(晩御飯に何を食べたかと聞くので)
「うどんをゆでて、つゆも自分で作って具も色々乗せて食べたよ。」
「まずそうだな。」
「何だと!」
「えっ?何?さっきの話の反応?おそっ。」
(『チャック閉めて!』と注意したところ、股間を見つつ)
「え?開いてないよ。」
「ちがーう!ズボンじゃなくて、カバンだよ!」
(東京ディズニーランドの話をしていて。)
「私、正直”ミッキー”とかいても『きゃーっ!ミッキー!』って
思えないんだよね。Youは?」
「オレは・・・内心うれしい。」
(”レディオヘッド”のライブチケットがとれたことがわかって。)
「よーし、今日から予習だ!」
「今日から!?コンサートは来年の4月だよ!」
(ドラマ『俺たちの旅』を見ていたら、)
「これには”ナカムラトシオ”が出てるのか?」
「いつもそうやって、誰のこと言ってるかわかるけど、
明らかに違う名前で覚えるのは何故だ?」
2003年12月15日(月) |
うっすらとした夜中の記憶 |
「こっち来いよ。うひゃひゃひゃひゃひゃ!」
「フフ、フフ・・・うひゃひゃひゃひゃ!」
(車の中で夫が”しゅうまい”臭い息をプンプンさせるので。)
「助けてください!助けてください!」
(と、鼻をつまみ窓をたたきながら隣の車にアピール。)
「恥ずかしいから、やめなさい!」
「Youはイタズラコウだな。」
「ん?いたずらっ子?いたずら公?」
「オレは寝ボスケか?」
「疑う余地もなく寝ボスケだよ。」
「昨夜、私が寝た後イタズラしただろ。」
「視姦(しかん)してただけだよ。」
(夫が帰ってきた気配を感じた後すぐ)
ぷぅぅーーーーーーっ!ぷっ、ぷぷぷぷっ。(激しいオナラの連発。)
「・・・ただいま。」
「外でずっと我慢してたのか?」
(コタツから顔だけ出している夫に。)
「いいかげん、出てきなさーい!」
「寒いんだヨ。目ぇつぶってくれヨ。」
「見て!この1年前のYouの若々しい写真!どうして1年でそんなにオッサンくさくなっちゃったの?ああ、騙された。結婚詐欺!結婚詐欺!」
「何が。」(鏡に向かって鼻毛を切りながら。)
(メガネかけて、ヒゲぼうぼうの姿で。)
「この格好で出かけてもいいかな?」
「そんなメガネ生やして・・・あっ。」
(晩御飯を会社ですませたと言った後)
「しまった!人の席でおでん食べてて、食べかけのまま帰って来ちゃった。」
「その席の人が、朝、出社してそれ見たら 一日ヤな気分だろうな。」
(夫、残業後、徒歩2,3分の会社から同僚に車で送ってもらって帰ってくる。
どうしたのかと問うと・・・)
「オレは、(みんなで食べて残った)ピザを持ってたからな。」
「その紙皿に乗った一切れのピザのことか?」
(前置き。最寄の駅から自宅まで徒歩で30分以上かかる。
今日出張だった私が、駅から何で帰ってきたか電話で聞かれて。)
「バスで帰ってきたの。」
(平然と。)「あ、そう。ダッシュで帰ってきたの。」
「どう、明日は私の作った弁当でも持ってく?」
「そしたら、支店の女性がみんなオレの周りに集まってくるだろ。
そんで、『うわー、愛妻弁当!おいしそー!』とか言って
ひやかすだろ。恥ずかしいから持ってかない。」
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