話では、ミムラの演技力の未熟さとオーバーリアクションが気になってなかなか物語に入り込めませんでしたが、回が進むにつれ、ミムラの教師役が板に付いてきたのか、あるいは観ている僕の方がミムラの演技に慣れてしまったのかはわかりませんが、いずれにしても第3話ぐらいまで観たら全く違和感がなくなり、ストーリーにすんなりと入り込めるようになり、この役はミムラが合っているとまで思うようになりました。元々脚本はなかなか面白い内容だったので、ミムラに違和感がなくなりさえすれば、あとは全く問題なく楽しめるドラマですね。

 そうそう、ネプチューンの原田泰造がその高校の校長役として出演しているのですが、バラエティではバカ丸出しの泰造が、ドラマになると別人のようにいい演技をしますね。特に最近ではシリアスな役が多く、観ていてまったくわざとらしさとかきざっぽさ、それに違和感が全くなく、貫禄と存在感のある役者になってます。お笑い芸人がドラマに出ると、どうしてこう器用に演技ができるのでしょうかねえ。やっぱりコントなどで役を演じているからでしょうか。泰造に限らず、DonDokoDonの山口智充、雨上がり決死隊の宮迫博之、それに明石屋さんま、そしてビートたけしなど、お笑い出身の実力派俳優は多いですよね。このドラマの原田泰造も必見です。

 僕は今までに何本ものドラマや映画の感想をVoiceで書いてきましたが、つくづく評論家にはなれないあと思いますね。すぐにドラマの中の登場人物に感情移入してしまい、大抵のドラマや映画ではストーリーにのめり込んでしまいますからねえ。つまり、役者の演技だとかカメラワーク、それに演出などに関して、よほど違和感がない限り、まったく気にしないで観ていますから。しかも、この手の主人公が経験を積んで成長していくパターンのドラマ、かなり好きなんですよ。つまり、評価が甘いということですよね。
 ただまあ、ドラマでも映画でも、本来そういう見方でいいと僕は思うんですよね。むしろそう言う見方の方がいいと思います。逆を言えば、バックグラウンドばかりに目を向けてしまうと、ドラマそのもののストーリーを純粋に楽しめないと言うことですからね。

 僕がよく友達などに「○○は面白かった」などという話をすると、「ええ?どこが?」と驚かれることがよくありますが、結局のところ、僕の映画やドラマの批評は当てにならないというわけですね。ですから、映画やドラマの評価を正確に知りたいという方は、僕の批評を鵜呑みにしない方が賢明でしょう。

 僕は故・淀川長治の信仰者なんですよ。彼の名言「どんなB級映画にも、必ずいいところがある」という言葉を信念にしています。淀川さんが生きていた頃は、彼の「さよなら、さよなら、さよなら」を聞いて、「ああ、日曜日が終わったなあ」などと思っていたものです。



↑エンピツ投票ボタン
My追加




 節操のないバトン君
2004年12月01日(水)

 F1で今シーズンの後半から、ジェンソン・バトンがBARからウィリアムズへと移籍しようとしていろいろと物議を醸し出しましたが、そのバトンがウィリアムズ移籍騒動について次のように振り返りました。

「僕はいくつかのミスをしてしまったよ。僕は(ウィリアムズ移籍を実現する)法律面について詳しく知らなかったし,まわりのみんなが言うことを聞く必要があったんだ。僕は自分が正しい行動をとっていると思っていたけど,現実にはそうではなかった。僕自身としてはミステイクだったとは思わないけど,デビッド・リチャーズ監督とよく話し合わなかったことから見誤ってしまったんだ……。」

 ちょっと自分勝手すぎるんじゃないか?バトン君……。あれほどウィリアムズの移籍に関して自分の正当性を主張し続け、BAR監督だったデビッド・リチャーズと対立していたにも関わらず、今頃になって手のひらを返すように態度を一変させるなんてねえ。
 バトンは騒動のさなか、ウィリアムズ移籍に関し、ホンダが継続的にBARにエンジンを供給する保証がない事を理由に挙げていました。しかし年末になってホンダがBAR株式の45%を買収する事が発表され、ホンダがチームから手を引く可能性がほとんどなくなったため、彼としては今後もBARに残留する方向に気持ちが傾いているようです。

 この騒動で最も大きな損害を被ったのは、BAR監督だったデビッド・リチャーズでしょうね。元々ホンダはジェンソン・バトンによるタイトル獲得を目指しているため、バトンがウィリアムズに移籍しようとしたとき以来確執ができてしまったデビッド・リチャーズを更迭してしまったわけですからねえ。つまり、リチャーズはバトンの一連のわがままな騒動によって、チームから追い出されてしまったというわけです。だから今更バトンが「自分が間違っていた」と言ったところで、後の祭りなんですよね。

 まあ、得てしてF1で大物になっていくドライバーは、大抵わがままなドライバーが多いですけどね。そう言う意味では、バトンも今後大物になっていく逸材であるということなのでしょうか。ふてぶてしいぐらいでないと、F1では大成できないのかもしれませんねえ。



↑エンピツ投票ボタン
My追加


≪過去 未来≫ 初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加