2003年12月31日(水)

のびたカエルは見た

実家に着く
なり、すぐさま
予約していたという
居酒屋へ連れていかれ、
一体いつからか知らないけれど
この忘年会はうちの

恒例行事

だそうで、
ワタクシは初参加

酒、鍋、酒、鍋、酒、酒、
酒、酒、酒、酒、酒、酒…

まだまだ親には勝てないのである。

そして私の2003年は
激しい頭痛と共に幕を閉じるのでした。

2003年12月30日(火)

無精ヨード卵

ミレナリオが見たかったのに
おかんから忘年会の通達、
5時までに帰ってこいとのことで
ちょっとふてくされつつ
まぁ掃除が終わったら帰省しようかな
と思っていた

のに何故か私は掃除もそこそこに放り出し
ハニちゃんに電話をして駄々をこね
帰る直前まで付き合わせる。

東京駅はごったがえし、人、人、人、
東京ひよこを眺めたりとか
階段あがったりおりたりとか
駅の中をぐるぐる歩き回ったりとか
そんな程度しかできることもなく
だんだんセンチメンタルになってみたり。

たかが2、3日、実家に帰る
というだけのことである。
何をおおげさに
私はハニを呼び出したのか
自分でもよく分からないまま、
そういえば
電話するのにあんなにドキドキした
のは初めてじゃないかしら。
電車に乗ってから一人思い出し笑う。

電車はひどく混んでいた。
私はぼんやりと夢見心地。

実家から戻ったら
去年のままの自分の家が待ってる。

2003年12月29日(月)

上機嫌の憂い

ライブ見に行ってから忘年会。
内容はほとんどキャバクラとドトールの話でした。

浅田は毎度ながら
いるだけ
的、むしろ
いなくても無問題
なかんじですが
何故かその場にいる。

よく考えたら一回り以上も年の離れた
中年のおじさん達だ。
それでも
男はいつまでも少年なんだなぁ
と、おかしな母性を感じてみたりする。

椎名さんは言った。
「自分を殺すのは簡単だけど、
客観的に見たときにそんな自分は許したくない。」

あぁいいこと言うなぁと思いました。

あと、今日はハニのネクタイ姿を見たので
けっこうにんまりよ。

2003年12月27日(土)

間接的接触によるナイーヴ

24、25、26日は仕事納めに向けて残業残業。
思えば23日が祝日なのが痛かった。

クライアントはひどく情緒不安定、
大手代理店がはさまると
どんな内容でも大方そんな感じですが
いい加減イライラきだした頃に
アリムラくんからメールが来まして
アリムラくん本日初登場な営業の人ですが
どんな人かはまったく知りません。
相変わらず社内の過半数は誰だか分からないワタクシ、
ただそのメールがいたく癒し系な文章で
さすが営業というか、
最後の最後にスマイリーな感じに
気持良く仕事納めとなりました。

まぁ仕事自体はあまりすっきりとは
してないのですけどもね。

来年に続く。

2003年12月20日(土)

赤い赤い白い

いつも渋谷新宿なのでたまにはちがうとこへ。
ということで、池袋。
池袋はかなり謎な領域なのですが
もっとカラーギャング、B-Boy、
ギャルギャルしているイメージがあり、
早い話IWGPな印象しかなかったんですが
どちらかというと中年な感じで、
あとはナンジャタウンなガキンコさん達。

水族館にマンボウを見に行きまして
前に見たやつよりかなりちいさかった
ような気がする。
あの巨大なやつは死んだのか？
ニモをいささかフィーチャリングしすぎ風味。

展望台の景色はかなり眠い感じ。
うどんの値段が安くて
大方の料理には半熟卵がのっていて
クリームソーダをよく見かけた。
あとアジカンがいた。

2003年12月15日(月)

ドライクリーニング

ウェットなのはとにかく苦手である

どうしようもないことですが
予約とか約束はできればしたくなく
モラルには抵抗なく従うのですが
それ以外であればいかに破るかということに気をとられ
まぁ薄情な人間なんです。
だから友達関係に友情とかいう
暑苦しい名前をわざわざつけて
これみよがしに押し付けないでください。
いらんのよ。

2003年12月14日(日)

