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いつもこの映画日記をご覧くださっているみなさん、こんにちは。
この日記に興味をもってのぞいてくださった方へ。ありがとうございます。 MyEnpituやおきにいりに登録していただいた方へ。ありがとうございます。
今年も残すところわずかとなり、オレンジも冬休みに入るので、年 明けまでこの日記もお休みしたいと思います。休み中に充電して、 休み明けにはまた怒涛の如く日記をアップしていきたいと思ってい ます。
それでは、みなみなさま良いお年をお迎えください。m(_ _)m 来年もよろしくね。
2004年12月27日(月) |
【スキー・ジャンプ・ペア2】2004年/日本 |
監督:真島理一郎 実況:茂木淳一
でたーーーー!【スキー・ジャンプ・ペア2】!!これ去年の暮に ヴィレッジバンガードをプラプラ歩いてるときに見つけて即買いし たんだけど、かなり斬新なアイデアで衝撃を受けた作品。ついに出 ましたツー!
スキージャンプはペアの時代へ。。。スキージャンプのペアって、 なんじゃらほい?って。紹介しよう。スキージャンプペアとは、1 組のペアで1つのマテリアルを使用する。つまり、2人で1つの板 に乗ってジャンプを行うのだ。2人のジャンパーは前後に並び、一 心同体でジャンプを行い、テイクオフ後、2人のジャンパーは己の 体の限界を駆使して、ファンタジックな技を繰り広げつつ、飛距離 まで稼がなくてはならないという、とてもシビアで、かつエキサイ ティングで滑稽な競技なのである。
スキージャンプペアというものがどういった競技か分かって頂けた でしょうか?今、もってもエキサイティングなスポーツだというこ とが。
2でもやってくれました。各国が競って新技を披露!それを茂木ア ナと解説の浜口さんが淡々と実況しているのが、なんとも妙な笑い を引き出してくれるんだよね。
とにかく、ありえねージャンプの連続。ありえなさでは【カンフー ハッスル】を超えていること間違いなし。技とかいろいろ紹介した いんだけど、これは絶対見てのお楽しみだからなぁ。んー、我慢我 慢。
一つだけ。 この技をやってカナダの選手が永久追放になったそうな。 バックジャンパーがフロントジャンパー膝裏を持ち抱え込む、幻の 癒し系抱き技。
FIJはその新技が破廉恥であるとして、すぐさま公開禁止技に指 定したらしい。
2004年12月22日(水) |
【アメージング・ハイウェイ60】2002年/アメリカ |
監督:ボブ・ゲイル 出演:ジェームズ・マースデン ゲイリー・オールドマン
人生の”もし、あの時こーしてたら?”を考えると無限に広がる枝 のようになっていて、人はみんなそのうちの1本ずつを選択しなが ら生きているけど、決して見ることのできない”もしも”、そんな パラレルワールドを見ることができたら?この映画はそんな物語。
ニールは親が敷いてくれたレールに乗って何不自由無い人生を送っ ているように見えた。しかし、本当は自分の人生に疑問を感じ、夢 の中でしか出会ったことのない女性に心惹かれていた。23歳の誕生 日を迎えたニールはある決意をする。そして、用意された道路以外 の道を選んだ時、初めて新たな道が見え始めるのだった。
映画の中でYESか NOかで答えられる質問をすると返事が返ってくる 8ボールが出てくるんだけど、主人公のニールはこのボールに頼り 過ぎ。おまえはのび太か?つーの。
2004年12月20日(月) |
【チェブラーシカ】1974年/ロシア |
監督:ロマン・カチャーノフ 原作:エドワード・ウスペンスキー 美術:レオニード・シュワルツマン
