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スナの自由気ままな画像付き日記
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2005年01月31日(月)_
湘南周回+蓑毛+林道ラン -その2-


大磯でR134からR1へ。すぐのスリーエフでトイレ休憩。いつもはあと10km先のサンクスまで走り続けるけど、今日はちょっと早め。次の休憩は30km先の寄交差点のセブンなのは変わらないな。

R134でもR1でも、今日はよくサイクリストを見かけた。会釈したり、手を上げて挨拶したりと、爽やかだ。みんな昨日雨で走れなかったから、今日走っているのだろう。

酒匂川の手前の交差点からいつもの裏道でR255へ。ここからら松田まで緩やかに上っていく。毎回立ち止まる田んぼの前で、今回も定点観測。真っ白な富士山は、雲に隠れていた。


松田からR246へ。東名高速の下をくぐり、ここから微妙なアップダウンが始まる。今日の風は北東から南西へ向かって吹いているようで、ここから向かい風となった。

いつもこの辺までくると、この辺りの上りで足がかったるくなるのだが、今日はこの後さらにヤビツなどを上るので、無理せずに走って行った。遠くに雪化粧した丹沢系の山々が見え、真っ青な空によく映えていた。

寄のセブンで昼食休憩。昼頃出発してここに来たときは日が暮れてメチャメチャ寒いが、今は走り続けて上りも上って軽く汗ばむくらい。ジッとしていると多少肌寒いが、気にならない程度だ。


R246を秦野方面へ。コンビニを出ると最初にダラダラ上る坂がある。ここは登坂車線があるのでじっくり走っていける。その後いったん下ってからまた上り。ここらでHRが上がってしまうのはしょうがないか。

その後は割と平坦な道が続くけど、車が渋滞していたりして最初は詰まっていた。その後ガンガン飛ばして、あっという間に名古木交差点に到着。いつもはここから、もしくはもっと手前で県道71号へ曲がって海を目指すのだが、今日はここを左折してヤビツ峠方面へ。ここからこの日最大の山場が始まる。


続く。


データ:PolarData(CLICK Here!)
走行日:2005/01/30
出発:9:32 帰宅:18:14
走行距離:161.9km
走行時間:6h 46m 05s
平均速度:24.1km/h
最高速度:50.1km/h
上昇距離:1165m
心拍数(平均/最高):144bpm/183bpm
平均ケイデンス:95rpm
温度(最低/平均/最高):7℃/10℃/-
積算距離:8506km(ロード)
カロリー消費量:2412kcal
身長/体重:178cm/55.4kg
体脂肪率:11.5%

2005年01月30日(日)_
湘南周回+蓑毛+林道ラン -その1-


1月最後の週末。土曜日はあいにくの天気だったが、日曜日は晴れ! 土曜日にだいぶ睡眠不足は解消できているので、気合いを入れて午前中からたくさん走るつもりで前夜から気合い十分。

しかし、夜な夜なチェーン交換などをしていたら寝るのが遅くなったりして、結局3時過ぎに就寝。目覚ましは6時に鳴ったが、あまりにも眠かったのでタイマーをセットし直して二度寝。次は8時に大音量のベルが鳴り響く。今度はちゃんと起きる。

簡単な朝食を食べ、準備をして9時半頃出発。よく晴れた空。風がちょっと強いようだが、まずまずの条件だ。新品のチェーンに替えたロードで、気持ちよく走り出した。


今日のコースは、いつもの湘南周回コースに変化を付けて、途中でヤビツの蓑毛を上ったり、さらに浅間山林道を上ったり、日向の薬師林道を上ったりする、坂の要素を盛り込んだ内容。

今までは平地メインのコースでじっくりLSDで走ってきた。125km走ってたったの240mアップという平坦基調のコースだった。しかし、今日は中盤に坂、それも激坂を含んだコースとなり、約162kmで1165mアップ。

LSDで心拍強化は重要だが、そろそろ、坂を上って体を上りに馴らしていくことにする。と言っても、標高の高い山や峠は路面凍結の恐れがあるので、冬でも走れる坂を上る。

サイスポ2月号に「冬でも走れるお勧めコース」という感じの特集が載っていて、これにヤビツの蓑毛〜浅間山林道〜薬師寺林道というコースが紹介されていたので、これを走ってみることにした。


家を出てすぐのことだった。街中で路駐の車を避けるために後方を確認して道路中央に寄る。その際、後方にチャリダーの姿が見えた。その後、背後に走行音。付いてきているようだ。

こっちは走り出してまだアップもしていない。まぁあまり意識せずにマイペースで走って行くことにする。交差点で信号に引っかかった。信号待ちをしていると、「かっこいいですね〜」と斜め後ろから声が。

振り返ると、ローディだった。「LIGHTSPEEDですか、かっこいいですねぇ」とこちらも返す。上ハンドルに補助ブレーキレバーがついていたので、ロード初心者だろうか。それでも、ロードを楽しんでいる雰囲気が感じられた。

サイクリングロードや海沿いや遠出をしていればローディを見かけるが、家のこんな近くで出会ったのは初めて。なんだか嬉しい。少し会話しながら走って行き、途中で分かれた。彼は友人と一緒に江ノ島まで走るらしい。


そんなちょっとした出会いがあり、今日は出だしから気分がいい。気分がいいのは、それだけではない。チェーンが新品になったことにより、ウソみたいに滑らかに走る。

まるでチェーンがかかっていないかのような感覚。確かに、初めてロードに乗ったときはこんな感じだった。ランス・アームストロング著の『毎秒が生きるチャンス』でいう「No Chain」とは、正にこの感覚だろう。

あまりメンテをしていなくて、オイルを差す程度だった。そんな適当なケアで、5000kmもの距離を、雨の中も海沿いの潮風も、荷物を積んでのツーリングも、数々のツーリングを走り抜いてきた。パフォーマンスが落ちていて当然だ。

チェーンの劣化は少しずつなので、それに気付かない。塵も積もれば山となる。パフォーマンスが大幅に低下したチェーンから新品のチェーンに替えたことにより、感動も大きかった。

もっとチェーンのメンテもする必要があるが、これからは、もっと定期的にチェーンを交換していこうと思った。そんなに高いものでもないし、2000〜3000kmくらいで交換していこうかな。


まずは境川CRを南下。朝のサイクリングロードは気持ちがいい。途中で大きな車輪の一輪車に乗った子供や、腰に結んだロープでタイヤを引きずりながら走るピストのおじさんなど、珍しい人物を見かけた。

あまりにも快適に走っていけるので、チェーン交換の効果はすさまじいな、などと思っていたら、どうやら追い風気味のようだった。HR140台で軽く走っているのに、30km/h近く出ていた。

藤沢橋からはR467で藤沢市街を走り、そしていつもの裏道で片瀬江ノ島駅前を通過、そしてR134へ。今日も天気がよくて富士山がきれいに見えたので、湘南海岸公園へ寄ってちょっと海を眺める。


しばらくは平坦で直線なR134をひたすら走る。もちろん、ただ何となく走っているわけではない。今日は背筋からハムストリングス(裏腿)の筋肉を意識して走ることを心がける。

効率的で疲れにくいペダリングを習得すべく、ペダリングの練習。ペダリングは本当に奥が深い。足が上下する間に、使う筋肉を切り分ける。意識しないとその筋肉は使われない。

追い風の効果もあり、かなり調子よく走って行けた。相模川を渡る湘南大橋にやってきた。今日も眺めがよく、気持ちがいい。左を見れば青い海と青い空、そして太陽。前方には真っ白な富士山。右を見れば雪をかぶった丹沢系の山々。今日は素晴らしいランになりそうだ。


続く。


データ:PolarData(CLICK Here!)
走行日:2005/01/30
出発:9:32 帰宅:18:14
走行距離:161.9km
走行時間:6h 46m 05s
平均速度:24.1km/h
最高速度:50.1km/h
上昇距離:1165m
心拍数(平均/最高):144bpm/183bpm
平均ケイデンス:95rpm
温度(最低/平均/最高):7℃/10℃/-
積算距離:8506km(ロード)
カロリー消費量:2412kcal
身長/体重:178cm/55.4kg
体脂肪率:11.5%

2005年01月26日(水)_
鬼に金棒


1月初めに同期の初ロードレーサーが納車されたのも大きな出来事だったけど、もうすぐ新しいロードレーサーを納車する人がいる。忍者麺がアンカーを買ったのだ。

アンカーのロード最上級モデル"RHM9"で定価50万円…。カーボンでオールデュラでキシリSLで7kg台前半らしい。かなり安く買えたらしいけど、それでも忍者麺としては大奮発したはずだ。彼は、今年は本気だ。

今の重たいフォンドリエストに乗っていてもおれや走り屋さんが付いて行けないくらい速いというのに、軽量ロードに乗ったら、一体どうなるのだろうか? 走り屋さんと一緒に、密かに恐れている。

しかも、彼は去年のツール・ド・沖縄で相当刺激を受けたらしく、この冬もかなり走り込んでいる。通勤で走っていることもあり、おれの2倍くらい走っていそう。あまり走っていなくてあれだけ走れる人が、しっかりトレーニングしたら…?

