
(夫は毎朝、私の弁当を気合入れて作ってくれるのだが)
「今日のお昼は何食べたの?」

「コンビニの肉まんとおにぎり。」

「Youが夫でよかったよ。そうじゃなかったら犯罪者だよ、私。」

「明らかに、痴漢行為だな。」
(フツーに尻をなで回されながら。)

(夫は歴史の教科書にちらと登場する○○氏の末裔だと言う。 私はずっと疑っていたのだが)
「家に、おじいちゃんが作った長い巻物の家系図があるよ。」

「ハハァーッ。そうですか、そうですか。
じゃあ、私をその家系図に加えなくちゃね。」

(新宿の、とある場所へ後輩と行った時の話をしていて)
「そうか。ここは元妻のいた会社だって教えてあげればよかった。」

「コラコラ。『元』をつける場所がおかしい!
妻の元いた会社でしょ。」

「会社では私のこと『ウチのカミさん』って表現してるの?」

「それか『ウチの嫁さん』。『ハニー』とは言ってない。」

(朝、プレーンヨーグルトを夫の皿に盛りつけながら、 「ストップって言ってね。」と念を押したところ)
「・・・・・・・・・・ストップ。」

「遅いっ!もうストップしてるよ。」

「もうコンタクト届いたんだから、会社にメガネしてかなくてもいいでしょう。」

「今週は『メガネ週間』なんだ。」
↑驚く人々の反応が嬉しいらしい。

(先週、夫が自分の実家に忘れてきたコンタクトが送られてきた。)
「ん?コンタクトだけにしては箱がでかいな。なんだこれは。 『サキイカ』に『あられ』に『チーズ鱈』に『ミックスナッツ』・・・」

「・・・ヘンに期待しちゃった自分が恥ずかしいよ。」

(新調したメガネで、がらりと人相を変えて会社に行き)
「誕生日プレゼントに妻に見立ててもらったメガネだって言った。」

「そんなこと言われたら、みんな誉めざるをえないだろ。」

(夫のメガネを買いに行った、車での帰宅途中)
「ちょっと!反対方向行っちゃうのに、なんで右折したの?」

「いやぁ、ミラーの中の自分のメガネ姿に見とれてた。」

(夜のファミレスにて)
「なんか、キャッキャ、キャッキャ、えらくやかましい集団がいるね。」

(体を伸ばしてのぞいてみて)
「女子高生かと思ったら、『おばん』軍団だった。」

(明け方。)
「ぶくぶくぶく。あー、ぶくぶくぶくぶく・・・ムニャムニャ。」

「溺れてるっ!?」

(さも、感心したように。)
「ふーん。」

「ちょっと!今、私Youに質問したのに『ふーん。』て何!?
にゃろう、さっきからずっと適当に相槌打ってたな。」
2005年08月17日(水) |
サッカー日本代表選手 |

(サッカーの日本VSイラン戦のダイジェストを夫が見ていたので)
「(日本の)誰が最初に点いれたの?」

「ん?ヒゲの人。」

「『サクちゃん』と言えば、あれだよね。」
(と、セカチューの主題歌、平井堅の『瞳をとじて』を口ずさむ。)

「何?平井堅一?」

(私の実家で、新聞のスポーツ欄を覗いて)
「お、昨日は中日勝ったのか・・・と思ったら負けたのか。」

「勝っても負けても、中日の写真がメインだからな。」

(私の実家にあった『名古屋グルメ』の本を手にとる。あんかけスパや、 マウンテンの山盛りカキ氷などを見て)
「・・・なんかどれも下品だな。」

「やっと脚光を浴びた名古屋文化を一蹴しない!」

「先週オレが会社の会議室を使った時から、ずっとエアコンがつきっぱなしで 部屋がびちょびちょになっちゃった。」

「万事が万事、Youは『うっかり』に満ちてるよ。」
2005年08月04日(木) |
存在の耐えられない軽いプライド |

(夫が先ほどからずっと考えている算数の問題を、 私に解いてみろと言うので)
「多分、こうじゃないかな。」(あっさりと。)

「・・・プライドを傷つけられた。」

(夜11:00頃、勉強をしていて)
「ちょっとシエスタをする。」

「人は、この時間の睡眠をシエスタとは言いません!」
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