ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年02月28日(木) 誰にも話せないこと

雨のち晴れ。とても優しい雨だった。

ぽとんぽとんと静かに落ちる雨に空の息遣いを感じる。


昨夜からじいちゃんが「雨だったら休もうな」と言ってくれていて

寝ている間からもうお休みモードになってしまっていた。


大喜びなのはあやちゃん。早めに保育園に行きたかったのだそう。

めいちゃんはお母さんと行くと言うので8時前に保育園へ。

私も本当は毎朝そうしていたい。でもしばらくは仕方ないかな。



月末の仕事を順調に終えて、義父も母を迎えに行った。

すべてを義父に任せて結果的にはとても良かったと思う。

母にとってはたった一人の家族。母もきっと嬉しかったことだろう。

本音を言うと私は少し距離を置きたい。薄情な娘なのだと思う。

母から電話がありませんようにと今もそう思っている。

優しい言葉をかけてあげられない穏やかではいられなくなるのが嫌だった。


こんな本音をここに記すことをゆるしてほしい。

ただこの複雑な気持ちを誰にも話せないでいるだけだった。




携帯電話を台所のテーブルに置いたままお風呂に入っていたら

めいちゃんがそっと鏡台の上に届けてくれていた。

よく気のつく優しい子に育ってくれた。めいちゃんありがとうね。





2019年02月27日(水) こころのなかにも白木蓮の花が咲く

曇り日、夕方からぽつぽつと静かに雨が降り始めた。

雨音に耳を澄ませているのがなんとも心地良い。



早朝からの川仕事を終えて職場に向かっていると

国道沿いの酒屋さんの店先に毎年咲いてくれる白木蓮。

数日前までまだ蕾だったのが今朝はそれは綺麗に咲いていた。

手のひらと手のひらを合わせてそっと開いたような花。

ふっくらと優しくて私の大好きな花だった。


ああいい朝だなとおもう。こころの中にも白木蓮の花が咲く。




急ぎの仕事だけ済ませて3時間ほどで終わらせてもらって帰宅。

ハードな一日だったけれど不思議とつかれを感じなかった。

やはり張り切らないのが良いように思う。ぼちぼちと

出来る事だけをこつこつと頑張るのが良いようだ。

体力に自信が無くて不安でいっぱいだったけれど

今日は少し自信が出来てこれなら大丈夫と思えていた。



母の退院も明日に決まり義父が迎えに行ってくれることになった。

退院騒ぎが続いていただけにほっと安堵している。


資金繰りがなんとかなって会社も月末を乗り越えられそう。

心配事がないのはほんとうにありがたいことだ。


お風呂上がりの焼酎が美味し。いつものようにほろ酔ってこれを記す。





2019年02月26日(火) なんとありがたいことだろう

ほどよいつかれ。ここにこうして記すことのありがたさ。

この場所があってほんとうに良かったとおもう。



早朝。夜明けを待って川仕事へ。

やはりふたりがいい。しばらくは一緒に行けそう。

8時過ぎにはもう収穫を終えて作業場まで帰っていた。

そこへ助っ人参上。娘がお休みなので作業を手伝ってくれる。

なんとありがたいことだろう。おかげで早目に職場へ行ける。


子供の頃から嫌がりもせずによく手伝ってくれた娘だった。

今更教える事も何一つなく手際よくとても頼もしい。



10時過ぎにはもう仕事に取り掛かっていて慌てずに出来る事を。

義父も同僚も精一杯にみんなフル回転でがんばっていた。


そんな時にまた母から電話。一日も早く退院したい気持ちはわかる。

でもどうしてみんなの苦労を少しでも分かってくれないのだろう。

そう思うとついつい苛立ってしまって優しく宥める事も出来ず

暴言を吐けば暴言が返って来る。穏やかではいられないのが悲しい。


明後日の月末には義父がなんとか迎えに行けそうだ。

どうかどうかもうしばらく待っていて下さいねおかあさん。




お風呂上がりにめいちゃんが背中にサロンパスを貼ってくれて

じいちゃんも腰に貼ってもらってふたりともとてもいい気持ち。

娘の手。孫の手に助けられた一日だった。





2019年02月25日(月) これからもずっとぼちぼちでいいのです

夜明け前には満天の星空。そしてはんぶんの月がぽっかりと浮かぶ。

少しひんやりとしていたけれど窓を開けるのがもう日課になった。


孫たちを保育園に送り届けて山里の職場に向かう朝。

月末に向けどうしても外せない急ぎの仕事があり

川仕事はじいちゃんが独りで行ってくれることに。

収穫は少しでも後の作業が大変だろうと気になっていた。


お昼前に義父が無事に退院して帰って来てくれる。

ひと休みもせずにすぐに仕事に取り掛かる義父だった。

おかげで急ぎの仕事が片付く。ただただほっとするばかり。


