|
|
■■■
■■
■ Mako VS モスラ
2002年07月31日(水)
虫の苦手な人は読み飛ばしてください。
さきほど仕事が終わって自宅のアパートの帰ってくると、うちの部屋の扉の、ノブのすぐ上のところにこぶし大ほどの丸々太ったモスラのような「蛾」が重々しく留まっていました。形は三角形のステルス戦闘機形、薄明かりなので危うく触ってしまいそうになりましたが、はっと気が付いて慌てて手を引っ込めました。
不気味です!非常に不気味です!しかも何でよりによってうちのドアの、ノブの上に留まっているのでしょうか、腹立たしいです!まるで「俺様の眠りを妨げるな」とでも言いたげに、ふてぶてしく留まっている蛾に対してびびっている自分が情けないです。しかし、でかいゴキブリやクモは見ただけでおぞましい物ですが、なぜ人畜無害の蛾に対してここまで恐れているのでしょうか僕は。蛾と言えば仮にも蝶の仲間、大きなアゲハチョウでも留まっていれば、ほほえましくそっと手をさしのべて、指の先に留まらせて観察してみたいと思うのに、なぜ蛾は怖いのでしょうか?たぶん、あの悪趣味な羽の柄と、羽の下にある丸く太った腹を想像してしまうからなのでしょう。しかも下手に刺激してそれがこっちへ飛んできて、顔面に留まられた日には、僕は間違いなく気絶してしまうのでしょう。
……仕方がないので一旦部屋に入るのは断念し(情けね〜!蛾に屈してるし……)、近くのコンビニで雑誌を立ち読みし、30分ほどして再び戻ってきました。
……まだいる……。
仕方がないので覚悟を決め、蛾を刺激しないように慎重にノブに鍵を回し、音が出ないようにゆっくりと鍵を回しました。ガチャッ!鍵が開く音が聞こえ、一瞬ひやっとしましたが、蛾はぴくりとも動かず。 次にゆっくりと鍵を抜き、今度はノブをゆっくりと回し、ドアを開けます。まるで「ミッションインポッシブル」で精密作業を行っているトム・クルーズのような心境でした。ドアを開けてそろりそろりと玄関の中に入った後、蛾を追い払うために思いっきりドアを閉めました!そして蛾が飛び去ったかどうか確かめるために、恐る恐る再び扉を開け、外側のノブの上を覗き込みました。
……まだいる……。
|
|
|