Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2006年03月23日(木)  The Beatles

お店大盛況。年末を除けば、木曜としては過去最高の売上げ。

yer-bluesさんとリョウさんも初来店。二人してバーボンのロックをダブルでくいくいといい飲みっぷり。山口から来ているyer-bluesさんの為に、好きな曲ばかりかけてあげたいところだが、満席なのでなかなかそうもいかない。とはいうものの、好きな曲がかかると0.2秒でアーティスト名をぼそっと口にするyer-bluesさん。「シカゴか」、「ジョン・スペだ」、「トム・ウェイツ」。・・・は、早!
「俺この曲大好きなんだよな〜」と言ったのは勿論「Yer-Blues」。

yer-bluesさんはうちのbbsの酔っ払い書込みで人気の人物だが。何と、このハンドルネームを読めない人がごくたまにいる。
いい? これは、この世の奇跡ともいうべきビートルズの、その名も「The Beatles」というアルバムの中に収められている、ジョン・レノンのつくった名曲、「ヤー・ブルース」から取った名前なのよ。

以前このサイトのトップ画像にビートルズを使った時、下に自分で書いた英文のキャプションをつけた。正確には覚えていないがこんな内容だ。
今あなたが見ているのはロック・バンドでも、四人の人間のグループでもありません。今あなたが見ているのは『奇跡』です。神様、ジョンをポールに会わせてくれたことを感謝します
ジョンだけではない。ポールだけでもない。全ては、ジョンがポールと出会ったことにある。

よくオアシスを「ビートルズのパクリ」と非難する声があって、それがいかに馬鹿げているかは前にも書いた。オアシスがビートルズに心酔しきっているのをその曲の中にだだ漏れに出したからといって何が悪い?と思うし(着目すべきはそこじゃないだろう)、オアシスの歌はジョンやポールには歌えないからだ。
けれど「ビートルズのコピー」という言い草の最もおかしな点は、単純な事実にある。「奇跡はコピー出来ない」
金色の巻き毛にして、背中に翼をくくりつけたところで、それが天使でないことは明らかだ。誰もそんなまねをしようとは思わないだろう。
(4/1up)

The Beatles  *私がこの日記のタイトルに取り上げる時に、Theをつけるバンドは2つだけ。'The Band'(それがまんまバンド名だから)と、'The Beatles'


2006年03月22日(水)  It's a Gas! Gas! Gas!

yer-bluesさん(g)と18時に水道橋で待合せ。たった3分の遅刻。だって今日は、ローリング・ストーンズのライヴだから。チケットの馬鹿高さに「行かない」と宣言していたのだが。yer-bluesさんが誘ってくれたのだ。ありがと!!!

しかし今回yer-bluesさんと久しぶりに会って、非常に頼りがいがあるので見直した。私が何もしなくても、全ててきぱきと運んでくれる。
ついでに言うと、実はyer-bluesさんは「いい男」でもある。(これを言うと、ネット上でしか知らない人は大抵驚くw) おまけに会社ではかなりいい地位にいるらしい。更には音楽のマルチ・プレーヤーで、SIONやバービーボーイズその他色々なプロとバンドをやっていたこともあるとか。
以上の記述は全てストーンズのお礼、じゃなくて、本当なんだよな。
ただし酔っ払うと困ったひとになるのも本当だ。そして本人覚えてないしなあ・・・。

さて前座。リッチー・コッツェン。うわ、ベースがビリー・シーンじゃん。
ほぼ「どん引き」と言っていい会場。そりゃそうだろう。ストーンズ・マニアのおじ様方が、一番苦手とするタイプのギターだもの。それにしても何てアナクロな音楽だ。完全に'80年代で止まっている。私はといえば、逆に嬉しくてわくわくしてしまった。ストーンズを観に来て、こんなのも観られるなんて何てお得。まして噂のビリー・シーン。ところが音響がひど過ぎて、せっかくの超技巧派ベースが殆ど聞こえない。結構な熱演だったのに残念。

1時間近くも押してストーンズ登場。私はこれで3回目のストーンズ。結論から言うと。3回のうちで一番良かった! 何というか楽しかったのだ。(ミックもやたらと「楽しんでるかい?」と繰り返してたな。・・・しかしもうこれ以上日本語で喋るのはやめてくれミック。逆にMCが聞き取りづらい) 妙に渋いことを一切やろうとせず、とにかく全編すかっと走り抜けた感じ。
走ったといえばミック・ジャガー、今回本気で全力疾走していた。しかも走った直後に息ひとつ乱さずに歌っていた。あ、あんなこと20歳の若者にも無理だぞ普通。

それにしてもあらためて思う。ミック・ジャガーって人は本当に一瞬たりとも手を抜かない。その姿勢と同じように、ぴんと張り切ったままだ。
「ミック・ジャガーである人生ってどんなんだろう」と思うことがある。リアム・ギャラガーである人生も、アクセル・ローズである人生も、それほど大変だとは思わないし、普通に羨ましい。でも、ミック・ジャガーは、代わってあげると言われても絶対にお断りだし、そもそも無理だ。
とにかく真面目な努力家で、一生懸命自分の理想を具現化することにつとめ、成功しちゃったんだろう。凄いことだわ。

またあらためて思う。チャーリー・ワッツは上手いな。あんなでかい会場で、あんな音響で、あれだけの観客を前に、常に動じず迷わずぴたっとリズム・キープをする。チャーリーを見ていると、バンドってのはドラムさえしっかりしていれば何とかなるんだなあ、と思ってしまう。