フハァー。癒されたぁ〜。誰でもちょっと凹んだり、心が疲れたり 、なんとなく鬱っぽかったりしたときに、癒されてぇーなぁーって 思うよね。そんな時、オレは良くこの【チェブラーシカ】を見るの だ。最近はキャラクターグッズなんかも出て人気出てきてるみたい だけど、何度チェブラーシカに癒されたことか。。。
チェブラーシカは元々ジャングルに住んでいたんだけど、散歩をし ているときに木箱に入ったオレンジを見つけて、その中の一つに入 ってオレンジを食べてたんだって。お腹いっぱいになったチェブラ ーシカはそのまま居眠り。起きたときには箱がふさがれてて、身動 きも出来ない状態。やっと箱が開けられた時には体が痺れてパタパ タ倒れるもんだから、”ぱったりたおれ屋さん=チェブラーシカ” って名づけられたんだって。
うんもー!そんなプロフィールを抱えた正体不明の動物チェブ。癒 されずにはいられないっすわ。キャラクターの可愛さも最高なんだ けど、内容もすごい良くて、この映画を見てると、なんか優しさに 包まれた感じになるんだよね。
あとね。オレはゲーナのアコーディオンがすごい好き。サントラが ないのが残念。。。
オフィシャルHPはここ↓ http://www.cheb.tv/
2004年12月17日(金) |
【ホーンテッド・マンション】2004年/アメリカ |
監督:ロブ・ミンコフ 出演:エディ・マーフィ ジム・エヴァース テレンス・スタンプ ラムズリー ナサニエル・パーカー エドワード・グレイシー マーシャ・トマソン サラ・エヴァース
【パイレーツ・オブ・カリビアン】に続いて、ディズニーランドの 人気アトラクションの映画化。【パイレーツ・オブ・カリビアン】 と比べるとややスケールダウン気味。
映画の中では、アトラクションで出てくるキャラや音楽が盛り沢山 。それなりに楽しませてくれました。でも、なんとなく中途半端に 思えちゃうのは、ホーンテッド・マンションと爆裂トークのエディ ・マーフィがなんかミスマッチな感じがするからかなぁ。
逆に執事役のテレンス・スタンプはばっちりラムズリーだったね。 この人、亡霊じゃなかったとしても、暗いとこで、しかもあ〜んな お屋敷で会ったらかなりびびると思う。
2004年12月16日(木) |
【パイレーツ・オブ・カリビアン】2003年/アメリカ |
監督:ゴア・ヴァービンスキー 出演:ジョニー・デップ ジャック・スパロウ オーランド・ブルーム ウィル キーラ・ナイトレイ エリザベス
誰もが知っているディズニーランドのアトラクション『カリブの海 賊』の映画化。ところどころに、アトラクション内のシーンが再現 されていて、「あー、あったあったー!」と見つけるのも楽しみの 一つ。
鍛冶屋ウィルは総督の一人娘エリザベスに密かに恋焦がれていた。 そんなある日、1つの金貨を狙ったキャプテン・バルボッサ率いる 呪われた海賊達にエリザベスがさらわれてしまう。ウィルは一匹狼 の海賊ジャック・スパロウと手を組み、エリザベスを救う旅に出る 。。。
ジョニー・デップ、かっけー!!怪しすぎるその雰囲気と出で立ち 。ジャック・スパロウはこの人しかいないよ!それにしても、オー ランド・ブルームの影が薄い…【トロイ】でもイマイチだったし、 この先、
2004年12月14日(火) |
【チャンプ】1979年/アメリカ |
監督:フランコ・ゼフィレッリ 出演:ジョン・ヴォイト ビリー・フリン リッキー・シュローダー T・J
かすかな記憶ではラストシーンですごい泣いたのを覚えてるんだけ ど、内容はすっかり忘れていて、ひさしぶりに見たいなぁと思って たんだよね。