それから急いで帰路についた。今ならまだ作業に間に合うと。

作業場まで帰るとちょうどじいちゃんが川から戻って来たところで

思いがけなかったのかとても喜んでほっとした様子。

やっぱり二人三脚でなければいけないとつくづく思う。


出来ないことは仕方ない。でもこうして出来ることもあるのだと。


作業を終えるとどっと疲れがおそってくる。

まだ始まったばかりなのにこれでは先が思いやられる。

少し弱気になった。自分が情けない気持ちにもなったけれど

もう若い頃とは違うのだと自分に言い聞かしていた。


歳相応のがんばり。そう自覚すればきっと乗り越えられる気がする。

我武者羅に頑張らないこと。張り切ってあれこれしようとしないこと。


うんわかったとからだが返事をしているのがわかる。

ぼちぼちです。これからもずっとぼちぼちでいいのです。



2019年02月24日(日) 神様はたしかにいるのです

晴れのち曇り。風もなく穏やかな暖かさだった。


今日から青さ海苔の収穫を始める。

生育はいまいちだけれど少しずつこつこつと。

とにかく希望を持たなければいけない。

一時は茶色く変色していてどうなることかと

でもなんとか持ち直してくれてほんとうに良かった。

緑の海苔は天の恵み。ありがたく収穫をする。



川にいる間に母の病院から電話があった。

リハビリを頑張った母がなんとか歩けるようになったらしい。

近いうちに退院をと担当の看護師さんが言うので

仕方なく義父の事を話してしばらく待って欲しいと伝える。

「娘さんは迎えに来れないのですか」少し荒い口調の看護師さん。

きっと母がまた「帰りたい」と自棄を言っているのだろう。

さすがに私も困り果ててしまって母に義父の事を話してもらうことに。


すると5分もしないうちに今度は母から電話がある。

もう私は涙が出そう。「お願いだからもう少し辛抱して」と伝えた。

「わかった」と母。そうして義父の事をとても心配していた。


とことん追い詰められてにっちもさっちもいかないパニック状態。

とにかく目の前のことを。今日は川仕事を頑張らなければ。


なんとか川仕事を終えて帰宅するなり義父から電話があった。

夢に餅とはこのことだ。検査の結果が分かり悪い病ではなかったとのこと。

症状も落ち着いているので「あした帰れるぞ」となんと嬉しい知らせ。


肩の荷がすうっと軽くなる。義父が神様のように思えた一日だった。



2019年02月23日(土) ふたりともよくがんばりました

穏やかな晴天に恵まれる。ぽかぽかと春の陽射し。

このまま春になるのだろうか。

寒の戻りもきっとあることだろう。



楽しみに心待ちにしていた保育園の発表会。

あやちゃんもめいちゃんもとてもよく頑張った。

笑顔でいっぱいになりながら感動で目頭が熱くなる。

いっしょうけんめいに練習したのだとおもう。

まさに晴れ舞台のような発表会だった。

孫たちの成長が直に感じられてほんとうによかった。


あやちゃん、めいちゃんありがとうね。

おばあちゃんすごくすごく嬉しかったよ。







2019年02月22日(金) 「おまえも大変やな」ってありがとう

曇りのち雨。雨だれの音が耳に心地よい夜になった。

木の芽起こしの雨にはまだ少し早いのかもしれないけれど

草木が手を広げて雨を喜んでいるようにおもう。




朝のうちに精密検査で病院へ行った義父が

そのまま検査入院になってしまってあたふた。

とりあえず一週間の予定だけれど

検査の結果次第では長引くかもしれないとのこと。

同僚にも話さないわけにはいかなくて

義父が直接電話で「頼むぞ」と伝えてくれた。


仕事はなんとかなるだろうと楽観的に考えている。

同僚が居てくれて救われるような思いだった。



急ぎの仕事だけを終えて入院に必要な物を揃え病院へ走る。

義父は検査中で会えなかったけれど入院の手続きなどを済ます。

帰宅して義父から電話があった。元気そうな声にほっとする。

母には何も伝えないことにした。その方が良いだろうと義父も言う。


じいちゃんが「おまえも大変やな」と気遣ってくれて

娘も同じことを。つくづくと家族のありがたさを感じた。



明日は待ちに待った保育園の発表会だ。

楽しみでならない。きっと笑顔いっぱいの一日になることだろう。






2019年02月21日(木) 陽射しがきらきらとまぶしくて

今日も穏やかな晴天。すっかり春のような陽気になる。

陽射しがきらきらとまぶしくて身も心もとろけてしまいそうだった。


ジャンバーも羽織らず薄着の孫たち。

今朝も車から降りるなりうさぎのように跳ねながら門をくぐる。

門の前に車を停められなくなってしまったけれど

少し歩くのも良いものだ。思いがけずに野花を見つけたり。


