残業
23時まで残業した。
だけど今夜は上機嫌。
達成感があるって、やっぱりいい。

隣の会社には、女性が10人くらいいる。
掃除当番、ゴミだし当番、トイレ掃除当番
朝夕のお茶汲み当番。
そんなことは全然しないで済む今の環境は、とてもいい。

昔は、お茶くみして、お給料がもらえるなら
そんなラクなことはないと思ったり。
反対に、なんでオンナだけするのかと腹が立ったり。

疲れたから、今夜は早めに眠ろう。







2004年06月30日(水)

形跡
手書きでログを取るのは、捨ててしまった写真と
メールと他のたくさんのモノの代わり。

5月11日に初めて読もうと思ったのは
前の夜に、何か話したからだったかな。
5月18日に、117回も来てるのは
私が、日記のどこかを反転して読めばいいと言ったから?

午前9時前のログを見ると、早起きしたんだねと思う。
週明けの午前10時過ぎは、二日酔いだったのかなと思う。
21時過ぎは、遅くまで仕事してたんだねと思う。

6月に入り、私の気力が尽きてきて
それと同時に、彼が1日に来る回数も減っている。

こんなことしてなんになると思う?
いつもいつも、この3年間、逢えない日はこうやって
モニターの向こうに、彼の存在を感じてた。

日付、時間、回数、こんな記録を取って、なんになると思う?
ずっと、ずっと傍にいるよ
こんなふうにモニター越しに毎日話してたから。
数字の羅列が、私には、無機質じゃない。
彼がどんな気持ちで、ブックマークをクリックしてるのか
読んで、どれだけ腹を立てたか
読んで笑ってるところ、悲しそうな表情
そんな光景が浮かんでくる。

恋人同士が同じ場所で、日記を書いて
相手に直接言えないことを書くことで
お互いへの思いを深める場合もある。
羨ましかったよ。
顔を見て、どうしても言えないこと。
あとで浮かんだこと。
それをお互い確認できる。

だけど、私にはできなかった。
読まれているかもしれない。
まだ確信できなかった頃から書けなくなった。
まるで目の前にいて、言いたいことがちゃんと言えず
思ってもみないことを、口走ってるみたい。

読まないで、私の心を覗かないで
私の毎日を追わないで。

あなたが支えにしてるもの
貴方の拠りどころを壊してやろうか

する気が無いのはわかってた。
何度かそんなふうに言ってみて
私がどう反応するか知りたかっただけ。

突っぱねたけど、私はもうダメだった。
やれるものならやってみろ、そう言ったけどダメになった。
そんな残酷なことを言われて
だから、私は、消えたんだ。

だけど、彼は私を見つけるために毎日読んで
その形跡を、私は毎日追いかけている。

2004年06月29日(火)

感じ 思い 考える
今日は月曜
たった1回だけ、読んだんだね。

彼と過ごした3年間より、君と過ごす3ヶ月。
時間的密度、接触回数、あれこれの話題。
だけど、数で計りきれないものが
私と彼の間にある。

君がイヤになって、彼に気持ちが戻ることも本当。
だけど、そうでなくても、彼はとても大きな存在。
だから、彼との希薄な繋がり、ちぎれそうな細い糸。
いつまでも、それから手を放せない。


2004年06月28日(月)

繰り返し 揺り戻し
またBBSを見に行ったよ。
彼の残した言葉、私の返事。

彼が残したIPを、甘い囁きの代わりにする。
そして、ふと思いついて、過去3か月分
本当に、5月の半ばに見たのが初めてかと
1日づつ絞り込んだ。

そして、先週の木曜日。
日記を削除して1週間後。
彼のIPが、また現われた。
どうして?
散らばった断片を捜してじゃなく
ブックマークから直接来ている。
なくなったはずの日記なのに。

page05,page06.
これは、サイトのどこにつけてたものだろう。
日記を削除した時、解析ソースの表示もリセットした。
この2つは、日記のtopとindexに貼ったものだった。
それにしても、どうやって?
もしかして?
もう一度、PCの深いところに降りていく。

あった。

バックアップを削除したつもりだった。
だけどそれは、数回に分けて落とした最新のもの。
残っていたのは、今年の3月までのものを
一括で落としたときのものだった。

ものすごい覚悟で、削除した。
私の過去、私がその時々思ったことを
やっとの思いで、削除したはずだったのに。

確かめた。
バックアップには、ソースが貼りり付いたままだ。
page05、page06.
彼はきっと、自分のPCに落として、何度も読み返してる。
なくなった私の影を、自分のPCで追いかけてる?
それとも、見失った自分を検証するために
振り切る作業をするために?

