LOTUS BLOOM 通信(英語・翻訳学習編)<2007年4月6日〜>
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2005年01月30日(日) のんびり休養

先生の指示通りしっかり休養をとるため、ほとんどウチで過ごした今週末。睡眠だけは不足しないように気をつけているから十分眠れているはずなのに、寝ても寝ても眠い。やっぱりまだまだスタミナが元に戻ってはいないらしい。

仕事関連の本を読もうかと思ったけど、やめた。当分の間はウチでは仕事に関することは思い出さないよう、ムリヤリでも線を引いておいたほうが今はいいかと。

来週、再来週の週末はすでに予定が入っている。体力を温存できるよう、週日のペース配分を加減しないとね。


2005年01月27日(木) 体験学習

ちょっと疲れがたまってきて、昨日は会社をお休み。行って行けないことはなかったけど、そしたら今日と明日に開催されるセミナーの間持たせる自信がなかった。先生に話したら、
「言ってた通りになってきたでしょ。まだ自分で思っているほどスタミナは回復してないんだから、ほどほどのペースでね。せっかくここまで良くなったのに、また調子を崩してしまったら、元の木阿弥ですからね。そういう意味では、今日休んだのは良かったでしょうね。」
上司も電話で「セミナーの方が大事だから。」って言ってたし、休みを選択したことは正解だったみたい。

今日は朝8時半スタートでマーケティングセミナー。講師はウチの会社の取締役。元々製薬会社のプロダクトマネージャーだった人で、イギリスで開発されたマーケティングコースのトレーナーとしての資格を有している。

この人が、自らの経験を入れてくれたり、とても話が上手で、進め方もスムーズで、全然飽きたり眠くなったりすることがない。

3つのグループが、それぞれあるビール会社の立場をとって、グループワークでマーケティングプランを立てていくのだけど、その中で、「パーセプション」がテーマとして取り上げられていた。実際に飲んで「おいしい」と答えたビールが必ずしも好きなビールとは限らないんですよ、それだけ実際のブランドの認知にはズレがあるけれど、それを事実としてビジネスをしなければいけないんですよ。その流れの中で、「では実際にみなさんに試してもらいましょう」と、運ばれてきたのは、AからEまでのプラスチックのコップに入った種類のビールと発泡酒。最初に自分が一番好きな銘柄を申告し、その後で飲み比べて、どれがどの銘柄かをあてる、というもの。18人中、5銘柄全部正解のヒトはゼロ。私と同じグループで、「オレは味にこだわってるから、○○しか飲まない!」と言い切ってた営業部長は、全問ハズレでちょっと落ち込んでた。

こういう経験をしておくと、今度私がクライアントさんに話す立場になったときにも説得力を持てる。こういう質の高いセミナーを受講させてもらえるのは、うれしいことだ。

夜9時まで、拘束時間が長いことを先生も心配されていたけれど、問題なく乗り切れた。明日と、そして来週の木・金の、セミナーの続きが楽しみ。


2005年01月24日(月) まだ試用期間中

関わる案件の数が増えて、ちょっとパニック状態。ほとんどは上司が主担当だけど、忙しい人なだけに、頼まれる内容も広く、濃くなってきた。
「これ、企画書つくっておいて」
「調査票、作ってみて」

まだまだ勝手がわからないところは多々ある。どれか一つだけならまだしも、日程の厳しいものが重なると、どれを優先させていいのか、どのレベルまでやればいいのか、独力では段取りがとれないのが苦しい。

「これ、できる?」
と言われて、思わず「ウーン・・・」と、不安げな表情に上司が気づいてくれた。
「そうだよな。まだムリだよな。なんか、ついずっと昔からいるような気がしちゃうから、つい頼んじゃうんだよな。」

確かに雰囲気にはかなり溶け込めてると思いますけど、私、まだまだ新人ですから。入社してちょうど1ヵ月半。試用期間、あと半分残ってますから。早く独り立ちしたい気はヤマヤマですけど、もうしばらくは見習いのままでいさせてください。

