見つからない・・ - 2004年07月31日(土) 今日から子供達はおばあちゃんの所へお泊り 夏休みは恒例だけど その間 ひとりになる私は 彼と旅行です ふたりだけの旅行はすごく嬉しくて楽しみだけど 親にも子供にもかくして 過ごす時間は やっぱり うしろめたい・・ べつに不倫関係でもないし 誰に隠す様なわるい事をしてる訳じゃない・・ なのに 親にも子供達にも 今はまだ話せない 彼もそれを望んでない 多分それは彼が私自身や子供達 私のすべてを受け入れる自身がないからだと思う 今の私の状況を思うと当然だと思う 私も将来を約束してる訳じゃないのに 子供達を彼に会わせる事はできない 私のすべてを彼に背負わせることはできない・・ ずっと一緒にいられる最善の方法を探してる・・ けれど やっぱり見つからない どうしても見つからない・・ 一体 なんの為に一緒にいるのかな・・・ 確かに 恋愛に形なんてないし 愛情だっていろんな愛がある 何が本当の愛で 何が偽りの愛かなんてわからない・・ でもやっぱり寂しい・・ ただ一緒にいたい それだけの関係でいいって自分に言い聞かせるけど 時々寂しくてどうしようもなくなる ひとりになるのが怖くてどうにもならない 気持ちなんて自分でどうにかしようとしたって その通りになんてならない 結局 時間の流れにまかせるしかないのかな・・ - ツカレタ・・・ - 2004年07月30日(金) 今日はなんか落ち着いてる・・ っていうか・・ 無気力?? 彼と一緒にいてもフツーの空気が流れてた なんて言うか 彼を想うことに 彼を好きなことにちょっと疲れた感じ・・ 毎日 毎日 彼のことで一喜一憂してる 自分の生活 子供達の面倒を見ながら 彼との時間もどうしてもはずせなくて 寝る時間がないほど 精神的にも体力的にもかなり疲れてる・・・ こんな時は彼との事も落ち着いて考えられるからいいのかな でもわかってる・・ またすぐに彼の事でいっぱいになるって いつもその繰り返しだから・・ 時々 結婚生活の中で幸せだった頃を想いだす なんの不安もなく幸せな家庭・・ 私が元夫を心から信じていた頃・・ 平穏な毎日・・ 今の私はつかれきってる そして不安と孤独に押しつぶされそう 彼のことが好き・・ でもどうしても彼の重荷になっているようで辛い そう言ってくれるけど 多分 それが彼の本当の気持ちだとわかっているのに 素直に受け止められない 無理してるんじゃないかって勝手に解釈して 彼の気持ちをまた傷つける ほんとにゴメンね・・ 素直に信じられなくて・・ - 夢・・消えないで - 2004年07月29日(木) 諦めよう・・ これ以上好きにならないようにしよう・・ 何回も思った どんなに好きになっても ずっと一緒にいたくても かなわないってわかってる だったら思い出が増えないうちに 早く別れたほうがいい 長く一緒にいればいるほど後が辛くなる 諦めよう・・ これ以上好きにならないようにしよう・・ 子供達の事だけ考えよう・・ ずっとずっとそんな事ばかり考えてきた なのに会う度に想いは膨らんでいく・・ 夢だってわかってるけど それだけが 私を支えてきた 夢をみているだけでよかった そうじゃないと 今二人でいる意味ななくなってしまうようで・・ それなのに病気になった 夢さえ消えそうになってる どこまでも追いかけてくる現実・・ どこまでも逃げる私・・ そしてだんだん逃げ道がなくなっていく 病院のベッドで 人工呼吸器をつけられ 体中チューブでつながれ 朦朧とする意識の中で 私の手をしっかりとにぎりしめてくれる それが彼の手だったら 私は何にも怖くないのに・・・ そのぬくもりさえあれば・・ - 彼がまぶしい・・ - 2004年07月28日(水) 今日から今飲んでいるホルモン剤の他に ホルモン注射が始まった