ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2002年12月31日(火) ありがとう

一年の締め括りは・・素面で「こんにちは」とか決めてみたい昼下がりです。
実はまだ・・懲りずに職場にいます。もう何もする気がしなけど・・(笑)
外はぽかぽかといい天気。ふぁ〜っとあくびが出て来ます。

せめて三時ごろには脱出したいなって思っているけど、逃げちゃうのもいいかなとか。
お正月の買出しとかは・・地味なりにも美味しいものを食べたいし。
花も活けないのも寂しいなあ・・とか思ったりしています。

今夜はのんびりと家族団欒の予定。除夜の鐘を聞きながら飲んだくれる予定。
近くのお寺に初詣もいいかなとか思ったりしている。
気が向いたら暖かく着込んで出掛けたいです。たぶん酔っ払ってダウンかも(笑)

初日の出・・これはなんとしても出掛けたいところ。
またあの大好きな海へ行きたいなと思う。寒いけどワクワクしたい気分だし。

こんなふうにあれこれ・・今現在から先のことだけ考えてます。
もう過ぎ去った昨日は振り返らないつもり。昨夜で・・満足してるし。


この一年間・・このつまらない私の書きなぐりに付き合ってくれてありがとう。
ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。
私も思う存分・・自分の足跡をここに残すことが出来ました。
人生もまんざらではないな・・と、とても前向きな気持ちになれました。

ここで出会い・・これからも一歩づつともに歩んで行きましょう。


       とぼとぼでも・・歩けばきっと明日が来ますね。



2002年12月30日(月) しゃんとして

この年の瀬に・・狂っちゃうのもなんだな・・なんて今朝になって思った。
なげやりのような八つ当たりのような・・こんなんじゃ年越せないって反省したり。

なんかやたらと色々あった一年でした。心身のダメージとかもあったけど・・・
今は結構元気にしてます。深酒さえしなければ・・いいひとだと我ながら思うし。

振り返ればきりがなく・・ここいらで忘れて、ぴょんと新しい年を迎えたい気分。
嬉しいこともいっぱいあったので、幸せだなって思って満足だなって思って。

あと出会いとか・・別れとか。勘違いの恋とかもしたし・・。
ちょっと冒険もしたような気もする。男って・・不可解だなと思うこともあった。
今はすごく醒めて冷めているので・・そんなことはどうでも良くて・・清々してる。
清々しながらじっくり考えてみて、すごく男が理解出来るようになった。
これは・・私の人生において、かなり重要な成長期にあたったのではないかと思う。
のである。だからたぶんこれからは・・そういうことでは乱れない自分でいられる。
と・・今はとても自信がある。私が誰かの“過ち”であるのは・・これっきりにしたい。

ふう・・訳わかんないかもしれないけど、これだけはケリつけておきたかったので。

あと家庭とか仕事とか。これはこれからも流されて行くだろうと思う。
明日の事は分からないけど・・家族の健康がイチバンだし、波風を防げるようにしたい。
仕事も・・どうにかなっているので、このままどうにかなって欲しいし・・。

今年もあと一日・・しゃんとしてるからこのまま行けそう。


   そんな自分を確かめるために・・今夜は書いてみました。


                   いい感じだよね?



2002年12月29日(日) 狂ってる・・

今まで炬燵でうたた寝をしてた。

とろりんとした目をして今・・ここにいる。

ああ・・書く気力10%しかない。

一割の私など・・面白くも何ともないだろうに。

こんな脱力は・・望んではいなかった。

突然に消え失せたい空間にいるみたいな夜。

ほら笑いなと強要しないで・・・。



頭とかこころとかぐるぐると酔っぱらって

いるみたいそうみたいなんかへんみたい

こんなんでも欲しいならそう言ってお願い 


        ワタシハ狂ってイルノデショウカ?

            



2002年12月28日(土) 安息とか

今朝・・新聞の占いを見たらとても嬉しいことを書いてあった。
「年末にポカッとあいた安息日。気持ちよい一日」って・・・。
だから一瞬・・にたりと微笑んでしまう。ポカッというのが楽しみだななんて思って。

今日は夫のムーブで出勤。実は昨日で車検が切れてた。いつもより慎重に運転する。
ターボエンジンの音って好きだなと思う。ひゅ〜ひゅ〜って音がしてドキドキする。

お昼休み・・ついに待ちかねた“ポカッと”がやって来た。
久しぶりにのんびりと休むことが出来た。占い・・当たってる〜って嬉しい気持ち。
クルマは整備中だったので、サービスカーの中に潜り込んだ。陽だまりに移動したり。

ほんわかと天国の気分。うっとりと空を眺めて幸せな気分。
銀色夏生のちょっと古い詩集“宵待歩行”を読み始める。
そのなかで胸にキュンとくる言葉があった。

    いちばん遠いのは
    確かに形があるものの中で
    いちばん遠いのはあの人だ


私は・・しばしあの人を想った。いえ・・恋とかではなくもっと別のもの。
言葉では言い表せないほどの信頼とか・・悪く言えば執着とか・・・。
でも・・決して身近な人ではなくて、なのにずっとながく傍にいる人。
傍にいるのに・・遠い人・・それがあの人だと思った。


そうしてそれから・・ふわふわと眠った。
身体の中からすぅ〜っとこころが抜け出すような浅い眠り。
たぶん空に吸い込まれてしまったんだ・・と夢のなかで思った。

     これが安息・・これがポカッとあいた・・私の時間。
     誰にも壊せないこころのありか・・・。
     



2002年12月27日(金) 今日のこと

叔父の葬儀・・無事に終わりました。
家族がひとりも居ないので・・親族皆が家族でした。
最後の最後のお別れのときも、叔父は微笑んでいたのです。

私は・・生まれて初めてひとの骨を目にしました。
白くてとても綺麗で・・あっけなくはかなく粉にもなれるほど脆いものでした。

そうして肉体は滅びるのでしょう・・。そして魂は必ず生まれ変わると私は信じています。
だから死ぬことを恐れず・・今この時を精一杯生きていきましょう。

と・・今日は・・こんなふうに考え思った一日でした。



明日からはまた年末の慌しさに身を投じ、何事もなかったように暮します。
楽しいことも嬉しいこともいっぱいあるはず。

     そしてほっとして・・新年を迎えたいです。



2002年12月26日(木) 手をあわせて

昨日のこと・・亡くなった叔父さんの家の近くの国道で、親子のお遍路さんに会ったのでした。
男の子は7歳くらい黄色いレイコートを着ていた。時雨の中二人は手を繋いで歩いてた。
お母さんは同行二人の笠を被り白装束に身をかため、30代くらいの綺麗な女性。

私は・・はっとしてクルマのスピードを落としたくらいとても印象的なふたりだった。
この年の瀬に・・巡礼をする親子・・ただならぬ理由があるのだろうと胸が締め付けられるような。

そして今日のこと・・午後からお通夜の準備があり、仕事を休み家路を急いでいた時・・
ちょうど山道を下って国道に出たところだった。足摺岬に通じている峠道の付近。
目の前を歩いているふたりに・・また出会ったのでした。
歩道脇に紅い山茶花が満開で、男の子が立ち止まり花に手をかざしているのです。
お母さんは腰を低めて男の子の顔にぴったりと頬を寄せていました。
「まぁ・・綺麗ね」って言っているように語り掛けているところ・・。

