あぷのピットガレージ
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昨日の日曜日、太郎二郎裕子と4人で地引網を引いて和歌山県の漁獲高に貢献した室井さんですこんばんわ。
どんな分野でも一流品と云う物がありますね。 イームズデザインの椅子だったり、ギブソンのギターだったり、スミスアンドウェッソンの拳銃だったり。
で、僕の中では文句無く、フェラーリです。 日本の道路を走ると滑稽であろうと、見た目の派手さが嫌味であろうと、 足回りを覗き込み、エンジンを分解し、ブレーキを観察する毎に。
超一流です。
世の中にはお金持ちがおりまして、フェラーリでレースなんぞを楽しむ人が稀にいます。 レースっちゅう事はかなり過酷な条件で車をドライブするわけでして、自ずと「レース用」と言う甘美な響きの部品が一品物で作られる場合が多々あります。
どこをどう巡ったのか、目に触れる機会に恵まれました。
フェラーリF360モデナ用、スペシャルアルミラジエーター。
・・・・・・・・・・・・・・。 フェラーリ用です。一品物、オーダーメイドです。良く冷えるアルミ製です。ピカピカ新品です。日本に5個しかないそうです。
『こ、こんなんいくらしますのん?』 「定価で40万ほどやな。原価で23万ほどや。」 『さ・・・さいでっか・・・』 「なんやお前、欲しいんか?」 『いやいやいや欲しいっすけど、こんなん買えませんて。』 「うーん・・・。お前の車にピッタリやしなあ。」 『うーん・・・。ぼくの車にピッタリですなぁ。』 「他に付ける車も無いし、買うか?タダでは無理やけど。」 『いくらくらいですのん?』 「7万でどうや?」 『かかかか買いますうううううううううううううう!!!』
っちゅう訳で、僕のゼットも一流の仲間入りです。 冷えるのは今の真鍮製のラジエーターでも、冷えます。 しかーし!
軽い。
車の軽さにこだわる僕としては、夢のような出来事。 これでもう少し体重にもこだわればいいのにネ!
雨の上がった今日、久しぶりに愛車に乗ろうと思います。 「愛車でドライブ?素敵♪」と思ったそこの美しいあなた。
甘い。
日産自動車株式会社に見放された我愛車、しまいにゃ日産部品販売株式会社にまで見放されまして、ブレーキパッドなる重要交換部品までも製造中止の憂き目にあいました。
なければ作る。
マニアは負けません。今からブレーキ分解して、ブレーキバッド再生屋さんにお願いして作ってもらいます。 カルロス・ゴーンさん本人、もしくは彼の友達がこれ読んでくれたらいいのになあ。
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