2003年06月30日(月) |
酔ってくだまいているところ |
怒涛のような月末だった。なんとかなるものだ会社も。 乗り越えたわけではないが・・助かったんだとほっと安堵している。 いろいろあります。不景気風をまともに受けているから倒れそうな時も・・。
でも・・決して憂鬱ではない。全力を出し尽くして笑顔だけがとりえで。 明日も頑張ってみましょう。お客様は神様です。毎度ありがとうございます〜
まっ・・こんなもんです私の月末。公務員にボーナスだとかそんなこと知らんわ! とっ・・ちょっと自棄くそ気味ですが元気です。
明日から煙草が値上がりだとか。実は・・禁煙失敗してまた元通りの私ですが。 たかが一本一円じゃないですか。それくらいでわめいてはいけません。 まとめ買いなんてあほらしい。あればあるだけ吸うでしょうが。なんと愚かな。
そのうち一本も吸わないようにします。明日は無理・・いつかきっとです。 吸いたくないのです。嫌いなんです。なのに買ってしまう。吸ってしまう。 こんな不味い物・・どうして必要なんでしょう・・私にとってなぜ?
ああ・・やだやだ。なんか愚痴っぽくていやだ。 なんかすかっと爽やかなことないかしら?いい感じでうっとりするような。 私のハートがでんぐりがえるような素晴らしいこと。欲しいな・・今すぐ。
ないか・・そうだね。欲しがってはダメ。時を静かに待つべし。時を信じるべし。 そうそう・・欲しければ与えるべし。さぁて・・誰に与えようかしら・・・。
特になしね。今のところ独りがいいし。与えるものも何もないみたいだから。 そのうちある日もあるから。とっておきのいいもの・・あげるから待っていて。
じゃあ・・疲れたのでこの辺で。
今夜は書くのがすごい楽しかったよ。
いま書き終えてくすくす笑っているところ。
今日は映画を観に行った。独りで・・うん映画は独りで観るに限る。 でもほんとは娘と一緒に行きたかった。が・・娘は今日も仕事があって。
我が町にある小さな映画館。すごくおんぼろだけどその古さに風情があって。 「こんにちは」と声をかけると奥からおばちゃんが出て来てお金を払うのであるが。 おじちゃんは今や趣味で映画館を続けているそうな。若い頃からずっと映画に魅せられて。
世間ではもうとっくにブームが去った映画ばかり。洋画は無理で邦画ばかり。 でも私はどちらかといえば邦画が好きだから。たまに観に行きたくてたまらなくなる。
今日のは『黄泉がえり』やっと来たかと嬉しかった。 夫君に言わせれば「もうビデオ出てるんじゃないか」とか「すぐにTVでやるぞ」とか。 でも・・やっぱ大きなスクリーンで観たいじゃん。もっとこだわるべきよと私は思う。
観客わずかに6名。たとえ一人でもおじちゃんはちゃんと映写してくれる。 隣りの人とか前の人とかが気になることもなくて静かに映画を堪能出来る。 涙が出そうになれば泣いちゃえばいいし。今日も最後の方・・ちょっと泣いた。
死んだ人がその時の姿のままで還ってくるなんて・・あり得ないことだけど。 残された人の心にはずっとその時の姿のままで生き続けているのだと思う。 そして伝えられなかった想いの重さ。その重さを一生忘れてはいけないのだと思う。
はかない命だからこそ精一杯支えあって生きていかなければ・・・。
さっきまでテレビを観ていた。彼と。懐かしい物真似とかやってたから。 だから結構笑った。彼も一緒に笑った。楽しいなと思うと嬉しいものだ。
9時になってふたりは別れた。一緒に茶の間を出る時・・後に彼がいて。 なんか背筋がぶるぶるっとした。何を緊張していたのだろう・・分からないけど。 最近よくそんなことがある。男なら誰でもっていうわけじゃないけど。 「私に近寄らないで」と叫びたくなる時が。どきどきするのがこわい時があって。
変かな?私・・・。どうも変なんではないかと私は思うのだけれど・・・。 まっいいか。深く考えるのはよくないのでこんなもんさと思うことにする。
こんなもんって結構便利だよね。その一言で現状に満足出来るし。 ありがたい言葉だなと思う。どんどん使って生きていきたいものだ。
今夜は・・いろいろ書いては消し書いては消し。 もうとっくに一時間が経過している。 しんどいな・・と今は思う。こんなもんでいいさと私が言うので・・・
さっさと寝ちゃおうと決めたところ。
今日はあまり笑ってもいられないような・・ビミョーな一日。 ご機嫌斜めとかそんなのじゃないけれど。どうも調子悪くて。 気の持ちようだと思っているのに、気がへんちくりんでいけない。 もっとあっけらかんとしたいなと思うのだけれど・・・。
夜になって・・よっし行こう!とバドに行った。 そしたら誰も来てなくてちょっと出足を挫かれた感じ。 一人でコートの準備をしていたらぼつぼつ仲間がやって来てほっとした。 日が長くなったからみんな夕方まで忙しいのだと思う。 毎年のことだけど夏は集まりが遅い。でも遅くなってもみんな集まるから嬉しい。
子供が・・今夜は子供がたくさん来ていた。連れて来ないと家を出られない仲間もいるから。 でも・・子供がコートの回りを走り回ったりして・・私はそれがちょっと嫌だった。 誰も注意する人がいない。親さえも知らん顔でバドに夢中だし・・。
