SAY-TEN DAIRY 〜晴天日記〜

2005年04月29日(金) FUNKY KOBE NIGHT!

KOBE・・・久しぶりに訪れる街。

Jakeが加入するはるか前に、SAY-TENギタリスト候補者を面談した
ファースト・フード店が・・・中古エ@ビデオ屋になっていた(爆笑)。
駅の前では、若いコ達のバンド演奏を観ることができた。
行きしな通った「鶏情事」では、斉藤和義が来ていた。

オシャレで賑やかで・・・女性のきれいな街(笑)。

「ファンクだ!ポップだ!ミルキー祭 〜神戸春の陣〜」と
銘打たれたライブ・イベント。
MilkyWayのリーダー、にゃる@さんが、かねてより温めていた、
まさに渾身の企画とのこと。
愛する志摩Q姫のためにも、これはゼヒ馳せ参じねばなるまい!
そんなわけで、SAY-TEN新メンバー「rui」と異人館に向かう坂を登って、
ライブ会場「T2楽屋」へ訪れました。

「どちらのバンドを観に来られましたか?」
受付でチケットを求めると、
仕事口調で幾分無愛想な兄ちゃんがモギリをやっていました。
「・・・ミルキーウェイさんで」
「はい・・そしたらあちらでドリンクチケットをお求め下さい」
そこで何気に顔を上げたら・・・な、なんと!Ogu-Pさん!?(爆)
なんで、貴方がここにおるの!?(笑)。
でも・・・今回のイベントのまさに“陰の功労者”は彼だという事を、
事前に聞いておりました。
こういった裏方さんを黙々とこなす彼には頭が下がる思いです。
本当にご苦労さま・・・。

さて、一番前の方の席を先に会場に着いていた友人と陣取って、
座席についたとほぼ同時に、イベントが始まりました。

トップバッターは「The Pleasures」!

事務職さんが新ドラマー加入して、初めてのライブ体感になります。
新ドラマーさんはタイトなリズムを叩き出す、良い太鼓さんです。
「火炎烈火の型」でしょうか?(全然意味不明)
トップに相応しく、FUNKYにガンガン跳ばしていくかと思いきや、
SET LIST中間のSlowパートに
“昔の山下達郎を思い出させる懐かしいメロディ”が。
そして、その次に、個人的にお気に入りのSOULバラードが――――。
そして終盤はまたまたFUNKYに!ニクイ構成です。
熟年です(さらに意味不明)。
ギューさん、カッコいい!今は素面なのかな??(笑)
今日はいつものThe Pleasuresより弾きまくっていた印象を受けたのですが。
それと・・・CDをREC中の彼等。そう言う背景があるからか、
「楽曲を成立させる為の演奏」としてバンドのベクトルが向かっていたように
感じました。
ですから、いつも以上に彼等の歌が楽曲が耳にすんなり入り、残りました。


2番手は「MilkyWay」

えぇ、そうですとも!愛しの志摩Q姫しか観てませんでしたとも!
・・・ウソですよ(爆・当社比40%はホント)

MilkyWayのライブを観るのも、本当に久しぶり・・・昨年の1/31以来!

さて、改めて感じたいくつかの事柄について。
MilkyWayの楽曲は、難しい!歌メロ・コード・アレンジ等どれをとっても・・・。
そんな楽曲を歌いこなす我が愛しの志摩Q姫・・・スゴイよ!
当社比160%の賛辞を!
たむ@さんのギターを弾く姿のカッコよさ!
ミス・トチリで苦笑いする以外(笑)は、涼しい顔をして・・・・
遠距離恋愛バンドのハンディをものともせず・・・。
どらさか師匠のドラムに聴き惚れやした!
「怒涛業火の型」でしょうか?(だから全然意味不明)
「やかましいやろ、ワシのドラム?」ライブがハネた後でそう仰ってましたが、
確かに、一番最初にMilky〜を観た時は、
ユーイズムのドラマーとして聴き馴染んでいた
どらさかさんのドラムのパワーに、多少の違和感を感じた事は事実です。
しかし、伊達に年齢は喰ってません!(笑)。
『「歌モノ」のドラム』としてどう機能すべきかを
ものすごく意識され認識されたドラムではなかったでしょうか?
そして、naraさんとのベースが絡むことによって、完璧に万全に
Milky〜の楽曲を力強く支えていることに気がつきます。

個人的に「サクラガオカ」という楽曲が、こんなにいい歌だったなんて・・・
歌詞をHPで拝見した時に、
「えぇ〜セリフ入りなのぉ〜?」なんて穿った見方をしていたのですが、
こうしてこの曲を初めて聴いて・・・・いい歌だなぁ〜なんて
聴き入った次第です。
桜の花びらが散って風に舞う絵が、心の中に浮かびましたもの。

難しい楽曲ですが・・・これがにゃる@さんのこだわるところの
「POPS」なのか?・・・・そんな風に思った次第です。

続いて3番目は「Counter Shock!」

えぇ、そうですとも!愛しの志摩Q姫しか観てませんでしたとも!
・・・ウソですよ(爆・当社比70%はホント)

いやいやもう・・・観客を立たせただけで「勝ち」ですよね??(笑)
彼等のステージングは、
例えば「おかげさまブラザース」(・・・名前合ってる?)とか、
関西ベテランアマチュア(半分プロ)バンドのそれによく似てまして、
すごく懐かしく感じた次第です。
まだ蒼き少年の頃(苦笑)、そういう「ひとつ上の世代」の方々の背中を
ローカルな音楽番組や音楽コンテストのゲスト等でよく観たものですから・・・
そして、そう言った方々は、イロモノだけでなく
本当に上手い方たちばかりでした・・・。

Gt+Voの方・・・確かに独壇場ですね。まさにエンターティナー!
こういうことを照れずにできるには何年修行したらいいのでしょか??(笑)。
大所帯バンド特有のグルーブで、観客をノせ、
またそのエネルギーでバンドもノセられていく。
そんな構図を生で見せていただきましました・・・。

ラストは「水戸光圀とザ・ダンパース」

この方々は某楽器店&引越屋が主催する、社会人のコンテストの常連さんでは?
確かに僕も「巫女さん」に目を奪われましたが(くの一も良い!・爆)、
上記の「Counter Shock!」と共通する、しっかりした演奏能力を上で
行なう受け狙いのイロモノ的パフォーマンス・・・
この味は、懐かしい味ですよ!
さらに共通する事は・・・メンバーみんなが楽しそうに、
ステージの上で生き生きと跳ねていること!
それが客席にも伝播して観ているこちら側も楽しくなる―――。
はたしてこれがFUNKの力なのか??
僕も真面目な歌ばかりではダメなのか??(笑)

有名なカバー曲と知らないカバー曲・・・
しかし、確立したバンドの世界観の上ではみんなオリジナルなんです・・・
この強引とも言える論法に頷く自分がいました(笑)。
それはやはり、つわものどもの確かな演奏があったからでしょう!
さすがはご老公!印籠なくとも、恐れ入りました!(笑)


終わってみれば大盛況のイベント!最高のお客さん達に囲まれて!
打ち上げに参加できなかったのは心苦しかったですが、
ライブの熱の余韻を冷ましながら、
帰りにビールを一杯だけひっかけちゃいました。
美味しかった!