明日は午前中の外出がキャンセルになった。正直、ホッ。


2005年01月23日(日) 今後のお楽しみ企画

午後からサークルテニス。小雪のちらつく中、凍えながら。
メンバーの1人で上級者の人が
「たぁさん、どんどん上達してるね。こっちも手加減ナシで、真剣に相手せざるをえなくなってきたよ。他の人もたぁさんには手を抜かなくなってきたでしょ?」
って声をかけてくれた。なるほど、以前は打ちやすいボールを返してもらうことで勝たせてもらってたのが、最近勝てなくなったのはそういうことなのですね。今の課題は、緩急のある対応を冷静に対応できるようになること。この壁を突破できれば、次のステージに進めそう。

途中から雨になってしまって、テニスは予定の半分の時間で終了。残念。

夜はメンバー2人の誕生日会を兼ねて、お食事会。そこで話に出てきた、今後の活動予定。
 2月11−13日 沖縄合宿(参加10人・決定)
 4月ごろ〜  団体戦参加&遠征 
 5月下旬   春合宿(伊豆?バーベキュー付き?)
 10月     日帰りテニス&温泉ツアー
 11月     秋合宿

薬学や医学関係の勉強、マーケティングの勉強、普通の読書、ジム通い、英会話・・・休日にやりたいことはたくさんあるけど、やっぱりテニスが最優先。このメンバーで一緒に過ごすのは、理屈ぬきで楽しいから。サークル関係のイベント、よほどのことがない限り100%の参加を目指したいな。

2月の沖縄合宿、すごく楽しみ。


2005年01月20日(木) ずっと仲良し

スズキさんの転職が決定。それもあって、「新年会&解散式」をやりましょう、ということで、前の会社のグループのメンバー4人が集っての会食。

元上司の言葉。
「元のグループはこれで解散だけど、今日は新しい集まりの始まりでもあります。」
「え!?何ですか?」
「異業種交流会。」

なるほどね。みんなバラバラの道を歩むことになったけど、このメンバーのつながりはずっと保ち続けて生きたい。前の会社ではツラい思いも一杯したけど、そう思える人に会えたという大きな意味があったのだと、今となっては思える。

ちょっと気がかりなのは、1人残ってしまうことになったOさんのこと。最近は転職活動も頓挫してしまっているらしい。早く良いところに出会えますように。


2005年01月19日(水) 勇気を出して、ペースダウン

期末が迫ってきたこの時期、「駆け込み受注」と言えるような案件の話が毎日舞い込んできている。しかも、そのほとんどは競合がなく、ウチの会社というよりも上司に頼ってくるパターン。上司はある意味、この世界ではブランドになってる。

「だって、『何とかお願いしますって言われたら、うれしいじゃない?だから、オレも調子いいから、つい『はい、やります』って言っちゃうんだよなあ。でも、うれしい悲鳴だよねぇ」
そういう上司の表情にも、最近かなり疲労の色が濃くなってきたみたい。

こうした状況を見てるから、私も何とか少しでも役に立ちたくて、いろんな案件に手を挙げてきたけれど、さすがにキツくなってきた。手持ちの案件の数が多いことや締め切りがタイトなこともそうだけど、勉強するための時間が取れないことも大きなストレスになっている気がする。今は基礎ができてないのに、ひたすら応用をやっているようなもの。追われていることをこなしてるだけじゃホントの実力は身につかない。外出やミーティングも立て込んできてる。人と会って話すことは面白いし勉強になるけど、自覚がないままに緊張感で疲労が蓄積されているらしい。

今日は週1回の診察日。先生に「ちょっと疲れが出てきたみたいです」とストレートに話した。
「自分で考えているよりも、実際はスタミナがまだまだ十分についているとは言えない時期ですからね。言ってみればマラソンを走っているようなものですよ。力いっぱい走ったら、その後しばらくは息があがって動けないけど、その半分のスピードであればずっと走り続けられるでしょ? 長い目で見た場合はその方がいいわけですから、ここらでちょっとペースを落としましょうね。」

