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■ 日記「ひずみ」についての意見
2月5日の「ひずみ」について、とてもよく考えをまとめられている 意見が寄せられました。 是非ご覧いただきたいと思い掲載をさせていただきます。
[以下転記] 拝啓
いつも先生のHPを拝見している一区民のものです。
さて、本日拝見した日記帳に「ひずみ」という題名で先生の教育に関する 所感が掲載されていました。若干ですが、私も感じていることを述べさせ ていただきたいと思います。
先生が子どもに対して思っていることと同じかも知れませんが、私自身も 子どもは昔と変わったと思っています。しかし、変わった部分はものの見方 考え方で子どもの本質的な人間性は全く変わっていないと思います。
やはり、変わったというよりも、子どもを変えたのは親や学校を含めた環 境であって、今の子どもたちを評価することは自分自身の社会を含めた反省 から考えていくべきだと思っています。
自分自身が育った環境は、情報が今よりも格段に少ない時代でしたから、 偏差値の高い学校に行くことに価値がある。悪いことをすると、将来ひどい 目にあうから悪いことはしちゃいけないんだと多くの子どもが思っていたと 思います。
しかし、情報化社会の今、偏差値の高い学校に行っても、たいしていいこと がない、悪いことをしても取り返しがつくと悪い意味で錯覚してしまうように なってきたと思います。
私が子どものころは、高度経済成長期の真っ只中で、少ない時間で間違いな く、そしてより多くという、産業界の都合が学校教育に押し付けられていたよ うな気がします。今はその時代に比べれば、個性の尊重やゆとりなど学校教育 全体は恵まれていると思います。
取りとめもない話になってしまいましたが、学校・家庭・地域が子どもたち をしっかり見守って、良い方向に変わるように手伝っていくことが大切かなと 思っています。 [以上転記]
大人たちが子どもたちへ、本当の意味で何をしていかなければならないのか 小さくとも、少しずつでも真剣に考えてくれる人の輪を広げていかなければ ならないと痛切に感じています。
2006年03月31日(金)
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