素敵な夜を!楽しいひと時をありがとうございました!!



○ ガット・トゥ・ビー・リアル 
        / 水戸光圀とザ・ダンパース(VO.巫女さん)



2005年04月28日(木) fridge活動停止から一年

4月24日は、
当HPコンテンツ「PROFILE」にもあるとおり、
私が所属していたバンド、『fridge』のラストライブを
行なった日であります。
ちょうど一年、経ちました。

思えば、互いを尊重しあう、仲の良いグループでした。
音楽センス・演奏技量のその両面ともが
ポテンシャルの高いバンドであると、今も自負しております。
その部分を根底に、仲の良さが音に現れているバンドでした。
楽曲もシンプルな曲から構成のややこしい曲まで(笑)、
でもそれらの曲は、今も心の中で響いています。

あれから・・・
す〜さんは、ABBαで存在感あるれるプレイを展開しています。
まるさんは、DAIMAJINそしてtwelve加入で、グルーブし続けています。
DANNYは、Apple Juiceで、伸び伸びとCharをプレイしています。
ぼびぃは、メタ・レバでその存在を久しぶりにアピールしてくれました。
そして僕は・・・・
こうしてSAY-TENという、新しいバンドを作り上げて、
試行錯誤を繰り返しながら、今やっと本来のやりたかった音楽への
体制が整い、照準を合わせる事ができたかな・・・といった感じでしょうか?

「PROFILE」においてSAY-TENの歴史を綴る上で、
この4月24日を起点にしたのは、やはりそんな前バンドで得た
さまざまな経験や価値や思い出や感情等を外せないと考えたからでした。
また、fridgeが活動を停止しなければ、SAY-TENの各メンバーとも
出会ってなかった――という紛れもない事実が存在するからでもあります。

今、SAY-TENは、
SHINさんの加入とruiを迎えて、
バンド内のムードはかつてないほどいい感じになっております。
笑い声の絶えないスタジオ練習って、
結成当時あまりなかったんですよね(苦笑)。
それは、かつてのfridgeのスタジオ練習風景に
似たものを感じます。
あの頃も、笑い合って練習してました・・・。

そして今、fridgeは・・・。

ダニスタに集って、お互いのバンドの直近のライブの
映像を鑑賞しあう・・・これが恒例化しそうです。
昨年末に、初めてその会が催されました。
そして今夜がその二回目・・・・。
ビデオを観ながら、他愛のない話をしたり、
また濃い〜〜ぃ話しをしたり(苦笑)

こうして今でもメンバーが揃う状況である事に
感謝の思いでいっぱいです。
人間的にお互いのことが嫌になって活動を止めたというわけでは
なかったという証左であるからです。


SAY-TENの曲で、僕はfridgeへのオマージュとして
こんな歌詞を書きました。


「ふたりこのまま どこへ向かってるというの?」

伝えたい想いは きっと何も届かない

「愛してる・・・」なんて 言葉を吐く前に

この夜の向こうの 光を信じて


あの風の丘に立って 俺を待ってていてくれ


DON’T FREEZE OUT YOUR LOVE  その愛までは

ため息の中へ 締め出さないで

DO IT ! “あるがまま”を “ありのまま”に

DON’T SQEEEZE YOUR HEART  受け容れるだけ




( DON’T FREEZE OUT YOUR LOVE  / SAY-TEN )


これからも、ゆっくりと時を重ねていって、
いろんな意味においてタイミングが合えば、
また活動を始めれば(例え一回きりだとしても)いいのでは?
なんて肩の力を抜いてお互いが向き合える、
そんな状態ではないかなと思っています。

そしてSAY-TENにおいては、
メンバーの個性を生かしながら、
かつてのfridge以上に仲よく結束して、
バンドとしての輝きをもっともっと強くして、
いい楽曲を演奏する、いいバンドになっていく為に、
SHINと
Jakeと
YU-KIと
ruiの力を借りて
頑張っていこうと思っています。



2005年04月27日(水) JR西日本

最初の情報は
「踏切で車と衝突し、列車車両がマンションに突っ込む」だった。

当初、手前の駅で、50Mオーバーランしたとの情報、
そして8Mに修正され、結果40Mが調査報告となった。

馬鹿野郎の過去の賞罰歴が改竄されて公表され、
結局は「社内の問題人間」であったことが浮き彫りとなった。

調査段階の早いうちから、「置石説」を唱え、
「ホレ、見て見て、見てよ!」と言わんばかりに
レール上の『粉砕痕』なるものをカラー写真で
報道関係者に配布する協力的態度が、
事故現場にいち早く駆けつけた国土交通省大臣の
怒りに歪んだ顔での「遺憾の意」と、
結局は「スピード超過」との調査結果に、
今度は「調査に差し障る為に」と沈黙を通し始めた。

「130キロ以上にならないと脱線しない、しかも、
最高速度は120キロに制限されている」との車両性能を誇示。
しかもそれは『人間が乗っていない“空”の状態』という
朝のラッシュ時の鉄道では「ありえない事」を告知しない上での
机上の空論

隠蔽体質

JRは今も、今回の悪夢を
「どこかの誰かに責任転嫁できれば」ということしか
考えていない。

「人が死んでるんやぞ!」と叫んだ報道関係者の絵は、
JR西日本のTOPが、その悪夢の寝床の中にいて、
いっこうに現実に目を覚まさず、
寝惚けた顔をしていたからだと思う。

仕事の関係上、
遺体が安置されてる体育館の横を通る。
霊柩車の異様な数。
すすり泣く遺族の声の中に、真摯に対応しようとする
末端のJR若手社員。

現場の上空、飛び交うヘリコプター
起重機の影とひしめく関係者たち。
ヒステリックなサイレン音が街中にこだまする。
またひとり、救出されたのか?
無事だったのか?それとも遅かったのか?

