ユミコのメモ箱
DiaryINDEX|past|will
今日は午前中から真面目に仕事をしました。 だから制作は手つかずでしたが、頭を使わない流れ作業的仕事だったので、頭はしっかりおやゆび姫でした。あと2版、プラスするとしたら何を描き足すか、について構想。かえるとつばめかな。
朝、出かける前に偶然観た宮崎駿のインタビューは、なかなか面白かった。 話のわからないインタビュアー(NHKのアナウンサー)に対しても、わかってもらえないなりにわかる言葉で、わからなくてもなんとなくわかったような気分にさせるように、でもわかる人(TVの視聴者)にも納得のいくように、話している感じか伝わって、この人の仕事の仕方を垣間見た気がした。まあ、それはともかく、いい話だった。
2006年02月25日(土) |
チューリップの中から |
昨日は久々のリトの2作目を描画。花の展覧会に向けて、私のテーマは『おやゆび姫』。あと1版か2版、プラスしようかどうか迷い中。
本日はハードな1日だった。 日本橋の画廊を見た後、竹橋の科学技術館で2時間程過ごし、その後国立近代美術館の須田国太郎をじっくり観て、常設も観て、渋谷の画材店の後西武の画廊を廻り、表参道の画廊で知り合いの展覧会を観た後、表参道ヒルズ探索。
しかしよく歩いた。須田国太郎と、表参道での日本画家の御夫婦の絵本をテーマにした水彩画の展覧会が、特によかった。おやゆび姫もいて、可愛かった。
およそ半年ぶり(もっとかな・・)の制作始動。あれをやらなきゃ、これも考えなきゃ、となかなか重い腰が上がらなかったが、ひとまず(締め切りも迫っていることだし)リトから始める。始めてしまえば、案外軽い身のこなし。困った時の、リト頼み。
不安定な状態に安定させる。 ・・・絵を描いたりアイディアを練ったりする時の精神状態って、そういうカンジ。
過去のエスキース帳を引っぱり出して眺めた。 私のエスキース帳は、絵や図よりも文章や言葉が圧倒的に多い。 学生の頃からの、10冊ほどにたまったエスキース帳には、まだ見ぬ次回作のヒントが隠されていることが多いのだ。
以前は随分とムズカシイことを考えていた・・いや、カンタンなことをムズカシク考えていたのだなと思った。
遠く手の届かないと思っていた大切な物事は、案外近い所にあるものだ。 実は自分の内にあったり、とか。
古いエスキース帳のいくつかのページに付箋を貼った。 新しいエスキース帳は、まだ白紙のままだ。
つい先日、とある本を読んでいてふと気付いたことがある。
「私は本を読む時、頭の中で音読している・・」
というか、それは誰でもあたりまえのことかと思ったらどうもそうでもないらしく、だから読むのが遅いのかなあということに気付いたのだ。
で、その時読んでいた『魂』的な本は、かっとばして読みたいタイプの本だったので、早速「音読しないで文章を視覚で捉える」訓練をしつつ読んだ。これが結構イケる。なるほど人はこうやって活字を読むんだ、と軽いカルチャーショック。
その後読んでいる『哲学』的な読み物でさらに訓練を深めてみようと試みたが、これはいけない。内容が内容だけに、一読しただけでは頭に入らないのだ。あきらめてゆっくり読んでいるところ。
それとは別にとある児童書(映画化されている)も読みはじめたのだが、こちらはガンガン音読なしで読める。活字も大きいので斜め読みしやすいし、何より物語がらくちんなのでいい。
私好みの日本語の美しい小説などは、やはりゆっくり読みたいし。 上手く読み分けていきたいと思う。
ところで上記の三冊はいったい何?という疑問は、後日『読書日和』で確認されたし。
先週はいとこのRちゃんの個展、今週は先輩のBさんの個展を観て話しして、この半月ほど暖めていた次回制作への思いが動きだしそうな感じ。かな。どうかな。
|