私はその一瞬の再会にすごく胸が熱くなって、ついつい涙ぐんでしまったくらい。
そして片手でふたりを拝んでしまった。クルマじゃなかったら目を閉じて手を合わせたい思い。
こんなふうに二日続けて会えるなんて・・きっと何かの縁かもしれないなんて思った。

そのまま叔父の家まで帰り、お棺に付き添っている姑にこの話をした。
そしたら姑が「ありがたいことだ・・」と手を合わせ涙ぐんだ・・・。
叔父はきっと“いいところ”に行けるのだそうです。弘法大師様が守ってくれてるって。


そんな感じで・・お通夜。酒好きだった叔父のそばに集まった親族一同・・みな酒好き。
悲しみも何処へやら皆で飲んで飲みまくってました。お棺の上にはビールとか熱燗とか。
ながいこと独り暮らしで・・孤独だった叔父。きっと今夜はすごく喜んでいると思う。
ずっと昔・・離婚した奥さんと娘さんがいたそうです。でも・・知らせなかったそうです。
娘さんに会いたいだろうな・・と思った。でも・・誰もその話しをしなかった・・。

明るくてひょうきん者だった叔父の話をいっぱいしてた。
私は何度も死に顔を覗き込んでみたけれど・・何度見ても微笑みながら眠っている。

         
        安らかに眠る・・永遠に眠る夜・・・。





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2002年12月25日(水) あうぅうぅうう

ごめんなさい。いきなり変な声出しちゃって・・・。
だってだって・・神様ってあまりにも悪戯が過ぎます。
嬉しいことをいっぱい贈ってくれて「神様ありがとう」って目を輝かせていたのに。

今朝・・ひどいことをして下さいましたの。クリスマスの朝なのに・・・
「なめたらいかんぜよ!」って思ったくらい・・だわ・・。

かなりショックな朝でした。かくかくしかじか・・・。
いつも通りに朝食を食べてました。私は・・納豆をかき混ぜてました。
そしたら電話のベルがけたたましく鳴るの。一瞬・・ドキッとしました。
「おまえ出ろよ!」って夫が味噌汁すすりながら言うけど、私は納豆かき混ぜてて・・
仕方なく夫が電話に出たのです。そしたら・・みるみる血相が・・変わった。

夫の叔父さんが亡くなった知らせでした。いえ・・亡くなっていた・・・。
独り暮らしの叔父さんが居たんです。で・・布団のなかで冷たくなっていたって。
近くに住んでいる叔母さんが発見して、大騒ぎになりました。
警察が検証に来たりして・・私達が駆けつけた時は・・立入り禁止状態でした。

肝硬変の悪化らしいです。独り暮らしでお酒ばかり飲んでいたので・・・。
姑さんの弟です。姑は・・すっかり放心状態でした。

「仕事休めないだろうね・・」って姑さんが言うので・・私も精神パニック。
でも・・振り切って仕事に行くことにした。夫も・・休めなくて急いで出掛けた。
おろおろしている姑さんに・・心から詫びる気持ちでいっぱいだった。

そしてまた忙しさの真っ只中に突入。とにかくテキパキと仕事を頑張った。
実は・・他にも悩みとかあったりして、頭の中がぐるぐる渦巻いてる感じ。
こんな時に・・って思うかもしれないけど、私個人の些細な悩みがあった。
それは・・どうでも良い事じゃなくて・・助けてあげたいひとがいました・・。
伝えたいこと・・それが今日でなくてはいけない気がして落ち着かなかった。
明日じゃいけない気がして・・たまらなく不安だった。

お葬式・・仕事・・大切な友人・・今日はめちゃめちゃパニックの一日。


   
  今は・・ただ酔って・・すべてを忘れようとしているところです。
  もう何杯目なのか・・・分からなくなった。


        追伸・・ケーキと焼酎もイケますね。



2002年12月24日(火) 贈り物とか

ほんわかと暖かな一日。お昼寝には最高の陽だまりだったけど・・・
忙しくて10分くらいしかお昼休みがなかった。残念というより仕方ないなという感じ。

でも・・最近この忙しさが好きになった。活気がある職場って・・嬉しいなと思う。
ボケ〜っとしていられない時間とか、ため息をつく暇もない時間とか・・。
結構いいなって思えるようになった。疲れるけど・・元気をもらっているような時間。

今日は洗車とかもした。昔・・ガソリンスタンドで働いていたことあるから得意だったり。
車内も綺麗に掃除機をかける。アクセルペダルもちゃんと拭く。
そしてお客さんがクルマを見て喜ぶ。その顔を見ると・・すごい嬉しい。
特に今日のクルマのお客さんは、車検から車検まで洗車しないのだって・・。
12月車検で良かったね・・って言ってあげたい気分。綺麗なままで新年を迎えて欲しい。
しかし・・かなり汚れてたな・・(笑)

週末まで車検の予約とか修理とか・・いっぱい。
私も整備士なら良かったなんて思うくらい忙しい。せめてオイル交換でもしたい気分。
猫の手も借りたいなら猫になりたい・・そんな感じ。

そんな訳で・・今日も少し残業だった。
クリスマスイブ・・いつものお店に買い物に行って思い出した。
だって店長さんがサンタクロースの格好をしているんだもん。
レジの女の娘まで赤い帽子とか被っているの。めちゃウケて微笑んでしまった。

お惣菜のコーナーはチキンだらけ。そして人だかりがしてて・・私は逃げた。
チキン大好きだけど・・なんか・・もういいやって思った。
うん・・簡単なものにしよう!とか思って・・結局焼肉にした。焼きながら食べて欲しいし。

あとケーキはショートケーキを7個買った。私は2個食べて・・また明日も食べたい。
ワインは・・炭酸のは好きではない。でも・・それしか冷えたのがなかった。
グラスに入れて・・プチプチ泡が消えるまで待って・・少しだけ飲んだ。

そしてふと・・クリスマスイブって何だろう・・なんて思った。
息子が・・「イブだから一緒にテレビ観よう!」とか言って父親と茶の間に。

私は・・洗濯物を干しながら・・はっとしてオリオン座を眺めてた。
そしてさっき・・メールが届いて最後に“Merry x’mas”って書いてあって・・
ああ・・今夜はイブなんだ・・って嬉しかった。


    今日は嬉しいことがいっぱい・・いっぱいの贈り物ありがとう。



2002年12月23日(月) 想い出とか

高校時代の同級生から久しぶりに電話があった。
それがいきなり・・「来週の土曜日同窓会するき〜」と言う。
「なんで?なんでお正月にせんがよ〜」と叫ぶ私。
しばし土佐弁懐かしき・・そしてあの人その人懐かしい名前がいっぱい出て来た。

はぁ・・遠いな・・と今は完全諦めモードで、青春時代を思い浮かべているところ。
次回は必ずお正月にしてくれるって言うので、いつになるか分からないけど長生きしたい。

年の暮れには帰郷する人がいっぱいいるんだよね。いいな・・ふるさと。
私は転勤族の家庭だったから・・もうその町には縁がなくなってる。
でもそこには私の青春がいっぱい。そして過去とかも埋れていたりするけど・・。
大好きな町だから・・・ふるさとって呼びたいなと思う。
校舎の窓から見る青く広い海原が好きだった。そして心地良い潮風と波の音。

そうそう・・この前ネットをふらついていた時、母校のHPを見つけたの。
窓を開け放した教室の写真があった。誰もいない教室・・ぽつんとイスがそこに。
あっ・・ってその時胸が熱くなった。その窓辺がすごく懐かしくてジーンとした。
私は誰も居なくなった教室がとても好きだったから・・・。
そして廊下を歩いて来る・・好きな人の足音を聞くのが好きだった。
「ここにいるよ・・気付いて・・」って目を閉じて願ったりしたよ。

