プープーの罠
2003年07月31日(木)

空と雲とオーロラと深く

夜が明けるまで起きていた。
眠くならなかった。
何も考えてなかった。
泣きたいような気がしたけど
泣く理由がなかった。

義務感でベッドに横になりカーテンを見上げたまま
いつしか意識が遠のいていった。
何も夢を見なかった。

短い睡眠で午前中に目が覚めた。
久しぶりにすっきりと眠った。

起き抜けにちょうどメールが来て
朝から麗しい感じ。

昨日帰り際に買った地下鉄の切符の
頭と末尾が同じ数字だった。
行きは「これから会う人と」
帰りは「今まで一緒にいた人と」
相性がいいんだ、と
私はいつも切符に願掛けをしてる。

2003年07月30日(水)

de la guarda "villa villa"

赤坂アクトシアターでビーシャビーシャを見てきた。
アルゼンチンのパフォーマンスで、
「ステージ」は天井、というエキセントリックなモノなので
それが可能なくらい天井の高い会場が日本にはなくて
今まで呼ぶことができなかったんだけど、
今回アクトシアター取り壊しにつき
「どうせ壊すんだから好きにしていいよ」てなワケで
ビーシャビーシャカスタマイズしたらしい。

始まる前からすでにハイテンションで
ビールをかっくらう。
普段はビールは好んでは飲まないんだけど
これはめちゃ美味しかった。
前情報はいろいろ聞いていたんだけど
実際に見ると感動がケタ違い。

天井一面に張られたトレーシングペーパーにシルエットが横切る。
大小のスチロールボールが波打つペ−パーの上を彷徨い
水滴がポタポタと紙に水玉模様をつけてゆく。
突然照明が消える。
濡れたところだけカラフルなライトが透ける。
激烈にロマンチックだった。
再び浮かび上がる、回転する影。
小さなプラスチックのおもちゃを
ペーパーに這わせて遊んでいる。
ぼやけていたシルエットが、
髪の束感まで分かるくらい鮮明になってくる。
そして宙づりの人がペ−パーを突き破って現れる。

パフォーマーたちは男も女もとてもキュート。
スーツ姿(一部全裸)だなんてシュール。
ステージ、という固定された概念がないので
前の壁を走り、横から飛び交い、
後ろで歌い真ん中に落ちてきて
そのまま客を吊り上げる。
フロアにも降りてきて煽る。
クールでなんていられない。
縦横無尽に壁を走り回るパフォーマー。
吹き荒れる風と、雨と、歌声と、歓声と
踊り狂う客。
最高!

アッという間の1時間半だった。
興奮冷めやらぬまま、叫ぶように
良かった!良かった!と連発。
言葉になんてならないね。
会場自体も何でもアリなので堂々とラクガキOK!
ガラスに記念に名前を書いてきた。
もう一度戻ってくる!と約束して。

これは見とくべきだ。
機会があれば、とかヒマがあれば、じゃなくて
機会は今!時間は作れ!で見るべき。


終わってからそのままベトナム料理屋さんへ。
初対面の人も何人かいたけどすごく楽しかった。
この集まりは、人数が多くなっても
ちゃんと一塊になるからすごく居心地がいい。
何の臆面もなく人の目を見て話す人がいて、
そういう人に会うのは久しぶりだな、と思った。
それから人の名前を覚えるということが
極端に苦手になっていることに気付いた。

2003年07月28日(月)

手に届くもの 手が届かないもの

チャリンコに乗っていたら帽子越しに
クルミがぶつかったような衝撃があった。
まさか、と思って帽子を脱ぐと
やはり鳥のフンだった。
鳥ってどうしてこうめげている時に限って
狙いすまして落としてきやがる。

前はハワイでだった。
初めての海外で、どうしようもなくめげたまま
独り心寂しくうろうろしてたら
おでこにデコピンのようにばっちり。
お気楽南の島の青い空の下で、
陽気な鳥のイタズラに遭った
陰気なまっちろい日本人が
死にたくなった。
(下條アトムの声で)


