私の音楽日記

2010年06月26日(土) 銀色夏生「今日、カレーとシチューどっちがいい?」の太田裕美さんのくだり

銀色夏生さんの文庫本「今日、カレーとシチューどっちがいい?」に太田裕美さんのことが載っていました。
銀色さんは別名山本みき子さんで「満月の夜 君んちへ行ったよ」を作詞された作詞家さんでもあります。
106ページに裕美さんとのことが書かれてあります。

10月19日(月)

2週間ほど前、夜、お風呂からでたら携帯にイカちんから着信が。めずらしいなと思い、かけなおしたらいきなり女性の声で、「わかる?」
もちろん、わかるよ。話す言葉が歌みたいな、こんな声の人を私は世界にひとりしか知らない。太田裕美さんだ。「ひさしぶりー!」10年ぶりぐらいかも。昔、作詞をしてた時、裕美ちゃんの歌の作詞をしたことがあり、その頃よく、ごはんを一緒に食べたり遊びに行ったりしてた。私が引っ越ししたりして、会わなくなっちゃったけど懐かしい。ひょんなことからイカちんが私の元夫だということを知って、一緒の仕事先から電話くれたのだそう。今度会おうねといって電話を切る。そして、先日、お昼を食べた。裕美ちゃんって、さばさばしてて、やさしくて、テレ屋で、すごく素敵な人だったのだけど、今もそうだった。そして、私の本を何冊かあげたら、裕美ちゃんもCDをくれた。「始まりは“まごころ”だった。」というの。---------------------------

この先はCDの感想のような文章が続き

最後に

新幹線から「やっぱり、裕美ちゃんの歌声って素敵だね」とメールする。

とありました。


なお、この文庫本は銀色さんの長い長いそれは長い日記なので、ファン以外の方が読んでもさっぱり何がなんだかわからないと思いますので、買うことをおすすめはしません。

本の内容を書き写したことで問題があるかもしれませんので、しばらくしたらこのページは消します。



2010年06月19日(土) CD『Linus&Lucy−TheMusic of Vince Guaraldi』George Winston 1996.9.17




私はジョージ・ウィンストンのピアノの響きが大好きです。
このアルバムではスヌーピーの映画の曲の演奏ということで、いつものように静かな演奏を予想していました。
が、このアルバムではとても軽快でテキパキと力強い演奏です。
メリハリがあり、力強く、「Autumn」や「December」などのシーズン物しか聴いてない私には新鮮な衝撃でした。
驚きました。頭がすっきりしました。
スヌーピーも大好きなので、映画がみたくなりました。DVDは出てないのかな?

01 - Cast Your Fate to the Wind
02 - Skating
03 - Linus & Lucy
04 - Great Pumpkin Waltz
05 - Monterey
06 - Charlie Brown Thanksgiving
07 - Treat Street
08 - Eight Five Five
09 - Masked Marvel
10 - Charlie Brown and His All Stars
11 - You're in Love, Charlie Brown
12 - Peppermint Patty
13 - Bon Voyage
14 - Young Man's Fancy
15 - Remembrance
16 - Theme to Grace/Lament



2010年06月18日(金) CD『サフラン』  石野真子  1985.10.21




石野真子さんのアイドル脱皮後の最初のアルバムです。
すごく爽やかで透き通った歌声が印象的で、楽曲もすべてよくできています。
誰の作った曲かな?と思ったら加藤和彦、安井かずみ、井上艦、上田知華と素晴らしい作家陣です。
ライナーノートには当時、安井かずみさんとたくさん話し合って、自分はこういう歌を歌いたいと一生懸命伝えたそうです。
そして、安井さんも真子さんの気持ちをよく理解され、次々と素敵な曲が生み出されたようです。
元アイドルでこんなにも良い曲をきれいな声で歌いこなしていた真子さん。
今も歌手活動をされているそうですが、このアルバムがあってこそ、今も歌い続けることができたのかもしれません。
本当に良いアルバムです。アルバム未収録だったシングル曲も収録されているし、カラオケもとても爽やかです。愛聴盤になりそうです。

1. めぐり逢い
2. ドロシーの日常
3. 光の中で振り向くわたし
4. コートダジュールで
5. 砂浜のサティー
6. 朝もやのエクス・アン・プロバンス
7. ミモザの季節
8. 幸せの振りして
9. 帽子
10. 柔らかい夜
11. ガラスの観覧車 bonus track
12. 海色のパセティック bonus track
13. 空にカンバス bonus track
14. 雨垂れはイヤリング bonus track
15. ミモザの季節(オリジナル・カラオケ)bonus track
16. 海色のパセティック(オリジナル・カラオケ)bonus track
17. 雨垂れはイヤリング(オリジナル・カラオケ)bonus track



2010年06月12日(土) CD『松本隆に捧ぐ-風街DNA-』  オムニバス  2010.05.12




松本隆さんの名曲をオリジナル意外の歌手が歌うというカバー集ですが、青山テルマさんの歌う「キャンディ」、玉置成実さんの歌う「Romanticが止まらない」が特に気に入りました。名曲は新しい人が歌っても名曲のまま色あせない証明だと思いました。

1. キャンディ / 青山テルマ
(オリジナル・アーティスト:原田真二)
2. ルビーの指環 / 福山雅治
(オリジナル・アーティスト:寺尾聰)
3. 空いろのくれよん / 持田香織
(オリジナル・アーティスト:はっぴいえんど)
4. 赤いスイートピー / 綾瀬はるか
(オリジナル・アーティスト:松田聖子)
5. 木綿のハンカチーフ / 佐藤竹善
(オリジナル・アーティスト:太田裕美)
6. スローなブギにしてくれ (I want you) / CHEMISTRY
(オリジナル・アーティスト:南佳孝)
7. Romanticが止まらない / 玉置成実
(オリジナル・アーティスト:C-C-B)
8. 薄荷キャンディー / オトナモード
(オリジナル・アーティスト:Kinki Kids)
9. 瞳はダイアモンド / 徳永英明
(オリジナル・アーティスト:松田聖子)
10. 風をあつめて / My Little Lover
(オリジナル・アーティスト:はっぴいえんど)



2010年06月02日(水) CD『AB DEST!? TOUR!? 2010』 GReeeeN 2010.05.26




このアルバムは面白かった。擬似ライブということだけど、本当のライブよりももしかしたら面白いかもしれない。
ファンの歓声、ボーカルの響き具合、コンサートの始まる前のわくわくした雰囲気、シング・アウト、とにかく雰囲気がよく出ている。
CDでこんなにもライブ感が出せるということに驚いたし、しかもこれは本当のライブではないのだから、なおのことすごいと思った。
GReeeeNの歌にはロック、ヒップホップ、ラップ、ポップス、詞にはフォークのにおいさえして、色んな音楽が混ざっていると思う。
しかも覆面バンドで本当の職業は歯医者さんなんて前代未聞の面白さだ。
声も若さに満ち溢れていて希望がぴったりだし、私は「愛唄」の頃から好きだ。
本業が忙しくなってきたら、もうできなくなるのかもしれないけど、ライブができないからこんな面白いアルバムを作ってくれて、うれしい。
これはシングル・ヒットが全部収録されているし、聴き応えもあった。
「扉」「絆」「歩み」なども素晴らしい名曲だ。
こういった音楽作りもアイデア満載で私は好きだな。


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mitsuko [HOMEPAGE]