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木津未来会議の日記
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2007年10月29日(月) 臨時議会の報告です

9月に否決した議案「水道会計補正予算」の修正提案。

まず、市長の提案説明。
9月の否決に関わって今後の思いなど述べられるかと思ったが、残念ながら、数字を述べただけ。
その後、部長。「工事費と修繕費の費用。早急に行わないと他の事業に影響がで、水道水にも支障をきたすので」と。

質疑した。9月の新聞を読まれた方々から、「今後管理者やコンサルの予算も再計上されてくるのではないか、議会への説明不足であったというような発言があるけど。どうなの?」といわれていたから。

「水道管理者および、コンサル料については不要とした議案の修正である。その費用については今後予算化しないということでいいか。また審議会委員報酬も計上されていないが、合併後2年間を目途に料金統一とあるが、委員報酬は必要だと思うが。」

市長「議会で否決された理由を精査し、審議会についても検討中。どういった方向になるのか、今は答えられない。」

くれは「精査するとか、今は答えられないとか。そのような答えでは、審議する議員としては不満。精査されるならされたらいいが、議会で否決された理由は、質疑や討論ですでにあきらかである。答弁は結構です。」

今後も注目していきたい。

結果は、賛成多数(反対1名討論なし)により可決。(くれはは、賛成)


2007年10月25日(木) 桜井市清掃センター

急にいただいた連絡。桜井市の清掃センターに関連した、「ごみ学習会」。

何でも2004年に工事費44億8000万円で建設されたゴミ処理施設。その後5年間、メーカーによる運転管理を経、今後15年間運営管理全般を同業者に委託するということで、今9月議会で提案され、可決されたらしい。15年間で118億円。

講師は、いろんな自治体のスーパーバイザーとして活躍されているコンサルの石川さんという方。
桜井市個別の問題ではなく、高度・専門化した焼却施設全体の問題点を多方面から整理して説明していただいた。

わずか1時間で問題点は掌握しきれなかったけれど、高度化した焼却施設の建設費を安く抑えて、その後のランニングコストで元をとるその構図の一旦が理解できた。
桜井市の今後を注目したい。

木津町で計画予定の機種と同じガス化溶融炉。参考になった。


2007年10月15日(月) 元我孫子市長!

昨日の高槻市。


朝のメールに反応して昨夕駆けつけた。元我孫子市長の講演会。

市独自で補助している補助金を一から見直しをされた「補助金改革」。
企業やNPOなどから市の事業の運営に手をあげてもらう「提案型事業」の取り組み。
「常設の住民投票条例」の設置など。
以前から注目していた自治体のひとつ。

この1月まで12年の市長就任を経て、現在は、大学の先生をされているらしい。
しなやかで優しい語り口調。改革市長の思いは温かい。

思わず質問した。
「住民投票条例を提案された時には、議会の反発はなかったのですか?」

「議会や首長は、住民に選ばれているけれど、あくまでも代理人・代弁者。代表ではない。代表と思ってしまうと、議会軽視と勘違いしてしまう。我孫子市の人口11万人が全員集まって話し合うことができないから、間接民主主義を採っているであり、住民が主体であることからも本来は直接民主主義が大切。それが無理なので、間接民主主義なんだとの認識。」
ホントそのとおりと思わず心でうなずく。
また、
「議会と民意のずれが起きている個別の問題があるときには、他市の事例をみても、なかなか認められていないようだけど、我孫子では提案時具体的な問題はなかった。本来の住民主体の姿勢をあらした。」

あ〜。過去がまたよみがえる。


2007年10月11日(木) 河川敷清掃で見つけた!

毎年恒例だった木津川の河川敷清掃。何でも今年は、会員のみに通知したということ。
ねっからの田舎育ちゆえ、毎年楽しみながら参加していた。
今日だということで、遅れて参加。
帰りに見つけたおなもみ。小さいときは、くっつけて遊んだっけ。この頃あまり見ないよね。
明日のかぶに持ってこ!