天気のいい週末には２

鎌倉へ行く。
海を眺めて
古い街並みと
江の電と
モノレール

満腹中枢がイカレているまま

食欲と性欲の関係性
ファイトプラズマ
同化
依存

冬のにおいがする。
それがいちいち気になる。

2003年12月13日(土)

天気のいい週末には

渋谷
gooの検索プロモーションのバイトが
白いトレーナーでわんさか街を徘回していて
トレーナーの前身ごろには検索のキーワードがプリントしてあり
なかなかシュールでした。

ハニがアフターパーティーをしなくなり
ちゃんとまっすぐうちに帰るようになり
気分は上々といったところでしょうか

2003年12月11日(木)

浪

仕事終わりハニとごはん。
満腹中枢のタガははずれっぱなし
明らかに体を重く感じ、
体重計にのれば3kg増。
参りましたね。
キュウカンビと言う日も必要です。

仕事が詰まっているわけじゃない。
緩やかに暮らしていますが
爪を切るとか
マニキュアを塗り直すとか
そういう時間がうまくとれず
欲しい服も眺めるだけで我慢して
もっぱら食費に消えていく。
来年になったら青いエクステンションをつけようと思う。
今は前髪を切りすぎました。

2003年12月10日(水)

朱に交われば

森君と飲む。
久しぶりなような
そうでもないような。
ヤツと飲むと明らかに満腹中枢が麻痺して
底無しに食べ過ぎます。
変わりないといえばない範囲ですが
口調が妙に横柄になっていて
環境の影響というものは見過ごせない
ものがあるんだなと思い
じゃあ私もそのうち
アレくらい下世話で無意味
なかんじになるのかしら。

それはいやだな。

"アレ"さんは会社にいる歳の近い女の人ですが
私が入るまでは一番若く
きっと末っ子キャラでかわいがられていた
んだろうなって感じ
で、現在は小姑のように
めざとく私の行動を見張って
いるかのように事あるごとに
「浅田さんて○○だよね」と
決めつけられておだてられ
たかと思いきや妙に刺々しかったり。
まぁそんなことはどうでもいいんだけどそれより
女子高だか女子大だか行ってた
真意は分かりませんが
とにかくそんなニュアンス、

何かがっついた感じ

がすごく苦手である。

2003年12月07日(日)

調和と年季

ハニバニちゃんと横浜。
うすうす感じてはいましたが
世間はクリスマスに色づきはじめ、
桜木町はもうそれ以外のナニモノでもありませんでした。
港はだだっ広く
歴史を飲み込みながらジオラマのように広がり
人は溢れかえっていたけれど
それを拡散させるくらい
とにかく広く、
お台場のような即席で詰め込みました的
かまびすしい感じがない。
大さん橋の手の込んだ湾曲と
ひたすらなスケールのでかさに圧倒される。

横浜はハニちゃんの育った街である。

イタリアンを食べ、
インド料理を食べ、
日本料理で飲み、
とにかくハニバニといると大方
食べすぎ
なんですが、日本酒を一気にかっくらい
その辛さを焼酎でまぎらわし、
さすがに酔いがまわり、

気がつけば私は卓也の話をしていた。
そして、やっと捕われていた考えから
解放されたような気がした。
ハニは基本的にヘタレなのに
たまにいいことを言う。

忘れようとするのではなく、
忘れないようにしたらいい。

2003年12月06日(土)

去りゆく者へ

SOFT BALLET　渋谷AX
遡って数えれば
実に9年ちかく好きだったわけですが
とはいえ、そのうちの7年は
彼等は活動休止だった

そんなSOFT BALLET
はじめてライブに行きました。
ライブビデオなんぞは見たことあるのですが
見る側がが冷静な状態で見ると
割とうすら寒い系といいますか
己の世界に入っちゃってる系、
ナマで見て一緒に世界に入らねば系、
ともあれ、今年見たライブの中で
一番ヨカッタ。

麻輝氏直立不動、
森賢クネックネ
遠藤氏じゃんじゃん脱ぐ脱ぐ
そんなメンバー諸々はもちろんとしまして
何よりライティングがめちゃくちゃカッコよくて
本当にシビレました。感電モノです。

その後床ちゃんと
喫茶人間関係で人間関係を語る。

2003年12月05日(金)

