2005年03月27日(日) |
不定期連載:「セルピコさんの‥‥以下略16」貴族モード |
セルピコです。 最近、台詞が「ファルネーゼ様‥‥」か「‥‥‥」くらいしかありません。
セルピコです。 あとは心の中で突っ込みをいれるくらいです。
でも不幸でもなければ幸せでもありません。
差し当たってまだ寒いので、カシミアか毛皮のコートが欲しいです。 作者は、私は寒さに強いという設定にしてるんでしょうか?
2005年03月09日(水) |
不定期連載:「セルピコさんの‥‥以下略15」貴族モード |
広大な敷地を有するヴリタニスのヴァンデミオン別邸の庭は、まるで自然の箱庭の様だ。整えられた庭園があり、グロッタがあり、花咲く薔薇園があり、そして森がある。 街の喧噪もここには届かず、ただ夜空と月と星があった。
「‥‥‥‥」
ロデリックを招いての連日の晩餐会に疲れたセルピコは、邸を抜け出してぼんやりと庭園の椅子に腰掛けていた。まだ風は冷たいが、セルピコは冷たさには慣れている。空気の人の冷たさは、彼の人生の伴侶だった。傍らには燃えさかる炎があったが、決して暖まる事がない。 伴侶‥‥。ファルネーゼは、兄の紹介の婚約者ロデリックを気に入った様だった。晩餐の席でロデリックと談笑する、ファルネーゼの頬は輝いていた。 シュタウフェン家か‥‥。紋章官であったセルピコには、ロデリックの紋章を見ただけでその素性が判る。古く由緒正しいホーエンシュタウフェン王家の人間ならば、申し分ない婚約者殿だ。恵まれた環境に育ったであろうロデリックの大らかな気性が、セルピコには眩しかった。 もう自分はファルネーゼの警護をしなくてもいいだろう。その後、自分は何をするのか?それはヴァンディミオン家の当主が決める事だ。自分に行きたい道など無いのだから‥。
〜語り〜
どうも、ブサンボマスターです。
好きなコにねぇ チョコもらえなかった お兄さんの気持ちは よくわかるわけですよ
でもねぇ 人生ってやつはねぇ 晴れの日もあれば雨の日もあるわけですよ
だからねぇ 恋に破れた お兄さんのためにねぇ 僕たちはどうしても 伝えたいことがあるわけなんですよ
『言いたいことも言えずに』
あなたにこんな気持ちを 言ったところで僕の 歪んだ僕の心は 消えないけれども
言いたいことも言えずに 歪んでく自分は 砕け散った涙ごと 無かった事にしたから
努力しないでラクして生きてる奴がいたっていい 人を不幸にして金をもうけてる奴がいたっていい
ただ僕は顔がイイ奴が 憎くて仕方ないんですよ
ムカつくんだぜ 顔がイイ男が 顔がイイ男が 顔がイイ男が
とにかく嫌いなんだ
顔がイイ男は 顔がイイ男は 顔がイイ男は この世からいなくなっちまえばいい訳ですよ
ブサ○ボマスター 「言いたいことも言えずに」 終了しました。
「や〜い、男前なのに不幸でやんの、うははっは」
「‥‥‥‥‥‥‥」
夜の庭園はまた静寂を取り戻した。
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