そして二人のギター。ステディなドラムと全力投球なボーカルの両脇で、何てまあ楽しそうにだーらだらとw この二人は世界一幸せな商売をしているんじゃないか。
キース・リチャーズは相変わらずギターから手が離れている時が一番かっこいい。もうこうなったら無敵だ。ロン・ウッドは、今回一番きちんと観られたせいか、ギターの上手さを再確認した。しかしいまだに「ステージのたびに必ずどこか間違える。とてもリスキーなんだ」と平気で言い放つ鷹揚さが全身に満ち満ちていて可愛い。

"Sway"で感動。ミックが曲名を言った瞬間に悲鳴を上げた。この曲は、かつて一度もライヴでやったことがなく、今回のツアーで初めて取り上げたらしい。アメリカ・ツアーでの音源をHP(b)にいただいたのだが、正直それほどいい演奏だとは思えなかった。なので、「そうか、やらないのにはちゃんと理由があるんだな・・・」などと思っていたのだが。
今回の"Sway"は良かった。何度もやってこなれたのだろうか。かなり満足。
"Sway"は今では、勝手に自分の持ち曲だと思っている曲だ。また今年もこの曲を歌いたい。

ところで今回の席、いつもコネで前から数列めで観ているyer-bluesさんにしてみれば、「悪い席だから怒るなよ」とのことだったが。
アリーナDブロック。Bステージの脇である。今回このBステージと花道はただのレールになっていて、そこにAステージの一部が(ドラムセットごと)移動してきたのだ。(本当に金がかかっているのはよくわかるステージ・セットだった)
おかげで生まれて初めて、ストーンズを肉眼で表情まで見ることが出来た。初めて「見た」という感じがした。よく、小さいライヴハウスでストーンズを観られたら何万払ってもいいという声を聞くが、このBステージでの4曲に関しては、まさにライヴハウス状態であった。
花道を移動して近づいてくる段階から、もうぽかーんと口をあいて見入ってしまった。
・・・・・・・・・・・yer-bluesさん、本当に本当にありがとね。感謝するわ。

ちなみにあのひどかった音響は、結局ストーンズの時には格段に良くなっていた。・・・いくら何でもそこまで差をつけんでも。
セットリストはこちら。前回(2003年)の1曲目を直前にあてた私だが(頭の中に聞こえてきたのだ)、今回も同じように聞こえてきたのでyer-bluesさんに予告しておいたら外れた。後で聞いたら、それが24日の1曲目だったという。うーん、惜しい。

水道橋で飲む。最初はyer-bluesさんの見つけたお洒落な焼き鳥屋で、色んな梅酒を楽しみつつ、美味しいつくねや水菜を堪能。更にもう1件。どこへ行っても回り中ストーンズ帰りの人たちw

yer-bluesさんと別れて、2時に新宿ロックバーCへ。やはりストーンズ帰りの方が飲んでいた。気持ちよく朝まで飲む。
(3/30up)

It's a Gas! Gas! Gas! (楽しかった!)  *Jumpin' Jack Flash / Rolling Stones (1968) の歌詞。


2006年03月21日(火)  Nice to know somebody loves me

「Bunny、彼氏出来た? まだ? 良かった。いないなら俺がいくよ。好きだよ。そうだ、今度一緒に美味いトンカツ食べに行こう」
お客に直球で告られた。他のお客の目の前で。かつてないほど風情のない告られだな。どうやら隣にいたお客が私とずっと喋っているのに嫉妬して、いきなり先手必勝に出たらしい。
その隣の客が帰るなり、彼が言うには、「(今帰った)彼はBunnyのことが大好きなんだねえ」 ・・・それよく聞く台詞だけど、きまって、言ってる本人こそが私を大好きなのよねえ。

まあでも。私はひとに好かれるのは大好きだし、有難いことだと思っているので、誰にどんな言い方をされても笑いも嫌がりもしないし、基本的には喜ぶよ。

自分の好みでない男に好かれると、好かれたこと自体を気持ち悪がる女性たちがいる。特に若い女の子に多いが。思い上がりもはななだしい。はっきり言うけど、そういう女は大概ブスだ。お前を好きと言う男がいるだけで有難いと思えと言いたくなる。

誰かに好かれるのは気分がいい。ひとは好かれる為に生きているわけではないが、誰からも好かれない人間は結局は生きている価値がない。人間としてこの世界に生きているということは、全ては人間同士の関わりだからだ。一人家に閉じこもってブログを書いているだけの人間だとしても、それを誰かに読まれる為に書いている。読んでほしい=好きになってほしいからだ。最低でも、ここにいることを気づいて認めてほしがっている。

色々と頑張るから。たまには褒めてね。そしたらまた頑張るよ。
(3/29up)

Nice to know somebody loves me (誰かに好かれるのは気分がいい)  *Rainy Days And Mondays / Carpenters (1971) の歌詞。



2006年03月20日(月)  You've Got No Right

ネットしていてふと見つけた。「Last Days」という映画。カート・コバーンの最後の二日間を描いた映画? ・・・ああ、そういえば去年この映画に関する記事をちらっと読んだっけ。デイヴ・グロールが「見るつもりはない」と話していた。
何気なくオフィシャルのリンクをクリックする。陰気な音楽とともに安っぽい予告編が流れる。
唖然。
よくもこんなものを。

安っぽい、偽者の孤独と悲哀。ビニール・フィギュアのヒーロー。顔を見せないようにした俳優たち。製作者の、薄汚いへつらった笑顔が見えるようだ。「こんなの作りましたけど、どうでしょう?」って?
悔しくて、涙が出る。

そもそも。例えどんなつくりに仕上がっていたとしても、誰がこんなものをつくる権利がある?
誰も────コートニー・ラヴですら、真実なんかわからないだろうに。これをつくったお前はカートの何なんだ?
全く知らない監督だが。知る必要なんかない。この男はゲスだ。