そしてまた何もしなかったわけだけど。

みーこさんに「アイロン貸して」とメールしたら
休日を使って山でリフレッシュ中とのこと。
彼女はいつもせわしなく生きている。
『貧乏ヒマなし』というカテゴライズは
ただのひがみでしかない。
私は『ぐうたら無気力』だ。

風は涼しくて心地いいし
日ざしも強くない。
アイロンかけられないからハロ−ワ−クに行けない。
髪型も決まらない。
やっぱり切るか足すかしないと。
どっちにしてもお金がかかる。
マイナスイオンドライヤーを買いに行こうか。
また浪費だ。収入はないのに。
収入のためにはやっぱりハロワ。
でもハロワに行くにはアイロンかけなきゃ。
じゃあアイロンを買いに行こうか。

そうやって、もはや空想のように日常を腐らせてゆく。
すべてがどうだっていい。

2003年07月27日(日)

優柔不断

もう来ないと思っていた電話が来た。

髪の毛伸ばしたいのか切りたいのか分からない。
またジムに行こうかと思ってるけど意志薄弱。
明日こそはハローワークヘ、とまた同じ決心をする。

2003年07月26日(土)

怠惰の神様

「水滴たまってカビになる♪」のカビがかわいい。


遣っちゃいけないと思えば思うほど浪費して
食べちゃいけないと思えば思うほど食べる。
行かなきゃ行かなきゃと思えば思うほど先延ばしにして
それじゃダメだって分かってるけど
誰も注意なんてしない。
誰にも会わない。

2003年07月25日(金)

紫と緑色の蝶

ピリピリイライラするのは
忙しいせいだと思ってた。

心に余裕が出来たら
ストレスも薄くなるだろう。
そう思ってた。

実際のところ、ヒマになって
ムダにいろいろ考える時間
というものを持ってしまった私は
日増しに研ぎすまされ
鋭く尖ってゆく。
少しでも触れれば切れる。
次は誰を傷つければ気が済むのか。



新宿新南口のスカイウォークはボヨボヨしていて楽しい。

2003年07月24日(木)

ヤケドするくらいドライ。

私は人付き合いに関しては
良く言えば慎重、
悪く言えばかなり希薄。
電話番号を聞いた
一度飲みに行った
その程度じゃ友達だとは思わなかったりする。



大した内容じゃないからメールの返事をしなかったら
嫌いになったならハッキリ言ってよ!と来た。
へぇ。くらいしか返事のしようがないようなメールを送って来て
それに返事しなかったくらいで怒られても
だったら私に送るなよ、と逆ギレしたいところだけど
火に油を注いでも面倒になるだけなのでとりあえず黙っておく。
私は一時として筆マメだったことはないし
メール友達が欲しい!なんて思ったことも
長電話が大好きだったこともない。
気分屋なのも今に始まったことじゃない。
急に冷たくなったわけじゃないのだ。
私に少年ジャンプのような『熱い友情!』
を求められたってお門違いだし
ウマもソリも合うわけがないのである。
「浅田のそういうところ、時々すごく疲れるよ....」
それはお互い様なんだけど。
勝手に怒って
勝手に傷付いて
勝手に疲れて
勝手に悲劇のヒロインだ。

彼女が怒るまで、
私は彼女が自分の友達だったなんて知らなかった。

『友達』に『疲れた』みたいだから『絶交』することにした。
「そう、じゃぁ、今までありがとね、君のこと好きだったよ。」
嫌いになったのかと聞かれたからそう足した。
私は『嫌いじゃない』くらいのことで
『大好き』だなんて一言も言ってない。
波風が起きたり後味が悪くならないなら
あとは別にどうだっていいのだ。

