Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2006年08月26日(土)  Come break my spell

今夜は本当は友だちと会う予定だったが、取りやめてうちにいる。

フー・ファイターズを聴く。実は、レッチリの'Stadium Arcadium'を評価出来ずに苦しんでいる時、'Stadium Arcadium'でなく、フーファイばかり聴いてた。迷いも曇りもないかっこよさに、かなり救われた。それから何だかフーファイは、私にとっての癒しとなった。
デイヴ・グロールってのは、多分とってもいいひとなんだと思うな、うん。カメラに向かって唾吐こうが、ガンズをコケにしようが。太ろうが。角刈りにしようがw
美しく病んだ観念であるニルヴァーナと全く違い、フーファイは度肝を抜かれるほどに前向きだ。フーファイをニルヴァーナのパクリだという人がいるが、それでは感受性があまりにも粗雑だと思う。

少し前から、また人の死──特に自殺が話題になることが多かったが。その頃から私は偶然ずっとフーファイの'DOA'にはまって聴きまくっていた。
It's a shame we have to die my dear
No-one's getting out of here alive
This time
You're away to go but have no fear
No-one's getting out of here alive
This time
何て力強い言葉だろう。この'This time'というのを、私は現世だと捉えた。要するに、一回きりの本番だ。
こんなものを聴かされたら、自ら死ぬ気も失せる。

何だか食欲が沸いてきて、久々に色々食べてしまった。腹が減ることの正しさのようなものを、フーファイの音楽は持っている。
なのに、同時に時々うっとりするほど甘いんだよなあ。

ちなみに'DOA'とは'Dead On Arrival'の略。「病院到着時には既に死亡」ということ。

Come break my spell (私を迷いから解き放って)  *Hell / Foo Fighters (2005) の歌詞。



2006年08月24日(木)  You never understood that it ain't no good

CHIKAKOさんからメール。直木賞女性作家が、猫殺しをエッセイに書いて全国紙に載せたという話。
───馬鹿だなあ、と思う。動物を飼うことや避妊手術に関してのポリシーとかいう理屈以前に、自分が実際「殺して」いることが問題なんだという簡単な事実、そして他人は何よりそこに反応するんだということに気づかなかったんだろうか。
この人は、自分の思想が正しいかどうかさんざん熟考したに違いない。そして、「うん、大丈夫」と思ってしまったのだ。そして、「うっかり」公表してしまった。結果は、当たり前だがヒステリックなまでの嫌悪と非難を巻き起こしている。この人はもう、社会的立場がどうという以前に、個人的にも周囲に受け入れられないだろう。一体この先どうやって生きていくつもりなんだろう。
この人が「わかってもらえる」と勘違いしてしまったことが哀しくて、涙が出た。人が、他人にわかってほしいと思う、そのことが全ての発端なのだ。それが文学になり、音楽になり、恋愛になる。

そしてこの作家は女性だ。私は、以前にもここに少し書いたが、女性差別主義者だ。つまり、女は基本的に大事に守らなくてはならない。
英語で男を'Man'というのは当然で、男は人間だけをやっていればいい。女はそのうえ女をやらなくてはならない。大変なのだ。兎の牝を見ていてさえ、守ってやりたくて胸が痛くなる。
男なんてどう雑に扱ってもかまわないが、女はそうはいかない。ボブ・ディランの'Like A Rolling Stone'の歌詞を初めて読んだ時に愕然としたのは、裕福で周囲にちやほやされていた高慢な「女」が、道端で食べ物をあさるまでに落ちぶれ、何ひとつ頼るものがなくなるという内容だったからだ。
この「女性」作家の今後を考えると、ただ可哀想にとしか思えない。

悪人なんか世の中に山ほどいるが。この作家はただ、愚かなのだと思う。そして、容易には取り返しのつかない間違いをした。そのことが哀しい。

You never understood that it ain't no good (そんなことをしちゃいけなかったのに)  *Like A Rolling Stone / Bob Dylan (1965) の歌詞。



