Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 最近、涙腺が緩くなって……
2004年09月30日(木)

 ドラマ版の「世界の中心で、愛をさけぶ」、俗に言う「セカチュー」をビデオで一気に見ました。映画版の「セカチュウ」は全く見ていないのですが、「セカチュウ」と聞いて「ピカチュウの新しい進化型か?」などと思いつつ、よくあるお涙頂戴物の恋愛ドラマだろうとあまり期待しないで見てみたら、いやはや、見事に泣かされてしまいました。

 ドラマ版では、主人公の松本朔太郎役を「ウォーターボーイズ」「め組の大吾」の山田孝之、そしてヒロイン廣瀬亜紀役を綾瀬はるかが演じているのですが、相変わらず山田君の演技は熱かった!平凡で運動も勉強もきわめて普通な、それでいて様々な葛藤にさいなまれながら熱い情熱をうちに秘めている高校生役をやらせたら、右に出る者はいないでしょう。
 わずか17歳で白血病にかかってしまい、死がすぐそこまで迫っていることを知らされてからの綾瀬はるかの演技は、とても高校生とは思えない迫真の演技で、その事実をなかなか受け入れられない山田孝之の演技と相まって、ドラマ全体を非常に濃密な内容になっていると思います。
 また、彼らを支える松下由樹、高橋克実、大島さと子、手塚理美、三浦友和、仲代達矢らベテランの俳優陣も、山田孝之と綾瀬はるかの演技を周りから見事にバックアップしていて、とてもリアルな感情表現がなされていると思いました。

 34歳の松本朔太郎役は緒形直人、そしてその親友である小林明希役は桜井幸子が演じていますが、緒形直人はもう言うまでもなく、非常にいい役者さんですよね。ドラマでは17歳の山田孝之がメインで展開していきますが、その頃を回想する緒形直人は、おそらく山田孝之の演技に合わせて34歳の松本朔太郎を演じているのだと思いますが、山田孝之と緒形直人、二人を比べてみると全然似ていないのですが、このドラマを見るとまるで本当に山田孝之が成長して緒形直人になったかのような錯覚すら覚えます。
 桜井幸子は、個人的に昔からずっと好きな女優さんなので、彼女がただ優しく笑っていてくれるだけで十分です。桜井幸子はどのドラマでもだいたい同じような役柄で、どちらかというとあまり派手ではなく、このドラマでもそれほど目立つことはないのですが、その桜井幸子らしい雰囲気が、このドラマにアクセントを与えていると思います。そういう女優さんって、なかなかいないですからねえ。どのイメージも染まっていない女優さんというと、桜井幸子ぐらいしか思い浮かびませんね。

 まあそんなわけで、もう物語の最後の方は涙が止まりませんでしたね。といっても頬を伝うほどではありませんでしたが、まぶたにすぐに涙が溜まってしまい、ティッシュなしでは見られませんでした。
 僕は昔から涙もろいですが、最近特に涙腺が緩くなってしまった気がします。草薙剛の「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」などでも泣いてしまいましたし、「ちびまる子ちゃん」でも泣いてしまったことがありますからねえ。歳なんでしょうかねえ……。



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 恋人も濡れる街角
2004年09月29日(水)

 姉さん、また、雨です。

 今年は台風がわんさかとやってきて、晴れたと思ったらまた雨、梅雨時よりも雨が多くないか?と思ってしまう今日この頃。おかげで恋人のシルバ(愛車S2000)も濡れ、洗車するタイミングを逸して早1ヶ月。いい加減艶が無くなってしまうので、この次晴れたら思いきって洗車してしまおうと思っています。でも、雨男の僕のことですから、きっと洗車した次の日、あるいは洗車した直後にまた雨が降ってしまうんでしょうねえ。

 雨の日というと、静かで緩やかな曲をかけたくなります。大学時代には、雨の音を聞きながら瑞々しいイメージの「アディエマス」なんかを流していたりもしましたが、今にして思うとコテコテすぎてちょっと避けてしまいます。かといって決して中村雅俊の「恋人も濡れる街角」を聴いているわけではありません。
 雨の日にはボサノヴァです。「イパネマの娘」に代表されるようなクラシックギターのナイロンの響きと、独特のアンニュイな歌い方が灰色の風景をロマンチックに演出して、エスプリの効いたフランス映画のようなメロウな雰囲気を醸し出してくれますって何だこの文章……。

 全然関係ないですが、某ネットアイドルのPさんが元気な女の子を出産なさったとか。もろもろの事情がありまして、直接掲示板にお邪魔してお祝いの言葉を書かせて頂くのはためらってしまいますが、おめでとうございます。
 全然関係ないついでにもう一つ、このVoice、今月の「エンピツ」ランキングでは、現在のところ29票を獲得し890位です。わーい!初めてランクインしたぞ〜!



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 「FormulaOne 2004」続報(グランプリモード)
2004年09月28日(火)

 今日も仕事が早く終わったので、22日に買ったプレステ2のF1ゲーム「FormulaOne 2004」を進めてみました。今日は「キャリアモード」ではなく、実在のドライバーを選んでシーズンを戦う「グランプリモード」です。

 最初マクラーレンのキミ・ライコネンでやろうと思ったのですが、開幕戦のオーストラリアグランプリ決勝で、わずか2周目でエンジンブローに見舞われてリタイアしてしまいました。僕はいつもF1ゲームをやるときはリアリティを求め、難易度を最高にし、ペナルティなどのルールもON、タイヤの消耗や燃料の消費もON、壁や他者にぶつかるとマシンが壊れるダメージ設定や、不測のトラブルが起こったりする設定もすべてONのもっとも過酷な条件にしていますが、これはあんまりだと思い、BAR・ホンダの佐藤琢磨に代えて再チャレンジしました。琢磨も現実では今シーズン何度かエンジンブローに見舞われてリタイヤを喫していますが、さすがにゲームではマクラーレンほどもろくはプログラムされていないようです。

