ぶらんこ
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2014年09月20日(土) 夢だけど。夢だから。





大きな古い家にいる、どうやら自分の家らしい。
庭を見ると、誰かが犬を連れて我が家の庭をうろうろしている。
なんで?と思いながらカーテン超しに見ている。
その男性は2匹の犬と一緒にいた。紛れ込んだだけなのかもしれないと思いつつ、でもなんで?と不思議に思う。

そのうちCosmoが気付いて大変なことになるのではないかと心配する。
と、娘がCosmoを連れて庭へ出ていった。男性に一言二言話しかけている。
いつの間にか男性と犬たちはいなくなってしまった。
わたしも庭へ出て、CosmoとBruceと一緒に歩く。(わりと幼い姿のままの)甥っ子や姪っ子も一緒にいた。


中へ戻らないと、という気持ちになって家を見上げるのだが、二階に続くデッキの階段は壊れかけている。
そこをするすると娘とCosmoが上っていった。
わたしも、と思うのだが、やはり壊れているところはなかなか恐ろしくて上れない。
一カ所は思い切って逆上がりをするような形で上れた。
が、次の場所は到底出来そうにないところだったので、そのまま落ちた。
頭のどこかで、夢なんだから落ちても大丈夫、と思いながら、でも怖かった。

落ちたときは、それほど痛くはなかった。そして、早く階段を直さなきゃ、と思う。


家の中に戻り、壊れかけたデッキのところから庭を見下ろす。
と、奥のほうで、母が何やら作業をしていた。

え?母ちゃん???


夢だから、母は昔の姿で、草取りかなんかをしていて、自分の足で歩いていた。
頼もしい母の姿を見て嬉しくなって声をかけた。「母ちゃん!」
母はわたしを見上げ、なんね?という顔をしてわたしのほうへ向かって歩いてきた。
デッキの下をくぐり抜けてどこかへ行こうとする母をもう一度、呼び止めた。
夢だけど、夢だから、母の手を握りたい。そう願った。


母ちゃん!
母は戻って来てわたしを見上げた。
「手!」
わたしは上から思い切り手を伸ばした。母も腕を伸ばしてわたしの手を握り、なんね?という顔をしていた。


夢だけど、夢だから、触れられて、嬉しかった。

Bruceが奥のほうでわたしのことを見ていた。
わたしは心のなかで、Bruceに「ありがとう」と言った。きっと彼が母も一緒に夢のなかへと連れて来てくれたのだ。



















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