マジでレースで入賞できるんじゃないだろうかと思う。彼も、かなりやる気満々で、この前メッセでちょっと話したときに「今月はまだ600kmしか走っていないよ」と言っていた。おれなら「〜しか走っていないよ」より「〜も走ったよ」と言う距離だ。

自分のロードについては、この冬の改造計画が進行中。以前から交換したかったシートポストとサドルを一新する予定で、もう注文済み。これでフレーム以外ほぼすべてのパーツが入れ替わることになる。

1月中はLSDで心拍強化に努めて、次第に負荷を上げた走りや上りも混ぜていき、春以降のレースに向けて鍛えていこうと思う。忍者麺にはかなわないかも知れないけど、少なくとも去年参加したレースはタイムを縮められるようにしていきたい。

今年最初のレースは、4/18に草津で開催される「ツールド草津」を考えている。雪の壁の間を上る、春先ならではの景色、そして何よりロングツーリングや去年夏のツーリングで走ったR292を草津側から上るという体験。これは楽しそうだ。

自転車の改造やレースのこと、暖かくなったらどこへ走りに行こうかなとか、色々考えているだけで楽しい。週末の天気予報に一喜一憂しながら、仕事に励みつつも、頭の隅にはいつも自転車がある。
2005年01月23日(日)_
「ビランクかと思いましたからね」


去年3月に事故った後にデュラのブレーキに交換したら、その強力な制動力に感動した。いつでも、ズバッと止まることができる。だから、峠の下りでも安心してガンガン攻めて行けた。

それから約10ヶ月が経ち、今ではブレーキの効きが甘くなってきている。シューもかなり減っている。あれだけ酷使すれば当然だ。そろそろ交換しなきゃな〜と思った。

それと同じように、チェーンも最近限界を感じてきている。今のチェーンは5000kmくらい走っている。だいたい2000〜3000kmくらいで交換するらしいので、まぁ十分使ったかな、と思う。

土曜日は125km走ったので、日曜日は休息日と買い物。天気予報では曇りで降水確率30%くらいだったけど、窓の外を見ると雪が降ってきた。昨日のうちに走っておいてよかった。

雪の中サガサイへ。デュラの10速チェーンとアンプルピン(5個セット)、それとブレーキシューを前後セットで購入。レジで精算するとき、店員に「どうですか、坂上ってますか?」と話しかけられた。

よく見ると、去年の夏休みの後、破損したキシリSLの代替ホイールを買いに来たときにちょっと話した店員だった。たまにしかサガサイに行かないから、もう覚えていないと思っていたので、ちょっと驚いた。

ちなみに、このときは走り屋さんと一緒に乗鞍へ走りに行く予定が迫っていたので、とりあえずシマノのWH-R540(約2万円)を購入した。そして、たまたま忍者麺と店内でばったり会ったりして、おもしろかった。

あのときは夏休み4泊5日ツーリングで黒人のように日焼けしていたし、元々細い体格なのにがっしり絞れていたので、相当印象が強かったのだろう。「どこ走ってきたんですか」「長野や群馬の坂ばかりを4泊5日で……坂が好きなんですよ」というような会話をしたのであった。

「覚えてますか?」「えぇ、ビランクが来たかと思いましたからね」(リシャール・ビランク:フランス人の超人気クライマーで、ツールで7回山岳賞、去年末に引退)

「……でも、この時期、山は走れないでしょう?」「いやいや、この時期は海沿いとか平地走って心拍鍛えていますよ」「ですよねぇ」「でも、暖かくなったらまた峠上りますよ」「あはは、好きですね〜。いいコースあったら教えてください」

そんな会話を楽しみ、あサガサイを出る。外は雪が降り続け、地面も白くなっている。歩道橋の上は滑りやすく、気をつけながら歩いた。手袋をしていても手が寒い。

数ヶ月もしたら、辺りの景色はずいぶん変わるだろう。暖かくなったら、いろんあ峠を上ろう。ひたすら上って、峠からの景色を楽しむ。達成感を味わう。どんな峠でも、上りきった瞬間に、サイクリストは少年に戻る。
2005年01月22日(土)_
またもや湘南周回LSD


先週末は雨で走れなかった上に日曜日の天気が怪しいということで、走るチャンスは今日しかない。というわけで前日まで午前中から長距離を走ろうと思っていたのだが、日々の睡眠不足と夜更かしのせいで結局昼まで寝てしまった。

飯を食べたりのんびりしてから出発すると、14時くらいになりそうだった。こうなると日没まであまり時間がないので、遠出はもちろん、知っている道でないと走る気がしない。


というわけで、今回も定番の湘南周回コースを走ることにした。平坦基調で125km〜130kmほどのコースなので、LSDでじっくり走るにはちょうどいい。距離も長くはないけどそれなりに満足する長さだし。

この前の夜ランでLSDによる心拍強化を実感できたので、今回もLSDを意識して低負荷でじっくり走ることにする。前回はHR150台が多かったが、今回は140台を目安に、なるべく150を超えないように心がけることにする。


前日の夜にシートポストの高さやサドルの角度などを調整しておいたので、今回は走り出しからして調子がいい。でも、やっぱり微妙に違和感があったので数キロ走って境川CRに入る手前で再調整した。

サドルの高さはいいのだが、前後位置がうまく出ていなくて、後ろ気味だったのでケツが落ち着かなかった。1mmほど前に出すとちょうどよくなったので、一件落着。


境川CRは少々向かい風だったが、無理せずにペースを維持。空はよく晴れていて、気持ちがいい。午前中から走っていたらもっとよかったんだろうな。マイペースで走っているうちに体がポカポカ暖まってきた。

境川CRが終わって藤沢市街に入ると、前にローディの姿。追いつくと、かなり古いロードのようでギアは6速くらい、変速もWレバーだった。さぞかし渋い人なのだろうと思ったが、よく見るとニット帽を被ってイヤホンで音楽を聴いていた。微妙な感じ……というか危ないって。


海に出る。R134を渡る信号待ちの間、ローディを数人見かけた。渡って少しすると、先ほど見かけたローディが路肩に止まってウィンブレを脱いでいた。そのローディを抜いてR134の平坦な道をそこそこのペースで走って行った。

メインはLSDなので、ここは少し速度を上げる程度にとどめている。後ろをチラッと振り返ると、先ほどのローディの姿はなかった。追いつかれても不思議ではなかったんだけど、彼も似たようなペースなのだろうか。

5kmほど走ったところで、後ろから先ほどのローディがやってきて、抜いていった。トライアスロンやTTなどに使われるエアロバーがついていた。やっぱり速い人だったのかぁとか思っていたら、あまり自分と速度が変わらなかった。

向こうもLSD中なのかな? と思ったが、どうやらかなり重いギアを踏んでいるようで、ケイデンスがかなり低かった。フロントはアウターだろうか。ペダリング練習とか、パワーをつけるような練習なのかもしれない。


つかず離れずといった感じで、しばらくそのローディを風よけにして後ろについて走って行った。微妙にもうちょっと速度を上げたいところだったが、抜くほどでもない、微妙な速度だった。

そのローディは湘南大橋の手前で歩道に入ったので、おれは車道を進んだ。ここで歩道に入ると荒れた路面を走る事になるからだ。湘南大橋はいつもどおり広い歩道を走った。相変わらずここからの眺めは気持ちいい。


R134からR1に移る。緩い坂を登り切ったところで信号につかまった。足を付いて待っていると、横断歩道を足が不自由だと思われる男の子が車椅子を押しながら母親と一緒に渡っていた。