でもね・・どんどん足音は遠ざかって行く。その時の遣り切れない想い・・哀しい放課後。
その哀しさが・・いくら積み重なっていっても・・待ちたい想いでいっぱいだった。

そして夕暮れ・・その窓から見る夕陽が・・せつなくてたまらなく・・・


                   あのひとが好きでした・・・・。



2002年12月22日(日) 夢のつづき

このところすごく疲れがたまっていたんだと思う。
なんか・・やたらと意味不明の落ち込みでごめんなさい。
いろんなモヤモヤに押し潰されそうだった・・。
でも・・潰れないの・・。私はそれほどか弱くなかった・・・(笑)


今日はとても気分転換の一日。友人とお昼に待ち合わせてランチしたよ。
彼女・・大きなお腹抱えて、それでも運転すると言って郊外のお店まで行った。
オムライスセットを食べた。サラダとケーキとコーヒーも付いてるやつ。
おしゃべりしながらモグモグ食べた。ショコラのケーキが美味しかった〜

食べ終わっても話しが尽きなくて・・なんかお店の人に悪いなって感じして
今度はすぐ近くの喫茶店に行った。そこでも話しが尽きなくて一時間以上粘った。

話したこと・・いろいろ。彼女にもたくさんモヤモヤがあった・・。
私と出会わなかったら、今の家庭がなかったこととか・・運命が変わっていたかもとか。
それは出会うべくして出会ったんだと私は思う。赤い糸は必ずあると信じているし。

来月・・三人目の赤ちゃんが生まれる。不安もいっぱい・・でも前向きでいて欲しい。
子供は宝物だと思うから・・宝物を神様が授けてくれたんだと思うから。

出会った頃の彼女と彼は・・すごくキラキラしてて眩しいくらいだった。
ふたりは・・“夢”だなと思った。私の夢・・未来へ続く夢。
どうしてそう思ったのか・・いまだに説明出来ないけど・・夢のなかの“ふたり”だった。

季節がたくさん流れて・・思いがけない苦悩とか・・それがあるのが人生かなと思う。
乗り越えていくこと・・まず一歩のステップを踏むこと・・それが大切だと思う。

「ありがとう」って手を振りながら・・帰る彼女に・・胸がきゅんとした午後。


        夢は続くよ・・果てしなく続いているよと思った。



2002年12月21日(土) 無題

子供の時からいつも言われた・・。
「しっかりしてるねぇ」とか「えらいねぇ」とか・・
まわりの大人達がみんなみんなそう言った。

だから私は・・いつもしゃんとしてて、いつも頑張っていなきゃけない。
弱音を吐いたり・・愚痴を言ったり・・してはいけないと思ってた。

でもすごく欲しかったものがあった。
それは優しくて大きな手のひら。
しんどいよ〜もういやだよ〜と泣きたい時に、「よしよし」をしてくれる手。
そして「だいじょうぶだよ」とぎゅっとしてくれる手・・。



   今でも欲しくてたまらない。

           でも言ってはいけないことらしい・・・・。


                それがどうしていけないのかわからない。



                      疲れた・・・・・。



2002年12月20日(金) はないちもんめ症候群

なんか・・しんど・・。
今お風呂から出たとこで、このままお布団に入りたい気分。
ふうふう肩で息をしながらぼんやりしてる。

ちょっと頭がズキズキしてる。それと・・右足が痛い。
やっぱ・・年かな。こんなんじゃダメ?これでも良い?

ああ・・へなへなと崩れ折れてしまいたい。
こんな時抱き寄せてくれる男とかが・・欲しい。
でも私じゃダメ?うん・・ダメだよね。
分かってるけど・・言ってみただけ・・。


妄想?ああ・・そういえば最近忘れてる。
主人公が消えちゃったみたい。あのひと・・何処へ行ったの?
どうしようもないわね・・これじゃ・・何も生まれない。

疲れてるから捜す気力もないわ。何処へでも行ってしまえばいい。
遠いところ・・・。決して足跡を残してはダメよ・・・。

はぁ・・ため息は一度だけ。涙?そんなもん・・とっくに枯れたわよ。
私がいつまでも泣いているなんて思わないで欲しいわね。
あのひとの・・その思い上がってるところが嫌い。
私だって遠ざかることは出来るのよ。知っているの?

知らないくせに・・・。何ひとつ・・知ろうとしないくせに・・。




        ああ・・何も欲しくはないはずなのに

               ふと欲しがる私が嫌い・・・。



2002年12月19日(木) とても気分が良いので

今はとても静か・・雨もやっとやんだよ。
イライラ虫が逃げ出しちゃうといいな・・。

今日はちょっと帰りが遅くなったので、ホットプレートで色んなもの焼いた。
ホタテとか海老とかバター焼きに。昨夜の残りのほうれん草のゴマ和えとかも・・(笑)
「そんなもんまで焼くな〜」と怒られても美味しかったよ。卵も入れたし。

最後は石焼ビビンバ。ごま油が香ばしくてちょっと焦がしたりして。
もうもうお腹いっぱい。久しぶりにビールも飲んだ。すごい満足したよ。

ゆっくりお風呂に入った。洗濯はサボリ。だって昨夜のがまだ乾いてないもん。
だからすごい楽チン。髪を洗ってさっぱりとして顔の手入れもしたし。
なんか心身ともに生き返ったみたいな夜。ほんわかといい気分になった。

あっ・・そうだ。仕事から帰ったら宅急便が届いてた。
最近はずっとネットのブックオフで買ってる。欲しい本がすぐに見つかって嬉しい。
銀色夏生の「夕方らせん」とか仁成と香織さんの「恋するために生まれた」半額でゲット。
あと文庫本で「私の部屋に水がある理由」内田春菊。
「恋するために生まれた」が新刊で出た頃・・買わないからね!と本屋さんで思った。
まだ香織さんに嫉妬していた頃だったので・・名前が並んでいるだけで嫌だったから。

でも・・読みたくなったので買った。やっと私も・・ある意味成長したのかも(笑)
年が明けていちばん最初に読む本にしたいなと思ってる。
好きな男に接近する女を・・心から受け入れる・・心の準備が出来たらしい。
あっ・・美穂りんは別だよ。彼女は特別なひとだから・・私にとってはね。ふふ・・。

今夜はこれから・・「真夜中の雨」織田君のドラマが最終回。
先週も居眠りしてしまって半分しか観てないの。すごい悔しかった・・。
今夜はなんとしても一部始終を見届けて・・熱くなりたい思いでいっぱい。

私って・・ほんとテレビ観ないひとだから、こんな熱心なのは珍しいくらい。
来年から・・どうする?って感じだね。雅治君は結構好きだけど・・菜々子さん嫌い。
はぁ・・番宣観てから考えよう。場合によっては菜々子さんを受け入れたいと思うし。

わぉ〜今夜は結構テンション上がってるのかな?
結構・・どうでも良いことばっか書いたね。ちょっと汗出るかも・・。

ごめんね・・・。日々変りいく私をこうしていとも簡単に曝け出しちゃって。
でもね・・ほんと読んでくれて嬉しいよ。見捨てないでくれて嬉しいよ。

誰も聞いてくれなかったら・・話しなんて出来ない。
読んでくれるひとがいるから・・書き続けられる。
ありのまでいられるって・・すごい幸せだよ。


       ありがとう・・顔も知らない会ったこともない
           

                   みんなに感謝・・・。



2002年12月18日(水) はぁ・・・・

朝からイライラしてばかり・・なんだか時計の針がずんずん進んでしまう。
いつもと同じ朝のはずなのに、何をするにも手間取ってしまう感じ。
これではいけないな・・と大きく深呼吸をして出掛けた。

ゆったりとした時間がいっぱい欲しいね・・・。

今夜は何度も愛犬が吠える。もはや愛犬ではなく憎い犬になってる。
まるで夜泣きの赤ちゃんみたい・・もう手がつけられないくらい吠えまくってる。
さっきもすごく大きな声で吠えて、夫が先に犬小屋へ行った。
そしたら棒で叩かれてた。それから口にガムテープ巻かれた・・。
あまりに可哀相で・・すぐに外してあげたけど・・どうしたら良いのか分からない。

夜だけでも家の中・・せめて玄関に入れてあげたらどうだろう?
夫に提案したけど・・癖になるからダメだって。じゃあ・・どうしたら良いの?