2006年08月21日(月)  Please repeat the message. It's the music that we choose

kenjiくん(g)からDVD映像が山ほど送られてきたのは5月。そこで初めてゴリラズのPVを見た。ゴリラズはブラーのデーモンがつくったヴァーチャル・バンドで、メンバーが架空の設定をしょったカートゥーンキャラだ。何とライヴまで立体アニメでやるという徹底ぶり。PVにいたっては、要するにただのアニメだ。
アルバムとしては"Demon Days"が一番好きだが。
アルバム"Gorillaz"に入っている"19-2000"という曲のPVを見た時、最初きょとんとなった。"Get the cool, get the cool shoshine"というフレーズがあるのだが、そこだけ「かっこいい靴磨き欲しい」と日本語の字幕が出るのだ。何だコレ?
他にも"G-Sides"には"Left Hand Suzuki Method"という曲もあって、お茶を入れる音から始まり、意図不明な日本語がべらべらと入る。kenjiくんに「・・・コレ怒るとこか?」と訊いてみたところ、ギタリストが日本人の女の子だという。実際そうじゃなかったら、オリエント蔑視と思われても仕方ないギリギリだ。

デーモン・アルバーンというひとは、最初は単に知的だと思っていたが、ライヴ映像などを見るうちにえらく頭のきれるガキという感じがしてきた。「面白けりゃいいだろう」というのをインテリがやっている風だ。オアシスのノエル(頭の悪いガキ)が「デーモンなんかエイズで死ねばいい」と幼稚極まる発言をしてしまうのも、気持ちはわかる。
そのデーモンの個性の一端がよく出ているのがゴリラズだと思う。そしてここに加わった「日本人の女の子」の存在感はかなり大きい。"19-2000"の例のフレーズはその女の子が歌っている。これがまたダレて音のはずれた歌い方で、"80年代の日本のインディーズ・シーンの女の子バンドを彷彿とさせる。・・・ああ、何か、妙な魅力があるなあ。

というわけで、最初から気になっていた"19-2000"が、ここのところ爆発的マイブームとなった。ほぼ中毒で、"Soulchild Remix"バージョンと交互に聴きまくっている。

午前2時に25歳くんから1時間電話。今からどちらかの家で飲みたいというのを、「面倒だから」と断る。でもその前に、「一応聞くけど、部屋の音楽環境はどうなってる?」と訊いた。機材は良くないが、かなりでかい音が出せるという。更にすかさず「"By The Way"ありますよ」と言われた。・・・おお、君はわかってる奴だな。うんうん。
私はアホなので、その路線で押していけばいつか簡単に落とせるかもよ。おまけに25歳くん、体脂肪7だってさ。事務所に所属してモデルと俳優やってるので太れないんだとか。明日はボイトレらしい。
彼は、自分がガキだからなめられていると思っているらしいが。逆に言えば彼は年にしては頭がよくて世慣れているのが中途半端なんだ。
実はこちとら、オアシスのリアム(感動的なまでのガキ)にぐっとくるもんでねw

Please repeat the message. It"s the music that we choose (僕らの届けるこの音楽を繰り返し聴いてくれ)  *19-2000 / Gorillaz (2001) の歌詞。



2006年08月18日(金)  Yes, I'm movin', yes, I'm movin' Get ready for the big time

BLACK出勤。また30分遅刻。またお客さまが先にいらしてた。
今夜は初来店のミック師匠、またもオープンラストの偉業達成のジンナイさん、他の皆さまもありがとうございました。

で、ロック・オデッセイ2004。今日はこのDVDをずっと見ていた。実はEGIちゃんがフーの日に観に行っていて、しっかりカメラに映っているのだ。それでこのDVDを見せたがる。
何しろ金髪の長髪で見つけやすいからなあw 私だって丹念に探せばレニー・クラヴィッツの演奏の時は、ど真ん中の前から2、3番目にいる筈なんだけど。

