(夜7時前に玄関の戸が開く音がする。珍しく早い帰宅だと思っていると)
「まだ帰ってない。」
「おかえ、あ〜あ〜、出て行っちゃったよ。」
(朝、夫がパンツ一丁で寝ているのに気が付き)
「おっ、セクシー・・・」
「う〜ん・・・パパイヤ!パパイヤ! むにゃ、むにゃ・・・」
(もらいものの『ハトサブレ』を2人で眺めつつ)
「群馬に来て、『ハトサブレ』に対する見方が変わったよな。」
「さんざん被害に遭ってるから、このリアルな形見てるだけで 複雑な心境だよね。」
「『お前の家はどっちが主導権を握ってるんだ』って聞かれてさー、
『ウチは対等』って答えたよ。」
「そうだねー。(握られてると思ってないんだな。)」
「Youが買ってきたシリアルに『保護者の方へ』って注意書きがあるよ。 てんで子供用の食べ物だな。」
「これが好きだったんだよ。」
(町中で何かの祭り行列に遭遇。夫、ちょっと見ただけで)
「もういいだろ。行こ。」
「えーっ、やだ!ホラ見てよ、すごーい。 ああ、ついていきたいなぁ・・・」
(外を見て)
「天気出てきたよ。」
「そうだね・・・って通じるけど日本語なんかヘン!」
2004年05月20日(木) |
ハーメルンの笛吹き男 |
「Youが帰ってきた後って、なんか小さな虫が やたらブンブン飛んでる気がするんだけど。」
「オレじゃない、オレじゃない!」
「今日会社でイスに座ろうとしたら、イスが思ったより後ろに行っちゃってて、 危うくひっくり返りそうになったよ。」
「コントかよ!」
「今日のお昼はアンパンとおにぎりでさ、 まるで張り込み中の刑事(デカ)みたいだったよ。」
「どんなイメージっ?」
2004年05月16日(日) |
もったいないからって無理です。 |
(私の使い終わった顔用パックをはりつけてみる。)
「うわははは。」
「あ〜あ、もうしわくちゃ!」
「初めて出会った時に『この人が、将来結婚する相手だ。』って 言われたら、どうしてた?」
「ショックで、自暴自棄になってたよ。」
※それほど、さえない風貌をしていた・・・
2004年05月13日(木) |
とりこぼしのないように |
「ハッハッハッハッ。」
(笑い終えてメモを取る。)
「またホームページのネタにするんだろ!!」
(寝言で。)「役に立っちゃった・・・ムニャ、ムニャ・・・」
「何がっ!?Youが?」
2004年05月11日(火) |
バスルームより愛を込めて |
(先に風呂に入る夫が)
「(次に)入れそうになったら、電話するからね。」
「風呂からかよ。」
※呼び出しボタンを押すと言いたかったらしい。
「Youの両親は、まさかYouがこんなに家事をやらされてるとは 思わないだろな。」
「夫婦生活だな。」
※家事分担とか、そんな感じのことが言いたかったらしい。
2004年05月09日(日) |
身長168センチの男でも |
「Youの親戚、家族と撮った写真見ると、 オレってものすごく大きいかもって錯覚するよ。」
「なんじゃこりゃ!ガリバー、ガリバー!」
(私の両親と一緒に乗っている車が動き出してから、後部座席でボソっと)
「上着のすそをドアに挟んじゃったよ。」
「目的地まであと一時間、そうしてなさい。」
(混んでる電車に乗ってやっと座れたところ、夫が『トイレに行きたい』と言う。別に表情を変えたつもりはなかったのだが)
「今、うんざりした顔しただろ。」
「こーら。大人の一瞬の表情を読む子供みたいなことしなーい。」
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