◆ ダイアリー ◆

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初代管理者(AYA)
(沖縄県出身。 愛知県在住の医療従事者。 祖母は沖縄に伝わるユタ。)

【現在の管理者  杏珠】
AYAの直接の恩師

現在までに数え切れない程の様々な人の人生を良き流れに導いてきた霊能者。       

初代管理者の結婚・引退に伴い、その志を受け継いだ。
今までに鑑定した現代社会における悩み、霊的な相談等を
通し学んできた「気付き」を皆様へ心を込めて書き記した日記。             


2005年02月16日(水) ・・・塞翁が馬・・・

二月も半ばとなり、春は近いと言いながらも寒さの厳しい毎日が
続いておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか・・・

今日は、私が自分の人生を考えるときに指針としているお話『塞翁が馬』のお話をいたしましょう・・・


『塞翁が馬』(人間万事塞翁が馬)という中国の故事をご存知の方は多いのではないでしょうか。
このお話は、教科書に取り上げられた事もあるお話です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜昔、中国の塞と言う辺境に近い土地に住んでいる、占術をよくする人(翁)の馬がある日逃げ出してしまった。
周りの親しい人は、「残念なことだ」と慰めたがその翁は、
慰めてくれた人々にこう言った・・・
「いやいや、これが直ぐに福となりますよ」

それから数ヶ月たったある日・・・
その馬は、逃げた先の土地(胡)から駿馬を共に帰って来た。
周りの親しい人々は、この事を口々に祝った。
だが、その翁は・・・
「この事が災いとなるかもしれない」と周りの人に言ったものだから、
人々はとても不思議に思った。

二頭の良い馬に恵まれて、その家の息子が乗馬をするようになった・・・
そして、
その息子は乗馬の最中に落馬をして、足の骨を折ってしまった。
周りの人々は、彼を慰め見舞ったが、
翁は・・・
「きっとこれも福となるでしょう」と言う・・・・

それから1年経ったころ、
胡の土地の人が、塞の土地に攻めて来た・・・
若い男たちは、戦いに参加して、その辺りの殆どの人が命を落とした。

しかし、足が不自由になった息子は戦いから逃れ・・・
結果、翁と息子の親子だけが無事だった・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

人間の人生において起きてくる物事の吉凶は、
このお話のように現在表に見えていることだけで判断するのは
とても難しいものです。

物事自体を「自分にとってラッキー」な事が起きたと感じてよい気分になったり、「なんて嫌な出来事なんだ」と受け止めて落ち込んだり・・・

その物事の吉凶を決め付けているのは、実は私達なのです。
どんな事が起きてきても冷静でいれば必ずそれを
逆転させるチャンスがあるはずです。

起きてきた物事に対して、もう少し長いスパンで見て判断すれば、
そのときはアンラッキーな事でも実は後でとてもよい出来事だった・・・
そんな事はとても多いのですよ。

何が福で何が災いなのか・・・
何が吉で何が凶なのか・・・
”全ては貴方の心がきめつけている”

一見して、私にとって困難なことや嫌だと思えることが起きてきたとき、
私はいつも思うのです。

「きっと何か、これを引っ繰り返すチャンスがあるはずだ」


皆様に・・・
”自分にとってピンチだと感じるときこそが好機”ということに
気づいて頂けたら・・・と想います。




             杏珠




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