これで二年間 私の卵巣はその機能を果たさなくなる 年齢的にまだ女性ホルモンが活発で これが乳癌にはいけないらしい・・ 覚悟はしていたけれど かなりショックだった・・・ 生理が止まり 更年期障害の副作用が出る・・ 自分が女でなくなってしまうんじゃないかという不安 命には代えられないけど 私にとってなにより怖いのは 彼がいなくなってしまうこと・・ 彼といる今の私はコンプレックスのかたまり・・ だから素直に彼の気持ちを信じることができない 私なんかを本気で好きになる訳ない・・ 六つも年上で 三人も子供がいて 胸には大きな傷・・ その上 今度は女としての機能を失うんだなって・・ 裸で寝そべっている彼を見ると 若さが溢れている 綺麗な肌・・ 程よくひきしまった筋肉 そしてその寝顔・・ 彼のすべてがまぶしくて 自分が惨めになる 彼のとなりにもっと若くて健康な女の子が いたら きっと本当にお似合いだろいうなってよく考える・・ それでも好きだと言ってくれる やさしくしてくれればくれるほど 自分が惨めでせつなくなる 彼を背中からそっと抱きしめたとき・・ そのとき思った もっともっとやさしくしてあげたい もっともっと幸せにしてあげたい たとえ今だけでも・・・ - 未来がなくても一緒にいたい - 2004年07月27日(火) ずっと傍にいたいと思うけど 結婚したい訳じゃない・・ それなのに好きで好きでどうしようもない 自分がいったい何を求めているのかわからない これ以上何を望んでいるのかわからない やっぱりショックだった・・ でもそれが彼の正直な気持ちだと思う 今の私とは現実的に一緒に暮らすことなんか不可能だってわかってる もし彼が二人でどこかへ行って暮らそうって言ったとしても 私は彼と同じ答えを出すかもしれない 子供達を置いていくことはできないし すべてを捨てて彼の腕の中に飛び込んで行く自身が 今の私にはない 同じなのに やっぱり私はその言葉を待っている 矛盾している・・・ 彼の気持ちを確かめたいだけなのかもしれない 今一緒にいられれば それだけでいいってずっと思ってきたのに 確かなものを求めてる・・ 確かなものがないと不安でしかたない そんなものきっとあるはずないのに・・ - 守ってあげたい - 2004年07月25日(日) 朝 起きるととなりにあなたがいる・・・ それだけで すごく救われる 一人で朝 起きるとどうしようもない不安が襲ってきて 体が動かない でも今日はあなたがいる だから大丈夫・・・ なにがそんなに不安なのかわからない 死ぬかもしれない病気なのに 不思議と死を実感できない 先の見えない不安なのかな すべてから逃げてる あなたが私のそばから消えちゃうのが怖い 寂しいから? 不安だから? 一人になりたくないから? 病気のことを忘れたいから? 日常の生活から開放されたいから? それとも あなたを心から愛しているから? 自分がわからなくなる 私は彼に逃げてるだけなの? いくら考えても答えなんて出ない 一緒にいたい 一緒にいいてあげたい やさしくしてもらいた やさしくしてあげたい だきしめて貰いたい 抱きしめてあげたい 私の弱さをつつんでほしい そして私は あなたの弱さを やさしさを 傷ついた心を ずっと ずっとつつんであげたい 好きだから だたそれだけでいいんだよね・・ - 頑張ろう - 2004年07月24日(土) 今日で放射線治療がおわったぁ〜!! ホントにホントに毎日通うのが嫌だったけど 2ヵ月半 頑張ったよ・・ 今日は彼がついてきてくれた 最後の治療をうけて部屋から出て来たとき 「がんばったね」って 頭をポンポンとしてくれた 病気のことで気持ちが不安定で 随分 彼にも心配かけたけど 本当に喜んでくれてる彼の笑顔を見て 胸がいっぱいだった 