100人にならんとする犠牲者。
それ以上の負傷者。
彼らが抱えていた日常の風景を描写した新聞記事を見て
ボロボロと涙がこぼれた。

痛い。胸が痛い。

犠牲者の方に、重ねて心からご冥福をお祈りいたします。
そして、
今もなお、その受けた傷と闘っている方々へ
一日も早いご快癒を願ってやみません・・・。



2005年04月26日(火) SAY-TEN練習日誌 ≪ C・B  ≫

公式HP完成と相まって、
新メンバー“rui”を迎え入れた事で、
バンドのムードは最高にいい。
大人のバンド・・・になった感じ?
音楽的な意味合いではなくて。

クリック練習のおかげで、
リズム・テンポを意識し、安定し始めたようで、
そのことがさらにいいムードに拍車をかける
「やればできるんやんかいさ!」みたいな(笑)。

ただ、好調な時ほど落とし穴がある。
『勝って兜の緒を締めよ』ではないが、
まだまだ問題点が多く内在しているSAY-TENを
さらに良くしていきたい。

次のライブでは
「おぉ!こいつら頑張ったな!」と言われるように、
またその実感を自身でつかめるように。

今夜は、普段3時間練習しているところを
1時間短縮して、呑み会へと移行した。

場所はミナミのとあるビアホール。

何度も繰り返す乾杯(笑)。
美味しい世界各国のビールを味わいながら
メンバーと談笑。

こんな中でしかわからない、お互いのことや
その他の情報ってあるよね?

また終電の時間にせかされるようにして帰る。
次回練習では、音源の録音をしようということに。

エエ感じで一歩一歩。
油断せずに一歩一歩。
着実に確実に、歩みを前に進めて。



○ amanogawa / SCOOP ON SOMEBODY

※佐藤竹善ヴァージョンの方がいいです。



2005年04月25日(月) 悲惨な事故を目の前にして

現場周辺は、大変な騒ぎでした。

飛び交う十数機ものヘリ。サイレンのヒステリックな音。
野次馬・マスコミ・TVカメラ・レポーター。
泣き叫ぶ人・うずくまる人・為す術もなく立ちすくむ人。
遺体が収容された体育館のものものしい警備。囲み覆うブルーシート。

どうか誰も被害に遭ってないように・・・最初に思った事はそれでした。
今のところ、私の周りで被害に遭われた方はいないみたいですが・・・

何が起こるかわからない世の中。
いつも“死”とは・・・“災い”とは隣り合わせだと言うことを
認識しないといけませんね・・・。

とにかく、
これ以上悲惨な状況が続かないように。
犠牲者の数が増えませんように。
ひとりでも多くの方が助かりますように・・・・。

ただただ・・・祈るばかりです。
そして、亡くなった方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。



2005年04月24日(日) 悲劇の前のSUNDAY

朝、目が覚める。
「響鬼」が待ち遠しい。

AM8:00

仮面ライダーにチャンネルを合わせる、
厄年の中年(苦笑)

今週のみどりさんは
「白衣に、束ねた長い髪だった」(爆)。

朝食をとって、チビを連れて散歩に出かける。
春の暖かな陽射しが心地良い。
言葉が増えていくチビ。
会話ができるようになったから、話し相手に困らない。
少しうるさいけど(苦笑)。

PM3:00

久しぶりのTVでの萬田さん、「ミナミの帝王」。
やはり舎弟は山本太郎だよね(笑)。
最近、BBSで勝手にひとりで盛り上がっていたネタ(にゃる@さん・ギューさん、
本当にゴメンなさい!いじってしまって・・・だったので、
このタイミングでのTV放送は嬉しい(笑)。

そんな僕のありふれた日常とは違う世界のどこかで、
ささやかな日々の暮らしを営みながら
明日を待ってる人たちがいるのだ。
明日に待ってる悲劇の姿を知らずに息づく人たちがいるのだ。

その人たちと僕たちの境界線は、
実は「紙一重」と言う名の偶然なのかも知れない。


(4/30 記)


○ 風の街 / 小田 和正



2005年04月23日(土) 新生・林檎汁LIVEと心優しき人たち

D☆DANNY率いる、新生アップル・ジュース(以下、A・J)を観に
「心斎橋セラー」へ行く。

僕がはじめて彼等を観た、その時のメンバーを
オリジナルメンバーとするならば、DANNYだけとなるのか?
Twin Guitarに新生リズム隊の4人編成となったA・J
彼等のライブ、実は密かに楽しみにしていた。

開始5分前に会場に着く。
DANNYに声を掛けられる。
す〜さんを見つける。
ギューさん、にゃる@さん、naraさん。
ガラ兄貴(笑)、あばたまさん。
KOUTARO(head)ちゃんにたけちゃん・・・。
いつもの顔、いつもの面々。
そして僕にとっては久しぶりの音楽仲間のみなさん・・・。

ほぼ定刻通りにライブはスタートした。

DANNYがライブにノッっているかどうか、MCでわかる。
今夜はいささか・・・??何かライブ前にトラブルでもあったかな?
しかし、バンドはとても安定していて、
この4人での最初のライブとは思えないほどのものだった。
Charのカバー曲ONLYという晴れ晴れしい程の開き直りと
DANNYのギターと愛すべきキャラ・・・それがA・Jの売りであると思う。
そして今夜もその部分において、とても楽しめたライブだった。
ナオチョさんのベースを聞くのも大変久しぶり・・・バンド活動復帰を
喜びたい。

ライブ終了後、にゃる@さんが音頭をとって、
キタへ繰り出し、呑み会を開く事になった。
あばたまさん・ガラちゃん・す〜さん、そして私がついていく。
ナオチョさんも後で合流となり、とある居酒屋で乾杯!

いやいや、何か久しぶりの音楽仲間さんとの交流で、
とても楽しく刺激的な時間が持てた。
あばたまさんとも響鬼の話を皮切りに、
とても充実した話ができた・・・ように思う。

終電ギリギリの時間で店を追い出されて、
ライブ・呑み会に間に合わなかったnaraさん運転の
『naraタクシー』に相乗りさせていただく。
ガラさんと同じ最寄駅で降ろしていただくまでの間、
タクシー内(笑)でまた、充実の音楽話・・・。

本当に本当に幸福なひと時。
本当に本当に、心優しき方たち。
僕は本当に幸福者だと、ヒシヒシと実感いたしました。

こうして素敵な時間は
やさしく流れていきました。



○ 闘牛士 / Apple Juice



2005年04月22日(金) SAY-TEN練習日誌 ≪ VIDEO SHOOTING  ≫

練習時間前。
新メンバーからのせっかくの差し入れを横目に
メンバー全員、雁首そろえて
スタジオ近くのラーメン&丼屋で食事をとる。
薄味の『濃い口ラーメン』(苦笑)。

練習開始。

音を出す前に、
Jakeがこの秋〜冬にパパになる事を
改めて報告&祝福の拍手を!!

