私の音楽日記

2010年03月25日(木) CD『音楽の世界へようこそ』  川本真琴  2010.02.19




川本真琴さんは「愛の才能」というとても個性的でかわいらしい曲でデビューして、HEY HEY HEYなんかにも出ていた。
歌いにくそうな歌を器用に歌いこなす人で、私はこういう声に個性のある女性シンガーが大好きなので、その後のシングル曲もかわいい曲が多かったので、好きだった。
しかし、なぜかメジャーなシーンから遠ざかってしまい、どうしたのかなと思っているところへ新譜の知らせが。
9年ぶりとのことでわくわくして聴いてみたら、声は全く変わっていない。あのままのかわいいまろやかな声だ。
曲の方はたぶんかなり悩みに悩んで、作られた曲だろうと思われる曲がずらりとならんでいる。
重くて難解な曲が多くて、前のようなシングルっぽい曲はないけれど、すごい才能のある人なので、次のアルバムはこれとはきっと違う世界を歌ってくれそうな気がする。「桜」「1/2」のような曲もまた聴きたいな。



2010年03月23日(火) CD『バレリーナ』  井上陽水  1983.




時々むしょうに陽水を聴きたくなるけど、このアルバムは天才的だと思う。
「この頃、妙だ」なんて最高。こんなことは誰にでもあるけど、歌にするなんて信じられない。
「バレリーナ」や「カメレオンの恋」もこんなにも言葉とメロディーは融合するんだと当時も今も感動してしまう。
「ビーズとパール」では色んな女性の名前が出てくるけど、私の名前はなくて今聴いてももがっくり。
この中では「誘惑」が売れたと思うけど、「街の子のハーモニー」の方がインパクトがあって売れそうな気がする。
陽水のアルバムでも特殊なアルバムだと思う。
この頃(80年代前半)の歌だけのライブとかやってくれたらいいのに。特に「white」「Every night」「ライオンとペリカン」あたり。
絶対に見に行く。

1. 街の子のハーモニー
2. 誘惑
3. カメレオンの恋
4. あなたを理解
5. この頃,妙だ
6. バレリーナ
7. 虹のできる訳
8. ビーズとパール
9. 夢



2010年03月19日(金) CD『うれしくって抱きあうよ』  YUKI  2010.03.10




YUKIのアルバムは最高に乗りに乗ってる。きっと、YUKI自身とても充実しているんでしょう。
こんなにのびのびと歌って、しかも雄大でトータル的によいアルバムってあまり聴かないな。
「COSMIC BOX」は最後の方のフェイクがとても上手くて心地よく、「チャイニーズガール」は大人っぽく色っぽい。
「恋愛模様」はジャズ風でこれまたものすごく上手く歌っていて、こんなにすごいシンガーだったのかと改めてびっくり!
「さよなら、おかえり」はあったかく、「汽車に乗って」はちょっぴり重く雄大。
「同じ手」は落ちついていて洋楽みたいに聴こえる。
どの曲も本当に素晴らしい。名作を作ったYUKI。本当にのびのびと歌っている。
私はジュディマリをまた観たいと思っていたけど、ソロがこれだけ充実しているのなら、再結成はありえないね。残念。
でも、YUKIのこのアルバムに会えてしあわせ。

1.朝が来る
2.プレゼント
3.COSMIC BOX
4.ランデヴー
5.just life! all right!
6.チャイニーズガール
7.恋愛模様
8.さようなら、おかえり
9.うれしくって抱きあうよ
10.ミス・イエスタデイ
11.汽車に乗って
12.同じ手
13.夜が来る



2010年03月15日(月) LIVE【柴咲コウ ライブ・ツアー2010 ラブ・パラ】愛知県芸術劇場大ホール

1. ラブマイノリティー
2. sweet dream
3. よくある話し〜喪服の女編〜
4. 風の果て
5. Prism
6. 君の声
7. かたちあるもの
8. ラバソー〜lover soul〜
9. notice of the way it is〜break spell
10. 再生
11. ホントだよ
12. 最愛
13. メモポケ
14. 恋愛感染経路
15. nOw
16. dive
17. KISSして
18. 百年後

<アンコール>
EN-1. 君が残していったもの
EN-2. 月のしずく
EN-3. 泣いていい



2010年03月13日(土) CD『20才になれば』  桜田淳子  1978.10.25




私は昔、桜田淳子さんの「リップスティック」という歌が大好きでした。と、いうより淳子ちゃん自身が大好きでした。
最初、淳子ちゃんを見たときは、白い帽子をかぶって本当にお人形のようにかわいく、それなのにとても元気で、秋田県からきたということで親しみも感じました。
そんな淳子ちゃんが大人になっていく様子が見られてあの頃は楽しかったです。
元気な淳子ちゃんが、中島みゆきの歌を歌ったときは複雑な気持ちでした。
なんで元気で明るい淳子ちゃんが、中島みゆきの暗い歌を歌うんだろうと当時は思いあまり興味をもてなくなり、淳子ちゃんのこともだんだんと忘れていきました。
が、最近になってもう一度「リップスティック」を聴いているうちに、淳子ちゃんは歌は決して上手くないけれど、表現力がとんでもなく素晴らしいということに改めて気づきました。
それで「20才になれば」が聴きたくなり、このアルバムを聴きました。
すごい表現力です。
「時代」は高い声が苦手だったのか、わざわざサビの部分だけを下の音で歌っています。こんな器用なこともできる人だったんですね。淳子ちゃん。すごいです。
歌いまわしというか、これは演歌でなく、歌謡曲でもないような本当に独特な誰にも出来ない歌い方です。
中島作品も素晴らしいけど、淳子ちゃんのこの表現力。
表現力でここまで聴かせることができるんだということを改めて思い知りました。

1. 20才になれば
2. 化粧
3. 時代
4. 海鳴り
5. 追いかけてヨコハマ
6. しあわせ芝居
7. おもいで河
8. 朝焼け
9. 五才の頃
10. おまえの家
11. 化粧(シングル・バージョン)
12. 20才になれば(オリジナル・カラオケ)
13. 化粧(シングル・バージョン)(オリジナル・カラオケ)



2010年03月12日(金) CD『Baby#1』  忌野清志郎  2010.3.5




清志郎の1989年に作られてお蔵入りになっていたアルバムが出た。
なんでこんないいのがお蔵入りになっていたのだろう?
89年はまだRCも活動していた頃なので、とてもRCっぽい曲がたくさんある。
「恩赦」「KI・MA・GU・RE」はいかにも清志郎らしい。
RCやHISでやっていた曲もあり、「ラッキーボーイ」もあったかい。
曲順やバランスもとてもいい感じ。おまけにジャケットの写真の表情もいい感じ。

1. I Like You
2. ヒロイン(HEROINE)
3. 恩赦
4. Baby#1
5. Young Blue
6. ニュースを知りたい
7. KI・MA・GU・RE
8. Like a Dream
9. ラッキーボーイ
10. メルトダウン


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