この男の子は、今までも、そしてこれからも満足に足が不自由な生活を送るのだろうか。彼にはおれの事がどう見えるだろう。健康で、足を自由に動かし、爽快に自転車で走って行く。おれはとても恵まれているという事をもっと自覚するべきだろう。

今日の走りはまだ半分もきていないのに、日がだいぶ傾いてきて一日が終わろうとしている。出発が遅いからいつもこうだ。でも、西日に向かって走るのは、シーンとして悪くない。

HR150を越えないように気をつけながら、それでいてそこそこのペースで走って行く。「こんにちは〜」という声と共にローディが抜いていった。挨拶を返し、ちょっと様子を見る。青いロードだったけど、ブランドまではよく見えなかった。かなり走れる人のようで、速い。信号に引っかかると、もう姿が消えてしまった。


45km地点のいつものサンクスで最初の休憩。トイレを借り、外でVAAMゼリーを吸いながらボトルにドリンクを詰め替えてすぐ出発。小田原付近からいつもの裏道でR255へ。

R255を北上中、今日も真っ白な富士山がよく見えた。御殿場線の上を渡る陸橋からは、ここを走っていて初めて走っている電車を見かけた。今まで単線の線路が延びている風景だけだったけど、二車両編成の短い電車が走っていた。


65km地点の寄のセブンで2回目の休憩。もう日が完全に沈み、気温が一気に下がってきた。サングラスのレンズをクリアレンズに交換し、前後のライトを点けて出発。

ここからしばらくダラダラした上りが2つほどある。この前の夜ランではだいぶ上りが調子よかったが、今回もいつもの湘南周回ランよりはいい調子で上れた。上っているときは苦しかったが、足のダメージがあまり残らないような。


R246から県道62号へ曲がり、数キロ走って県道71号に出る。街灯が少なく真っ暗な区間もあるこの道を約10kmほど南下して再びR1へ。下りの方が多いので、今回もあっという間にR1までやってきた。

R1を今度は江ノ島方向へ。いつものパターンと同じように、次第に足が重たくなってくる。裏道を通ってR134に移る際、このままノンストップで走り続けるとやばそうだったので、縁石に座ってちょっと休憩した。ここまで約90km。

ちょっと座っていただけなのに一気に体が冷えた。冬の夜は冷え込む。体を動かしていないと、この服装では寒すぎる。再びロードに跨り、R134を走り出した。相変わらず大渋滞していたが、その横をガンガン走って行った。


後半はどうしても足が重くなってきて、ケイデンス100以上を維持するのがきつくなってくる。ギアを1枚軽くしてこいでいく。暗くてモニターが見えないが、街灯などで一瞬見えたとき、HRは150台だった。

江ノ島までやってくると、裏道でR467に出て、藤沢橋から境川CRへ。真っ暗なサイクリングロード。今回は不気味なくらい人がいなかった。暗闇の中、いろんな事を考えながら淡々と走って行った。20時17分帰宅。


走行日:2005/01/22
出発:14:07 帰宅:20:17
走行距離:125.1km
走行時間:5h 07m 39s
平均速度:24.6km/h
最高速度:53.3km/h
上昇距離:435m
心拍数(平均/最高):144bpm/175bpm
平均ケイデンス:101rpm
温度(最低/平均/最高):3℃/8℃/18℃
積算距離:8345km(ロード)
カロリー消費量:2041kcal
身長/体重:178cm/54.6kg
体脂肪率:10.5%

2005年01月18日(火)_
LSDの効果?


先週末が土日とも雨で走れなかったため、200kmラン以降、一週間以上も走っていなかった。その割には普通に食べたり土曜日にネモッチと飲んだりしていて、エネルギー摂取過剰気味。

だいたい一週間以上運動しないと、体を動かしたい欲求がどんどん膨れあがってくる。体がウズウズしてきて、仕事をしていても気持ちはそこにあらず。とにかく「走りてぇ〜」とばかり思ってしまう。

特別早く仕事が終わったわけではないけど、21時半くらいには帰れそうだったので、今日は夜ランをやるぞ! という強い気持ちで帰宅。準備をして22時には走りに出かけた。

走り出すと、どうもペダリングがぎこちない。久しぶりだからというより、ポジションが出ていないようだった。200kmランの後にネットで購入したデュラポストに交換したので、その際にうまく以前と同じポジションを再現できていなかったようだ。

でも、夜ラン中はちょこちょこ止まっては調整して…という作業を繰り返しながら走る気にはなれなかったし、このままでもそこそこ走って行けたので、多少ペダリングに違和感を感じつつ、そのまま走って行った。

しばらく走って感じたのは、サドルが微妙に前下がりになっている、サドルの高さが少し低い、という二点。ペダリング中に腰の位置が落ち着かない感じだった。どちらも数ミリ単位の調整だけど、この少しの差が乗り味に大きく影響する。

久しぶりなので最初は軽く走って体を慣らしていこうと思っていたけど、もともとアップダウンが多く、交通量もそこそこあってスピードが出るコースなので、自然とオーバーペースに。まぁいつものことだけど。

冬の間はずっと低負荷でHRも抑えてLSDばかりしていたので、久しぶりに追い込んだ走りをした。アタックして逃げているような感じで、HRも常に170台に突入していた。

序盤からこんなHRで、しかもいつもより重いギアを踏んでガンガン走って、後半はバテバテになりそうだな……と思いつつ、ガンガン走って行った。思いの外、どこまでもかなりハイペースで走り続けることができた。

今までの夜ランの経験から考えると、こんなに心拍が上がるような強度で走って行くと、すぐに息が苦しくなって、足にも乳酸が溜まって重たくなり、威勢がいいのは最初だけで、後半はバテバテ、というパターンが見えていた。

しかし、今夜は違う。かなり追い込んで、HRも上がっているしギアもいつもより重めのギアを踏んでいるのに、どこまでも走っていける。追い風なのか? と思ったけど、帰りも向かい風ではなく、全体を通じてほぼ無風だったようだ。

これは、ここ1ヶ月くらいの間、じっくりLSDで心拍を鍛えていた効果が出たのかも! と思った。あまり詳しくはわからないけど、有酸素の領域が広がり、以前は無酸素の領域に突入していたHRでも、今日は有酸素で運動できた、みたいな感じだろうか。

簡単に説明すると、有酸素運動では脂肪をエネルギー源とする。無酸素運動ではグリコーゲンをエネルギー源として疲労物質として乳酸が発生する。乳酸は筋肉を硬直させ、「足が重くなる」。

つまり、できることなら有酸素運動の領域で運動した方が長時間、効率的に運動ができる(脂肪を効率的に燃焼するという意味で、ダイエットにもいい)。しかし、運動強度が上がっていくと、有酸素から無酸素領域に突入してしまう。

どんなときでもひたすらのんびり走る人ならいいが、レースや峠など、全力を出して最高のパフォーマンスを発揮するには、強い強度の運動もできないといけない。そのときに、強い強度でもなるべく有酸素運動でカバーできれば、非常に効率的だ。

中盤にあるR16の工事中強制スプリントゾーンでは(ここの工事はいいかげんに終わってほしい…)アウターを踏んでTT状態。その後の上りも、前と同じギアなのに以前より苦しくない。HRは同じくらい上がっているけど、そんなに苦しくない。

同じコースを走っていると、どれだけ走れるようになったか(もしくはその逆も…)がよくわかる。中盤までで自分でも心配になるくらいの強度で走り続けたのに、後半の坂ゾーンでもいい感じに走って行けた。

長い上りでは、あえて少し重いギアにセットして、手の力を抜いて神経系トレーニング。雑誌に載っていたS・F・Rはこれでギアを53x14Tとかでやるらしいが、とてもじゃなけどおれにはそんなギアを上りで踏めない。

坂で神経系トレーニングをしてから平地を走ると、ペダリングがスムーズになり、終盤もいい感じで走って行けた。最後はかなり苦しかったけど、それでも足はそれなりに動くから速度が落ちなかった。

今日の夜ランは、今までになくハイスピード、高強度で長い距離を走って行けた(ちなみに途中で車に引っかかったりして何度も止まったので平均速度はかなり落ちている)。これがLSDでの心拍強化の賜物ならば、その効果には驚くばかり。他に思い当たる節がないから、そうなのだと思う。