多分彼も同じ様に辛かったんだなって思った 彼の為にもこれから頑張らないと・・ 彼の気持ちに答えたい そう思った 人生 ほんとに色々ある 私の人生がこんな運命になるとは 結婚して幸せだった頃は想像もできなかったけど 今をたいせつに がんばって行こうと思う 乗り越えたい・・ 負けたくない・・ - 癌という罰 - 2004年07月23日(金) 彼と夜の公園へ行った 近所の公園だけど 私はここが大好き 春は桜が本当に綺麗で ここに来ると 不思議と気分が落ち着く 元夫との事で絶望していた時 ここで泣いた 彼にまだ片思いをしていた頃 彼を想ってここで泣いた そんなことを思い出していた 二年前 私は彼のことを好きになった 好きで 好きでどうしようもなかった でも いくら好きになってもきっと辛い思いをするだろう・・ 子供達のことを考えても とても恋愛は無理だと思った それなのに 彼に会う度に気持ちがどんどん大きくなっていった もう 二度と電話はしない 今ならまだ引き帰せる そう何度も思った 諦めなくちゃいけない 何度も 何度も思った でもやっぱりどうしても諦めることができなかった 会いたくて 会いたくて 声が聞きたくて そう思うと 今度は涙が溢れて 止まらない・・・ そして彼と結ばれたとき 私はもうどうにも引き帰すことは出来なくなっていた この先どんな辛い思いをしてもいい すべてを失っても 彼と過ごせる時間がたとえ数ヶ月でも それでもいいと思った あとでどんな罰を受けてもいい・・ そう思った 最初に胸にしこりを見つけたとき 不思議に癌かもしれないって思った そして検査の結果がでて告知された時 やっぱりなって思った 私は彼と付き合う事で 母親として子供に対してどうしても罪悪感があった 付き合ってからもしばらくは 別れなくちゃいけない もうやめなくちゃいけないって そんな事ばかり考えていたように思う だから癌を告知された時 ショックだったけど 心のどこかで 少し肩の荷がおりた様な気さえした 病気になったことで 私のしてきたことがなんだか許されるような気がした 癌になったことで苦しむことが償いの様な気がした それでもやっぱり彼への気持ちは変わらない 想いはつのるばかり・・・ - 彼と子供たち - 2004年07月21日(水) 今日は小学生の一番上の子供の事で 担任の先生に呼ばれた 気持ちが不安定な様子 授業中も帽子をとらないという 家に帰ってから さりげなく聞いてみると 帽子をかぶっていないと落ち着かないと言う やっぱり寂しい思いをさせているのかな ちょっと胸がくるしかった 彼にその話をした 今まで 子供の話はお互いに避けてきた様な気がする 付き合いはじめの頃 彼は私の子供の事をとても気にしていた 自分が私と付き合う事によって 子供達に寂しい思いをさせないかと・・ 正直言って そのときは複雑だった 私は 好きで 好きでまわりが見えなかったから 一緒にいる時に子供の事を言われるのがすごく嫌だった 母親であることを忘れたかった・・ でもそんな彼だからこそ好きになったんだと思う 今はそんな彼の気持ちに感謝です 今の私にとって彼も子供達もかけがえのない存在 だから このままでいい・・ これ以上は何も望まない 先のことは誰にもわからないのだから・・・ - 感謝。 - 2004年07月20日(火) 放射線治療もいよいよあと3日・・ ほんと長かった 私の癌はちゃんと死んでくれてるのかな やっぱり 不安・・ 彼がとなりにいる たわいのない会話 そして 彼の笑顔・・ 時々 その笑顔に見とれて 彼の話が全然耳に入ってこない そんな時 抑えきれない彼への思いが溢れてくる これ以上 好きになっちゃいけない 今まで 何十回思ったことだろう どんなに気持ちを抑えても やっぱりどうにもならない 一緒にいる時間が長ければ 長いほど 最後が辛いのがわかっているのに・・・ いつか離れなければならないってわかっているのに・・・ 昨夜 一緒にお出かけした時 駐車場で急に不安になった 絶望感と孤独感・・・ 怖くて怖くて 苦しかった 彼は私をぎゅっと抱きしめてくれた 痛いくらいだった そしてキスしてくれた 私の髪をなでながら 「大丈夫だよ・・」 って言ってくれた こんな私をいつも支えてくれてありがとう ほんとに ほんとに ありがとうね・・・ - いつまで一緒にいられるの? - 2004年07月19日(月) 今日で三連休も終わり 彼と離れてまた日常が始まる 不安で 不安でしかたない 癌になって思った あと二年でも 二年って長いなって・・ 二年あったら 多分色々なことがあるだろうなって でも病気がわかってから もう半年 この半年 私は何も変わっていない 病気のことも 彼とのことも 子供達の将来も すべてが中途半端で すべてが不安で ひたすら 逃げているだけ そんな毎日がどんどん過ぎていく 二年なんてあっという間 そう思うとますます焦って どうにもならなくなる 彼とは別れよう そして子供達だけの為にこれからの私の命を費やそう・・ そう思う事もある でも彼といると 全てを捨てて 彼と一緒に逃げたい 私の残りの人生をあなたと一緒に過ごしたい そんな思いが溢れ出る 胸が苦しくてどうにもならなくなる 結局 私はどちらも選べないまま ただ 時間だけが過ぎていく 多分それは彼も同じ 私もあなたもきっと最後まで言えないね 「ずっと一緒にいようね・・」 - 女であること。ママであること。 - 2004年07月17日(土) 今日から三連休 子供達は休みの間 元パパのところで過ごす プールに連れて行ってくれるらしい 最近 ふと思った 週末には子供達は元パパのと所へ行くことが多く 私との休みの時間を過ごす事が少ないと・・・ 彼と付き合い始めた頃 会いたくて 会いたくて 二人だけの時間が欲しくて仕方なかった それは今でも変わらない 彼と会っている時に母親の私はいない 子供達は私の宝 手放すなんて考えられない それなのに私は貴重な休みの時間を子供と過ごさず 彼と過ごすことが多い 子供達を元パパの所へ行かせずに 一緒に過ごそうと思えばできるのに 寂しくて 寂しくて 彼のそばに行きたくて 抱きしめてもらいたくて 病気の不安から開放されたくて どうにもならない 彼との事で子供達に多少でも寂しい思いをさせていることを 自分で認めたくなかった 今日も 子供達の知らないところで 私は彼に抱かれている・・・ 幸せで 幸せで どうしようもなくせつない時間・・・ - 彼の幸せ - 2004年07月15日(木) 今日彼は仕事を休みました 定職にも着いていないし 自分の生き方がまだ見つかっていないみたい 私がそばにいると彼は駄目なのかな 私がそばにいる事で彼の自由を奪っているのかな 私は六つ年上 バツイチ 子供三人 おまけに乳がんなんて病気もかかえてる それでも彼は私の傍にいてくれる 病気になって おっぱいに大きな傷ができても 私の心がどんなに不安定でも なにもかわらず 傍にいて いつも励ましてくれる そんなやさしさがせつない・・ すごく嬉しいけど 離れたくないけど 彼の将来を考えると辛い・・ 普通の女の子と普通の恋愛をして 結婚して子供をもって・・・ そういう未来が彼にはある 私はもう子供も生めない そんな私との先の見えない関係が 彼の為にいいとは思えない 頭ではわかっているのに やっぱり彼を失いたくなくて 考えることから逃げてる ただ ただ 時間に流される 毎日・・・ 本当に自分が嫌になる・・ - 彼の匂い - 2004年07月14日(水) 病院の帰りいつもの様に彼を起こしに行った いつもの様に彼の寝てるベッドにもぐりこんで おはようのちゅー♪ いつも仕事前にえっちは厳禁なのに 今日にがぎって 「いいよ」っと言う彼・・ 時間ないよ〜 と思いながらも 誘惑に勝てずしちゃいましたぁ(汗) いつもはえっちの前と後には必ずシャワーを浴びるのに 時間がないので 彼はそのまま そそくさと支度を整え お仕事へ 何か一緒につれてってくれたみたいで 変にしあわせな気分・・ 私の方も何だかもったいなくなって そのまま保育園へお迎えに 彼の匂いに包まれて幸せだった 今 別れたのに 毎日会ってるのに また恋しくなる どうしてこんなに好きなんだろう いまのままで調度いいのかもしれない あんまり幸せばかりだと 死ぬのが嫌になっちゃうかも 一緒にずっと生きていたくなっちゃうかも・・ 私 あと何年生きられるんだろう やっぱり考えちゃうな・・ - ずっと一緒にいたい - 2004年07月13日(火) 彼が怒るのがわかっているのに 自分の不安をおさえきれずに また余計な事を言ってしまった・・ 今までは 先のことなんて考えてなかった 二人が一緒になる事はないってわかっていても それでいいって思ってた 好きだから 今一緒にいられればそれでいいと思ってた 好きで 好きで突っ走ってきた 乳がんを告知され はじめて先の事を考えた そしたら急に一人になるのが怖くなった 一人で病気と闘う自身がない 彼を失うことが怖くて 怖くてどうしようもなくなってた 時々 出る会話 「私たち これからどうなっちゃうんだろう?」 すると 彼はいつも 「どうしたいの?」 そしていつも私はその質問に答えられない それで終わり・・ いつも同じ・・ 「ずっと一緒にいたい。 どこか遠くへ行きたい たとえ再発しても 何年も生きられなくても 最後まであなたといたい。 そして 私が死ぬ時、ずっと手をにぎっていてほしい。 あなたさえいてくれれば 私は何にも怖くない。」 そう言いたかった でも言えない・・・ それを言ったら 全てが壊れてしまいそうだから ずっと ずっと一緒にいたい でも今の私はやっぱり子供達をおいていく事はできない 現実的に一生懸命 探すけど やっぱり道がみつからない 夢でもいいって思ってたのに 何も望まず 何も求めず かなわない夢でもそれが私の支えだった なのにその夢さえ病気に侵された気がした ただ ずっと一緒にいたいだけなのに それだけなのに・・ - ママいるよ。決して忘れないよ。 - 2004年07月12日(月) 今日は翼が天国へ旅立った日・・ 一年前の今日 わずか2ヵ月 で 光を見ることなく消えちゃった小さな 小さな命 生んであげられなくて ほんとに ほんとに ごめんね ママもね本当にあなたに会いたかった それだけはわかってね 誰一人 あなたをしらなくても ママはわすれないからね だってあなたは ちゃんと生きてた 一年前のこの日まで ママはちゃんと感じてたよ 今でもあなたに会いたい 翼・・・ ごめんね・・ごめんね・・ - 今を感じて - 2004年07月10日(土) 昨日から子供達は元パパのマンションへ 昨夜は彼の部屋にお泊りです♪ 普段は子供達が学校やら、保育園やらで ホント 慌しい朝・・ だから 彼のベッドでまったりできる土曜日の朝は 一番幸せな時間・・ 寝ぼけながら寝返りを打ち 背中からやさしく抱きしめられるのが好き もう先の事は考えるのはやめよう いつか別れが来るってわかってても ずっと一緒にはいれなくても 今を大切にしよう・・ って いつも思うんだけどね やっぱり 諦めきれない自分がいる・・ 先のことを考えては絶望してる - 信頼関係 - 2004年07月09日(金) なぜ こんなに不安になるんだろう 一日会わないだけでも 他に好きな人ができたんじゃないかって・・ 私のことが嫌いになっちゃったんじゃないかって ケンカした訳でもないのに