上司も私とまったく同じ抗うつ剤を飲みながら、土日も費やして仕事していることを知っているだけに、心苦しいものがある。だけど、ここでムリをして調子を崩した方が、よほど心配も迷惑もかけることになる。ここは勇気を持って、割り切らないと、去年の二の舞になってしまう。

明日のグループミーティング、「もう精一杯なので、新しい案件はもう受け入れられません」って、はっきり言おう。入社してまだ1ヶ月ちょっと。あれもこれもはまだムリ。まだまだあせる必要はないんだから。


2005年01月17日(月) 目標は「先生の先生」

ウチの会社では、医薬品のマーケティングやプロモーションのため、医師の先生方を対象に調査をしたり、インターネットでのコンテンツ配信を行なったりしている。

今日の午後イチのミーティング。ある疾患の治療薬に関する調査の分析があがったので、その内容を確認。分析担当者の報告を聞いて、上司が解釈のコメントをつけていく。

「A薬は『一般病院』で、『営業活動重視タイプ』の医師に、B薬は『一般病院』の『ブランド重視タイプ』、C薬は『大学病院・専門病院』の『学術的評価重視タイプ』で使われてます。」
「ってことは、C薬が一番『専門家受け』してるんだなあ。」

「B薬からD薬、E薬へのスイッチングが多くなっており、B薬は今後処方が減少すると予想されます。」
「B薬は標準薬になってるけど、先生方も新しい薬を使ってみたいんだろうな。これからはD薬とE薬の勝負になるな。」

一見、何の関連性もなさそうな質問から薬剤別の処方傾向や医師の満足度が驚くほどはっきり見えてくるからおもしろい。

夕方、この結果を元に、別件のコンテンツ配信の案件についてミーティング。分析結果を異なるメンバーでさらに吟味。
「この疾患は結構難しいから、情報を欲しがってる先生方は多いんじゃないかな。」
「製薬会社のMRさんたちも、特性をうまく伝えきれてないんじゃないかなあ?」
「じゃあ、今回のターゲットは、どうします?」
「『準専門医』だな。一応標榜してて、患者さんが来ちゃうけど、実は苦手でどうしよう、って感じの先生たちに、こういう症状の患者さんにはこの薬、っていう具体的な症例を紹介するっていうのでいいんじゃないですか? まずは標準薬使ってみて、こっちに切り替えるにはこれがポイントです、って。」
「うん、うん、うん、なるほどね……ではその提案内容で企画してみますか。」

私のかかりつけの先生たちは、どういう理由で今のクスリを処方してるんだろう? 使い慣れてるから? MRさんが熱心だから? 笑顔の裏では実は「これで効いてくれればいいなあ」とか、不安に思ってたりするのかな? 得意な病気とそうでないのがあって、「この疾患の患者さんは苦手なのにあ……」なんてヒヤヒヤしてたりするのかな? そう思うとなんだか身近に感じたりする。

今はまだミーティングでも聞いた内容をノートにとるのが精一杯で、何も発言できないけれど、せっかくなら、そのうち先生に「この症例ならこのクスリがいいですよ」って教えてあげられるくらいになってみたい。


2005年01月15日(土) 思いがけないお年玉

夕方、玄関のインターホンがなった。
「宅配便でーす」
って、最近通販で注文したものはすでに全部届いたし、何だろうと、恐る恐るドアを開けてみた。
「たぁさんのお宅はこちらでいいんですね?」と、小さな段ボール箱。
住所と宛名を確認すると、確かに私で間違いない。
「はい、確かにそうです。」
「はい、ありがとうございます。」ってハンコもサインもいらないの?