 おそらくゲームの難易度を設定できない「キャリアモード」と難易度は同じだと思うのですが、「キャリアモード」でのトヨタのマシンに比べるとBAR・ホンダのマシンははるかに乗りやすく、開幕戦のオーストラリアと第2戦のマレーシアでは、何とかポール・トゥ・ウィンで開幕2連勝を飾ることができました。
 そして迎えた第3戦バーレーン。僕は今まで多くのF1ゲームをやってきたので、他のコースはだいたいどのコースも走り込んでいるので、ライン取りやコース攻略はわかっているのでそつなく走れます。しかしバーレーンは、ご存じF1初開催のグランプリ。さすがに初めて走るバーレーンはコースを覚えるのにひと苦労し、どのセッティングが最適なのか、このコーナーでは何速まで落とすのがベターなのかというのが見いだせず、結果予選ではミナルディのマシンに2秒遅れの最後尾からのスタートとなってしまいました。
 決勝は、何とかスタートの加速で何台かかわして、1コーナーまでに13位まで順位を上げますが、それでもライバル車たちは全員僕よりも2秒以上速いペースなわけですから、前方の集団はあっという間に見えなくなり、逆に後方は数珠繋ぎとなり、さすがにそれらをブロックし続けるのは無理でした。
 ジョーダンのマシンに抜かれ、ミナルディの2台にも抜かれ、最後尾に順位を落としてしまってからは静かなもんでした。おかげでトラフィックがクリアになり、最後尾を単独走行しているうちに徐々にタイムを上げていくことができるようになりました。
 しかし、ポールタイムと遜色ないタイムで走れるようになったときには既に遅し、いつの間にか先頭集団が追いついてきて、「道を譲りなさい」という意味のブルーフラッグが表示されて周回遅れになってしまいました。(ちなみに、ブルーフラッグが表示されても道を譲らず先頭集団をブロックし続けると、ピットスルーペナルティ、ひどいときには失格になります)結局一応最後まで走りきりはしたのですが、順位は完走18台中18位でした。

 気を取り直して、F1ゲームを通して僕が得意としているサンマリノと、このゲームでは「キャリアモード」のテストでも何度か走っていて勝手知ったるスペイン・カタロニア。
 サンマリノでは、他者を寄せ付けない圧倒的な強さでポール・トゥ・ウィンを飾り3勝目を挙げました。そしてスペインでは、ポールをラルフ・シューマッハに奪われて2番手からのスタートだったのですが、ラルフが異様に速くて追いつけず、僕は3位のジェンソン・バトンとBAR同士で熾烈な2位争いを繰り広げていました。レース終盤までそのオーダーは変わらなかったのですが、トップのラルフが突然ラインを外れてコースアウトし、その間に僕がラルフをかわしてトップに浮上。後方ではラルフとバトンでのバトルが始まり、バトンがラルフをかわして2位浮上。最終的に琢磨とバトンでBARのワンツーフィニッシュを達成しました。ラルフは3位に終わりました。
 このゲームは表彰式とシャンパンファイトのシーンも再現されているのですが、琢磨とバトンの表彰台のシーンは、ゲームとはいえかなり嬉しかったですねえ。来シーズンはバトンはおそらくウィリアムズへ移籍してしまいますが、BARのワンツーフィニッシュを見たいものですね。できれば一番高い位置は琢磨で。

 えー、計3回に渡って「FormulaOne 2004」のレビューをお送りしてきましたが、おそらくほとんどの読者の方がレースゲームには興味ないと思いますので、レビューは今回で終わりとさせて頂きます。今後の展開に関しましては、気が向いたらまたどこかで書きたいと思います。それでは皆さん、また明日〜!



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 「FormulaOne 2004」続報(キャリアモード)
2004年09月27日(月)

 今日は仕事が早く終わったので、22日に買ったプレステ2のF1ゲーム「FormulaOne 2004」を進めてみました。
 オリジナルドライバーを作成してF1シーズンの5年間を過ごす「キャリアモード」では、22日のVoiceで、オリジナルドライバーの「M.Nakano」でプライベートテストに参加したら、ミナルディとジョーダンからはセカンドドライバー、トヨタからはテストドライバーのオファーが来て、とりあえずテストドライバーでもより上位のチームの方がいいだろうと思い、トヨタと契約することにしたというところまではお話ししましたね。

 さて、その後いよいよトヨタのM.Nakanoとして最初のF1シーズンがスタートしたわけですが、僕はテストドライバーなので当然グランプリに出場できません。なのでレギュラードライバーのダ・マッタとパニスがオーストラリア、マレーシア、バーレーン、サンマリノと頑張る中、僕はグランプリの合間にあるインターバルテストに参加してテストにいそしむというわけですね。
 で、そのシルバーストーンとバレンシアでの2回のテストで目標タイムを上回るタイムをマークすると、チームからFAXが届き、何と次のスペイングランプリからセカンドドライバーに昇格するという通知が来たのです!おお!早くもM.Nakanoがグランプリデビュー!そしてパニスは哀れにもテストドライバーに降格!ごめんよパニス、でも確か君はレースよりもテストの方が自分に向いていると言っていたよね……。