スクランブル

会社行く前にハニと待ち合わせ
一緒に朝ごはんを食べる。
灰色をしたよどんだ街に
赤い髪のハニバニが浮いてる。
この街は本当にグレーである。
灰色のスーツのサラリーマンが
歩きタバコの灰を飛び散らしながら
人にぶつかろうとお構いなしに
信号を無視してひたすら歩いている。

夜は会社の飲み会がありまして
浅田が最年少なはずなんですが
何というかその若さに完全においてけぼり
平たくいえば学生ノリの大騒ぎです。

そこにはとても人間らしい人間模様が存在していて
それは私が一番嫌悪しているタイプの人間性

ここにもし正社員として入っていたら
と思うと
夏の怪談なんて目じゃない。

傍観してるぶんには楽しい。

2003年12月03日(水)

脊髄の意思

別に順調に働いています
が。

ふと、我に返るように気づく、
私は人が怖い
そう思った瞬間
周りにいる人の量に
愕然とする。

胃がどんよりと雲行き怪しく
食欲が落ち込みます。

何も考えないように
もくもくと仕事をこなし、
そそくさと会社を出ると
ハニバニから会いたいメール、
誰にも会いたくなかったけど
誰かに会いたかった。

人間関係の話。

心にはシャッターがあって
親しくなるにつれて少しずつ開いていく
いつかは全開になるかもしれない

人によって
開きそうな気配を感じたら
地に這いつくばり隙間から
少しでも中を見ようとしたり
こじ開けようとしたり

私は、シャッターが開いていても
入ってこない人が好き。

そして私は比較的
相手のシャッターを
開けるのは得意であり、
けれど私は
たとえ招き入れられたとしても
そこには入らない
それが私の対人距離。

これが結果的には相手を傷つけ
私はそれをコンプレックスに思っている

けれど、
ハニバニは同じことを言った。
私が自分に似ているとも言った。
タイミングが妙に合うとも。

同じことを思っていた。
それだけ。
ヘタレな二人
傷の舐め合い
みたいな。

ベトナム料理と
甘いお酒と
やせっぽっちのハニバニ。
背中を撫でると
背骨の数が分かる。

終電のギリギリまで。

2003年12月02日(火)

Tel me,Tell me

仕事終わりに銀座のappleストアで
平衡感覚を失いそうな映像を見る。
生意気のひょうひょうとした日本語のうまさは
ネイティブすぎてちょっとオモロイ域。

そのあと仕事終わりのtomatoと飲みに行き
トムのおごりということで
黒ビールでごはんを流し込む
ようにもりもり食べる。

トムは幕張でもVJ中から泥酔して
愉快なことになってたらしく、
それは私が帰った後の出来事なので
その姿は見られなかったのですが、
ピッチャーのような特大ジョッキ1杯目
にして彼はすでに真っ赤っかで
私の目の前で陽気に笑っていた。

ハニバニから聞いていた限りでは
彼は人見知りするらしかったけど
まったくそんなことはなく
いたく気に入られたようですが
やはりワタクシはへらへらしてるだけの
マスコット状態ですわ。

今日はさっぱり英語が解らず
（どうもトム自体にも訛りがあるらしく、
　と人のせいにしてみる）
でもジョディフォスターの話題のあたりだけ聞こえて
幸せの定義のことを考える。

横で別の人と話してるハニバニ、
距離感のおはなし、
ハニバニにも結婚願望があるらしい。
私は聞こえないふりして
ジョディフォスターの話題に笑う。

2003年12月01日(月)

スキル

部下がついて二日目
にしてその部下は辞めやがりました。

自分のスキルの足りなさを実感した

とまぁ御託を並べるにしろ、
"才能のなさ"ならまだしも
スキルなんてこれからのもんで、
しかも猿でもできそうな仕事
しかまだしてないのに
スキルが足りないと言って逃げたら
スキルが増えることは永遠にないだろうに。

こういう人はいい学校を出ていても
それを活かせるのはせいぜい履歴書の上だけで
ちっとも身になってないんだろうな
と思った、私は。
だって自分で猿以下ですと言ってんだし。

大学院でも行ってたのか知らないけど、
20代後半で新卒扱いという時点でもう
すでに出遅れ感満載の状態で
ありもしない今の自分の実力を過信してたら
どうしようもないわよ。
成長期過ぎたらあとは脳細胞は死滅する一方。

来週から新しい部下がつきます。