この映画は、あくまでカート・コバーンの死に「インスパイアされた」ということになっているらしい。理由は、「コートニー・ラヴに訴えられるのが嫌だから」だとか。
どうして彼女がこれを見逃してやっているのかわからない。コートニーがこの監督の顔面に一発入れて、鼻を折ってやればいいのに。そしたら私は本気で彼女を尊敬するわ。
(3/27up)

You've Got No Right (おまえにそんな権利はない)  *Hole の曲。(1995) 原曲は You Know You're Right / Nirvana


2006年03月19日(日)  Would fall for her incognito

昨日は家に帰って夕べもらったクッキーの一気食い。その後も、木曜から風邪気味なのを理由にしっかり食べて。ふと気づくと体重が大変なことに。
マチちゃんにメールして、体重がヤバイと言う。返信が、「太ったって言ったって、Bunnyちゃんならせいぜい○○Kgくらい?」 ・・・あ、合ってる。
せいぜいって言うけどさあ。4ヶ月前より4Kg増。4年前に比べたら何と7Kg増だよ?!(もっともあの頃は、ショーツが体から落ちそうなほど痩せていたが) 現在、体重はとても書けないが、体脂肪は23(男性で言えば13)だ。
よし。こうしよう。4月いっぱいで4ヶ月前の体重(4kg減)に戻せなかったら、マチちゃんにレッチリの新譜を進呈するよ。
更にダメ押しで。5月1日の時点で今より2Kg減が出来ていない場合は、マチちゃんにフジ・ロックの通しチケットをプレゼントするわ。
マチちゃん、匿名で食べ物とか送ってくるんじゃないわよっ??

Would fall for her incognito (彼女の匿名に騙される)  *Babooshka / Kate Bush (1980) の歌詞。


2006年03月17日(金)  Ooh want you today. I'm ready for love

「新しい彼氏とお店に行きます」と、りなちゃんからメール。・・・いいな、「新しい彼氏」って響き。
ほどなく現れた。・・・まーた見た目で選んだわね、この子は。趣味が私とかぶるらしく、いつも細くてヘタレっぽい子だ。しかし今回は「お金持ち」だという。・・・いいな、お金持ちの「新しい彼氏」。
クリスマス前から「彼氏緊急募集中」だって言ってるのに、もう春なんだけど。何がいけないの? 何もしてないのがいけないのか? 黙って待ってれば馬に乗った王子様が来るんじゃないの??

ケンタくんご来店。ホワイト・デーのクッキーを持ってきてくれる。(これが美味かった!)
AlanくんとHanaちゃんご来店。Alanくんが、「Bunnyさん、ケンタとつきあえばいいじゃないですか。いつでもケンタッキー食えるし」だと。そ、その為だけですか? いや別に、つきあわなくてもいつでも持ってきてもらえるしw

いーい? もう一回言うわよ?
一人暮らしで体脂肪ひとケタでレッチリ好きなバンドマン(お金持ちなら尚良しw)の彼氏、緊急募集中。
何か間違ってますか??

Ooh want you today. I'm ready for love (彼氏緊急募集中w)  *Ready For Love / Mott The Hoople (1972) の歌詞。


2006年03月16日(木)  日本印度化計画

10日に出たロック雑誌を見て、大阪から出張中のお客様がご来店。やはりあの地図を見てさんざん迷ったという。(ほら見ろ!) ファニー・メイの常連さんで、みーこちゃんのことも知っていた。おお。
ちなみに今日は地方出身者デーだった。お客の出身地が、長崎、京都、名古屋、愛媛、大阪、サン・フランシスコ(w)だったのだ。そして私が沖縄ね。

その大阪からのお客様は、生まれて初めて高円寺に来たという。「高円寺はどんな街ですか?」と訊かれたので、私も常連客も「日本のインドです」、「法律もここだけ違うらしいです」と口々にけなし、いや、ありのままを伝える。それを聞いて、どうやら高円寺に好感を持ったらしいお客様。・・・さすが大阪人ですねw

聞けば高円寺には大阪と沖縄の人間が多いらしい。沖縄もかあ・・・。

日本印度化計画  *筋肉少女帯の曲。(1989)


2006年03月15日(水)  The bigger the better

元ダンナからホワイト・デーのプレゼントが届いた。ブルー・トパーズのペンダント。結婚している頃から欲しくて、カタログなど取り寄せたりしたが、なかなか決められないでいた。今回もらったのは直径1cmで4カラットもある。届いてみて正直「でか!」と思ったが。最初私がネット上でいくつか選び、元ダンナに画像を見せた時、彼が「大きい方にしなよ」と言ったのだ。いかにも男らしい意見だw

荻窪駅でえみさんと会って(20分遅刻。ごめん!)、軽く買出ししてうちでゴハン。久々にミートローフ食べたら美味かったなあ。上手につくったミートローフって、この世で一番好きな料理かも。私が赤ワインで即席につくったサングリアと、白パンによく合う。
あとは今日本来のお楽しみであるチョコ食べまくり。ずっとチョコはひかえているから(最初は肌荒れ防止。更には糖分がパニックの原因になると知ったから)、今日は特例。沖縄の実家から送ってもらったハーシーズ、キッシーズ、スニッカーズ、えみさん持込のチョコ3箱(中国製のマンゴー・チョコが、地味ながら旨い)、買ってきたアフター・エイト(ミントチョコ)とギリアンのオレンジ。これをコーヒーを飲みながら次々食べる。・・・ああ、明日のお肌の状態が心配!
(3/26up)

The bigger the better (大きい方がいい)  *Bang / Yeah Yeah Yeahs (2001) の歌詞。


2006年03月14日(火)  I's so soothing to know that you'll sue me, this is starting to sound the same

