ぶらんこ
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マミィ、「ぐんじょう」ってどういう意味?
と、こころが訊ねるので、ちょっと驚いた。 「群青」という言葉では普通は使わない。青の群れと書く「群青色」というのはある。 と、答えると、彼女はそっか。と、納得していた。 なぜそんなことを聞くのかというと、「群青日和」という曲があるからだとかなんとか。 きっとそれは造語だよ、とわたしは言う。たぶんね。
それにしてもこころが「群青色」という言葉を知らないということに少しばかりのショックを覚えた。 その意味というよりも、グンジョウイロという言葉のサウンドが彼女のなかに響かない。ということ。 それは彼女が幼い頃に日本語の世界から離れていた。ということを示している。 わたしにとって群青色は特別な色でありサウンドであり、それはきっとこころにとっても同じだ、と勝手に思っていた。 いかんね。
どうでも良いことではあるが、あらためてこころのバックグラウンドを意識したように思う。
ところで、今日は久しぶりに晴れた。 群青色の海をたっぷりと眺めてきて、ご満悦。
いちばん上の兄はわたしたち兄弟姉妹にとって 灯台みたいな存在です。 それはどんなに歳を重ねても変わらないものです。 わたしはそれを誇りに感じていたのですが、 その言い方はちょっと変だなぁと、 今になって思って、 なのであらためて考えてみたのですが なんと言ったらいいのか、わかりません。 なので それがわかるまで兄は、 わたしにとって
灯台
です。
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