子供が転んで大声で泣き出す。親ではないひとが駆け寄って行く。 親はそれでも知らん顔でそれが当然のように・・ずっとバドに夢中。
ああ・・こんなんでいいのか・・と私は思う。すごくイライラした気分で。
で・・突如鬼のようなおばさんに変身してしまう私。 怪我をしてからじゃ遅いのだ・・静かに遊べるように仕向けてあげないと。 と・・つい本音を言ってしまう。若いお母さんに嫌われたかもしれないけど・・。
でも・・陰でそう言ってる仲間もたくさん居るから。いつかは言わないといけないと思って。 誰かが言わなきゃ・・なら・・私が言おうと思った。
そんなこともあって今夜はイマイチだった。でも・・ちょっとだけ笑ったから。 気の持ちようでは楽しかったんだと思う。
私ってさ・・いつもにこにこしてるわけじゃない。 怒る時は怒るし。言いたい放題の時もあるし。
人間だから・・しょうがないのさ・・。
雲ひとつない真っ青な青空。だから・・すかっといい感じの一日。 朝からずっとにこにこにこにこしていたら目尻が熱っぽい感じがして。 こうして皺が刻まれていくのだろうか?笑顔が刺すのだ私の顔を・・。
しかし笑顔はすべてをまあるくしてくれる。だから・・笑える日はそうしよう。 と・・思った。不自然ではなくて出来るならそうしようと。
いろいろある。深刻に考えれば果てしなく落ち込むようなことも。 でもそれはすべて自分次第だから。考えなければお気楽な人生をゲットできるし。
でも・・どうしても考えないといけないこともある。 その時は臨機応変に対処しよう。考えなければ決断も出来ないしね。
なんてことをあれこれ。書いてるってことは考えてることだから矛盾してるかも。 まぁ・・どんな日もあるさ。今日は笑顔の一日で良かった。
まあるい日っていいな。とんがりにぶつかって泣くこともないし。 まわりもみんなまあるく見える。怒ってる人なんてバカみたいだし。
まあるい空気は美味しいね。だから独り占めしてはダメだよ。 まずは自分がまあるくなって・・これいいよってみんなにあげたい。
それが笑顔の笑顔であるべき姿ではないかと思うのである。
えっへん!(笑)
久しぶりに水バドに行って来た。もう大丈夫みたいな肘が嬉しい。 けど・・暑さでダルダルになった。まるでサウナみたいな体育館。
すごく懐かしい人が来ていた。何年ぶりだろう・・たぶん10年ぶりくらい。 昔と少しも変わらない朗らかな人。もうバドを辞めたのかと思っていた。
少し近況を聞かせてくれた。なんでも会社が倒産して・・今は失業中らしい。 自宅待機を命じられたまま社長が夜逃げしたそうな。ああ・・なんてことを。 最後のお給料も貰わないまま・・もちろん退職金もなくて。
でも彼女はそれをすごくあっけらかんと話す。 「困ったよ・・ショックだったよ」と笑いながら話す。
今は失業保険を貰っているけど、次の仕事がなかなか見つからなくて。 おまけに職安の人が冷たいって。若い人が優先らしい。仕方ないことなのだろうか。 でも彼女は決して諦めていない。どんな仕事でもするんだと張り切っている。 私も・・私だって明日は我が身。他人事ではなく・・彼女を応援したいなと思った。
今夜の彼女はすごくはしゃいでいた。ひっきりなしにカラダを動かしていた。 私が暑さでへばっていると、「やろうよ〜」と休ませてくれないのだから。 おかげで私も一緒にはしゃいでしまった。疲れたけどとても楽しかった。
「来週も来てよ!」と帰る時に言ったら「みかさんもね!」と言って笑った。 うん・・みかさんも頑張る。また一緒に汗を流そう。
ほんとにながいこと会っていなかった。思いがけない再会ほど嬉しいものはない。 バド以外の交流はまったくないというのに。10年なんて一瞬で埋まるのものだ。
肘が治ってほんとうに良かった。
今夜行かなければずっと彼女に会えなかったかもしれない。
カレーを食べたら・・また唇が腫れた。 もうこの件は書かない。ことにする・・せっかく薔薇色だったのだから。
今日も梅雨空。「よく降るね」と会う人みんなが言う。当たり前だ・・梅雨だもの。 でも私も言う。言うのが当たり前みたいに。他に挨拶の言葉が見つからないから。
夫君・・今日も仕事が休みだった。今月は殆どお休みばかり・・・。 でも責めてはいけない。彼が悪いのじゃないから。 新しい仕事を探そうかと焦っている。屋根のあるところで仕事をしたいって。 でも・・それは止めた。今のままでじゅうぶん。家計はなんとかなる。心配しないで。
夫君・・だから上機嫌で晩酌をする。息子君とふたりでとてもにぎやか。 笑いの耐えない家族。それが何よりも幸せなこと。食器を洗う時すごくほっとする。
夫君・・晩御飯が済むとすぐに茶の間に走る。BSで阪神戦があるから。 でも・・甲子園も雨。ノーゲームになったと報告に来る。台所の私のところに。 とても残念そう。でもすぐに元気になる。そういうとこ結構好きだ。
夫君・・プレステでゲームを始める。おっきい子供の目をして。 もうそっとしておいてあげる。飽きたと言いながら夢中になって遊んでいる。