差出人を見ると、「アマゾン」とある。この前注文した本はもう全部届いたのになあ、と、ちょっと恐々開けてみた。すると出てきたのは「プレゼントキャンペーン当選のお知らせ」と書かれた紙。

  >「iPod mini プレゼントキャンペーン」におきまして、厳正なる抽選の結果、
  >お客様が当選されました。

キャンペーンに参加しているって意識はまったくなかったから、本当にびっくり。特に欲しいと思っていたわけではないけれど、いざ手にしてみると、うれしい。明日、使用説明書をジックリ読んで使い方を試してみよう。

これで一年分の運をすべて使ってしまった、なんてことはないでしょうね……それがちょっと心配だったりして。


2005年01月13日(木) カラダは正直者

悲報のショックがまだ尾をひいている。日曜日以来、寝つきがすごく悪く、眠れても睡眠が浅く、夜中に何度も目が覚めてしまう日が続いている。
昨日は診察のときに先生に話して、しばらく中断していた睡眠薬を処方してもらって、それを飲んで早めにベッドに入ったけど、全然効かなかった。寝つくまで3時間。目が覚めたのは3時半。「うつ」が戻った状態。胃の調子もイマイチ。自覚していた以上にショックが大きいことを、カラダが現してる。先生の言われたとおり、少し時間をおくしかないみたい。

それでも、仕事が順調なのが救い。明るく楽しく仕事ができてる。12月と1月はアルバイトで様子を見てから今後のことを決めましょう、ということになっていたけど、2月1日から正社員になることが決定。人事からエージェントさんに送ったメールを、エージェントさんが転送してくれた。

 > 立ち上がりが早く、学習意欲も高いため、とても評価が高いです。
 > いい方をご紹介いただきましてありがとうございました。

まだまだお金をもらいながら勉強させてもらってる立場で、戦力といえるほどではないのに、照れちゃうな。でも、素直にうれしい。


2005年01月11日(火) カルチャーショック

昨日の友人のお通夜は、浄土真宗の寺に生まれ育った私にとって、初めての他宗式のものだった。参列して驚いたこと。参列者がお焼香をすませると、そのまま会場を出て隣のホールに移るように促された。その場で目にしたものは、ビールにお寿司にオードブルでにぎわったテーブル……

今までの経験から、お焼香が終わった後はもう一度席に戻り、最後まで一緒にお参りして、法話を聞くというのが「普通」だと思ってた。お食事があるにしても、それは当然お精進だと。どうしても魚肉類に手を出すのは気が向かず、かっぱ巻きやチーズをつまんで過ごしてた。

今日、ウチに電話して、父に報告して確認。
「あ〜、今で東京ではそうだなあ。ワシも最初東京にお参りに行ったとき、お勤めが終わって振り向いたら式場に誰もおらんようになっとってびっくりしたわ。何回か行ったら今じゃもう慣れて、そういうもんだと思って一緒に食べさしてもろとるけど。あれ?そんながだって言うとらんかったかい?」
「なあん、ホント、びっくりしたわ。富山でもそうけ?」
「いや、富山でちゃ、そんなことないよ。参列した人もお参りして、法話きいて、最後までその場におってから帰るがが普通やちゃ。」
「そうやよね。他宗だからこうながか、東京だからこうながか、わからんかったがやけど、他宗だからということでちゃないがだね?」
「まあ、都会だからながやろなあ。まるで儀式化してしもて、お焼香することがお参りすることになってしもとるがやわ。『野辺の送り』、っていう感覚はないちゃ。味気ないもんやけど。そういうもんながやろ。」

個人的には、せめてお通夜の夜くらいは、もう少ししんみりと故人を偲んで過ごしたかった。思わぬところで出合った、東京と地方の文化の違い。


2005年01月10日(月) 実感がわかない

19:00からのテニス仲間のお通夜に参列。

「どうぞ顔をみてやってください」というご家族のお言葉に従って、お顔を見せてもらった。少しやせてたけど、穏やかで優しい表情をしてた。


「なんか、今でも彼女が『ドッキリでした〜!みんなひっかかったね!』って札持って出てきそうな気がするんだよね」と、友人の弁。本当にそうだったらどんなにいいだろう。

今日のお通夜には、会場に入りきらない数の人が参列してた。サークルの男性陣が、誘導係や受付係をかってでてお手伝いしてた。何人かは明日の葬儀も会社を休んでお手伝いするという。これもあなたの人柄のなせる技だね。あなたのはちきれんばかりの笑顔、忘れないよ。