ここまで冷静に思えたのは、たった今。

夜明けの薄明かりの中、私のしたこと。
見るだけだったBBSに書き込んだ。
彼に宛てた、ヒミツの公開ラブレター。


  ここは書き込みがなくなってから
  2週間経つと消えてしまう・・・
  あのね、アクセス解析見たよ。
  絞込検索した・・・
  悲しい 哀しい かなしい

  23日から、また見てるんやね。
  私のPCの中に、削除したはずのバックアップが残ってて
  それにアクセス解析のタグもつけたままやった。

  あのね、私、昨日までちょっと元気やった。
  そやけど、今はあかん。
  心が戻ってしまう
  見つけたからよけいに、悲しい

  このまま、このBBSが消えてしまうのを
  待つつもりやったのに
  あかん


彼が絶対に読むことをわかっていて、書いた。
私は、また彼を振り回そうとする。
戻る覚悟もないくせに、そのときだけの感情で
書きたいことを書いて、傷つける。

そして、彼の残した足跡は、必ず平日で
土日は全く現われない。
ねぇ、土日は、どんなオンナと遊んでるの?
私が彼だけを見ないように
彼も私だけを欲しがりながら
他のオンナと会っている。

少し眠り、私は彼に見つかる前に
BBSに書き込んだものを消した。


私は今更だけど、気づいたよ。
彼自身が恋しいんじゃなくて
今の恋人と何かあったとき
前の彼にすがろうとするオンナなんだって。

今日は、6月27日なんだね。
彼と最後に逢ってから、今日で5ヶ月過ぎたんだ。
5ヶ月間、何の進歩もなく、私は同じことを繰り返してるんだ。

もう一度逢いたいと言われて
拒否したのが私のできた精一杯。

リアルで、彼の顔を見て、声を聞いて
彼を感じてから、5ヶ月が過ぎたんだ。

2004年06月27日(日)

哀しい駆け引き
首の痛さと、腰から膝までの痛み。
この数ヶ月、これを騙し騙し過ごした。
徒歩圏内で、マッサージか整体をしてくれるところを捜した。
通勤途中にいつも前を通っている医院がヒット。
予約して早速行った。

毎日12時間前後、PCで仕事してると話すと絶句された。
本当は、仕事と勉強両方だから、もっと長いかもしれない。
休日もPCの前にいるし。
身体の左右のバランスより、前後のバランスが悪いらしい。
首は捻挫の状態。
捻挫って、毎日の積み重ねでもなるんだ。
職業病?

***  ***  ***  ***  ***


彼がくれなかった、優しさ、心のゆとり。安心できる空間。
なのに。
私は数日前、それまで隠してたことを言った。

 彼のところに、何度も戻ろうと思った・・・

男と女

追うと逃げる。
いると安心して、当たり前になって、怠惰になる。

男と女

追うのがいいのか
追われるのがいいのか

愛するほうを選ぶのか
愛されるほうを選ぶのか

まんまでぶつかって、砕け散ったから
忘れかけていた駆け引きを思い出す。

ごめんなさい

2004年06月26日(土)

さがしもの
朝起きると、すぐにPCを起動する。
そして、メールのチェック。

 新着メッセージなし


携帯にメールの受信のアイコンがあると
ドキッとする。
ただの広告メール。


彼の名前を検索する。
同姓同名の違う人が数人。


彼のHNを検索する。
彼ではない、どこかの誰か。
たまに、写真をプロフィールに載せている。
似ても似つかない顔に、腹が立つ。


そして、私は彼が残してくれた言葉を見るために
また、BBSを覗きに行く。


毎日、毎日、同じことを繰り返す。
君のいない瞬間を狙って、メールチェック。
君の目を盗んで、彼のことを書く。
君に見つからないように、履歴を消す。
私の心は、彼のことばかり。

2004年06月25日(金)

