LOTUS BLOOM 通信(英語・翻訳学習編)<2007年4月6日〜>
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2004年10月27日(水) 一日派遣社員

先週、今は別の会社に勤めている元上司から、
 >可能であれば、今週か来週でお手伝いをお願いしたいと思いますが、
 >どこか時間ありますか?
というメールをもらった。顧客満足度の調査を行なうので、その調査票を作成して欲しいとのこと。

 >了解です。久しぶりのお仕事は良いリハビリになると思います。
 >多少(かなり?)勘が鈍っているかもしれないかもしれないですが、
 >よろしくお願いします。

と返事を出したところ

 >ありがとう。少しでもたぁさんの社会復帰のお手伝いができればと思います。
 >ちょうど調査絡みの仕事だったので。

もう上司ではないのに、その親心がとてもありがたい。

今朝、ラッシュとまでは言わないけれど混んでる電車に乗って「出勤」して、打ち合わせをして、パソコンで作業して… すごく懐かしい感覚。 ほぼ予定通りの時刻までに作業を終え、元上司に報告。
「あ、もうできたの?さすがだね。」という言葉に、思わず笑顔。

これで仕事を始めても大丈夫そうだなっていう、自信になった。機会を与えてくれた元上司に、あらためて感謝。

それにしても、周りが知らない人ばかりの中で仕事するって予想以上に気が張る。あてがわれたPCの操作も慣れてないタイプのもので、イマイチ使いづらかったし。短期の派遣さんって、いつもこんな環境に身をおいてるんだ。スゴイなあ。私にはできないかも。


2004年10月25日(月) やっぱりハンディキャップ?

午後8時から、とある会社の一次面接。事前に転職エージェンシーのコンサルタントさんから、私の口から先方に休職中であること、うつ病の投薬治療中であることを告げてください、という連絡があった。
 >確かにキャリアシートに「投薬治療中」やまた休職中と書くのは
 >たぁさんにとってハンディとなると思いますが、
 >弊社の臨床心理士や法務担当と話して、
 >過去に内定後にトラブルになった事例があるため、
 >まず事実は隠さず話した方が企業・応募者の双方にとって
 >長い目で勤務することを思えば良いということで、
 >お話しすることをお願いいたしました。

で、今日の面接の際には「今年の2月からストレス性のうつ病ということで休職しています」と、事実を告げた。

そのフォローアップのための説明を準備していたけど、30分という時間制限があったこともあり、詳しい話はできないまま、面接は終了。

果たして面接相手にはどう捉えられたんだろう?いろんな事情があったとはいえ、休職期間がかなり長くなってしまったことは事実だし、上司となる人にとっては、後で面倒なことになりそうな人物は避けたい、というのが本音だろうし。

そのマイナスをひっくり返してプラスにするだけの魅力を見せることができるのだろうか。事情を理解して、それでも受け入れてくれるところがあるのだろうか。今まで簡単に考えすぎてたかもしれない。不安の渦がおこりはじめてしまった……


2004年10月21日(木) 行き着く先は不明

◇この前「第一希望」と言ってた会社は、「求めているスペックが異なる」ということで、書類で撃沈。私もそう思って、何度もエージェントさんに確認したんだけど、自信を持って薦められたのに。どうやらエージェントさん自身が勘違いしてたみたい。あれこれ言っててもしょうがないから、さあ、次、次。

◇別のエージェントさんからの紹介案件。前の会社でのクライアントで、あまりいい印象を持ってなかったので気乗りしなかったけど、エージェントさんからその会社とのつながりを保つためにも、と、半ばお願いされる形で受けることにした。火曜日に、人事マネージャーの方と一次面接。まったく堅苦しさがなく、なかなか良い感じ話すことができたし、話してるうちに応募職種の仕事内容にも関心が湧いてきた。先方にも好感触を持ってもらえたみたい。「人事から現場の方には話を進めますが、それでよろしいですか」とのことだったので、ほぼ確実に次のステップに進めるだろう。一応、ホッ。

◇今日は2件のエージェントを訪問。最初に行ったところでは、窓口担当者以外のコンサルタントもみんなミーティングに参加する、という初めての形だった。1人を除いて全員が英語のネイティブスピーカーで、久しぶりの英語に囲まれた環境に、ちょっと緊張。何とか経歴や転職の動機や強みなどを伝えようと、頑張ってみた。先週からとはいえ、英会話始めておいて良かったあ。それぞれのコンサルタントさんが担当している会社について、可能性のある案件をいくつか紹介してもらったけど、興味をそそられるものが多かった。そのうちのひとつに早速レジュメが送られたらしく、夜、「来週の水曜、木曜、金曜のいずれかに一次面接に来られますか?」とのこと。あまりの展開の速さに驚き。それだけ関心を持ってもらえているのかと思うと、うれしい。

いろんな可能性を追いかけてみようと思い、受けている会社の業界はかなりバラバラだし、予想外の展開もある。果たして私は最終的にどんな理由で、どこへ行きつくことになるのだろう?先日、元上司から「たぁさんは能力があるんだから、自信を持って面接にのぞめば大丈夫」ってメールをもらった。それが支えになっていることもあって、今は不安より期待や楽しみのほうが強い。