山里に向かう山道ではお遍路さんがふたり。

ずっと見かけない日が続いていたので今朝は嬉しかった。

思うように声をかけられず追い越しながら会釈をするばかり。


昨日娘たちが会ったカナダ人のお遍路さんは

早朝に県道を市街地に向けて歩いていたそうで

Sさんからメールがあった。逆打ちなのかもしれない。

今夜はお風呂に入れていますように。お布団で眠れますように。



仕事は今日もぼちぼちと出来る事だけ。

義父はやはり昨夜は考え込んで眠れなかったらしい。

悪いほうへ考えてはいけないよと笑って言うと

「そうだな」と笑顔が返って来た。「よっし、仕事だ」と言って。


職場の近くの公園に早咲きの桜の花が咲いているのを知って

どうしても見たくなってつかの間職場を抜け出していた。

こんな時間も必要におもう。なんとも可愛らしい花だった。





2019年02月20日(水) あしたの扉をあけよう

ぽかぽかと春の陽気。3月中旬なみの暖かさだったようだ。

猫ならばのんびりと日向ぼっこ。ふと猫になりたいとおもう。



仕事はぼちぼちの忙しさ。ひとつひとつやっつけていく。

義父が少し体調に異変があり病院へ行く。

午後しょんぼりと帰って来る。明後日精密検査との事。

大事に至らなければ良いけれどまた心配事がひとつ増えた。


もう母の事どころではなくなってしまってどうしたものか。

義父もきっと同じ気持ちだろうと思う。

ながいこと義父のそばで働いていて初めて弱音を聞いた気がする。


だからこそ気を取り直して。いまはそれがいちばん大切な事だ。




帰宅してまたうたた寝。じいちゃんに起こしてもらってよっこらしょ。

娘とめいちゃんが夕散歩に行っていたようで

カナダ人のお遍路さんをお大師堂まで案内したそうだ。

私も会いたかったな。でももうあとのまつり。

暖かい夜で良かった。どうかぐっすりと眠ってくれますように。



あれこれと考えることがたくさんあるけれど今日はもうお終い。

私もぐっすりと眠ってまた明日の扉をあけよう。



2019年02月19日(火) 2センチの憂鬱を切り落としてみる

二十四節気の「雨水」を待っていたかのように

早春らしい雨の一日になった。あたり一面を潤してどこかに芽が

むっくりとすくっとちいさないのちの匂いがするような。



可愛らしい長靴をはいた孫たち。傘の花を咲かせて元気に保育園へ。

山里の職場に向かっていたら久しぶりにお遍路さんを見かける。

透明のレインコートの背中には大きな荷物を背負っていた。

悪天候に立ち向かうように歩いている姿には心を動かされる。

おかげでとても清々しい気持ちになれた朝のこと。



仕事は今日もぼちぼちと。義父に川仕事が近い事を話す。

会社はなんとかなるから頑張れと言ってくれてほっと嬉しかった。

とりあえず月末を乗り切ろう。目の前の事からこつこつと。



定時で仕事を終えられたのでふと思い立って髪を切りに行く。

2センチの憂鬱をさっぱりと切り落としてなんとも心地良い。


保育園から帰って来ためいちゃんが「おばあちゃんなんかちがう」

一番先に気がついてくれてありがとう。可愛くなったでしょ。





2019年02月18日(月) こころの準備とからだの準備

忘れた頃に氷点下の朝。きりりっと心地良い寒さだった。

放射冷却だったのか日中はぽかぽかと春の陽気となる。



保育園に向かう車中で「ばんごはんはなにがたべたい?」

孫たちに訊くのがもう日課になってしまっている。

今夜は娘が職場の新年会で出掛けるのであれこれ作る自信がなくて

そうしたらあやちゃんが「ローソンのハンバーグでいいよ」と。

「おばあちゃんらくちんでしょ」と言ってくれてとても嬉しかった。

子供心に家事の大変さを分かってくれているのだろうとほろりとする。




仕事を終えて帰宅していたらいとこが青さ海苔を干していた。

そろそろとは思ってはいたけれどなんだか一瞬どきっとしてしまって

こころの準備もからだの準備も出来ていなかったことに気づく。

不安と緊張で背中に針金が刺さったように固まってしまっていた。

明日からだと言われたらどうしよう。そればかりを考えてしまう。


帰宅するなりじいちゃんにおそるおそる訊いてみたら

すぐに始められないこともないが来月からにしようかと言ってくれる。

それを聞いて少しほっとした。まだ準備期間があるのが助かる。


川仕事と職場の両立にどれだけ耐えられるかいまはわからない。

昨年でもう限界だと思っていたけれどまた大きな試練がやってきた。

乗り越えられるのか不安はとても大きいけれどやるっきゃない。


気負う事も張り切る事も出来ない歳になってしまったけれど

「ぼちぼち」の気持ちで出来る事を精一杯がんばってみようと思う。


だいじょうぶ。やればきっとできる。