出勤前に新宿のカフェで面接。カフェだぞ? そして採用ならここが仕事現場になる。つまり「カフェで英会話」というわけ。この形態は最近流行っているらしく、現にお隣のテーブルでも、他校の外人講師が授業中だった。
面接は通過。次回研修が待っている。やはりこのカフェで。

帰りにタワーレコードに寄り、頂き物のギフト券でCDを買うつもりが、洋書(雑誌)が充実していることに気づき、TimeとReader's Digestを買う。Reader's Digestは、ずっと父が予約購読していたので子供の頃からよく読んでいた。もっともあの頃は日本語版だったが。

出勤。まるちゃんがご来店。今日はニルヴァーナUKのCDで面白いものを持ってくるというので期待していたら。
「驚くよ」というその曲をかけたが、イントロには全然聞き覚えがない。ところが歌が始まった瞬間、何だか感覚がぐにゃっとなる。あ?私コレ知ってるわ。コレってコレって・・・・・
ニルヴァーナじゃん」 'Lithium'だ。
────読んでいる方も混乱するだろうから、最初からまとめよう。
つまり、前にも書いたが、1967年デビューのニルヴァーナというイギリスのバンドがいるのだ。で、'80年代には活動休止していたのだが、カート・コバーンのニルヴァーナがデビューして有名になったと見るや、元祖ニルヴァーナは名称使用権で訴訟を起こし(結果、ニルヴァーナUKと呼ばれることに)、何とそれを機に活動再開。それだけでも充分驚きなのに。
カートが自殺した2年後の1996年、ニルヴァーナUKが出した新譜の中に、(USの)ニルヴァーナの曲'Lithium'のカヴァーが入っていたというわけ。
そしてニルヴァーナUKは、今日も存続しているのである。
・・・・・・・・凄い。凄過ぎる。何て商魂たくましいんだ。
ニルヴァーナUK側は、'Lithium'のカヴァーを「カートへの追悼」と言っているらしいが。いやあの、たしかにホールR.E.M.レッチリもその歌詞の中でカートの死を悼んでいるが。あなた達がやるのは変じゃないですか?

それにしてもまるちゃん、ニルヴァーナUKのことは、カート・コバーンのニルヴァーナがデビューする前から聴いているという。それどころかアルバムも殆ど持っているし。凄い。凄すぎるw

ちなみに。世間がどれほどこの「ニルヴァーナ」問題に混乱しているかというと。AmazonでニルヴァーナUKのCDを出してみると、「あわせて買いたい」というお勧めコーナーにはUSのニルヴァーナのCDが並んでいる。(*この件を2/22にbbsで「いい加減」と叩いたが。今見たら、私がリンクを貼った該当ページだけ、「あわせて買いたい」が削除されていた。他のページは内容が直っている。Amazonさん、もしやうちのbbs見ました?w そして「このCDを買った人はこんなCDも買っています」というコーナーには、思いっきりUSのニルヴァーナのCDが。・・・皆きっちり騙されているらしい。
Yahoo!のLaunch CastでニルヴァーナUKを出すと、「Biography」や「Albums」はちゃんとしているのに、「photos」に載っているのはこの写真だ
みんな、落ち着けっw
(3/21up)

I's so soothing to know that you'll sue me, this is starting to sound the same (おまえらが俺達を訴えるのは面白いな。そして同じ曲をやるんだな)  *Frances Farmer Will Have Her Revenge On Seattle / Nirvana (1993) の歌詞。
* sound the sameは、「同じだと感じる」という意味だが、直訳すると「同じ音を出す」となる。



2006年03月13日(月)  I Feel Much Better

今日はわけあってお休み。夕方、ブックオフに本を多数売り、美容院でカットの直しをした後、本屋に行って、頂き物の図書券で翻訳の情報誌を買う。この数年、本やCDを含む買物の殆どがネットなので、リアルの本屋に来ることは滅多にない。CDはネットなら品揃えは圧倒的に多く、探すのも早く、値段もかなり安いから、もはやリアルのCDショップには何の魅力も感じないが。本屋に関してはたまに来るとやっぱり気分が良くなる。(除くブックオフ。あの騒がしさと品のなさは、本屋ではなく動物園に近い)

帰宅中にSad Cafeの前を通ったら、看板の電気がついていた。・・・営業中だ。
未だに未払いの給料が4万5千円近くあるのだ。もう辞めてから1年もたつというのに。最後にオーナーと会ったのは去年の5月。逆切れして私を責めるオーナーの手を取って握り締め、「早く気持ちよく縁を切りましょう。お金さえ払ってくれればそれでいいんです」と目を見つめて言った。で、結局それ以来会っていない。Sad Cafeが殆ど開いていないし(ひとが探せないのだ)、開いていても、私の仕事時間と重なるし。
しかし。気分的にはもう、あんな諍いをまた繰り返すくらいなら、4万くらいくれてやりたい。だけどそれでは、私の中の筋が通らない。私の前にも何人も給料を踏み倒された子たちがいて、彼女らがあっさりと泣き寝入りしているからこそ、次の私が迷惑しているのだ。私の次をつくるのに協力するべきではない。
しばらく躊躇ったが、思い切って店に入る。やる気なさげに散らかった店内は去年5月に見たままだ。
にっこり笑って愛想良く挨拶した。そしたら驚いたことにいきなりオーナーの方から、「いくらだっけ」と訊く。未払い額を伝えたら、「月末には何とか。全額は無理だけど。払う気はあるんだ」と言う。見れば相当やつれている。既に建築事務所も閉め、いくつも持っていた店舗も全て手放し、日雇いの現場仕事をしながらたまにSad Cafeをあけているらしい。ここが最後の砦なのだ。
だからと言って特に同情はしないし、また「払う気はある」という言葉を鵜呑みにするわけもない。けれど、(弱ったせいかもしれないが)オーナーが表面上だけでも私に礼儀正しく柔らかく応対したことで、かなりほっとした。結局私が欲しいのはこういう人間らしい会話であって、かつてのオーナーはそれを望むべくもなかったのだ。
「顔色が悪いですから、お体大事にしてくださいね」と言って、店を出た。月末に行った時にオーナーの態度が豹変する可能性はあるが、今日のところはかなりいい気分だ。