誰も家の前の路地を歩かないで・・せめて真夜中と早朝は歩かないで・・。
そう願うしかないのかな。はぁ・・ため息が出てしまう。

こんな感じで・・夜になっても落ち着かなくていけません。
すごく気が散ってます。耳に入る音・・すべて雑音状態。
頭の中がわんわんしてる。髪の毛掻き毟りたい気分だし・・。

今はラベンダーのお香を焚いて・・気を静めているところ。
少しずつ楽になってきている気がする。好きだな・・これ。

そして酔ったらふわふわと・・遠いところに行きたいな。


     静か過ぎて淋しいくらいが・・私は好き。



2002年12月17日(火) ふぅ・・

ぽかぽかの陽射しがとても嬉しい一日。こんな日は仕事を休みたくなる。
お布団を干したい・・主婦の心かな。太陽の匂いのするお布団って好きだね。

しかし行かねばならなかった。そして今日も忙しかった・・・。
あっ・・中古車2台売れました。長期在庫のバーゲンみたいなもんです。
あんまり儲かりまへんが・・売れたらやっぱ嬉しいわぁ。
このまま一気に年末まで・・ずんずん景気良く行きたいもんです。

帰る頃には少しお疲れ。でも夕陽がとても綺麗でほっと安らぐ夕暮れ。
バックミラーが紅く染まるのがなんともいえなく好きだったりする。
信号待ちの時なんか・・前なんて見てなかったりして、見とれてしまう夕陽。
今まさに沈もうとする太陽を・・恋してるみたいにどきどきと・・見ている。
「ばいばい・・」なんて呟きながら家路を急ぐ。少しため息をつきながら・・。

そして夜・・一気に脱力。かろうじてアルコールで元気になる。
飲み過ぎないように・・しゃんとしてって思ってるけど・・ブレーキ効かないし。
たぶん眠くなるまでずっと飲み続けてしまうかも。
でもね・・おかげでぐっすり眠れるから・・これでいいやと思ってる。
とにかく眠ること・・これがイチバン大切かな・・なんて決めてるし。

まっ・・あんまり深く考えないのがいいね。何事もだけど・・。
ちょっと開き直ったほうが楽だと思う。いろんなことで・・。
今はそんないろんなことに振り回されたくなくて、逃げているのかもしれないけど。

はぁ・・イケナイ。また考えようとしている・・・(笑)
もっともっと頭の中空っぽにしたいな。こころの中も真っ白に。


   白紙の自分に憧れている・・そうなのかな・・たぶんそうだ・・。



2002年12月16日(月) 眠いよ・・

朝からずっと雨・・どんどん降ったりしょぼしょぼ降ったり・・。
でも夕方にはお月様が見えた。まだ5時半なのにお月様だよ・・嘘?と思った。
誰かがひと口齧ったような月だった。ふっ・・っと笑みがこぼれるような。

そして今は少しだけ星空。明日はとてもいい天気になるそうだ。
嬉しくなっていっぱいお洗濯をした。でもそれは最初だけ・・あり過ぎてちょっと疲れた。
ああ・・夜のお洗濯はやっぱ好きでないな・・・。


今夜は娘がちゃんと家に居てクリスマスの飾り付けをしてくれた。
玄関にミニツリーを。ピカピカ灯りも点ってる。幾つになってもこれは嬉しいね。
しばらくふたりでうっとりと眺めてた。明日も見よう明後日も・・・。

私が子供の頃は・・父が山から本物のもみの木を切ってきてくれたっけ。
それを大きな火鉢の中に植えるの。まわりに石とかいっぱい詰め込んで。
弟とふたりで綿を取り合って雪の飾りを付けた。高い所はイスに上がって私が付けた。
キラキラの飾りをいっぱい付けて、最後に父が電飾を付けてくれた。
弟と私は・・どきどきしながら灯りが点くのを待っている。

もうずっと遠い昔のことだけど・・いつも今頃になると思い出す光景。
弟も憶えているだろうか・・?なんてふと訊いてみたくなったりする。

今夜もこうして夜が更けて行く。私はだんだん眠くなる。
実は昨夜から・・思うように書けない症候群がちょっと襲って来ている感じ。
すらすらと書けない。ほんとは逃げ出したい気分かも・・(笑)

きっと眠いのです。疲れているつもりはないけど疲れてるのかな・・・。
うん・・そうだった。今夜は洗濯で疲れているのだった。


         ただひたすら眠りたいよ・・・。


                  なんか不完全燃焼で・・ごめんね。



2002年12月15日(日) 流れるように

風もなく暖かな一日。夜になって少しだけ気だるさが忍び寄って来た。
明日がホントの日曜日なら嬉しいな・・なんてちょっと思ったりしている。


昨夜は例のごとく陽気に飲んではしゃぎまわった。ジルバも踊ってしまうほど。
一次会でワインをたくさん飲んでしまって、足がふらふらしてたけど・・(笑)
とてもひょうきんになって笑い転げたりして・・楽しい時間をいっぱい過ごした。
涙を流しながら笑うなんてホントに久しぶり。お腹が痛いほど笑うのも久しぶり。
はちきれそうな笑顔がいっぱいで嬉しくてたまらない夜だった。

午前2時前に帰宅。酔い加減は上々ですぐに深い眠りに落ちた。
なんか・・ふわふわした感じで心地良い眠り。すごくいい感じだった・・。

なのに・・午前5時頃、愛犬がけたたましく吠えて飛び起きてしまう。
憎らしさでいっぱいになる。ご近所でも憎まれていると思うと心苦しいくらい。
怒ってもしょうがないけど・・犬小屋へ行く。お布団に戻ったら・・また吠える。
もうもう・・勘弁してくれ〜と叫びたい気持ちだった。

今日は早朝から川仕事に行くのだった。仕方ないのでそのまま起床した。
眠い気持ちよりも・・行かなくちゃの気持ち。夫も・・しんどいなと言ってた。
朝ご飯を食べないで二人で出掛けた。帰ってからゆっくり食べようって。
そういえば顔も洗わなかった・・(笑)

朝陽のあたる川の中で光るふたりは・・ウツクシイかも。
さっさとやっつけるぞ〜って気合を入れて頑張った。
今日でやっと海苔網の準備が完了。後は収獲を待つだけとなった。
帰ってから昨夜のカレーを食べる。お腹一杯になってほっと一息ついた朝。