ずっと低負荷で走っていたから重いギアにしたり坂を上るとボロボロになるかと思っていたけど、むしろ逆でガンガン走って行けた。峠を上ったり筋力をつけるのは春先からやるとして、まだまだ寒い日が続くから、しばらくはLSDでじっくり心拍を鍛えようかなと思う。


走行日:2005/01/18
出発:22:03 帰宅:23:35
走行距離:36.7km
走行時間:1h 22m 58s
平均速度:26.9km/h
最高速度:50.7km/h
上昇距離:345m
平均ケイデンス:98rpm
温度(最低/平均/最高):5℃/7℃/17℃
積算距離:8222km(ロード)
カロリー消費量:724kcal
身長/体重:178cm/56kg
体脂肪率:11%

2005年01月17日(月)_
地蔵峠


サイスポ(CYCLE SPORTS:八重州出版)に「アタック21」というコーナーがある。標高差1000mのヒルクライムコースを紹介していくコーナーで、全部で21コースあるからアタック21らしい。サイスポ2005年1月号(2004年12月20日発売)の紹介コースは「地蔵峠」だった。

地蔵峠と言えば、おれが去年の夏休みのツーリング初日で上った峠だ。サイスポには「平均勾配8.8%、指定コース中最もきついコース」と載っていた。確かに、あそこはきつかった。

ルートを考えていたときは、まさかそんなにきつい峠だとは思っていなかった。が、上りの距離と標高差から、「けっこうきついかもな」くらいは思っていた。実際に上ってみると、荷物なしでもきつい勾配がどこまでも続いていた。

重いキャリアとサイドバッグ2個、輪行袋など、旅装備で重量増のロードでは、最低ギアの39x27Tを使ってもいっぱいいっぱいで、これ以上ギアを上げる事ができなかった。

おまけに、S720iが最高気温42℃を記録するほどの猛暑の中、全くと言っていいほど日陰がない道を、ひたすら照り焼き状態で上っていったのだ。水分と体力の消耗は激しかった。

坂はきついし暑さは滅入るほどだけど、地蔵峠の上りは晴天に恵まれ、上るほどに見晴らしがよくなっていく素晴らしい景色が、ずいぶんと疲れを和らげてくれた。夏の立体感ある雲と、真っ青な空。いかにも「夏!」という感じだった。

ROOM SUNAのランレポには書き忘れたが、アタック21の記事を読んで、「そう言えば道にたくさん地蔵があったな」と思い出した。最初は珍しいので全部写真を撮っていこうかなとか思ったが、なんと100mごとに1体建っていて、100体近くあった。結局1体も撮らなかったんだけど。

去年夏のツーリング中で走った道で、もう一つアタック21の指定コースに含まれている道があった。それは赤城山を上るコース。おれの場合は北側から上って南に下ったが、この南側の道を上るコースが指定コースで、以前のサイスポのアタック21に紹介されていた。

赤城山を下っているときにすれ違ったローディ(荷物無し)は、もしかしたらアタック21に挑戦中、もしくはトレーニング中だったのかもしれない。地蔵峠も赤城山も再び上ることは当分ないだろうけど、機会があったらまた上ってみたいものだ。

標高差1000m級の上りは、長野や群馬には多くあるが、神奈川には舗装路では皆無。豊富なヒルクライムコースがあるという点で、長野や群馬が羨ましい。しかし、神奈川には神奈川のよさがある。海も山もほどよくあり、冬でも走れる、などなど色々。

ただ、地元は走り尽くしてしまってけっこう飽きているので、もっといろんな所へ走りに行きたい。今年の夏休みは、またどこか行った事のない土地へ走りに行きたい。
2005年01月16日(日)_
同期のロードが納車


会社の同期のロードが、ついに納車。LOOKの05年モデルで、KG461らしい。KG461といえば走り屋さんのフレームと同じだ(ずいぶん年度は離れているけど)。ニューアルテ装備の完成車で、いきなり10速だ。

注文は去年のうちにしていたが、年明けの三連休についに納車したらしい。メールで感想を聞いてみたら、「最高!」という内容の返事が返ってきた。これは同じ自転車乗りとしてとても嬉しい。

自分が初めてロードに乗ったときのことをメールに書いたのだが、やはり彼も同じような感じのようだ。想像以上に速くて驚いた事、慣れない前傾姿勢で首が痛い、シフトチェンジに戸惑う、立ちゴケが恐い、などなど、最初は誰もが通る道だ。

彼の家の近くには荒川があり、絶好の練習ルートとなるだろう。ロード乗りの仲間と一緒にさっそく荒川を走ったそうだ。安全に、そして長距離を走れる最適なCRを毎週走ることで、すぐにロードに慣れていくことだろう。

彼にはロードを購入するに当たって様々な情報を収集したこと、納車するまでの間にもメンテ本やカタログなどを購入し、知識を得ていること、回りにロード乗りの仲間がいること(みんなすごくロードにはまっている人たちらしい)など、今は初心者でも、すぐに上達するような要素がたくさんある。

彼がもう少しロードに慣れてきたら、一緒に走ろうと約束した。今まで理解されることがなかった自転車だが、同期に同じ趣味の人が現れたのは本当に嬉しいことだ。

「早く走りたい、早く週末にならないかな」彼の気持ちがよくわかる。これは、おれが平日毎日思っていることだから。いや、仕事がつまらないわけではない。自転車が楽しすぎるのだ。
2005年01月13日(木)_
ロード初200kmラン -その5-


野比から再びR134で海沿いを走る。車が多くて渋滞していたが、路側帯をスイスイ走っていける。以前、サークルの仲間と走ったときの事を思い出しながら、三浦海岸沿いを進む。

三浦海岸交差点から道が三つに分かれている。真っ直ぐ進めば県道215号で三浦半島の先の方まで回れるが、なんとなくそのままR134を進む事にした。疲れていた事もあるけど、あまりよく考えずに走っていたというのもあった。


内陸に入ると上り坂が始まり、疲れている足にはそれなりにきつい。坂を登り切ると、辺りは畑に囲まれていた。この辺りの景色も懐かしい。ずいぶん久しぶりにこの道を走った。

補食のスニッカーズを少しずつ口に入れてエネルギーを補給しつつ、走って行く。しばらく走ると県道との合流地点である引橋交差点にやってきた。半島を回ればけっこう時間がかかったと思うが、ショートカットしたのでずいぶん早くやって来ることができた。


R134を北上し、三崎口駅前を通る。この辺りもずいぶんと久しぶりに通る。坂を上っていると、コンビニで休憩中のおじさんローディ3人のうちの一人が会釈してくれた。大した坂でもないのに、足が重たい。

自衛隊の敷地の脇を通る辺りでは、強い向かい風が追い打ちをかける。全然前に進まない。下ハンドルを持って少しでも空気抵抗を減らして走るが、とにかく足が重たかった。横須賀の辺りで追い風で楽した分のツケが回ってきたか。


200kmとか300kmとか長距離をひたすら走っているとき、大抵途中で足が重くなってきて、ダルダルな感じになる。でも、それでもさらに走り続けていると、ある境界を越えて足が楽に感じる事がある。

マンガ『シャカリキ!』で出てきた「セカンドウィング」に似たような感覚なので、自分の中でもそう呼んでいる。今までもこれが起こっていたので、今日もそれに期待する。早く足が楽にならないかな、セカンドウィングはまだか、そんなことを思いながら走って行った。


海には大きな雲が広がっていたが、雲の中から太陽が光を放ち、印象的な光景だった。空一面が雲に覆われていたらこんな光景は見る事ができなかっただろう。自転車を止めて、しばらく眺めていたり写真を撮ったりした。

数時間前に休憩した渚橋交差点を通過。逗子海岸を走っていると、車に乗っているカップルが海の方を見ていた。おれもつられて見てみると、雲にできた小さな隙間から太陽の光が溢れて、幻想的な光景が広がっていた。

思わず写真を撮ろうかと思ったが、まぁ後でもいいかな…と思って走り続けた。でも、少し走ってやっぱり今撮らないと後悔するような気がして、止まって写真を撮った。すると、少ししたら雲の隙間は埋まってしまい、太陽の光は雲の中に消えてしまった。写真を撮っておいてよかった。


辺りは夕暮れ色に染まってきて、いよいよ一番綺麗な景色が広がる時間が近づいてきた。こうなってくると、稲村ヶ崎からの眺めを見逃すわけにはいかない。日没が迫ってきているので、ペースを上げて稲村ヶ崎を目指した。