2019年02月17日(日) 梅は咲いたよ。桜はまだまだですよ。

少し雲が多かったけれどちゃんと青空が見えていた。

風の冷たさを抱きしめるような優しい陽射し。



娘むこが日曜出勤だったのでお留守番の娘たちを誘って

宿毛市の楠山公園に梅の花を見に行っていた。

「楠山」は間寛平さんの生まれ故郷で坂本ダムの奥にある集落。

のどかな山里にこころが和む。公園の梅林はそれは見事だった。

「いいにおいね」孫たちも大喜びでまるでお猿さんみたいに駆けまわる。

紅梅はまだ蕾で少し早かったけれど白梅はほぼ満開でとてもきれい。

来週末が見頃らしく「梅まつり」もあるのだそうだ。



お花見を終えて今度は建設中の「横瀬ダム」の見学に。

日曜日で展望所が閉まっていて少し残念だったけれど

高台からみんなで工事現場を眺めた。

「おとうさ〜ん」孫たちが大きな声で父親を呼ぶ。

娘がなんとか知らせようとしたけれどスマホは圏外で残念。

でも娘むこの乗っているだろうレッカー車がちゃんと見えて良かった。

また見に来ようねと孫たちと約束。お父さんお仕事がんばってね。




帰宅してものすごい睡魔におそわれてしまって

また夕方まで炬燵で寝入っていた。

今日はお大師堂にも行かず「まあいいか」と自分をゆるす。


出来ないことがあってもよい。笑顔の一日を過ごせて良かった。




2019年02月16日(土) する仕事があってありがたいこと

快晴ではなかったけれどおひさま「もういいよ」

やわらかな陽射しがとてもありがたく感じた。


娘がお休みだったので孫たちの心配もなく山里の職場へ。

「仕事に行ける。よかった」と口に出すだけで

仕事が楽しみになりやる気が出てくるものだ。

ひとはみんな自分次第。自分でスイッチを入れれば良い。

する仕事があってありがたいことと思えば何も苦にならない。


急ぎの仕事が少し。それもすぐに終わりちょっと暇になった。

同僚も同じくで今日は早じまいをすることになる。

今週は忙しかったから同僚も疲れていたことだろう。


いつもより早めに帰宅して炬燵に潜り込むなりすぐに寝ていた。

孫たちの声を夢うつつで聞く。「おばあちゃんおきて」

それなのに私は起きられず夕方までずっと寝ていた。


お腹が空いてぐうぐう。娘と肩を並べて夕食のしたく。

チキンカツ。もやしとカイワレのナムル。枝豆のペペロンチーノ。



2019年02月15日(金) もういいかいまあだだよ

曇りのち冷たい雨になる。どんな空もうけとめようと

こころでは思っていてもやはり暖かな陽射しが恋しい。


おひさまはかくれんぼ。もういいかいまあだだよ。



母が一時帰宅すると言うので午後から義父が迎えに行っていたけれど

やはりまだまともには歩けず車椅子で帰ると言ったのだそうだ。

どうしてそんな母を連れて帰れよう。義父が説得をして

なんとか諦めてくれたようだ。なんと人騒がせなことだろう。

おまけに今夜は友人と居酒屋で飲む約束をしていたそうで

もう呆れかえって物も言えない。いったい何を考えているのか。


義父からの電話で散々母をののしってからふと思った。

入院している間にまた認知症が進んだのかもしれない。

義父もそれを心配していた。何とかできないものかと頭を悩ます。





仕事を終えて息子のマンションへ。

今日はけい君の5歳の誕生日だった。

私にもわずかだけれど年金が支給されていて「ほんのきもち」を届ける。

息子が休みだったのでけい君も保育園をお休みしたのだそう。

「誕生日だから休ませた」と息子が言うので思わず笑ってしまう。

家族で買物に行ったりけい君も嬉しかったことだろう。

お嫁さんも元気な様子でほっと安堵して家に帰った。


5年前にけい君が生まれた夜のことを忘れることが出来ない。

病弱なお嫁さんが必死の思いで生んでくれたかけがえのないいのち。

子育ても本当に大変だったと思う。丈夫に元気な男の子に育った。

息子の苦労も大きかったけれどほんとによくやったと思う。


これからも母はそっと見守っていたい。








2019年02月14日(木) 私は何にこだわっていたのだろうか

曇り時々晴れの予報だったけれど青空は見られず

気温も低めでなんとも肌寒い一日だった。

どんな空もあってよしと受け止めながら過ごす。



今朝はいつもより早起きの孫たち。

今日は来週末の発表会のリハーサルがあったのだそう。

張り切っている孫たちがとても微笑ましくて

早く見たいなあとわくわくと楽しみでならない。



仕事は今日も忙しかったけれど

やはりちゃんとお昼休みをしようと自分で決める。

6時間のパートなので休んではいけないとずっと思っていた。

仕事の合間に急いでお弁当を食べるのは変わらないけれど

