「月の夜　星の朝」（1983）
といえば、一時期私の恋愛バイブルでございました。

途中で話の設定が無茶苦茶になってきたように感じ、
さらに「りぼん」→「花とゆめ」への移行期にかぶっちゃったので
最後まできっちりとおつきあいはしなかったんですけど。

りおと遼太郎のカップルの間に意味不明な障害が
ワンサカ出てくるんだよねー。
きっと人気があったので話引き伸ばしされたのね。
などと途中からしらけながら読んでいたのでした。
ま、無事最後は結婚したのですが。

昔はやみくもに続編希望の人だったけど、
大人になったので、完結には「完結」の意味があるんだと
思えるようになったです。
しかし、漫画界のこの続編、２世流行。
やはりニーズがあるんでしょうねえ。
「軽井沢シンドローム」とか「リングにかけろ」とか
「筋肉マン」「ときめきトゥナイト」とか。
「キャンディ・キャンディ」はさすがに出てこんでしょうけどね。
は、話がズレた。

でもって四半世紀。まさかの大復活。
いきなり２人とも職変わってるしー、離婚しちゃうしー。
　りお！お前ほんとに３５か？
　遼太郎！相変わらず頑なな。（いや気持ちも解るが）

突っ込みいれまくりつつ、
17歳のすれ違いより、35歳のすれ違いの方が
リアル感が出そうで、また違った読み方ができそうで。
また本屋でみかけたら手にとってしまいそうですー。

イラっときつつ、つい手にとってしまうっていうのも
一種の魅力なんでしょうなあ。

けろよん ｜MAIL