 記念すべきデビュー戦スペイングランプリは、最初のうちは思うようにタイムが伸ばせませんでしたが、フリーセッションで走り込んでいろいろなセッティングを試すうちに徐々にタイムを伸ばし、最終的にフリーセッションでのトップタイムを記録することができました。しかし限界も限界、超限界走行で走ってやっとマークしたタイムなのですが、2番手のミハエル・シューマッハとはわずかコンマ01秒差でした。
 そして迎えた予選。そうそう、22日のVoiceでは書きませんでしたが、この2004年版は予選方式ももちろん、出走順を決める1回目の予選とスターティンググリッドを決める2回目の予選が行われ、実際のF1同様どちらも一発勝負のアタックです。この予選方式は、予選セッションがあるレースゲームでは初めての試みで、一昨年までのF1の予選方式のように何回かアタックしてそのうちのもっとも速いタイムが予選タイムになる方式と違い、現実同様たった1回のアタックで良いタイムを出さなくてはならないので、その緊張感は相当のものです。
 結果は、1ヶ所ミスってちょっとだけコースからはみ出してタイムロスしてしまい、フリーセッションで出したベストタイムにはおよびませんでしたが、他の上位陣も思ったほどタイムを伸ばせず、バリチェロ、モントーヤに続いて3番グリッドからのスタートとなりました。

 決勝は、スタート後の長い直線でバリチェロ、モントーヤをかわして1コーナーまでにトップに躍り出たのですが、リズムに乗るまで思うような完璧走行ができず、タイヤがまだ温まっていないこともあって僕の後ろは数珠繋ぎ状態。後方視点に切り替えると僕のすぐ後ろにはバリチェロとモントーヤの2台がピッタリくっついていて、コーナーでインを突かれたり直線で並びかけられたりと、まさに熾烈な争いを繰り広げました。
 何とかブロックし続け後続を抑え込んでいるうちにタイヤも温まり、リズムも掴んできてタイムも伸び始め、徐々に後続との差が開いてきました。しかし、毎周完璧な走行をし続けているというのにその差は一定以上には広がらず、逆にちょっとでもラインを誤って加速が遅れると、すぐに後続が追いついてきて再びテール・トゥ・ノーズ状態になってしまいます。
 1回目のピットインでバリチェロに抜かれて2位に後退。しかし、バリチェロのテールを追いながら何とかそのペースについていくうちに最終コーナー追いつき、ストレートでスリップストリームに入りコーナーでパスしトップに返り咲き。その後2回目のピットインでもトップを守り、バリチェロはその後もう1回ピットインしたため、その後は比較的余裕を持ってレースを進め、最終的にM.Nakanoは、見事トヨタでデビュー戦勝利をものにしました。ちなみにチームメイトのダ・マッタ(ファーストドライバー)は17台完走中15位でした。

 その後、チームから「期待以上の働きをしてくれました。チーム全員があなたの活躍を喜んでいます」という内容のFAXが届きました。
 いや、それはいいんだけど、それだけ?ファーストドライバーへは昇格しないのかな?え?まだ気が早い?……つーか、トヨタで優勝したら、フェラーリからオファーがあってもおかしくないんじゃないかと思うのだが……。今回の勝利が単なるプロットではないことを、チーム側は見極めたいと言うことなのか?というか、そこまで奥が深いゲームだったらすごいよな……。



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 F1中国グランプリ決勝
2004年09月26日(日)

 F1グランプリ第16戦中国グランプリ決勝、フェラーリのルーベンス・バリチェロが見事にポール・トゥ・ウィンを決め、前戦イタリアに続いて2連勝を果たしました。
 今回のレースでは、大本命ミハエル・シューマッハが予選の失敗により後方でのレースを余儀なくされたわけですが、シューマッハがまともに戦っていた前戦イタリアでのレースを見ても、フェラーリにはバリチェロに勝たせるだけの能力は充分あるということですね。
 つまり、バリチェロとシューマッハの2人のドライバーの実力に関係なく、フェラーリはレース戦略によって2人のレースをコントロールし、シューマッハのタイトルが決定するまでは、シューマッハ有利の戦略を敷いてきたということです。ですから、シューマッハのタイトルが決定しない限り、バリチェロがいくら頑張っても勝たせてはもらえないというわけですね。

 フェラーリはもう十分すぎるほど強くなってしまったわけですし、シューマッハもおしめが必要な子供じゃないんだから、いい加減シューマッハ有利の体制はやめて、他のチーム同様2人のドライバーを平等に扱ってレースをさせて欲しいものです。そうすれば、フェラーリ独走でも、バリチェロとシューマッハのフェラーリ同士のガチンコ勝負が見られるようになるわけですから、少なくともシューマッハ14戦13勝というアホみたいなシーズンにはならなかったと思います。
 そもそも、何としてもシューマッハにタイトルを獲らせなくとも、フェラーリのどちらかのドライバーがチャンピオンになればいいと思うんですけどね。いずれいしてもバリチェロは、フェラーリに加入したことでチャンピオンになることを完全に失ってしまったわけですから、哀れなものですね。「バリチェロはフェラーリに入って恵まれている」などというアホなことをいうやつはF1など見るな!
 今シーズンのF1が史上最悪のシーズンになってしまったのは、フェラーリとそれを養護するFIAの責任に他なりませんね。

 話をレースに戻しますが、シューマッハは今回、予選に続いて決勝でも同じようなスピンを喫し、またタイヤバーストにも見舞われて、完走こそしたものの14位と、散々な結果に終わってしまいました。
 決勝でのスピンも驚きでしたね。普段のシューマッハには絶対にあり得ない光景でした。やはりリアウイングのダウンフォースが足りなかったんでしょうね。しかも2回目の予選でスピンしてしまい、その後決勝までマシンをいじることはできませんから、シューマッハはスピンしたセッティングのママでレースに臨み、やっぱり決勝でも同じようなスピンをしてしまったということでしょう。ま、強すぎるシューマッハですから、たまにはこういったミスをしてもらわないと面白くなりませんからね。まあ、すでにタイトルは決定してしまっていますから、今頃ズッコケられても後の祭りなんですけど……。
 それでもファステストラップだけはきっちりとマークするあたり、シューマッハの意地を感じましたね。誰のせいでもないとはいえ、やっぱり相当悔しかったんでしょうねえ。初開催の地で初代ウィナーになれなくて。まあ今のフェラーリのマシンとシューマッハの技術を持ってすれば、ファステストラップをマークすることぐらい朝飯前だったのでしょうね。