少しでも休んで疲れをためないようにしようと思う。

今日は30分。車の中でラジオを聴きながら少しうたた寝。


自分に課していたことを破るのは少し心苦しいけれど

自分以外に誰も咎める人がいないことに改めて気づいた。



帰宅して「チョコはないよ」とじいちゃんに。

バレンタイン商戦に参戦するのがなんだか嫌だった。

ばかみたいって思っていた。くだらないとも思っていた。

感謝も愛情も「かたち」じゃないよとも思っていた。


でも娘がチョコを買って来てくれてじいちゃんに渡したら

それはそれは嬉しそうな顔。私は何にこだわっていたのだろうか。

お酒入りのチョコを「おまえも食べろや」とじいちゃんがくれた。



2019年02月13日(水) 豚色のパジャマを着てこれを記す

目覚めた時には静かに雨が降っていた。

ぽとんぽとん雨だれの音が耳に心地よく

「ん?雨か?」じいちゃんにも雨の歌が聴こえたようだ。



孫たちと保育園に向かう頃にはもう傘がいらない。

車から降りるなり駆け出すふたりを追いかけて門をくぐる。

早出の保育士さんに「お願いします」と声をかけると

「お預かりします」と笑顔で応えてくれた。

そうなんだ預かってもらっているんだと改めて気づいた。



仕事は今日も忙しかったけれど義父がいてくれたのでとても助かる。

「社長」とは呼んだことがない。いつも「おとうさん」と呼んでいる。

母よりもずっと年下の義父なのでたまに初めてのお客さんから

「奥さん」と呼ばれることもあって「いえ娘です」と急いで応える。


そんな笑い話のような事もあり職場はけっこう楽しい場所だ。


お昼にはすっかり晴れてやわらかな陽射しが降り注いでいた。

いつもはお昼休みをしないけれど今日は10分だけいただく。

車の中でラジオを聴きながらうたた寝がしたかったのだ。

眠ることは出来なかったけれどなんとも心地良いひと時だった。

癖になるなと思った。毎日10分だけ休んでも良いのかもしれない。




帰宅してまたあやちゃんがお散歩に誘ってくれたけれど

今日も歩く気にならず炬燵にもぐりこんでしまった。

ほんとにおばあちゃんは豚になってしまうよね。


ああもうなってるんだ。豚色のパジャマを着てこれを記す。



2019年02月12日(火) ちょっとつかれちゃったみたい

朝は寒かったけれど日中はとても暖かくなる。

梅の花や菜の花や柔らかな陽射しをあびてほっこりと微笑む。



今朝は車に乗ろうとしていたらめいちゃんが大きな声で

「おばあちゃんむらさきのおはながさいてる」と教えてくれた。

ブロック塀のすきまに野すみれの花がそれは可愛らしく

そうしてとても力強くなんと逞しく咲いてくれたことだろう。



仕事は連休明けのせいかとても忙しかった。

来客も多く対応に追われる。お客様は神様と嬉しい悲鳴だった。

今週はずっとそんな日が続きそう。遣り甲斐があってこその仕事。




午前中に義父がまた母の病院へ行ってくれていた。

病院側はとても親身になってくれて退院にも慎重になってくれる。

母の希望で今週末に一泊だけ帰宅許可がおりたそうだ。

また転倒する可能性も大きく心配な事だけれど

母の好きなようにさせてあげるのが一番かもしれない。

母の自信が裏目に出ないことをひたすら祈るしかないだろう。




帰宅してぼんやりしていたらあやちゃんがお散歩に誘ってくれる。

四万十大橋を向こう岸まで渡ろうと言うのでさすがに躊躇ってしまった。

「おばあちゃん今日はお休みするね」って言ったら

「デブるよ。どんどんブタになるよ」とズバリ言われて大笑い。


今日はおばあちゃんちょっとつかれちゃったみたい。








2019年02月11日(月) こころのかたすみに砂漠のような場所

ぽとんぽとんと雨音が耳に心地よい朝。

目覚めたときに雨が降っているのも良いものだなとおもう。

こころのかたすみに砂漠のような場所があったのだろうか。

雨が沁みた。うるうるとこころが嬉し涙を流しているよう。



雨は午前中にあがって雲の間から青空が見え始めたけれど

どこに出掛けるわけでもなくごろごろとこたつむりばかり。

じいちゃんと録画してあった番組など見ているうちに

また眠ってしまっていたようだ。「よく寝るな」とじいちゃん。


自分でもほんとに寝過ぎるとおもう。暇さえあれば寝ている。




夕飯は少し質素に「いわし」を焼いた。

節分に食べなかったからねと言い訳をしていたら

脂がのっていて「これはうまいな」とじいちゃんが喜んでくれた。



日が暮れてもお婿さんが帰らず。最近ずっと帰りが遅い。

朝も早いのでなんだか孫たちが可哀想におもう。

まるでシングルマザーのような娘と家族でいられて良かった。



2019年02月10日(日) 怠け者ばんざいのきもち