のんびりとは出来なかった休日だったけど、ちょっと疲れているくらいがいいのかもしれない。
なんか・・だらだらして過ごすよりも体調がとても良いみたいに思う。
何よりか今夜もお酒が美味しいし・・これでいいじゃんと思えるのが嬉しい。

明日も調子良く流れて行けそう。
あがいたりもがいたりしないで・・・そっと身を委ねるように流れたいなと思う。


          ゆらゆらと揺れながら・・今も流れているよ。



2002年12月13日(金) 今はふにゃふにゃしてるけど

今日も穏やかに流れるような一日。なぁんも考えないで少しぼんやりしてたかも。
「金曜日ってなんかしんどいね・・」と向かいの机でオババが言った。
「うん・・なんかやる気ないね・・」と相槌を打ちながら大きくあくびの私。
明日休みたいな・・とふと思う。でも・・オババ一人で可哀相だ。

3時前にオババが“太鼓まん”を買って来た。(大判焼きのことだけど)
みんなでお茶して一休みした。私の大好きな小豆餡がこぼれるくらい詰まってた。
熱々でとても美味しかった。でも・・後で胸がむかむかしたけど・・(笑)
なんか久しぶりに食べた気がする。懐かしいような味。

今日は忙しさも小休止。今週はとても忙しかったので・・なんかほっとした時間。
定時にタイムカードを押してさっさと家路に着いた。

でも・・ちょっと寄り道をしてしまう。急に新しいジーンズが欲しくなったので。
ついでにトレーナーも欲しくなって、おまけにミニバックも買ってしまった。
お金ないのに買えた。嬉しいVISAカードだった。18500円も遣った。
衝動買いをするとすごいリッチな気分になる。支払う時は苦しいけどね・・(笑)

家に帰ったら・・もう夫が先に帰っていたので、買った物を縁側に隠す。
そしてスーパーの袋だけ提げて玄関から「ただいま〜」って言うの。
いつもこんな感じで上手く行く。高いものでもバーゲンだと嘘をつくし・・。

明日バドミントンクラブの忘年会なので、今日買ったもの全部・・お披露目するつもり。
私はただただ欲しいものを買った喜びで、ちょっと興奮している。嬉しくてたまらない。

今夜もいい汗かいてきて、程好い疲れに酔っているところ。
寒かったので休まずに動き回って来た。いい感じに身体がぽかぽかしていた。
どこも痛いところがなくて嬉しい。ずっとこんなだといいなと思う。

バドをした夜はすごい酔っ払う私。意識不明みたいになって眠るのが心地良い。
そうでなくても最近はずっとそうかな・・。夢も見ないで爆睡している。

何も考えないでいられるのは時間は、とても貴重だと思ったりするこの頃。
たとえそれがつかの間でも大切にしたい時間だ。


      ふにゃふにゃと眠ります。とても柔かで優しい夜です。




2002年12月12日(木) また酔ったか日記

少しだけ寒気か緩み・・太陽が嬉しい一日。
おかげでほっと一息つくようなホットな時間を過ごす事が出来た。
なんか自分が見えない柔かなものものに包まれているみたいな・・ささやかな安堵。
ああ・・今ここで針で突かれたら壊れちゃう。そんな気持ちでいっぱいになる。
明日はあしたで分からないけど・・今日がそんな一日でとても安らいでいる。


仕事のこと・・例のお客さんがついにクルマを買うことになった。
お昼前に電話があってすごい嬉しかった。さっそく午後からお宅まで契約に。
でも私は行ってはいけないの。専務オババに行かれた・・ああ行きたかったのに。
いっつもそうなんです。最初は私・・最後はオババ。
なんか私も営業がしたいな・・なんて発作的に思ったりした。気紛れだけど・・(笑)

でも・・おかげでウキウキする気持ちで仕事が出来て良かったと思う。
久しぶりにお昼休みものんびりと過ごせた。読みかけの本も読むことが出来た。
陽だまりのなかでゆったりとした気分で・・幸せな心で。

今は・・また銀色さんをお休みして、江國香織を読んでいる。
あのほら・・仁成にあれを書かせたので私が嫉妬していた女性・・(笑)
で・・どうして仁成をあんなふうに変えられたのかとすごく興味のある女性。
結局「冷静と・・・」を読んだ時、最後には彼女に惹かれてたりした。

今日読み終えたのは「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」という本。
いいですよ・・とても好きになりました。彼女のことが・・・。
本にも出会いがあると思った。会えてほんとうに良かったと思える本。

明日からはまた・・銀色さん。たぶん来年から江國さんに惚れそうな感じになった。
こうなったら仁成なんて過去の男かもしれないね・・。ごめん・・仁成。

ああ・・過去の男か・・なんかこのまま書いてたら横道へ反れちゃいそうで恐いね。
もうやめておこう。私は一度切ったら二度と繋がない女でした・・・。


        だから無駄です・・・・・。



2002年12月11日(水) あんなことこんなこと

とても冷たい朝・・。しゃきっとした気分で出掛けた。
朝焼けがとても綺麗だった。川がほんのり紅くなって、どきどきする水の流れ。
グレーの雲と雲のあいだから太陽が水を射るように手を伸ばすのを見た。
その光の筋にはっとする。紅い光のシャワーのようだった。大げさだけど感動した朝。

山道はところどころ湿っていて、少し緊張した。
でも凍ってはいない。なんだ・・平気じゃんなんて思いながら、結構慎重に走る。
山里の家々の屋根に薄っすらと雪が残っていた。牛小屋から寒そうに顔を出してる牛に会った。

仕事は・・昨日よりも忙しかった。息つく暇もないくらい。
公務員にボーナスが出たの?今日は支払いのお客さんがいっぱい来たよ。
一万円札がどんどん増えて・・自分のじゃないけどそうみたいに嬉しかった。

昨日商談したお客さんは・・ご主人がダメだって言ってるらしい。
なんとかして説得すると奥さんが意気込んでいた。きっと・・買えると思うけどな。
でも私は営業でもなんでもないので・・成績とか関係ないけど、買って貰えたら嬉しいし。


お昼休みは30分しかなかった。それと・・すごい不愉快な電話があった。
私の携帯に・・。携帯を新しくしてから非通知拒否をし忘れていたので。
とても不信感がいっぱいだったけど、おそるおそる出てみた。
結果・・出なければ良かった。まだ仕事中だったので急いで切ったけど・・。
私は波立つことが嫌です。静かに流れていたいです。だから・・もうかけないで欲しい。
とても自分勝手だと思うけど・・今はほんとうに嫌悪感でいっぱい。
欲しいものなんて何もないし・・自分のペースで生きていきたい。
何よりも今の静かな気持ちを乱されたくないです。悪いけど・・それが本音。

ごめんなさい・・これは書くべきことではないと思って我慢してたけど、
今日はこのことでとても気分が落ち込んでしまった。悲しいくらい嫌な事だった。
嫌なことはイヤって言ってもいいよね?今の私を理解して下さい・・そんな気持ちでいっぱい。


そんなことがあって・・振り切るように仕事して、やっと家に帰り着いた。
そしたら家中に灯りが点っている。台所のストーブまで点けてくれてる。
そしてテーブルの上に綺麗にラッピングしたいい物を発見した。
娘がお休みだったらしい。昨夜会ってないので知らなかったよ・・。

カードに「遅くなったけど誕生日プレゼント♪」って書いてあった。
私が欲しがっていた冬用のミュールだった。黒いやつでふわふわの毛が付いてる。
台所で履いてみる。娘がくすくす笑いながら・・「ソックス抜きなよ〜」と言ったりして。
一気に嬉しくてたまらなくなる夕暮れ・・気分が空高く舞い上がるような。