外はいつまでも静かな雨。こうしてそれぞれの夜が更けていく。 今日も穏やかに時を刻むことが出来た。それだけで満たされる思いで・・・。
私は決してひとりぼっちではなかった。
ただ・・ひとりでいるのがたまらなく好きだった。
大好きだった友人の命日。もう・・四年の歳月が流れたんだなと。 お墓参りに行けなかったので今しんみりと彼を偲んでいるところ。
初めて出版した本が遺作となり遺品となった。 海の底の写真とユーモラスなエッセィ。人柄が滲み出ている優しい言葉の数々。
彼の家は国道沿いにあった。仕事帰りにふらりとよく遊びに寄ったりした。 ほんの10分くらい。とりとめもない話ばかりするのだけど心がとても和む時間。
「おお!ええところに来た コーヒー淹れてくれや」としんどそうに寝そべっている。 小さな鍋でお湯を沸かす。いつもネスカフェで砂糖もミルクも要らなくて。
一応男なんだけど・・警戒することはなかった。気の合うおじさんだけど友達みたいに。 親近感がいっぱいあふれてくる。今思えば・・ちょっと癒し系のおじさんだったかも。
寝そべって何を苦しんでいるのかと言えば、締め切り直前の原稿を書いていた。 結構有名な週刊誌に毎週エッセィを連載していたりして。彼もちょっと有名人。
「書けんぞ〜書けんぞ〜助けてくれや」髪の毛を掻き毟りながら縋るように私を見上げる。 その悶える姿が私は好きだった。きっと書き上げるんだからと信じていればこそ。
帰るとき貝殻をもらったこともある。海の底で見つけた珍しい貝だとか。 だからほんとうは誰にもやりたくなさそうだった。でもしぶとくねだってみる。 「これちょうだい」と言ったときの彼の顔が忘れられない。 「それは・・それだけは」と言いたそうにしているのに言わないのだから。
私は勝ち誇った思いでそれを持ち帰って来た。いひん・・それも遺品になったけれど。 どうしても欲しかったわけではなかった。のに・・なぜかその時それを放せなかった。 大切な貝殻だったんだなと後で思った。でも返しには行かなかった。もう私のものだったから。
彼はあっけなく死んだ。四年前の6月23日午後11時4分に。 亡くなる二日前に病院へ行った。もう意識はないんだと言われたけど・・。 彼の手は冷たかった。もう骨のように細くて。 名を呼びながらその細い手を握り締める。その時彼が呻き声を上げたのだった。 「うう・・うう・・うう・・」と何度も。何かを話そうとしていると思った。 意識がないなんて嘘だと思って。私がここにいるのが分かっているんだと思って。
「死にたくないぞ〜死にたくないぞ〜助けてくれや・・」
私は泣きながら彼と別れた。 どうしようも出来ないことがこんなに重く圧し掛かっている。 なぜ彼が・・いなくならなければいけないのか・・その理由が知りたかった。
彼は白く粉になり海へ流れていった。そこが彼の住処となって。 そして決していなくなったわけではない。今もここにいる。確かにここに。 もう決して苦しむことはない。満面の笑顔で話し掛けてくるのだった。
海が笑った・・・今日という日
朝からテンション上がるし・・どうしようもなく落ち着かなくて。 だって一面の紫陽花だもの。乙女でいさせてマイダーリンの心境であった。
東へ東へと三時間かけて辿り着いたその場所。 小雨降る中・・傍らの男と一つの傘で。そこまではとても絵になる光景であった。 が・・期待とはなんと愚かな事であろうか。それは大きいほど痛手を伴うものだろうか。
紫陽花はもう命からがら悲しそうにうなだれているのだった。 あの雨に打たれても微笑んでいた面影。それはもうどこにも見つからなくて。
桜なら良かったのにな・・と彼が呟いた。 潔く散れない紫陽花のなんと憐れな姿であろうか・・・・。 わずかに残された微笑を探そうと歩く。もう見るのも耐えられないねと呟きながら。
来年また来よう!と彼が言う。ちゃんと日付を記しておいてもっと早く来るんだと。 うん・・来年ね。と応えながら・・すごく虚しくなった。
落胆はもとより・・それよりこうして花の終わりをまともに感じたことはなかったから。 毎年咲くのがあたりまえに思って、その命をいたわろうともしなかったことに。 綺麗な時だけ持て囃し・・枯れる時から目を反らしていたんだなと思う。
これが自然の営みであろう。枯れて終らなければまた咲くことはあるまい。 雨の季節に咲いて人々の心を和ます。それが紫陽花の使命なのかもしれない。
とっ・・思えばはるばる会いに来て良かったのだ。
落胆は何処へ・・帰りはほっとして眠りこけた。 また会いに行こう。笑顔と笑顔で再会を・・・。
今朝目覚めるとあの腐ったタラコ唇が・・薔薇の唇に変わっていた。 幾日も続いていた不快な朝。ああやっとと嬉しくて布団の中で歓声をあげてみたり。 鏡を見るまでもない。それを何度も指で確かめてみる。柔らかい・・ああ滑らか。
ふと・・誰でもいい。キスをしたいと思った。 手近なところに横たわる者あり。血迷ったかおぬし!とその者血相を変え飛び逃げる。 ああ・・逃してしまった。他には誰も居ない。なんという不運なことか・・。
女は手の甲を吸う。肌から心地良さが伝わって来る。ああ・・これが私だとほっとして。 薔薇はいつまでもそうあり続けてみせる。と・・心に誓った朝のことだった。
