私の音楽日記

2010年10月07日(木) LP『YOKOHAMA』  柳ジョージ&レイニーウッド  1979




柳ジョージさんの声とレイニーウッドのファルセット気味のコーラスは絶妙な味わいをかもし出していました。
とても好きでした。
一番好きな曲は「プリズナー」。

  人はみんなPRISONER
  広い都会の見えない鎖に繋がれても
  踊り続けるよ

あの頃はあまり意味がわからず警察に捕まることが罪だと思っていたけど、今になると本当に人はみんななんらかの罪を知らず知らずのうちに背負うものなんだとわかってきました。

あと「Fenceの向こうのアメリカ」も好きでした。
この曲を通して行ったことのないアメリカを眺めていたような気分でした。
今もしみじみといいアルバムだと思います。

1. プリズナー
2. What Do You Want
3. コペンハーゲン・パーク
4. 嘆きのピエロ
5. パブ
6. 雨に泣いてる…
7. 港亭
8. グルービー・ガール
9. ヘイ・ダーリン
10. チャイニーズ・クイーン
11. 本牧綺談
12. Fenceの向こうのアメリカ





2010年10月06日(水) LP『軌跡-岸田智史武道館ライブ』  岸田智史  1980 




岸田智史さんの1980年の武道館でのライブ録音です。
当時岸田さんは「3年B組新八先生」で主演をされていたようです。MCでそのお話をしていました。
私は「重いつばさ」を聴いてこの人の歌をますます好きになりました。
デビュー曲「蒼い旅」の「死ねなくて生きてきた ただそれだけなのに」というフレーズもつきささりましたが、全く違う意味で「重いつばさ」には救われました。
この人の歌は本当にあたたかい歌が多くて「夕陽のなかで」「from L.A.」
「心の悩み」「螺旋階段」などフォークっぽいけど、ポップな部分も兼ねていて素晴らしい才能だと思いました。
確か全盛期の頃、ニューヨークへ行かれたと思うのですが、「ニューヨーク」や「from L.A.」などを聴いていると、アメリカで本当に楽しく充実した時間を過ごされたのだなあと思います。岸田さんの歌、また聴きたいです。


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