ウィングのつぶやき
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2005年09月29日(木) |
Vロッドアイアンのウリはヘッドです! |
Vロッドアイアンは本当にいい出来です。
方向性が良くて、前回報告した雄二さんと大越チーフの好調も、このアイアンに変えたからだとウィングはにらんでいます。 (まあ、自分でも使っているんですけどね)
よく、シャフトはメモライズじゃないとセンターバランス設計の良さが出ないんじゃないの?といわれますが、そんなことはありません。
Vロッドアイアンのウリはヘッドです!
大きさといい、重心位置といい、ソールのカットといい、 すべてが絶妙なんですよ。
だからスチールをつけても最高なんです。 やっぱりダイナミックゴールドがおすすめですね。 つかまるのに、ひっかからないという、アイアンに求められる最上のパフォーマンスを実現できるクラブです。
カーボンをつければ誰だって打てますし、スチールをつければ、それこそトッププロの要求にも十分応えられる。それがVロッドアイアンの魅力です。
本当に、こんなアイアンに出会ったことはいままでないです。
競技ゴルフを目指す方に使ってもらいたいな〜。
詳しくはこちらをどうぞ
ミヤギテレビ杯は横峯さくら選手がプレーオフの末優勝し、宮里藍選手に続くスターを求めるゴルフ界にとっては非常にいい形で幕を閉じました。
利府ゴルフクラブを歩いたときは芝の強さが印象的でした。特に最終日は芝が雨に濡れていたため、抵抗がかなり強く、やはり横峯選手をはじめ、李知姫選手、大山志保選手、藤井かすみ選手など、インパクトでヘッドに力のあるプロが上位に来たようですね。
それにしても18番といいプレーオフといい、横峯選手はナイスバンカーショットでした。日本女子プロゴルフ選手権で最後切れずにパーセーブしたのがここに来て効いたんだと思います。
おそらくこの試合で2位が確定しているのにもかかわらず、最後まで真剣に、むしろムキになってプレーしていた藍ちゃんのアグレッシブな姿を見て、何か感じるところがあったんじゃないんですかね。
この優勝を機に、お父さんはご自分の商売に励んでいただけるといいと思います。
さて、昨日は恒例の試打ラウンドに2組で行ってきたわけですが、雄二さんと大越チーフが絶好調で、結果は以下の通り。 1位 増田雄二 75(37・38) 2位 大越チーフ 77(40・37) 予選落ち ウィング小林 84(41・43) 〜千葉 グレンオークスCC バックティー
ウィングも前半パットが入らずダラダラと5オーバーだったので、午後はパープレーぐらいするつもりで臨みましたが、昼食時に生ビール中ジョッキを飲んでしまい、ふらふらしながら打った10番のティーショットを左に2発ぶち込んで万事休す。
その瞬間、「もう絶対に昼のビールはやめる!」 と決意したのですが、その決意はたぶん通算30回目ぐらいで、いつも金色の泡の誘惑に負けてしまう私なのでした。
酔うと私、いい加減な人になります。飲んでからの3ホールは見事なほど集中できません。でもそんな自分が好きです。
それにしても雄二さんのスイングは安定してきましたね。 教えなきゃよかった、…じゃなくて、良かったですね。
そうそう、昨日は新兵器、ニコンの距離測定器LASER 800Sを持ち込んでのプレーでしたが、ティーショットのキャリーを測ると雄二さん280ヤード、ウィング265ヤード、ランを入れると雄二さんの飛距離はだいたい300ヤード前後、ウィングが280ヤード前後ですね。大越チーフは後ろの組だったので測れませんでしたが、ウィングと同じぐらいか当たれば(チーフが)ちょっと前をいく感じだと思います。
でも全員、メモライズのおかげで飛距離が伸びているのは確実です。 メモライズを使っていると、フェース面をスクエアに保ったまま叩けるようになるんです。ウィングは2年前の飛距離がトータルで265ヤードぐらいでしたから、15〜20ヤードは確実に伸びました。
ちなみに雄二さんはノーマルのSRを使っています。 あれほどのハードヒッターがトルク4.8のスペックで曲げずに飛ばせるところがメモライズの凄いところだと思います。