エアロスミスが痺れる。このバンドは何が凄いって、未だに衰えないどころか、どんどん前進し続けているところだ。フロントの二人は、若い頃よりも今の方があらゆる面でかっこいい。そしてこのロック・オデッセイの演奏は最高だ。
50歳以上のロック・ファンが、時々エアロをストーンズと比べて目の敵にすることがある。リアルタイムでストーンズ、そしてエアロの出現を体験したのだと思えば、気持ちはわからないでもないが。ストーンズ・マニアの非難を恐れずに言ってしまえば、今現在のエアロとストーンズを比べる方がおかしいと言いたい。1962年以降の全てを見るなら、エアロよりストーンズの方が遥かに優れたものを残しているだろうし、私自身もここまでの聴き方関り方は、エアロよりストーンズの方に比重がある。だが、今の時点だけで判断するなら、ストーンズは既に終わっているバンドだ。まだ充分に素晴らしい演奏をするが、もう彼らには全盛期のような曲は作れないし、全盛期を越える演奏は出来ない。それは私の愛するキンクスが仮に活動再開しても同じだと思う。
───別に私はストーンズの悪口を言いたいのではないが。年配のストーンズのファンが、いつまでたってもエアロを新人扱いするのが気に入らないだけだ。しかし、実はこの「新人臭さ」こそが、いわゆるロック・スピリッツなんじゃないかとすら思う。この点で先を突っ走っているのがニール・ヤングだと思うし、後方にいるのがオアシスではないか。だが両者ともに及ばないことがひとつある。スティーヴン・タイラーという逸物のおそろしい歌唱力だ。エアロのライヴは3回観ていて、最後は2002年だが、その時もただひたすら彼の歌に圧倒されていた。あの歌い方で、喉をつぶすどころか昔より更に上手くなっているなんて。ロバート・プラントが、アクセル・ローズが、今どうなっているか見てみるがいい。───リアム・ギャラガーですら早くも声変わりし始めている。
そしてエアロは最高のエンターテイナーでもある。これはLEOから聞いたんだっけな、エアロがライヴのリハでいつもカメラの位置や動きを確認して、それに合せて動きを考えるって。確かにフロント二人の動きのかっこ良さときたら。ジョー・ペリーは最小限の動きで最大限の色気を出すやり方を知っている。
ロック・オデッセイのスティーヴン・タイラーを見ていると、かつてコートニー・ラヴがこれと似た動きをしていたなと思う。1999年のBig Days Outなどは、肩の上げ方、髪のかきあげ方まで同じだ。彼女がエアロを好きかどうかは知らないが、もしスティーヴン・タイラーをお手本にしていたんだとしたら、さすがだなと思う。彼は私から見ても、つきあいたい男ではなく、なりたい男だから。

・・・などと。様々な思いで見ているうちに。日付変わって、レッチリが登場。
・・・・・・・・・・・・・ぎゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
レッチリレッチリレッチリレッチリ。なんて、なんて、なんて。
なんて、かっこ悪いんだろうw
うわあ、何回見ても服装最悪、動きも変。演奏も荒い。けど、けど、けど。
泣くほど、最高。
実際あの時私はあそこで、絶叫して、号泣してた。'Can't Stop'が1曲目で。'Around The World'が2曲目で。
何だかもう、レッチリに関しては、何がどういいのかさっぱりわからないし、解説出来ないや。とにかくレッチリ最高。

Yes, I'm movin', yes, I'm movin' Get ready for the big time (そう、俺は前進し続けて成功する)  *Rag Doll / Aerosmith (1987) の歌詞。



2006年08月11日(金)  The morning sun when it's in your eyes really shows your age but that don't worry me none, in my eyes you're everything


BLACKで22時半から勤務。(つまり30分遅刻w) 既に2人、私を待っていてくださった。スミマセンスミマセン。
今日の私のお客さまは、初来店の方が多し。ねふーどさん、しもさん、ありがと! 明け方にお店を閉めてご来店したお二人もさんきゅっ!!

