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いってぇの。 ほんと痛かったんだから。 しかも不意討ちで頼んで ない場所も噛まれたから。 なんならそっちのほうが ずっと残ってたしー。 でも嬉しかったよ。 普通止めるもんね、あんな 痛い痛い言ってたらさ。 全然噛むの止めないから、 逆に怖くなったし。 なんかプロ意識みたいの 感じたわ。ありがたい。 やー、楽しかった。 沢山ちやほやしてくれて 隅々まで触らせてもらって かなり気分も良かったし。 ふと見た時計が出るまで あと30分を指していて、 一気に冷静になったのも いい思い出だわ。 まず私がシャワー、 次に弟くんがシャワーで その間に着替えて靴はいて。 弟くんが出てきたら バスルームでお化粧直し。 時間がないから とりあえずの状態で 部屋に戻ったんだけど、 リップの色を誉められて。 こんなバタバタな時でも 彼は彼らしかった。 すごいよなー。 別れ際に右手にキスされて。 それがまるで夢の国の 魔法の粉みたいで、 次会えるまでなんとなく この満足感が保てそうな 気がした。 あー、それと 何よりのお土産嬉しかった! |
私が何度も叫んでも、 弟くんは離れなかった。 あの時よりもずっと 鋭く痛いけれど、 中途半端に噛まれるより こちらのほうが 思いきりがあっていい。 やっと離れた彼が言う。 中の細胞を潰したからね 何言ってんの? よくわかんないんだけど。 5分に満たない時間だった けれど、私はふらふら だった。 待ち望んでいた体験が できた達成感と、予想 以上の痛みとで、疲れ 休みたかった。 念願の休憩をしてから また指責めを受ける。 記憶違いじゃなければ、 彼は左指を入れてきたと 思う。両利きだったけ? と考えながら、でも すぐにどうでもよくなった。 ハグされなから、 ○○で後悔しない?と 聞かれ、 後悔すると思う、と私は 答えた。 今は○○で良かったと思う。 後悔はしなかったから。 お楽しみはまた今度。 今はアザを触りながら 色々を思い出している。 |
昔とある緊縛師に、 噛んでもいい?と聞かれ 噛まれたことがあった。 立ったまま壁に押し付け られ、1ヶ所だけ数分間も かけて噛まれ続けた。 そんなことをされたのは 初めてで、戸惑い緊張した のを覚えている。 もちろん痛いものは痛い。 けれど不思議と我慢ができた。 いつまでも噛み続ける彼に ようやく不安を感じて、 痛いです、と何度か伝えた ところでやっと彼は私から 離れてくれた。 これはアザになるから、 後でここを触りながら ひとりでするんだよ 満足げな彼の顔を見れて、 私は嬉しかった。 それで何かに目覚めた訳じゃ ないけれど、印象的な 出来事だったのは確かだ。 思い出をまた味わいたくて 私は弟くんに頼んでいたの だった。 私のことを噛んで欲しい、と。 |
また休憩だと思った。 温かくやわらかな腕に抱かれ ながら、上がりきった私の 身体を落ち着かせたかった。 ドアの向こうを気にしながら でも止められなかった大声の せいで喉も疲れていた。 弟くんは、わたしの身体の とある部分を掴み、そこへ 顔を近づけた。 あっと思った瞬間、激痛が して、私は痛い痛いと叫んだ。 そう、今日彼に会ったのは、 私のことを噛んでもらうため だった。 |
責めが終わると休憩になる。 セミダブルに並んで寝て、 雑談をする。 弟くんの腕の中で、次の プランを聞かされる。 彼は、ガウンの帯で私の 両手を縛ろう、と言った。 手首の内側同士をくっつけて から、しゅるしゅると帯が 巻き付けられていく。 途中、両手の間を帯が縦に 通る。私は、引っかからない ように軽く手を握って指を 丸めた。 キュッと音がし帯が結ばれる。 すぐほどける結び方だからね と、彼は言った。 血管を直接圧迫しないように、 いざいう時はすぐ解放できる ように、その気遣いを改めて 言われなくても理解できて いたのは幸いで、私は過去の 私を誉めた。 