風もなく穏やかな小春日和。ほっこりとのんびり過ごす。

何も考えていないようなあっけらかんとした日曜日だった。



午前中にお大師堂まで。今日もがんばって歩く。

やはり歩き始めに足が痛みやっとの思いで辿り着く。

「お大師さん来ましたよ」と声をかけてゆっくりと手を合わした。

お供えのお菓子。お線香の補充。それが自分に出来ること。


帰り道もやはり足が痛み途中で何度も休みながら歩く。

お参り仲間のいとこの姿が見えたのでしばし立ち話。

最近はお遍路さんの姿をたまにしか見かけないこと

お大師堂に泊まるお遍路さんも殆どいないようだ。

もう少し春らしくなったらねとうなずき合ったことだった。



午後はひたすら怠惰に過ごす。怠け者ばんざいの気持ち。

また炬燵で眠り込んでしまって目覚めたらもう3時になっていた。

おひさまの匂いのする洗濯物を抱きしめるようにしながら取り入れた。

孫たちの服の可愛らしいこと。洗濯物をたたむのがとても好きだ。



夕食は寄せ鍋。孫たちのウィンナーをじいちゃんが食べてしまって

あやちゃんに怒られて頭をぺこぺこしていて愉快だった。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

すこしふっくらとした三日月を窓から仰ぎながらこれを記す。



2019年02月09日(土) やっぱり仕事が好きなのです

午前中は冷たい雨。気温が低ければ雪になっていたことだろう。

雨が降り出す前に孫たちを保育園に送り届ける。

園長先生が「おばあちゃんすいません」と駆け寄って来て

門の前につかの間でも車を停めてはいけないのだそう。

私としたことがと苦笑いの朝だった。来週から気をつけよう。



娘がお休みだったのでそのまま山里の職場に向かう。

急ぎの仕事もあったので「今日は行ける」と嬉しくもあった。

おかげで今週の仕事をちゃんと済ますことが出来て良かった。

週末の疲れもあったけれどなんとも心地良い達成感だった。



仕事中にまた母から着信。さすがにもう拒否は出来ない。

母は特に用事があったわけでもなく私の憎まれ口を聴きたかったよう。

「まあ可愛らしくないこと」と言って電話口で笑っていた。

喧嘩にならなくて良かった。でももう少し優しくしてあげれば良かった。


どんなにかストレスが溜まっていることだろう。

そうしてなによりも寂しいことだろうと母を想う。



帰宅して倒れ込むようにしてこたつむり。

じいちゃんと話しているうちに少し眠っていたようだ。

炬燵の中で足をちょんちょんとしてくれて起こしてもらった。



娘と肩を寄せ合って夕食の仕度をするのはたのしい。

クリームシチュー。鶏ささみフライ。ほうれん草のバター炒め。





2019年02月08日(金) あれこれと思うことはあるけれど

史上最強烈の寒波のニュース。北海道は大変な事になっている。

その寒波が明日は南下し関東や西日本にも影響がありそうだ。

幸いと言って良いのか高知県は免れそうだけれど

手放しで喜べるわけがなくどうなることやらと心配でならない。


ひとは自然にはさからえない。どうしようもできないことだった。





今朝はめいちゃんもご機嫌でふたりそろって保育園へ。

ジャンバーも要らないほどの暖かな朝だった。

再来週の土曜日には発表会があって毎日劇の練習をしているよう。

「おばあちゃんもみにきてね」となんとも楽しみなことだ。




仕事中に母から着信アリ。どうしてなのか母の声を聞きたくなかった。

しばらくして二度目の着信。とうとう着信拒否のボタンを押してしまう。

この言葉に出来ないような自分の心理状態を分析するわけでもなく

不可解な心と向き合うように淡々と時を過ごしていた。


なにがよくてなにが悪いことなのか時々わからなくなる。




日曜日でお薬が切れてしまうので仕事帰りに病院へ寄っていた。

処方箋をもらうだけだったけれど医師と面談があって

「体調は変わりないですか?」と訊かれたので

「体調は変わりないですが、体重が変わってばかりいます」と応える。

医師は笑いながら「腹八分目にしましょうね」と。

今年に入って2キロ増える。体重はかつてなかったほどの最高記録。


まあいいかと思っている。もうこの歳で辛いダイエットはやめよう。

ふくよかでぽっちゃりと生きていくのも良いのかもしれない。



あれこれとおもうことはあるけれど今日のことはもうお終い。

あしたはあしたの風が吹くことだろう。



2019年02月07日(木) 陽だまりの猫のようなきもち

最高気温が20℃にもなり2月とは思えないほどの暖かさ。

やわらかな陽射しが降り注ぐ午後は陽だまりの猫のようなきもち。



今朝はめいちゃんがふとしたことで機嫌を損ねて大泣き。

はだかんぼうのまま炬燵にもぐり込んで出てこようとしない。

