Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2002年09月18日(水) |
I'll send an S.O.S. to the world |
虚を衝くことが大事なわけだ。意外性が。ここのリフを2回なら当たり前。3回繰り返して、あら?安定?馴れ合い?と思わせておいて、いきなり落とす。しかも押すのではなく、手前に引く。そうすれば救いようもなく手中に転がりこんで、逃れられない。 いや、単にポリスの曲の話なんだけどね。'Message In A Bottle'って曲。
「堕落」は間違いなく現在の私のキーワードなんだけど、昔からずっと葛藤しているところというのは、要するに自分の美学と生活とをどう折り合いをつけるかということで。これがなければ、私の人生はいたって単純。何故なら私の美学とは「堕ちる」ことだから。だから、ロックなんだ。
女であることは「堕」への足を引っ張る。男は地すべり的になし崩しに堕ちていけるけど、女が堕ちる時は性根をすえて飛び降りる必要がある。男は他からの要因で堕ちられるが、女は自ら堕ちなくてはならない。女になんて生まれなきゃ良かった。堕ちることにすら真面目に取り組まなきゃならないなんて。
I hope that someone gets my message in a bottle.
I'll send an S.O.S. to the world (世界中にSOSを発信する) *Messege In A Bottle / Police (1979) の歌詞。
情緒不安定なのかもしれない。昔からずっと不安定なのかも。 何せ、自分が書いた詩を読んで涙ぐんでしまったのだ。しかも10年も前に書いたのを。 夕べルー・リードの"Satellite of Love"を聴いて、20歳の時にこの歌を訳したことを思い出し、その訳詞を探してみたのだ。そしたら、自作の詩が出てきたというわけ。これがもう下手な日記よりも当時の私の心持を如実にあらわしていて、その中のいくつかは、今の私の状況にもぴったりあてはまっていた。 成長していないのだ。 で、思わずめそめそしちゃったほどに、今の私の心境にぴったりだった詩。
これは紛れもなく堕落の詩だ。私は自分のあまりの堕落ぶりに呆然としながら、一方でその状態にうっとりしている。このままではまずいという不安が大きければ大きいほど、そこには崖っぷちの快感が伴う。 「毎日この時間に頭の上を飛行機が飛ぶ」という一行には我ながらぞっとする。その瞬間私は陶然としていたに違いないから。 そして、そんな詩が今の状況にぴったり、って。違う意味で泣けてくるなあ。
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