6時を過ぎてから来店した二人組。うち一人(25歳)にものすごく積極的に迫られた。あまりのストレートっぷりに最初はギャグかと思ったくらいだ。隣でやすさんが笑っている。
7時半にEGIちゃんに「もう上がるね」とこそこそ言って、一瞬で逃げ帰った。そしたらすぐにラヴな感じの電話やメールがいっぱい来たのはいいんだけど。
私の年齢を知った彼が、「マジ年齢とか関係ないすから」というメールを寄越した。
・・・何故お前が優位に立っているんだっ(怒)!!

「ガキだと思って相手にしていないでしょう?」とかなりいじけていたけれど。大丈夫よ、基本的にあなたには好意を持っているから。
だってあなた、BLACKのカウンターに座るなり言ったじゃない。「俺、ガンズレッチリが好きなんですよ」ってね?w

The morning sun when it's in your eyes really shows your age but that don't worry me none, in my eyes you're everything (マジ年齢とか関係ないすから)  *Maggie Mae / Rod Stewart (1971) の歌詞。



2006年08月07日(月)  Who's to blame?

金曜の夜から土曜の朝まで働き、3時間寝て17時半〜翌7時半まで飲み歩き、やはり3時間寝て3時間リハ+5時間飲み。
今朝起きたら、さすがにどんより。というかずっと微熱があるんだってば。何だか原因不明だけど。

ずるずるっと起きて、そのままPCに向かい、WMPでR.E.M.をかける。2005年3月16日、武道館ライヴ。
一昨日の日記に、私はロックのライヴにだけは遅刻したことがないと書いたけれど。現実にはギリギリのことも多く、このR.E.M.のライヴも、前座がなかったら遅刻だった。(前座があるのを忘れていたので助かった)

このライヴ────今現在、私の人生のベスト1ライヴ。
まるちゃんの録ってくれた音源を聴いていると、ライトが落ちた時からきゃあきゃあと大騒ぎしている女の声が聞こえる。その女はR.E.M.が登場すると悲鳴をあげ、一音目が出た瞬間に金切り声をあげ、曲が始まるや絶叫する。────この馬鹿女が私だw

だってさ、1曲目が'I Took Your Name'だったんだよ。
ああ、何度聴いても、いや思い出すだけでも涙が出る。この曲だなんて、考えもしなかった。こういう曲をオープニングにするなんて。アルバム'Monster'の9曲目。
'Monster'がモンスター・アルバムである理由は、これが巨大なオーディエンス相手のレビューだからだ。そして'I Took Your Name'は世界を睥睨する。マイケル・スタイプは小さな人間であり、その個人が全世界を目の前にして組みかかろうとしている。彼は、壮絶な哀しみすら帯びた決意を持って、"Who's to blame?"と歌う。

R.E.M.は世界を相手にしている。スマッシング・パンプキンズが個人の耳元で囁き、キンクスが生まれた街の中だけを歩き、レッド・ホット・チリ・ペッパーズが共感できる限られた仲間達に呼びかける時、R.E.M.は哲学の美学の観念をもって世界を見渡す。
それが凝縮されたのが"Who's to blame?"という言葉なのだ。マイケル・スタイプが、しっかりと地を踏んで、一歩も引かずに挑んでくる。
あの武道館ライヴの'I Took Your Name'は、まさにそういう姿勢を、感動的に示してくれた。

────その1曲目を、遅刻で見逃したかもしれないと思うと、心底ぞっとするわ、まったく。

まだ熱があってだるいが。これで元気が出た。これで仕事に出かけられる。
世界は皆大変で、色んな価値観や利害、悲劇や葛藤、色々あるけど。
いいからみんな、黙ってこれを聴けよ。