2004年10月15日(金) 第一志望に向かって

先週の水曜日に受けた面接結果の連絡をもらった。
 >面接自体の評価は悪くなかったのですが、残念ながら今回は見送りとの回答となっています。
 >理由としては、他の候補者が事業会社での経験を有しているため、
 >これからマーケティング部門を作り上げていく環境ではありますが、
 >たぁ様のご経験が調査・分析に特化しすぎるためとのことです。ご了承ください。

まあ、予想通りという感じ。感情には何の変更もなし。というのも、昨日別のエージェントさんに紹介してもらった案件にこのうえない魅力を感じ、今はそこが第一志望になっているから。

書類選考が通れば、一次面接は英語となるとのこと。ここ数年間、メールや文書では英語に触れる機会はあったけど、話す機会はそれほどなかった。なまじTOEICで高得点が取れてしまっていてそれを履歴書などの書類に記載しているので、エージェントさんたちからも「もうペラペラなんでしょう?問題ないですよね」という反応をされることが多いけど、自分としてはとんでもない。

そのギャップを埋めるべく、英会話学校に通うことにした。今日、いくつか回って説明を聞き、そのうちの一つに入学の申し込み。レベルチェックでは、久しぶりのネィティブ相手の会話にドキドキのしどろもどろだった。英語面接なんて、ただでさえ緊張するのに、このまま受けてたらと思うとゾッとする。

第一志望の会社に照準をあわせ、できるだけのことはやってみよう。ビジネス英語のコースも備えているし、この面接だけでなく、入社後の業務にもきっと役立つはず。仮にこの会社がダメでも、ムダになることは絶対にないだろうから。ということで、早速明日、1回目のレッスン。


2004年10月08日(金) 血が通った書類

今週は毎日エージェントの人と会うか、面接かで出かけていた毎日。ちょっと「人疲れ」してしまったのか、朝なかなか起きられなくて、まだ万全じゃないのかなあ、と思ってしまった。

昨日、会ったエージェントさん。産業カウンセラーの資格もお持ちとかで、親身になって話しを聞き、アドバイスをしてくださった。
「この職務経歴書、このままでもいいんですけど、もう少したぁさんの熱意とか人間性が見えるように作り直したほうがいいと思いますよ。」とのこと。

疲れもあったし、今日は転職活動はお休みにしようと思っていたのだけど、外出先でふと思いついたことがあって、夕方、ウチに帰ってきてからは書類づくりに没頭。気づいたら晩ご飯食べるの忘れてた。

確かに、前回作成したものは、機械的に扱ってきた案件を並べただけで、確かに無機質なものだった。今回は、いくつかの印象深い案件を取り上げ、それぞれについて自分であげた成果だと思えることをちょっとオーバー気味かなと思ったけど、書き足してみた。こうして客観的に過去の仕事を振り返ることができるようになったのは大進歩かも。

エージェントさんに送ったのは9時半過ぎ。しばらくして、おもいがけずエージェントさんから返信。
 >すごく見やすく、血が通っている感じがしますよ。

このフィードバック、うれしいなあ。今、ターゲットにしたいと思っているのは2社。願わくば、応募企業の担当者の方もそう思って、関心を持ってもらえるといいのだけれど。


2004年10月06日(水) 久々のスーツ

18:30から、今回の転職活動で初の面接。長い間眠っていたスーツの中から少し迷って、明るい印象のものが良いかなと、アイボリーのものを選んだ。相手は人事担当と部門長の2名。
「堅苦しさはなしにして、オープンな雰囲気いきましょう」
という先方の申し出により、さほど緊張することもなく、やわらかい雰囲気の中で話し合いを進めることができた。

会社の雰囲気は明るく、部門長に当たる人は
「せっかくだから明るい楽しい雰囲気で仕事をしたいと心がけている」
「何か失敗したからといってその人の責任にしたりはしない。みんなで戦略をつくっていこうという感じです」
と、リーダーとして前の上司に少し似た印象があった。この人が直属の上司なら働きやすいだろうな。業務も内容としてはなかなかやりがいがありそうで、今まで全然知らなかった会社だったけど、私としては好印象。伝えたいことは言えたし、聞きたいことも聞けた。後は先方がどう判断するかだけど、もし次のステップに進めるのならもう一度話してみたいと思う。

久しぶりにスーツに袖を通したときの緊張感が、妙に懐かしかった。仕事モードも、いよいよ順調に回復してきているみたい。


2004年10月01日(金) 同郷のよしみ

転職活動が本格化してきて、転職エージェントをめぐったり、企業研究のために本を読んだり、それなりに慌しくも充実した日が続いている。

昨日も登録した会社からすぐに連絡があり、今日の午後に面談に訪れた。
担当のコンサルタントさん、面会室に案内して挨拶を交わした後の第一声が
「たぁさんは富山ご出身なんですねえ?実は私もなんですよ。」
「え、そうなんですか?富山のどちらですか?」
それからしばらくは故郷談義。そのおかげで、かなり打ち解けた雰囲気で話は進んだ。コンサルタントさんからの質問にも率直に答えられたし、私の現状や希望もよく伝えることができたような気がする。

私は業種は絞っていないけど、特に関心の高い分野がある。この会社はその手の案件が多いらしい。今はなくても出てくる可能性が十分ある、と聞いて、希望がわいてきた。

ウチに戻ったら、第一希望だった会社から「キャリアが違うということでNGになりました」というメールが入ってた。この会社についてはかなり時間をかけて本を読んだりして調べてたから残念ではあるけど、がっかりはしてない。

今日行ったエージェントに縁があるような、そんな気がする。根拠はないけど。


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