電車で老人に席を譲る、くらいの使い捨ての親切心を
勝手に自分への好意だとカン違いしないでほしい。

しばらく経つとメールが来る。
「この前はゴメンね。私も大好きだよ(^o^)またメールするねv」

大した内容じゃない。

2003年07月22日(火)

名前を呼んで。

子供の頃、
『自分の名前の由来』
みたいな作文を書く時に、
オカンに由来を聞いたら
「何となく。」と言われた。
身もフタもない。

私は第一子なので、やはり生まれる前には
字画やら何やらを考慮していろいろ考えてはいたらしく、
生まれる前は「淳子」という名前だったそうだ。
生まれて来た私を見て、あ、淳子じゃないな、と
インスピレーションで変更。

そんな話をケロリとされて、
どうやって作文にしたものか
子供ゴコロに悩んだものだったけど、
弟なんて、そのボツになった「淳子」を
アレンジして命名されてるんだから
また身もフタもない。

でも、この大した意味の込められていない名前を
私はけっこう気に入っている。

最近ではよく同名の人を聞くけど
学生時代に同じ名前の人に会ったことはなかった。
これと言って特殊ではない漢字だけど
組み合わせが少々珍しいという絶妙な感じで
逆に間違われやすかった。
読み方は一度教えればもう間違われはしないけど
漢字の方をいつまでも間違える人は
「ああ、この人私に興味ないんだな。」
という判断材料にしていたりする。

2003年07月21日(月)

価値観の相違

はねトびはグローバルTPSが一番好きだ。



昨日の『脳の性格診断』じゃないけど
彼女に会うと、この人とことん「女脳」だなぁ、と思う。
それに対してとてつもない嫌悪感を示しているのは
私の「男脳」の方なのか、それとも「女脳」の方なのか。

 彼氏とは相変わらずで
 2ヶ月近く音沙汰なしで
 こっちから連絡するのは癪に触る
 彼が何考えてるか分からない
 他の男の人とただ話すだけでも不満そう
 家にも入れてくれないし
 他の女の気配はないけど
 私のコト本当に好きなのかな
 私は彼のコトは忘れられない
 まだ彼氏だと信じてるし
 彼以外好きになれない
 自分がこんなに一途だなんて思わなかった
 今どうしてるのか気になる
 でも最近はそんなに寂しくない
 会社に仲のいい男の人できたから
 10歳年上の、妻子持ちが
 よく部屋に遊びに来るの
 でも恋愛感情なんてない
 別に何とも想っちゃいない
 私、好きじゃなくてもセックスできるから


結果、出てるじゃん。


もったいない。
せっかくだから。
そういうのうんざりする。

2003年07月20日(日)

脳の性格診断

『あなたは・・中性的な脳の持ち主です。

あなたは、偏って男性的、女性的な脳の持ち主ではありません。
同時に、男性的な面と女性的な面を、両方持ち合わせています。
そのため、男性的な考え方や感じ方と、女性的な考え方や感じ方の、
両方を理解することができ、
同性、異性を問わず、友人を作る事ができるタイプです。
性格面では、冷静で論理的に物事を考える男性的な部分と、
感情豊かにコミニュケーションをとれる女性的な部分を、両方持っています。
あなたは、男性的な面、女性的な面のどちらかに偏った才能を持っているということは
ありませんが、両方をバランスよく持ち合わせているタイプです。』


どっちつかず、という点では中ってるのかなぁ。
屁理屈で合理主義だから男脳だと思っていたんだけど。

2003年07月19日(土)

あるようで、ない。

浜崎あゆみの飼ってるわんこの減った分の行方を聞きたい。



ちょっと歯を食いしばると
ギシリ、と奥歯がきしむ。
歯医者にはどれくらい行ってないんだっけか。
たっぷり時間が出来たら抜きに行こうと思っていた
ナナメに生えた親不知もいつの間にか
だいぶアタマを出して落ち着いた風情。
かと言って放っておいたら
歯並びがどんどんガタガタになる。
でも保険証がない。

休みが明けたら今度こそ保険証と失業手続きと電話。
ゴリラ観て泣いてる場合じゃないよ!