ファンの間ではR.E.M.は、「世界で一番重要なバンド」と言われている。
もちろん、そうですとも。

Who's to blame? (誰のせいだ?)  *I Took Your Name / R.E.M. (1994) の歌詞。



2006年08月05日(土)  Don't want to tell you no lie. Just want you to be around

17時半に渋谷でミック師匠と待合せ。の、筈が。
家を出たのが17時半。焦りつつ歩いていたらミック師匠からメール。「30分遅れます」 ・・・今日は18時に着けばいいのに、17時半を指定したのはミック師匠だ。そして30分遅れるって。
「ししょー…、作戦ですかぁ、ソレ?」とメール。「作戦ちゃう」という返信が来たが。いや、絶対作戦だな、うんうん。
さすが、初対面の時に3時間待たされた経験者は違うな。うんうん。
そして結局、私が後に着いたしw

ちなみに私、遅刻の最遅記録は4時間。自慢じゃないが、伯父のお葬式と、自分の結婚式にも遅刻した。
そんなクズな私が今まで唯一遅刻したことのないのが、ロックのライヴ(プロ限定)だ。・・・全然自慢にならないか。

作家の山川健一さんと、そのファンの皆さまとカフェへ。山川さんにお目にかかるのは3年ぶりだ。(その間、メールでのやり取りはあったが) 聞けばあれからライヴは一切していないとか。もったいない。

今日は山川さんがブライアン・ジョーンズの映画の前にトークショーをするので、それを見る為に来たのだが。映画館まで行くも、ミック師匠がお疲れのようで、結局入らず。(実は私もミック師匠も、トークは聞きたかったものの、映画自体にはあまり興味なし)

新宿へ。ロックバーCへ行くが、今日もまた土曜なので、私的にはかなり無理なイベント。一杯で引き上げる。普段のCなら、ミック師匠が気に入ること間違いないのになあ。

新宿ロックバーCCへ。ここでツェッペリンパープル、ワイト島のEL&Pなどの映像を見せてもらって、ようやく楽しくなってくる。
たまたま隣に座った男の子(一見さん。TK)が、ふと「日本のバンドで一番好きなのはガーゼ」と口走ったので、ロックバーGNのことを話したら、行きたいと言う。私もずっとご無沙汰だから、ちょうどいいやと思い、連れて行く。ミック師匠はここで退場。

久々のジェロニモだが、残念ながらマスターがお休み。ガスタンクのビデオなど見せてもらう。TKにGの話をしたら、ぜひ行きたいというので移動。

Gへ行ったら、先々週Cにいた子(YK)がいた。声をかけて、お友だちになる。ギタリストだって。おお、バンドやりませんか?
聞けばTKもギタリストだそうだ。おお、こっちもスカウトしようかな。
今日のGは南米系のハンサムな外人などいて、これはもう鈍感な私でもはっきりわかるくらいばりばりにこっちを見ている。うーむ、「レズとオカマと外人にもてる」のは健在だな。TK曰く、日本人もばりばりに見てるのがいたらしいが、そっちは気づかず。とにかく一応男連れだから、誰も声はかけてこないのね。

新宿ロックバーBへ。飲んでいたら、先ほどGにいた男の子が来たので、彼の案内で、すぐ近くのロックバーPSYに顔を出す。ここに来るのは初めて。YSに一杯おごってもらう。TKがここで退場。私はBに戻って少し飲んで、ようやく引き上げる。

本日、渋谷でジンを一杯飲んだのも入れたら、全部で7件のはしご。
7時半帰宅。げっ、今日は15時からリハなのに。
そこでようやく気づいた。昨夜新宿ロックバーCCにNK(g)もYTさん(vo)もいなかったのは、今日がリハだからじゃんか!
あ、新曲のコピーまだ済んでない・・・・・。

Don't want to tell you no lie. Just want you to be around (だましたかったんじゃなくて、ただちゃんと来てほしかったんだ)  *Backstreet Girl / Rolling Stones (1967) の歌詞。



2006年08月04日(金)  Steal away, all right, all right...