ここで邪魔者が出現。20km/h以下でノロノロ走る原付。車は渋滞しているので抜く事もできず、ロードなら軽くすり抜けられるような所も幾度となく止まるので、平均速度も落ちるし、とにかくあまりの遅さにイライラした。

由比ヶ浜を過ぎて稲村ヶ崎に到着すると、太陽は大きな雲に隠れていた。もう辺り一面、雲に覆われている。しかし、雲の端から太陽の光線がのび、それが江ノ島を照らしていた。その光景が幻想的で素晴らしかった。


しばらくその光景を眺めた後、テールライトを点けてから再びR134を江ノ島方面へ走り出した。しかし、この夕暮れの海の景色があまりにもきれいだったため、歩道に入って止まり、写真を撮ったり眺めたりしていた。

すると、雲の端から太陽が顔を出し、急に辺りが明るくなった。サングラスをしていても眩しいほどの西日。沈みゆく太陽が海に一本の光の筋をつくる。空も海も砂浜も、そこに見えるすべての景色が感動的だった。

しばらく素晴らしい光景に黄昏れていたが、太陽が沈むと再び走り出す。腰越海岸で江ノ島の向こうに沈む太陽が見えた。この光景も素晴らしく、またもや少し眺めていた。太陽が沈みゆく光景は、いつ見ても美しい。


江ノ島の手前で右折し、R134からR467へ。少し走ったところにあるセブンで補給休憩した。太陽が沈んだ後は急激に気温が下がる。凍えながらホットコーヒーを飲んだ。サングラスのレンズをクリアレンズに交換し、前のライトも点けて出発した。

寒さに凍えながら藤沢の街中を走り、藤沢橋から境川CRへ。真っ暗でほとんど何も見えないが、これも3回目ともなると慣れたものだ。よく目をこらして気をつけながら走って行けば問題ない。


しばらく暗闇のサイクリングロードを走っていると、前に赤い光が複数見えた。けっこうな速度で移動していて、なかなか追いつかない。原付かとも思ったが、音がしないのでやはり自転車だろうか。

ようやく追いつくと、それはローディ3人組みだった。彼らも同じように、一日のツーリングを終えてナイトラン中なのだろう。後ろに付くにはちょっと遅かったので、挨拶をして抜く。

しかし、強い向かい風が吹いていて、かなり押さえつけられる。しかし抜いたからにはそれなりに速度を上げて突っ走りたい。猛烈な風の中、TT状態で走って行った。きつかったけど、これはこれでおもしろかった。

しばらくして後ろを振り返ると、遙か後ろに白いLEDの光が見えた。ずいぶんと引き離したようだ。真っ暗な道を、強い風の中、ただ一人、ひたすら走って行く。そんな状況も、けっこう好きだったりする。境川CRを走っているときにセカンドウィングがやってきて、足が楽に感じてきた。


走行距離は190kmを越え、いよいよ200kmが見えてきた。しかし、このまま家に帰ったら195km止まりだった。どうせなら200km走りたいなぁと思ったので、真っ直ぐには家に帰らず、周辺を適当に走って距離を伸ばす事にした。

境川CRを離れると、R467に出る。車道を走るのはかったるかったので、自転車通行可の広い歩道をまったりと走って行った。桜ヶ丘からは車道に移り、横道に曲がって小田急線を渡った。普段は通らない裏道を走って厚木街道に出ると、家とは逆方向へ走っていった。

厚木飛行場の北側の道を走っていると、何か白いものが降ってきた。サラサラしている。雪だった。確かにすごく寒かったけど、天気予報では一日中晴れだったので、これには驚いた。

雪の舞う中を走って行き、隣駅の相模大塚で右折。走るルートはその場でどんどん適当に決めていった。R246に出るとR246を東京方面へ。側道になると適当なところで曲がってR246を陸橋で渡った。


この辺りの道は、かすかに記憶にあった。それは、小学生のときに自転車でいろんなところに走りに行っていたときに何度か走った事がことがある道だった。真っ暗で景色はないけど、よくわかった。すごく懐かしかった。

真っ暗な懐かしの道を走って行くと、小学生のときよく遊んだ友達の家の近くを通り、そして母校(小学校)の裏に出た。この道は、10年以上通った事がなかったのではないだろうか。

小学校の前の交差点で信号に止まると、小学校のときによく行った駄菓子屋があった場所を眺めた。もうずいぶん前になくなって、今では家が建っている。その他にも、通学路沿いの家や店のいくつかは姿が変わっている。この10年以上の間に、ずいぶんと変わったようだ。時の流れを感じる。

もう家のだいぶ近くまでやってきているけど、まだ微妙な距離だったので周辺を走り続けることにした。適当に思いつきで走っていたら、小学生のときに引地台公園まで行くときによく通った裏道を走っていた。

適当に走っているつもりが、小学生のときによく走った道や友達の家の近く、小学校の横など、なぜか小学生のときの思い出の地をめぐるようなルートになっていた。小田原や三浦半島など、ずいぶん遠くを200km近くも走ってきて、最後が地元のこんな道を巡るルートというのがおもしろかった。原点に帰ってきたということだろうか。

19時過ぎに、ようやく帰宅。走っているときは「まだまだ走れる。このまま300kmだって行けそうだ」という感じだったけど、緊張の糸が切れたのか、急に疲れがドッと出てきた。やはり睡眠時間3時間での200kmランは相当過酷だったようだ。


今回のランは、ロードで初めて200kmという長距離を走り、朝から日が暮れた後まで、正に1日中走り続けて、非常に走り応えがあった。気持ちのいい快晴、雲の中からの夕暮れ、最後は雪が降ったりと、様々な天候を味わう事ができたのも、長時間、長距離を走ったからこそ。

朝の海岸と白い富士山、夕暮れの海、沈みゆく太陽と江ノ島など、素晴らしい景色をたくさん見る事ができた。これも、同じ理由だろう。これほど内容の濃い1日を過ごしたのは久しぶりだ。

冬の日照時間が短い時期に200kmを走り、最後はまだ余裕があったので、夏には300km行けそうな感じがした。今の力を維持、もしくはもっと鍛えていけば、だけど。こんな素晴らしい天気に恵まれた連休には、毎回思いっきり走りたいものだ。


走行日:2005/01/09
出発:7:41 帰宅:19:02
走行距離:205.9km
走行時間:8h 36m 30s
平均速度:24.1km/h
最高速度:46.1km/h
上昇距離:860m
平均ケイデンス:99rpm
温度(最低/平均/最高):1℃/8℃/-
積算距離:8185km(ロード)
カロリー消費量:2634kcal
身長/体重:178cm/54.8kg
体脂肪率:11.5%

2005年01月12日(水)_
ロード初200kmラン -その4-


渚橋のampmでちょっと眺めの昼食休憩を終えると、県道24号で新逗子駅方面へ。ちょっとだけだけど、初めて走る区間で新鮮だった。新逗子駅前を通過すると、逗子駅前から続いている県道24号を横須賀方面へ。この道は何度か走った事がある。

道幅もそんなに広くないし、特別走りやすいわけではない道だけど、今日は以前走ったときより交通量が少なかったので、割と走りやすかった。5kmほど走ると、R16に出た。田浦の辺りだ。


この辺りのR16は特に交通量が多く、またトンネルが多くて、やや走りづらい。車の流れに乗って走っていった。横須賀駅付近の繁華街では車が渋滞していて、人も多い。この辺りで一番栄えているエリアだ。米軍基地も多いため、外人もたくさん見かける。

小川町交差点でR16を外れ、よこすか海岸通りへ。地図で見る限り、こちらの方が走りやすそうだったので選んでみたが、これが正解だった。信号もR16に比べたら少ないし、路駐もないために気楽に走って行けた。

R16では足がだるくて、非常にかったるかった。でも、この道では幸いな事に追い風が吹いていて、ずいぶんと楽に走って行けた。大型ショッピングセンターの前を通過し、再びR16に合流すると、すぐに交差点で曲がってR134へ。


久里浜駅までの区間は、走り飽きた景色という感じだった。実際は10回も走っていないんだけど、だいたいこの辺りを走っているときは疲れていて、疲れているときの気分で景色を覚えているため、この景色を見るとそのときの感覚が蘇ってしまう。