チャンネル
珍しく最初から最終回までドラマを観た。
「離婚弁護士」
覚えているのは、曜日と放送時間帯だけ。
何チャンネルか、何テレビなのかは知らないまま。

前から、テレビ自体、観るほうじゃなかったけど
この1年は、その傾向に拍車がかかっている。
なぜなら、放送局名とチャンネルが、覚えられないから。
覚える気が全くないと言ったほうが正しい。

最初の頃、自分の馴染みのチャンネルに
テレビを強引に合わせてみた。
受信しなくなった。
デフォルトに戻した。
もう一度やってみた。受信せず。

2度、テレビ番組表を買ってきた。
ここの放送局名、馴染みの系列局。
ここのチャンネル、馴染みのチャンネル。
番組表が汚くなっただけで、意味不明なままだった。

明日は映画を観よう。
だけど、わかってるのは開始時間だけ。
そういえば、映る局も、3つほど少ない。
テレビ好きじゃない私でも、充分ガッカリさせられる。

2004年06月24日(木)

散らばる断片
アクセス解析のソースを整理した。
懐かしくなり、生ログを見た。
私には、わからない方法で、
削除した前の日記にアクセスした人がいた。
googleのキャッシュに、まだ残ってるのは知ってる。
だけど、それとは違うやり方だった。

去年の夏に書いた2日分があった。
こんなことを書いてたんだと、読み返してしまう。

ネットの波に漂って、断片があちこちに散らばっている。

バックアップは削除した。
だけど修復はまだ可能。
だけど、しない。
いつの日か、ハ−ドディスクのどこかに眠っていることを
忘れてしまって、私はデフラグするんだろう。

こんな知識も、全部彼から教わった。


君から教えてもらう、これからのことが
彼から学んだ多くを、上書きしていくんだろうか。

『同じ名前のファイルがあります。
 上書きしますか?』

同じ名前のファイルは、ない。
だから置き換えもなし。
上書きもなし。

『あなたを愛する男性がいます。
 上書きしますか?』

2004年06月23日(水)

上手
前のときは、毎日、日にちを数えていた。
まだ1週間、まだ1ヶ月、まだ半年。
なのに、ここに来て
季節は春の始まりから、初夏になった。

どこにも行かないまま、部屋と職場と往復する。
それは今も変わらない。

どこかに連れて行ってほしい。
何度かそう頼んで、やっと行ける日が来た。
私は、美味しいケーキが食べたいとか
洒落た店で、食事したいとか
ここでは見られないショップを歩きたいとか
とにかく人のいる繁華街に行きたかった。

 じゃあ、駅の周辺を車で通ろう

 通るだけ?降りないの?

 何もないよ


何もなかった。
人もいなかった。

 みんなどこにいるの?
 休みの日はどこに出かけるの?

 東京や大阪と、一緒にしたらダメだよ。

車が町の中心部を離れ、気がつくと山間部を走り出す。

 ねぇ、私・・・山の中、苦手、嫌い・・・
 周囲から覆い被さってきて、推し潰されるようで、怖いから。

 もう少し、我慢して
 ほら、海が見える!


どこに行くか、教えてくれなかった。
 
  楽しみにしてて、すぐにわかるから。

ニコニコしながらそう言ったね。
こんなふうに行き先を知らないまま
ドライブするのは初めてだった。

雑踏や騒音、人いきれ、24時間、眠らない街。
そんなものが恋しかった。
そんな自分が、つまらないヤツに感じたよ。

  どうしてカメラを持ってこないの?

  あれは商売道具だから、潮にやられると困るでしょ。

ロマンティックに、何も言わず海まで連れて行った君。
現実的なことを、平気で言う君。

  私を撮りたくないの?

  いつも目の前にいるのに、写真は必要ないでしょ。


いつも いつまでも ずっと

君は本当に、オヤジで現実的で、説教臭い男だ。
だけど、ほんの少しだけ、上手だね。  

2004年06月22日(火)

無知の落とし穴
友達から電話があった。
  今すぐに保険証が欲しい。
  どうすればいい?