今日も皆さまBLACKにご来店ありがとうございました。
今日すごく嬉しかったのは、ネット上で知り合ったお二方が来てくれたこと。やはり文章のみで知っているのと、実際に会うのじゃあ大違いだなあ。

まるちゃんがマイナス5R.E.M.のピーター・バックのいるバンド)を焼いてきてくれた。実は私、10月のマイナス5来日のチケットをまるちゃんに頼んでおきながら、マイナス5をちゃんと聴いたことがないのだ。早速かけてみる。
'Out There On The Maroon'という曲がかかったら、まるちゃんが「これはキンクスのパクリ」と言うので、似てるかもね?と思ってたら。・・・あ、'Picture Book'だw
マイナス5はキンクスのトリビュートに参加しているくらいだから、キンクスが好きなのは間違いない。「インスパイアされた」ってやつですか?

'Picture Book'といえば、グリーン・デイにもそっくりな曲がある。初めて聴いた時は、「へー、キンクスなんかカヴァーしてるんだ」と普通に思った。ジャケットを見たら違う曲名が書いてあったので驚いた次第。以後CROSS ROADにキンクス好きのお客が来るたびにかけてみたが、聴いた全員が「これ、誰のバージョン?」と言ったし。

少し違うが、カルトのアルバム'Electric'には、'All Songs Written by Cult'と書かれているが。'Born To Be Wild'が入っているのだ。
パクリ過ぎてわけわかんなくなっちゃったんでもあるまいにw

Steal away, all right, all right... (パクリもOK)  *How Many More Times / Led Zeppelin (1969) の歌詞。



2006年08月03日(木)  Eyes That Watch You

今日の生徒の女性は、現在受け持っている生徒の中で唯一やりづらい相手だ。ご主人に言われて英会話を学んでいるのだが。
本人に自覚はないだろうが、私に対して妙な対抗意識を出してくるのだ。これはひとつのタイプで、「女」と認識出来る相手には全員敵意を持つ女というのがいるのだ。特にご主人が一緒にいる時は敵意が強まる。まるで、犬が自分の主人に近づく相手にうなりかかるみたいだ。

先日とあるバーで、知らない女にこれでもかとばかりガンを飛ばされた。私は子供の頃から目立つせいか、人に見られることに鈍感だ。だから私が気づくというのは、相当「見て」いるのだ。連れに、「ねえ、あの女、私のこと睨んでない?」と訊いたら、「店に入った時からずっとだよ」と言われた。やっぱりか。
最初は理由がさっぱりわからなかったが、そのうち気がついた。ははあ、あの女はあの男が好きなわけだ。彼が以前私に言い寄ったことを、何で彼女が知っているのか(何故私を一目見てそれとわかるのか)は不思議だが、この手の女はこういう直感だけはすごいものがある。
「あのさあ」と連れにしみじみ言った。「あの女が歯をむき出して守ろうとしている男、こっちは頼まれてもお断りなんだけど」 連れはその件を知っているので、大笑いだ。

こういう風に、女が他の女性にむき出しの対抗意識を見せる時は、決まってこちらは問題の男に全く関心がないどころか、「こんな男の為に・・・」と驚くことが多い。
要するにその敵意は、単純に無意味でうざったい。
そもそも女が、たかが男一人の為にみっともない真似をするのはやめろと言いたい。そうまでして引き止めたってしょうがないんだし。
他の女に眼をうつすような男なんかいらないだろうが。見苦しい警戒を張り巡らす暇に、自分の顔を鏡で見てみろ。
生き物として、生き方として、全然美しくないんだよ。

Eyes That Watch You (ガンをとばしてる)  *ウィリアム・アイリッシュの短編(邦題=「じっと見ている目」) (1939)



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