 今回のレースで僕が一番褒めてあげたいのは、何といっても佐藤琢磨でしょう。ちまたでは「壊し屋」という異名まで付けられてしまいましたが、今回は金曜日のフリーセッションでエンジントラブルに見舞われてしまい、決勝グリッドの10番降格が決定しました。そこでチーム側は予選グリッドよりも決勝でのレース戦略を優先し、琢磨のマシンに多くの燃料を搭載したわけですが、琢磨はその重いマシンで9番手のタイムをたたき出しましたからねえ。しかもレースでは一番最後までピットストップを先延ばしにし、ライバルが3ストップ作戦の中2ストップ作戦で順位を上げ、最終的に6位という好成績を収めました。今回の琢磨は、ミスもなく、戦略を忠実に実行し、実にいい仕事をしたと思います。国際映像には全く映りませんでしたが、こういう琢磨の努力は、正当に評価されるべきですね。
 鈴鹿では2度目の表彰台(できれば2位、優勝はフェラーリがいる限り無理)を期待したいですね。いや、琢磨ならきっとやってくれるでしょう。



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 F1中国グランプリ予選
2004年09月25日(土)

 今日はF1グランプリ第16戦中国グランプリの予選です。今シーズン第3戦のバーレーングランプリに続いて2つめのF1初開催地。ヨーロッパ文化だったF1グランプリも、いよいよ最大の自動車市場となりうる中国大陸に上陸したんですねえ。
 F1初開催ということで、当然各ドライバーが上海サーキットを走行するのは、全員今回が初めて。昨日のフリーセッションでの初走行から、各ドライバーはあらゆるセッティングとライン取りを確かめ、最終的にフリーセッションでは、初開催地に強いミハエル・シューマッハがトップタイムを記録しました。

 ところが!明日の決勝でのスターティンググリッドを決める今日の予選2回目、最後の登場となったミハエル・シューマッハがアウトラップを終えて1コーナーへ飛び込んでいった矢先にまさかのスピンアウト!ラインを正確にトレースしていたにもかかわらず、リアがアウト側に流れてしまい、シューマッハのマシンは見事にくるりと1回転してしまい、グラベルへと外れてしまいまったのです!
 いや〜びっくりしましたねえ。ミハエル・シューマッハでもこんなことがあるんですねえ。シューマッハといえば正確無比なドライビングテクニックと冷静沈着な精神力を兼ね備えた、まさにパーフェクトなドライバー。そんなシューマッハの予選でのスピンアウトは、まったくもって信じられない光景でした。スロー映像をよく見てみると、シューマッハのミスというよりも、リアのダウンフォースが足りなくてオーバーステアを起こしてしまったように見えるのですが、1回目の予選の後、さらにダウンフォースを減らして2回目の予選に臨んだのでしょうかねえ。

 いずれにしても、このスピンでシューマッハは予選ノータイムとなり、明日の決勝は最後尾グリッドかピットからのスタート。明日のレースではシューマッハのオーバーテイクシーンが多く見られそうです。初開催の中国グランプリで、すでに通算7度目のタイトルを決めているシューマッハがどこまで追い上げてくるかが見物です。
 また、日本期待の佐藤琢磨は、残念ながら昨日のフリーセッションでエンジントラブルに見舞われ、エンジン交換を行った罰則としてスターティンググリッドの10番引き下げが決まっています。今日の予選では9番手のタイムでしたが、明日は最後列の19番グリッドからのスタート、こちらもどこまで追い上げを見せてくれるか期待したいです。



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 片頭痛最前線
2004年09月24日(金)

 僕が昔から右目の奥の方が痛くなる片頭痛持ちであることは以前にも何度かご紹介しましたが、昨年はまったく来なかったので治ったと思っていた片頭痛が、再び猛威をふるっています。
 僕の片頭痛にはシーズンがあり、春先と秋口の季節の変わり目にやってきて、2〜3週間ほどの期間の間に数回襲ってきます。片頭痛が襲ってくる条件は主に風呂上がりや短い仮眠の後、それにアルコールを摂取したとき(缶ビール1本程度)などで、血管が広がって血の巡りが良くなると起こるようです。
 しかし不思議なことに、シーズンが過ぎると、どんなに同じ条件が揃っても片頭痛が襲ってくることはありません。ですから季節の変わり目の気候の変化、あるいは気圧の変化などが関係してるのではないかと思っていました。
 一度片頭痛になると頭痛薬を飲んでもなかなか治らないのですが、一昨年の秋口に、頭を冷やせばすぐに痛みが和らぐことを発見し、それからはその対処方法を実践することで乗り切ることができました。すると、翌年には片頭痛がぱったりと来なくなってしまったのです。結局昨年は1年間全く片頭痛に襲われることがありませんでした。

 ところが、今年の春先のシーズンにも来なかった片頭痛が、再び今回、秋口のシーズンを迎えてやってきたのです。初めての痛みは今月の大阪へ行く直前。大阪滞在中にも一度なり、帰ってきてからも2回ほどあり、そして実は、昨日の板橋出張の際にも痛みに襲われました。特に昨日はお客さんと長い間打ち合わせをしていましたので、薬は飲みましたが普段飲んでる薬ではなかったのでなかなか効いてくれず、お客さんに悟られないようにしながら頭痛に耐えて打ち合わせをするという、地獄の時間が続きました。

