ユミコのメモ箱
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2009年10月10日(土) 運動会

仕事でお世話になっている幼稚園の運動会に、今年はじめて顔を出す。
こちらの幼稚園、数年前から市の立派な体育館での屋内運動会になり、当時父兄の間では賛否両論だったようで、私も内心青空の元での運動会がやっぱりいいなと思っていたりしたけれど、参加してみると屋内の良さもたくさんあって、とても楽しく過ごせた。

しかも入園まではまだ間のあるがんこちゃんまで、未就園児かけっこにご機嫌で参加しちゃったりして(もちろんお父さんと手をつないであんよ、最年少のビリッケツ)、参加賞のお土産までいただいて、楽しんでしまったのだ。

一緒にかけっこ(あんよ)に参加した夫は、ちょっとした緊張感を味わったようだったが、一方のがんこちゃんは走る(歩く)直前までBGMのあんぱんまんのテーマ曲に合わせて踊っていたとのことで、「もし嫌がってぐずったり泣いたりしたら、抱っこして走っちゃっていいからね」と夫にアドバイスしていた私の心配は全く無用だった。さすががんこちゃん、両親の幼き頃とは心臓の出来が違う。
年長さんの組み立て体操(組体操のこと。スバラシカッタ!)では、体育館の片隅で一緒になって四つん這いになったりバランスをとったりして真似っこしてたし。そのくせひと決め終わるごとに立ち上がって拍手。キミはナニモノだ!?

それにしても、運動会・・・私、大好きだったなあ。体育は嫌いだったけど、運動会や体育祭は大好きだったんだよなあ。小学校では応援に声を嗄らせたし、中学では200M走、高校では障害物競走、と不人気だった種目に毎年(もちろん自主的に)出場したんだよなあ。。。
高校生以来10ウン年ぶりに運動会というものを体感して、かなりウキウキした1日。


ところで産休&育休の私に代わって幼稚園で絵画指導をして2年目の夫。
昨年「どうして運動会こなかったの〜」とある園児に言われて、今年は張り切って観に行ったわけだが、なぜか園児たちが自分の存在に全く気づいてくれなくて少し寂しそうだった。
いつものジャージにエプロン姿とは違う夫の姿は『だれかのお父さん』くらいにしか見えなかっただろうし、園児にしてみれば運動会だものそれどころではなく、視野にすら入っていないのだ、仕方も無い。
がっかりついでに「これなら(地元の)◯◯ガーデンの映画館で仮面ライダーディケイドを観に行って誰かに会っても、気づかれないな」と期待を寄せているが、そういう時に限ってバレバレで後日幼稚園で「会ったよね〜〜」とバラされてしまうような気がするが、どうだろう。


2009年10月03日(土) 他力本願

いつのまにか、10月になってる・・・・おかしいな・・・・・・

毎年10月の恒例行事となっていたお教室の展覧会が、今年は私のくじ運が悪く12月になった。
そんなわけで展覧会前恒例の企画モノおけいこが夏からいよいよいよってカンジで楽しく(忙しく)なってきている。

『夏の共同制作』や『おはなし絵制作(おはなしを読んで作品にする)』がその『企画モノ』で、これは展覧会の充実度をかなり左右するものになっている(ような気がする)。

ここで私の企画力が試される(と思っている)わけだが、そんなプレッシャー(と私は感じている)とはまた別に、こどもたち以上に私が楽しんでいるというところもある。

私が考え、ひらめき、練った作品を、こどもたちが制作するという、つまり私はプロデューサーなのだ。

作品作りの醍醐味は、いざ制作!という直前までの練り上げるところまでにある、と私はいつも感じている。そこで一度は完成したようなもの、制作はまた別の脳を使う、それはもちろん楽しいけれど時に辛い大変な作業だ。

その醍醐味の部分を大いに楽しませてもらい、あとはこどもたちに「どうぞおねがいします!!」・・・みたいなものである。
しかもこのこどもたちというのが、私とは違うピュアな脳を持っていて、こちらの期待をはるかに上回る結果を、もしくは横道に逸れたり道草を食ったり迷子になったりしてびっくりするような結果を、出してくれたりする。これがまたいいのだ。

お教室の企画おけいこは、他力本願な私の作品でもあるわけだ。
(なんて偉そうに言ってないで、自分の作品のことも考えようっと。。。)


佐藤由美子 |HomePage