ウィング・プロフィール 基本的にツアープロのレッスン記事は書かない、理論が後付けだから、というこだわり&わがままなスタンスを貫くゴルフライター。「ゴルフ未来研究所」(GOLF TODAY)「術のゴルフ」(ゴルフレッスンコミック)「ゴルフの毒」(ゴーゴル)の連載など、マニアックな仕事を中心に活動中。
マスダゴルフのホームページはこちらです。
2005年09月25日(日) |
会長の目はキラキラしていました |
今朝早く東京を出て、新幹線はやて1号で仙台へ。今週2度目の仙台入りです。
なぜかというと、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の樋口会長に、今年のエリエールレディスのプログラムに載せるコメントをもらうためです。協会の広報Sさんに手配してもらったのですが、忙しい会長のこと、近場のトーナメントではアポが確定せず、「ミヤギテレビ杯の最終日のスタート後なら時間とれると思いますから」ということで、最終日スタートに間に合うように出かけたわけです。
ちなみにウィングは夕方用事があるので、コメントをもらったら速効でトンボ返りしなければならない、という状況でした。
で、もうじき仙台駅に着くというそのとき、ふと後ろの席を見ると、なんと樋口会長がひとりでそこにいるじゃないんですか。
「ガーン!」
もっと早く気づいていれば、「はやて」で話を聞けたのに〜。 本当に簡単なインタビューだったので、ちょっとうろたえる私。
とりあえず「今日はよろしくお願いします」と挨拶をしたのですが、心の中では「タクシーで一緒に行ってくれたら、車内で終わっちゃうんだけどな〜」という甘えた気持ちがあったのは事実。 (もちろんルール違反なので、これからゴルフライターを目指す人はくれぐれもこういうことは考えないように)
しかし天下の樋口久子プロに車内インタビューは失礼かな、とも思ったので、とりあえず会長と別れ、ひとりタクシーで利府ゴルフクラブに行きました。
最終組が出てしばらくすると、約束通り会長が現れ、インタビューを始めることになったのですが、 広報Sさんが「小林さん(ウィングの本名)はこのためだけにいらしたんですよ」というと、 「そうなんですか?! なら明日でもよかったのに」と優しく微笑んでくださった会長。
「ガーン!!」
明日でも良かったんですか…。そうですか…。
しばし呆然としていると、会長はさらに、 「さっきも一緒にタクシーで行ければお話しできたんですけど、迎えの方が来ていたので、お先に失礼しました」と心遣いのお言葉。
「ガーン!!!」
感動です。 私が心の中で「あざ〜す」と叫んだのは言うまでもありません。
樋口会長、僭越ですが、あなたは素敵です!
ちなみに会長の目はキラキラしていました。 終わり
今週の水曜日に仙台に入り、ミヤギテレビ杯の会場で今年のプロテスト1位・高橋千晶プロに会ってきました。
高橋さんは永井(延宏)コーチに習い始めてブレイクした選手です。ちょっと疲れ気味でしたが、さすがにスイングがしっかりしていて、動きの「キレ」「速さ」を感じました。今後ぜひ、注目してください。
彼女はプロ2名と3人で練習ラウンドしていましたが、他の2人は正直レベルが低く、これからの選手です。二人とも揃って「上からぶつける」スイングイメージなので、インパクトでヘッドが跳ねてしまって、方向が安定しませんし、距離も出ません。
2人はクラブが長く見えるんです。これは重大問題ですね。
彼女たちのプレーを見ていて、やはり自分を高いレベルの中に置いておかないと、下のレベルの人に引っ張られてしまうなと思いました。
しかも、そのうちの一人にはコーチがついていて、彼にアドバイスを求めたりしながら回っているのです。これは危険。
そのコーチは「状況への対応が悪い」と自分の教え子をかなりこっぴどく叱っていましたが、「こんなスイングを作っておいて、現場で怒っても仕方ないのに」と少し嫌な感じがしました。小細工をしなくても、ライや傾斜に負けない強さがないと、プロではとても通用しないからです。
高橋プロに関していうと、スイングのクオリティはシードを争えるものを持っていますので、あとはどれだけ志を高く、たとえば1人で練習ラウンドできるような「強さ」を持てるかどうかでしょう。