 ここで僕は、ひとつの推測にたどり着きました。片頭痛のシーズンは春先と秋口、これはちょうど僕の仕事が忙しくなる時期でもあり、この時期は仕事が深夜から明け方までおよぶこともあり、慢性的な寝不足の状態となります。今までは季節の変わり目に起こるものと思っていたので、「よりによってこの忙しいときに!」と思ったりしましたが、実は季節の変わり目に起こるのではなく、むしろ「この忙しいとき」だからこそ起こる、つまり慢性的な寝不足が根本的な原因なのではないかということです。
 昨年全く来なかったのは、今にして思えば昨年は比較的能率のいい仕事をしていたので、例年に比べて徹夜仕事が少なく、慢性的な寝不足にならなかったから起こらなかったと考えれば納得できます。一方、今年の8月からは大きな仕事に取りかかっていたのでHPをまともに更新できなくなるほど忙しく、慢性的な寝不足になっていたので、再び片頭痛がやってきたのではないでしょうか。

 結局のところ、片頭痛は「そろそろ限界に近いで」という、身体からの警告なのでしょう。片頭痛が起こったら休息が必要であるという赤信号なのでしょう。すなわち、本来は片頭痛になるまで無理をしてはいけないということなのでしょうね。僕も来年には30になることですし、今後はもう少し仕事の仕方を考えなくてはいけないということでしょうね。
 とりあえず、今月中に受診するつもりです。



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 板橋への長き道のり
2004年09月23日(木)

 今年は7月から大きな仕事に取りかかっていたので、本当に東京方面への出張が多かったです。1年でこれほど多く上京したのは久しぶりです。
 今年2月には別の仕事で毎年恒例の木場出張、そして8月に入ってからは東京を越えて埼玉県上尾に数回、東京都では築地、月島、渋谷(仕事が終わった後、友達と飲むために新宿、恵比寿)とあちこちに行ったりしていたので、だいぶ東京駅の基本構造と通行時の暗黙のルール、それに各地の位置関係などがわかってきました。

 で、今日の出張は東京は板橋でした。もちろん日帰りです。東京駅から出て地下鉄大手町駅まで歩き、そこから都営三田線に乗り換えて7つめの板橋本町駅まで行き、その板橋本町駅から徒歩2分のところにある会社に、朝の9時半に集合でした。
 静岡から東京まではひかりでちょうど1時間、大手町駅から板橋本町駅までは都営三田線で約20分、とわかっているのはここまでなのですが、東京駅から地下鉄大手町駅までは、以前木場に行くために東西線に乗ったときは5分ぐらいで行けたので、都営三田線の乗り場も同じだろうと思い、逆算して7時43分発のひかりに乗りました。静岡には東京行きのひかりが1時間に1本しか止まらないので、1本前に乗ってしまうと向こうで1時間も空いてしまうことになりますからねえ。

 ところが!東京駅からいったん外へ出て地下鉄大手町に着いていざ切符を買おうとすると!ない!板橋本町駅がない!都営三田線の路線図はあるのですが、料金の欄がすべて空白になっているではありませんか!どういうことだ?「都営地下鉄」がこの夏から「東京メトロ」に変わって、都営三田線が廃線になったのか?などとおろおろしていたら、『都営三田線 ↑』という案内の看板を発見しました。「なんだ、乗り場が違うだけか、ホッ!」
 気を取り直してその案内通りにさらに歩いていくと、新たな切符売り場と改札を発見!「ここかあ!」と思いつつさっそく切符を買おうとすると、ない!板橋本町駅がない!都営三田線の路線図はあるのですが、料金の欄がすべて空白に……ってさっきと一緒や〜ッ!再び辺りを見回すと、またもや『都営三田線 ↑』という看板発見!ナメとんのかおんどりゃ〜〜!時間がないんじゃいッ!

 結局、都営三田線の乗り場は、同じ大手町駅でも最果ての地にあり、途中の乗り場に翻弄されたタイムロスが響き、都営三田線に乗れたのは9時6分発。板橋本町には所要時間通り20分ほどで到着し、9時27分に板橋本町駅出口から地上に出たのですが、最後にその頭上にかかる、しかもご丁寧に十字に交差して見晴らしを遮っている巨大な高架橋に翻弄されて方向を見失い、出口からすぐ目の前に見えている目的地の会社を見つけるのに手間取り、最終的に6分ほど遅刻してしまいましたとさ。僕にはその最後に出現した十字に交差した巨大な高架橋が、RPGのラスボスに見えました。

 さすがはバビロン東京!行く手には数多くのトラップが存在している……。



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 待望のプレステ2「FormulaOne 2004」!
2004年09月22日(水)

 松金よね子……もとい、待ちかねたぞ「F1 2004」!首を長くして待っていたソニーのプレイステーション2用ゲームソフト「FormulaOne 2004」がようやく今日発売となり、早速仕事の合間に近所のヤマダ電機で買ってきました。

 ソニーのF1ゲームは、日本では過去に2000年版と2002年版がリリースされてきましたが、2000年版はハッキリ言って超駄作でした。それ以前にリリースされているレースゲームの最高峰「グランツーリスモ」シリーズを作り上げたソニーとはとても思えないほどの出来の悪さで、同じソニーでも開発チームが違うとこうもできるものが変わってしまうんだなあと思いつつ、ちょっとだけやってお蔵入りにしてしまいました。