R134は夫婦橋で方向を変えるが、ここを曲がらずに直進。平作川沿いの道を走り、久里浜港沿いのペリー通りを走った。ここは4年くらい前に東京湾フェリーに乗るために走った以来で、非常に懐かしかった。

フェリー乗り場の前を通過すると上りになり、疲労が溜まった足には辛い。トレーニング中であろうランナーを抜く。千駄ヶ崎トンネルを抜けると、金田湾沿いの北下浦海岸通りに出た。


急に景色が開けて、目の前に海が広がった。それまでしばらく街中を走っていたので、すごい開放感だ。午後から雲が広がり、白い空だったが、海岸までやって来ると雲の端が見えた。そして、その雲は去年末に見たような「絵の具で描いたような雲」だった。

雲の端からは太陽の光線がこぼれ、その光景が幻想的だった。そんな感じの雲と海を眺めながら、海岸沿いに延びる道を走って行く。とても爽快だった。車も少なく、眺めもいいし、今までほとんど通らなかった道だけど、一気に気に入ってしまった。


実は、この道は神大の野比研修所がある道で、大学2年くらいのときに来ているはずなのだが、そのときの記憶にある道とは全く別の道のように感じられた。実際、海を眺めながら走っていたら、いつの間にか研修所の前を通過していて気付かなかったほど。

R134に合流する野比交差点にやってくると、ようやく当時の記憶が蘇った。この辺りは車がよく渋滞している。その辺も変わっていなかった。サークルのみんなと一緒に走った道を、当時の思い出をトレースしながら走る。大学のときのランの思い出は、その一つ一つが宝物だ。


続く。


走行日:2005/01/09
出発:7:41 帰宅:19:02
走行距離:205.9km
走行時間:8h 36m 30s
平均速度:24.1km/h
最高速度:46.1km/h
上昇距離:860m
平均ケイデンス:99rpm
温度(最低/平均/最高):1℃/8℃/-
積算距離:8185km(ロード)
カロリー消費量:2634kcal
身長/体重:178cm/54.8kg
体脂肪率:11.5%

2005年01月11日(火)_
ロード初200kmラン -その3-


寄のコンビニを出ると、すぐに上り坂。その後もアップダウンが続き、その後やや平坦になる。交通量が増えてきて、車に気を遣う。秦野の名古木交差点を左折してヤビツ峠へ……は行かず、右折して県道71号へ。

ここから約10km、R1までこの県道を南下する。アップダウンが続くが、やや下りが多いのでスピードが出る。いつものように、あっという間にR1までやってきた。途中、信号スタートでローディに抜かれた。彼はペースが速く、しばらくして見えなくなった。


二宮から再びR1を走るが、今度は江ノ島を目指す。走行距離は80kmを超え、HRを押さえて低負荷で走っているのでだいぶまともに走れるが、やはり疲労を感じてくる。休憩をあまりとっていないからだろう。

同じコースを走っていても、この辺りまで来ると毎回足が重い。今回はまだ予定走行距離の半分も走っていないのに、もう足が疲れている。R134ではずっと21Tを使っていて、19Tだと100rpmも維持できなかった。

でも、今まで長距離を走ってきたときを思い出しても、毎回、途中で「こんなんであと100kmも走れるのかよ」と思ってしまうほど疲れを感じている。そんな状態でも、走り続けていると不思議と回復してきたり、楽になったりするのだ。だから、今回も大丈夫だなと感じていた。


湘南大橋では向かい風をモロに受けて、かなりきつかった。ただ、橋からの眺めはよく、気持ちよかった。江ノ島近くまでやってくると、走行距離は100km。ここまでのR134では足が重く、早く休憩がしたかった。

サンクスでトイレを借りたが、レジにはすごい行列ができていたので買い物は次のコンビニですることにした。次と言ってもちょうど休憩がしやすいコンビニは渚橋のコンビニで15km先だけど。

リニューアルした水族館は、かなり賑わっていて、入口ですでに人が多かった。きっと中はかなり混み合っているのだろう。いつか行ってみたいなと思いつつ、当分行く予定はない。


江ノ島を過ぎ、R134を鎌倉方面へ。いつもながら、七里ヶ浜の海岸線は気持ちいい。足が重くてややダルダルモードが入っていたが、出せるだけの力で走って行った。路駐をパスするために車が来ていないか後方を振り返ると、後ろに一人サイクリストがついてた。

疲れているのであまりペースを上げるつもりはなかったが、なんとなく意識してしまって、ちょっとペースを上げる。上りを上りきって下りを全力で飛ばす。いつの間にか後ろにいた人はちぎれていた。

稲村ヶ崎を過ぎ、由比ヶ浜、鶴岡八幡宮への道を過ぎ、材木座海岸。ここを過ぎると上りがある。トンネルの先までのそんなに長くない坂だけど、疲れた足にはけっこう応えた。


逗子海岸を過ぎると、渚橋交差点のampmに到着。ここでようやくまともな休憩をとった。このコンビニは、広い駐車場、そしてベンチスペースがあり、休憩しやすいところが気に入っている。ベンチの一つにはMTB男女5人組みの先客がいた。

昼食として、今までの補給より多めに食べた。日なたにベンチがあり、太陽もだいぶ高い位置にあるので、座っていてもあまり寒くない。地図を広げ、これから走る道を確認しながらモグモグとおにぎりを食べた。

これから三浦半島の付け根を横切って横須賀に出て、R16とR134で三浦半島をグルリと回る。時計回りの方が海沿いを走れるので、逆から回るより景色を楽しめる。天気は相変わらず快晴で、午後のランも気持ちよく走れそうだ。


続く。


走行日:2005/01/09
出発:7:41 帰宅:19:02
走行距離:205.9km
走行時間:8h 36m 30s
平均速度:24.1km/h
最高速度:46.1km/h
上昇距離:860m
平均ケイデンス:99rpm
温度(最低/平均/最高):1℃/8℃/-
積算距離:8185km(ロード)
カロリー消費量:2634kcal
身長/体重:178cm/54.8kg
体脂肪率:11.5%

2005年01月10日(月)_
ロード初200kmラン -その2-


R134を小田原方面へ。くっきりと見える富士山へと向かっていく。しばらくは海岸線沿いのフルフラットな道。車も流れていて、ついついスピードを上げたくなる。しかし、ここはじっくりとLSDペースを保つ。それでも、20km/h台後半から30km/h前半くらいまで速度が上がる。

気持ちよく走って行くと、相模川を渡る湘南大橋にやってきた。この橋からの眺めがまた最高によかった。富士山がドーンと見え、その右側には丹沢系の山々、左側には箱根や伊豆の山々が連なっている。そして真っ青な空。遠くに延びる橋の姿もいい。


湘南大橋を渡ってしばらく走ると、R1に移る。ここは前回見つけた裏道を使った。R1では、以前子猫がいたコンビニが潰れていた。前回走ったときにはもう潰れていた。近くに大きなサンクスができたからだろう。

定期的にいろんな所を走っていると、道の姿が変わっていく様子がよくわかる。コンビニが潰れるのはよくある事だが、サイクリストにとっては休憩したりするちょっとした思い出の場所であるので、少々寂しい。ここは近くにコンビニができたからいいが、宮ヶ瀬湖の近くのコンビニがなくなったのは寂しいだけでなく、困ったものだ。


45km地点で、いつものサンクスにて休憩。休憩と言ってもジッとしていると体が冷えて寒いので、冬場の休憩はトイレを借りておにぎりとドリンクを買って、ドリンクをボトルに入れておにぎりを食べてゴミを捨てて出発、という感じ。

とにかく体が冷える前に走り出さないといけないので、実際には「休憩」しているというよりトイレ行って飲み物やエネルギーを補給するだけ、という表現が近い。昼時は少し気温が上がるので日なたなら少し休めるんだけど。


二宮のサンクスを出ると、しばらく走って酒匂川にやってくると、いつもの裏道へと曲がる。鴨宮経由でR255へ。小田原市街まで行くと道が走りにくい区間があるので、いつもこちらの道を使っている。

R255を松田までひたすら北上。ここは緩やかだけど微妙に上っている。上っているように見えず、平地を走る感覚でギアを選択していると重くなるので、急に疲れたような感覚に陥る。ここは無理せず、ギアを一枚軽くしてペースを保つ。