去年の5月に会った時は、Ronnyと一日楽しく過ごした帰りだった。せっかくの気分を台無しにしたくなかったので、入るのもためらったのだが。
その時興奮したオーナーにたいして決して切れなかったのは、外で待っているRonnyの為だった。怒って、彼に愚痴を言いたくない。今の楽しい気分のままで彼とうちに帰りたい。だから毅然としつつも声ひとつあらげなかった。それが出来た自分に満足した。
今日は一人だが。あの日よりもさらに気分がいい。
(3/20up)

I Feel Much Better (ずっと気分がいい)  *Small Faces の曲。(1967)


2006年03月11日(土)  athazagoraphobia

実は昨日は大事件(?)があった。ひかるちゃんがCROSS ROADに現れたのだ。

メールはちょくちょく来ていたのだが。いつも署名がないので「誰?」と冷たく返したらそれっきりの繰り返しだった。それを私が先日思うところあって非常に優しい(要するに普通のw)応対をしたところ、メールの頻度が上がっていたのだ。
で、そのメールで彼女が言うことには。この日記、読んでるんだと。
「どうやって見つけたの?」と訊いたら、彼女の返事が「読まないほうがいいみたいだったから、ちらっと見ただけです。心配しないで」といった感じだった。・・・いやあの、誰も「心配」なんかしてませんって。見つけた方法を訊いてるんだよ。普通の人間ならScreaming Bunnyという名前さえ知ってれば検索で一発で見つけるんだけど、私は正直あなたにはその発想もないと思ってたからさ。(実際長い間見つけていなかったし)
そして彼女が「ちらっと読んだだけなんだけど」と但し書きをつけてあれこれコメントするところを見ると、結構読んでると思うな。
つまり、この文章も彼女が読んでる可能性がおおいにあるってことよ。すごくない? そして彼女はまるっきり怒っていないのだ。
ひかるちゃん、あなたは私が思っていた以上の人物だわ。いや、色んな意味でw
そしてはっきり言うけど。私はこの日記は、最終的には誰に読まれてもいい覚悟で書いている。だからあなたがこれを読んだことで、私が慌てるなんてことはないのよ。書いたことについて訂正する気もない。

だけど、覚悟のない人間はいるもんでね。この日記を読んだ彼女から、「ねえ、あなた私のこと、〜〜って言ったの?」と訊かれて慌てた某男性は、いかにも私がデタラメを書いているかのように言ったらしい。・・・ふざけんなてめえ。実際は私がいかにやわらげて書いたか、自分が一番知ってるだろうが。
あ、ちなみにあなたが初めから彼女をカモにするつもりでいたことは軽くぶちまけておいたから。後は好きに取り繕ってください。

で、まあ、ひかるちゃん。リアルで会うのは1年2ヶ月ぶり。高円寺駅からCROSS ROADまでの単純な2分の道のりをさんざん迷うところから始めて、全く変わらぬボケっぷり。私の髪(ストレート・アイロンをかけているので、お客にもよく「真直ぐだね」と言われる)を見て、「ソバージュかけた?」と言う。

「Ronnyとはその後どう?」と訊かれる。・・・別れたの夏だよ。あまりに前のこと過ぎて、どうもこうも。「ほら、私は気に入っていたから」と言うので、じゃあつきあえば?と言ったら、「いやあよ、Bunnyちゃんのお古なんて」と言う。お古も何も最初からヒトの旦那じゃん、と言ったら、「それとこれとは違うわよ〜」 ・・・あ、確かにそれはそうね。たまにはマトモなことも言うんだなw
しかし。今さらコメントする気になれない私に、ひかるちゃんは色々訊きたいらしく、あれこれ質問を繰り返す。その中で、「BunnyちゃんにとってRonnyとの恋は現実逃避だったんじゃない?」と何度も言うので、(Ronnyはともかく)私の側に逃避しなきゃいけない何があったって言うのよ?と答えたが。しばらくして、彼女が単純に単語の意味を間違っていることに気づいた。どうやら「夢のような」という意味で使っているらしい。「悪い意味で言ってるんじゃないのよ」というが、「現実逃避」には悪い意味しかないですからw

けれど全体的にかなり大人しかったな、ひかるちゃん。思いあたる理由もないではないが。私の側のせいもあるかもしれない。
というのは私があまり怒らなかったのだ。さすがにこの仕事を始めて1年半、お客にたいして感じたままを出さない訓練が少しは出来たらしい。以前には、Screaming Bunnyになって以来怒りを抑えられるようになった私の、唯一の例外がひかるちゃん相手の時だったのだが。とうとうこれもクリアか? しかしそうなってみるとひかるちゃんがしょんぼりしていると言うのも、何だかなあ。怒りというダイレクトな反応がないことで、無視されているように感じるのか。
ま、大人しいままでいてくれてかまいませんがw

ひかるちゃんが帰った後に現れた、40代と30代の男性二人連れ。40代のほうが、「俺、リッチー・ブラックモア好きなんだよねえ」というので、ディープ・パープルの超有名曲Highway Starをかけたら。
「これ、誰だっけ?」と40代。
「・・・さあ、オジーじゃないすか?」と30代。
・・・・・・・・・・・・あっw