不幸な出来事で陰鬱になるより、
メンバー個人々々での、めでたい事が続くグループでありたいと思う。
青クサい言葉かも知れないけれど、
例えば古い映画で観るマフィアのそれのように、
我々はアカの他人でありながら、同じ目標を目指して音を鳴らす
“家族のような関係”でありたいと心から思ってる。
そんな意味では、僕達にとってもひとり“家族が増えた”んだ。
今の“このメンバー”で祝えた事。
今の“このメンバー”でこのめでたい時に立ち会えたこと。
偶然じゃないと思いたい。

さて。

クリックを持って来るのを忘れたYU-KI。
今回は“縛られる事”なく、伸び伸びと音を出す。
何か、みんな調子いい。

SHINがやたら各メンバーを誉める。
「YU-KI、今日はお前のドラムと合わせやすいわ」
「Jakeは・・・いつもいつも違うフレーズを曲に持ち込んで
曲を進化させていってるよなぁ〜」

さらには僕の事を。
「・・・どうしたん、今日?声出てるやん?何か努力してるん?」
・・・ん?い、いや別に・・・っつうか、陰ではイロイロと・・・。
「今日はじめて、“歌うまいやん!”って思ったよ!」(笑)
・・・問題ある発言だが(爆)、でもなんか照れくさくて、そして嬉しかった。
メンバーに認められることが一番嬉しいもの。
もうひとつ、原因をあげるとすれば、
薄味の『濃い口ラーメン』のせいか!?(笑)

新メンバー@Kbさんは
びっしり書きとめた自家製の各曲コード表と格闘しながら、
演奏してくれる。
まだ慣れてないこともあって、完成されたものにはなってないが、
その“努力する姿”が、他のメンバーに
波及効果を及ぼしているのかも知れない。
何よりもその姿と、彼女の持つ雰囲気がさらにバンドを
和やかにしている・・・。

一通り、レパートリーをこなした後、
来週に行なわれるであろう“謎の会合”(笑)の為に、
現時点でのバンドの姿をビデオに録ろうという事に。
カメラの前ではしゃぐメンバー達(笑)。
音を出してる姿を録りたいんであって、
ビジュアルを求めてるのではないぞ!(笑)
固定カメラのため退屈な絵になってしまったが、
今のバンドの空気とかムードとかは
おさめることができたのではないかな??

何度も言う事ではないが、SAY-TENは今、最高の布陣で
素敵なメンバーに恵まれて、バンドのコンディションも
とてもよくなってる。
さらにこの状態を高めて、また高めて、ライブに持っていきたい。
今度こそ、各メンバーが納得し、『SAY-TEN、ここに在り』と
言わしめんほどの素晴らしいライブをしたい―――と思ってる。
新曲を増やしていかないと・・・(汗)

練習後、僕と新メンバー以外のメンツで呑みに行ったみたいで・・・
深夜3時半まで!?・・・何してたのよ・・・(苦笑)
その呑み会明けに、Jakeからのメール。

『みなさんの分厚い祝福を受けてホンマ
このバンドでG弾いててよかったって思ってまする。』

Jakeがうちらのギターでよかったよ。
SHINさんがうちらのベースでよかったよ。
YU-KIちゃんがうちらのドラムでよかったよ。
新メンバーさんがkbを弾いてくれてよかったよ。

このメンツで行ける所まで!たどり着けるところまで!
志を高く持って!常に顔を上げて!



○ Come Get Some / ROOSTER

※この曲、カッコええんですわ!ボーカルの声もいいし。



2005年04月21日(木) 君がいない

中元 綾子。

某民放局の女子アナ。
彼女の微笑み・無邪気な笑い声に
早朝、会社への出勤前に、何度となく癒された。

昨年、結婚すると聞いた。
相手はニューヨーク在住のSE。
結婚後も仕事を続けると。
新婚生活は遠距離婚になると・・・。
そのニュースを前後に、私の部屋のTVが壊れて、
結局そのままに・・・そして時は流れた。

先日何げに朝、TVをつけると
彼女の番組に彼女がいなかった。
少し気になってネットで調べてみる。

昨年11月に結婚した彼女は、
今年の二月に寿退社。
結局、彼の住むニューヨークへ行ってしまった。

まぁ・・・その方が彼女の為。
良かったと思う。

お幸せに。
TVの故障の為に、遅くなりましたが(笑)


○ BETTER TOGETHER / JACK JOHNSON



2005年04月20日(水) 深夜に読んだメール

携帯メールに届いた、
BCCで各メンバーに配信されたメッセージ。

昨夜早々と床についたものだから、
ふと目を覚ました午前3時にそれを読んだ。

心がちっとも痛まない。
心がちっともなびかない。

自らの意志でとかなんとか、思ってもいないくせに
美辞麗句でお気を使ってくれて

だって、それはもう遅すぎるものなんだもの。
“脱退”ではなくて“解雇”だと認識しているもの。

少なくとも、こちらはたくさん傷ついた。
そしてあのように過ごす時間は、ただの浪費でしかない。

自分の道を頑張って・・・とか
どうか健康でお身体を大事に・・・とか、

そんな最低限の(たとえ心にない事でも)いたわりもない。
とにかく、苦しめられた。それしかない。

そして、自分で言うのもなんだが、
ここまで冷酷になったことは今だかつてない。

そのメールを破棄・消去して、床に就いた。
朝になった。快晴の晴天だった。

迷いなき、また惑いなき
自分の心と、SAY-TENのようだった。



○ JUMP / VAN HALAN



2005年04月19日(火) シンプル。

晴天。
暑いくらいの、昼の陽射し。
春の真っ只中。

大きく背伸びをして
大きな欠伸をして
すべてをリセットして

未来の為に
すべては「できる!」と前向きに
口ぐせから直していかない?

頑張ろうね。
やればできる!やらないからできない。
この世界は至ってシンプルなんだから。



○ CARMEN / TOTO

※TOTOの紙ジャケシリーズ、いいぞ!
音もエエ感じにリマスタリングされてます♪
某ドラム雑誌はポーカロの表紙&充実の特集記事。
改めて聴くと、すごいドラマーですわ・・・。



2005年04月18日(月) 幸福者

僕は幸せ者です。
家庭では良き妻に(・・・ヨイショッ!)可愛い子ども達に囲まれて、
仕事では、良き上司・同僚に恵まれてます。

SAY‐TENにおいては、メンバーに恵まれてます。
最高の布陣ではないでしょうか?