 1年のブランクの後に発売された2002年版は、とうとう僕の好きなハッキネンがいなくなってしまい、代わりにキミ・ライコネンがマクラーレンに加入し、そしてジョーダン・ホンダから佐藤琢磨がデビューしたシーズンです。ゲームの作りは2000年版に比べると格段に進歩し、挙動やグラフィックもかなりリアルになりました。しかし、このゲームでは自分でレースを走るプレイモードとは別に、コンピューターにレースをさせてそれを観戦する「TVモード」というのがあるのですが、フェラーリの2台、特にミハエル・シューマッハが異様に速く、スターティンググリッドを最後尾にしても最後にはトップでチェッカーを受けてしまうというとんでもないゲームバランスで、なんぼなんでもそれはないだろうと思ってしまいました。

 2003年版は、ヨーロッパでは発売されたのですが日本での発売はなく、仕方なく今まで2002年版を何度もやり直しながら、最新作の発売を今か今かと待ちわびていました。F1ゲームはソニーだけでなく、EAスポーツというメーカーもリリースしていましたが、昨年ソニーがF1ゲーム制作の版権を独占取得したことで、EAスポーツはF1ゲームからの撤退を余儀なくされました。2002年版までなら、マシンの挙動や排気音、それにグラフィックの美しさやゲームのリアルさで言えば、ソニーよりもEAスポーツの方が良かったんですけどね。

 しかし、そのソニーが満を持してF1ゲームの最新作を発売するという情報が、今年の8月に僕の元へ飛び込んできました。しかもシーズンは2004年!佐藤琢磨がBAR・ホンダからF1に復帰し、しかも第2戦バーレーン、第16戦中国と新たなサーキットが加わった今シーズンのバージョンを、何と中国グランプリ開幕直前にいち早くプレイできる今日9月22日に発売されることになったのです!

 仕事の合間にヤマダ電機で買ってきてからは、早くプレイしたい衝動に駆られてそわそわしてしまい、仕事もろくに手につかない状態だったのですが、いざ帰ってきてプレイしてみると、2002年版に比べて、すべてにおいて非常に完成度の高いゲームに仕上がっていました。
 この2004年版は「アーケードモード」、「グランプリモード」の他に「キャリアモード」というのがありまして、オリジナルのドライバーを作成し、F1でのキャリアを積んでいきます。まずプライベートテストのお誘いがあり、そのテストの結果によって各チームからアプローチがあり、チームと契約してF1に参戦し、移籍や昇格・降格、解雇などを繰り返して5シーズンを過ごすというものです。
 早速「M.Nakano」の名でエントリーし、開幕前のテストに参加してカタロニアとシルバーストーンで目標タイムをクリアすると、ジョーダンとミナルディからはセカンドドライバーのオファー、トヨタからはテストドライバーのオファーが来ました。テストで良いタイムを出しても、いきなりいトップチームから声がかからないところがリアルでよいかなと思いました。とりあえずテストドライバーでもより上位のチームの方がいいだろうと思い、最初のシーズンはトヨタでテストドライバーになることにしました。今後のテストの成績如何によっては、シーズン中でもレギュラードライバーに昇格できるようです。

 2004年版にもコンピューターにレースをさせてそれを観戦する「TVモード」があるのですが、2004年版は琢磨が強い!そしてマクラーレンはすぐに煙を噴き上げてリタイヤしてしまいます。しかし、今年のデータを反映している割に、2002年版と比べて逆にシューマッハがあまり速くないのがちょっと難点です。まあ2002年版はシューマッハがあまりにも強すぎてちょっとリアリティに欠けましたが、レースシミュレーションのバランスを考えて、シューマッハの強さを少しおさえて、より不測性をリアルに再現したということでしょうかね。

 しばらくは、またレースゲーム熱が再熱しそうです。まずは中国グランプリをいち早く体験してみようと思います。あまり熱中しすぎると何時間でもやってしまいそうなので、1日1グランプリでゆっくりと楽しもうと思っています。



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 「エンピツ」は便利だぞ!
2004年09月21日(火)

 レンタル日記サービスは今や数多く出回っていますが、その中でも僕の知り合いの多くの方が使っているこの「エンピツ」、インターフェイスもシンプルで、扱いやすく、携帯からも投稿できるので非常に便利ですね。
 従来のオリジナルのフォームでのVoice更新作業だと、HTML制作ソフトを使用して書き込み、なおかつFTPソフトを使ってネット上にアップデートしなくてはならなかったわけですから、それらが揃っている自宅か仕事場でしか更新することができなかったわけですが、これからは携帯かネットの繋がっているパソコンさえあればどこからでもVoiceを書くことができるのが最大の魅力ですね。

 しかもこの「エンピツ」、有料版で最初に2900円を振り込んでしまえば、あとはこのサービスが続く限り半永久的に利用できるというのが驚きです。つまり、よくある有料掲示板や有料レンタルサーバのように、1年ごとに契約を更新する必要がないというわけです。あとは自分好みのデザインに自由にカスタマイズすることができ、タグも使えるし画像も貼り込めるし、インデックス表示で過去の日記を自由に閲覧することもできるし、非常に優秀な日記サービスなのです。

 投稿ボタンは、「エンピツ」を利用している多くのユーザーさんのランキングに投票するもので、ランキング上位の日記は、人気があるだけあって内容もとてもおもしろいものが多いです。ま、僕の場合はランクインされるほどのアクセス数はないのですが、まあ「おまけのひとこと」を表示するだけでも、趣があっておもしろいからいいかなと思っております。

 こんなに手軽になったんですから、これからは、どんなに疲れていても、寝る前にVoiceだけは毎日書けるように頑張りたいと思いますが約束はできません。



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 大阪最終日
2004年09月20日(月)