夕べは何だか、疲れたなあww

athazagoraphobia (無視されることへの恐怖)


2006年03月10日(金)  siderodromophobia

小雨の中、新宿へ電話オペレーター(英語)の面接に行く。あちらから急遽オファーされた面接で、自分からの希望ではない。就業時間希望欄に、迷いつつ普通の9−17時の時間帯を記入。

実はKDDIを辞めた時、一ヶ月だけ休んだらまた仕事を探す気でいた。それがまる2年の休暇となり、働き出したと思ったら、全く未経験の接客業。その理由は何と、「もう通勤電車に乗れる気がしない」から。
あの品格のかけらもない、暑くて殺気立った満員電車。厚顔無恥と図太さを大量生産しているようなあの満員電車。都会の会社勤めの辛さの半分はこの通勤電車ではないか。いくら皆我慢しているんだと言ったって、我慢できるほうがおかしいと思う。私にはもう無理だと思った。
喉もと過ぎて忘れちゃって。甘く見ていいのか?

帰宅してみたら、昨日の電話面接(英語講師)の結果が来ていた。採用。
やはりこちらにしぼったほうがいいかな。

出勤したら、先月取材に来ていたロック雑誌が発売になったらしく、送られてきていた。CRが載っているページを見ると私の写真入りで、まさに先月日記に書いたとおりのひきつった笑顔。
記事を見て呆れた。情報がメチャクチャだ。地図も間違いとしか思えないし、徒歩2分(実際そうだ)が5分になっているし、「CDが1,000枚近くも」などと書かれている。わざわざ後日確認電話が来たから、ちゃんと「徒歩2分です。CDはアーティストだけで600ですから、1,000枚なんてそんなに少ないわけないです」と言った。そして先方もじゃあそう書きますと言ったのに!(同時掲載の新宿ロックバーCも音源5,000枚を2,900枚と書かれていた)
「うちはパンクは弱いです」と言ったのに、パンクがよくかかるような書き方をされているのも困る。
何よりも。私がホワイト・ストライプスをかけるようなことを書いてあるのはどういうわけだ?! あのインタビュー中、一度たりともそのバンド名は口にしていない。するはずが無い。全然知らないんだもの。LO(g)が好きだから、LOんちでPVを少し見せてもらったくらいで、CDなんか一枚も持っていない。当然CRにもない。
新しいバンドで名前が出たのはストロークスだ。それも私じゃなく向こうが「新しいのもいいのはありますよね。ストロークスとか」と言ったから、「ああ、ストロークスはいいですね」と相槌を打っただけだ。
・・・どっちにしろ、「スト」しか合ってねえだろうが!!
(3/19up)

siderodromophobia (電車への恐怖)


2006年03月09日(木)  hamartophobia

英語講師の電話面接を受ける。英語で会話させられたり。
私は電話に関しては、20歳の時からオペレーターをしているので、日本語だろうが英語だろうが全く緊張しない。電話面接、望むところだ。

明日は別件でリアルの面接があるので、珍しくベッドでちゃんと眠ることにする。
普段から滅多に寝ないし、いつもぎりぎりまで睡魔に抗うので、布団をひっかぶった途端に眠気が来た。そして眠るまでの短い時間に、痛いほどの罪悪感に悩まされた。
この罪悪感は、2004年にはもうあった。それがこの頃はどんどん大きくなっていて、普段は殆ど考えないが、こういうふとした間隙に襲いかかってくる。
それは、私が元ダンナをすり減らしたんだという罪悪感だ。
堂々と別居を要求し、舅と姑までが私の味方になってくれて、誰一人にも責められることなく、意気揚々と離婚した。彼が今現在アル中がたたって歩けなくなったからといって、それは全部彼の責任だと思っていた。
それが今さらこんな罪悪感に苛まされるなんて。
何よりひどいのは、私は今後たとえ彼に何をしてあげたとしても、この罪悪感をぬぐえない気がすることだ。
おまけにこの罪悪感は完全に無駄だ。私が苦しんだところで、彼を私と出会う前の彼に戻してあげることは出来ないんだから。

hamartophobia (罪への恐怖)


2006年03月08日(水)  neophobia

yer-bluesさんから山口名産の蒲鉾が届く。いや、こっちはおまけだっけ。メインはCDだ。酔っ払ってネットで二回クリックしたら二枚来ちゃったから、一枚もらってくれというCD。しかも聴いてみたらたいしたことなかったらしいw
レヴォネッツというデンマークの男女二人組。2003年に出したミニアルバムが全曲B♭マイナーで演奏され、このデビュー・アルバムは全曲B♭メジャーでの演奏だという。正直、聴いていて、何の為にそんなことをしたんだろうと思う。見事に全曲の印象が一緒。当たり前だ。リズムも歌唱法も全曲ほぼ変わらず。
この二拍子の打込みドラムとうるさいギターとヘタレな歌声は、ジーザス&メリー・チェインによく似ている。そこにレネ・バーグのきらびやかさを加えた感じだ。
このレヴォネッツを聴いた後にジザメリを聴くと、ノイズ・パンクだというのにほっとする。レヴォネッツは無闇に明るくて無闇にポジティヴの一本調子で、ずっと聴いていると疲れる。全曲B♭メジャーでやれば当然だ。

さて。レッチリの新曲の試聴でも。
By The Wayの次のアルバムが出るなんて。ずっと前から、想像するだけで怖かった。2002年に出会って以来私のバイブルであるBy The Way──あれよりいいものが出来るわけがない。
聴く。
泣く。ほんの20秒くらいの短さで、正直よくわからない。何だか単調で物足りない気もするが、やはり断片では判断が難しい。けれどもう。レッチリの新譜の曲を聴いているというだけで、わけもわからず感極まってしまって。