自分自身も、それこそパープレーの世界でプレーするには、レベルの高い仲間を作って切磋琢磨しなくてはダメだと痛感しました。
また明日の朝、樋口会長のインタビューで仙台です。
井上(透)コーチにパッティングの秘密練習法を教わって、シャフトラインをまっすぐ動かす練習をしているわけですが、結局、「へそで打つ」ような感覚が大事だということがわかってきました。
ぺルツ式のまっすぐ・まっすぐだとショルダーストロークが中心となりますけど、井上式のまっすぐ・まっすぐはお腹をねじらないとできません。
両脇を締めて、腹筋でパターを動かすんです。へそが目だとしたら、その目でパターのヘッドを見続けるような感覚ですね。
そういえば、以前内藤雄士コーチと話していたとき、 「伊沢さんのパッティングはしっかりお腹をねじってる。だから入るし、イップスにもならないんですよ」と言ってましたっけ。
次のラウンドで試してみようと思います。
ウィングプロフィール 基本的にツアープロのレッスン記事は書かない、というこだわり&わがままなスタンスを貫くゴルフライター。「ゴルフ未来研究所」(GOLF TODAY)「術のゴルフ」(ゴルフレッスンコミック)「ゴルフの毒」(ゴーゴル)の連載など、マニアックな仕事を中心に活動中。
2005年09月18日(日) |
虫食いだらけですいません… |
昨日は朝3時発で茨城県の鹿島に波乗りに行ってきました。
コンディションはあまりいいとはいえなかったのですが、ひとつ嬉しいことがありまして、なにかというと、
どうやら、ちょっと上手くなったみたいなんです!
いままでは「自分って世界で一番ヘタなんじゃないか」と落ち込んでいたのですが、昨日はどう考えても周辺にいたサーファーの半分よりは上だという感じがしました。偏差値55って感じですかね。
ゴルフもそうなんですが、スポーツというのは一気に上手くなる瞬間というものがあります。昨日はその日だったみたいですね。
まあ余談はこれぐらいにしますが、 実はおととい、井上透コーチから面白いことを教えてもらいました。
パッティングのストロークの練習法なんですが、 ******************************(自主的に削除しました)、というものです。
当たり前じゃないか、と思ってはいけません。
ペルツ式の直線のレールの上でヘッドを動かすようなストロークだと、******************にはなりません。 どうなるかというと、************になるんです。
井上コーチが持っていた****を借りてウィングもさっそく試してみたのですが、見事に**********でした。
で、****************にストロークしたんですが、これが難しい。 バックスイングはできるんですけど、フォローができないんです。 ボディアクションを使って体と腕を同調させ、相当ボールをつかまえてしまって、やっとできるという感じです。
いままでいかに手先でまっすぐフォローを出そうとしていたかがよくわかりました。
パッティングストロークにおける「まっすぐまっすぐ」の考え方は、ヘッドが直線に動くペルツ式とシャフトが直線に動く井上式とがありますが、ウィングは井上式に賛成です。
米ツアーでは密かにこの****を使った練習法が行われているそうですが、日本のメディアにはまだ出ていませんよね。
ちなみにその夜、ウィングがドンキ(ホーテ)に走って、****を購入したのは言うまでもありません。
※この日の日記はちょっと事情がありまして、自主的に一部削除させていただきました。読みにくくて申し訳ないです。
ウィングプロフィール 基本的にツアープロのレッスン記事は書かない、というこだわり&わがままなスタンスを貫くゴルフライター。「ゴルフ未来研究所」(GOLF TODAY)「術のゴルフ」(ゴルフレッスンコミック)「ゴルフの毒」(ゴーゴル)の連載など、マニアックな仕事を中心に活動中。
2005年09月13日(火) |
ゴルフルールに強くなる |
最近のウィングは日本のゴルフはどうしたら強くなれるかについて考えているわけですが、その大事な要素の1つに
ゴルフルールに強くなる!