途中、左手に田んぼが広がって景色が開けるところがある。ここはいつも眺めるところ。以前までと違って、今日は真っ白な富士山が大きく見える。この田んぼは、水が敷いてあったり、今日のように水の引いた姿であったり、ここを通る度に季節の移り変わりを見せてくれる。


松田からR246に移ると、しばらくアップダウンが始まる。峠に比べたら大した上りではないのだけど、この冬はずっと低負荷で走っているので、脚力の弱った足では上りがきつい。元々脚力は強くないのに、さらに弱まってしまった。まぁそのへんは暖かくなったら峠上って鍛えようと思う。今は心肺機能を鍛えているから。

65km地点の寄交差点のセブンで休憩。ここも定番だ。午前11時近くになり、太陽がだいぶ高い位置に昇ってきた。気温が上がり、ずっと走っているので軽く汗ばむほど。冬でもこれくらいの気温になり、存分に走れる土地に住んでいるのが嬉しい。雪が積もるような土地では冬は外を走れないだろうから。


続く。


走行日:2005/01/09
出発:7:41 帰宅:19:02
走行距離:205.9km
走行時間:8h 36m 30s
平均速度:24.1km/h
最高速度:46.1km/h
上昇距離:860m
平均ケイデンス:99rpm
温度(最低/平均/最高):1℃/8℃/-
積算距離:8185km(ロード)
カロリー消費量:2634kcal
身長/体重:178cm/54.8kg
体脂肪率:11.5%

2005年01月09日(日)_
ロード初200kmラン -その1-


よく晴れた日曜日、久しぶりに200km走った。相模湾周辺をメインに、小田原へ行ったり三浦半島を回ったり。朝から夜まで様々な時間帯、神奈川の西から東、海など様々な場所を走ったため、いろいろな風景や雰囲気を楽しむ事ができた。

意外に思うかもしれないが、ロードを買ってから今まで一番長い距離を走ったのは、購入2週間後の「奥多摩ラン」の178kmで、MTBで300km走った事がある割には、より楽に走れるロードで180kmも走っていなかったのだ。

三連休だと、一日目は日頃の睡眠不足を補うために寝て、二日目に走り、三日目は走りの疲れを癒すためにまた休む、という事ができる。長い距離を走るにはもってこいの休みだ。そしてこの三連休は、ぜひ長距離を走ろうと思った。

夏に比べると日照時間が短いし、朝晩は冷え込むので、冬はあまり長距離走行に向かない。しかし、冬にしか見れない景色もあり、冬でも走る価値は十分にある。最近は午後に出発してすぐ日没というパターンが多かったため、朝走るのも久しぶりだ。

凍結の恐れのある山や峠をコース候補から外すと、走るエリアは自然と海に近い所になった。いつもの120km海ランのコースを江ノ島までの100km走り、そこから鎌倉方面、逗子から横須賀へ抜けてR16、三浦半島を回って再び江ノ島、そして境川CRで北上という感じのルートにした。


朝6時に目覚ましで起きたが、睡眠時間3時間だったために起きるのに苦労した。「今日は走るんだ!」と気合いで起きると朝飯を適当に食べて準備をし、7:41出発。寒いけど、走って体が暖まれば問題ない気温だ。

空は雲一つない快晴で、透き通るような気持ちのいい青空。休日の朝なので人も疎らな街を走り出し、いつものルートで境川CRを目指す。途中、S720iのセンサーの角度が曲がっていて反応していない事に気付いた。荒川から車で帰ってくるときに曲がったのだろう。まだ最初のうちに気付いてよかった。

境川CRは、朝のために人も少なく、とても走りやすかった。真っ青な空の下を走るのが気持ちいい。今日もLSDで、HRをなるべく150以下に抑えるようにして走る。上がっても150台まで。坂を上っているときはある程度上がるのはしょうがないけど。

とにかく、LSDペースでないと、この季節、自分には150km以上は走れない。(最初は200km走ると決めていたわけではなく、とにかく漠然と150km以上走ろうと思っていた)

走り出して30分くらいすると、体がポカポカ暖まってきた。全身に血が回り、活発になってきた。藤沢橋からR467へ。しばらく街中を走って、いつもの裏道で片瀬江ノ島駅を通ってR134に出た。

R134を西へ走っていると、真っ白な富士山がくっきりと大きく見えた。こんな絶好の眺めを逃すのはもったいないということで、湘南海岸公園に寄った。冬の朝ということで人も少なく、穏やかな雰囲気がいい。真っ青な海と空に真っ白な富士山。そして伊豆半島の山々がどこまでも続いている。

あまりにもいい眺めと雰囲気だったので、ちょっとだけ腰掛けて休むことにした。と言っても写真をパシャパシャ撮っただけだけど。左を向けば江ノ島、右を向けば富士山、正面には相模湾。

海岸を出発する前に、サドルの高さを調節した。ここまでの20kmを走っているとき、どうもペダリングに違和感があった。サドルが低くて腰の位置が不安定になっている感じだったので、2mmほど上げてみた。そしたらピッタリで、いい感じに走れるようになった。

まだ朝の8時半。朝の清々しい空気の中を走り、いきなり富士山の素晴らしい景色を見る事ができた。これから富士山に向かって走って行く。箱根の乙女峠から富士山を眺めたらきれいだろうなぁと思ったが、今日はやめておく。まだお楽しみはこれからだ。


続く。



走行日:2005/01/09
出発:7:41 帰宅:19:02
走行距離:205.9km
走行時間:8h 36m 30s
平均速度:24.1km/h
最高速度:46.1km/h
上昇距離:860m
平均ケイデンス:99rpm
温度(最低/平均/最高):1℃/8℃/-
積算距離:8185km(ロード)
カロリー消費量:2634kcal
身長/体重:178cm/54.8kg
体脂肪率:11.5%

2005年01月08日(土)_
手軽なネット通販


仕事で必要になる本をネットで購入。定番のAmazonだ。今回の利用では、そのスピーディな流れに感心した。ネット通販は今まで何度も利用したことがあるが、だいたいが発売前の商品を「予約購入」という利用だったので、注文してから数ヶ月後に発売されてから商品が届いていた。

しかし、今回は現在普通に売っている本なので、発売されるまで待つようなことはない。木曜日の夜中に注文して、金曜日の昼には「発送しました」メールが届き、土曜日の朝には品物が届いた。

注文した本は専門的な本で、本屋ならどこにでも置いてあるわけではない。本屋で注文すれば手にはいるが、注文しに行く時ととりに行く時の2回本屋に足を運ばないといけない。

ネットで注文して、本屋で受け取るというシステムもあるけど、やっぱり一度本屋に足を運ばないといけない。朝、通勤時は本屋がまだ開いていなかったり、急いでいるのでゆっくり探せない。仕事が終わったらもう本屋は閉まっている。そんな感じなので、本屋に行くのも休日にしかできないような状況で、ネット通販ほど手間暇かけずに購入できる方法はない。

そして、今回購入した本は厚さが5cmはある分厚い本で、バッグに入れて持って帰るのも重たくて大変だ。ネット通販なら家まで配達の人が持ってきてくれるので、このあたりも実に楽だ。本ならまだしも、もっと大きくて重たいものなら、なおさら利点となるだろう。

実際に店頭で実物を見たり、何かいいものがないか気軽に探したりするには、実際に本屋に足を運んだ方がいいと思う。しかし、今回のように買いたい本が決まっていて、2、3日くらい待てる場合、ネット通販は非常に便利な購入方法だ。

おれは買い物をしようと思えばいろんな店に買いに行けるある場所に住んでいる。地方とか、山間部とか、近くに店がないような土地に住んでいる人には、ネット通販はもっと魅力的なシステムだと思う。
2005年01月05日(水)_
2004年サマーツーリング4日目完成


かなり遅くなったけど、2004年夏休みツーリングの4日目のランレポができました。少しずつ作っていて、冬休みの最後に2ページ作って完成。残りは5日目だけとなった。1月中には作っておきたい。

2004年8月11日、夏休みツーリング4日目。群馬県の榛名山の麓、榛東村を出発し、妙義山を越えて40℃近い猛暑の中、激坂の塩之沢峠越え。そして志賀坂峠を越えて埼玉県に入り秩父がゴール。約140km、1865mアップ。

例によって写真が中心で文章は写真の説明程度なので、パパパッと見ていけると思います。見所は妙義山の景色。よく晴れたこともあり、素晴らしい景色を眺めながら走って、このツーリングで一番楽しい区間だった。