男が眼鏡を外して新聞を読んでいる。女はその姿がとても好きだった。 真剣に活字を追っている。そのするどい瞳が渋いなと惚れ惚れする時があった。 見られていることも知らずに男は無意識に耳垢をほじくっている。 そして指先でそれを弾き落とす。男のかけらが落ちる。女はなぜかはっとするのだった。
「一万本の紫陽花が咲いているぞ」とても得意そうに告げに来る。 俺が先に見つけたんだからなと言わんばかりの笑顔で。 「へぇ・・どこどこ?」新聞を取り上げてパラパラと捲る。
それはとても遠い町の風景だった。でも行こうと思えば行けない距離ではない。 ああ・・そうだったと思い出す。数日前にふと呟いたことがあった。 「一面の紫陽花ってあるのかな・・あれば見てみたいな・・」と。
ぽっと顔が火照ってくる。何気なく呟いたことを覚えていてくれたんだ・・と。 「わぁ・・ありがとう」そんなことは口が裂けても言えない。 ただ何処からともなく温かなものが込みあげてくるのだった。
ふたりは熟して落ちた木の実。後は腐って地に帰るだけだと思う時もあった。 でもそうして同じ土の上に転がっているふたり。まだ息をして空を仰ぐことが出来る。
「でも遠いね・・」と女が呟く。「どうってことないさ」と男が告げる。
明日の朝決めようと男が言うから・・・ うん・・そうしようと頷いた女だった。
今朝新聞の占いに「旅立ちに吉」と書いてあったので・・ 今のこの現状から一歩踏み出そうと思った。私は結構単純に出来ている。 ふとしたきっかけで走り出すところがある。まっしぐらんの人らしくて。
夕暮れてお日様の匂いのする洗濯物を手際よく畳む。 太陽の名残が嬉しい。晴れている気分を確かめるように畳む。
「痛かったらすぐに帰るから・・」と夫君に告げクルマに飛び乗った。 そうさ・・痛いかどうかはやってみないと分からないもの。 痛いかもしれないと不安がるより・・まずは行動するべし。
体育館に着くとさすがに少しドキドキした。 正直言って怖かった。ものすごく痛かったらもうお終いだと思って。 おそるおそるラケットを振ってみる。うむ・・少しも痛くないぞ。 なるべく力を入れないように軽く振りぬいてみる。おお・・いい感じだ。
ずっと気にしていた割りによく動ける。すごく不思議な気分だった。 もう大丈夫なんだと思う反面・・いや油断するなよと気を引き締めていた。
マイペースでいこう。決して我武者羅にならないように。 そうしていればずっと続けられるとささやかな自信が湧いてきたような。
帰る時・・駐車場でTさんが声をかけてくれた。 実は先日あまりの落ち込みに“ぐじぐじメール”送ったりしていたので。 その時の返事で「出来なくても見に来ればいいよ」と言ってくれたのだった。
でも私は今夜復活した。Tさんはたぶん「おや?だいじょうぶか?」と思ったかもしれない。 私は誰かに泣き言を言ってしまって立ち直る癖があるようだ。 聞いてくれるだけでありがたいと思う。そうしていつも助けられる。
久しぶりに汗をいっぱいかいた。太陽の汗ではない。こころの汗・・・。
こころの汗は濁った気分を綺麗に洗い流してくれる
私はそうしてまっさらになることが出来た。
2003年06月19日(木) |
明日はきっといい天気 |
仕事から帰ったら寄せ植えのゼラニウムがぽっきりと折れていた。 ピンクの可愛いやつでまだ蕾がいっぱい。これから咲こうという時に・・がっくり。
でもゼラニウムは強い。すぐに根をおろす。とにかく土さえあれば大丈夫だから。 折れたのをまたいくつかに切って植えた。水さえ与えていればすぐに元気になる。 たった一本の花にもこうしてたくさんの仲間が出来る。 折れた時は痛かっただろう・・。でも今は折れて良かったんだと思っているかも。
ピンとして胸を張っている花ほど折れやすいもの。 人間もたぶんそう・・。もっと風になびくコツを身に付けねばなるまい。 まずは風に揺れてみるのがいい。逆らってはいけない。身を任せるように。
なんつうことを偉そうにほざいているのですが・・カッコつけてる場合です。 折れる時は折れますって。とりあえず折れてからまた考えるのも良いのでは。
いえ・・別に私が今折れているとかそんな比喩ではないです。 ただもしや折れてもなんとかなるさと思っているだけです。
ああ・・どうもいけませんね。酒が入ってないと生真面目すぎて・・(笑) 今夜はちょっと改心して控えてます。偉いですね・・やれば出来るんだ。 そして唇には蜂蜜をたっぷり。べちゃべちゃするけど甘くていい感じなんだなこれが。 だって聞いて下さい。昨夜塗った“何にでも効く薬草”あれひどいもん。 今朝起きたら白く粉を噴いたみたいになってて・・まるで腐った明太子。 ショックで鏡見ながら泣きました。(嘘・・大笑い)
で・・しょんぼりと口紅も塗らずに仕事に行った。 そしてお年寄りの専務オババから蜂蜜を塗るべしと教えてもらったのだった。 昔から唇には蜂蜜と決まっているそうで・・ならもっと早く教えてくれまいか。 で・・ありがたいことに少量の蜂蜜を家から持って来てくれたのさ。 おかげで帰る頃には随分と楽になった。もう少しの辛抱だ・・このままイク!