私はほんとうに気分屋だと思う。些細な事でもたまらなく辛くなるし・・。
でもだから・・その分嬉しさをいっぱい感じることが出来るのかもしれない。

こんなんでいいのかなって思うけど・・このままでいいよね・・・。


       不安定だけど・・ちゃんと生きてる。



2002年12月10日(火) なんとかなった

今日はちらちらと小雪が舞った。強い北風に混じってひゅんひゅんと踊る雪。
初雪だね・・と少しわくわくしてしまう。遠くの山がどんどん白くなっていた。
でも家族で雪を見たのは私だけ。平野ではずっと青空だったんだって・・嘘みたい。

お山の職場から帰る時・・明日道路凍るかもと、ちょっと心配したりした。
いつもはぶっ飛ばしちゃうから・・明日の朝はのんびり行こう。

仕事は面白いくらい忙しかった。昨夜はあんなに不安がっていたのに・・
職場に着いたら「なんとかなるさ・・」と思ってた。
でも・・いろいろやった。クルマの商談までしちゃった。なんか明日契約出来そう。
決まればいいな・・一生懸命説明したのに・・ふられたら悲しいよね。

3時までに銀行へ行かなくちゃいけなかったけど、ど〜んと腰を据えてた。
なぁにぶっ飛ばせば10分で着くし・・・とか気持ちの余裕もあった。
2時頃やっと専務オババが帰って来て、「お疲れさん!休んでなさい」と言えたし。

お祖父ちゃんは・・朝になったらケロっとしていたそうだ。
きっと麻酔とか輸血とかで気が滅入っていたのだと思う。
ちゃんと説明したら頷いてくれて「早く帰りなさい」と言ってくれたそうだ。
急に惚けたのでなくて良かった。近いうちに会いに行きたいなと思う。
でも・・なんかとても遠いところに居るお祖父ちゃん・・。


晩御飯は夫とふたりきり。すごいほっとした気分で食べたので美味しかった。
「寒かったね〜雪降ったよ〜」とか言いながら互いの仕事の話しとかした。
私はちょっと偉そうに「自分がイチバンしんどい仕事してるなんて思っちゃダメだよ!」
なんて言ってしまう。だって・・今日すごい寒いのに大工さんが屋根に上がってるの見たし。
工事現場でずっと立ちっぱなしのガードマンのおじさんも見たし。
暖かな会社とかずっとクルマの中とかで仕事してても、しんどいことはいっぱいあると思う。

しんどいな・・って思うからしんどいのだと思うし。
こんなもんかな・・って思ったら、きっとなんとかこなせるのでは・・・。


    一日が終わるとほっとするね・・。

         頑張らなくてもいいんだよ。

               毎日がなんとかなるからそれでいい。
           



2002年12月09日(月) ほら・・月が笑ってる

少しだけ時雨が降ったりの寒い一日。雪は・・まだ。もう少ししたら降りそう。
今は三日月が笑っている。冷んやりとした暗い夜空のそこだけが優しい笑顔。
ふと・・千切りたいなと思った。そこだけ・・今すぐ胸に抱きたい月。


今日はとても慌しい一日。
義弟の手術と、私の祖父の手術が重なってしまったから・・。
弟は最後に残ったガン細胞を取り除くため、肺の一部を切除する事になった。
お祖父ちゃんは脛が痛くて歩けなくなったので、人口の関節を埋め込むのだった。

ほんとうは私も行くつもりだったけど、両方が同じ日になってしまって断念した。
専務オババが行くので職場が困るから。夫が妹と早朝から出掛けた。
私は仕方なくお留守番。でも・・行くとしたら義弟の方・・それが嫁の立場だし。
それにお祖父ちゃんは、高齢だけど内臓はとても元気だ。
義弟はながいこと病気と闘って来て、今度が最終的な治療だから・・とても大切。

どちらの手術も無事に成功した。今はとてもほっとしている・・。
夫達もさっき帰って来て、今はもうお布団でテレビを観ている。

ただ・・専務オババは帰って来れなくなってる。パニック状態で電話があった。
お祖父ちゃんが集中治療室で、子供みたいに暴れているんだって。
惚けてはいなかったはずなのに、訳の分からないことを怒鳴っているんだって。
帰ったら許さないぞ・・とか死んでやるとか言っているらしい。

私も困った・・・。明日は会社の支払日なのに・・どうすればいいのだ・・・。
お祖父ちゃん頼むから・・お母さんを帰してよ〜と叫びたい気分。
それよりも何よりも駆けつけて行って説得したい気分。
でも・・無理だから・・かなり不安。まっ・・なんとかなるだろう・・そう思いたい。
あんまり景気よくないからね・・今・・。


さて・・これ以上不安がっていてもどうしようもない。
ほんわかするために、また飲んでいる。すっかり依存症だこりゃ・・(笑)
そして部屋中ピーチの香。そうそう・・もう少し・・もう大丈夫・・。


     窓を開けて月を見る。

          今いちばん欲しいのは・・あの笑顔。



2002年12月08日(日) まったりと・・いい気分

今日もずっとずっと雨だった。寒くて北風ぴゅうぴゅうでも青空がやっぱ好き。
何よりも大好きな洗濯がつまらない。家の中に干すのはとても嫌だ。
明日は晴れたらいいな・・。きっと気分も晴れ渡るに違いない。

午前中・・髪を切りに行った。あと・・髪を栗色にした。
3ヶ月も伸ばしてたから首筋が寒くなくて・・いい感じだったけど、ちょっと切った。
髪を染めてるあいだ、ずっと眠ってた。すごい気持ちよかった。
頭にサランラップするの。かっかっと熱くなってくるの。まるでお酒に酔ったみたいに。
今回のカットはとても気に入った。もう・・お坊ちゃんじゃないもんね。
ちゃんと首筋まで髪があるので・・これから一気に寒さが来ても大丈夫だ。
髪を切ると・・なんともいえない気分になるよね。清々しいような颯爽とするような。

午後は・・また川仕事に行った。海苔網を漁場に張る作業。そんなにきつくないやつ。
雨がやまなくて・・ふたりで顔を見合わせて「今日はやめておこうか・・」と呟く。
でも・・そうしたらまた来週まで行けないし、やらなければいけないことなら早い方がいい。
今日頑張っておいたら来週は楽チンだよ!そう言って出掛けた。
せっかくの髪の毛が濡れたけど、あともう少しで終わるとこまで出来たので無理して行って良かった。
何よりも夫の体調さえ良ければ、やっぱ・・男は頼もしいなと嬉しい気持ちになった。
弱音吐いてても・・やる時はやる!そんな男でいて欲しいと思う。
これからのことは分からないけど・・今日はほんとに助かった。

夕方はさすがにダルダル。そんなにキツイ仕事ではなかったけど・・やっぱしんどい。
晩御飯は手を抜きまくり、出来てるコロッケを買ってしまう。
誰も文句を言わないで食べてくれるのがありがたい。ちゃんとお刺身も買ってたし。

夜になって神戸へ遊びに行っていた娘が帰って来た。
「お母さん〜めちゃ夜景が綺麗だったよ〜」と興奮している。
高島屋で2万円もする財布を買って来たらしい。中身は・・数千円しか残っていない。
私には450円のお香・・スティックのやつ。ピーチの匂いが甘くていい感じ。
それと“沢の鶴”の原酒・・今ちょこっと味見しているところ。んまい〜