ということがあります。
以前ルール研究家のマイク青木先生と話をしていたところ、先生は日本のゴルファーがルールに疎いことをかなり危惧されていました。
武富士クラシックで米ツアーの優勝に手が届いていた藤井かすみ選手が ローカルルールで禁じられていたフェアウエイ上の小砂利を手で取り除いたところ、ペナルティを課されて金星を逃したことがあったじゃないですか。
この特別措置は選手にしっかり配布されていたにもかかわらず、英語が不得意な藤井選手は、代わりに詠んでもらった人間(記者らしい)の「たいしたことは書いていない」という言葉を鵜呑みにしてしまったのです。残念。
こういうルールの無知(怠慢?)によるアクシデントがメジャートーナメントでも起こる可能性があると先生は言います。いや、事実起こっているのです。
興味がある方はぜひ、マイク先生の近著「ゴルフルール事件簿」を読んでみてください。数々のエピソードはとても興味深いし、ルールというものの本質がよくわかります。
もしも日本人選手がグリーンジャケットに袖を通しかけたときにこういうことが起こったとしたら…悔やんでも悔やみ切れません。
でも、海外の選手って日本人がマスターズに勝ちそうになったら、絶対に粗を探してきますってば。彼らはタフですよ。
だからこそ、日本人ゴルファーはルールに強くなるべきだと思います。 身体能力ではとうてい勝てませんから、小技とルールで勝つ!
短期的に考えれば、それしかないと思うんですけどね〜。
さっき2週間ぐらい前の週刊パーゴルフ(9/13日号)をパラパラめくっていたら、細川和彦プロのトレーナーである山本利幸さんという人の記事に目が止まりました。
山本さんは、 「アスリートは外側の体を鍛えるだけでなく、内臓を鍛えなきゃいけない」と言っていたのです。
「おっ!」と思ってよく読んでみると、胃に食物や水が入ってその下にある腸が圧迫されると、体にストレスがたまり、このストレスが血行障害や機能障害の引き金になるそうです。
ウィングは人間ドッグで検査を受けると「脂肪肝」と宣告されるため、内臓をダイエットしなきゃいけないとつねづね思ってはいたのですが、「鍛える」ことも必要なんですね。
トーナメントに勝つため内臓を鍛えているという細川プロ。 こういう視点の違う発想は好きですね〜。
で、どうやって鍛えるのかというと、腹式呼吸によって内臓に刺激を与えればいいのだそうです。
簡単にできるのもいいですね。
マスダゴルフのホームページはこちらです。
2005年09月09日(金) |
気になるエリオット後藤氏の評価は? |
ウィングは「GOLF TODAY」誌で「ゴルフ未来研究所」というマンガの原作を書いているのですが、絵を描いてくれているのがエリオット後藤というクラブオタクのマンガ家です。
クラブの試打レポートをマンガで連載しているぐらいなので、 エリオットはゴルフが上手いんです。
スパ〜ン!とキレ良くヘッドできれいな円を描くようなスイングで、距離もかなり出ます。アイアンもアプローチも上手で、なかなかのゴルファーです。
でも、ウィングは「もっと飛ばせるのにな」とずっと思っていたんです。
なぜかというと、インパクトが淡白だったからです。 あまりにきれいな円で振るので、ボールを押している時間が極端に短いんですよ。雄二さんに言わせると「ねばりがない」ということになりますね。
あくまでも個人的な見解ですけど、宮里優作プロのスイングにも同じものを感じます。非常に完成度の高いスイングだとは思うんですけど、インパクトが淡白なために、インパクトの衝撃に酔えない、とでもいうのでしょうか、振れば振るほど気持ちも体も乗っていける、というよりは、ホールが進むほどに衝撃で疲労が蓄積していくように見えるのです。
彼が勝てない原因はこのあたりにあるとウィングは考えています。
これははっきり言ってシャフトのせいではないでしょうか。
たとえば、エリオットの使っていたのは某日本人プロが開発したという人気のシャフト。つい先日、レッスンコミックの取材があって、そのとき練習場で打たせてもらったのですが、インパクトで押し込むとつかまりすぎて曲がってしまうんです。雄二さんも「何かをしようとしたらダメなシャフトですね」という評価。