つうわけで今夜は明日の希望に燃えながら・・おとなしくティータイムしてます。 なんとかなりますって。ようは心がけ次第。ですよね・・・。
明日はきっといい天気。。
庭の片隅に“何にでも効く薬草”とかいうのを植えてあるのを思い出して その青汁をタラコ唇に塗ってみた。明日の朝が楽しみ。治っていそうな気がする。
あと・・刺激物禁止令が出た。けど・・そんなの素直に聞けないから。 せめてワインをと思って懲りずにアルコール摂取中なのであります。 ああ・・どうしようもない奴。日頃の行いが悪いから罰が当たるんだ・・。
ほんとは今夜からバド復活するつもりだった。 肘の痛みが楽になって来たのでちょっとだけ行ってみようと思って。 汗をいっぱいかいたら新陳代謝が良くなって体調も良くなるだろうと信じて。
でも・・今夜は洗濯物を乾かしていた。 ずっとずっと家の中に干しているからもううんざりしている。 温風ヒーターを高温にしてほっかほかにして乾かす。 なんとかなるものだ。明日も雨でもよろしかろう。私に任せておきなさい。 だから・・バドよりもパンツが大切。だから・・行くのやめといた。 うん・・我ながらこの選択は良かった。そしてまた洗濯をした。
この後10時から『きみはペット』の最終回がある。 モモが死んじゃいそうで先週からずっと悲しい。 「モモを殺さないで・・」と番組の公式HPに書き込みまでした。 私はモモが愛しくてたまらなかった。そしてそんなモモが心から欲しいと思っていた。
さて・・最後に。今日はちょっと記念日なので書き記しておきたい。 6月18日という日は・・私が生まれて初めて告られた日だった。 「俺は好きやけど・・きみは?」と13歳の少年は自信たっぷりに尋ねた。
私は好きというより・・その存在がとても気に入っていた。 好きなのかどうなのかずっと分からないまま二人の青春がずっと続いたりして。 甘くはなくせつなくもなく・・ただほっとする関係。
毎年かならずこの日が訪れることに感謝。思い出はこんなにありがたいもの。
2003年06月17日(火) |
辛子めんたいこブルース |
むむむ・・体調心調イマイチ。でも・・めげてはいない自分に拍手。
恥ずかしながら本日はすっかりタラコ唇になりやした。 妖艶な紅と自分では惚れておりますが・・ちと痛いのであります。 これはきっと神様の戒め。やたらと誰彼と唇を重ねるなということでありましょうか。
ああ・・そのようなこと・・身に覚えがございませぬが・・・。
10日ほど前ちゃんと病院行ったんだけど、貰った飲み薬がやたらと眠くて。 夜だけ飲んでぶっ倒れていたのであります。朝飲んだら・・事故の元だし。 そのせいなのかどうなのか・・未だに治らなくてむしろひどくなってるみたい。 薬物アレルギーらしいけど・・ほんとうにそうなのかとちと疑ってみたりもした。
思うに・・これは単なるストレス性のタラコ現象ではないか。 バドにも行けないもんだからカラダの中に熱がたまって口から噴出されてるのかも。 だって他にはそれを出すところがないもん。情けないけどほんとだもん。 私の内部が燃えているんだ。もう手の付けようもないくらい全焼や。
で・・夫君にそれをソーダンするもいとも簡単に笑い飛ばされてしまった。 おまえなんかもう男じゃない。ただのおっさんや・・と言いたかった。
が・・彼は最近やたらと優しいのでそれを許そうと思っている。 「だいじょうぶか?」と訊かれるだけで私は満たされるのであった・・・。
欲を言えばきりがない。その欲をおとなしく静めるのはすごい難しい。 諦めより何よりも苛立ちや葛藤が大きく幅を利かしてしまうから。 でも・・いまはこれでいいと思う。おだやかに現実を受け止めることが出来る。
心の調子はそうして受け止めることで「もうだいじょうぶ」になる。 こんなのいやだと思っていたらいつまでも苦しいものだ。
しかしタラコ唇は・・もはや辛子めんたいこと化し・・私は痛い。 これがいいとはどうしても思えないのだった。
だからどうしたらいいのか分からなくて・・・ ちょっと落ち込みそうな夜でした。
でも・・・めげてないんだと思えば・・どうってことないのさ。
「あなたの人情はお元気ですか?」と訊いてください。 答えたいですね。はっきりとうなずいて元気ですと。
月曜8時はすっかりこれにはまっています。 泣くのが楽しみと言ってしまうのはちと過言ではあるけれど・・ 泣ける自分がとても好きになってしまうのです。
ひととひとのあたたかなふれあいとか。 支えあうことの大切さとか。 困難に立ち向かう勇気とか。 日頃忘れがちなほんとうに大切なこと・・教えてくれるドラマだと思う。
今の世の中って荒れてるから・・誰しもほんとうは優しくありたいはず。 ただそのチャンスを見逃しているだけかもしれない。 伝えられずに届けられない愛情。ひとをしっかりと思い遣ること。 ほんとはみんなそれを求めているくせに・・行動しないだけなんじゃないかな。 与えれば必ず受けることが出来る・・その優しさを忘れてはいけないと思う。
とっ・・たかがドラマなんだけど、私は毎週真剣にそれを確かめている。 そうそうこれなんだと感極まり涙があふれてくるのだった。