SHINさんは、バンドをまとめてくれてます、明確なビジョンでもって。
YU-KIは自身の弱点を客観的に捉えて、
向上心をもって練習にに臨みます。
JakeはSAY-TENでどのように機能すれば良いかを、キチンと心得ながら、
バンドの要を支えてくれてます。
また、いい楽曲を書いてくれます。
新メンバーさん(笑)は、
「素人考えかも知れないけれど、あくまでも
SAY-TENのいちFANとしての視点」で、
バンドを導こうとしています。
各自がそれぞれの立場でSAY-TENを盛り上げようとしてくれてます。
その事が、僕にとっては、涙が出るほど嬉しくて・・・。

新メンバーさんに言われました。
「れのんさんは(いいメンバーに囲まれて)幸福ものだ」って。
今日はメンバーで呑み会。Jakeは欠席したものの、
有意義なひと時を持つ事ができました。

そんな中で、僕は噛みしめます
「こんな良いメンバーに恵まれて、なんて幸福なんだろう」って。

さぁ、このまま、この勢いでいくよ!
いいバンドになっていこうね!
きっときっと、僕達はそれができるはずだから!



○ 光と影の季節 / 浜田 省吾



2005年04月17日(日) 少年の心に、響く鬼。

響鬼・・・おもろい!

日曜の朝なのに早起きして、
マジレンジャーのケツの方だけ見て(笑)、
仮面ライダー響鬼を、下のチビと一緒に観る。

(それにしても、戦隊もののエンディングテーマって、
 どうして頭ん中を―いい意味でも悪い意味でも―グルグルしやすい
 曲ばかりなんだろうか??
 前回はささきいさおの“微妙なロカビリー”だったし、
 今回はあの“クリシェ(半音進行)”のサビがミョーに残るんだよな・・・)

やっぱ、主人公の細川茂樹さん、いいよなぁ・・・。
よくこの仕事を引き受けてくださったと思うもん、イヤミじゃなくて。
彼だから観てるところあるもんね・・・『義経』も、今夜初めて観たよ(爆)。
ちょっと、敵と格闘中に発するライダーの声は違和感あるけどな(笑)

前回から、猛士の一員として主人公の幼なじみにあたる
みどりさんなる女性が現れた。これがまたいい!!
梅宮ア@ナのいとこかなんかなんだな、彼女は。

(ちなみに『剣』に出ていた栞役の彼女は、
 江川卓のいとこかなんかなのだ!)

今週、彼女は白衣にメガネで出てきた!
旦那!白衣にメガネだっせ!!!
まさに「怒涛烈火の型」でイチコロってな具合さ!(意味不明)

今回の響鬼、出演の女性陣に当たりが多い!
そう、明日夢のお母さん以外、みんな当たりと言っていい!!(爆笑)
おやっさんの長女、香須実役の女性から
明日夢の同級生、ひとみ役のコまで!(どこ観てんだ、オレ・・・)
オレが少年だったら・・・
「僕、安達レノ夢。高校生になったばかり。
ヒビキさんっていう不思議な“鬼”のお兄さんに出会ってから、
僕の毎日はウハウハです!」って、ナレーションすんだろなぁ〜(笑)

エンディングに流れる歌が無性に聴きたくなった。
サビの部分で、布施明の発音はなんと言う英語を発しているのか
知りたくなった(この人、本当に以前のカミさんは外人だったのか?)。
バックの映像、主人公の背中を追いかけるだけのあの絵も
誰が考えたのか、そのセンスは賞賛に値する。

そうこうしているうちに、
SAY-TENメンバーのSHINさんから、
ホームページのコンテンツ作りを手伝った御礼に・・ということで
ご褒美に『少年よ』のMP3音源を送ってもらった!

おお!心に染みるぞぉ〜。布施明は微妙だけど(笑)

それを聴くとなおさら居ても立っても居られなくなってしまって・・・
やっぱ、買ってきた、シングル(爆笑)。
だって、オープニングのインストも好きなんだもの!

問題の歌詞、サビはこうだった
『Hit the beat!keep your beat!』

う〜〜〜ん、やっぱり微妙だな・・・(苦笑)


○ 輝 / 佐橋 俊彦

おじさんの時代は、ヒーローものの歌と言えば、
「名前連呼形」の歌ばかりだったけど・・・
このオープニング曲、NHKかと思ったもんなぁ・・・(笑)
でも、この曲好きです。
映画音楽が音楽を好きになったキッカケの僕としては、
こんなセンス、大好きなんです。



2005年04月16日(土) あなたよりも、冷血

あなたにもしものことがあったとしても
きっと「ふ〜〜ん」っておもうだけで
それ以上の感情は湧かないんじゃないかな?
そんな自分が、時々怖くなる。

あの時に見せたウソの涙を
今度は流す番になるかもしれない。
あの時に見せた石のような表情を
今度は見せる番なのかもしれない。

幸福も不幸も求めない。
これは僕が作ったと所有しない。
どんな感情も努めて殺して。
きっと僕はあなたよりも、冷血なんだろう。

毎日は忙しく、慌ただしくて
僕に残されている時間は、あまりにも少ない。
僕の歌を歌い、僕の生き方を示し、
何か誇れるものをひとつ、この世に残す事を考えるだけ。

その途上で、あなたが堕ちていっても
その途上で、あなたが朽ち果てていっても
大きな湖に落とした小さな石ころが描く
水面の波紋のようなものだろう・・・。

きっと僕は冷血なんだろうと思う。
やさしさなんて糞くらえだ。
そんな鬼のような気持ちを持っても
今は赦されるよね?



○ 少年よ / 布施 明



2005年04月15日(金) 砂上の楼閣、ゆえに決して天狗になるな

ラッキーな出来事、確かに。
こう言うこともあるものなんだ・・・。

実感なく帰ると、皆の喜ぶ顔
驚く声。賞賛の拍手。

新記録と300人ごぼう抜き。
足元が震えてきた。

照れながら、そそくさと家路に着く。
自転車のペダルをこぐことさえ、なんかぎこちない。

嫁さんに感謝。
周りのすべての人に感謝。

そう思う事にした。
実際そうなんだから。

努力して報われたものだけが
信じられるものだ。

だから、明日から。
もっともっと頑張ろうよね。


○ 夜にまぎれて / FUNNY BALANCE



2005年04月13日(水) 夜空に響く声

SAY‐TEN練習を終えて、深夜帰宅。
家の手前まで来た時に、変な声が聞こえた。

「ん?」

最初は、子供(幼児)のグズる声かなと思った。
うちの家のチビが夜中にグズってるのか?
それにしても、家が近いとは言え、こんなところからじゃ聞こえない・・・。

また聞こえてきた。よく耳を澄ます・・・。

「・・・え、えぇ!?」
小さな声を上げて驚く・・・。

女性の喘ぎ声だった。ナニの最中の(爆)。

アダルトビデオをデカイ音量で誰かが鑑賞しているのか?
はじめはそう思った。
しかし、その声はノイズの混ざらない、純粋な“声”。
さらに驚く事は、かなりの音量で、うちの近所にこだましていること(笑)。
こんなに聞こえても、気にしないわけ??(更笑)