おかげで・・まったりといい気分の夜だ。なんか癒されてるって感じがするし。
こうして気分が新しくなっていく。今日は終わり・・明日はあしたのこと。


        なんだか甘い香にとろけてしまいそうな夜だ・・・。



2002年12月07日(土) 笑顔の一日

一日中・・雨だった。静か過ぎるほどの雨だった。

午前中、お客さんのクルマを納車に行った。
すぐに持って来てと言われたのでびゅんびゅん飛ばして行った。
30キロくらい離れた隣りの町まで。
でも・・やっと着いたら貸しているはずの代車がなかった・・・。
よく確かめないで飛び出してしまった私がおバカ。借りてないよと言われてしまう。

送っていこうか?と言ってくれたけど、なんか悪い気がして断ってしまう。
誰かに迎えに来てもらおうと思って電話したら、携帯が通じないの・・。
雨はしょぼしょぼ降り止まないし、なんか焦るし・・・困った。

結局・・すぐ近くの喫茶店へ行くというお客さんにくっついて行く。
おまけに奢ってくれると言うので・・かなりラッキーだった。
そこから職場に電話してしばらく待つことにした。

でね・・その喫茶店っていうのがすごい懐かしいお店だった。
10年ぶりくらい。ずっと昔一緒に仕事していた女性がやっているお店。
だから当然ながら思い出話で盛り上がってしまった。

誰かとこんなふうにベラベラしゃべるのは・・久しぶりのような気がした。
彼女は10歳年上なので・・貫禄たっぷりの「おばさま」になってた。
「あの頃は・・イチバン辛い時期だったから・・色んなこと思い出すよ」と言った。

そっか・・と私は頷く。結構笑い合って仕事してたけど・・そうだったんだ・・。
だからその頃の仲間のこととか・・ずっと忘れられないのだって。

私もモチロン忘れてないから、喫茶店を始めた頃にはよく来たことがあった。
でも・・もう10年も遠ざかっていたんだね・・・。

辛いことって?・・そう訊きたかったけど訊けなかった。
なんか今の明るい笑顔にふさわしくないようで・・訊かないでいようと思った。

私はミルクティーを飲んでいた。そしたら彼女がチョコレートを出して来た。
その後はお煎餅で、もういいよ〜と思わず声が出た。

お迎え・・お昼まで来なくてもいいのに・・なんてふと思ってた。
でも・・来ちゃった。彼女にまたね!と言って、お客さんにお礼を言って帰る。

ずっと昔の出会い。私はまだ20代だった・・ああ・・遠い昔なのにと思う。

     
   懐かしいと思う気持ち・・笑顔の再会・・今日もいい日をありがとう。



2002年12月06日(金) なげやり日記

かなり疲れています・・・。
今夜は書けないかも・・でも書いてしまうかも・・・(笑)

夜になって雨が降り始めました。すごい忍び寄るような雨。
しとしとしと・・雨の足音がしています。

今はまた・・飲んでいます。例のやつです・・。
ぼんやりと酔っています。二杯目ですが・・・。

金曜日なので例のスポーツ行って来ました。
今夜は暑かったです。帰る時・・髪から汗がぽたんと落ちました。
帰ってからお風呂場の鏡で見たら・・顔が猿でした。
化粧もすっかり落ちてしまって・・我ながら見苦しい様相でした。

お湯にどっぷり浸かって意識が薄れてました。
すごい眠かったです。気持ち良すぎて身体の力が抜けてました。
はぁ・・ふぅ・・と声を出してました。

あっ・・二杯目終わりました。三杯目作って来ます・・。
あっ・・でもこれ以上飲んじゃうと意識不明になるかも・・。

さて・・どうしようかな・・。ミルクココアとかも可愛いかもしれない・・。


で・・結局ミルクココア作って来ました。
冷蔵庫を開けたら・・明治のプリン見つけました。それからロッテの板チョコ。
なんか懐かしい味です。誰が・・買ったんだろう・・?

あちち!熱いですこれ・・ちょっと沸かし過ぎたみたいです。
ふぅふぅして飲まないと舌が火傷しそう。ふぅふぅふぅふぅ・・。

ああ・・なんか乙女な味です。一気に十代に戻ってしまいそう。
いいなあ・・こんな夜も。なんかうっとりして来たし・・・・。

このココアを飲み干したら・・寝よう。
ぐっすりと眠ろう・・。

なんかほら・・十代の頃って・・寝る時好きな人の顔とか思い浮かべたね。
ああ・・あの頃はせつなくて・・いい感じだった。

今は・・なぁんもない。すごいつまらない夜ね・・・・。


        さあ・・そろそろ・・おやすみなさい

        好きな人か・・もうそんなもんいらねえよ俺・・・。 




2002年12月05日(木) 不思議な一日

今朝仕事に出掛けようとしたら・・急に右脛がガクッとなって痛み始めた。
なぁんも無理な事してないのになんで?って感じで、屈伸運動をしてみたり・・。
やっぱ・・こりゃ年だ・・なんて苦い笑いしながら仕事に行った。
自分の年を忘れたなんてほざいた罰に・・神様が懲らしめようとしたのかも。

仕事中もずっと痛くて・・これはやばいことになった・・なんて不安だった。
こういう性格が私は嫌い。どうして・・なぁにすぐ治るさ〜って思わないのかって。

今日はすごく忙しくて・・いっぱい張り詰めた一日。
帰る頃にはへなへなになってた。少し帰るのが遅くなったし・・。
でも・・夕焼けを見るとほっとする。はぁ・・今日も終わるなんて安心する。

そしてとても不思議なことに・・帰ってクルマから降りた時、ん?と思った。
痛いはずの膝がぜんぜん痛くない。ちょっとスキップしたい気分だった。

今も大丈夫。お風呂上りでいい気持ちだし・・足をぶらぶらさせながら書いている。
今日の痛みはなんだったんだ・・って不思議な気持ちでここにいる。


さて・・
昨夜はすごい酔っ払っていて・・なんかテンション上げまくってた。
最近ずっと男になりたいと思っている私。性格も男らしくなりたいと思うし。
でも一瞬にして化けの皮はがれたりするから・・要注意かも。

女が・・おんなを嫌になる時って・・どんな心理なんだろう?
ふと考えたりしている。今は・・正真正銘の女みたいだけど・・。

なんかとても良からぬことを考えたりする時・・ああ・・嫌だと思う。
いろいろあるけど・・妄想がエスカレートした時なんか苦しくなる。
どうしてこんな夢みたいなこと想っているんだろう・って情けないくらい。
それが在り得ない事であればあるほど・・後が辛くなるような気がする。

男だったら・・どうだろう?いったいどんな風に・・想うんだろう。
一度でいいから本物の男になってみたい。
そして・・その目で私を見てみたいな・・・なんてふと思ったりする。

        これも妄想だと言うのなら・・諦めるけど・・。

     結局・・女としても男としても理解出来なかったりするのかも 



2002年12月04日(水) 私が生まれたという日

ねえ・・私っていったい幾つになったの?
いつもサバよんでいるので・・マジな話し・・自分の本当の歳が分からない(笑)
昭和が終わった時から忘れている。今・・昭和何年?っていつも訊いてる。
まっ・・女の歳は訊かないで欲しいわね。女は“おんな”なんだから・・。