ドラマは毎週ハッピーエンド。いつも最後はほっとする。 現実の暮らしではそうは簡単にいかない。だから・・ひとは悩み苦しむ。 与えても与えても何の手応えもない時が続く・・それはとても虚しい。
もういい・・どうなったってと自棄になる時もある。自分の存在さえも辛くなったり。 それでもまた与え続ける。応えを欲しがってはいけないと思いながら・・それが欲しくて。
何かが足らないのだった・・。それは何だろう・・・? ああ・・それは信じることだ。そのすべてを心から信じることではないだろうか。
固く閉ざされた心をノックし続ける。きっと開くと信じて。 耳を塞ぎ蹲るひとの名を呼び続ける。きっと声が届くと信じて。
信じていれば少しも虚しくはないのだった。 一生かかっても与えるものがある。それだけで心が満たされる気がする。
信じれば伝わらないことなんて何もないのではないだろうか・・・。 そして何よりもそんな自分を信じてくれる人がいることを忘れてはいけないと思う。
ああ・・たかがドラマだったのに・・
わけわかんなくなっちゃった・・・。
2003年06月15日(日) |
雨とまどろみとお父さん |
雨の日曜日。ああ・・梅雨だからと思えば雨もよろしい。 こんな日は猫の気持ち。まあるくなってずっとずっと眠っていたいものだ。
午後はまたクルマの中で過ごす。少し本を読んだだけで後はずっとまどろみの世界。 とろりとろりと自分が融けていくような時間。幸せだなとつくづく思う。
午後4時になっていた。窓をコンコンと叩く音。夫君が呆れ顔で笑っていた。 買い物に行かなくちゃ。ああ・・何も食べたくない。何を作ろう・・。
ショッピングタウンは車がいっぱい。停める場所がなくてぐるぐると回り続ける。 やっとホームセンターの前に車を停めて雨に濡れながら駆け足。 花を愛でる時間もない。ああ・・せめて3時に起きればよかった。
ドラッグのウインドゥに猫背のおばさんが映っている。 ああ・・しんどそうなおばさんだこと。なんてだらしないのでしょう。 はっとして背筋を伸ばす。よっしゃ!と胸を張ってみる。
食品売り場に辿り着けばなんとすごいひとひとひと。 店員さんがマイクで「父の日〜父の日〜」と叫んでいる。 分かっているから静かにしてくれまいか。頭が割れそうなんだ。
うなぎの蒲焼を買った。一匹だけ。小さく刻んで“うなぎ飯”にしよう。 今月はほんとうにお金がない。貧乏なんだ・・どうしようもなく。
衣料品売り場で一瞬悩む。父の日どうしよう・・・。 ふたりの父の顔が浮かんだ。一人はずっと昔の顔だけど。 正直に言うしかないか。「ごめん・・何もないけど愛をあげる」って。(笑)
“父の日”を振り切るとなぜか元気が出て来た。 その日だけ贈り物をするよりも毎日が贈り物みたいにふたりを想いたい。 ふたりも父親がいてくれるなんてとてもありがたいことだと思うし。
帰宅して大急ぎで“うなぎ飯”を作る。簡単だけどね実は。 娘が友達の結婚披露宴に行くので大騒ぎしていた。 我が娘ながら・・綺麗や。化粧もサイコーに決まっておるぞ。 「でっかい合コンや!」とはしゃいでいる。 なんだか母までウキウキするのだ。ああ・・ええ男おるとええな。
そして娘をクルマで送って行く。どきどきするお抱え運転手の気分。
少し遅めの夕食の時間・・。 「来週が父の日やな」と夫君が言った。 うん・・そうしよう。家族四人で美味しいもの食べようね!
我家にも父がいた。 私はいつも彼を「お父さん」と呼んでいる。
2003年06月14日(土) |
さあ・・癒しの時間です |
お風呂の中で「チャッコ〜」と歌ってみる。 そしたらすごく楽しくなった。
疲れていたんだ・・ほんとうは。 今日はやたらと仕事が忙しくておまけに気疲れも。 愛想笑いがいちばんしんどい。 ああ・・お客様もうおしゃべり飽きたんです。早くお帰りになって・・と 心の片隅でぼやきながらも・・お客様は神様なんだありがたやと感謝もしたり。 雨の昼さがり他には誰もお客様がおいでにならなくて・・ 暇で暇でたまらないお客様は延々と世間話を始めるのであった。 苦しい二時間だった。もう誰ともしゃべりたくないと帰ってから思った。
でも・・おじさまは笑顔で手をあげるとご機嫌で帰って行ったから嬉しかった。 もっともっと若い客を呼び込まなくちゃと決意を固める事務員ではあったが・・。
帰り道ラジオでサザンの特集をやっていたのですごいほっとした気分。 これが癒されてるってことなんだろうなって思ったら目頭が熱くなる。 詩で曲で声で・・ひとの心を包み込むことの出来る桑田さん・・好きだなって。
“TSUNAMI”が流れ出すと・・もうあたしダメだから。
訳の分からないものが押し寄せて来て・・ちょっと泣いちまうのもよいか。
久しぶりの青空だったからすごくとても爽やかな気分。 気温もぐんぐん上がって31℃もあったらしい。真夏日だって。
暑いなって思ったけど、太陽ってありがたいなと思った。 なんかさ・・こんな日は空を飛びたくならない?かな?きみは? 鳥の気分はすごくいいね。人間だってこと忘れちゃうのさ。
さあ・・目を閉じて楽にしてごらん。 きみは鳥なんだよ。もう鳥なんだ。さあ飛ぼう!
ひゅ〜るらりひゅらりんひゅ〜(おいおい・・だ・・だいじょうぶか?)