妖しいリズムのなか、響くその声の主は
30〜40歳くらいの女性なのだろうか?(何を根拠に!?・笑)
おそらく、相方は“律動中”なのだろう(だから、何を根拠に!?・笑)

しばらく、その場所に立って、
粋な演奏会を楽しむ・・・わけもなく(笑)、
邪魔しないように足音を忍ばせて、家へ向かった。

いろんな意味で、次回練習“後”も楽しみになってきたぞ!?(爆)



○ HAD TO CRY TODAY(泣きたい気持ち) / BLIND FAITH 



2005年04月12日(火) SAY-TEN練習日誌 ≪努力あるのみ、前進あるのみ≫

確かに、僕たちの心臓の鼓動は、
クリックのように、正確なリズムを刻んではいない。

運動したり昂奮したりすれば、脈拍は上がる
当然、鼓動も早くなる。

何もないときは平常に、その人その人のテンポを刻みながら
鼓動は生命を支える。

ある一定のリズムで・・・と言うが、厳密に言えば、
走ったりもたったりする。

そんな鼓動に支えられている人間が奏でる楽器なんだから、
走って当然。もたって当然。クリックこそが不自然なんだ。

そう開き直ってできればいいが、現実は走ったりもたったりと、
テンポすらキープできないバンドは聴きづらい。

今夜の練習も、終始クリックに支配された世界。
テンポを維持し、矯正していく作業に、
バンドが持つダイナミズムとか言ったものは求められない。
だから、音源を聴くと、つまらない演奏になっている。

しかし、成果が感じられる。少しずつよくなっている。
メンバーみんながクリックを意識しながら“格闘”している。
この調子、この調子。
じっくり、しっかり力をつけていこう・・・。

今日、新しいメンバーが加わった。
練習初日に向けて、しっかり準備してきてくれたみたいで、
その姿勢に他のメンバーも襟を正さずにはいられなくなった。

反転攻勢。

ここからまた新たなスタートをきって、
いい音楽を聴かせることができるバンドになっていきましょう!
楽しく明るく、大人のバンドを体現していきましょう!

いろんな意味で、次回練習も楽しみになってきたぞ!



○ 終わりなき疾走 / 浜田 省吾



2005年04月11日(月) あれから二人

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

俺のレコードを聴いたことがあると
からかうように話す君の 髪をかきあげる癖も
笑い声も 仕草も あの頃のまま
 
駅のホームで 君を見たとき 夢中で追いかけた
思い出話 途切れる頃には気付いた
今でも君が好きだと

(あれから二人 / 浜田 省吾)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


今・・・どこでなにをしてるの?

悲しい想いしてない?
切ない想いを抱いてない?

君の声を思い出す。
キミの笑顔を思い出す。

街でよく似た人を見かける
すれ違う時にいつも思う。

キミであればいいのに
キミでなければいいのに・・・。

電車は夢と現の間を
俺を乗せてただ行き交うだけ

それに揺られて今日も
あてもなくさまよってる。

明日は・・・どこでなにをしてる?

たとえば、今日とは違う時間を
今日とは違うわずかなひと時を

過ごしてみるのも悪くないかも
流されてみるのも悪くないかも

ふたりに何も
話す事などないとしてもね。



2005年04月09日(土) 『約束の地』での出来事

阪急宝塚駅から歩いて10分くらいのところに『約束の地』はあった。
「Live Cafe PROMISED LAND」・・・。




まさに、約束を果たすべく、たどり着いた場所.

『新・星の指輪』という、浜田省吾の音楽を愛する
グループが主催するイベントに、友人と参加する。
浜田省吾の歌を歌うアマチュアミュージシャン達のライブ。
名古屋や神奈川、鳥取といった遠方から駆けつけた方もいた。

個人的には・・・『俺にも歌わせろ!』(爆)。
客席から観ていると、ウズウズしてしまう。
「あぁん、もう、そこは“浜省音階”で歌ってくれよ!」とか、
へんなチャチャを入れてしまいそうで(苦笑)。

でも、熱い熱い夜。
ひとりのミュージシャンの、その歌を、歌詞を、メロディを
ここまで愛する人たちがいるなんて。
ここまで愛される人がいるなんて――――。

「Live Cafe PROMISED LAND」は、
アダモちゃんが在籍する『inicion』がライブをした場所。
確か来月もライブの予定があるはずだ。
噂に違わず、キレイで雰囲気のあるハコだった。
一発で気に入った。
マスターにもご挨拶することができた。
ここでいつか、我々SAY-TENもライブができたらいいなぁ・・・。

そして、菖蒲田 均さんにもお会いすることができた。
isamu@D.R.Yちゃんに雰囲気が似ている。細い!
とても気さくな方だった。タメ歳という事で話も早い(笑)。
わずかな時間だったが、お話する機会が持てた。
HPからDLした彼の音源、いつも聴いてる。
この人の歌い方に、大切なヒントをもらったみたいで・・・。
この人のライブ、いつか見てみたいな・・・。

今日のライブを誘ってくれた方に、丁寧にお礼を述べて、
そして、『新・星の指輪』のさっこさんにも今夜のお礼を述べて、
終電の時間を気にしながら家路についた。

とてもとてもやさしい気持ちになれた夜、
浜田省吾を口ずさみながら・・・・。



○ MIDNIGHT BLUE TRAIN / 浜田 省吾

※ 浜省本人が「初期の自分のアルバムは廃盤にして欲しい」と
よく口にする事がある。僕も同じ気持ちだ。
だから、『君が人生の時』よりも前の作品は、『生まれたところを〜』以外、
聴いた事がない。だから、初期の作品にはあまり思い入れがなくて・・・。

この歌も、僕の中では好きな歌ではなかった。
だが、今日さっこさんが歌ったこの歌が一番好きになった。
新しいシングルに、リメイクされたこの曲が収められているらしい。