床ちゃんから電話があって、月曜日に約束。
待ち合わせは旅行会社。
この前ちらっと「夏にはどっか行きたいねぇ。」と言ったからだ。
多分その場でどこに行くか決めて、
多分その場でそのまま申し込むだろう。
社交辞令で言ったつもりはないし
旅行が嫌なわけじゃないけれど
彼女の、こういうストレートでせっついた
追い詰めるようなやり方というのが
私はすごく苦手だ。
カフェで待ち合わせして軽くお茶でもしながら
行きたい場所を大体絞って
それからパンフレットもらいに行ったって何も遅くはない。
時間はたっぷりとあるのに。

2003年07月18日(金)

無色透明

生茶パンダがほしい。



今まで飲み水ってゆうと、ディスカウントショップで
ミネラルウォーター2リットル98円で買っていたけど
近所のスーパーでは一番最初に専用ボトルさえ買えば
2リットル50円 5リットル100円で買えるらしい。
ゴミも出ないしそっちの方がイイじゃないか!
しかも水曜日の10〜12時は無料なんだそうだ。
水曜日は水汲みと映画デーということで。
仕事してたら無料じゃもらえないもんねラッキー!
とかいって仕事辞めてやってることは
水汲みと映画割引観賞だなんてどうよ。

お気に入りのキリンの模様のバッグを
リサイクルバッグとして使ってる。
見た目の割にいっぱい入る。
2リットルペットボトルも3本入る。
買い物袋が一番ゴミなのでもらわないことにしたの。
地球に優しいなぁオイ。
人に厳しいけどネ!
そんなことより私はあとどれくらい
無職のままのうのうと生きてゆけるんでしょうか。
無職の分際でサマソニのチケットに手ェ出してもいいものか...

2003年07月17日(木)

赤い、黒い

クローゼットを整理しようと思って
ひっくり返したまではいいが
ひっくり返したまま何もしてないので
殺人的に部屋が汚い。

瀬戸カトリーヌは 割と美人なのに 喋り方が 下品だなぁ、とか
幹テツヤ なんていうのが そう言えば はなわ より先にいたなぁ、とか
アーティチョークは どういう調理法で 美味しく食べれるんだ、とか
成宮寛貴は 美少年ピークが終わってしまったなぁ、とか
何か どうでもいいようなことを考えながら
外に出たら 目がくらみました。
久しぶりに あったかかったので
調子に乗ってノースリーブにしたら
えれぇ寒かった。
もしかして私は寒がり。
最近寒くて目が覚める。

銀行で預金をおろしたら
退職金という名のボーナスが入っていた。
(今年からボーナスにかかる税率が変わるから
退職金名目にして控除額をなくしてもらった)
今年に入ってからの仕事のヒマ度を考えれば
減額も予想の範疇だったけどやっぱりガックリくる。
不況とはいえこの仕事量に比例しない還元ぶりは
やっぱり辞めて正解だったと思う。
私は自分の提供するものに見合わない見返りに
不況を理由に妥協なんてできない。
かといってそれに見合うくらいに
自分のクオリティを落とすつもりもない。
それが最大のイライラだった。

クレジットの返済をして
ケータイ料金の口座にお金を足して、
ぴあでチケットを買って
マルイカードにも払ったら
多めにおろしたつもりでも
すぐに懐は寒くなる。

特にお腹も空いてなかったけど
ブランチなんだかサパーなんだか分からないものを食べに
とりあえずマクドに入ったら
知らないうちに全部値段が底上げされていた。
世間に置いていかれている。

いつもは昼休みを利用して
ちょこちょこと文庫本を読んでいたのに
今日は時間制限がないから一気に読んでしまった。
東野圭吾「どちらかが彼女を殺した」
私にとって読書なんて
脳を使わない時間つぶしなので
推理は自分でしてくれ、みたいな
インタラクティビティーを提案されても
やなこった、である。
結局殺したのはどちらなのさ。