どってんぺたしゃんありりこけたぜなんだこりゃ!(だから無理するなって)
まっ・・今日はこんな一日ということでテキトウに空を飛んでいました。 明日のことは知りません。今はただ・・夜風に吹かれているところ。 そしてお察しの通りまた酔っているところです。 いいかげんにしろよ・・とか思わないようにしたのですごく楽です。 酔っている自分が好きだなって思うし。楽しいやつだと惚れ惚れするし・・(笑)
ありのままでよろしいんでございますよ。 このままずっとお気楽に生きていくざますわ。
人生楽しくぼちぼちで・・幸せなんですよいまとても。
せいり休暇が終った。やっとではなくて・・もう終った。 いろいろせいりしてみた。あれこれつまらんもんとかも見つかって・・ これさえ捨てたらもう大丈夫だと確信したりして 五つくらいの“こだわり”を迷わず捨ててみた。
だからすごく心が軽くなって・・いま私はふわふわしているところ。 なんてちっぽけなことにこだわっていたんだろうと思う。 欲ばりだったんだな・・っていっぱい反省をした。
むなしさは欲のかたまり
独りが好きなくせに・・ほんとうは誰かにかまって欲しかった。 ひっそりと佇んでいたいくせに・・実はみんなから注目されたかった。 おしゃべりするのが鬱陶しいくせに・・ほんとうは誰かと語り合いたかった。 束縛されたくないのに・・四六時中誰かに付き纏われたかった。
笑顔が大好きなくせに・・泣きたくてたまらない夜もあった。
今日は“淡麗グリーンラベル350”が1ケース2680円だった。 それから“カクテルパートナー”がどれも100円。 値上げなんてこわくないぞ。ちゃんとこうして安く手に入るんだ。
とてもすごく暑い一日。帰宅するなり冷蔵庫を開けちゃうのがよろしい。 飲みながら作る料理は一段と手際よくて我ながら惚れ惚れするのだった。
食卓についた頃にはすっかりハイテンション。笑顔のきみが好きだよと言って欲しい。 愚痴も文句も上の空。矢でも鉄砲でも持って来なさいの気分に酔いしれるのだった。 家族はみんなこんな私が好きなんだ。下戸の女でなくて良かったと思っているに違いない。
お風呂上りには必ず冷蔵庫の前を通るのがまたよろしい。 たまに通り過ぎてもすぐに振り返るところが憎めない。 我慢してはいけないのだ。素直に欲しいと言う女が可愛いのであるからして。
かくしてふらりふらり。千鳥足で階段を上り詰めると・・そこは独房みたいな部屋。 とろりんとしてぼんやりと思った。「たかが・・日記じゃないか」 時々すごく逃げ腰になる。どうして書いているんだろう?何のために? ああ・・嫌だこんなの嫌だと思う。そうしてふと卑怯な思いに囚われたりする。 信頼も何もないただ自分勝手な欲望のために自らを貶めようとしているような。
嫌だなと思ったら近づかないのがよろしい。 しばらく部屋を出て茶の間で寝転がっていた。テレビも観ないで天井ばかり見つめて。 ふう・・ここもなんだか居心地が悪いやと思う。そわそわと落ち着かない空間。
やっぱ帰ろう・・と思った。もう千鳥足ではないのが少し嬉しくもあり。 そうしてまたいつものように・・たかが日記を書き終える。
私は私のこういうとこが結構好きだ・・・。
仕事から帰って何気なく玄関のツバメの巣を見上げたら いつもちょこんと頭を出している子ツバメ達の姿が見えなかった。 おお・・ついに飛べるようになったんだとほのぼのと嬉しくなる。 同時に「おかえりなさい」って言ってるような鳴き声が聞こえなくて寂しいような。
でも日が暮れるまでには帰って来るだろうと思った。 だってここがあの子達の家だもん。昨夜も寄り添って寝ていたもん。
午後7時頃・・ほらほら帰って来た。ちいちいばたばたとすごいにぎやか。 初めて空を飛んだからきっと興奮しているのだろう。見ている私まで興奮してしまう。 4羽が先を争うように巣に足を掛けたかと思うと転がるように中にすっぽりと入る。 一番最後になった子ツバメはちょっと愉快。だってもう入る隙間がないのだもの。 「兄ちゃんちょっとどいてくれや」って言ってるみたい。 そしたら兄ちゃんが「やぁだよ!」ってわざとふんぞり返っているみたい。
「いいもんいいもん・・なら突っ込むからな」弟君が勢いよく巣に突入する。 そしてなんと兄ちゃんの頭を踏んづけてしまった。ちいちいイタイタと泣いて鳴いて。 そしたら姉ちゃんらしき子ツバメが「もうもう・・」って顔して羽根をきゅっと固く閉じた。 そうして出来るだけ奥のほうで小さくなろうとしている。さすが姉ちゃんだ。 でもその時姉ちゃんは末っ子を押しくらまんじゅうしちゃって末っ子の姿が見えなくなる。
「おいおい・・大丈夫か?」微笑ましいけどはらはらするような光景だった。 ちゃんと4羽の顔が見えるまで気になってしょうがない。 巣の中で騒がなければいいのに例の兄と弟が何やら喧嘩みたいなのを始めてしまった。 弟が先にちょっかいを出したような。くちばしで兄のくちばしを突っついている。 兄が「てめぇやる気か!」と口を大きく開けたその時、なんと弟はその口の中にまでくちばしを突っ込む。 そして何かを食べているような仕草。もしや・・兄の食べかすを・・きみは食べたのかい?