かつてのボクシング・チャンピオン、ビリー・フリンは、妻と別れ てからツキにも見放されタイトルを失い、今は競馬場に勤務して一 人息子とどうにか生活していた。息子のT・Jは、それでもいつの 日か栄光の座に戻る日を夢見てトレーニングを続けている父親を尊 敬し、パパと呼ばずに“チャンプ”と愛称で呼んで、父が再びチャ ンピオンの座に返り咲く日がくるのを信じて疑わなかった。そして 彼は、そんな息子の期待の応えようと再びリングに登ることを決意 する…
いい映画っていうのは何度見てもいいもんじゃ。T・Jの可愛すぎ 注意!全編とおしてほのぼのした音楽もいいし、ハッピーエンドっ て思わせておいて……そう来るか!!みたいな。涙なしでは見られ ない作品。
主演のジョン・ヴォイトは【ミッション・イン・ポッシブル】に出 てたりする。そして、【パール・ハーバー】にも出てたりする。
2004年12月13日(月) |
【マッチスティック・メン】2003年/アメリカ |
監督:リドリー・スコット 出演:ニコラス・ケイジ ロイ サム・ロックウェル フランク アリソン・ローマン アンジェラ
チョー気持ちいい!ってくらい綺麗に騙されました。こんなに綺麗 に騙されたのは【ユージュアル・サスペクツ】以来だわ。
えーと、言いたいことはいっぱいあんだけど、それを言っちゃった ら、きっとこの映画の面白さを半減どころか台無しにしちゃうので 、この回に限っては感想なしということで。
たったこんだけでも、これ読んだら身構えちゃうかもしんないもん ね。う〜ん、難しいところだぁ。
サム・ロックウェル今までの役柄のせいか。。。
今、【バーティミアス/ゴーレムの眼】って本を読んでんだけど、 映画制作中らしい。早く見てみたいなぁ
2004年12月10日(金) |
【クリスティーナの好きなコト】2003年/アメリカ |
監督:ロジャー・カンブル 出演:キャメロン・ディアス クリスティーナ クリスティナ・アップルゲイト コートニー セルマ・ブレア ジェーン トーマス・ジェーン ピーター
この映画、ここまでやっちゃうかキャメロン・ディアス?って心配 になるほど、キャメロン・ディアス始め、セルマ・ブレアとクリス ティナ・アップルゲイトがはじけまくり。
気軽な恋を楽しむことを信条としていたクリスティーナだが、失恋 で悲しむコートニーを励ますために一緒に出かけたクラブで運命的 な出会いをするが、本気の恋についついおよび腰に。そんなクリス の背中を押したのはコートニーだった。。。
ほんっっっっとにお下品なギャグ連発で笑えた笑えた!!レンタル ¥50でこんなに笑えたんだからお得だよね。
男って多かれ少なかれ、女の人に対して神聖視しているような所が あると思うんだよね。例えていうなら、”アイドルはウンチとかオ ナラはしないんだ”みたいな感じで、”女の人はこんな事はしない だろう”って、どっかしら思ってるんじゃないかな。
でも、この映画はそんな男にとって”そんなことを〜”っていう、 ある意味タブー的なことを3人の女の子がやりまくりの言いまくり !公の場では書くには忍びないんだけど、Hな会話なんて序の口の 序の口。レストランの中でペニスの歌をミュージカル風に大熱唱し たり、女子トイレの中でコートニーが自慢の胸を赤の他人の女の子 に揉ませたり、街なかでザーメンの付いたドレスをふざけて投げ合 っちゃったり、フェラをしてたジェーンが・・・ えーと、えーっと、 って、拙者、全然忍んでないですから!
中でも一番受けたのは試着室でのクリスとコートニーのやりとりは 最高!引力に負けた胸を上げたり下げたりしながら、「22歳の胸、 28歳の胸、22歳、28歳、22歳28歳」って、悲し過ぎるぅぅ(T∇T)
こんな感じでこの映画おバカでおちゃめのギャグの連発だけど、傷 つくことを恐れていたら、恋なんてできませんよ〜ってことを言い たいのは分かるけど、
拙者、目覚ましより先に目が覚めますからーー!切腹!!