なんの根拠もなくただ不安になって そうなるともうどうにも とまらなくなって 聞かずにはいられなくなって・・ それを聞くと彼がすごく不機嫌になるのがわかっているのに 不安で 不安で聞かずにはいられなくなる そう どう考えても私の方がおかしいと思う それでも「他には誰もいないよ」って「すきだよ」って そんな薄っぺらい言葉がほしくて うそでもそう言ってもらわないと不安がおさまらなくて そんなくだらない事で真剣に悩む自分がすごく嫌で そのレベルの低さに自分でもうんざりしてくる 彼はいつもやさしく たぶんこれ以上ない位に私に接してくれる 今日だって 夜勤明けでそのまま眠らずに 私の病院につきあってくれた そんな彼の行動で十分彼の気持ちはわかってるはずなのに なんでそんな安っぽい言葉がほしいのか これじゃ彼だってうんざりして当然だ 「それって俺の事を信じてないってことでしょ?」 「疑われてるみたいで聞かれるのは嫌なんだよ」 もっともだと思う でもどうしても昔のことを思い出してしまう 前夫はある日 家に帰ってこなかった それっきり 一度きりという言葉を信じたかった それから私が 「本当にもう別れたの?」 と聞くたびに 逆ギレされ 「そんなに信じられないのか!」 「それ程疑うなら彼女に電話してみればいいだろ!」 そこまで言われ、信じなきゃいけないって必死だった でも 全てが嘘だった・・ それから何年も彼女との関係は続いていた それから私は何を言われても どんなにやさしくされても もう信じられなくなった 世界でたった一人信じられる人だったのに・・ 彼と前夫とは違う わかっているのに 私はやっぱりどこかで彼を信じきれないのかもしれない 信じたくても ううん 信じてるけど どうしても不安がきえない・・ 信じて 裏切られるのがもう怖くてしかたない でも 彼にとっては全く迷惑なはなし ごめんね・・ もう少し時間が必要なのかもしれない ごめんね・・ ごめんね・・ - はやく抱いて・・ - 2004年07月08日(木) 今日は木曜日 明日は金曜日 元パパが子供達をむかえに来る日 そして二人だけで過ごせる週末がくる 一週間で週末が近くなると はやく抱いてほしくなる 結婚してた頃 新婚だった頃でさえこんなに欲しいと思ったことなかったのに・・ 一緒にいるのに すご〜く幸せなのに いつも不安でしかたなくて 体じゃなくて心がほしくて 愛がほしくて 信じたくて・・ 本当に好きな男とのセックスがこんなに安心できるなんて こんなに感じるものだったなんて 10年も結婚生活してたはずなのに いままで知らなかった 本能的な欲望と精神的な欲望がからみ合ってる感じ・・ 今まではたぶんそのどちらかしかなかったように思う 彼の唇 彼の指 やさしく触れる彼の髪 彼の声 彼の体温 そしてなにより彼の愛を体中で感じて・・ 全ての不安が消え去り 自分自身が溢れ出る感覚・・ 体の一部ではなくて 彼の体全部が私の中に溶け込んでいるよう・・ それを感じたくて 私はいつも求めてしまいます - 彼の涙は媚薬 - 2004年07月06日(火) 今日も放射線治療の為に病院です それからいつもの様に彼を起こしに彼の部屋へ まだベッドの中の彼におはようのチュッ いつもと何も変わらないはずなのに いつもの私じゃない と言い出す彼・・ えっ? なんで? わかんないよ〜 それから彼は悲しそうに一筋だけ 涙を流しました・・ なぜ そんなに悲しい目をするの? あなたの涙を見るのは久しぶり その涙に私はホントに弱いです 何だか せつなくて ぎゅって抱きしめたくなっちゃう・・ 寂しくないように 怖くないように いつもそばにいるからね・・ あなたが私を必要としなくなる その日まで・・ - 逃げ道 - 2004年07月05日(月) 今日は朝からひどい吐き気 