 今日は、Kスケが勤務している会社がある南森町で、Kスケと昼食を食べました。Kスケは今日は仕事でしたが、まだ大阪にいる僕のために、お昼休みに仕事を抜け出して僕に会いに来てくれました。

 Kスケオススメのインドカレー屋でナン&カレーを食べてKスケと別れた後、南森町を散策してみることにしました。大阪天満宮と、その裏手にある亀が沢山いる池を見た後、天神橋商店街というアーケード街に入ってみました。
 この商店街、一見どこにでもあるような下町風の商店街なのですが、その長さが尋常ではなく、歩いても歩いても終わりが見えず、とても不思議な感覚でした。横道に抜けない限り、永遠とアーケードが続いているかのような印象を受けました。
 また、「Relax」というマッサージ&リラクゼーションのお店が、この商店街の中にだいたい100mぐらいおきに点在しているのが不思議でした。この商店街は天神橋という場所なのですが、調べてみたら、この「Relax」というお店、なんばと南森町で計17店舗あるらしいのですが、そのうち6店舗が天神橋にありました。南森町といえばビジネス街ですから、疲れた身体を癒したいサラリーマンが多くいそうなので、これだけの店舗が天神橋に集中しているのでしょうか?

 南森町を散策して感じたことなのですが、大阪の中心部は、夜飲みに行ったり、ショッピングを楽しんだりするならともかく、昼間、ただ街をぶらぶら歩くだけだと、特に見る場所があるわけでもなく、公園などの緑地などもほとんどなくて、結構退屈で疲れますね。それは東京も同じことなのでしょうけど、僕はやっぱり、あまり高いビルが建ち並んでいない、公園などの緑地が至る所に点在している静岡の方が好きですね。都会はどっちを向いても高いビルに囲まれていて、閉塞感があって、思わず立ちつくしてしまいます。僕は都会よりも自然に囲まれた場所の方が、性に合っているようです。同じ大阪でも、大学時代に過ごした南河内郡は、田んぼしかなかったけど、いい場所だったなあ。



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 大阪2日目
2004年09月19日(日)

 今日は大阪芸大時代の親友A君の結婚式です。挙式は梅田駅前の教会で行われました。大学時代の親友10人と共にこの挙式に参列したのですが、ホテルなどにあるチャペルではなく、正式な教会での結婚式に参列したのは今回が初めてです。
 本物の神父さん(外国人)が式を仕切り、賛美歌斉唱、誓いの言葉、指輪の交換、誓いのキスと、ドラマや映画などでよく見る、典型的な式でした。ただ、新郎のA君は普段からはにかみ屋なので、式の間中終始緊張しっぱなしで、妙に挙動不審だったのが笑えました。しかし、とてもいい結婚式でした。

 その後、ホテルでの披露宴にも参加した後、2次会はA君の会社の人たちが仕切って身内で楽しむと言うことだったので、主賓は抜けてしまいますが、久しぶりに集まった大阪芸大時代の親友10人だけで、プチ同窓会をすることになりました。こういう機会でもないとなかなかこれだけのメンバーは集まれませんからね。
 今回駆けつけたメンバーはいずれも大親友ばかりで、仲間のうちの誰かが結婚したら、まずどこへでも駆けつける人たちばかりです。あと3人ほど仲のいいメンバーがいるのですが、彼らは残念ながら今回は仕事の都合で来られませんでした。

 このメンバーは大学時代、本当にいつも一緒にいて、卒業して7年が経ち、それぞれ違う土地へ散らばってしまったにもかかわらず、今もなおその頃の友情は変わることなく、集まればいつでも大学時代に戻ることができます。大きく分けるとこのメンバーは関西組と関東組に分かれています。ですから、ただ一人東海地方にいる僕が関西に行っても関東に行っても、大抵僕が行くことを事前に知らせておけば、誰かが声を掛けて仲間に招集を掛けてくれるし、困ったときには泊めてくれたりします。ただし、なかなか静岡へは立ち寄ってくれないんだよねえ。おまえら、たまにはオレに会うためだけに静岡で途中下車せんかい!

 彼らとは、生涯を通じていい関係でいられると思います。今後も長い付き合いになることでしょう。



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 大阪初日
2004年09月18日(土)

 明日19日に大阪芸大時代の友達が結婚式を挙げるので、それに出席するため、前日の今日から大阪に行くことになりました。大阪へは今年の5月にも行ったのですが、その時は京都駅で降りて、車で南河内郡にある大阪芸大に行っただけで、新幹線にで新大阪まで行ったのは実に5年振り。しかも朝の6時台の新幹線だったのでこだましかなく、ひかりなら2時間以内で着くところ、20分余計に乗っていました。僕は新幹線などで眠れない人なので、新大阪までの2時間20分は退屈でしたが、大学時代に何度も見てきた景色を見ることができて、その頃の記憶が蘇ってきました。

 今日は大阪芸大時代の親友の一人、Kスケの家に泊めてもらいます。Kスケの家は兵庫県三宮にあり、そこへ行くために生まれて初めて阪神電車に乗りました。阪神電車だから列車のカラーリングが白黒のストライプなのかと思ったら、普通の単色でした。

 夜は、僕と一緒にKスケの家に泊めてもらう別の人とKスケの3人で食事をした後、「苦楽園」というショットバーで軽く飲みました。このショットバー、何と壁一面が水槽になっていて、そこには無数のクラゲが泳いでいて、何とも涼しげで幻想的な空間を演出していました。カクテルもちゃんとしたバーテンダーさんが作ってくれるので、美味しいカクテルを飲むことができます。

