限定鼓動

2014年07月27日(日) no titled.

大丈夫?

って

大丈夫な訳ないやろ、ふざけんなよ。
いい加減にしてくれ。

私が必死に
それこそ、
自由を削って、心も体も時間も割いて
取り成したこの現状を
そんな
何の覚悟もなしに
土足で立ち入って蹴り荒らして
それで許されると?





2014年07月23日(水) 隔て

何度、わかった、と云っても
それが‘できない’のなら
それは、わかった、とは
云わないんだよ

再三、あなたに云われた
消化できなかった言葉を
今、返してあげる

あなたは何もわかってないわ
何一つできないのに

それは、わかってる、とは
云えないのよ



2014年07月02日(水) あの日の景色は今も、

時折、脳裏を過る
何故か思い出す

儚いものが
綺麗だと
そう思っていた
綺麗に死のう
そればかり考えていた

花火の破裂音に混じって
壊れかけた世界が、
最後の瓦礫が、
崩れていく音がしていた

あの日の花火は
正直、あまり覚えてなくて
ただ、覚えているのは
それを見上げて表情の変わる
彼女の横顔

それはたった10年前の夜
彼女だけはまだ
傍にいる

儚いものは、要らない
綺麗には、死ねない






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陽 [MAIL]