ひょんなきっかけで、好きになっていくものなんだね、音楽って。



2005年04月08日(金) SAY-TEN 緊急ミーティング

朝から夕方まで、試験。
今週はこの試験の事で頭がいっぱいだった。

終わった後、受験メンバーで簡単に乾杯。
お疲れさま。受かってるといいね。

駅前の桜の花が満開の美しさを見せる
JRに乗ってOSAKAへ。

夜のミナミ。
YUKI以外のメンバーが揃う。

SHINさんの行きつけの店で
「緊急ミーティング」と称した歓談会。

ビールを流し込みながら、
おいしいスシに舌鼓を打ちながら、

今後の活動指針。
ライブに対する考え方。
各メンバーに対する意識とスキルの底上げ。
ホームページ作成の経過報告。

並べて書くと企業の全体会議見たいな感じた(笑)。
もちろん、そんな堅苦しいものではなく

すべてはいいバンドにする為に
楽しいバンドにする為に
やっぱり上手くならないと
進化していかないと、ダメだと思うから。

今日この日までの、SAY-TENを軸にした
SHINさんからの視点のドラマ
そして、僕からの視点のドラマ。
その「交差点」に、不思議なものを感じる。

タイミングが一日でも、
一秒でもずれていれば・・・出会えなかった“偶然”
それは奇跡と読んでもおかしくない“必然”

YUKIが途中で合流。
賑やかな連中を連れて。
予定を変更して駆けつけてくれる
そんな彼の思いが嬉しい。

あっという間に終電を気にする時間。
SHINさんに睨まれながら(苦笑)
席を辞す。

楽しい時間。
その中にも厳しくもやりがいを感じたひと時。

頑張ろうね、SAY-TEN。



○ JOIN TOGETHER / THE WHO



2005年04月07日(木) 終わりなきJAMは続く・・・のか??

いつの間に、こんな新譜が出ていたのか?と、
慌てて購入したマイケル・シェンカーの新譜。

正確には、カバーアルバム。
例の「SCHENKER−PATTISON SUMMIT」なる、
企画ものの作品、同じユニットの二作目。

バックは前作同様、
ティム・ボガード、エインズレー・ダンバーのリズム隊。
カバーされた曲は、前作とは打って変わって、
メジャーな曲が多い。

例えば・・・
ビートルズ
『While My Guitar Gently Weeps』
デレク&ザ・ドミノス
『Layla』(!)
クリーム
『Badge』

・・・・なんでクラプトン関係が多いんだろ??(笑)

しかし、長生きはするものだ。
マイケルがこのあたりの曲をカバーし、
また、その音源を聴けるなんて・・・。

さっそく聴く。

前作の時も感じたが、
このボーカルのおっさん、何とかならんかいな??(笑)
マイケルはボーカリストに恵まれない人だなぁ〜・・・。
何とかそのボーカルのヘナヘナ感になれた頃に、
上記のビートルズ曲に・・・。
ほぼ原曲通りのアレンジ、
全曲バッキングは他者に任せて、リードワークのみ。
曲の最後に弾きまくるのだが、だんだんノッってきたのか、
エラく気合の入ったソロになっていた。
久しぶりに「あぁ〜頑張ったのね〜」と
感じる事のできたソロだった

『Layla』はしっかりと、
最後のピアノ部までカバーされていた(笑)。
でも、何を弾いてもマイケル。

そんなわけで、
前作同様、肩の力を抜いて作られた作品集。
“神”をとうの昔に見限ったセーソク氏曰く、
『金儲けの匂いプンプン』の作品ではあるかもしれないが、
もう、“ただの人間”としてマイケルを受け容れた方が
いいかもしれない。

このあとは、25周年記念アルバム。
R・マッコリー,G・バーデン,果てはG・ボネット等、
歴代MSGボーカリストを集めたセルフカバーと
新任ボーカリストに託したMSGの新曲で構成されるものらしい。

さぁ、どんな作品に仕上がるのか。
楽しみにしたい。
何だかんだ言っても、過去の作品は今聞いてもスゴイ。
この人にしかできない個性が確実にある。
上述のビートルズ曲のソロのように
あの頃の煌めきを、ほんの少しでも取り戻してくれたら・・・。



○ TOO ROLLING STONED 
        / SCHENKER−PATTISON SUMMIT



2005年04月06日(水) しあわせのお裾分け

仕事から帰宅したら
部屋に大きな荷物が届いていた。

「?」

しばらく誰からの、何のための荷物なのかと
考えをめぐらす・・・。

「!」

makiちゃん(@ドラフル)からの、
「お祝い返し」だということに、気がつく。

そんなつもりじゃなかったのに、
そんなことに気を遣わなくてもいいのに・・・。

御礼の電話をさせていただく。
荷物に添えてあった手紙と、
名刺サイズのふたりの結婚式の写真を眺めながら・・・。

幸福を分けてもらったような
胸が温かくなる瞬間。

ありがとう。
ほんとうにありがとう。

とにかく、いつまでもお幸せに。
結婚生活って、
平凡な日々の中にたくさんの幸せを見つけていく
共同作業だからね・・・。



○ Why I'm Me / RIZE



2005年04月05日(火) THE CIRCLE

今月の某ギター雑誌『演奏者』の表紙。

きっとそれを一瞥しただけで、
全国のROCK愛好者たち(主に40代を中心とした大人)が
その雑誌を買い控え、
逆に若いヤツらが買いに走ったことだろう・・・。

B'Zの新譜が出た。
さっそく購入、聴いてみる。

・・・う〜〜ん、こんなものでしょう(笑)。

各曲の感想も・・・
「こんなものかな・・・」みたいな感じで、
突出して「これはスゴイ!」って曲がない。
やっぱ、曲がつまんないのかな??
ってか、飽きたな(笑)。

各曲はコンパクトに、かつキャッチーに。
ソロを弾き倒すような事はしない。
わかりやすいメロに稲葉君の解り難い歌詞。
いつものB'Zがそこにあった。

基本は3ピース+ボーカル。
リズム隊を固定し、バンドサウンドを提示している。

今回ドラムスが、1曲を除いて、
シェーン・ガラースが担当。この人のドラムは大好き。
ROCKしてて(曖昧な表現でスミマセン)。
MSGにも在籍していた事があった人。日本では
B'Zの仕事が有名だけど、本当に上手い。

かつて、レコード店でバイトをしていた人が
「B'Zの新譜が出る日は忙しかった。
ホントに売れるから」
という話を聞いたことがある。
今回のアルバムも売れるのだろう。

しかし、皮肉にも日本のロック市場そのものを
体現しているアルバムと言ってイイのではないかな?
つまり成熟していないのだ。
いつまでも『オンナ・コドモ』相手なのだ。
「クラブ」ではなくて、まさに「サークル」なのだ(謎笑)。
いつになれば、大人の音楽を提供してくれるのか?
例えば、アルバムの端の、一曲にそれがあれば、
我々擁護派は、
『ほら、見てみろ!やればできるんだって!』と
胸を張れるのに(笑)。