うんうん・・いつもは父さん母さんが餌を食べさせてくれるね。 今日は初めて自分で虫を捕まえたのかな?兄ちゃんはさすがにちょっと上手だったよね。 でもさ・・みんな最初から上手くなんかないんだよ。だから明日も頑張れるんだ。
そうしてやっと静かになる。ひとつふたつみっつ・・あっ・・やっとよっつ見えた。 ちょっとたれ目のあどけない瞳。頬に小さな白いえくぼ。みんなそっくりな顔をしている。
ここがきみ達の家だよ。また来年もきっと帰っておいでね。
数日前から・・上唇に違和感があってなんだこりゃ?って気にしていたら どうやら病院でもらった鎮痛外用薬の副作用らしい。患部にぬりぬりするやつ。 塗ったらひやっとしてとても気持ちいいから、すごく気に入っていたのに残念。
今日は上唇が腫れぼったくてひび割れたみたいになった。 こんなんじゃキスも出来ない・・と相手もいないくせにちょっと焦ってみたり。 もしや?と思って病院に電話したらやっぱ副作用だということ。 「もう市販のサロンパスしかないですね」とお医者さんが言うのでそうすることに。
しようかなと思いながら・・やっぱやめとこうと決めた。 もうそんなに我慢できないほど痛くないから、しばらくほったらかしもいいかも。 そんなもん貼っちゃったらいつまでもそこが痛いんだって思いそうだし・・・。 ごく普通にしていたらそのうち忘れちゃうかもって。
でも・・忘れて無理するのはいけないのだよね。だから・・しばしリハビリの日々とか。 「お手々をぶらぶらぶら・・ぱっ!とん!」子供の頃準備体操とかしなかった? これがとても手首にも肘にもいい感じの刺激。今さっき思い出してやってみたばかりだけど。 こんなふうに出来ることからやろうかなと思う。焦れば焦るほど長引きそうだから・・。
ふと・・“痛み”について考えてみる。カラダの痛み・・ココロの痛み・・ どちらも苦しくて辛いから痛さを感じるのだろう。 それには必ず原因があって理由があるのだし。 原因を知り理由を突き止めてそれを受け止める。 そうして安静を選んだりココロを宥めたりして立ち直るのだろうと。 とても生意気だけど・・・そんなふうに思う。
いつもカラダを労わっていれば避けられる痛みもあると思うし。 ココロの痛みは・・受け止め方次第でさらりと楽になれるのではないかなとか。
そうは思っても・・それはそうそう上手くいかないものだよね。 だから痛む。痛むから・・それに気付く。そしてまた歩み出せる。
2003年06月02日(月) |
ごちそうさま美味しかったよ〜 |
土曜の夜に食べた“ねぎ味噌ラーメン”美味しかったなと・・今ふっと思った。 葱がこれでもかこれでもかというほどいっぱい入っていたっけ。 みじん切りじゃなくて斜めに細長く切ってあったな・・あの葱。 だから麺を啜る時ちゃんと一緒にくっ付いて来たんだ。なるほど・・。
ほんとはスープも全部飲みたかったんだ。 でも・・もう閉店時間過ぎてるみたいで時計ばかり気にしてた。 だって後から来たお客さん断られてたもん。 あの人達も食べたくてたまらなかったろうに・・ああ気の毒・・。
でもお店の人たった一人で頑張っていたから早く家に帰りたかったろうな。 まだ後片付けもしないといけないから・・慣れててもしんどい日もあるだろうし。
「ごちそうさま 美味しかった〜」と言ったらにこっと笑った。 「ありがとございます」とお辞儀をして嬉しそうにしていた。
やっぱ・・思うに、美味しいものを食べさせてもらったらちゃんと喜びを伝えなきゃ。 だってすごくいい気持ちになるもん。作った人もきっといい気持ちだと思うし。 黙ってお金だけ払えば良いなんて・・そんなのダメだよ。と・・すごい思った。
また食べに行きたいな・・また“ねぎ味噌ラーメン”にしよう。 今度はもう少し早目に行って、ちゃんとスープも全部飲みたい。 空っぽの器を片付ける時、あの作ってくれた人すごい嬉しいと思うし。
「おお・・俺のラーメンやっぱ美味いんだ」ってまた頑張れると思うし。
主婦の幸せそのいち・・お日様の匂いのする洗濯物をたたむ時。
つうわけで今日はほんとうに久しぶりの青空。朝から鼻歌気分で上機嫌でした。 ただ・・かなりの寝不足。またまた午前3時までやっちまったのです。 でも予想とは裏腹、少しも酔ってなくてもちろん乱れもせず無事に帰って来たりして。 我ながら冷静な夜であったと・・もともと私はそうなんだと自覚もちょっとしてみたり。 かくして昨夜のアルコール不足を補うかのように・・今夜もまた独りで飲んでいるところ。
昨夜の親睦会もすごく楽しくて、その楽しさに酔っていたような。 バドをしている時の印象とは別人のような仲間達をこっそり観察してみたり。 乱れる女もいればベロンベロンの男も。眠る男もいれば踊り狂う女も。 そしてちょっとした仕草や言葉にそのひとの本質を垣間見る。 もちろんみんなそれぞれの個性が輝いていて、みんな大好きな仲間達なんだけど。
私は今もって自分が分からない。どうしてセーブしたのか?どうして酔うのを躊躇ったのか? 何度もブレーキを踏んでいる自分を観察していたような。とても不思議な夜だった・・。
気分次第でよろしい。それが結論。また酔って乱れる夜もあると思うから。 次回の飲み会に期待することにしよう。その分・・家で乱れているという説もあるが(笑)
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