ROOM SUNA( http://www.ne.jp/asahi/rs/sunacchi/ )→Bicycle→Run→2004→「2004サマーツーリング - 4日目」にカーソルを当てると右側のフレームに入口が現れるので、「ランレポへ」をクリックして飛べます。

見て、読んで、感想などありましたら是非お聞かせください。また、1日目〜3日目をまだ見ていない人は是非最初からご覧になってみてください。写真だけ見ていっても楽しめるかと思います。

常に汗が流れ続け、倒れそうになるくらいの暑さ。塩之沢峠を上っているときの平均気温は37℃くらいだった。そんな中、どこまでも続く激坂を、荷物を積んだロードでひたすら上った。途中、楽な道へ曲がることもできた。でも、あえてきつい道を選んだ。逃げなかった。上りきった。この達成感は、忘れない。
2005年01月02日(日)_
荒川CRで初走り


今年の初走りは荒川。本当は地元を走る予定だったが、諸々の事情で荒川になった。荒川と言えば長く続くサイクリングロードが有名。たまに耳にする度に気にはなっていたけど、自宅から遠かったので、今まで走った事がなかった。なので普段走れない場所を走るいい機会だった。

朝7時過ぎに忍者麺の車に拾ってもらい、東名と首都高で一気に埼玉県へ。正月の朝ということで、気持ちいいくらいに空いていて、快適に、そしてスピーディに移動できてよかった。ビルの間を通る道と朝日がすごく眩しかったのが印象的だった。

準備をして、10時前には出発。10時に荒川を走り出すというのが、自分としてはすごく新鮮だ。R17の戸田橋でちょっと景色を眺める。よく晴れた空には雲一つなく、とても澄んでいる。遠くには真っ白な富士山がくっきりと見えた。

荒川CRに入る。幅が十分にあり、とても走りやすい。境川CRとは大違いだ。普段は風が非常に強いらしいが、今日はほとんど無風だった。まだ土手には雪が残っていたが、路面はほとんど溶けていて、走行には問題なかった。

気持ちのよい舗装路が続いていたが、所々未舗装なダートっぽい部分を通過し、一気に自転車やウェアなどが泥だらけに。ウェットな土の上をちょっと通過したら一気に泥が詰まってタイヤが回らなくなってしまった。クリアランスが狭いロードには厳しい乗り方だった。

荒川CRは、とにかく長い。たまに道路が横切ったり橋を渡ったりするが、基本的にはずっと走り続けられる。そしてなんと言っても、周りに遮るものが何もないので、見渡す限りの田んぼや家々や周りの山々などの景色を楽しむ事ができる。

おそらく今日は特別だったのだろうが、とにかく空気が澄んでいて、遠くの山々がハッキリと見え、どこを見渡しても山が連なっている景色がとても素晴らしかった。富士山もハッキリと見えていたし。

正月の朝だからか、他に人がほとんどいなかった。まるで貸し切り状態のようだった。街中を走れば信号があるし、境川CRもしょっちゅう道路が横切ったりするのでよく止まるのだが、この道は止まる要因がほとんどないため、ひたすら走り続ける事ができる。それがいいところであり、またあるときはきついこともあるかも。

途中でトイレに寄ったら、トイレの周りは雪が積もっていたので雪の上を歩く事になった。そしてロードに跨ってペダルをはめようとしたら、2人同時に「はまらない…」

シューズの裏を見てみると、クリートに氷がこびりついていた。しかもこれが固くてとれない。座り込んで石でシューズの裏をガチガチ叩いている光景は、さぞや奇妙だったことだろう。

氷をとろうと石でクリートを叩いていたら、クリートまで削ってしまった。ロードを買ったときから使っているクリートで、元々ボロボロだったのだが、これによってペダルにはめてもゆるゆるな感じで、フローティングの可動範囲が広がってしまった。外すときもちょっとひねっただけで外れるし。

帰ったら新しいクリートに交換するとして、とりあえず氷がとれたので走り出した。50kmほと走ったところで、コンビニで昼食。そして引き返した。朝走り始めたときはものすごく寒かったが、午後はちょっと気温が上がり、さらに気持ちよく走れた。

復路では、忍者麺とローテーションをしながら走ったりしてみた。一人で走るより2人で先頭交代しながら走った方が空気抵抗を減らせるので、効率がいい。ただ、3,4人いればもっと後ろで休めるので、ある程度人数がいた方がより効率がいいだろう。

途中でモトクロスの練習場などを見たり、パラシュートを見上げたり、外人ローディ2人組みの後ろについて走ったりと、色々あった。荒川CRは景色が田んぼばかりで飽きそうだけど、何か変化を見つけながら走るとより楽しそうだ。

16時前に忍者麺の寮に到着。泥まみれになったロードを拭き掃除の洗車をしているうちに日が暮れた。車にロードを積み、再び同じ道で戻った。忍者麺には非常にお世話になりました。

荒川CRは、走りやすくて長くて、こんなサイクリングロードが近くにある人がすごく羨ましい。神奈川にも、あれくらいの規模のサイクリングロードを造ってもらいたいものだ。


出発:9:41 帰宅:15:50
走行距離:104.4km
走行時間:4h 32m 31s
平均速度:23.2km/h
最高速度:37.3km/h
上昇距離:240m
平均ケイデンス:99rpm
温度(最低/平均/最高):4℃/8℃/-
積算距離:7979km(ロード)
カロリー消費量:1250kcal
身長/体重:178cm/53.4kg
体脂肪率:9.5%

2005年01月01日(土)_
もらいたいような年賀状を書く


最近は、パソコンの普及によって、年賀状もほとんどプリンターでプリントアウトしたものが主流だ。裏のデザインはもちろん、宛名もプリントアウトされた文字というものが多い。

出す枚数が多い人は、1枚1枚宛名を書いていられないだろう。時間と労力をかければ書けない事もないが、そんなのやってる暇ね〜よ、という感じだろうか。自分も以前やったことがあるが、確かに楽だった。

でも、自分がいざプリンターで印字された宛名が印刷された年賀状を受け取ると、何か無機質というか、嬉しさが半減していた。その人が自分で書いた文字なら、文字に「命」みたいなものがあるのだが、印字された宛名にはそれがない。

ここ数年は、宛名をちゃんと自分で書くようにしている。出す枚数が少ないからできる事かもしれないけど、自分で直筆の宛名をもらった方が嬉しいから、そうしている。そうしたから相手もそうしてくれる、というわけではないのだけど。

同様に、裏面の内容も、ほとんど素材集のCD-ROMの物をそのまま印刷しただけの年賀状も、自分としては微妙なところ。もらうことは嬉しいが、もうちょっと内容に凝って欲しかった、という感じ。

どうせなら自分ならではの年賀状を出したい。だから自分が撮った写真を素材として使う。数年前からそうしている。別に、すごく凝っているわけではない。旅の写真などをポンと置いて、「あけましておめでとうございます」とかの文字を添える程度だ。

余白は、三分の一くらいは残すようにしている。その人に向けた文章をある程度書きたいから。たまに、印刷されただけの年賀状をもらうことがあるが、あれほど不気味なものはない。一行でもいいから、ペンで何か書いてほしいものだ。

字が下手だから書きたくない、という人もいるだろうけど、別に上手でなくてもいいと思う。下手なら下手なりに丁寧に気持ちを込めて書けば、それはちゃんと伝わる。それは、気持ち悪いくらいにうまく見える印字された文字よりずっといい。

メールの普及によって、手書きのハガキを送るという機会は、年賀状くらいしかなくなった。だからこそ、ちゃんと書きたいという気持ちがある。誤字脱字があったり、直した後があったりも、大いに結構だ。

文字ばかり書いていたら、パッと見見づらくなってしまったので、何となくちょっとした絵など描いてみた。全員ではないけど。そしたら全体的に柔らかくなって、いい感じになった。

そんな感じで、自分だったらこんな年賀状をもらったらいいな、という内容を意識して年賀状を書いた。他の人が同じ事を思っているわけではないと思うけど、少しは通じる部分があると思う。……あるといいな。

新年早々、戸棚の角に思いっきり頭突きをしてしまった。かなり強く打ったので、額に縦に傷が走っている。ちょっと人相が悪くなったような、ワイルドになったような。今年は一波乱ありそうな予感。
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