2007年10月10日(水) 議会質問の感想いただきました。

HPの質問を見て、感想をいただきました。公表も可といわれたので一部お知らせします。

<入札改革の議会質問について、関心を持って注目しています。
呉羽議員の入札改革シリーズについて、議員の議会質問は、新しい木津川市の公共工事のあり方、入札制度の改革を変えていく事に期待感を持って見守っています。 呉羽議員が、入札改革の議会質問によって、ここ1.2年の間に木津川市の行政改革はものすごいスピードで進みましたね。
〜中略〜
 市役所の税金の使い方、公共工事の実態を、市民の立場から視られる事は、市民が地方行政に関心を持ち、市民の政治参加を促し、より良い木津川市を作っていく事に貢献する事と思います。 
〜中略〜
業界に精通した議員は居ましたが、彼等は今の行政改革とは逆な立場で議員活動をしていた様に思います。 いわゆる族議員として、業界の利益のための発言や圧力をかけ、住民の立場とは異なる事を行政の中で仲良く進めて来た。 議案の賛同を条件に無理を聞いて貰って来た。
そういう結果、公共事業は談合と利権の温床になった。 業界は時代の変化.構造改革に気づくことが遅れて、今、苦しんでいる。 世間の批判を浴び、「公共事業は悪、」というレッテルを張られ、今、業界は自の首を絞めている。
 こういう事になったのは、一概に業者だけの責任とは言いがたいところも在ります。政治家も含め、行政の仕組みや建設業法、制度も含め今後の課題だと思います。 呉羽議員の議会質問の中に在った様に、「早く行政改革.入札改革をやって行った方が業界の育成になる。」 強いては木津川市発展に繋がると信じています。 改革の実効が実ることを切望しています。
                            一住民より

ありがたいメッセージです。勇気付けられるメッセージです。
今後とも意見お待ちしています。


2007年10月07日(日) 木登り?それとも

秋晴れの午前。友人たちと一緒に。
木登り?

いえいえ、知人の栗畑で栗の収穫中。といっても畑に落ちているのをイガと格闘しながら、籠の中へ。

私は、鳥取の田舎を思い出して、木登りに挑戦中。

「みんな、よう働くなあ。」イガを丁寧に集めているのを眺めつつ、遠くの稲の穂や彼岸花が美しかったあ。

さて、今日は栗入りちらし寿司でもするかな。夫の実家の秘伝のメニュー。
(といっても母の味とは大違いといつも言われる。)


2007年10月04日(木) 否決は初めての体験

昨日の本会議最終日。
水道会計の補正予算、否決。

まず、建設常任委員長による委員会での審査報告がされた。
委員会では、議論が沸騰して、6名の委員中3対2で可決されていた議案である。その審査報告が詳しく述べられた。

質疑ありませんか?と議長。
委員会を傍聴していた私は、委員会での質疑内容と委員長報告が異なることに気づいた。
そこで、
「委員会において、水道管理者の選任について聞かれた。その際、副市長の答弁は、議決して後、対外的には今後である。人選については決まっていないと言われていた。しかし、今の委員長報告では、議決後、本人の意向を聞くといわれた。本人の意向を聞くということであれば、すでに本人が確定していることになり、報告内容に違いがあるがどういうことか。」

委員長いわく「テープも聞いており、このとおりである。」と。
私「いえ、傍聴席でしっかり聞いており、まったく意味が異なる。今後私もテープで再確認し、再度指摘する。」と食い下がらない。

なぜなら、今回の管理者については、議会の同意が不要であり、この予算がとおれば、そのまま4年間6000万円強の給与が支払われることとなる。

委員長報告のとおりであったなら、委員会でのその後の質疑は続いたはず。
キチンと報告してもらわねば困る。
(副市長は、私の指摘に幾度もうなずかれていたように見えた。)

質疑終了。
私が反対討論し、続いて賛成、反対、賛成と討論が重なった。
結果は、反対13名で否決。
(反対〜くれは、村城議員、宮嶋議員、酒井議員、森岡議員、こうみ議員、そが議員、山本議員、西岡議員、深山議員、炭本議員、中野議員、七条議員
) *修正です。記名ではないので、自分の席からぐるっと見ただけで、反対者にもれがあり。ごめんなさい。反対:梶田議員 よって反対14名。

休憩中、委員長が私に、「くれはさんの言われたとおりでした。今後文書で報告させてもらう。それでいいですか?」と。
「では、そうしてください。」
言論の府である、議会での発言、ましてや委員会の審査報告が異なるというのは、重大なこと。注意してもらいたい。


2007年10月02日(火) 明日の採決どうなるか?

いよいよ明日は、議会最終日。

今回、私の一押し注目の議案は水道の補正予算。
水道管理者の人件費700万強とコンサルへの委託料800万(2年間)はどうにも納得できない。

木津町のときには、管理者は町長が兼任していた。
委託料は、料金統一に向けての業務委託のため、コンサルへ支払うというもの。3町で差がある水道料金を2年後を目途に統一するとは、合併協定の中で決定されたもの。そのための準備費用といってもいい。
(私は、今回の委託料については、仕方ないかなと思っていたときもあったけど、やはり住民への負担増につながることやそもそも水道会計は公営企業であることを考えるとやはり認めることはできない。)

さて、明日の議会。26名の議員がどのような意思を投じるかが注目される。

明日のまた報告します。


木津未来会議