切ない。

ほぼデビュー時から彼等を観てきている者にとって、
まるで小さな子供が『仮面ライダー』等ヒーロー特撮ものを卒業して
大人になっていくように、
僕自身も、本当に彼等を見限ってしまいそうで・・・。

『THE CIRCLE』というアルバムタイトルは
結局は堂々巡りの場所でふんぞり返る
彼等の姿を象徴しているように思えた。



○ 愛のバクダン / B'Z


※アルバムを聴いて、結局シングル曲しか残らないって
おかしいじゃんか・・



2005年04月04日(月) きっと同じ

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

昨日のことは 誰れもきかない
変わってゆくのは 心も同じ

走り疲れて ふり返れば
何もない今は 誰れもいない今は

僕はここに居て まるで飾り気のない
明日を待っている

始まることも 終わることも
きっと同じだね きっと同じだね

きっと同じだね


( きっと同じ / オフコース )

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

高校生活の後半期に、オフコースをよく聞いた。

その頃のオフコースは、言わばひとつのピーク期で、
しかし皮肉な事に、バンド内はシビアな状況だった。
もちろん、すべて後でわかり、知った事なんだけれど。

小田さんと双璧を成していた
オリジナルメンバー(鈴木YASSさん)の「脱退」を巡って、
オフコースそのものが「解散」の二文字に翻弄されていた、
まさにその時だった。

これも大人になるにつれて、気がついた事だけれど、
彼等は(特に小田さんが当時作った歌には)
たくさんの
「解散」へのメッセージを、
メンバー「脱退」への惜別の思いを発していた。

この歌もそうだ。

「始まることも 終わることも きっと同じ」と達観した、
淡々としたバラード。YASSさんのアコギにのせて・・・。



始まることも 終わることも
きっと同じだね 
 


失礼な言い方になるのかもしれない。
不躾で乱暴な感想に聞こえるかも知れない。

あるBBSの、当事者おふたりの
『事後の報告』を読んで

何の悪意も他意もなく、
素直に、本当に素直に、
このフレーズが口をついてでた。

そして、
僕自身の彼等に対する思いも
ふたりの状況に“変化”があった今も、
以前のまま「きっと同じ」だな・・・と感じている。

何ら今までと変わる事無く、
「きっと同じ」だな・・・と感じている。



2005年04月03日(日) 勾 配

流れを止めるな
勢いを止めるな

場を読め
空気を読め

何が足りないか?
何が自分に足りないのか?

考える前に動け
悩む前に前に出ろ

時間がない
すべてにおいて時間が足りない

だから、流れを止めるな
せっかくの勢いを止めるな

止まれば油断が生まれ
流れが濁る

だから走れ動け
前に出ろ

今がまさに正念場
どこまでも続くように見える急な坂道

だから走れ動け
絶対、すべてがうまくいくから

願いがすべて叶うから



○ エレクトリック・サーカス / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT



2005年04月02日(土) 春へ春へと

4月に入りました。
時の流れるのは早いです。
歳を重ねていくごとに、その体感速度が
上がっていくような気がいたします。

今朝は目覚めのいい朝でした。
昨夜、自身の心の中に抱えていた重石がひとつ取れて、
身も心も軽くなったような・・・別の言い方をすれば、
ここ数日間は「ある問題」についてマジ悩んでましたから・・・。

でも、もう大丈夫。
きっと拓けて行ける!

今日からまた新たな気持ちで、
しっかりと日々生きようと思います。
仕事も家庭もバンドも・・・しっかりと舵を取って、道を過たず。
たくさんのいい人々に囲まれ支えられながら・・・。

4月2日・・・とても暖かく、春へ春へと季節が
流れていくのが見えるような一日でした。
僕が褌を締め直し、リセットするにふさわしい
そんな一日でした。



○ いつか (SAMEDAY) / 山下 達郎



2005年04月01日(金) SAY-TEN練習日誌 ≪ 差し入れのクリック ≫

メンバー間での掲示板において、
SHIN@ベースが、SAY-TENに対して警鐘を鳴らした。

問題となったのは前回のライブ。
そのビデオをDVDに落として、何度も何度も観て、
「・・・これではいかん!」と、危機感にも似た思いを抱いたようだ。
自身を含めた各メンバーにダメを出したい!
もちろん僕に対しても・・・!
「・・・これでは・・・このままでは、マジ、ヤバいっすよ!」と。

僕は僕で、(こちらが金銭を負担して)ライブハウス側が
撮った映像と音源を、それこそ擦り切れるほど観、そして聴きまくったので、
彼の発した警鐘は至極あたり前の感想であったと思う。

このままではいけない。
もっと高い志を持たなければ!
上手くなろうよ!バンドとして革命的に成長していこうよ!
単に音を鳴らすだけではアンサンブルにはならない。
バンドとして、しっかりきっちりと聴くものに音とメッセージを
伝えなければいけない!
そこにはアマチュアだから趣味だからとか言った、
甘えた言い訳はしちゃいけないと思うから。
なにより、僕の周りの、音楽仲間の皆さまは、
そこをしっかりと違えずに音を出している。
そう思うから。
このままではいけないよ・・・!

SAY-TENをいつも応援してくださっているある人から
SHIN経由で「クリック」の差し入れがあった。
そんなわけで、バンドが抱えるいくつかの問題点・課題点のひとつ、
「ステージ上におけるアドレナリン大量放出による、楽曲テンポ破壊」を
解消すべく、クリックを鳴らしながらの練習となった。

誰かひとりが“戦犯”というわけじゃない。
メンバー全員が一丸となって取り組めば、
きっと壁は乗り越えられる。
キツイ坂を登り切って見下ろす景色を
メンバーみんなで味わおうよ!

・・・ただ、これからその壁や坂がいくつもいくつも
あるわけなんだけれどね・・・(溜息)

緊張感漂う、それでいて(自虐的な)笑いの絶えない練習となった。
でも、真剣ヤバイ・・・頑張らないと!
頑張ってもらわないと・・・!


そして・・・長い間の懸案事項が、解決できた。
僕のエゴだけでなく、満場一致、5秒で結論が出た。

大きく前に進めそうだ。
もう“負の遺産”である、重い足枷がないのだから・・・。



○ 愛と呼ばれるもの / SAY-TEN

※今日の練習音源を聴きながら家路に着く。
全編「チッチッチ」とクリック音入り(爆)。
曲の合間に「あぁ〜!!」「くそ〜!!」と苦悶の声を上げる
YUKIをはじめ、各メンバー・・・ちょっとおかしかった。

でも、ホント頑張らないとね。


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