昨日HMVのポイントで買ったORBの「Bicycles &tricycles」。
ベタに[From a Distance]目当てだったんだけど
[Abstination]がトリッピンでよい。

2003年07月15日(火)

密室の箱

結局外に出たのは
朝、燃えるゴミを出したのと
夜、コンビニに振り込みに行っただけだった。

ハローワークは、失業手続きをすると
たしか1ヶ月後の同じ日にまた行かなきゃダメだから
こんな中旬に行ったら来月はお盆真っ最中だ。
多忙を理由にして、今まで盆暮れ正月
マトモに実家に帰ったことがなかったので
少なくとも母親は私の失業を喜んでいたりする。
今年はゆっくり帰れるよ、とか言っちゃった手前、
たかだかハローワークで眉間にしわを寄せながら
「用があるからもう帰る。」なんて振り切れはしないだろう。
だからハローワークは20日以降だ。
何だかなぁ。

夕方に寝ちゃうクセがついちゃって、
18時から20時という、割とゴールデンな時間に。
どこどこで買い物して、ついでにその後どこへ寄って、
みたいな合理的な予定を頭の中で考えていても
そのゴールデンな時間を無駄にしてしまうばかりに
そこいらの店は1日の営業を終えて
予定はなし崩しになっていく。
結局は何もしない。

出さない手紙


電話が鳴らなきゃそのまま眠りっぱなしだったかもしれない。
鳴った瞬間に飛び起きたけど、
私はディスプレイを確認しただけだった。
電話はそのまま控えめに3コールで切れた。
そしてその3コールに表れてる
彼女の不安みたいなものを感じながらも
かけ直しはしなかった。

多分君が不安に思ってるようなことは何もないよ。
そう、心の中で思いながら
私が電話を返信しないことによって
彼女の不安に決定打をかけることも分かりながら。

多分もうかかってこない。

「友達」であればあるほど、
今の私にはシャットアウトすることしかできない。
そっとしておいてほしい。
気にかけないでほしい、心配しないで。

上っ面だけの関係ならとても楽なのに。
そしたら誰も私のコトなんて気にしやしない。

2003年07月14日(月)

欠落

仕事を辞めてから
特に頭を使う必要がなくなった。
いらいらはしなくなったけど
同時に何にも思わなくなった気がする。
私はネガティブで形成されている。

よく考えたら一昨日はケーキしか食べてなくて
昨日は豆腐しか食べてなかった。
何にもすることがないので
一応朝起きてはみるけど
眠くなったらすぐ寝ていたら
昼寝、夕寝とちょっと寝過ぎ。
寝れば寝るほど頭は重くなっていくし
動かないからお腹が空かない。

過剰な労働時間で狂っていた生活習慣の方が
まだマシだったのかもしれない。

ペットボトルをリサイクルに出すついでに買い出し。
月曜日は冷凍食品が3割引だからいつものように
ブルーベリーを買いだめしようと思ったのに
安くなってなかった。
今日は月曜日じゃなかったっけ?
でももう私仕事してないから
目を酷使してないから、
頑張って食べる必要はない。
でも買う。

それから芯に近いセロリを選んで買う。
青々としたセロリの葉はトゲトゲして苦くて食べられないから
内側の黄色い葉を選ぶ。
それを千切りにしてキムチに漬ける。

料理なんてとんとしないし
新聞もとってないからチラシも見ないけど
どこの方が1円安い、とか、そういうの知ってる。
所帯じみてるくせに生活感がない。

クレジット会社から未納催促が来たと母親から電話があった。
引き落としの契約をしていた口座のあった銀行が潰れて以来、
忙しいとかいって変更手続きを先延ばしにしているせいで
公共料金もクレジットも全部振込用紙で送られてくるようになっている。
そのままもう3年くらい経った。
おかげでよく振り込み忘れ、その度に何かが止まる。
そういえば先月はふたつくらい振込用紙をなくした。
この前払ったのはガスだっけ、水道だっけ。