彼女はサバサバした性格で、知り合ってすぐに仲良くなった。
その頃、彼女は、子宮外妊娠の後遺症で、鈍痛が続いていた。

私は詳しい事情を聞いた。
同棲していた彼氏がいたこと。
その彼との行為で、子宮外妊娠したこと。
彼氏と別れたかったので、彼氏には何も言わず
病院には一人で行ったこと。

堕胎の処置がうまくいかなったようで
私と知り合った時、数ヶ月経っていたのに
痛みと出血と違和感があること。
肌は荒れ、ニキビが顔半分から首筋にまで広がっていた。


一度、私の部屋に泊まりに来た。
その夜、彼女の性行為への考えを聞いた。
彼女にとって、セックスはスポーツらしい。
あっけらかんと話す彼女に、私は驚いた。

彼女が身体に受けた傷は、彼女のスポーツ論を覆さなかった。
堕胎経験は2度。
それでも、セックスはスポーツだと思っていた。

その彼女からの電話の内容に、また驚かされた。

  妊娠したので保険証が欲しい。
  それも今すぐに。
  相手は、2度堕胎した、同じ彼氏。
  どこに行けば、保険証をもらえるの?

私はすぐには発行されないこと
とにかく、電話を切ったら役所に行くように言った。

彼女にとって恋愛とはなんだろう。
多数の相手とスポーツ感覚で。

妊娠させた相手が同じことに、少しほっとしたのと同時に
何度も妊娠して、そのたびに中絶する進歩のなさに呆れた。

そして、年金手帳を見たことがなく
現在、保険証を持っていないこと。

人の悪口、陰口を言わない彼女。
祖母の身を案じて、老人ホームに何度も見舞う彼女。
頭の回転が速く、話していて楽しい彼女。

彼女の中のよいところ、無知なところ、物や人に対する善悪。
もっと自分の身体を大切にしなさい。
何度も言ったのに、彼女には伝わらない。
いや、大切にしたいと思いながら
逆のことを続けてしまうのかもしれない。

学校で教えてもらう、色んな教科は実生活に役に立つこともある。
だけど、もっと肝心なことを、繰り返し教えるべきじゃないかと思う。

社会保険制度の概論でなく、もっと身近な役所での手続きの仕方。
お茶を濁すような性教育のために時間を取るなら
もっと違ったアプローチの仕方があると思う。

この彼女は、10代じゃない。
30前の、社会でいうところの「立派な大人」だ。

自分を守るために
自分で情報収集し、学ばなければいけない。
それはそのとおりだし、そうでなければいけない。
だけど、空論や概論でなく
もっと実践的な基本的な身近なことを
義務教育の段階で教えるべきだ。

2004年06月20日(日)

追い討ち
葉書が届いた。
恒例のつぶやき日記風。
そんなに吐露したければ、web日記が最適だ。
教えてやりたい。

   6月30日で、40周年。
   多くの人のサポートによって、今日の日を迎えました。


何、先走ってんだよ。
今日は、まだ19日だよ。
40周年記念感謝パーティーでも、なんでも好きにすればいい。

   多くの人が周りから去っていきました。
   今更と思うだろうが、Hの死は私に悲しみの何かを
   教えて呉れました。


死んで何年経ったのか、すぐには浮かばない。
この世にいないと知らされたのは、確か死後9年が経過してた。

聞いた瞬間、感じたのは、解放感と、安堵感。
もう悩まされなくていい。
偶然出くわすことも無い。

死因を言いかけた時、私は遮ったよね。
今でも聞きたくないし、知りたくない。

あの当時、自分の叫び声で、目を覚ました夜。
今度は私が、放り出される番。
そんな夢を見て、叫んだ。
あんな目には、二度とあいたくないんだよ。

私が聞かないのは不満だろうけど
あなたの苦しみや悲しみを分かち合うつもりは、全く無い。

こないだから、2通続けて、
世を果敢無む鬱症状のオンナの話だの
今回の話だの

散々周囲にしゃべり倒して、まだ足りないの?
私に追い討ちをかけてるってことが、わからないの?

だから20通に1通くらいしか、返事しないんだよ。
いちいち、反応してたら、こっちがおかしくなる。


娘を追い込んでるのに、気づかないのか?

