ことんことんと落ちるものがあるのだとしたら
てのひらで受け止められるだけ受け止めてあげたい
それがきっとかけがえのないものそれがきっとたからもの
ずいぶんと遠いところに来てしまったのだなとふとおもう
けれどもこの道がなかったらいまの自分はなかったのだろう
あゆむあゆむ人生という与えられた道をひたすら歩いていこう
ほっこりと生きていられることのありがたさ
いつだっておもう けっしてあたりまえのことなどない
この一年の扉が閉まろうとしているけれど
目の前に新しい扉があることはまるで奇跡のようだ
いかなくてはいけない いやいくのだとおもう
すくっと前を向いてあたらしい空にあたらしい風にあいにいこう
※ことし最後の日記になりそうです。 ささやかな日々におつきあいくださった皆さまありがとうございました。 以前のようには書けなくなりましたが、またそっとのぞいてみて下さいね。 皆さまどうかよいお年をお迎えください。
あらあらというまに日々が流れていって
今年もあと二週間足らずとなってしまった。
こころに余裕をもって丁寧に生きようと心掛けている。
昨日は思いがけないほど雪が降ってあっというまに銀世界。
その雪が今日は溶けていく。なんと冷たい風だろうか。
保育園から戻った綾菜が残り雪で雪だるまを作っていた。
近所のボーイフレンドと頬を真っ赤にしながらそれは楽しそう。
綾菜は二歳七か月を過ぎ、芽奈はもうすぐ生後百日を迎える。
孫たちの笑顔に癒されながら幸せをかみしめるように生きている。
どうかどうかみんなが平穏無事で明日をむかえられますように。
お大師堂で手をあわせながらただただ感謝の気持ちがこみあげてくる。
「あしたという日は明るい日と書くのね」 むかしむかしの歌を思い出している。
みぞれが雪に変わる。なんて冷たい空だろう。
川仕事に精を出しながら心のおひさまに手をかざしていた。
慌ただしい日々が続いているけれどほっこりほっこり。
忘れてはいけない大切なことがそっと寄り添ってくれる。
「神様は乗り越えられない試練は決して与えない」
そう友に告げた言葉をそのまま自分にも伝えている。
みんなみんな生きているのだもの。だからこそ試練はある。
前を向いておいちにいさんし。ほらほら足音が聞こえて来るよ。
寒さなくして花は咲かず。ありがたき冬の日々かな。
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