忙しくても忙しくなくても
私はしなければならないことは何もしない。

明日は区役所と銀行とハローワークに行こう。
雨が降らないといい。

2003年07月13日(日)

さめざめ

量としては例年以上に降ってるらしいけど
浅田的には今年はあんまり雨が降っている気がしない。

今日は寒い。
フリースを着こんでいた。
夏はまだなのか。

豆腐は絹ごしが好き。
で、包丁で切ったのが好き。
麻婆豆腐にしても冷奴にしても
箸を入れて断面がガタガタになると味が落ちる。
そう思った。

2003年07月12日(土)

北の空

昨日よりは涼しい。

仕事辞めたからって
ダラダラと夜型にずり下がっていかないように
一応毎日9時には起きる。

シャワーを浴びてさっぱりしてから
お昼に横浜へレッツラドン。
前田さんも黒髪になっていた。
別に流行ってるわけじゃあないよねぇ?

その後、昨日の今日で、
銀座まで五代さんのグル−プ展を見に行くべく
再び松と待ち合わせ。
グル−プ展は「あぁ、グループ展だな」ってカンジでした。
小さなグループ展はどうしても
自己満足というか、内弁慶というか、内向的で人見知り。

それからWESTで昭和チックなケーキを食べた。
座席が電車の食堂車みたい。
あのサンプルを指さして注文するの良いね。
ロイヤルミルクティーがグッとくる美味しさだった。

メール無視してゴメンね。
転送量オ−バ−した。

矢口真里の写真集「ラブハロ!」を買った。
あーかわゆい。
前の写真集より好き。
W購入特典が気になるから買おうか迷ってるんだけど
DVDって一体何が映ってるんだろう。

2003年07月11日(金)

潰れないトマト

中目黒で久しぶりのメンツ
宮崎料理を食べた。

久しぶりに集まった皆様は相変わらず刺激的。
偏頭痛も忘れるくらい楽しかった。
松の行動力には毎度感心テキパキと仕切る。
ヤギ君も久しぶり。
彼は線が細くてキュートなのでなかなかのお気に入りである。
今度会ったらゲイなのか聞いてみようと思っていたんだけど
聞く前に自らゲイじゃないと言っていた。
それって逆にどうなの。

どうも私の母校が絡んだプロジェクトが2004年に始動するらしく
まぁ聞いたところ前途多難ではある。
業界ではいざ知らず
正直うちのミーハー学生には
そのネームバリューはすでに価値がない。
昔話である。
そして1週間ばかりでも実際に経験した私からすれば
1年も何をやるんだろうと思う。
彼らのやり方は手取り足取りではない。
概念をこっちから察知して勝手に吸収する以外
何ができるんだろう。
アウトプットを求めるのも必要だけど
まずインプットが漠然としすぎていることが気になる。
最高に前途多難?

まぁ、プーさん大ばく進中の私はおとなしくうなづいておりました。
さぁがんばろっと。

2003年07月10日(木)

わざわざ覗き部屋借りて脱いでる匿名希望の露出狂なわけさ

日記は消えない思念だと思う。
言わなかった言葉と
殺した感情が溢れてる。
もし私が死んで、肉体も魂も消え去っても
この思念は残る。



私は友達には自分のサイトを教えない。
別に考えに裏表があって壁を作っているわけじゃない。
親しき仲にも礼儀あり、じゃないけど
親しいからと言って全裸を見せ合う必要はないと思うし、
親しいからこそ恥ずかしい。