夜にライヴで更に4曲分聴いてみる。やはり物足りなく聴こえる。
5月──5月になって新譜が出て、もしも全然気に入らなかったら。
────どうしよう。どうしたらいいの?
(3/18up)

neophobia (新しいものへの恐怖)


2006年03月07日(火)  thanatophobia

初めて会う女性のお客様(SEKIKOさん)に、いきなり「自殺願望とかある?」と訊かれてしまった。・・・えーっとどう答えれば、と思ううちに、「私より先に死なないで!」と言われた。もう私に対して親友モードに入っているので、死なれると辛いと言ってくださったのだが。(「私はどうせそんなに先は長くないから」とつけ加えてたけどw)

自殺か。
小学生の時、向かいの家に住んでいた父の従兄弟がガス自殺した。毎日のように顔を合わせ、その娘(私と同い年)とは互いの家にしょっちゅう行き来していた仲だった。夜中に救急車のサイレンと母の叫び声で目が覚めた。

高校の夏休みに中学時代の親友が飛び降り自殺した。遠くの高校に行ったのでずっと会っていなかったが、死ぬ前に私に会いに来ようとしたらしい。でも私は東京にいたので会えなかった。帰りの飛行機で、訃報に接した。

数年前に、中学の同級生が睡眠薬で自殺した。当時は全く親しくなかったが、大人になってから帰省した時に偶然会い、両手を広げて抱きしめられた。酔っ払って「大好き」と言われた。夏に人目につかぬ戸外で死んだ為、2週間後に発見された時は、判別困難なほどだったという。

それから一昨年にもう一人。遺書を見せられ、死亡診断書を見せられ、形見の品をもらい、思い出を詞に書いて歌った。

カレン・カーペンターも死んだ。死因は(痩せるために服用していた薬による)心不全だが、私にとってカレンの死は常に自殺のイメージで、時には本気で記憶違いをするほどだ。

自殺か。
昨日も死にたいと思ったんだけど。こんなんで生きていくのは無理だって。でもパニック中に、死ぬことを考えると、それこそ死ぬほど怖いんだw

元々私は、物心ついた頃から、いつか訪れる死を思うと恐怖で泣いてしまうような子供だったんだ。

多分大丈夫です。私はきっともう自分では死ねないと思います。
だからSEKIKOさんも、安心して長生きしてくださいね。
(3/17up)

thanatophobia (死への恐怖)


2006年03月06日(月)  claustrophobia

かっちゃんが帰ったのは日付が変わって月曜になった午前2時。楽しかったなあと思って、一人でPCしてたら、しばらくしてパニックを起こした。靴下のままで表に飛び出して、寒さも感じずに無人の道路をうろうろと歩く。鼻血が少し出て、情けなくて泣く。
閉所。結局は全部それか。水が怖いのも水中が閉所だからだ。シャワー中にキレるのも、結局は狭いバスルームだからだ。
だから表に飛び出す。浴室の外へ。更には戸外へ。

夜、出勤したら友人からメール。「上司とケンカしました。電話だけど。目の前にいたら確実に殴ってたよ…」
別の友だちからメール。隣にいる人物のことを評して、「俺はこのおっさんの全てが嫌い。うんざり」
気持ちはわかる。みんな頑張れ。

マチちゃんからメール。「ダニカリフォルニア(レッチリの5月発売の新譜からの1stシングル)試聴可能っていうニュースが!」
・・・あっ。それは一大事。
マチちゃんも聴こうかどうか迷っている。うわあ、どうしよう?

閉店後、お客に連れられて居酒屋へ。さんざん勧められて山のように食べる。昨日の今日なのに、まったく。
昨日の食べまくりにそなえて2.6Kg落としておいたのが、昨日と今日で全て元通り。また痩せなくては。
(3/16up)

claustrophobia (閉所恐怖)


2006年03月05日(日)  Eat eat eat

荻窪の美容院でカットとカラー。
2002年に髪を赤くして、その後シャンパン・ピンク→オレンジ・ブラウン→去年の6月にアプリコット・ブラウンに変えたが。今度はダーク・チェリー。以前ほどはっきりわからないが、まあ暗い赤。

ブロー中に、チャリでこっちへ向かっている筈のかっちゃんからメール。「今まいご中〜」 ・・・まいご?
後から聞いたら、高円寺→阿佐ヶ谷と順調に来て、次の瞬間何故か中野にいたらしい。・・・ワープか?(地方の皆様に説明。中野→高円寺→阿佐ヶ谷→荻窪です) そこで偶然荻窪行きのバスに出会い、追っかけて何とか荻窪に辿り着いたんだとか。
ところで、友だちが高円寺からチャリで来ると聞いた美容師さんが、「お友達は貧乏なんですか?」だと。・・・いや、高円寺じゃ普通でしょw

今日はかっちゃんとゴハンする予定だ。食いまくろう!と言ってはいたものの、どうせ小食のかっちゃんのことだ、とたかをくくっていたら。
・・・食うわ食うわ。訊けば仕事のストレスなどから、2/15を境に突如として食い始めたとか。その日に突然、白米1.5合一気食い(おかずはおかかと卵と「ご飯ですよ」のみ)をしたらしい。既にサイズも変わっているらしく、もうSは入らないという。