コツをつかめばたしかにいい球が打てるのですが、メモライズに慣れているウィングには欲求不満でした。結果は同じでも、その一振りに充実できるかできないかは大きな差だということを痛感したんです。
でも、こういうシャフトだとああいうインパクトイメージになるのは必然だよな〜、とも思ったんです。それに、肝心な場面では叩きたくなるのが人間ですから、そのときに曲げてしまうのでは、とも思いましたね。
その場には雄二さんたちもいたので、エリオットにはその日にVロッドの9.5度Xを持って帰ってもらいました。
で、今週の水曜にコンペでエリオットと一緒だったのですが、しっかりとVロッドを使ってくれていました。そして・・・・・・・
インパクトが変わっていたんです!! ねばってました。台風の影響で、めちゃくちゃ風が吹いていたのですが、それにも負けず、ビシッと強い球をフェアウエイに打って1番ティーを出て行きましたね。 (また大袈裟になってしまった…でもホントです)
本人も「Vロッド飛ぶね〜」とかなりご満悦の様子。
エリオットは10月1日発売(だったと思います)のレッスンコミックでVロッド(アイアンやユーティリティも)をレポートしてくれるのですが、きっといいこと書いてくれるでしょう!(期待)
よろしくエリオット。いつも原稿遅くてごめんね。
2005年09月08日(木) |
ひさびさに村口史子プロと会った話 |
今週の月曜に取材で村口史子プロと久々に会いました。
はっきり言って取材よりも世間話が多かったのですが、どうやら彼女は本当に、結婚するとか、何か別の目的を持って引退したわけではなさそうでした。とにかくいまはゆっくりしたい、という感じみたいです。
でも、「50ヤード距離が伸びるドライバーが発明されたら復帰する?」と聞いたら、「う〜ん、50ヤードなら考えるかも・・・」と言ってましたね。
そのときウィングの脳裏には「村口さんがVロッドを打ったらどうなのかなぁ」という思いがあったのですが、もちろんそれは表に出しませんでした。
でも、いつか打ってもらいたいですね。
話は変わりますが、村口さんが 「最近何か面白いことない?」って聞いてくるので、 植物には心がある、そして人間の心がわかる、 という話を延々と聞いてもらった後に、 「東野圭吾の『トキオ』って小説読んでみて。絶対泣けるから」 って紹介しておきました。
この本、マンガ家のいけうち誠一先生から勧められて読んだのですが、 ウィングは泣けて泣けて、 この感動を誰かに伝えたい、と最近人に勧めまくってます。
どういう話かというと、 先天性免疫症の病気で17歳の生涯を閉じる「時男」と、 そういう子供ができることを知りながら、彼を作って生んだことを後悔する夫婦が主人公。
時男は亡くなった瞬間にタイムスリップして、若い頃の父親の前に現れ、親に捨てられたという境遇を恨んで不貞腐れているしょーもない若者だった父親の友人になります。そして「限りなき命」を大事に生涯を終えた人間の大きさで父親を包み、大人の男に導いていくのです。
時男は父親にこんなことを言います。 「あなたは残念ながらいまの彼女とは結ばれない。でも将来、素晴らしい女性と結婚して、子供を生むかどうか迷うことになる。でもそのとき、迷わないで欲しいんだ。その子供はたった17年しか生きることができないけど、この世に生まれて良かった、あなたの息子でよかったってきっと心から思うからね」
もしかするとこんな台詞なかったかもしれないけど、とにかく、こういうことを伝えたくて、時男の魂は過去に飛ぶわけですよ。
もう感動! 年とると涙腺が弱くなるのを実感できますよ。 特に、子を持つ親が読むとかなりくると思いますね。
機会があったら一読をオススメします。
でも今度村口さんと会ったとき、 「私結婚してないし、子供いないし、泣けなかったよ〜」 って言われたらどうしよう。
でもたぶん、わかってくれる気がするんですよね。
では、どうやら締め切りに追われているようなので、このへんで失礼します。「ゴルフ未来研究所」を書かねば。
2005年09月05日(月) |
ユーティリティのスペックはこちら |
今月15日発売予定のユーティリティのスペックはこちらです。
シャフトの標準設定はSRまでです。ハードヒッターもSRでいけると思いますが、それ以上のハードスペックご希望の方はお問い合わせください。