初心者程度だけど、縄に ついて学んでおいて良かった。 弟くんは、私に不要な緊張や 不安を与えないようにして くれていて、それとそれを 理解できた事が嬉しかった。 両手の自由は無くなって、 さっきと同じ責めを受ける。 圧倒的な刺激にまた壊され そうになるけれど、何かを 掴む事もすがる事もできない。 叫び跳ねる身体を止められな かった。 さえさん、さっきよりも 今の方が感じてるみたいだ ぐったりとして、何も 答えられない私をよそに 弟くんは帯をほどいてくれた。 |
仰向けの私の足元に 陣取る弟くんは、私の足の 付け根を揉みだした。 何度もほぐすように押され 慣れない刺激に痛みより くすぐったさを感じる。 ここをほぐしておくとね 気持ちよくなれるよ 次に右指を私の中に入れ、 左手でお腹を押す。 わしわしと中を掻き出され 上体がのけ反り声が出た。 優しく押されるお腹が 内側と指とをより強く 擦らせている気がして、 勝手な想像だけれども 精神的にも壊されていく。 ひゃっと悲鳴が出た時は クリを触られた時。 中と外の同時責めは辛く、 止めて欲しくて茂みの 方へ手を伸ばしたけれど 願いは一蹴された。 仕方なくはじかれた手で 唯一届く彼の足首を掴んだ。 外からの刺激が強くなり 起き上がろうと目を開けた その先に見えたのは、 頭を下げ私のあそこを しっかりと見定めている 彼の姿だった。 ピンポイントで狙ってる。 その効果ははっきりと感じ ていた。見られるのは 気が進まないけど、何の ために弟くんはそうして くれているのか。 それを考えたら何かを 言うなんてできなかった。 |
そんな気持ちを知ってか 知らずか、弟くんは次へ 動き出す。 ガウンの上を、弟くんの 手が滑る。くすぐったいのと ドキドキとで、思わず身体が 動いてしまう。 足元が少しはだけてしまい 恥ずかしくてそれを直す。 できれば見せたくない、 でも見せないと触って欲しい 所へは届かない。 早く気持ちを割りきらないと。 でも口から出るのは、 見えちゃうから、 恥ずかしいから、 という今の流れを止めようと する、めんどくさい言葉だけ。 恥ずかしくないよ そう言ってもらって、覚悟を 決められた。彼の動きに 逆らわないで、脱がされる ままに裸になった。 正直、弟くんがいつガウンを 脱いだのかを覚えていない。 私に余裕が無かったのか、 彼がスマート過ぎるのか。 多分、後者だ。 |
コンパクトなバスルームで シャワーを浴び、歯磨き、 お化粧直し。 ガウンを着てベルトをしめる。 ベルトといっても布製の帯で ただ結ぶだけのものだった。 暗くなっている部屋に戻り 入れ違いで弟くんがシャワーへ。 彼はすでにガウン姿で、 テーブルには綺麗に畳まれた 衣類が乗っていた。 きちんとしてるんだな、と 思いながら、でもあんまり じろじろ見るのは失礼だし、 私はベッドの上に移動して 彼の荷物から距離をとった。 気持ちが落ち着かなくて ずっと自分のペディキュアを 見ていた。色ははっきりは 見えないけれど、ふわふわ している自分自身をなんとか 確認できるような気がして そうやって時間を過ごした。 ドアが開いて弟くんが出てきた。 はっと顔を上げて、ゆっくりと こちらへ歩いてくる彼を見る。 ほんの数秒で彼は私の隣に 座り、きゅうと抱き締めてきた。 彼はとても温かかった。 ハグが好きなのは、自分を 感じることができるからで。 私が存在していることを 誰かに触られることで 感じられて、それがいい。 私はおばけじゃないんだよ、 生きているよ、と思ってる。 |