この日は何を食べようか、前から色々と考えていたのだが。
結局、美容院を出て目の前にあったファミレスに入った。というのもウィンドウにディスプレイされていた「うさちゃんパフェ」に、二人とも目が釘付けになったからだ。隣には「猫ちゃんパフェ」と「象さんパフェ」も。
二人ともドリンク・バーと、豪勢な一品料理を取る。それぞれが、オムライスに大量のホワイトソースがかかった上にでっかいチキンカツ、みたいなプレートだ。それを半分ずつ取り替える。更に、30cmもあるウィンナーを2本取る。食後には例のうさちゃんパフェ、猫ちゃんパフェ、普通のチョコ・パフェと三つを二人で分ける。この暴走っぷりは全てかっちゃんのリードによるものだ。
食後すぐコンビニで飲物とロールケーキとポテチ3袋を買い、うちに行って全部平らげた。これもかっちゃんの仕業。
実は、この日うちに友だちが食べまくりに来ると聞いて、「0時頃でよければケンタッキーを家まで届ける」と言ってくれた男性がいたのだが。遅いからと遠慮しておいたところ、22時にもならないうちからかっちゃんが「ケンタ食いたいね」と言い出す。(レストランを出たのが20時!) ・・・さすがにコレは泣いて勘弁してもらった。いや、食えるけどさ。もうこれ以上はヤバイって!

実はこの日かっちゃんは風邪気味で体調が悪かった。「またゴハンしようね」と言ったものの。次回体調ばっちりのかっちゃんに、果たしてついていけるのだろうか。不安。
そうだ、ひろりんを呼ぼう。「食い過ぎで自己破産した女」ひろりんをぶつければいいんだわ。(ちなみにひろりんが風邪をひいた時の食いっぷりはこんな感じ
(3/14up)

Eat eat eat (食え食え食え)  *Summer Cannibals / Patti Smith (1996) の歌詞。


2006年03月03日(金)  まかせとけよ 僕に

店のCDプレーヤーが突然故障。ロック・バーはロックがかかるからロック・バーなんであって、音楽がなければただの「バー」じゃん。
私にも責任があったので青くなる。困ってSS(b)にメール。そしたら、仕事中だったにも関わらず、数駅離れた場所から、何と30分足らずで代わりのプレーヤーを届けてくれた。
「株が上がる」とはこういうことを言うのだ。女にとって「頼りになる」男というのは、何よりポイントが高い。私のようなヘタレ好きですらそうだ。
これを読んでいる男性諸君は、女にもてたいのならこのことは記憶に留めるといい。「仕事で抜けられない」などと言い訳をせず、何を置いても救出にかけつければ、その後の印象は決定的に変わる。
ちなみにSS自身、30分以内に来られたことが素直に自慢らしかった。何かカワイイなw

私は男性の身長はどうでもよくて、実際つきあった男性は162〜183cmのあいだでバラバラだ。けれどごくたまに、大きな男性が好ましく思えることがある。それは単に大きいと「頼れる」ように思えるからだ。簡単に抱き上げてくれそうだし。
同じ意味で、お金のある男性を好ましく思うこともある。こちらが余計な気を使わなくても、あちらが色んなことをさせてくれるから。美味しいものを食べる、観たいコンサートに連れて行ってくれる、など。現金が欲しいのではなく、この頼れる雰囲気がいいのだ。
ああ、頼れる旦那さまが欲しい。誰か私に、「何も気にしないで僕にまかせて。家で好きなだけネットにはまってていいんだよ」って言ってくれないかなあw(ソレちょっと違うってか?)

閉店後、SSに連れられて中野区某ロックバーにて飲む。今日は何だか酔っぱらう気がしないので、チンザノの壜を前に置いてもらってぐいぐい飲む。
生まれて初めて「鼻から吸うヤツ」をやった。とはいえ合法。全く気分が悪くなることなく、単純にくくっときて気持ち良くなる。しまいには「効きが甘い!」ということになり、何倍もの量を酒に投入。とはいえ合法。

以前に大阪でハーバル・エックスを買った時、ショップのウィンドウの表示に、「この製品は東京では条例違反です」と書いてあったので、大阪ではいいんかい!と突っ込みを入れそうになったが。
合法って何なんだ、一体。オランダではマリファナが合法だぞ?
法律って何なんだ、一体。マレーシアでは妻を4人まで持てるが、5人目をめとったので重婚罪で罰せられた男がいた。何だそれ。

気分良く、午前8時半帰宅。

まかせとけよ 僕に  *ラプソディー / RCサクセション (1980) の歌詞。


2006年03月01日(水)  Here Comes The Rain

雨。晴れたら会いに行くと約束していた人がいたが、見事に雨。
その人は自分のいる場所を動けないので、おいでおいでとメールが入る。しまいには「迎えを寄越す」とメールが来たので、嘘でしょう!と慌ててシャワーを浴びてみたが、結局は彼の舎弟(?)たちがどれも動けないというメールが来た。

雨が降ると、雨にちなんだ曲をかけるロック・バーは多い。
一度新宿のDMXで飲んでいる時、あれ?さっきはCCRのHave You Ever Seen The Rainがかかったよね、で次がディランのA Hard Rain's Gonna Fall、そして今度はツェッペリンのRain Song・・・まさか!と思って外を見たら、やはりいつの間にか雨、ということがあった。

雨は好きだ。大泉学園の3DKのマンションに一人でいた時期、働かずに毎日暮らして、無為に流れる時間の不安にとりまかれていた頃は、雨──特に土砂降りになるとほっとした。私の部屋が世界から隔絶されるようでもあり、世間も外に出られなくなって全てが停滞するような気がしたから。
そう、自分がうちにいるという前提で、雨が大好きなんだ。
今の私は───最近はシャワーのたびに水への恐怖からおかしくなる私は、もしも土砂降りの中に傘もなしで立たされたりしたら、5分ともたずにパニックを起こすだろうから。
(3/12up)

Here Comes The Rain (雨だ)  *Izzy Stradlin の曲。(1999)


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