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2003年09月21日(日) |
青春、おおいにけっこう! |
NHKアーカイブズで「十九歳」を二夜連続放送してた。 若かりし日の織田裕二が主人公。 本放送の時も見たのだけれど、熱いドラマだ。 高校生と大人のぶつかり合いの物語。 多感で未熟で、でも自分なりに一所懸命で、不器用で。 織田裕二の、いわゆる「体当たりの演技」というのが、ばっちり合っている。 さすが小山内美江子といったらなんだけど、良質の作品だと思う。
今どきの高校生って、あんなふうに叫んだりするのかな? 格好悪いことだなんて、思っているのかな? そういや、最近のドラマも煮え切らないのが多いような。 そういうのは、どうもたるくて苦手なのだが。 全部が全部ダメだとは言わないけれど。
そうそう、西郷輝彦が若くてカッコ良かったことも付け加えておこう。 あの人もいい役者だよなあ。 ほれぼれしちゃった。
2003年09月14日(日) |
学校に住みついた犬のお話 |
映画「 さよなら、クロ」を観てきた。 全体感は、う〜ん、ぼちぼち。 犬のお話ではなく、犬が寄り添っている人間のドラマを、 という意図はわかるが、どうにも中途半端。 一番痛いのは、十年という時間の重みを感じられないこと。 その間、クロがどういう存在だったかを伝えきれていないこと。 パンフや雑誌のあらすじ紹介を読んでないと、たぶん分からないと思う。 タイトルの「さよなら」もイマイチ。 そりゃ、クロとは最終的に別れるわけだけど、見終わった後、しっくりこない。 その方が興味そそるでしょ? っていう引っかけで安易につけた感じがする。
でもまあ、クロの葬式シーンでは思わず涙してしまいました。 あれはもう、校長役の渡辺美佐子に泣かされたと言っても過言じゃない。 さすがです。 そうそう、役者の演技はよかったので、これは楽しめた。 犬の演技(?)がまた素晴らしかった。自然で。まあ、ある意味当たり前か。
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