みんなで代わる代わる宥めるも抵抗して暴れるばかり。

終いにはじいちゃんが「いいかげんにしろ」と怒鳴ったら

よけいに大泣きになってもう手が付けられないありさま。


仕方なくめいちゃんを残してあやちゃんと保育園に向かう車中。

「こまっためいちゃんね」と言えば「めいはまだこどもだからね」と。

いかにもお姉ちゃんらしいあやちゃんにふと笑みがこぼれた。




山里の職場に着くと義父が母に面会に行くと出掛けるところだった。

母に会ってちゃんと説得して来てくれると言うので任せる。

義父がそうして動いてくれるのがとても心強かった。


お昼過ぎに義父が帰って来て母の様子もしっかりと聞けた。

まだまともに歩けないとのこと。それなのにどうして帰りたがったのか。

もしかしたら見捨てられたような気持ちになって焦っていたのかも。

そしてきっと寂しかったのだろう。義父の顔を見ると安心したようだ。

早く帰れるようにリハビリを頑張ると素直にうなずいてくれたそう。


一件落着とはいかないけれど母が落ち着いてくれて本当に良かった。

今後の事も義父に任せようと思う。母にとっては唯一の家族だもの。




お天気は下り坂で日が暮れるなりぽつぽつと雨が降り始めた。

優しい雨音に耳をかたむけながらこれを記す。







2019年02月06日(水) 雨のち晴れるのがいいね

雨のち晴れてすっかり春の陽気となる。

どこかに蝶々が飛んでいるような気がしたほど。

三寒四温とはよく言ったものだ。

週末にはまた冬が振り向きそうな天気予報。



未だその死を受け止められずにいる人の命日。

同じ山里に居るのにお線香もあげに行かず。

ただただ空に手を合わす。

遺影を見るのがこわい。どうしても行けない。




義父にまた母から電話。「早く迎えに来て」と。

担当の看護師さんからはもう少しリハビリをと。

それなのに母は「タクシーで帰る」と駄々をこねる。


私には一切電話をしてこない母。

きっと怒られると思っているのだろう。

もちろん怒る。あまりにも身勝手過ぎると思う。


いつもは優しい口調の義父も今日は声を荒げていた。

みんな母を気遣っているのにどうして分かってくれないのか。





仕事も忙しく少し帰宅が遅くなってしまった。

うんうんといつも私の話を聞いてくれるじいちゃんがありがたい。


保育園から帰った孫たちとスキンシップ。

めいちゃんよりもあやちゃんのほうが一瞬だけ甘えん坊になる。

ほんとはいっぱい甘えたい。でもお姉ちゃんだから我慢している。

それが分かるからよけいに愛しくなる。


日が少しだけ長くなってきれいな夕焼け空が見えた。



2019年02月05日(火) 曇り空に梅の花を添えましょう

日中は暖かくなる予報だったけれどお天気は下り坂。

曇り空に白い梅の花も良いものだなとあちらこちら

満開に近くなった花を眺めてはこころを和ませていた。



義父に母から電話があったよう。

「もう帰りたいから迎えに来て」と言ったそうだ。

仕事が忙しく週末まで待つように義父が伝えてくれたそう。


その後病院からも電話があって退院計画の話。

私は一切タッチせずすべて義父に任せる。

どうやら母が「帰りたい」と駄々をこねているようだった。

看護師さんが退院後の独り暮らしをとても気遣ってくれていたようだ。


なんとかなるだろうと義父は言う。私もそう思いたいのだけれど。




今日もお休みだった娘が買物に行っていたら

「お兄ちゃんとけい君に会ったよ」と。

ふたりとも元気になっていて息子は明日から仕事に

けい君もやっと保育園に行けそうだと言うこと。

ほっとしたけれど今度はお嫁さんがインフルエンザらしい。

普段から育児や家事をしている息子はあっけらかんと笑っていたそう。


逞しい父親になった。これまでいくつもの試練を乗り越えて来たことか。

嘆いてばかりの頃もあったけれどそのおかげで強くなったのだと思う。


いくつになっても私の「こども」と思っていたけれど

羽ばたいて羽ばたいて大空を飛んでいる鳥のように思う。




2019年02月04日(月) 歩こう歩こうわたしは元気

春は名のみの風の寒さや。そんな歌とはうらはらに

「立春」を待ちかねていたような暖かさとなる。

風が踊るように吹いていたけれどとても心地良い風。



仕事を終えて帰宅。娘がお休みだったので

また保育園まで歩いてお迎えに行くことに。

やはり歩き始めに左足が痛む。なんのこれしき。

娘の背中を追うようにいっしょうけんめいに歩いた。


やっと保育園。孫たちが出迎えてくれてこれではあべこべ。

なんと愉快なことと満面の笑顔になっていた。


あやちゃんの提案でまた遠回りをして帰ることに。

やはり不思議でならない。あんなに痛かった足が少しも痛まず。