 Kスケの家には室内でワイヤーフォックステリアが2匹飼われているのですが、2匹ともやたらと僕になついてきて、ソファーに座っている僕の上に乗ってきたり、僕の顔をペロペロと舐め回したり、挙げ句の果てには僕を巡って2匹でケンカを始めたりとモテモテでした。結構犬にはモテるんですよねえ、僕って。



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 3日坊主必至
2004年09月17日(金)

 実は、明日から大阪に行きます。帰りは月曜日になります。つまり、せっかくVoiceを新しくして手軽に書きやすくなったと思ったのに、明日から月曜日までネットから離れてしまうので、さっそく日にちが飛んでしまうことになりそうです。
 そもそも今まで何度も言ってきたことではありますが、これまでのVoiceでも、どんなに仕事が忙しくても、毎日コツコツと書いていれば、こんなに苦労することはないんですよねえ。1日の量ならそれほど多くないし、疲れているときは数行だけ書いて終わりにすればいいわけですからねえ。

 でも、小学校の頃から、溜めてしまうんですよねえ、夏休みの宿題とか。つくづく毎日日記を書かさず書いている方々を尊敬してしまいます。きっとそういう方々は、夏休みの宿題も計画的に進めて、夏休みが終わりに近づくにつれて寂しさとともに焦りが出てきたりすることなどなかったんでしょう。

 そんなわけでして、明日から月曜日まで留守にしますので、天体観測会は欠席いたします。またVoiceも次に書けるのは月曜日になると思いますのでよろしくお願いします。この日記、携帯電話から書けないのかな?携帯から書くことができればまさにどこにいても書けるんだけどなあ……。


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 Voice、「エンピツ」に移行
2004年09月16日(木)

 皆さん、大変ご無沙汰しております。お元気ですか?現在僕は大きな仕事を3つも抱えていまして、そのうちのひとつが東京の仕事で、何度も上京したりと慌ただしい日々が続いております。とてもやりがいのある仕事で充実しているのですが、毎日深夜まで仕事をしているので、ろくに睡眠も取れない状態でさすがに疲労が溜まり、だいぶ身体に堪えています。しかしそろそろ終わりが見えてきたので、ラストスパートをかけて頑張っています。

 長期にわたる更新停止状態が続いているM−NESTですが、とりあえず来週から徐々にHPに復帰していこうと思っています。本格的に更新を再開できるのは10月1日からになると思います。皆さんにはずっとお待たせしっぱなしですが、10月1日までお待ち下さい。

 それともう一つご報告があります。このVoiceを見ておわかりだと思いますが、今日からVoiceを「エンピツ」のレンタル日記に切り替えることにしました。この日記なら過去のVoiceもすぐに検索できますし、画像も貼れるしどこからでも書き込むことができるので、僕にとっても皆さんにとっても読みやすいと思います。今までのVoiceはしばらくの間「PRIVATE」内のアーカイブに保存しておきますが、今年中には削除する予定です。まだ全部読み切れていない方はお早めにお読み下さい。

 また、今までは意地でも毎日分まとめて書いたりしてきましたが、今後は力を抜いて、気が向いたときだけVoiceをつづっていこうと思っています。そのかわり、今後はその他のコンテンツの更新やBarでのレスに力を注いでいきたいと思っております。今後ともM−NESTをよろしくお願い申し上げます。



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 実録・最後のG4を追え!(その4)
2004年09月01日(水)

(前回までのあらすじ……前回までをお読み下さい)

 昼過ぎにノジマに電話を入れると、G4があと1台だけ残っているということでした。危ない!最後の1台か!今日を逃したらもう2度とG4を手に入れることができなくなる!そこで僕は仕事の合間に時間を作って、ノジマへ最後のG4を買いに行くことを決意しました。

 ところが、ノジマにG4が残っているという情報をくれた知り合いに、これからノジマにG4を買いに行くという電話を掛けると、何ともタイミングの悪い知らせが飛び込んできたのです!彼は別の同じ業界の知り合いA君とつい先ほど電話をしていて、A君が使っているG4が壊れたらしいので、彼はA君に「ノジマにG4が残っていた」と話したらしいのです。するとA君は「あとでノジマにG4を買いに行く」と答えたそうです。

 昼過ぎにノジマに電話を入れたときは、残るG4はあと1台!もしその最後の1台をA君が買ってしまった後だったら手遅れになってしまう!僕は慌ててノジマに電話を掛けました。幸いまだ最後の1台は残っていました。そこで僕は15分ほどで店に行くので、それまでその最後の1台を取り置きしておいて欲しいと店員に告げ、急いでノジマへと向かいました。

 ノジマへ到着すると、今まさに展示されている最後のG4の「在庫品限り」という札が外され、代わりに「展示品限り」という札が貼られていたところでした。そして店員に15分前に電話した者だと告げると、店員は取り置きしてある最後のG4のところへ案内してくれました。あった!G4だ!しかもG4では最新型のものだ!これが一度は諦め、そして偶然在庫があることを知り辿り着いた、正真正銘最後の(正確には展示品が残っていますが)G4だ!こうして僕は無事に最後のG4を手に入れることができたのでした。

 その後、A君に電話してみました。「Mac壊れたんだって?」「ああ、うん」「ノジマにG4を買いに行くって聞いたんだけど、僕が今ノジマで最後のG4を買ってしまったから、あとは展示品しか残ってないよ」……。すると、A君の口から予想外の言葉が出てきたのです。「……ああ、もう買ったよ、午前中にね。僕が買ったあと在庫が1台残っていたよ」…… 僕が最後の1台だと慌てたときには、すでにA君が買った後だったというわけです。何はともあれ、無事にG4を手に入れることができて本当に良かったです。


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