2004年06月19日(土)

隔たり
Macがいいのは認めるよ。
見ていて、そう思うもの。

だけど、私のWinは、彼が作ってくれたもの。
手放せないよ。
代わりはないの。
壊れたら、誰もどうすることもできないの。

新しいオモチャに飽きちゃった。
また倦怠感に包まれてるよ。


私は、Builderでいいよ。
だって、彼からのプレゼントだもの。

自分の言うことをきくオンナがほしいの?
まだダメだよ。
きっとダメだよ。

自分だけを見てくれるオンナが欲しいよね。
そりゃあ、そうだよ。
それは、わかるけど。

でもね、私の中には、ずっと彼がいるんだよ。
PCが彼自身のように。

これでも、ずいぶん、掃除したんだよ。
だけど、全部は消せないの。

もし、全部消えたら、壊れてしまう。
私も、PCと同じだよ。


2004年06月18日(金)

解放感と一抹の寂しさ
夜明け前、お試しから有料版に移行する手続きを取る。
振込みに行くのは面倒。
だけどココで書くと決めたから。
振込先を見るとネットバンク。
そういえば、私も持ってたな。

便利だな。
銀行に行く手間もない。
営業時間を気にしなくてもいい。
待ち時間にイライラさせられることもない。
あっという間に送金完了。
だけど初めてのことだから、本当にできたのか少し不安。

***  ***  ***  ***

ソースをいじる。
テーブルタグだらけ。
おもしろい構成だと思う。

サイトから、はずしたBBSをもう一度開く。
あの時間、どうして彼は書き込めたんだろう。
BBSのアドレスを単独で知ってるはずがない。
BBSにつけたタイトルで検索してみる。
どんぴしゃり。
こうすれば、削除してない限り探し出せると納得。

もう見ることはないだろう
そう思いながら、彼の書き込みにレスをつける。
ヒミツの公開ラブレターみたいだ。

   いつまでも愛してる
   いつまでも愛しい人

同じ言葉を私も書く。

***  ***  ***  ***

いつかココにもBBSをつけようか。
BBSは、疲れている時は、レスが面倒。
ほっといてくれと思う。
誰かに声をかけてもらいたいときは、いそいそと何度も覗く。
本当に、私は勝手なヤツだとつくづく思う。

ココのカウンターはグルグル回る。
面食らう。
ただの目安にしかならない。
自分で回すカウンターのバカバカしさ。

今日も仕事をサボる。
投げやりな昨日から
今日は新しいおもちゃを見つけた楽しさで
ココを自分好みにする。

ネットの仲間意識ってなんだろう。
いないと寂しい。
増えすぎるとややこしい。

***  ***  ***  ***  

   ストーカーみたいなヤツだな

違う、そうじゃない。
私が彼を放せなかった。
「今」の生活が、少しでもイヤになったら
彼のもとへ戻るつもりだった。

君は、まだ私のココロを完全に掴んでない。
だけど、私はズルイから、君しか見てないフリをする。
まるで共犯者のように振舞う。
彼は悪いヤツ。
私たちの邪魔をする、悪いヤツ。





2004年06月17日(木)

ストラップ
5000通近いメールを捨てた。
私から出したメール。
彼から来たメール。
携帯に来たメール。
「おはよう」だけのメール。
全部大切に保存してた。

今、はずしたBBSを覗いたら、書き込みがあった。
彼からの最後の言葉。
私が消えることは望んでないって。


BBSに残ってる、IPアドレスを、アクセス解析の検索にかけた。
先月の11日からしかなかったけど、毎日、毎日。
何時間おきかに見に来てた。

読まれてる息苦しさから逃げ出した。
読んでるとはっきり言わず、仄めかし、
「俺は知ってるんだけど」みたいに、優位に立とうとする。

リニューアルしたばかりのサイトを閉めた。
500日近い日記を削除した。
バックアップも削除した。

ネットの世界から「私」の痕跡を消して
彼に焦燥感と消失感と、後悔を味あわせたかった。



   さようなら いつまでも愛しい人

私の気持ちも一緒。
愛憎が絡み合って縺れ合ってる。

だから、受信拒否にした携帯なのに
お揃いのストラップをはずせない。

どうしてもはずせなかったよ。
一緒だね。



2004年06月16日(水)

彷徨
誰よりも知られたくない人に見つかったから、ココに逃げ込もう



2004年06月15日(火)

初日 最新

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