ユミコのメモ箱 DiaryINDEX|past|will
汐留アートへ。 先日まで私が出展していたブースで、友人K子さんが出展しているので観に出掛ける。 薄い銅板をたたいて器を作るワークショップを体験。出来たのが、上の写真。 (家に帰ってオトシブミの葉っぱのゆりかごをのせてみた。) その後、G大美術館のルーブル展を観に行くが、明日までの会期ということもあってか、炎天下、美術館入り口から絵画棟まで続く(つまり、ディズニ−ランド並みの)行列に、迷わず断念。新しくできたショップを物色して涼んだ後、国立こども図書館で絵本を何冊か読む。
オトシブミ関連の商品。 左から 『鈴の音ゆりかご』『豆絵巻“オトシブミ”』『リトグラフ製本“letter(レター)”』『オトシブミ標本』 です。 『鈴の音ゆりかご』はリトで刷った葉っぱで、卵のかわりに鈴を中に入れて、実演もしくは体験でオトシブミが葉っぱを巻くのとそっくりに解説付きでまきまきします。専用ケース付です。 『豆絵巻』は、幅6cm、長さ2.5mほどの絵巻で、オトシブミの一生を絵のみで描いています。巻物を広げながら芯のところまで見ていくと、くるっと裏返して今度は巻きながら絵が続いていきます。すっかり巻き戻ったところでおはなしは終わりますが、そのラストシーンはひっくり返して表面のスタートシーンとそっくり同じ場面に。おはなしが永遠に廻ってゆく絵巻です。 インクジェットプリントで製作しました。 『letter』は、限定4部のリトグラフ本です。このごろ箱ものばかり製作していたので、リトのシンプルな本をつくったのは久しぶりです。 こちらはオトシブミが葉っぱを見つけてゆりかごをつくり、落として飛び去るところまでのおはなしですが、私がオトシブミと出会った時から想像していた「オトシブミは葉っぱにお手紙を書いて巻いている」という物語を、リトで表現しました。 最後に落したゆりかご(巻いた手紙)は、本の栞(リボン)の先にくっついてぶらさがっているところがお気に入りです。 中のリトグラフのうち一部の場面を、額装して壁面に展示しました。 『オトシブミ標本』は、リトグラフで3色刷りしたオトシブミ9種を切り抜いて、ひとつづつ透明な箱に納めた作品です。箱の底の台紙には、それぞれのオトシブミの名称と、それぞれの実物の大きさのオトシブミがプリントされています。 ・・・そんなわけで、私のウン十数年ぶりの『夏休み自由研究』発表は、本日をもって終了。多くの方々とおはなししたり、葉っぱを巻いたり、リトグラフをやったりして、3日間では過ぎるほどの充実した体験をさせていただきました。 参加してくださったみなさま、作品に触れてくださったみなさま、購入してくださったみなさま、Oギャラリーならびに汐留アートヴィレッジのイベントスタッフの方々、ありがとうございました。 ところでこの『オトシブミ』展は、大好評につき春日部のギャラリーワンネスに巡回することになりましたので、今回残念ながら見逃してしまったという方は、来月末から開催されるワンネス個展を、どうぞお楽しみに!
汐留アート塾、2日目。
『GO!SHIODOME ジャンボリー2006』のアートイベント『汐留アートヴィレッジ』での作品展示・販売・体験型企画『ア−ト塾』にて、本日『佐藤由美子展−夏休み自由研究オトシブミ』が始まりました。 初日となる今日は、午前中に展示作業、昼頃からは展示販売の他、『リトグラフ・プチ体験』コーナーも賑わい、心配されたお天気も良好、多くの助っ人にも恵まれ、おかげさまで大盛況でアッと言う間の一日目を終えることができました。 特に、私にとっても初めての試みである『リトグラフ・ワークショップ』は、4歳のおえかき大好き女の子から、「やってみたいけど、絵は苦手」という年配のおじさままで、老若男女得手不得手問わず、リトの不思議を楽しんでくださり、私自身にも新鮮な体験でした。 限定21名のところ、13名終了。 まだ残りがありますので、お時間のある方、興味のある方は、この機会に是非御参加ください! 展示・販売のコーナーでは、『夏休み自由研究』として『オトシブミ』という虫をテーマにしたリトグラフによる平面・立体作品がたくさん並んでいますので、こちらもよろしく。 私の他にも、たくさんの様々な分野の作家が趣向を凝らして参加しています。とてもたのしいイベントです。 この汐留イベントは今月いっぱい続きますが、是非是非、私が出展する14日・15日の残り2日間で、堪能しにいらしてください。 おまちしていま〜す!
メモを随分サボってしまった・・・いつの間にか8月になってる。 「この夏はヒマヒマになりそう」なんて呑気なことを言っていたのはいつだったろう・・・『オトシブミ』三昧な夏、真っ盛り。 13、14、15日 3日間限りの汐留アートイベント参加に向けて、大忙し。 作品の良し悪しなんて感じる間もなく、ただひたすらに自分で決めた行程をこなしている、って感じだ。『良し悪し』はわからないけれど、作っていてかなり楽しいタイプの作品群だ。だからけして時間的余裕があるわけでもないのに、ひとつひとつの作業をじっくり味わって制作中。(終わるかな・・・) 数百円の『商品』から、額装したリトグラフ、上の画像にあるリトグラフ本(これはもちろん3日程前の制作途中段階。シンプルな本のカタチを作るのは、久しぶり!)まで、お店みたいに並ぶ予定。初チャレンジの『リトグラフ・プチ体験』ワ−クショップ(先着20名、有料)もあるので、お盆は汐留にGO!
佐藤由美子
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