2005年01月09日(日) 心が痛む悲報

午後から今年初めてのサークルテニス。その待ち合わせの場所に着いた途端に、哀しい報せを聞いてしまった。テニス仲間の1人が、今朝、息をひきとったという。彼女は36歳……

しばらく前から身体の調子を崩してる、ということは耳にしていたけれど、こんなに重篤な状態だったとは知らなかった。病名はリンパ腫。最初に見つかった癌は手術で取れたけれど、その後すぐに転移が見つかり、もう手の施しようがなかったとか。

パワフルなテニスで、男性をもやりこめてた。ケラケラケラと、屈託のない笑顔は、周りを明るくした。そのうちまた元気な姿に会えるものだと、漠然と信じていた。

彼女が自分の病気のことをどこまで知っていたのかはわからないけど、どんな思いで病院のベッドの上に横たわっていたのかと思うと、心が痛くてしょうがない。

せめてもの気持ちで、明日、お通夜に参列させていただきます。


2005年01月08日(土) いよいよ本格稼動

昨日、夕方からチームミーティング。12月に私とあともう1人のスタッフが入社したので、今まで上司とIさんの2人で行なっていた案件を整理して、担当を決めよう、ということになった。

基本的に疾患領域ではなく、製薬会社ごとの担当になったほうがいいだろう、ということで、私の担当は現時点で4社、9案件。もちろん、まだひとりで遂行できるわけではないので、すべての案件に上司に「すかし」としてくっついてもらっている。

大腸がん、乳がん、成長ホルモン、血友病、高血圧、感染症、B型肝炎……
勉強しなきゃいけないことがいっぱいだぁ(汗)
漠然と取り組むよりも、ターゲットがあったほうが身が入りやすいけど、いきなりこんなに守備範囲が広くなってしまって、大丈夫なのだろうか?

入社して1ヶ月。なんとなく会社の様子や仕事の流れもつかめてきた。調査の基本は同じだから、あとはとにかく、業界知識と専門知識を一日も早く、少しでも多く身につけること。

昨日は早速急ぎの案件のために、初めての入社して初めての深夜残業。いよいよ気合いが入ります。


2005年01月06日(木) ストレスはないけれど

4日が仕事始めで、社内ミーティングの連続。昨日は早速の大阪出張。慌しくはあるけれど、決してイヤじゃない。むしろ嬉々としている。案件をいくつか持ってるほうが、勉強するにも身が入るし。

昨日の大阪出張だって、勉強にはなるし、かといって責任を負う立場でもなく、気楽なもの。少しずつだけど知識も溜まってきてる(と言っても、ようやく担当している薬剤の名前と疾患領域が結びつくようになった程度)し、まだまだ楽しさの方が圧倒的に強い。上司には
「仕事がやりたくてやりたくて、うずうずしてきてるんだろう?」
って、すっかり見抜かれてしまってた。

昨日は週に1回の先生との診察。
「会社のほうはどうですか?」
「はい、楽しいです。今日も大阪へ日帰りで行ってきたんですよ。」
「もうそんなこともやってるの?」
「でも、案件に責任をもってるわけでもないし、全然負担にはなってないです。」
「そうですか。でも、人と会ったりしていると疲れは自分でも気づかないうちにたまってくるから、睡眠だけはしっかりととってくださいよ。」