2004年12月08日(水) |
【ケンタッキー・フライド・ムービー】1978年/アメリカ |
監督:ジョン・ランディス 出演:ジョージ・レーザンビー ドナルド・サザーランド ヘンリー・ギブソン
あの【ブルース・ブラザーズ】を世に送り出したジョン・ランディ ス監督のナンセンスおバカコメディ。
TV番組や、映画、予告編、CMなど様々なメディアをパロディ化 した22のエピソードで構成されているコメディ映画。
この映画前からずっと気になってたんだけど、なんとなく「また今 度でいいや〜」って見逃してたんだけど、この映画を見逃していた なんて、俺はなんておバカなんだ。
とにかく、しょーもない話の連続。爆笑に次ぐ爆笑じゃなくて、苦 笑に次ぐ苦笑。。。んもー肩の力もだらり〜んと抜けて、友達とビ ール飲みながらバカだなぁこの映画って言いながら、最後まで笑か してくれました。
残念なのが何をパロディとしているのかが半分も分からなかった事 。これが分かってんのと分かってないのとじゃ、面白さも半減だも んなぁ。それでも【キング・コング】とか【ドラゴン怒りの鉄拳】 なんかのパロディは結構面白かった。特に【ドラゴン怒りの鉄拳】 のパロディ[ドラゴン イカレの鉄拳]にはやられました。
この映画、字幕で見るより吹き替えで見ることをお勧めします。
この映画が気になる人へ↓ ケンタッキー・フライド・ムービー公式HP
2004年12月07日(火) |
【恋愛適齢期】2004年/アメリカ |
監督:ナンシー・マイヤーズ 出演:ジャック・ニコルソン ハリー・サンボーン ダイアン・キートン エリカ・バリー キアヌ・リーヴス ジュリアン・マーサー フランシス・マクドーマンド ゾーイ アマンダ・ピート マリン
名優ジャック・ニコルソンとダイアン・キートンの豪華共演。キア ヌ・リーブスがひかえめな演技で良かったんじゃないかな。
ハリーは未だに30歳以下の女性としか付き合ったことがないと豪語 する63歳の独身プレイボーイ。ある時、彼は若い女性マリンと海辺 に建つ彼女の母親の別荘で甘い週末を過ごしていた。だが、そこへ マリンの母エリカもやって来る。エリカは自分よりも年上の男と付 き合う娘に面食らいながらも、当人同士の問題と口出ししないこと に。そんな時、突然ハリーが心臓発作で倒れてしまう。大事には至 らなかったものの、しばらくは安静にする必要があるとのこと。エ リカは仕方なくハリーの健康が戻るまで看病することにしたのだが …。
ジャック・ニコルソンはあいかわらず見せてくれる。恋愛経験豊富 で常に相手を楽しませることができる初老の独身プレイボーイの役 をできる俳優って数少ないと思うけど、ジャック・ニコルソン適役 だわ。でも、良く考えてみるとこの人そんなに格好良くないよね。 だって、腹は出てるし、頭は禿げてるし、顔なんて悪役が似合い過 ぎるほど悪人顔だし、笑うと逆にコエーよって顔してる。なのに、 どーして、こんなにモテるんだー?この人の半分も生きていない俺 にはさっぱりわかりませ〜ん。
ストーリーは良かったと思う。いくつになっても誰かを恋しいと思 う気持ちって絶対あると思うし、確かに恋愛に年齢は関係ないと思 うけど、思うけど、実際20も30も年が離れた相手を恋愛対象として 付き合うというのはどういうもんなのだ?どうやったって、50近く の女性と付き合う自分を想像できない。。。
海岸で散歩するハリーとエリカ。白い石ばかりを集めているエリカ に黒い石を拾って「僕のことを忘れないように」だって!かぁー言 ってみてー!そして、ぜってぇ似合わねぇ!!