小箱に詰まったチョコ、 旬のフルーツのケーキ。 それらをせっせと私の口へ 運んでくれるのは弟くん。 あ、違う。 チョコは自分で取ったん だった。 さえさんと一緒にね 食べようと思って。 口どけの良いチョコより ずっと甘いひととき。 ベッドに並んで座り、 沢山話をして少しずつ 距離を縮めていく。 すべてが私優先で進む今。 それらは弟くんの気遣いで 成り立っている。 彼にまかせておけば、 万事うまくいく。 飛び抜けた洞察力を持ち、 私の欲しいものを見抜き 与えてくれる人。 時々思った以上のレベルで やってくるけれど、そこに 悪意は無い、いろいろと 希有な男性。 先にシャワー浴びますか? そう言われて、私は素直に バスルームに向かった。 ためらう必要はない。 ただ言われた通りにすれば よかった。 |
最後にはポジティブな 気持ちになれたわたしは 笑顔で彼を送り出せた。 部屋には私だけになって 次の予定までは時間がある。 今までみたいな満足が なかった今回。 私はアダルトビデオを 見ることにした。 湿ったままのあそこを いつものように触って。 自分の好きなタイミングで 果てることができ、 どれくらい気持ちが良いのか 分かりきっている安心。 けれど新鮮味は無い。 寝ないようにすぐに シャワーを浴びて支度する。 とにかく今日は明るい 気持ちで帰りたかった。 ひとりでするなんて、とも 思ったけれど、とにかく セックス、いやエッチを したことが今の私には 大事なことだったのだから。 |
おそらく入れていたのは 20分くらい。 失っていたものを取り返す ように、よく感じてよく あえいだ。けれど、 唐突に来たおしまいに、 私、まだ中でイッてない、 なんて言えなかった。 イキそうだけど イッていい? 早口で吐き出されたのに 有無を言わさぬ意思を感じて 出して、とすぐ答えた。 とにかくしたかったから、 とりあえずこれでいい。 悪い流れを切りたかった。 ベッドでスマホをいじる彼に もっと居てくれてもいいんだよ、 と言ったら 居てあげてるじゃない、 と返された。 そうだった。居てくれてるんだ。 私のために居てくれてる。 今日が転機になりますように。 あとは、そうなるように私が なんとかすればいい。 |
もういいよ、ありがとう じゃあ仰向けになって 最初は正常位。 ほんの少しだけ入ってきたのに あわせて私の太ももが上がる。 浅めのピストンに焦らされてる 感じがして、もっと入れてと お願いしてみた。 もう入ってるよ そういうの要らないから。 ムッとしたけど、そうは言わずに じゃあ、私が上になる と言ってみた。 そうしたら、ごめんごめん、と 言いながら彼はぐっと腰を 前に出し、それと同時に私は のけぞった。 ああ、すごく気持ちが良い。 奥を何度も押されて、その度 温度が上がっていくよう。 彼が被さってくるのが見え 抱きしめようと思ったら 右胸に吸い付かれ悲鳴がでた。 舐められながらのピストンは 嬉しくてしかたない。 次に私のかかとを彼の肩に 乗せ、どんどんと突かれる。 後頭部がくしゃくしゃになって、 何かが漏れそうな感じがして、 少し怖い。 不安が勝りそうな時、 彼はまた正常位に戻った。 |
あごと肩、首が痛くて 少し休みたくて横になった。 ピリピリだかパリパリだか ゴムのパッケージを破く 音を聞きながら、目を閉じて ゆっくり息をする。 よだれが沢山ついてるよ と言う彼を無視していたら、 もう1回舐めてくれる? と聞かれた。 私の舐め方を気に入ってくれ たのかと思い、嬉しくなり すぐに起き上がった。 見えたあれにはゴムが着いて いて、一瞬迷ったけれど そのまま口に含んでみた。 ごめんね、ゴム臭いよね なんだ。ゴム着けたまま舐める ので正解だったのか。 歯が当たらないよう気をつけ ながら、これはどういう意味 なのかを考えていた。 私にゴムを確認させるため? それとも柔らかくなった? また舐められたくなった? 答えは分からなかったけど、 ベッドの中では、何かをして 欲しいと望まれることは とても良い気分だった。 |