確かに重荷や感じてないけれど、眠気が無性に強い。一昨日も昨日も早々に寝てしまったけれど、朝はなかなか起きられなかった。

看護婦さんには
「たぁさんは、ちょっと調子がいいと思うと一気にペース上げちゃいそうだから、気をつけてね」
とクギを刺された。

そんなに疲れるような生活をしているつもりはないんだけどなあ……
英会話にジム通い、再開したいのはやまやまだけど、まずは仕事のペースをしっかりつくらないと。もうしばらくは意識して自重したほうがいいのかも。せっかくここまで回復したのだから、慎重に、慎重に。落ち着いて、落ち着いて。


2005年01月03日(月) 老練の打球

テニスサークルの仲間の1人に「スクールの仲間7−8人でテニスをするのですが、一緒にどうですか?」というお誘いを受けて、飛び入り参加させてもらうことに。

朝9時40分に誘ってくれた友人と待ち合わせ。
「今日はたぁさんが一番若いよ」
と聞いてはいたものの、行ってみて、平均年齢がかなり高いことにまずびっくり。ほとんどのみなさんが50歳以上なんですけど。

軽く乱打して、その後はペアを組んでゲーム。プレーしてみてまたびっくり。みんな身体がよく動くし、打球が鋭い。いつもサークルでプレーしているときは、上級者が打ちやすいボールを返してくれるので、それなりにゲームに参加できてるけど、今日は初対面の人たちを相手にして緊張していることを差し引いても、まったく歯が立ちませんでした。
「遠慮せずに思い切り打っていいんだよ」って、かなり精一杯なんですけど。サークルの人がいかに気を遣ってくれてるかがよーく身にしみた。まだまだ試合なんて恐れ多い。

一番最年長のかたは今日がお誕生日で74歳。
「テニス歴はどのくらいなんですか?」ときいたら、
「20年以上はやってますよ。」とのこと。
さすがだなあ、感心したけど、ってことは、始めたのは50歳くらいということ? だったら、私もこのまま続けてやっていけば、そこそこのレベルになれるということでしょうか?
目指すは「ハウルの動く城」のCMのおばあさんのプレーを地でいくこと!?

青空の下で2時間のプレーは気持ちよかったし、懇親会では勧められるままに飲んで、昼間から酔っ払ってしまったけど、楽しかった。幸先の良い一年のスタートかも。


2005年01月02日(日) 今年のコンセプトは「落ち着き」

12月30日の夕方から富山へ行き、今日の夜の便で東京へ。お正月はいつもお年始のごあいさつの方々が見えて、バタバタ慌しいので長めのお休みをもらうことが多かったけど、今年は過去最短。まあ、今の会社に入る前、先月の初めに帰ったときにちょっとゆっくりさせてもらったので、今回は元旦のお手伝いがメインとわりきって。それでも食いダメ、寝ダメはしっかりさせていただきました。

前回に帰ったときの会話。
私:「今年はさすがに新入社員で休みにくいから、カレンダーどおりの休みしておくわ。」
母:「なーん、それでいいよ。1日さえおってくれたら。」
私:「来年になれば融通もきかせやすいやろうし、もう少しゆっくりできるようになると思うがやけど。」
父:「おい、来年こそは、別の家庭で落ち着いとってくれよぉ。頼むちゃ。」
私:「じゃあ、曽我ひとみさんみたいに、『出会ってから38日で入籍』とか、そんなんもあり?」
母:「良い人だったら10日でもいいわいね。」

こういう親の期待に応えようというわけではないけれど、今年のコンセプトは「落ち着き」に決定。会社も変わって心機一転だけど、ムリに飛躍しようとしないで足場を固め、精神的にも、物理的にも、安定感のある生活を目指したいな、と。

2004年のコンセプトだった「やさしく、やさしく」は、自分をうまく甘やかして自分のペースをつくることを覚えられたし、まあまあうまく実践できたかなあ、と。回復が順調なのも、それによるところが大きいと思う。

さて、今年はどうでしょう? 立ち振る舞いもお金の遣いかたも、落ち着いて、落ち着いて… で、結果として両親の期待に応えられるようなことになれば、とってもハッピーなのですが。

最後になりましたが、サイトを訪れてくださる皆様、今年もどうぞよろしくお願い致します。


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