2004年12月06日(月) |
【マッハ!!!!!!!!】2004年/タイ |
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ 出演:トニー・ジャー ティン ペットターイ・ウォンカムラオ ハム・レイ プマワーリー・ヨートガモン ムエ
一、CGを使いません!二、ワイヤーを使いません!三、スタント マンを使いません!四、早回しを使いません!五、最強の格闘技ム エタイを使います!!トニー・ジャーってスッッッゲーーー!!! 純度100%のスーパーアクション映画。
仏教とムエタイの国、タイ。敬虔な仏教徒たちが暮らすのどかな田 舎の村ノンプラドゥ。ある日、村の信仰の象徴である仏像“オンバ ク”の首が切り落とされ、盗まれてしまう。犯人は、コム・タン率 いるバンコクの密輸団と手を組むこの村出身のドンと判明。そこで 村の長老たちは、ティンに“オンバク”の首の奪還を要請した。彼 は僧侶プラ・クルに師事し、古式ムエタイを極めた最強の戦士。村 の切実な希望を託されたティンは、さっそくドンの捜索にバンコク へと向かうのだが…。
GEOでレンタル新旧全品¥50とかいう嬉しいことしてくれるも んだから、今まで見逃してた映画を抱えながらレジに持ってくと、 「すいません、お一人様5本までとなっております。」「…ですよ ねぇ〜」悩んだあげく5本を選出。とりあえず【マッハ!!!!!!!!】 から感想書きますです。
この映画、予告編でトニー・ジャーが悪党達の肩の上を走り抜ける シーンがあって、ヤベェこれ絶対面白いよ。と思ってて、まんまと 見逃してたんだよね。やっと見れた!
いやー、なんか久しぶりにアクションっていうか格闘技映画を見た 気がする。脚本なんかはむか〜しの香港映画っぽいストーリーなん だけど、話がシンプルなだけに純粋にアクションシーンを楽しめた から、この際、ストーリーの話は抜きということで。だって、出て くる悪党のやってることがしょぼいんだもーん。
タイ人って顔が日本人とやっぱり似てるよね。この映画見てて、ず っと思ってたのが、ティンの顔が織田裕二とネプチューンの名倉を 足して2で割った顔に見える。そして、ハム・レイの顔が内山くん とホンコンさんを足して2で割った顔に見える。。。いや、アクシ ョン映画なんだから、アクションの感想を書きたいんだけど、どう しても顔が気になっちゃってしょーがないの。
アクションの方は、見てて「あっいてっ、痛てっ、今のはイテーッ 」って感じでティンが次々に悪党供をやっつけていくんだけど、肘 と膝を駆使して、もーやっつけるやっつける!もーこわすこわす! これホントにワイヤーもCGも使わないでやってんだから、すごい としかいいようがないっす。生身の人間でもこんなことできるんだ ね。
そんなわけで。とにかく気分爽快でやんした。 ところで、裏の賭け試合で日本人らしき相手が出てきたんだけど… んなわきゃない。←タモリ風
2004年12月03日(金) |
【ポーラー・エクスプレス】2004年/アメリカ |
監督:ロバート・ゼメキス 声優:トム・ハンクス ヒーローボーイ/父親/ 車掌/ホーボー/サンタ ノーラ・ゲイ ヒーローガール ピーター・スコラリ ロンリーボーイ マイケル・ジェター スモーキー/スリーマー
スッゲーおもしろかったー!!俺ってばこういう映画すきだなぁ。 ロバート・ゼメキス監督は【ロジャー・ラビット】以来のアニメか な?それにしても技術の違いには監督自身驚いてんじゃないか。” パフォーマンス・キャプチャー”すごい技術だわ。
クリスマスイブの夜。もうクリスマスなんて信じないと思いながら ベッドに入った一人の少年。しかし、真夜中目前の11時55分、少年 の耳に地鳴りのような轟音が響く。家の前で停まったその機関車に 駆け寄っていく少年。車掌は少年に、北極点行きの急行“ポーラー ・エクスプレス”と説明し、乗車するようすすめる。目の前の出来 事がまるで信じられず戸惑う少年だったが、機関車が動き出すと、 ついに意を決して飛び乗るのだった…。
いやーもーCGがすごいのなんのって。本当に人間の動きとかがリア ルに描かれてて、リアル過ぎて最初は目の動きとかちょっと恐かっ たけど、見慣れてしまえば無問題。車掌なんてトム・ハンクスそっ くり。でも、しばらく車掌の声が【トイ・ストーリー】のウッディ の声に聞こえてしょーがなかった。”ポーラー・エクスプレス”の 登場のシーンはホント圧巻!!