病院に行きたくなかった でも病院に行けばどんなに具合が悪くなってもすぐに見てもらえるんだぁ・・ と思ったら何だか行かなきゃ・・って思えた こんなに病院が嫌なのに 一歩入ると肩の力が抜ける様な安心感がある ここでは無理しなくていい 明るく振舞う必要もない 私はいったいどうしたいんだろう 何を求めているんだろう 彼との世界の中に子供達の存在を入れない様にするのは 彼との世界が現実的じゃないって言うことなのかな ただひたすら 逃げたくて 夢の世界へ逃避しているだけなのかな お互いにお互いが逃げ場所になっているなら 多分二人の人生が一つになる事はないのだろうなと思った 乗り越えたい・・ でも今の私はとても一人では前に進めない・・ - ちょっと幸せ・・ - 2004年07月04日(日) 昨日はちょっと幸せだった いつもと違う幸せ・・ あなたが夏祭りであの子の手を洗ってくれてた ちょっと胸が熱くなっちゃった・・ 三人で手をつないで歩いた道 なんか幸せだった たとえ今だけでも たとえ夢でも ありがとうね・・ - 夏祭り - 2004年07月03日(土) 今日は一番下の子の保育園の夏祭り 子供の行事に初めて彼を呼んだ 上の子供二人は彼の存在を知らない 不安にさせたくなかったし 将来 結婚の約束をしてる訳でもなく 先の見えない私たちの関係はあまりに漠然としていて 子供にきちんと説明できないと思った 私にとっても彼との世界に現実を持ち込みたくなかったのかもしれない 彼の前で、同時にママでいることが私には難しかった 自分の親も子供も 一部の親しい友達しか彼の存在をしらない その友達にも彼をきちんと紹介していない 隠してるわけじゃないけど その必要性もなかったし でも病気になって私をこんなに支えてくれた人が いたって言う事を 私が死んだ後に誰も知らないのが 何だかすごく寂しくて・・ 少しだけ彼の存在周りの人たちにわかってもらいたくて そんなことしたってきっと誰も気にしないのにね・・ - よかったぁ・・ - 2004年07月02日(金) 昨夜はあまり眠れなかった 朝 4時に目が覚めてそのまま起床 彼の仕事が終わって毎朝かける電話は六時 でも今朝は私からはかける勇気がなく かといって彼からの電話をじっと待っていられなかった かかってこなかったら どうしよう・・ 結局 車でいつもの公園まで出かけ かかってこないかもしれない電話を待つことに・・ そして六時半ころ携帯がなった かけてきてくれたぁ・・ 『今 何処?』 『外・・』 『ちょっと家まできなさい』 『うん・・』 緊張がとけて ホッとして涙がでた 部屋に行くと彼が『ごめんね』と一言 安心して胸の奥が溶けていくような感覚・・ 疲れたよぉ〜 もう〜 - すれちがい - 2004年07月01日(木) また怒らせちゃったね・・ あんなあなたを見たのは初めてかもしれない そんなつもりじゃなかったのに ただ 心配で会いたかっただけなのに つい3日前 『重荷になんて思った事ないよ』ってメールくれたけど 私はあなたにはやっぱり重過ぎるのだと思う 子供達、いつ死ぬかもしれない病気・・ なのにずっと 一緒にいてくれた いつも励まし、支えてくれた あなたも きっと辛かったよね もしあなたが別れる事を選ぶのなら 受け入れなければいけないって思ってる あなたのいない生活は再発して死ぬ事よりこわい・・ たとえわたしの命があと一年でも一緒にいたい あなたと居ると病気のことも忘れてる でもずっと一緒に居ることは 私たちにはほんとに難しいことだよね 明日 あなたに何て言われるのかな・・ あなたなしで この病気と闘っていけるのかな・・ あなたなしで 生きていけるのかな・・ -
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