彼の手は胸から離れて 下へと移る。触って欲しい 所はあえて触らないで、 しかもそれをわざわざ言って きたのに気が立った。 でも、一度触られ入れられて しまうともう感謝しかない。 自分でするのとは全く違う あの感覚は、何ものにも 代えられなくて、これでしか 得られない。 私の身体は跳ね暴れ、指が 抜かれるまで動き続けた。 荒い呼吸が整ってから、 髪をかきあげ彼のを舐める。 私にしては珍しく、見て 欲しい気持ちになっていて 意識しながら顔を動かした。 後に、たくさん出たね、と 彼から言われるほどに私の 唾液は溢れ、よく滑った。 優しく舐めないと、という 思いと、もっと食べたい、 という思いが天秤を揺らす。 入れているみたいだ 気持ちいいよ 嬉しい言葉だけれども、 これ以上続けると後々に影響 しそうな気がして、私は 口を離した。 |
話してる時に見えていた 彼の手は、身体の割に大きく なくて、むしろ細く小さい 印象だった。けれど私の手と 重ねてみれば、やっぱり 大きくて男性の手だった。 背中側から両手が伸びてきて 私の胸を揉みあげる。 ほぐすように、持ち上げる ように、決して優しくはない 力加減に嬉しい声が出た。 先端を触られ摘ままれ悲鳴に 変わるも最高に気分は良い。 引っ張られ伸ばされ、かと 思えば触れるか触れないかの 軽いタッチで刺激する。 薄目を開けて確認したら、 映像と刺激がリンクして 私はより興奮してしまった。 乳首だけでイキそうだね 彼にそう言われてハッとした。 それからは意識しすぎて しまい、逆にイケなかった。 太ももに湿り気を感じて 右手を伸ばした。彼のものが 当たっていて、先端からは 液体が溢れているのが分かる。 嬉しくなって何度も擦り 硬さと温度を楽しんだ。 右手を舟形に変え、足の間に あるのを包み撫でて、また 異なる触感に心は躍った。 |
私から言わなくても、彼が 照明を暗くしておいてくれた お陰で、バスルームでも ベッドルームでも緊張は 最小限で済んだ。 あんまりじろじろ見られなくて 触れたくても触れられなくて もどかしくてそわそわする。 できるだけ笑顔で受け答え、 きちんと聞き答えて反応して。 並んで歯磨きできたころには ようやく実感がわいてきた。 やっとセックスできる。 並んで歯磨き。 一緒に入浴。 一緒にベッド。 バスタオルをはがされ、 もっと近くに来な、と言われ 触れた身体も何も着けてなくて。 できるだけ密着して、 チュッと短いキスをもらった。 何もかもから許された気がして 嬉しくて泣きそうになった。 |
誰かに助けて欲しくて SOSを発信し続けた。 命の恩人は、 酸素を分けてくれて、 安心させてくれて、私を 底から引き揚げてくれた。 助かった。 そう思った時に気がついた。 あ!私、今日のが 令和初セックスです! 嬉しすぎて 言わずにいられなかった。 そうなの? 僕もそうだよ。 令和初セックス。 初セックス?初エッチ? うーん、そうだな、 セックスよりエッチって 言う方がいいかな。 と恩人は言った。 ふーん、 この人そういう感じか。 セックスって言うよりは エッチって言うのか。 ちょっとかわいい言い方 するし、それってもしや かわいいのが好きって事? 私は彼の腕の中で、 そうなんだったら 私もかわいくありたい、 とも考えていた。 |
飛行機でブラジルへ 行くように、いつかは ロケットで月へ行くのかな 女性が働くのが あたりまえのように、 女性が風俗に行くのも あたりまえになるのかな キャバクラ=ホストクラブ 競馬場にも女性はたくさん 牛丼屋さんもマッサージも ストリップ劇場にだって 女性は来てる 私が生きてるうちに月へ 行くことはないだろうけど、 オリンピックは目の前で 見れそうだし、あながち 何が起こるか分からないね あたりまえが あたりまえじゃなくなるんだよ 未来ってなんかすごいね |
ディズニーリゾート。 ルーブル美術館。 おしゃれなレストランで 花束片手にワイン三昧。 ひわい駅の個室で会談。 脳みそリフレッシュ。 さあ、リセット完了。 身体も治った。 下半期も楽しくいこう! |