でもね・・最近体力ないし・・疲れがたまるし・・もしかしたら年なのかもしれない。
すごく情けないけど・・そんな感じ。でも・・まだ生きてるからまだ・・イケそう。

学生時代の親友が言うの。私って死ぬまで恋をしているんだって・・
「してなくちゃダメだよ!」ってプレッシャーかけられてしまった。
そっか・・ずっと妄想しててもいいのか・・このままでいいのかって思った。

死ぬ直前に名を呼ぶひと・・きっとそのひとが最後のひとなんだね・・・。
そして死んで生まれ変わって・・またそのひとを捜すのかもしれない。
もしかしたら永遠にそれの繰り返ししてるのかな・・なんて漠然と思ったりする。

今は・・ちょっと休憩中。そういうのに疲れたので・・恋は遠いところにある。
疲れたらとことん休まなきゃ・・って思っている。
ある日突然にそれがぶり返すことあるのかな?なんか・・今はそれが恐い。


家族はとてもありがたい。
苦しくない愛しさ・・居心地のいい空間・・自然な優しさ。
拒絶とか・・嫉妬とか・・そういうのがない。
それが幸せでなくてなんだろう・・って思ったりしている。

夫がワインを買って来てくれた。
娘がケーキを買って来てくれた。


          私はとてもご機嫌で酔っ払ってしまった。


            またひとつ・・人生を歩みだします。



2002年12月03日(火) 嬉しい一日

今日は朝からとても元気。思いがけない嬉しさでいっぱいになる。
なんか・・ぼんやり蹲っていたら後から「わっ!」と抱きつかれたみたいな。
振り向いたら大好きな笑顔がいる。それって・・すごく幸せなことだなと思う。

思いがけないことって・・神様の悪戯の時もあるけど、神様の贈り物もちゃんとある。
それはいつも突然だから・・欲しいな・・なんて思わないほうがいい。
いつも欲しがっていたら・・神様が意地悪したくなるのではと思う。
神様のこころの中は誰にも分からないよね。ずっとご機嫌なら嬉しいね。

今日はそして・・嵐の後のように静かな一日だった。
静かというのは何もない静かではなくて、のほほんとした静けさ。
あっけらかんとしているような・・とても気が静まるような。

夜になってとても愉快なことがあった。
今夜は珍しく娘が居て、息子がすごいテンションあげてた。

「ねっねっ・・ブリーチして」って妹に頼んでいるの。
そしたら娘が「え〜今すぐ?」とか言いながら、いきなり床に寝そべった。
そしてなんと・・必死の形相でブリッジをしたの。すぐにへなへなになったけど。
大うけしてアンコールしたくらい。お腹を抱えて三人で笑った。

そして最後には・・「お母さんにしてもらいな!」と言う。
息子は・・「それだけは絶対に嫌だ!」と言う。
「自分ですれば・・」と母は言う。メッシュの茶髪もいいじゃないかと思うし。

結局息子は諦めたけど、娘のブリッジは最高に楽しかった。
私は食器を洗いながら・・思い出し笑いしてた。くすくすと何度も笑った。
なんか寝る前とかにも思い出しそう。そう思っただけで・・とても楽しい気分。

楽しいことって・・そうは毎日ないかもしれないけど、その一瞬が嬉しいもの。
それが思いがけないことであればあるほど・・嬉しいもの。


         だから今日はとても・・嬉しい一日でした。

         あっ・・明日が・・私の誕生日です。
      



2002年12月02日(月) ぼんやりと夜が・・

情けないですが・・夕方から一気に脱力してます。
すごいぼ〜っとしている。なんか自分が自分でないような感じ。

お風呂がすごい気持ち良かった。でも・・髪洗うの忘れてた。
洗濯するのがしんどくて嫌だった。ああ・・こんなに汚さないで!とグチってた。

気分転換に・・最近気に入ってる曲聴いている。
“コブクロ”って知ってる?“雪の降らない街”ていうやつ。これいいよ〜
詩がとてもいい。すごくせつないけど・・私はこんな詩に弱い。

雪か・・今年始めに降ったな。雪好きだから・・すごい嬉しかった。
でも・・南国だからほんの少しだけ。すぐにとけちゃうあっけない雪。

あのほら・・ハウスシチューのCMだっけ、雪の中をふたりが転がるのあったよね?
私はあれに憧れている。この年で転がると無様かなと思うけど・・憧れてもいいと思う。

はぁ・・雪の降らない街なのに・・なぜか雪の降る街になった。
こころがぼんやり遠いところに行ってるみたい。

こんな夜はそれに逆らわず・・どんどん行ってしまうのがいい。
自分が自分でないのならそれも認めたい。このままでいいよ・・って思うし。


       ああ・・もう半分遠いところにいる
       もう少しで見えなくなるよ・・・・。



2002年12月01日(日) ほんのりと

朝ご飯に焼きサンドを作った。すごい久しぶりに作った。
トマトとハムとレタスだけのやつだけど・・トマトの温もった感じが大好き。
食べる時つるりっとトマトがこぼれるよね。おっとっと・・と慌てて吸い込んじゃう。
のんびりと美味しく頂く朝ご飯。まだ雨の止まない朝のこと。

10時頃には陽が差し始めて、たくさんの洗濯物を干した。
タオルなんか・・どこかの美容院なみにある。たった一日サボっただけなのに。
そして今度は部屋掃除。とにかくまあるく適当にやっといた。
私は掃除より・・洗濯が好きみたい。でも・・夜の洗濯は嫌いだけど。

11時には・・もうお腹が空いた。また焼きサンドが食べたくなって作った。
今度は昨夜のトンカツの残りとレタスと、もちろんトマトのやつ。
何度食べても好きだった。忘れていても思い出すと・・とことんハマる私。

午後はまたクルマの中で本を読む。なんか・・新しいクルマが欲しくなる。
自分のもうひとつの部屋化してきたので、急に欲が出て来た。
今の“ツディ”は会社のなので、維持費とか要らないから助かるけど・・もう飽きてるし。
ホンダ系が好きだ。今欲しいな〜と思っているのは“フィット”ああ・・とても欲しい。
夢かな・・今はとても無理だけど・・欲しいなと思っているだけで満足かも。

今日は銀色さんをお休みして、内田春菊“彼が泣いた夜、、”を一気読みした。
3年前まで付き合ってた彼女に貰ったので。「姉さん・・これ読んで」と手紙付きで。
中山美穂にちょっと似ていて・・かなり好きな女性だった。(ん?)
でも正真正銘の彼氏が出来ちゃって、私は身を引いたのでした・・・(笑)
懐かしいような嬉しさとせつなさで・・最近再び接近中。ドキドキしてるかも・・。

この本・・読後感がとてもいい。すっきり吹っ切れた気分になる。
せいせいしたっていう感じかな。女にしか分からない感情だと思うけど。
男のひとが読んだら・・ショックかもしれない。打ちのめされるかも・・。

おかげで・・私の悩みがひとつ解消されたみたい。ありがたい本だった・・。
でもふと・・この本を私に読ませたかった彼女のことが心配になった。
何も言わないけど・・もしかしたら彼と何かあったのかなと・・。
私は根ほり葉ほり訊かないひとなので・・さりげなく知らせたかったのかもしれない。
近いうちに会わなければと思う。ふたりでお酒を飲もう。うん・・そうしよう。

こんな感じで少しもの想う午後・・。夕暮れてほろ酔い・・夜もまた酔いどれている。
気分はとてもほんのりしている。こんな感じが好きだなと思う。


     悩みなんて・・ほんとはとてもあっけないものなのかもしれないね。


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