お花が大好きなめいちゃんが道ばたに座り込んでは

いろんな花を採ってくれて「おばあちゃんにあげるね」と。


ホトケノグサ。オオイヌノフグリ。しろつめ草も咲いていた。

小さな花たちをブーケにして宝物みたいにして帰った。


犬さんもわんわん。鶏さんもこけこっこう。楽しい帰り道だった。


おばあちゃんね。歩くことを決してあきらめないでいましょう。





2019年02月03日(日) 鬼の目から嬉し涙

しょぼしょぼと冷たい雨の日曜日。

こよみは「節分」「立春」とつづく。

ひと雨ごとに春めいてくるのだろうか。


早朝、新聞を読み終えたじいちゃんが「出ていたぞ」と教えてくれる。

文芸欄に短歌と川柳が入選していた。ほんとに久しぶりのこと。

ずっと投稿を続けていたけれどボツばかりで少し心が折れていたから

とても嬉しくてほっとする。これほど励みに思うことはなかった。

諦めずに投稿を続けていてほんとうに良かったと思う。


ささやかなことだけれど生きている証と思わずにいられない。




今夜は節分の豆まき。「おにはいつくるの?」と落ち着かない孫たち。

「おそとが暗くなってからよ」と言うと窓の外ばかりを見ていた。

あやちゃんは顔が引きつってとても緊張している様子。


夕食後、そっとトイレに行くふりをして縁側から外に出る。

鬼のお面をかぶって玄関のチャイムを激しく鳴らした。

豆をかかえた孫たちがおそるおそる出て来て大さわぎになる。

「おばあちゃんおにだ〜」笑いながら豆をぶつけるめいちゃん。

あやちゃんはそんな妹の後ろからやっぱりちょっと怖そうな苦笑い。

「いたい、いたい、もうかえるからゆるしてくれ」


今年も無事に豆まき大成功かな。ちいさなこどもが大好きな鬼だった。








2019年02月02日(土) 冬枯れた景色の中で咲く花があり

如月ふつか。朝は氷点下に近い冷え込みとなる。

やがてそんな寒さも冬の名残になることだろう。


娘が仕事だったので山里の職場は休ませてもらった。

孫たちを保育園に送り届けてからお大師堂まで歩く。

川風が冷たい。けれども真っ青な空がうれしい。


やはり少し歩くと足が痛んだけれど

「がんばれがんばれ」と自分を励ましながら歩いた。


今朝は一番のりだったようで日捲りの暦は昨日のまま。

Sさんやお仲間さん達に「来ていましたよ」と知らせるために

暦を千切って今日にする。お菓子をお供えしてお線香の補充も。

そうしてゆっくりと手を合わせる清々しい朝だった。


川辺の道を休み休みゆっくりと歩いて帰る。

誰かが植えてくれていた水仙の花が今年も咲いてくれていた。

冬枯れた景色の中で咲く花のなんとありがたいことだろう。



お昼前にはもうお迎えの時間。「おばあちゃんおそいよ」と

他のお友達はもう帰っていてあやちゃんとめいちゃんだけだった。

お詫びのしるしにローソンへ寄ってふたりにお菓子を買う。


午後はふたり仲良く遊んでくれてとても助かった。

おかげで少しうたた寝。孫守りも怠けてばかりのおばあちゃんだ。




夕方息子に電話する。やはりインフルエンザだったそう。

まだ熱が高いようでとても辛そうな声だった。

けい君は熱が下がったそうで少しほっとする。

お嫁さんも少しは家事が出来そう。なんとか乗り越えて欲しいと願う。


どんな時もあるものだ。ただただ見守る事しか出来ない母。





2019年02月01日(金) あっけらかんとしていよう

雨雲は去ったけれど星まで連れ去ってしまったのか

真っ暗な空を見あげる夜明け前。寒さは少し緩んでいた。


いつもより早起きの孫たち。そうね今日は保育園に鬼が来る日。

赤鬼と青鬼が山から下りて来て保育園の塀を乗り越えて来たのだそう。

みんな泣きじゃくりながら必死で豆を投げてやっつけたそうだ。


あやちゃんが目をくりくりさせて一部始終を話してくれた。

なんと純真であどけない瞳をしていることだろう。


日曜日の節分には我が家にも鬼がやって来る。

いちばん楽しみにしているのは鬼になる私かもしれない。




夕方息子から電話。けい君がインフルエンザで寝込んでいて

息子も熱が出てしまってインフルかもしれないと。

解熱剤があれば持って来て欲しいと言うので急いで駆けつける。

「あした病院へ行くから」と。息子まで寝込んでしまったらと

けい君が不憫でならない。お嫁さんも病弱だから仕方なくて。

何よりも看病もしてあげられない自分が情けなく思う。


「なんとかなるだろう」とじいちゃん。

あっけらかんとするのはほんとうはとても難しいことなのだ。

けれども自分に言い聞かす。きっとなんとかなるだろう。



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