03(3543)3303 マスダゴルフ総販売元 パールウィングス 松本まで
Vロッド U7 税込価格4万2000円(カーボン/メモライズ)
Vロッド U9 税込価格4万2000円(カーボン/メモライズ)
2005年09月04日(日) |
Vロッドアイアンのスペックです |
Vロッドアイアンのスペックを発表しておきます。
※ヘッドは軟鉄鍛造 ニッケルクローム+サテン仕上げです
スペックその1
スペックその2
価格: 税込14万1750円(6本セット/スチール) 税込18万9000円(8本セット/スチール) 税込17万100円(6本セット/メモライズ) 税込22万6800円(8本セット/メモライズ)
オーダー可能です。初回生産数かなり少ないのでお早めに! 03(3543)3393 マスダゴルフ総販売元 パールウィングス 松本 まで
メールでのオーダーはmasda@openface.co.jpまでどうぞ
2005年09月02日(金) |
新作Vロッドに大興奮! |
昨日、定例の試打が千葉工場の近くの練習場でありまして、発売直前のVロッドシリーズをじっくり打ち込んできました。
まずはVロッドアイアン
これはやっぱり最高ですね! いままで打ったどのアイアンよりもレベルは上!です。 打感はいいし、弾道は強いし、つかまるし、かといってひっかからない。
そしてボールを拾ってくれるんです。 マットをどけて硬い土の上からも打ってみましたが、多少手前から入ってもソールが滑ってボールをしっかりとらえてくれました。
凄いアイアンですよこれ!
さっそくウィングはダイナミックゴールドS200で予約しました。 NSプロ950も打ちましたが、先調子なので、ウィングには球が上がりすぎてしまうし、つかまりすぎてしまいました。 そしてメモライズバージョンですが、これはもう「簡単」の一語ですね。 初心者にも使いこなせるぐらいです。でも弾道は強い。
これでスコアを作れなかったらもう、クラブのせいにはできませんね。
クラブ契約のないツアープロのみなさん、買ったほうがいいですよ。きっと稼げます。
ユーティリティもいいですね〜。
どうやってもまっすぐ飛んでいきます。
どうして弾道が強いのか雄二さんに聞いたところ、通常よりネックが長く、しっかりしているから、ということでした。 試打クラブはメモライズのSRでしたが、これで十分ですね。 言葉は悪いですが、適当に打っとけば200ヤード先のグリーンぐらいはとらえられる感じ。値段は税込42000円に決まりました。
そしてフェアウエイウッド、これも最高です。 これもネックが長いのですが、 ↓ほら
ロングネックのFWがこれほどいいとは!!!!
これはもう大発見!
え〜と、値段はたぶん税込42000円になると思います。 (違ったらゴメンなさい。でもそんなに違わないはず)
みなさんもぜひ、体験してください。そうすれば、 ウィングの言ってることが嘘でも大げさでもないとわかりますから。
本当に3アイテムとも、驚くほどの出来で、つい興奮してしまったのでした。
そして、いまでも興奮してます。
まあ、ゴルフジャーナリストという立場上、あまり大きい声ではいえませんが、 世の中にこういうクラブがあるのを知らずに、大手メーカーの量販クラブを使うなんて、悲しいことですよ。(本音)
どうやら最近、映画評論家なのに映画のCMに出てるおすぎみたいになってきたウィングでした。
でも、いいものはいい!のです。
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2005年09月01日(木) |
Vロッドユーティリティはこんな感じです |
今月はVロッドユーティリティも発売になります。
7番(ロフト20度)と9番(ロフト23度)です。 弾道が強いし、高く上がるし、そしてなによりもひっかからないのがウリです。 先週コースで試打しましたが、 200ヤードのアゲンストでもグリーンをしっかりとらえてくれました。 つかまるように打ってちょうどいいみたいです。 対象はアベレージゴルファーですが、ハードヒッターでも使えそうな予感です。
それにしてもマスダゴルフは風に強い!
ゴルフライター小林一人
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