そうかと思えば、客室内で繰り広げられる”ホット・チョコレート” のミュージカルで、これから始まる"旅"への期待感を高揚させてく れるようなシーンや、自分もジェットコースターに乗ってるように 思えてくるシーンで楽しませてくれるエンターテイメント性も十分 だったと思う。
あと、チケットが風にまって舞うシーンとかサンタのソリが最後消 えるシーンなんかは映画ファンを楽しませてくれるよね。俺はそれ くらいしか気付けなかったけど、他にもパロってるところがあった のかな?少年とホーボーがスキーで列車の上を滑るシーンがあった けど、あれは【スキージャンプ・ペアー】だったのか。だったら、 うけんだけど!
とにかくおもしろい映画で、大満足でした。なのに・・・
マイケル・ジェターさんのご冥福を心よりお祈りします。
2004年12月02日(木) |
【愛してる、愛してない...】2002年製作/フランス |
監督:レティシア・コロンバニ 出演:オドレイ・トトゥ アンジェリク サミュエル・ル・ビアン ロイック
【アメリ】のオドレイ・トトゥが本作では違った形の空想というよ りも、妄想で一途なゆえに困った行動を起しちゃう女の子のサスペ ンス。
美術学校に通うアンジェリクは心臓外科医のロイックに恋に落ちる 。ロイックには妊娠中の妻がいるが、離婚は時間の問題らしい。ロ イックの事で頭がいっぱいのアンジェリクは彼のお隣さんの家に住 み込みで留守番をすることになるが。。。
う〜ん、この映画の主人公、想像力豊か過ぎ!行き過ぎた愛情って 怖いんだなぁ。作品的には1つの映画の中で同じ作品を2本見てるみ たいで途中からちょっとダルくなっちゃいました。
2004年12月01日(水) |
【ナビィの恋】1999年/日本 |
監督:中江裕司 出演:平良とみ 東金城ナビィ 登川誠仁 東金城恵達 西田尚美 東金城奈々子 村上淳 福之助
素敵な映画だったぁ!【ホテル・ハイビスカス】の中江裕司監督の 沖縄・粟国島を舞台にしたナビィおばぁの恋物語。
奈々子は都会の喧騒に疲れて久しぶりに粟国島に帰ってきた。島ま での小さな船には一人旅の青年・福之助と伊達な白スーツの老紳士 が同乗していた。そしてその老紳士サンラーこそ、60年前に奈々子 の祖母ナビィが最も愛していた人だった……。
沖縄って日本だけど日本じゃない雰囲気があって、とても不思議で 魅力的なところ。俺は残念ながらまだ沖縄には行った事ないけど、 中江監督の作品を見ると、本当に沖縄に旅行したくなるなぁ。
この映画の素敵なところ、まずは音楽。沖縄の島歌だけじゃなく、 文化を超えた楽曲の数々が違和感なく挿入歌として使われている事 。それに奈々子のおばぁとおじぃがなんといっても素敵過ぎ!
おじぃが牧場に出かけるときにナビィにお弁当も持ってこさせる時 間を言うんだけど、「トゥエルブオクロックに持ってくるんだよ。 」って、なぜか英語。すごいおちゃめなんだ、このおじぃ。俺もー いっぱつで気に入っちゃった!
おじぃはね、結婚する前もした後もナビィがずっとサンラーのこと を思っていることを知ってた。だから、ナビィが旅立つ日もさりげ なくナビィを想った言葉と行動でナビィを送り出すんだよね。なん かすごい切ないけど、こういう優しさっていうか、愛情もあるんだ なぁとしみじみしちゃいました。
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