顔を隠した状態で自分を解放し全裸になる。
知らない人に見られたってどうってことない。

私は交わりを求めてるわけじゃない。
きついから苦しいからむず痒いから脱いでいるだけで
見ている人は所詮出歯亀にすぎない。

それがひょんなコトで顔を知る。
すると途端に生身の人間になって見える。
文字だけでは見えなかった私の輪郭を目にして
私の全てを知ったような錯覚に陥る。
親友のような気がする。

それは気のせい。

私が何の前触れもなくサイトを閉じて
誰にも教えないままここに引っ越した
それに関して
憤りを感じている人もいるかも知れない。
裏切りだと思う人もいるかも知れない。

顔を知った状態で毎日全裸を見に来られる。
私も覗きに来ている人の顔を知ってる。
だんだん脱ぎにくくなってくる。
私の思念が必要以上に暗号化され
自分ですら見えなくなってゆく。
それじゃ意味がないの。

人に見られることを前提にして書いているけど
人に見せるために書いてるわけじゃないから。

でも読んでくれてありがとう。

2003年07月08日(火)

穴の話。

うちの近所に職場があるというので森君とランチ。
話す話題は恋愛バナシしかない。
もう中高生でもあるまいに、とりあえず手当たり次第。
この前の人は?と聞くとあああれもういいとか、
今のやつはこうだからマジっぽい態度を取ると優位に立てないとか
本人はいかにも恋愛マスターみたいな口振りだけど
恋も愛もない、酔った勢いの性欲だけ。
穴と棒、みたいな。
少なくとも前はこんな人ではなかった。
この人は良くも悪くも人の影響をもろに受ける。
相変わらず頭の良くない人だけど、
これじゃただのサルだ。
話す話題が生理的欲求しかないランチはおいしいものではない。

2003年07月06日(日)

虹は白く輝いて

人の多さにクラクラしたけど
久しぶりに大はしゃぎした。
今その瞬間に自分が
リアルタイムで存在していることが
何だかすごく嬉しかった。

2003年07月04日(金)

プープーのはじまりはじまり

今日付けで仕事を辞めた。

辞めたいと思い始めてからすでに2年半が過ぎた。
その間ずっと
いろいろ心持ちを変えてみたりとか
自分を騙してみたりとか
ポジティブにもネガティブにも考えて
そして私は消耗し涸れ果てた。

それでも仕事中毒である私が
仕事を手放したら一体どうなるのか
それがこれからの未来。

2003年07月03日(木)

Crystal

雨がひどい。

私は便器のふたに腰掛けて、膝に肘を立て、
開いたドアから床をじっと見る。
うすく明らんだ空と同じ色をしている。
粗悪なアルコールが今頃体内でハイテンション、
視界がゆらりと揺れる。
吐きそうで吐けない。

黄色い薔薇が水を弾いている。
多面体のクリスタル。
優しい無色の塊。

弱虫。

やはり私の好きな色で
やはり私の好きなもので。
モノで釣れない相手だと
多分君は一生気付かないね。
私は外側なんていらない。
それだけのことなのに。
一生気付かない。

酔ったふりして机に突っ伏して
あるいは泣いていたのかもね。
まるで幼い子供のよう。実に未熟な。
私はそれを無視して
原材料の判らないアルコールを端から飲んだ。

ミネラルウォーターは全部
薔薇にやってしまった。
喉が焼け付く。
窓が黄色に染まっていく。

吐き出せばせいせいする。
ひどく後味が悪いけど。
分かっているのに
何故かそれができない。


頭を下げて、さようなら。

2003年07月01日(火)

線引き

いつもいつも逃げ出したくて
クラクラするのを必死にこらえている
道なんてないけど壁だってない
ゆくてを阻むものなんてない
それでも私は逃げない

それは
強いんじゃなくてただ単純に
立ち向かう気力も
同調する気力も
もう何もない
枯れ果てている
というだけの状態
枯れてなくとも
私は逃げる行動力なんて
これっぽっちもなかったけれど

風が涼しくて
雨が降らない

もういらいらするのやめる

索引
「プープーの罠」 written by 浅田

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